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高校英語・基礎-理由の接続詞 その2 becausesince

中学英語・ちょっと復習で、becauseso の復習をしました。
今回はその続きです。

中学英語・ちょっと復習-理由の接続詞 その1 because と so を復習して来る。



まず最初に、次の文法用語を覚えてください

旧情報話し手[書き手]と聞き手[読み手]の双方がもうすでに知っている情報
新情報聞き手[読み手]が知らない=聞き手[読み手]に伝えたい新しい情報

この用語は、いろいろな文法の説明で使われますから、必ず覚えておいてください
次のページにも、旧情報・新情報の説明が載っています

「~がある・いる」という文と「旧情報」と「新情報」



because聞き手[読み手]が知らない情報=新情報である理由を述べる場合に使われます。

I was late for school(,) because I missed my usual bus.
私は学校に遅刻しました、なぜならいつものバスに乗り遅れたからです。
私が学校に遅刻したのはいつものバスに乗り遅れたからです。
いつものバスに乗り遅れたので学校に遅刻したんです。

学校に遅刻した理由「いつものバスに乗り遅れたから[ので]」は、聞き手[読み手]にとっては未知の情報=新情報なわけです。



一方、話し手[書き手]と聞き手[読み手]の双方がもうすでに了承している情報=旧情報の理由を述べる場合には、 since が好まれます

Since we've missed the last bus, we just have to take a taxi home.
最終バスに乗り遅れてしまったから[ので]、タクシーに乗って帰るしかない。

「最終バスに乗り遅れた」のはもうすでにわかっている旧情報で、「タクシーに乗って帰らなければならない」というのが聞き手に伝えたい情報=新情報なわけです。

[注意]
~して以来[から] という意味の since ~ と混同しないようにしましょう。
こちらは主に文末に置かれます。
I have played soccer since I was ten.
僕は10歳の時からずっとサッカーをやってます。
参考ページ



英語では、旧情報 → 新情報 という流れが自然です

だから、新情報の because ~ は文末に、旧情報の since ~ は文頭に置く方が自然です
(もちろん絶対ではありませんbecause ~ が文頭に、 since ~ が文末に置かれている場合もあります。)

because ~新情報の理由-通例文末
since ~旧情報の理由-通例
文頭

I was late for school(,) because I missed my usual bus.
私は学校に遅れた → いつものバスに乗り遅れたから[ので]

Since we've missed the last bus, we just have to take a taxi home.
私達は最終バスに乗り遅れてしまったから[ので] → タクシーに乗って帰るしかない



では、上記の例文にもう1例づつ付け加えますから、全部暗記しましょう
(○)の付いた英文だけ覚えて、(△)の方は理解できるだけでも構いません

1. I was late for school(,) because I missed my usual bus. (○)
1. = Because I missed my usual bus, I was late for school. (△)
2. I didn't go to the party(,) because I was very busy. (○)
2. = Because I was very busy, I didn't go to the party. (△)
3. Since we've missed the last bus, we just have to take a taxi home. (○)
3. = We just have to take a taxi home(,) since we've missed the last bus. (△)
4. Since you're tired, you should go to bed now. (○)
4. You should go to bed now(,) since you're tired. (△)
4. should V : ~したほうがよい、~すべきだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. 私は学校に遅刻しました、なぜならいつものバスに乗り遅れたからです。
1. 私が学校に遅刻したのはいつものバスに乗り遅れたからです。
1. いつものバスに乗り遅れたので学校に遅刻したんです。
2. 私はそのパーティーには行きませんでした、なぜならとても忙しかったからです。
2. 私がそのパーティーに行かなかったのは忙しかったからです。
2. 私はいつものバスに乗り遅れたので[遅れたたから]学校に遅刻したのです。
3. 私達は最終バスに乗り遅れてしまったから[ので]、タクシーに乗って帰るしかない。
4. 君は疲れているのだからもう寝た方がいいよ。



ちなみに、上の例文はすべて so (だから[それで]) を使って書き換えることができます
英語の自然な流れ旧情報新情報 ですから、so の場合左の理由旧情報右の結果新情報になります。

1. I missed the usual bus, so I was late for school.
2. I was very tired, so I didn't go to the party.
3. We've missed the last bus, so we just have to take a taxi home.
4. You're tired, so you should go to bed now.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. 私はいつものバスに乗り遅れました、だから[それで]学校に遅刻したんです。
2. 私はとても疲れていました、だから[それで]パーティーに行かなかったんです。
3. 私達は最終バスに乗り遅れてしまった、だからクシーに乗って帰るしかない。
4. 君は疲れている、だからもう寝た方がいい。

お疲れ様でした。 m(__)m



次回-理由の接続詞 その3 as と for


2015/07/02 10:28 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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高校英語・基礎-理由の接続詞 その3 asfor

まず下記のページを復習して来てください。

中学英語・ちょっと復習-理由の接続詞 その1 because と so

高校英語・基礎-理由の接続詞 その2 because と since



接続詞 as はたくさんの意味があって、入門・初級者には相当手ごわい相手です。
出てくるたびに違う意味なので最初は戸惑います。

接続詞 as は別ページで詳説しますが、とりあえずざっと意味を並べてみます。

1. …する時、…しながら、…するにつれて (時)
2. …するように、…する通りに、…であるのと同様に (様態)
3. …なので、…だから (理由)

たくさんありますね… (・。・;
今回は理由に絞って説明します



前回まで学習したように、

未知の[新情報]の理由を述べる場合は通例 because を使い、
既知の[旧情報]の理由を述べる場合は通例 since を使います。

assince と同じように、既知の[旧情報]の理由を述べる場合、又はそれほど重要でない理由を述べる場合に使われます。
上を見ればわかるように、as にはたくさんの意味があってあいまいなので、becausesince ほどは使われません
自分の方から英語を発信する場合は、becausesinceso を覚えておけば十分ですが、英語を受信する場合は全ての場合を想定しておかなければいけませんから、as の例文も一応覚えておきましょう

assince と同様に、文頭に置かれる方が普通です。

1. As it was getting dark, we went home. (○)
1. = We went home(,) as it was getting dark. (△)
2. As I was late, I took a taxi.. (○)
2. = I took a taxi(,) as I was late. (△)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. 暗くなってきたので、私達は家に帰った。
2. 遅くなった[遅れた]ので、私はタクシーに乗った。

Because で始まる文100%理由に解釈でき、Since で始まる文も、たまにある「…して以来」という意味をのぞいてほぼ理由に解釈できますが、As で始まる文はとてもあいまいです。

たとえば 1.As it was getting dark は、「暗くなってきた時」とか「暗くなってくるにつれて」とか複数の解釈ができるので、後に続く文を見る[聞く]まではっきり決められないのです。

という訳で、こちらから英語を発信する時は 理由の as は使わない方が無難かもしれません。



後付け専用理由の接続詞, for というがあります。

先行する節(文)の後に付け足して付加的な理由を示します
かなり改まった感じがするので、会話ではあまり使われません
こちらから発信する場合は、, because を使えば事足ります

because の例文を見てくる。

…, for ~…だ、というのは~だからだ

3. I was late for school, for I missed my usual bus.
3. For I missed my usual bus, I was late for school. (×)
4. I didn't go to the party, for I was very busy.
4. For I was very busy, I didn't go to the party. (×)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3. 私は学校に遅刻しました、というのはいつものバスに乗り遅れたからです。
4. 私はそのパーティーに行きませんでした、というのはとても忙しかったからです。


たったの4例です。
例文を覚えましょう

1. 暗くなってきたので、私達は家に帰った。
2. 遅くなった[遅れた]ので、私はタクシーに乗った。
3. 私は学校に遅刻しました、というのはいつものバスに乗り遅れたからです。
4. 私はそのパーティーに行きませんでした、というのはとても忙しかったからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. As it was getting dark, we went home. (○)
1. = We went home(,) as it was getting dark. (△)
2. As I was late, I took a taxi.. (○)
2. = I took a taxi(,) as I was late. (△)
3. I was late for school, for I missed my usual bus.
3. For I missed my usual bus, I was late for school. (×)
4. I didn't go to the party, for I was very busy.
4. For I was very busy, I didn't go to the party. (×)


お疲れ様でした。 (^-^)


次回-because のさまざまな用法 (作成予定)


2015/07/03 10:55 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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アメリカ口語教本-中級-和訳-Lesson 16-Section 5. Vocabulary Building

※ 先に「学習の順番」を読んで来てください。

※ テキスト(教本)を購入してから解説を参考にしてください。

アメリカ口語教本-中級用最新改訂版(CD付き)

Spoken American English _ Intermediate Course
アメリカ口語教本 _ 中級コース

Lesson 16


Recycle or pre-cycle (リサイクルそれともプレサイクル)

Section 5. Vocabulary Building


1. as a matter of fact : 実際(のところ)、実は[実のところ]

a. Mary is quite intelligent. As a matter of fact, she's the smartest girl in this class.
a. マリーはとても頭がよい。実際、彼女はこのクラスで一番賢い女の子だ。

b. Tokyo is a large city. As a matter of fact, it's one of the largest cities in the world.
b. 東京は大都市です。実際、東京は世界で最も大きい都市のひとつです[→ 世界有数の大都市です]。

2. interest in ~ : ~に対する興味

a. Taro's interest in English is getting stronger every day.
a. 太郎の英語に対する興味は毎日[→ 日に日に]強くなっている。

b. Is your interest in chemistry still as great as ever?
b. as ~ as ever : 相変わらず~、以前同様~、依然~
b. 君の化学に対する興味はまだ相変わらず大きいのですか?

c. What started your interest in recycling?
c. 何があなたのリサイクルに対する興味を起こしたのですか。
→ どうして君はリサイクルに興味を持つようになったのですか。

