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動名詞の用法その8-be 動詞の(主格)補語に使う場合  
動名詞の用法その8-be 動詞の(主格)補語に使う場合
⇒ 動名詞 [Ving] の用法-総合目次
⇒ 主格補語の意味がわからない人はここを見ましょう。
この用法も、中学2年生程度ですから、楽勝ですね。
「中学英語・ちょっと復習」 から例文を借用して、それにいくつか例文を追加します。。
1. One of my hobbies is playing tennis.
1. hobby [ホビ] : 趣味
2. My job is selling cars.
3. One of my pleasures is watching baseball on TV.
3. pleasure プレジャー : 楽しみ
4. My daily routine is walking before breakfast every morning.
5. routine [ルーティーン] : 決まってすること、日課
5. Seeing is believing.
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1. 私の趣味の一つははテニスをすることです。
2. 私の仕事は車を売ることです。
3. 私の楽しみの一つはテレビで野球を見る事です。
4. 私の日課は毎朝朝食前に散歩することです。
5. 見ることは信じることだ。→ 百聞は一見に如(し)かず。(ことわざ)
主語の場合は、不定詞[to V]の名詞的用法を使うのは、まれでした。
しかし、be 動詞の(主格)補語の場合には、不定詞[to V]の名詞的用法も非常によく使われます。
6. My dream is to become a doctor.
7. His plan was to go out shopping after lunch.
2. go out shopping : 買い物に出かける
8. What I want is to get some rest.
3. get [have] some rest : 少し休む、ちょっと休息を取る
9. My only wish is to be with you.
4. wish [ウィシュ] : 望み、願い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6. 私の夢は医者になることです。
7. 彼の計画は昼食後買い物に出かけることだった。
8. 私が望むことは少し休むことです。
9. 私の唯一の願いはあなたと一緒にいることです。
では、be 動詞の(主格)補語に使う場合、動名詞と不定詞の名詞的用法は全く意味が同じで完全互換なのでしょうか?
それとも、和訳は同じ「~すること」でも、両者には違いがあって使い分けなければいけないのでしょうか?
以前、「中学英語・ちょっと復習」 で説明したように、
⇒ to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving [動名詞]
to 不定詞[to V] ⇒ 未来志向(まだしていないこと)
動名詞[Ving] ⇒ 現実志向(実際に行っていること)
というのが通説です。
しかし、
He suggested going on a picnic.
suggest Ving [サジェスト] : Vすることを提案する(suggest to V は不可)
彼はピクニックに行くことを[行こうと]提案した。
I considered leaving the club.
consider Ving [コンスィダー] : Vすることを考慮する、検討する(consider to V は不可)
私はクラブをやめることを考慮した。
→ やめようと思った。
のように、動名詞[Ving] でも未来のことに言及することがありますし。
I love to watch baseball on TV.
= I love watching baseball on TV.
私はテレビで野球を見るのが大好きだ。
I make it a rule to walk before breakfast every morning.
make it a rule to V [ルール] : Vすること(を習慣)にしている
私は毎朝朝食前に散歩をすることにしている。
のように、to 不定詞[to V] でも現実に行っていることに言及することがあります。
したがって、主語に使われている語句が未来志向だからといって、何が何でも to 不定詞[to V] を使い、動名詞[Ving] は却下する。
主語に使われている語句が現実志向だからといって、何が何でも 動名詞[Ving] を使い、to 不定詞[to V] は却下する。
という考え方は行きすぎだと思います。
未来志向の場合は、to 不定詞[to V] が好まれる。
現実志向の場合は、動名詞[Ving] が好まれる。
というくらいの方針で行きましょう。
英語を話す時は、どちらにするか考えている時間はありませんから、思い切ってどちらでもいいから使ってしまいましょう。十分通じると思います。
英語を書く時は、考える時間がありますから、できるだけ上記の通説に従うようにしましょう。
例えば、自分が実際にやっている仕事を相手に伝える時は、上記の 2. の例文のように 動名詞[Ving] を使い、
My job is selling cars.
私の仕事は車を売ることだ。
新入社員のような人に向かって、これからする仕事の内容を言う時は、to 不定詞[to V] を使い、
Your job is to sell cars.
君の仕事は車を売ることだ。
という風に、動名詞[Ving] と to 不定詞[to V] を使い分けれるようになることを目標にしましょう。
でも、どちらを使っても文脈で十分わかりますから、あまり神経質になる必要はないと思います。
《ちょっと補講》
上記の例文 8. を変形した次の例文を見てみましょう。
8. a. What I want is to get some rest.
8. b. What I want to do is (to) get some rest.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8. a. 私が望むことは少し休むことです。
8. b. 私がしたいこと[← するのを望むこと]は少し休むことです。
8. a. の場合は to V の to は省略できませんが、8. b. の場合、(主格)補語の to V は to を省略することができます。
主語の最後が do / did で終わっている場合、(主格)補語の to V の to は省略できる。
というルールを覚えておきましょう。
特に、口語英語では、to の省略は基本です。
[例文]
1. All you have to do is (to) push this button.
1. button [バトゥン] : ボタン
2. All I did was (to) eat and sleep.
3. The best I can do is (to) give you some advice.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 君がしなければならない全て(のこと)はこのボタンを押すことだ。
1. → 君はこのボタンを押すだけでいいんです。
2. 私がした全て(のこと)は食べて寝ることだった。
2. → 私はただ食べて寝ただけだった。
3. 私ができる最善のことは君に少しアドバイスをすることだ。
3. → 私は君に少しばかりアドバイスをするので精いっぱいだ。
上の例文を覚える時は、to を省略して覚えましょう。 (^-^)
次回-動名詞の用法その9-S + V + O の O[他動詞の目的語]に使う場合
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コメント
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