Sun.
動詞 + O + to V の文型-その1(導入)  
動詞 + O + to V の文型-その1(導入)
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
まず最初に、同じ to V を含んだ次の3例を見てみましょう。
1. He turned on the light to read a newspaper.
1. turn on O / turn O on : (テレビ、明かりなどを)つける
2. He has no time to read a newspaper.
3. He advised me to read a newspaper. [アドヴァイズ]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I turned on the light to read a newspaper.
1. 彼は明かりをつけた + 新聞を読むために
1. → 彼は新聞を読むために明かりをつけた。
この場合の to V は、副詞的用法-目的 (Vするために) で、turn on the light と to read the newspaper の間に意味的な区切り線が入り、
He. + turned on + the ligjht / to read a newspaper
S(主) + V(動) + O(目的語) / 副詞的用法-目的 (Vするために)
という構造になっています。
2. He has no time to read a newspaper.
2. 彼は全く時間がない + 新聞を読む(ための)
2. → 彼は新聞を読む時間が全くない。
この場合の to V は、形容詞的用法 (後ろから直前の名詞を修飾[形容]する) で、to read a newspaper は 直前の time を修飾して一体化し、no time to read a newspaper 全体が have の目的語[O]になっていて、
He + has + no time to read a newspaper.
S(主) + V(動) + O(目的語)
という構造になっています。
3. He advised me to read a newspaper.
3. 彼は私にアドバイスした + 新聞を読むように
3. → 彼は私に新聞を読むようにアドバイスした。
この場合の to V は、基本3用法(副詞・名詞・形容詞的用法)のどれでもなく、advise する内容をを述べていて、
advise O to V
OにVするようにアドバイス[助言][忠告]する
という、動詞 + O + to V の文型になっています。
動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型の時も説明しましたが、文型として覚えておけば to V や Ving の用法を考えなくてもいいから楽ですね。(^-^)
ではこれから、よく使われる 動詞 + O + to V の文型 を紹介していきます。
ちなみに、この文型は、「中学英語・ちょっと復習」でも、ほんの少しだけ紹介しています。
⇒ 中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) を使った動詞の文型
次回-動詞 + O + to V の文型-その2
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
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Sat.
動詞 + O + to V の文型-その2 
動詞 + O + to V の文型-その2
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
⇒ 動詞 + O + to V の文型-その1(導入)
まず最初に、最頻出の「動詞 + O + to V」 の文型を紹介します。
例文ごと覚えてこの文型に慣れたら、その3・その4・その5・その6で少し難しいものまで紹介します。
この文型は、受身[受動態]で使われるものも多いですから、その場合は受身[受動態]の文型と例文も覚えてしまいましょう。
1. tell O to V
1. be told to V
1. My father told me to study harder.
1. I was told to study harder.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. OにVするように言う
1. Vするように言われる
1. 父は私にもっと一生懸命勉強するように言った。
1. 私はもっと一生懸命勉強するように言われた。
2. ask O to V
2. be asked to V
2. My mother asked me to wash the dishes.
2. I was asked to wash the dishes.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2. OにVするように頼む、求める、誘う
2. Vするように頼まれる、求められる、誘われる
2. 母は私に皿を洗うように頼んだ。
2. 私は皿を洗うように頼まれた。
3. advise O to V [アドヴァイズ]
3. be advised to V
3. I advised Ken to go to a doctor.
3. Ken was advised to go to a doctor.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. OにVするように助言[忠告]する、勧める
3. Vするように助言[忠告]される、勧められる
3. 私はケンに医者に行くように助言した。
3. ケンは医者に行くように助言された。
4. order O to V [オーダー]
4. be ordered to V
4. The king ordered me to kill the man.
4. I was ordered to kill the man.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. OにVするように命令する
4. Vするように命令された
4. 王は私にその男を殺すように命じた。
4. 私はその男を殺すように命じられた。
5. encourage O to V [インカーレジ]
7. be encouraged to V
7. My father encouraged me to study harder.
7. I was encouraged to study harder.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. VするようにOを励ます、勇気づける、奨励[しょうれい]する、促[うなが]す
7. Vするように励まされる、勇気づけられる、奨励される、促す
7. 私の父はもっと一生懸命勉強するように私を励ました。
7. 私はもっと一生懸命勉強するように励まされた。
encourage は、人にやる気が出るように励ますイメージです。
6. want O to V
2. We want the war to end.
2. I want you to help me.
2. (Do) you want me to help you? (会話ではよく Do は略されます)
2. = Shall I help you?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2. OがVすることを望んでいる