3. can afford ~ / can afford to V : ~の余裕がある / Vする余裕がある

a. Can you afford to take a trip around the world?
a. 世界一周旅行をする余裕がありますか。

b. I'm afraid I can't afford such an expensive suit.
b. 残念ながらそんな高価なスーツの[を買う]余裕はない。

c. You can't afford to feed the dog such good meat, can you?
c. あなたは犬にそんなよい肉を与える余裕はないでしょう。

d. Jimmy said his father can't afford a new car.
d. ジミーは自分の父親は新しい車の[を買う]余裕がないと言った。
saidcan't → 時制が一致していないので、「余裕がない」のは発話時でも変わっていない。

4. develop into ~ :発展[成長]して~になる、~に発展[成長]する

a. Taro had developed into a good student.
a. 太郎は成長してよい学生になった。

b. Soon the seed developed into a tiny plant.
b. まもなくその種は成長して小さな植物になった。

c. His cold developed into a bad case of pneumonia.
c. pneumonia [ニューウニャ]
c. 彼の風邪はこじれて重症の[ひどい]肺炎になった。


5. at heart : 根は、心の奥底(で)は、内心は、本心は、実(際)は、本当は

a. Mary looks unfriendly, but she's really very kind at heart.
a. マリーは無愛想に見えるが根は非常に親切です。

b. You're smiling, but I can tell at heart you're mad.
b. 君は微笑んでいる、でも心の中では腹を立てているのがわかる。

c. Jimmy's just a bad boy at heart.
c. ジミーは実際は不良に過ぎない。

6. (be) important for ~ : ~にとって大切[重要]である

a. Repetition is important for learning English.
a. 繰り返し[反復]は英語を学ぶのに重要だ。

b. Natural food is important for good health.
b. 自然食品は健康にとって大切だ。

c. Cheerfulness is important for making friends.
c. 明るく振舞うこと[快活であること]は友人を作るのに大切だ。

7. more than ~ : ~より多く[たくさん][もっと] (量・数・程度)

a. Jimmy eats more than you.
a. ジミーはあなたよりたくさん食べる。

b. I enjoy listening to music more than anything else in the world.
b. 私はこの世のほかの何よりも音楽が好きです。

c. I want to go to Tokyo more than Kyoto.
c. 私は京都より東京に行きたい。


次回-Lesson 16-Section 1. Presentation


2015/07/04 16:20 [edit]

category: アメリカ口語教本-中級

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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中学英語・ちょっと復習-that 節 の用法(入門)



I know (私は知っている) と You like Junko. (君はジュンコを好きだ) を一文にしてみましょう

まず、You like Junkothat を付けます。
この that は「…であること」という意味の接続詞です。
中1で学習した「あれ・それ・あの~・その~」ではありません。

that you like Junko → 君がジュンコを好きであること

これを I know (私は知っている) と合体させると、

I know that you like Junko.
私は君がジュンコを好きであること[好きなこと]を を知っています。



もう1例解説しましょう。

My father always says (私の父はいつも言っています) と Friendship is important. (友情は大切だ。) を一つの文にします

まず、Friendship is importantthat を付けます。

that friendship is important → 友情が大切であること

これを My father always says (私の父はいつも言っています) と合体させると、

My father always says that friendship is important.
私の父は友情は大切であることをいつも言っています。

下線部の訳が日本語として不自然なので、ちょっと手を加えて、

→ 私の父は友情は大切である[大切だ]といつも言っています。



このような that+文that 節 と呼びます。

that 節that+文…であること

that 節文が大きな名詞名詞節になっています。

that 節 という文法用語はこれから先ずっと使われますから、ここでしっかり覚えておきましょう。



では、次の2つの英文を1つの文にしてみましょう
右側の英文that 節 に変えて、左の英文と合体させます。

1. I believehe is honest honest [ ネスト] : 正直な
2. I hopehe will come
3. I thinkyou are right

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. I believe that he is honest.
1. 私は彼が正直であることを信じている。
1. → 私は彼が正直だと信じている。
2. I hope that he will come.
2. 私は彼が来ることを願っている。
2. → 私は彼が来ればいいなと思っている。
3. I think that you are right.
3. 私はあなたが正しいことを思っている。(?)
3. → 私はあなたは正しいと思っている。



次のような形容詞を使った文も、that 節合体できます

1. I am glad (私はうれしい) + my son passed the exam
2. I am sure (私は確信している) + you will pass the exam
3. I am sorry (私は気の毒[残念]に思う) + you didn't pass the exam

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. I am glad that my son passed the exam.
1. 私は息子が試験に合格したことをうれしく思っている。
1. → 私は息子が試験に合格してうれしい。
2. I am sure that you will pass the exam.
2. 私は君が試験に合格することを確信しています。
2. → きっと君は試験に合格すると思う。
3. I am sorry that you didn't pass the exam.
3. 私は君が試験に合格しなかったことを気の毒[残念]に思う。
3. → 君が試験に合格しなくて残念です。



口語英語(会話文)では that 節thatよく省略されます
特に、形容詞の後はよく省略されます

I know (that) you like Junko.

I'm glad (that) my son passed the exam.

that がなくてもわかるように that 無しの英文も練習しておきましょう



では最後に英文を暗唱しましょう
最初は that を付けて、
次に that 無しで練習しましょう。

1. 私は君がジュンコを好きであること[好きなこと]を を知っています。
2. 私の父は友情は大切である[大切だ]といつも言っています。
3. 私は彼が正直であることを[だと]信じている。
4. 私は彼が来ることを願っている。
4. → 私は彼が来ればいいなと思っている。
5. 私はあなたは正しいと思っている。
6. 私は息子が試験に合格したことをうれしく思っている。
6. → 私は息子が試験に合格してうれしい。
7. 私は君が試験に合格することを確信しています。
7. → きっと君は試験に合格すると思う。
8. 私は君が試験に合格しなかったことを気の毒[残念]に思う。
8. → 君が試験に合格しなくて残念です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. I know (that) you like Junko.
2. My father always says (that) friendship is important.
3. I believe (that) he is honest.
4. I hope (that) he will come.
5. I think (that) you are right.
6. I am glad (that) my son passed the exam.
7. I am sure (that) you will pass the exam.
8. I am sorry (that) you didn't pass the exam.


お疲れ様でした。 (^-^)


that 節他にもいろいろ用法があります
高校英語・基礎解説予定です。
お待ちください。 m(__)m


2015/07/08 09:53 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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中学英語・ちょっと復習-代名詞 one の用法



代名詞 itone の違い

My big brother has a bike. I want it.
僕の兄さんは自転車を持っています。
僕はそれが欲しい。

My big brother has a bike. I want one, too.
僕の兄さんは自転車を持っています。
僕も一台欲しい。

上記の例文を見れば、違いは一目瞭然です。

it = my brother's bike (兄の自転車) で、it特定のものを指す代名詞です。
one = a bike で、one自転車という単語の代わりをしているだけで、何か特定の自転車を指しているわけではありません

one一度出てきた数えられる名詞の繰り返しを避けるために使われる代名詞



一度 bike という単語が出てきたとします。
次に bike という単語を使う時は基本的に one で代用できます
ただし、必ず one が使えるとは限りません
使えない場合もあります。
どの場合に使えて、どの場合に使えないかを次の練習でマスターしましょう

[練習] bike が1度出てきたと仮定して、bike を使わないで言い換えましょう



1. a bike (自転車1台)
2. bikes (複数形で一般的に自転車というもの)
3. three bikes (自転車3台)
4. some bikes (自転車いくつか)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. one (a は不要)
2. them (ones とは言わない)
3. three (three ones とは言わない)
4. some (some ones とは言わない)

a bike だけ one で代用できます
単に複数とか、数詞が付いている場合は one は使えません

[例文]
1. My big brother has a bike. I want one, too.
2. Do you like bikes? Yes. I like them.
3. My big brother has a bike, but I have three.
4. My big brother has a lot of bikes. I want some, too.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. 僕の兄は自転車を持っています。 僕も1台欲しいです。
2. 君は自転車(というもの)が好きですか。 はい。僕は自転車が好きです。
3. 僕の兄は自転車を1台持っていますが、僕は3台持っています。
4. 僕の兄は自転車をたくさん持っています。 僕もいくつか欲しいです



5. a bigger bike (もっと大きな自転車を1台)
6. bigger bikes (もっと大きな自転車を複数台)
7. three bigger bikes (もっと大きな自転車3台)
8. some bigger bikes (もっと大きな自転車をいくつか)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5. a bigger one (a が必要)
6. bigger ones
7. three bigger ones
8. some bigger ones

形容詞が前に付いている場合は、たとえ単なる複数形や数詞が付いていても ones が使えます
単数の場合a が必要です。

[例文]
5. I don't like this bike. I want a bigger one.
6. I don't like this bike. Show me bigger ones.
7. I have a small bike, but I need three bigger ones.
8. I have a small bike, but I need some bigger ones.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5. 僕はこの自転車は好きでない。 もっと大きいのが欲しい。
6. この自転車は気に入りません。 もっと大きいのを(複数)見せてください。
7. 僕は小さな自転車を1台持っていますが、もっと大きいのが3台必要です。
8. 僕は小さな自転車を1台持っていますが、もっと大きいのがいくつか必要です。




09. my bike (僕の自転車) →
10. Ken's bikes (ケンの自転車複数台) →
11. my new bike (僕の新しい自転車) →
12. Ken's old bikes (ケンの古い自転車複数台) →

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
09. mine (my one とは言わない)
10. Ken's ( Ken's ones とは言わない)
11. my new one
12. Ken's old ones

所有格+名詞 は、所有代名詞にします。
所有代名詞mine/ours/yours/his/hers/theirs/Ken's/my father's
形容詞がつく場合所有格+形容詞+one(s) になります。

[例文]
09. Ken's bike is bigger than mine.
10. My bike is smaller than Ken's.
11. Ken's bike is bigger than my new one.
12. My bike is small, but Ken's old ones are all big..

