to 不定詞 [to V] の用法-be to V の用法 その1

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



be to V

前回、to V の基本イメージを紹介しました。

to V の基本イメージVすることに向かってVすることに到達して

to V基本イメージbe を足すと、

be to V Vすることに向かっている
be to V Vすることに到達している

になります。

be to V のこの基本イメージから次の7つの用法に分かれます。

最初は判別が難しいですけど、例文を覚えて慣れれば、必ず判別できるようになります
(例文は必ず暗記してください!)



(1) [予定] Vすることになっている Vする予定である

この用法は基本イメージから簡単に理解できますね。

Vすることに向かっている Vすることになっている

未来の語句を伴って、公式の予定を述べる場合が多いです。

1. The President is to visit Japan next year.
1. 大統領は来年日本を訪問することになっている[訪問する予定だ]。

新聞の見出し[headline]の場合President to visit Japan (大統領、日本訪問予定) のように、 be を省略します



(2) [義務 ] Vすべきである Vしなければならない Vする[すべき][しなければならない]ことになっている

これも基本イメージから簡単に理解できます。

Vすることに向かっているVしなければならないことになっている

2. You are to come by 9 o’clock.
2. あなたは9時までにここに来なければならない(ことになっている)。

もし主語He なら、予定義務紛らわしくなります。

He is to come by 9 o’clock.
彼は9時までにここに来ることになっている。(予定
彼は9時までにここに来なければならない(ことになっている)。(義務

否定文の場合Vしてはいけない(ことになっている [禁止] という意味になります。

3. You are not to smoke in this room.
3. この部屋では煙草を吸ってはいけない(ことになっている)。



(3) [可能] Vすることができる

この用法はちょっと解釈が難しいですね。

Vすることに到達しているVすることができる

と考えればよいでしょう。

この用法はかなり限定された条件下でしか使われないようです

通例、否定文で使われる
通例、受動態の to 不定詞 = to be Vppになる

結局、be not to be Vpp という形になることが多いようです。
(絶対ではありませんから、念のため (^_^;))

4. My car was not to be found anywhere. (○)
4.My car was to be found nowhere. (△)
4.My car was nowhere to be found. (○)
4. 私の車はどこにも見つけられることができなかった → 見つからなかった。
[注] not + anywherenowhere ですが、口語英語では先に否定語が聞こえる not + anywhere が普通で、文語でもあまり否定語を後置しすぎると読みにくいので、was to be found nowhere よりも was nowhere to be found の方が好まれます



(4) [運命] Vする運命である

「予定」の大げさな表現だと思えばよいでしょう。
通例、過去で用いられます。

Vすることに向かっていたVする運命であった

5. He was never to see his homeland again.
5. 彼は二度と再び故郷を見ない運命だった。

彼は決して再び故郷を見ないことに向かっていた。」と解釈すれば、上記の運命に解釈できますが、

彼は決して再び故郷を見ることに到達しなかった。」と解釈すれば、

彼は二度と故郷を見ることが出来なかった。」と可能にも訳せます。

あいまいに、
彼は二度と故郷を見ることはなかった。」と訳すこともできます。

ただの be + to V なのですから、こういう複数解釈もありだと思います。



(5) (条件文で) [意図] Vするつもりならば Vしたければ [目的] Vするためには

条件文の中でしか使われないので、簡単に判別できます。

もしVすることに向かっているならもしVする意図[目的]があるなら

6. If you are to succeed, you must try harder.
6. もし成功するつもりなら[成功したければ]、もっと一生懸命努力しなければいけない。

[目的]に解釈して、
成功するためにはもっと一生懸命努力しなければいけない。
You must try harder (in order) to succeed.
とも訳せます。



(6) [目的] Vするためにある Vするのが目的である

Vすることに向かって存在しているVする目的のために存在している

7. The letter was to announce the death of Mr. Suzuki.
8. announce O [アウンス] : (公式に)Oを発表する、告知する
8. その手紙は鈴木氏の死亡を告知するため(のもの)であった。
8. その手紙は鈴木氏の死亡を告知するのが目的だった。



(7) [名詞的用法] Vすることである

Vすることに向かっているVすることである

(未来に)Vすること」という意味で、後で解説予定の名詞的用法be動詞の補語になったものです。

8. My dream is to become a professional baseball player.
7. 私の夢はプロ野球選手になることです。



では、例文を暗記しましょう
上記の分類を頭で理解するのも大切ですが、例文を覚えないと身につきません

1. 大統領は来年日本を訪問することになっている[訪問する予定だ]。
2. あなたは9時までにここに来なければならない(ことになっている)。
3. この部屋では煙草を吸ってはいけない(ことになっている)。
4. 私の車はどこにも見つけられることができなかった → 見つからなかった。
5. 彼は二度と再び故郷を見ない運命だった。
6. もし成功するつもりなら[成功したければ][成功するためには]、もっと一生懸命努力しなければいけない。
7. その手紙は鈴木氏の死亡を告知するため(のもの)であった[するのが目的だった。
8. 私の夢はプロ野球選手になることです。

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1. The President is to visit Japan next year.
2. You are to come by 9 o’clock.
3. You are not to smoke in this room.
4. My car was not to be found anywhere.
4.My car was to be found nowhere.
4.My car was nowhere to be found.
5. He was never to see his homeland again.
6. If you are to succeed, you must try harder.
7. The letter was to announce the death of Mr. Suzuki.
8. My dream is to become a professional baseball player.

個々の用法を例文付きで覚えたら今度は個々の用法を超えて最初に紹介した基本イメージに戻るようにしましょう
be と単なる to V の組み合わせですから、元々そんなにはっきりとした意味を含んでいる訳ではないのですから。


次回-to 不定詞 [to V] の用法-be to V の用法 その2 

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



2016/05/08 14:35 [edit]

category: 高校英語・基礎

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