to 不定詞 [to V] の用法-S be to V の用法 (7)-主語の内容説明
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
⇒ S be to V の用法-導入 + 目次
S be to V
(5) [主語の内容説明]
S is[are] to V.
SはVすることだ。
まず次の英文を見ていただきましょう。
The aim of this blog is to help students (to) study English.
aim [エイム] : 目的、狙い
help O (to) V : OがVするのを助ける[手伝う]、OがVするのに役立つ
このブログの目的は、学生が英語を勉強をするのを助けることだ。
to help … は、 to 不定詞[to V] の名詞的用法(Vすること)で、 主語 the aim の内容を説明しています。
⇒ 中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 その4-名詞的用法-be 動詞の補語に用いられる
S be to V の文型の中で、この用法が一番ポピュラーで一番よく使われています。
では、いくつか類例を挙げます。
The purpose of my visit was to find out what was going on there.
purpose [パーパス] : 目的,意図
find out ~ : ~を調べる、~を探り出す
be going on = be happening
私の訪問の目的は、そこで何が起こっているのかを探り出すことだった。
The next plan is to launch a new weather satellite in August.
launch O [ローンチ] : Oを打ち上げる、Oを発射する
weather satellite [ウェザ・サタライト] : 気象衛星
次の計画は8月に新しい気象衛星を打ち上げることです。
The first thing for you to do is (to) look for a job.
君がすべき最初のことは仕事を探すことだ。
※ S is[are] to V の to は、話し言葉では省略されることがあります。主語の最後が do で終わっている場合には特にその傾向性が高いようです。
《質問》
確か、動名詞[Ving] でも、「Vすること」 という意味を言い表せましたよね。
S is[are] Ving も 「SはVすることだ」 という意味になるのではありませんか?
《答え》
その通りです。 (^-^)
以前に、「中学英語・ちょっと復習」 で、ごく簡単に説明しました。
⇒ 中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 その5-to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving [動名詞]-be動詞の補語に使う場合
今回はもう少掘り下げて説明することにします。
主語の名詞が 「未来志向」『特定志向」 の場合は、通例 to V が使われます。
aim (目的・ねらい) / purpose (目的) / goal [ゴウル] (目標) / mission [ミション] (任務) / plan (計画) など
上記の例文は、すべてこのタイプです。
主語の名詞が 「現実志向」 の場合は、通例 Ving が使われます。
hobby (趣味) / pastime [パスタイム] (気晴らし、娯楽) / pleasure [プレジャ] (楽しみ) など
My only pleasure is plyaing the guitar.
私の唯一の楽しみはギターを弾くことです。
Ving を使うと、現実にギターを弾いているイメージが頭に浮かびます。
My only pleasure is to play the guitar. でも相手に言いたいことは通じますが、かなり不自然です。使わないほうがいいでしょう。
to V / Ving のどちらも使える場合もあります。
secret [スィークラト] (秘訣) / problem (問題) / point (大切なこと) / key (秘訣) / job (仕事・役目) など
The secret of life is not to give up hope.
= The secret of life is not giving up hope.
人生の秘訣は希望を捨てないことです。
Your job is to protect her.
君の仕事[任務]は彼女を守ることだ。
My job is protecting VIPs.
VIP = very important person : 要人、重要人物
私の仕事は要人を警護することです。
to V を使うと、未来にこれからすることをアドバイスや指示しているようなイメージがあります。
それに反して、Ving を使うと、一般論を述べているか実際にその行為をしているような感じがします。
to V / Ving 両方使える場合も、場合によっては to V のほうが好まれるとか Ving のほうが好まれるとか、ケースバイケースなので、結構選択が難しいです。 (´Д⊂ヽ
これからする未来の特定の行動は to V を使う。
もうすでに現実に行っていること、又は一般的にVすることは Ving を使う。
とだけ覚えておいて、「恐れずに to V / Ving のどちらかをどんどん使う」 という方針でいいんじゃないでしょうか。
では、例文を暗誦しましょう。
1. このブログの目的は、学生が英語を勉強をするのを助けることだ。
2. 私の訪問の目的は、そこで何が起こっているのかを探り出すことだった。
3. 次の計画は8月に新しい気象衛星を打ち上げることです。
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1. The aim of this blog is to help students (to) study English.
2. The purpose of my visit was to find out what was going on there.
3. The next plan is to launch a new weather satellite in August.
4. 君がすべき最初のことは仕事を探すことだ。
5. 私の唯一の楽しみはギターを弾くことです。
6. 人生の秘訣は希望を捨てないことです。
7. a. 君の仕事[任務]は彼女を守ることだ。
6. b. 私の仕事は要人を警護することです。
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4. The first thing for you to do is (to) look for a job.
5. My only pleasure is plyaing the guitar.
6. The secret of life is not to give up hope.
6. = The secret of life is not giving up hope.
7. a. Your job is to protect her.
6. b. My job is protecting VIPs.
次回-to 不定詞 [to V] の用法-S be to V の用法 (8)-(S be) to V を捜そう!
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