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

09. ケンの自転車は僕の(もの)よりも大きい。
10. 僕の自転車はケンの(もの)より小さい。
11. ケンの自転車は僕の新しいものより大きい。
12. 僕の自転車は小さいが、ケンの古い自転車は全て大きい。



13. this bike (この自転車)
14. these bikes (これらの自転車)
15. which bike (どの/どちらの自転車)
16. which bikes (どの自転車(複数))

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

13. this (one)
14. these (ones)
15. which (one)
16. which ones

this / that / these / those /which one(s) を付けても付けなくても構いません
特に these onesthose ones は誤った英語だと主張する人もいます。
また、which onesones を省略すると、which one に解釈されてしまう可能性があるので注意しましょう。

[例文]
13. That bike is newer than this (one).
14. Those bikes are more expensive than these (ones).
14. expensive [イクスンスィヴ] : 高価な
15. There are a lot of bikes here. Which (one) do you like the best?
16. There are a lot of bikes here. Which ones do you like?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

13. あの自転車はこれより新しい。
14. あれらの自転車はこれらより高価だ。
15. ここにたくさんの自転車がある。 どれが一番好きですか。
16. ここにたくさんの自転車がある。 どれが好きですか。(複数の答えを期待している)



17. the red bike (その赤い自転車)
18. the red bikes (それらの赤い自転車)
19. the bike by the tree (木のそばの自転車)
20. the second bike from the left (左から2つ目の自転車)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

17. the red one
18. the red ones
19. the one by the tree
20. the second one from the left

the+形容詞+one(s) / the+one(s)+修飾語句 / the+形容詞+one(s)+修飾語句
で、特定のものを指し示すことができます

17. Look at that bike. Which one? The red one.
18. Look at those bikes. Which ones? The red ones.
19. Look at that bike. Which one? The one by the tree.
20. Look at that bike. Which one? The second one from the left.T

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

17. あの自転車を見てください。 どれですか。 赤いのです。
18. あれらの自転車を見てください。 どれですか。 赤いのです。
19. あの自転車を見てください。 どれですか。 木のそばにあるものです。
20. あの自転車を見てください。 どれですか。 左から二つ目のものです。



21. the bike running over there (あそこを走っている自転車)
22. the bike hung from the ceiling (天井から吊られている自転車)
22. hung : hang O(Oを吊るす、ぶら下げる)の過去分詞
21. the bike I've been looking for (僕がずっと探していた自転車)
22. the bike that broke down yesterday (昨日壊れた自転車)
22. break down : 壊れる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

21. the one running over there
22. the one hung from the ceiling
23. the one I've been looking for
24. the one that broke down yesterday

the one の後の修飾語句は、現在分詞・過去分詞・関係代名詞なども使えます。

[例文]
21. Look at that bike. Which one? The one running over there.
22. That bike is great. I mean, the one hung from the ceiling.
23. I want that bike. That's the one I've been looking for.
24. Where is the bike? Which one? The one that broke down yesterday.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

21. あの自転車を見てください。 どれですか。 あそこを走っているものです。
22. あの自転車はすごいですね。 天井からつるされているもののことですが。
23. 僕はあの自転車が欲しいんです。 あれは僕がずっと探していたものです。
24. 自転車はどこ? どの自転車。 昨日壊れたもの。


私が入門・初級レベルの頃、この one の用法に苦しめられ、辞書や参考書を読み漁ったがよくわからなかった記憶があります。
それを踏まえて、この際徹底的に解説しました。
これでも足りないくらいです。

何度も読み返して、最低太線の部分だけでも言えるようになりましょう


2015/07/09 16:58 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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アメリカ口語教本-中級-和訳-Lesson 16-Section 1. Presentation

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Lesson 16


Recycle or pre-cycle (リサイクルそれともプレサイクル)

Section 1. Presentation

People are concerned about the environment and several groups are doing their part to make our world a cleaner place.

be concerned about ~ : ~について心配している、懸念している
do one's part : 自分の役割[役目][務め][任務][責任]を果たす

人々は環境を心配している、そして一部のグループは世界をきれいな場所にするため自分たちの役目を果たしている。

As a matter of fact, national and city governments are becoming more interested in recycling.

実際、国と市の政府[→ 国と市当局]はリサイクルに(以前より)興味を持つようになってきている。

Though the cost of recycling is high, we cannot afford to let our towns and cities become polluted.

cannot afford to V : Vする余裕はない ⇒ 参考ページ
let O V : Oを[に]Vさせる、OがVするのを許す (許可・放置・放任)
become Vpp : Vされる(ようになる) (動作の受け身) 参考ページ
let O become Vpp : OがVされるのを放置する、OをVされるがままにしておく

リサイクルのコストは高いが、町や市が汚染されることを許す余裕はない[→ を汚染されるままに放置するわけにはいかない]。

The recycling projects of many cities have developed into a very organized system of garbage separation.

多くの都市のリサイクル計画はゴミ分別の非常に組織された[→ 組織的な]システムへと発展した。

For example, plastics are collected on Mondays, paper products on Wednesdays and raw garbage is collected twice a week.

例えば、プラスティックは月曜日に収集され、紙製品は水曜日に、生ゴミは週に2回収集される。

For these systems to work, it is important for the citizens to understand the system and take the issues of recycling seriously.

work : 正しく機能する、効果[効き目]がある、うまくいく
For A to V …, : AがVするためには
It is important for A to V … : AがVすることが重要だ
for Ato V意味上の主語
take ~ seriously : ~を真剣に受け止める、考える

これらシステムが正しく機能するためには、国民[市民]がシステムを理解しリサイクル問題を真剣に考えることが重要だ。

We need to learn to care more about the environment than we care about the convenience in our daily life.

learn to V : Vすることを学ぶ[身に付ける] → Vできる[する]ようになる
care about ~ : ~を心配する、~に関心がある、~を気にする

私達は日常生活の便利さを気にするよりも(もっと)環境のことを気にすることを学ぶ[→ 気にするようになる]必要がある。

At heart, most people want to do the right thing, but the inconvenience of recycling makes it difficult.

心の底では、たいていの人が正しいことをしたいと思っているのだが、リサイクルの不便さがそれを困難にしている。

While it is important for us to think about recycling, I'm interested in something called "pre-cycling."

While …, ~ : …である一方、~である

私たちがリサイクルについて考えることは重要である一方で、私は プリサイクルと呼ばれるものに興味を持っている。

The manufactures can do more than the general public when it comes to saving our environment.

the general public : 一般大衆 → 一般の人々
when it comes to Ving : Vすることになると、Vすることに関しては  参考ページ
通常は、manufacture [マニュファクチャ] : 製造、製造業、製品 / manufacturer [マニュファクチャラ] : 製造業者、メーカー なのだが、ここでは後者の意に拡大解釈した。

環境を保護することに関しては、製造業者[メーカー]は一般の人々より多くのことをすることができる。

The manufactures should use less material in the packaging of their goods.

製造業者[メーカー]は商品の包装に(以前より)少ない材料を使うべきである。
→ 製造業者[メーカー]は商品の包装に使う材料をもっと減らすべきである。

The less plastic and paper they use to pack their goods, the less material we have to recycle.

the 比較級, the 比較級 : …すればするほど、ますます~する
The less plastic and paperuse目的語the less materialrecycle目的語
have to recyle less material : より少ない材料をリサイクルしなければならない → より少ない材料しかリサイクルする必要がない

メーカーが商品を包装するためにより少ないプラスティック[ビニール]や紙を使うほど、私達はますますより少ない材料しかリサイクルする必要がなくなる。
→ メーカーが商品を包装するために使うプラスティック[ビニール]や紙を減らせば減らすほど、リサイクルしなければならない材料がますます減る。

[補講]
the 比較級, the 比較級 の構文は、一種の倒置構文になっているので非常にわかりにくい。
as (…するにつれて、比例して) を使って普通の語順に戻すと次のようになる。
As they use less plastic and paper to pack their goods, we have to recycle less material.
メーカーが商品を包装するためにより少ないプラスティック[ビニール]や紙を使うにつれて[比例して]、私達はより少ない材料しかリサイクルする必要がなくなる。

Of course, we all need to work together to develop this idea into a workable program.

develop O into ~ : Oを~に発展させる、Oを発展させて~にする
workable : work する(= 正しく機能する)ことが可能な

もちろん、私達はみなこの考えを実行可能な計画へ発展させるために共に協力し合わなければいけない。



次回-Lesson 16-Section 3. Notes on Conversational Style


2015/07/10 08:13 [edit]

category: アメリカ口語教本-中級

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中学英語・ちょっと復習-会話表現-I'm afraid の用法



afraid [アフイド] を辞書で引いてみましょう。

1. 恐れて、怖がって
2. 心配して


とあります。
例文を示すと、

1. I'm afraid of dogs
1. 私は犬が恐い。.
2. I'm afraid of failing the exam.
2. = I'm afraid (that) I might fail the exam,
2. might V = may V : Vするかもしれない (might のほうが遠回し)
2. 私は試験に落ちるのが[落ちやしないかと]心配だ。



でも今回紹介したいのはこれらではなく、会話でよく使う次の表現です。

I'm afraid …(残念ながら)…ではないかと思う、…かもしれない

何か相手にとってよくない情報を伝えたい時、この I'm afraid で始めると語気が和らぎます

I'm afraid (今から言うことはちょっと残念なんだけれども) + 伝えたい文

という形になります。

本来は I'm afraid that 文 ように that が必要ですが、会話なので普通は省略します。  参考ページ

では、さっそく例文です

1. I' afraid I have to go now.
2. I'm afraid it'll rain tomorrow.
3. I'm afraid I can't help you.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. 残念ながらもう行かなくてはいけません。
2. 残念ながら明日は雨が降ると思う。
3. 残念ながらお手伝いできません。

似たような表現に I'm sorry + 文 がありますが、こちらは「申し訳ないけど…」という意味なので、使用範囲が限定されます。
I'm afraid のほうが万能です



I'm afraid は、はっきり YesNo と言いたくない時にも使えます

4. Will it rain tomorrow? / I'm afraid so.
5. Can I go with you? / I'm afraid not.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4. 明日は雨が降るだろうか。 / 残念ながら降るでしょう。
5. 一緒に行ってもいいですか。 / 残念だけどダメです。

ストレートな Yes / No を、オブラートにくるんだような返事に変えてくれます

Yes の代用I'm afraid so. (残念ながらそうです、そうでしょう 等)
No の代用I'm afraid not. (残念ながらだめです、そうではありません、ちがいます 等)




覚える例文は5つだけです。楽勝ですね。(^-^)

1. 残念ながらもう行かなくてはいけません。
2. 残念ながら明日は雨が降ると思う。
3. 残念ながらお手伝いできません。
4. 明日は雨が降るだろうか。 / 残念ながら降るでしょう。
5. 一緒に行ってもいいですか。 / 残念だけどダメです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. I' afraid I have to go now.
2. I'm afraid it'll rain tomorrow.
3. I'm afraid I can't help you.
4. Will it rain tomorrow? / I'm afraid so.
5. Can I go with you? / I'm afraid not.


お疲れ様でした。m(__)m


2015/07/11 08:32 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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中学英語・ちょっと復習-時制の一致について(入門)



今回の時制の一致の解説はは入門向けです。
まだ、過去完了大過去助動詞の過去形仮定法を学習していないので、すべてを解説できません
でも入門段階(中3程度)でも時制の一致は出て来るので、簡単に解説します

「入門者向け」と言っても、いい加減な手抜きの説明じゃありませんから、真剣に読んでくださいね



次の英文を見てください

1. Ken says he is tired.
1. ケンは疲れていると言ってます。
2. Ken says he is going to visit his uncle in Tokyo.
2. ケンは東京の叔父を訪ねるつもりだと言っています。
3. Ken says he can't speak English.
3. ケンは英語が話せないと言ってます。
4. Ken says he likes cats.
4. ケンは猫が好きだと言ってます。
5. Ken always says time is money.
5. ケンは時は金なりといつも言ってます。

さて、「これらの英語の says を 過去形の said にするとどうなるか?」というのが今回のテーマです。

まず日本語の方から考えてみましょう

1. ケンは疲れていると言ってます。
1. ケンは疲れていると言ってました。
2. ケンは東京の叔父を訪ねるつもりだと言ってます。
2. ケンは東京の叔父を訪ねるつもりだと言ってました。
3. ケンは英語が話せないと言ってます。
3. ケンは英語が話せないと言ってました。
4. ケンは猫が好きだと言ってます。
4. ケンは猫が好きだと言ってました。
5. ケンは時は金なりといつも言ってました。
5. ケンは時は金なりといつも言ってました。

「言ってます」「言ってました」に換えても、他の部分(下線部)は同じですね。
単純と言えば単純ですし、逆にあいまいと言えばあいまいです。

一方、英語の方はもう少し複雑です

2つの場合が考えられます。



ケンの言ったことを客観的にそのまま伝えたい場合

says を 過去形の said にしたら、その後の文の動詞も機械的にそれに合わせて過去形にします

これを時制を一致させる[時制の一致]と言います。

この場合、ケンの話した内容が今でも有効かもうすでに無効になっているかは不問です
ただ、間接的・機械的にケンの話を伝えるだけです

1. Ken said he was tired.
1. ケンは疲れていると言ってました。
2. Ken said he was going to visit his uncle in Tokyo.
2. ケンは東京の叔父を訪ねるつもりだと言ってました。
3. Ken said he couldn't speak English.
3. ケンは英語が話せないと言ってました。
4. Ken said he liked cats.
4. ケンは猫が好きだと言ってました。
5. Ken always said time was money.
5. ケンはいつも時は金なりと言ってました。

《質問》

高校の文法の授業(現在は Expression の授業)で、時制の一致の例外として、「不変の真理、一般的社会通念、ことわざや格言は、常に現在形を使う」と習いましたよ。

Ken always said time was money.
Ken always said time is money. が正しいのではないでしょうか?

《答え》

私も昔そのように習いました。
でも、実際に使われている英語は、このルールと少し違うのです。
正しくは、

「不変の真理、一般的社会通念、ことわざや格言は、現在形を使うほうが好まれるです。
「好まれる」ですから、時制の一致をしてもいいのです

次のような、時制の一致の例外を問う問題は、愚問です。

I was taught at school that the earth (  ) around the sun.
1. goes   2. went   3. has gone   4. had gone

正解は2つあります。 goeswent です。

「地球が太陽の周りを回っている」のは過去も現在も変わらない不変の真理ですから、現在形を使うほうが好まれますが、時制の一致をして過去形でも構いません

特に会話の英語では、このような機械的(=惰性的)時制の一致がよく行われます
話している時に、「えーと、この場合は現在でも変わっていないことだから…」などと考えていたら会話が止まってしまいますからね。

このような理由で、最近は名のある大学は、時制の一致の文法問題は出題しなくなってきているようです。



話し手の主観を入れて伝えたい場合

「ケンが話した内容が、ケンが話した過去時だけ有効で、今は有効かどうか不明」話し手が判断した場合過去形を使います。時制の一致をする

「ケンが話した内容が、現在でも変わっていない=有効」話し手が判断した場合現在形を使います。時制の一致をしない
1. Ken said he was [is] tired.
1. ケンは疲れていると言ってました。
2. Ken said he was [is] going to visit his uncle in Tokyo.
2. ケンは東京の叔父を訪ねるつもりだと言ってました。
3. Ken said he couldn't [can't] speak English.
3. ケンは英語が話せないと言ってました。
4. Ken said he liked [likes] cats.
4. ケンは猫が好きだと言ってました。
5. Ken always said time was [is] money.
5. ケンはいつも時は金なりと言ってました。

先ほども言ったように、この一瞬の頭の作業は中・上級者向けで、非常に難しいです

入門・初級者とりあえず、時制の一致をする
中級・上級者
場合に応じて時制の一致をする

この方針でまいりましょう! (^-^)



[補講]

Ken always said time is money.
Ken always said time was money.

の違いに、もう少し踏み込んだ解説を補っておきます

Ken always said time is money.
のように is を使った場合は、話し手がこのことわざを、今も昔も変わらない人生の真実だと思っている可能性が高いです。

Ken always said time was money.
のように was を使った場合は、次の2つの場合が考えられます。

1. 「時は金なり」ということわざを話し手が人生の真実とは思っていない。
2. 単にケンが言った内容を機械的に伝えた。


どちらになるかは文脈がなければわかりません

[例文]
Ken always said time is money. And I think so, too.
ケンはいつも時は金なりと言ってました。 そして私もそう思います。
Ken always said time was money. But, I don't think so.
ケンはいつも時は金なりと言ってました。 でも私はそうは思いません。
Ken always said time was money. I'm not sure whether it is right or not, though.
ケンはいつも時は金なりと言ってました。 それが正しいかどうかはよくわかりませんけど…

もちろん、機械的に時制の一致をした場合でも話し手が真実だと思っている可能性はあります
Ken always said time was money. And I think so, too.
ケンはいつも時は金なりと言ってました。 そして私もそう思います。



お疲れ様でした。 <(_ _)>


高校英語・基礎-時制の一致 (作成予定) しばらくお待ちください。



2015/07/12 12:26 [edit]

category: アメリカ口語教本-中級

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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アメリカ口語教本-中級-和訳-Lesson 16-Section 3. Notes on Conversational Style

※ 先に「学習の順番」を読んで来てください。

※ テキスト(教本)を購入してから解説を参考にしてください。

アメリカ口語教本-中級用最新改訂版(CD付き)

Spoken American English _ Intermediate Course
アメリカ口語教本 _ 中級コース

Lesson 16


Recycle or pre-cycle (リサイクルそれともプレサイクル)

Section 3. Notes on Conversational Style (会話体に関する注釈)


1. I'd like to is a safe expression for anyone to use. I'd love to is often used by women.

I'd like to は誰もが使って無難な表現である。
I'd love to はよく女性に使われる。

a safe expression for anyone to useto useexpression を修飾していると考えると「誰もが使うべき無難な表現」、 to usesafe を限定すると考えると「誰もが使って無難な表現」、どちらに解釈しても意味はほぼ同じ。

2. Grownup is a conversational expression for adult. It is most used by children.

grownupadult (大人)を意味する会話体の表現である。grownup は子供に最も使われる。
an expression for ~ : ~を表す[意味する]表現

3. Good at [in] is more conversational than skillful in.

good at[in]skillful in より会話的である。

(be) good at[in] ~ : ~が上手だ、~が得意だ

a. John is very good at the piano.
a. ジョンはピアノがとても上手だ。

b. You're very good in English.
b. 君は英語がとても上手だ。

c: I'm not very good at skiing.
c. 私はスキーがあまり上手でない。


4. What started you is a substitute expression for why did you start.

What started youWhy did you start の代用表現である。
この場合の substitute [ブスタチュート] は、「代用の」という意味の形容詞

What started you Ving : 何があなたに[を]Vさせ始めたのですか。 → なぜ[どうして]あなたはVし始めたのですか。

a. What started you studying the piano?
a. 何があなたにピアノを勉強し始めさせたのですか。
→ なぜあなたはピアノを勉強し始めたのですか。

b. What started you being mad at Jimmy?
b. be mad at ~ : ~に(対して)激怒している
b. 何があなたにジミーに対して腹を立てさせ始めたのですか。
→ どうしてあなたはジミーに腹を立てるようになったのですか。

c. What started you not liking sushi?
c. 何があなたに寿司を好きでなくなり始めさせたのですか。
→ なぜあなたは寿司が好きでなくなったのですか。


5. Feel free to is often used when inviting someone or giving permission.

feel free to は人を誘ったり許可を与えたりする時によく使われる。

feel free to V : 自由にVする、自由にVしてよい、遠慮せずVする、気軽にVする

a. Feel free to come over any time.
a. come over : うちにくる
a. any time : いつでも
a. いつでも気軽にうちに遊びに来てください。

b. Please feel free to use my dictionary.
b. どうぞご自由に私の辞書を使ってください。

c. Feel free to ask the teacher questions about things you don't understand.
c. 分からないことは遠慮なく教師に質問しなさい。



次回-Lesson 16-Section 2. Application Dialogue


2015/07/13 11:59 [edit]

category: アメリカ口語教本-中級

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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中学英語・ちょっと復習-前置詞句の用法 (入門)



次の2つの英文の違いがわかりますか?
on the desk に注意して考えてみましょう

1. Put the book on the desk.
2. Look at the book on the desk.

普通の国語力があれば、和訳ぐらいは簡単でしょう。

1. Put the book on the desk.
1. 机の上にその本を置きなさい
2. Look at the book on the desk.
2. 机の上のを見なさい。

では、和訳だけではなく、on the desk文中での働きを考えてみましょう。

1.on the desk は明らかに Put を修飾しています。
動詞を修飾するのは「副詞の働き」ですから、on the desk は「副詞相当語句」になります。
(副詞相当語句についてはこちらも参考にしてください  参考ページ)

2.on the desk は明らかに the book を修飾しています。
名詞を修飾するのは「形容詞の働き」ですから、on the desk は「形容詞相当語句」になります。



もう1例見てみましょう
わざとコンマを入れないで読みにくくしましたが、in Japan の文中での働きがわかりますか

3. Nowadays in Japan most young people don't like fish.
4. Nowadays most young people in Japan don't like fish.

3. Nowadays in Japan / most young people don't like fish.
3. 最近日本では、たいていの若者は魚を好まない。

in Japan は、後に続く文のいわば「前置き」になっていて、を修飾しています
を修飾するのも「副詞の働き」ですから、in Japan は「副詞相当語句」です。

4. Nowadays / most young people in Japan / don't like fish.
4. 最近、日本のたいていの若者は、魚を好まない。

in Japan主語 most young people後ろから修飾しています
people (名詞) を修飾するのは「形容詞の働き」ですから、in Japan は「形容詞相当語句」です。



1.2. の違いは一目瞭然ですが、3. と 4. は意味がほぼ同じなので文法的な違いがわからない入門者が多いようです

主語の前の前置詞句文の前置き副詞相当語句

主語の後の前置詞句主語を修飾形容詞相当語句

この違いをよーく覚えておいてくださいね


次回-前置詞句の名詞修飾用法




2015/07/14 08:42 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

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中学英語・ちょっと復習-前置詞句の名詞修飾用法

まず「前置詞句の用法 (入門)」を復習して来てください。

前置詞句の用法は2つありましたね。

形容詞の働き形容詞相当語句名詞を修飾する
副詞の働き副詞相当語句
名詞以外(動詞・形容詞・文など)を修飾する

今回は名詞を修飾する形容詞相当語句としての用法を練習します。



後ろから名詞を修飾するので日本語と全く反対の語順になりますね。

[例文]

1. Look at the guitar on the table.
2. The guitar on the desk is my son's.
3. I saw an old man with an old dog in the park yesterday.
4. Who is the girl with the long hair by the windows?
5. Please show me the third brown bag from the right.
6. There are two students from abroad in my class.
7. A man in black spoke to me suddenly.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. テーブルの上の[にある]ギターを見なさい。
2. テーブルの上の[にある]ギターは私の息子のです。
3. 私は昨日公園で老犬を連れたお爺さんを見かけました。
4. 窓のそばの[にいる]髪の毛の長い女の子は誰ですか。
5. 右から3つ目の茶色のカバンを見せてください。
6. 私のクラスには外国からの[から来た]学生[留学生]が2人います。
7. 黒い服を着た[黒服の]男の人が突然私に話しかけてきた。

上の例文を覚えてしまいましょう。



場所を表す副詞は、場所を表す前置詞句と同じなので、一語でも後ろから名詞を修飾します

08. Who was the man there.
09. Look at the dolls here. doll [ル / ル] (ドールはダメ)
10. Mr Tanaka lives on the floor below. [ビウ]
11. Look at the black clouds above. [アヴ]
12. The kids upstairs are a little too noisy. [アプスアズ]
12. kids [ズ] = children noisy [イズィ] : うるさい、やかましい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

08. そこにいた男の人は誰だったのですか。
09. ここの[にある]人形を見なさい。
10. 田中さんは下のに住んでいます。
11. 頭上の黒い雲を見なさい。
12. 上の階の子供たちはちょっとうるさすぎる。



頭で理解するだけでなく、必ず例文を覚えて体で会得しましょう


お疲れ様でした。 (^.^)


2015/07/16 17:07 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

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中学英語・ちょっと復習-現在分詞の名詞限定[修飾]用法

過去分詞」という文法用語はよく知っているのに、「現在分詞」と言われると、「はて?なんだったっけ?」という入門者が多いです。
動詞の変化の一番最後の Ving が「現在分詞」です。
Ving動名詞でもあるので、余計に混乱するのですね。

Ving の全ての用法を入門用に簡単にまとめたページがあるので、まずそのページを復習して来てください

Ving (動名詞・現在分詞)の用法 全3回

今回はこれら 14 の用法のうち、9. 10. に特化して練習します



■ 現在分詞(Ving) の後置修飾 ■

現在分詞 (Ving) は、後ろから直接名詞を修飾することができます

名詞 Ving …Vしている名詞

1. Look at the boy palying the guitar.
1. ギターを弾いている少年を見なさい。

playing the guitar が後ろから the boyboy を修飾していますね。

例文をたくさんインプットして、体で会得しましょう

2. The boy playing tennis is my brother.
3. Do you know the girl sitting next to Ken?
3. next to ~ : ~のとなりに
4. The cat sleeping under the table is Tama.
5. I have an uncle living in Osaka.
6. I have a friend working for Toyota.
7. The man standing over there is my father.
8. The tree standing over there is 100 years old.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2. テニスをしている少年は私の兄弟です。
3. あなたはケンのとなりに座っている女の子を知っていますか。
4. テーブルの下で寝ている猫がタマです。
5. 私には大阪に住んでいるおじが一人います。
6. 私にはトヨタに勤めている友人が一人います。
7. あそこに立っている男の人は私の父です。
8. あそこに立っている木は樹齢100年です。



《質問》

中学の時使っていた教科書[New Crown]に、

The girl who is playing tennis is Miki.
= The girl playing tennis is Miki.
テニスをしている女の子はミキです。

という基本例文が書いてありました。

現在分詞の後置修飾、「関係代名詞[who/which/that] + be 動詞」の省略されたものだと考えてもよろしいでしょうか?

《答え》

残念ながらそうとも限りません。
普通は進行形[be + Ving]にできない動詞ですら、強引に(?) Ving にして後ろから名詞を修飾できます

上記の例文の 7. と 8. を関係代名詞で書き換えてみましょう

7. The man who is standing over there is my father.
8. The tree which stands over there is 100 years old.

「木が立っている」のは一時的な状態ではないので進行形にはできません

1. ~ 6. も関係代名詞で書き換えてみましょう

1. Look at that boy who is playing the guitar.
2. The boy who is playing tennis is my brother.
3. Do you know the girl who is sitting next to Ken?
4. The cat which is sleeping under the table is Tama.
5. I have an uncle who lives [who is living] in Osaka.
6. I have a friend who works [who is working] for Toyota.

1. ~ 4. は問題いなく進行形にできます
5. は一時的な仮住まいなら進行形にできますが、そうでない場合は進行形にしません
6. も一時的に勤めている場合を除けば普通進行形にしません

want という動詞は進行形にできない動詞の見本みたいなものですが、この動詞でも強引に(?)に wanting にして後置修飾できます

There are many students wanting to study abroad.
= There are many students who want to study abroad.
study abroad [アブード] : 外国で勉強する → 留学する
(留学したいと思っている学生がたくさんいる。)



■ 現在分詞(Ving) の前置修飾 ■

現在分詞1語で名詞を修飾する場合は、名詞の前に置かれるのが原則です

09. I don't like barking dogs.
10. Sleeping babies are so cute !
11. He rescued the child from the burning house.
11. rescure O from ~ [スキュ] : ~からOを救う
12. Put some salt into the boiling water. salt [ールト] : 塩
13. I saw a flying saucer yesterday. saucer [ーサー] : コーヒー皿
14. He is a walking dictionary.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

09. 私はよく吠える犬[いつも吠えている犬]は好きではない。
10. 寝ている赤ちゃん(というもの)はすごくかわいらしいですね。
11. 彼は燃えている家の中からその子を救った。
12. 沸騰しているお湯の中に塩を入れなさい。
13. 私は昨日空飛ぶ円盤[← 空を飛んでいるコーヒー皿]を見た。
14. 彼は歩く辞書です。 → 彼は生き字引[物知り]です。




《質問》

Ving (動名詞・現在分詞)の用法 全3回」の 10. に、「1語の現在分詞は前から、2語以上の現在分詞句は後ろから、名詞を修飾するのが原則ですと書いてありますね。
1語の場合は必ず前置しなくてはいけないのですか

《答え》

うーーーーん (・_・;) 難しいところを突いてきましたね。

先ほどの教科書[New Crown]にも、広島の原爆ドームの展示品の話で、the crying people (泣き叫んでいる人々) という英語が使われていましたが、現在分詞1語で名詞を修飾する場合は、非常にデリケートで微妙です

例えば、比ゆ的に a walking dictionary (歩く辞書 = 生き字引) とは言えますが、a [the] walking man (歩いている男) という英語はありません。
a [the] man walking と後置すれば少し不自然な感じがしますが、一応「歩いている男」という意味の英語になります。

a barking dog は「今吠えている犬」ではなく、「いつも吠えている[よく吠える]犬」という意味です。
the barking dog になると、「そのいつも吠えている[よく吠える]犬」か「その今吠えている犬」かあいまいです。
the dog barking後置すれば、「その今吠えている犬」という意味に限定されます。

結局現在分詞1語で名詞を修飾する場合は、

a Ving 名詞名詞の性質を述べている
the Ving 名詞名詞の性質を述べている / 一時的な進行状態を述べている (あいまい)
the[a] 名詞 Ving
一時的な進行状態を述べている

となります。

とはいえ、書かれた英語に限定すれば「原則として1語の現在分詞は前から名詞を修飾する」と覚えておいてもよろしいかと思います。
ただ、先ほども述べたように、現在分詞1語で名詞を修飾する場合は非常にデリケートで微妙なので、実際に見聞きした英語以外は使わない方が賢明でしょう



質問コーナーがかなりハイレベルな説明になってしまいましたが、1. ~ 14. の例文を必ず暗記しましょう

1. ギターを弾いている少年を見なさい。
2. テニスをしている少年は私の兄弟です。
3. あなたはケンのとなりに座っている女の子を知っていますか。
4. テーブルの下で寝ている猫がタマです。
5. 私には大阪に住んでいるおじが一人います。
6. 私にはトヨタに勤めている友人が一人います。
7. あそこに立っている男の人は私の父です。
8. あそこに立っている木は樹齢100年です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. Look at the boy palying the guitar.
2. The boy playing tennis is my brother.
3. Do you know the girl sitting next to Ken?
4. The cat sleeping under the table is Tama.
5. I have an uncle living in Osaka.
6. I have a friend working for Toyota.
7. The man standing over there is my father.
8. The tree standing over there is 100 years old.


09. 私はよく吠える犬[いつも吠えている犬]は好きではない。
10. 寝ている赤ちゃん(というもの)はすごくかわいらしいですね。
11. 彼は燃えている家の中からその子を救った。
12. 沸騰しているお湯の中に塩を入れなさい。
13. 私は昨日空飛ぶ円盤[← 空を飛んでいるコーヒー皿]を見た。
14. 彼は歩く辞書です。 → 彼は生き字引[物知り]です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

09. I don't like barking dogs.
10. Sleeping babies are so cute !
11. He rescued the child from the burning house.
12. Put some salt into the boiling water.
13. I saw a flying saucer yesterday.
14. He is a walking dictionary.


お疲れ様でした。 m(__)m


次回-過去分詞 (Vpp) の名詞限定[修飾]用法


2015/07/17 11:17 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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中学英語・ちょっと復習-過去分詞 (Vpp) の名詞限定[修飾]用法


これまで学習した 過去分詞 (Vpp) の用法は、

be + Vpp → 受け身(受動態)
have[has] + Vpp → 現在完了

これから「過去分詞 (Vpp) の名詞修飾用法」を学習しますが、その前にぜひ上記の項目を復習しておいてください
(特に、受け身[受動態]、復習しないとわからなくなりますよ。)

受け身(受動態) 全3回 を復習して来る

現在完了 全8回 を復習して来る



■ 過去分詞(Vpp) の後置修飾 ■

過去分詞 (Vpp)後ろから名詞を修飾できます

名詞 Vpp …Vされる名詞Vされている名詞Vされた名詞Vされていた名詞

「何か、訳し方が多くないですか?」と疑問に思う方も多いと思いますがあきらめてください。

まず、受け身(受動態)には次の2種類があります。

be + Vpp
1. 動作の受け身 → Vされる
2. 状態の受け身 → Vされている


さらに後置修飾の場合 be 動詞が無くなるので、時間の観念が無くなるのです。

言い換えると、未来・現在・過去のいつを指しているかは文脈によるのです。
(ただし、未来を表す場合はまれです。)

1.a. This is the car used for tomorrow's race.
1. b. This is the car used now.
1. c. This is the car used yesterday.
1. d. This is the car used by my dead grandfather.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. a. これは[が]明日のレースに使われる車です。
1. a. これは[が]今使われている車です。
1. b. これは[が]昨日使われた車です。
1. c. これは[が]亡くなった祖父に使われていた車です。

ご覧の通り、文脈次第で七色に変化(?)するのがわかりますね。



では、例文をたくさん覚えて慣れましょう

2. The languages spoken in Canada are English and French.
3. This is one of the letters written by Soseki.
4. My father has a lot of books written in French.
5. The coffee made by Ken was very good.
6. The man hit by a car was taken to the hospital immediately.
6. immediately [ミーディアットリー] : すぐに、直ちに
7. I know a boy called Mugiwara
8. A man named Mr Tanaka came to see you in the morning.
9. I have a good bag made in Italy.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2. カナダで話されている言語は英語とフランス語です。
3. これは漱石に書かれた手紙の一つです。
4. 私の父はフランス語で書かれた[書かれている]本をたくさん持っています。
5. ケンに入れられた[入れられる]コーヒーはとてもおいしかった。
6. 車にはねられた男はすぐに病院に運ばれた。
7. 私はムギワラと呼ばれる男の子を知っています。
8. 田中さんというお名前の[← と名付けられた]男の人が午前中にあなたに会いに来ました。
9. 私はイタリア製の[← イタリアで作られた]いいカバンを持っています。

例えば、5. は、文脈に応じて

The coffee that had been made by Ken was vedry good.
ケンに入れられたコーヒーはとてもおいしかった。(その時ケンが入れたコーヒー)
The coffee that was made by Ken was very good.
ケンに入れられるコーヒーはとてもおいしかった。(習慣的にケンが入れるコーヒー)

どちらかになります



■ 過去分詞(Vpp) 1語による修飾 ■

過去分詞1語で名詞を修飾する場合は、名詞の前に置かれる場合が多いですが、後置される場合も時々あります

Vpp 名詞 (前置)名詞の本来の性質や名詞の種類を説明している
名詞 Vpp (後置)名詞の一時的な状態を説明している




前置する(名詞の性質を説明している )場合から例文を挙げましょう

10. I love boild eggs. I love fried eggs, too.
10. boil O [イル] : Oをゆでる boil - boiled - boiled [イルド]
10. fly O [] : Oを(フライパンで)焼く、揚げる fry - fried - fried [イド]
11. We don't use frozen meat. It tastes bad.
11. freeze O [リー] : Oを凍らせる、冷凍する freeze - froze [ウズ] - frozen [ウズン]
12. Please show me how to make iced tea.
12. ice O [イス] : Oを冷やす ice - iced - iced [イスト]
13. I don't want a used car. I want a new car.
13. use O : Oを使う、使用する use - used - used [ズド]
14. This is a stolen car, isn't it?
14. steal O [ティー] : Oを盗む steal - stole [ウル] - stolen [ウルン]
15. There was broken glass all over the floor.
15. glass [] : ガラス
15. break O : Oを割る break - broke - broken [ウクン

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10. 私はゆで卵[← ゆでられた卵]が大好きです。目玉焼き/卵焼き[← 焼かれた卵]も大好きです。
11. うちの店では冷凍肉[← 凍らされた肉]は使っていません。味がまずいですから。
12. アイスティー[← 冷やされたお茶]の作り方を教えてください。
13. 私は中古車[← 使われた車]は欲しくない。新車が欲しい。
14. これは盗難車[← 盗まれた車]じゃないのかね。
15. 床じゅう割れた[← 割られた]ガラスだらけだった。



自動詞の過去分詞は受け身にはなれないので、~した~してしまったという完了を表します。

16. The garden was covered with fallen leaves.
16. leaf [リー] : 木の葉(複数形-leaves [リーヴズ]
16. fall : 落ちる fall - fell [フェ] - fallen [フォールン]
17. He is a retired doctor.
17. retire [イア] : 退職する、引退する rretire -retired - retired [イアド]
18. You look like a escaped prisoner.
18. prisoner [ズナ] : 囚人
18. escape [イスイプ] : 逃げる、逃走する escape - escaped - escaped [イスイプト]
19. Is this country really a developed country?
19. develop [ディヴェロプ] : 発展する develop - developed - developed [ディヴェロプト]
19. It looks like a developing country.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

16. その庭は落ち葉[← 落ちてしまった葉]でおおわれていた。
17. 彼は引退した医者です。
18. 君は脱獄囚[← 逃げ出した囚人]のように見える。
19. この国は本当に先進国[← 発達した国]なのだろうか。
19. 発展途上国[← 発展している国]のように見える。



次は、後置する(名詞の一時的な状態を説明している)場合の例文です

20. This is the car used.
21. I can raise the money needed.
21. raise 金 [イズ] : 金を集める
22. This is all the information received.
22. information [インフォイション] : 情報 receive O [スィー] : Oを受け取る receive - received - received [スィーヴド]
23. I've found out the car stolen at last.
23. at last : とうとう、ついに find O out / find out O : Oを見つけ出す

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

20. これが使われる[使われている][使われた][使われていた]車です。
21. 私は必要とされる[必要な]お金を集めることができます。
22. これが受け取られた[受けた]情報のすべてです。
23. 私はとうとう盗まれた車を見つけ出しました。

現在分詞と違って、過去分詞1語で後ろから修飾する用法は結構使われているので、よく理解しておきましょう。



[補講]

1語で前から修飾する場合は、名詞の恒久的な性質や名詞の種類を述べていて後ろから修飾する時名詞の一時的な状態を述べていることを、再確認しておきましょう

a used car / used cars → 中古車 (車の性質・種類を述べている)
the used car(s) → その[それらの]中古車 (同上)
the car(s) used → その[それらの]使われる[使われている][使われた][使われていた]車 (一時的)

a stolen car / stolen cars → (一般的に)盗難車
the stolen car(s) → その[それらの]盗難車
the car(s) stolen → その[それらの]盗まれた車



例文の数がかなり多くなりましたね。
暗記用のまとめは次回にしましょう。


次回-過去分詞 (Vpp) の名詞限定[修飾]用法 の暗記用まとめ


前回-現在分詞の名詞限定[修飾]用法 も復習しましょう


2015/07/19 07:30 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

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アメリカ口語教本-中級-和訳-Lesson 16-Section 2. Application Dialogue

※ 先に「学習の順番」を読んで来てください。

※ テキスト(教本)を購入してから解説を参考にしてください。

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Lesson 16


Recycle or pre-cycle (リサイクルそれともプレサイクル)

Section 2. Application Dialogue

A: I hear that you're pretty interested in recycling?

君はリサイクルにとても興味があると聞いています[→ あるそうですね]。

B: Yes, I am. As a matter of fact, I'm the head of the neighborhood recycling committee. These days we can not afford to just throw away our trash without thinking about the environment.

these days : この頃、最近
throw O away / throw away O : Oを捨てる
はい、あります。
実は私は地域のリサイクル委員会の委員長なんですよ。
最近は環境のことを考えないでゴミを捨てる余裕はないのでね。

A: That's right. Well, maybe you can help me understand the trash system.

help 人 V : 人がVするのを助ける、手伝う  参考ページ
その通りです。
では多分君は私がゴミ(収集)のシステムを理解するのと助けてくれることができます。
→ では、ゴミ収集の仕組みを理解するのを手伝ってもらえますか。

B: Certainly, I'd like to. What do you need to know?

Certainly : Sure や Of course の少し改まった表現
もちろん、そうしたいです[→ はい、喜んで]。
何を知る必要があるのですか[→ 何が知りたいのですか]。

A: Well, for instance, when should I throw out my plastics?

for instance = for example
throw O out / throw out O : O(ごみ)を出す
そうですね、例えばいつプラスチック(ごみ)を出せばいいんでしょうか?

B: Plastics ... That would be every Tuesday. But you must remove the labels from the bottles and wash them thoroughly.

That would be ~ : That is ~ の遠回しな表現
プラスチック ... それは毎週火曜日でしょう[→ 火曜日だったと思います]。
でも、瓶からラベルをはがしてよく洗わないといけません。

A: That seems too troublesome for just throwing out garbage.

それは単にゴミを出すにしてはあまりに面倒なように思えます。
→ 単にゴミを出すだけなのにちょっと手間がかかりすぎなような気がします。

B: But It's important for everybody to take recycling to heart. We all need to work together to make the earth a cleaner place. It's also important for us grownups to set a good example for the children.

take O to heart : Oを真剣に考える、Oを心に留める
work together : お互いに協力する
set a good example for ~ : ~に良い例をしめす、~のよい模範になる
でも、皆がリサイクルを真剣に考えるのは大切です。
私達は皆地球をもっときれいな場所にするために共に協力する必要があります。
私たち大人が子供たちによい例を示すことも大切です。

A: I suppose you're right. I'll do my best to separate my trash correctly. So when should I throw out my cans and glass bottles?

do one's best : 最善を尽くす
So, : で、  参考ページ
君の言うとおりだと思います。
正しくゴミを分別するよう最善を尽くします。
で、缶とガラス瓶はいつ捨てればいいんでしょうか?

B: Cans are collected twice a month on the 2nd and 4th Wednesday. Then glass and bottles are picked up on the first and third Mondays. These too must be stripped of their labels and washed.

pick O up / pick up O : (ゴミ収集車が)O(ゴミ)を持って行く、収集する
strip O of ~ : Oから~を剥(は)がす、取り去る
These must be stripped of ~ = You must strip these of ~ : これらから~を剥がさなければいけない
too = also
缶は月に2回、第2と第4水曜に収集されます。
それから、ガラスと瓶は第1と第3月曜に収集されます。
これらもラベルをはがして洗わないといけません。

A: Wow! That's more information than I can handle at one time. Do you have all the information on a schedule?

more ~ than I can handle : 私が扱えるより多くの~
(than は比較の意味を含んだ関係代名詞。この場合、~は handle の目的語だから「目的格の関係代名詞」)
at one time : 一度に
have ~ on a schedule : ~が予定表に載っている
うわ、それは私が一度に処理できるより多くの情報です。
→ そんなにたくさんの情報は一度に扱いきれません。
その情報は全部予定表に載っていますか?

B: Certainly, I'll get that to you tomorrow. I'll also bring some other recycling pamphlets that will help you develop into a real green person. Before you know it, you'll be good at recycling, too.

get O to ~ : Oを~のところへ持って行く
help 人 V : 人がVするのに役立つ  参考ページ
green : 環境問題意識の高い
before you know : 知る前に[→ 知らない間に → いつのまにか]
※ 相手の所に持って[連れて]行く場合は、take ではなく bring を使うことに注意!
もちろんです、明日それを君のところに持って行ってあげましょう。
君が真の環境問題に意識の高い人に成長するのに役立つ他のリサイクル関連パンフレットも持って行ってあげます。
知らない間に[いつのまにか]、君もリサイクルが上手になることでしょう。

A: Thanks, you're very helpful. By the way, what started you in recycling?

by the way : ところで、
start 人 in[on] ~ : 人に~を始めさせる
ありがとう。君はとても役に立ちます[ → とても助かりました]。
ところで、何が君にリサイクルを始めさせたのですか。
→ 君がリサイクルを始めたきっかけは何だったんですか。

B: I love hiking but every time I go to the mountains I see so much trash, so I decided to do what I can to clean up the earth.

every time S + V : SがVする度に (接続詞相当語句)
do what I can (do) : できることをする
私はハイキングが好きなんですが、山に行く度にとても多くのゴミを見るんです。
だから、地球をきれいにするために自分にできることをしようと決心したんです。

A: That's a really nice idea. I have just one more question ... When do I recycle the recycling information pamphlets?

one more ~ = another ~
それは本当によい考えです。
もうひとつだけ質問があるんですけど ... いつリサイクル関連パンフレットをリサイクルするのでしょうか?

B: Very funny. But please feel free to contact me at anytime if you have questions about recycling.

(at) anytime : いつでも
面白いことを言いますね。
まあ、リサイクルについて質問があればいつでも遠慮なく私に連絡してください。


次回-Lesson 16-Section 7. Conversation Guide


2015/07/22 12:22 [edit]

category: アメリカ口語教本-中級

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中学英語・ちょっと復習-過去分詞 (Vpp) の名詞修飾用法の暗記用まとめ


まず、過去分詞 (Vpp) の名詞修飾用法 を復習してきましょう。

次の日本語を英語にしましょう
全部で26例あるので、2分割します



1. a. これは[が]明日のレースに使われる車です。
1. b. これは[が]今使われている車です。
1. c. これは[が]昨日使われた車です。
1. d. これは[が]亡くなった祖父に使われていた車です。
2. カナダで話されている言語は英語とフランス語です。
3. これは漱石に書かれた手紙の一つです。
4. 私の父はフランス語で書かれた本をたくさん持っています。
5. ケンに入れられた[入れられる]コーヒーはとてもおいしかった。
6. 車にはねられた男はすぐに病院に運ばれた。
7. 私はムギワラと呼ばれる男の子を知っています。
8. 田中さんというお名前の[← と名付けられた]男の人が午前中にあなたに会いに来ました。
9. 私はイタリア製の[← イタリアで作られた]いいカバンを持っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. a. This is the car used tomorrow.
1. b. This is the car used now.
1. c. This is the car used yesterday.
1. d. This is the car used by my dead grandfather.
2. The languages spoken in Canada are English and French.
3. This is one of the letters written by Soseki.
4. My father has a lot of books written in French.
5. The coffee made by Ken was very good.
6. The man hit by a car was taken to the hospital immediately.
7. I know a boy called Mugiwara
8. A man named Mr Tanaka came to see you in the morning.
9. I have a good bag made in Italy.


ここまでは「過去分詞+α」で後置修飾する例文です。



10. 私はゆで卵[← ゆでられた卵]が大好きです。目玉焼き/卵焼き[← 焼かれた卵]も大好きです。
11. うちの店では冷凍肉[← 凍らされた肉]は使っていません。味がまずいですから。
12. アイスティー[← 冷やされたお茶]の作り方を教えてください。
13. 私は中古車[← 使われた車]は欲しくない。新車が欲しい。
14. これは盗難車[← 盗まれた車]じゃないのかね。
15. 床じゅう割れた[← 割られた]ガラスだらけだった。
16. その庭は落ち葉[← 落ちてしまった葉]でおおわれていた。
17. 彼は引退した医者です。
18. 君は脱獄囚[← 逃げ出した囚人]のように見える。
19. この国は本当に先進国[← 発達した国]なのだろうか。
19. 発展途上国[← 発展している国]のように見える。
20. これが使われる[使われている][使われた][使われていた]車です。
21. 私は必要とされる[必要な]お金を集めることができます。
22. これが受け取られた[受けた]情報のすべてです。
23. 私はとうとう盗まれた車を見つけ出しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10. I love boild eggs. I love fried eggs, too.
10. boil O [イル] : Oをゆでる boil - boiled - boiled [イルド]
10. fly O [フイ] : Oを(フライパンで)焼く、揚げる fry - fried - fried [フイド]
11. We don't use frozen meat. It tastes bad.
11. freeze O [フーズ] : Oを凍らせる、冷凍する freeze - froze [フウズ] - frozen [フウズン]
12. Please show me how to make iced tea.
12. ice O [イス] : Oを冷やす ice - iced - iced [イスト]
13. I don't want a used car. I want a new car.
13. use O : Oを使う、使用する use - used - used [ーズド]
14. This is a stolen car, isn't it?
14. steal O [スティール] : Oを盗む steal - stole [スウル] - stolen [スウルン]
15. There was broken glass all over the floor.
15. glass [グス] : ガラス
15. break O : Oを割る break - broke - broken [ブウクン]
16. The garden was covered with fallen leaves.
16. leaf [ーフ] : 木の葉(複数形-leaves [リーヴズ]
16. fall : 落ちる fall - fell [フェル] - fallen [フォールン]
17. He is a retired doctor.
17. retire [リイア] : 退職する、引退する rretire -retired - retired [リイアド]
18. You look like a escaped prisoner.
18. prisoner [プズナ] : 囚人
18. escape [イスイプ] : 逃げる、逃走する escape - escaped - escaped [イスイプト]
19. Is this country really a developed country?
19. develop [ディヴェロプ] : 発展する develop - developed - developed [ディヴェロプト]
19. It looks like a developing country.
20. This is the car used.
21. I can raise the money needed.
21. raise 金 [イズ] : 金を集める
22. This is all the information received.
22. information [インフォイション] : 情報 receive O [レスィーヴ] : Oを受け取る receive - received - received [レスィーヴド]
23. I've found out the car stolen at last.
23. at last : とうとう、ついに find O out / find out O : Oを見つけ出す

過去分詞1語で修飾するパターンです。

名詞の本来の性質とか種類を説明する場合前置修飾

名詞の一時的状態を説明する場合後置修飾になります。

過去分詞1語の後置修飾は、案外よく見かけるので、しっかり覚えておきましょう


お疲れ様でした。 (^-^)



2015/07/25 08:50 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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Tue.

関係代名詞-what  


高校英語・基礎-関係代名詞-what


関係代名詞 what を学習する前に、疑問詞の what を復習しておきましょう。

まずは直接疑問文から始めましょう。

a. What do you want now?
b. What do you want to do now?
c. What happened after that?
d. What surprised you (the) most when you first came to Japan?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

a. あなたは今何が欲しいですか。
b. あなたは今何がしたいですか。
c. その後何が起こったのですか。
d. あなたが日本に初めて来た時、何が一番あなたを驚かせましたか。

次は間接疑問文です。
(間接疑問文が何か分からない人はこちらをどうぞ 参考ページ)

a. I know what you want now.
b. Tell me what you want to do now.
c. Do you know what happened after that?
d. Tell me what surprised you (the) most when you first came to Japan.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

a. 私はあなたが今何をしたいかわかっています。
b. あなたが今何をしたいか教えてください。
c. その後何が起こったか知っていますか。
d. あなたが日本に初めて来た時、何が一番あなたを驚かせたか教えてください。



a I know what you want now.
「私はあなたが今何をしたいかわかっています。」
と和訳しましたが、
「私はあなたが今欲しいものを知っています。」
と和訳しても、伝わる内容は同じですね

では、次の文はどうでしょう。

a. Is this what you want now?

「これがあなたが今何が欲しいかですか。」
??? 意味はわかりますが変な日本語ですね。
「これはがあなたがが今欲しいものですか。」
こっちの訳だと納得できます。

もう1例見てみましょう

c. I'll never forget what happened after that.

「私はその後何が起こったかを決して忘れないだろう。」
??? やはりちょっと変ですね。
「私はその後起こったことを決して忘れないだろう。」
こちらの訳だとしっくりきます。

元は同じ what なのですが、このように「もの」や「こと」と訳す what文法上は「疑問詞」ではなく「関係代名詞」として扱います

■ 関係代名詞 what


what + S + V(他動詞)SがVするもの[こと] (目的格)
what + V Vするもの[こと] (主格)



what + S + V(他動詞)what + V 大きな名詞名詞節ですから、主語 / 補語 / 動詞の目的語 / 前置詞の目的語になることができます。

a. で例を挙げます
(便宜上、youI に換えている例文もあります。)

What I want now is money. (主語)
私が今欲しいものはお金です。
This is what I want now. (補語)
これが私が今欲しいものです。
Choose what you want now. (動詞の目的語)
あなたが一番欲しいものを選びなさい。
Can you tell me about what you want now. (前置詞の目的語)
あなたが今欲しいものについて話してくれませんか。

最後の例文は、
あなたが今何が欲しいかについて話してくれませんか。」
と訳してもそれほどおかしくありませんから、疑問詞what関係代名詞what は元は同じということがよくわかります。

b.d. の関係代名詞の例文も作っておきましょう

What you want to do now is surfing, isn't it?
君が今したいことはサーフィンですよね。
What surprised me (the) most when I first came to Japan was that people here were[are] very kind.
私が日本に初めて来た時私を最も驚かせたことは、ここの人々がとても親切なことでした。
機械的に時制の一致をすれば were になりますが、「親切なこと」が今も変わっていないことをはっきり伝えたい場合は、時制の一致をしないで意図的に現在形の are を使います。



これまでに挙げた例文を並べますから、暗記してしまいましょう

1. a. 私が今欲しいものはお金です。
1. b. これが私が今欲しいものです。
1. c. あなたが今欲しいものを選びなさい。
1. d. あなたが今欲しいものについて話してくれませんか。
2. 君が今したいことはサーフィンですよね。
3. 私はその後起こったことを決して忘れないだろう。
4. 私が日本に初めて来た時私を最も驚かせたことは、ここの人々がとても親切なことでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. a. What I want now is money.
1. b. This is what I want now.
1. c. Choose what you want now.
1. d. Can you tell me about what you want now.
2. What you want to do now is surfing, isn't it?
3. I'll never forget what happened after that.
4. What surprised me (the) most when I first came to Japan was that people here were[are] very kind.


お疲れ様でした。 (^-^)


次回-関係代名詞 what を使った慣用表現



2015/07/28 10:09 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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アメリカ口語教本-中級-和訳-Lesson 16-Section 7. Conversation Guide

※ 先に「学習の順番」を読んで来てください。

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アメリカ口語教本-中級用最新改訂版(CD付き)

Spoken American English _ Intermediate Course
アメリカ口語教本 _ 中級コース

Lesson 16


Recycle or pre-cycle (リサイクルそれともプレサイクル)

Section 7. Conversation Guide

Guide 1

A: I hear you're pretty good at English.

君は英語が得意だと聞いています[→ だそうですね]。

B: Well, I don't know about that. But I've been studying it a long time.

うーん、それはよくわからないが、長い間ずっと勉強はしています。

A: What started you studying English?

何があなたに英語を勉強し始めさせたのですか。
→ 英語を勉強し始めたきっかけは何だったんですか?

B: I want to go to America some day.

いつかアメリカに行きたいんです。

A: Can you afford to?

そうする(金銭的)余裕はあるのですか[→ 費用は大丈夫なのですか]?

B: I can if I get a scholarship.

奨学金をもらえれば大丈夫です。

A: I imagine a scholarship is pretty hard to get.

hard to get = difficult to get : 手に入れるのが難しい
参考ページ 形容詞を限定する不定詞
奨学金はもらうのがかなり難しいと想像します[→ 思います]。

B: Yes. The tests are pretty difficult.

はい。テストがかなり難しいんです。

A: Well, if I can help you with your English, feel free to come over anytime.

help 人 with ~ : 人の~を手伝う  参考ページ
君の英語でお手伝いできることがあれば、いつでも自由に[→ 遠慮せずに、気軽に]うちに来てください。


Guide 2

A: I wish my job were interesting.

I wish (that) S + V[仮定法過去形] : SがVであればいいのに(と願っている)
私の仕事が面白ければいいのですが。

B: What do you mean? Aren't you interested in your work?

どういう意味ですか?
自分の仕事に興味がないのですか?

A: No, it's too routine.

はい。それ[私の仕事]はあまりにも型にはまりすぎているんです。
→ 毎日決まった仕事をするだけでおもしろくありません。

B: What do you do?

何の仕事をなさっているのですか?

A: I work for a coffee shop.

喫茶店に勤めています。

B: Well, that sounds pretty interesting.

結構面白そうに聞こえますけど。

A: I used to think so, too. But by the time I worked there a few weeks, it wasn't interesting any more.

used to V : 以前はVしていた、Vしたものだった
by the time S + V : SがVするまでには → 頃には (接続詞相当語句)
not ~ any more : もう(それ以上)~ない
以前はそう思っていました。
でも、数週間そこで働いた頃には、もう全然おもしろくなくなっていました。

B: Why don't you get a different job?

Why don't you V …? : Vしたらどうですか  参考ページ
違う仕事に就いたらどうですか?

A: I can't. My father owns the shop and he won't let me quit.

won't V : どうしてもVしようとしない
let O V : OにVさせる (許可・放任)
そうもいかないんです。
父がお店を経営していてやめさせてくれないんです。


Guide 3

A: Here's a picture of my father.

ここに父の写真があります。
→ 父のこの写真をちょっと見てください。

B: He looks pretty satisfied with life. What kind of work does he do?

(be) satisfied with ~ : ~に満足している
お父さんはとても人生に満足しているように見えます。
どんな仕事をしているのですか?

A: He's a doctor. He finds his work very interesting.

find O C : OをCだとわかる、思う
父は医者です。
父は自分の仕事をとても興味深いと思っています。

B: Well, doing interesting work is certainly important. We spend about half of our waking time working.

spend 時 Ving : Vして時を過ごす  参考ページ
興味深い仕事をすることは本当に大切です。私達は起きている時間のおよそ半分を仕事をして過ごすのですから。

A: Right. And unless you enjoy your work, you'll be unhappy half of your life.

unless S + V : SがVしない限り、もしSがVしなければ
(for) half of your life : 人生の半分の間
その通りです。
そしてもし仕事を楽しまなければ人生の半分が不幸になります。

B: What does your father specialize in?

specialize in ~ : ~を専門にする
お父さんは何が専門なのですか?

A: He's a surgeon. He specializes in brain surgery.

父は外科医です。
父は脳外科が専門です。

B: What ever started him on that?

ever : (疑問詞を強めて)一体[全体]
start 人 in[on] ~ : 人に~を始めさせる
一体何がお父さんにそれを始めさせたのですか。
→ お父さんがそれを専門にしたきっかけは何だったんでしょうね?

A: I don't know.

わかりません。


Guide 4

A: What are you doing tonight.

今夜は何をするのですか?

B: I'm going to the opera.

オペラを見に行きます。

A: I wish I could go, too. When I was younger, I used to go to the opera often.

I wish (that) S + V[仮定法過去形] : SがVであればいいのに(と願っている)
私も行けたらいいのですが。
もっと若い時はよくオペラに行ったものでした。

B: Don't you go any more.

今はもう行かないのですか?

A: No. Unfortunately I work late almost every night. It's impossible for me to get away.

get away : 退社する、帰宅する
はい、あいにくほとんど毎晩遅くまで仕事なんです。
私が退社するのは不可能なんです。

B: Why don't you go to a Saturday-afternoon performance?

土曜の午後の公演に行ったらどうでしょう?

A: I'm always busy then, too. But let's forget about me. What are you going to see tonight?

その時間もいつも忙しいんです。
でも、私のことは忘れましょう。
今晩は何を見るつもりなのですか?

B: La Boheme. It's one of my favorite opera.

ラ・ボエームです。
私のお気に入りのオペラの一つなんです。

A: Yes. I like it. Well, have a good time.

はい。私も好きです。
じゃあ、楽しんできてください。

B: Thank you. I'm sure I will.

ありがとう。
(きっと)そうします。


次回-Lesson 17-Section 5. Vocabulary Building


2015/07/30 07:28 [edit]

category: アメリカ口語教本-中級

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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