2. OにVして欲しい(と思っている)
2. 私達は戦争が終わることを望んでいる。
2. (私は)あなたに手伝って欲しいんです。
2. あなたは私に手伝って欲しいですか。
2. → 手伝いましょうか。
中学で、want 人 to V : 人にVして欲しい(と思っている) と覚えた人が多いと思います。
O には、人以外に物事が入ることもあるので、「OがVすることを望んでいる」という基本訳をしっかり覚えておきましょう。
7. would like O to V
2. We would lile the war to end.
2. I'd like you to help me.
2. Would you like me to help you?
2. = Shall[Should} I help you? (should のほうが shall よりていねいです)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2. OがVすることを望んでいる
2. OにVしてもらいたい[いただきたい](と思っている)
2. 私たちは戦争が終わることを望んでいます。
2. (私は)あなたに手伝っていただきたいのですが。
2. あなたは私に手伝ってもらいたいと思っていますか。
2. → お手伝いしましょうか。
would love O to V も時々使われます。
合わせて覚えておきましょう。
ちなみに、would like は、like ではなく want のていねい形です。
詳しくは次のページをどうぞ。
⇒ 中学英語・ちょっと復習-would like の用法
8. expect O to V
8. be expected to V
8. I expected him to come.
8. He was expected to come.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8. OがVすることを予期[期待]する
8. Vすることを予期[期待]される
8. 私は彼が来ることを予期[期待]していた。
8. → 私は彼が来ると思っていた。
8. 彼は来ることを予期[期待]されていた。
8. → 彼は来ると思われていた。
9. persuade O to V [パースウェイド]
1. be persuaded to V
1. I persuaded him to give up smoking.
1. I was persuaded to give up smoking.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. OにVするように説得する → 説得してOにVさせる
1. Vするように説得される → 説得されてVする
1. 私は彼を説得してタバコをやめさせた。
1. 私は説得されてタバコをやめた。
結果的に「Vさせる」ことになります。
説得したがうまくいかなかった場合は、次のように try to V (Vしようと努力する) と組み合わせます。
I tried to persuade him to give it up, but I couldn't.
私は彼を説得してそれをあきらめさせようとしたがダメだった。
次のような英文はダメです。
I persuaded him to give it up, but I couldn't. (×)
10. enable O to V [イネイブル]
21. The scholarship enabled me to study abroad.
21. scholaship [スコラシプ] : 奨学金
21. study abroad [アブロード] : 外国で勉強する → 留学する
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12. OがVすることを可能にする
21. 奨学金は私がが留学することを可能にした。
12. → 奨学金のおかげで私は留学することができた。
11. allow O to V [アラウ]
27. be allowed to V
27. My parents allowed me to study abroad.
27. The scholarship allowed me to study abroad.
27. I was allowed to study abroad.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
27. OがVすることを許す、OがVすることを可能にする
27. Vすることを許される
27. 両親は私が留学することを許してくれた。
26. 奨学金は私が留学することを許した[可能にした]。
26. → 奨学金のおかげで私は留学することができた。
27. 私は留学することを許された。
大学入試の論説文に出てくる allow O to V は、主語が無生物[物事]で、「OがVすることを許す[可能にする] = enable O to V」の意味で使われていることが多いです。
「許す = 許可する」とばかり覚えておくと足を滑らせるので、受験生は注意しましょう。
12. permit O to V [パーミト]
28. be permitted to V
28. The doctor permitted me to go out.
28. I was permitted to go out.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
28. OがVすることを許可する
28. Vすることを許可される
28. 医者は私が外出することを許可してくれた。
28. 私は外出することを許可された。
13. cause O to V [コーズ]
29. What caused him to die?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
29. OにVさせる
29. 何が彼を死なせたのだろうか。
29. → 何が原因で彼は死んだのだろうか。
主語が原因を表している場合によく使われます。
ちなみに、cause の名詞の意味は、「原因]です。
make O V (OにVさせる) の文語表現ですが、英文を読んでいるとこの文型によく出会うので、自分は使わなくても受信用に覚えておきましょう。
What made him die?
何が彼を死なせたのだろうか。
→ どうして彼は死んだのだろうか。
⇒ make O V (参考ページ)
14. force O to V [フォース]
30. be forced to V
30. Bad health forced me to quit my job.
30. bad health : 悪い健康 → 健康不良、病気
30. quit O [クィト] : Oをやめる
30. I was forced to quit my job.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
30. OにVすることを強[し]いる、(やむなく) OにVさせる
30. Vすることを強いられる、Vせざるを得ない
30. 病気は私に仕事を辞[や]めることを強いた。
30. → 病気のため私は仕事を辞めざるを得なかった。
30. 私は仕事をやめることを強いられた。
30. → 私は仕事を辞めざるを得なかった。
force は、Vすることを強制するイメージです。
ちなみに、名詞の force は、「力」という意味です。
15. get O to V
14. Finally I got him to give up climbing the mountain.
14. I can't get the door shut properly.
14. shut [シャト] : 閉まる
14.properly [プロパリ] : 適切に、ちゃんと、きっちりと
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15. (説得・努力などして) OにVさせる、してもらう
15. ついに私は彼にその山に登ることをあきらめさせた。
15. 私はドアをきちんと閉めることができない。
次のページも参考にしてください。
⇒ have O V と get O to V
時々、人だけでなく、物も O になります。
16. think O (to be) C
16. be thought (to be) C
16. We think her (to be) smart.
16. She is thought (to be) smart.
16. smart [スマート] : 頭がいい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16. OをCだと思う
16. Cだと思われている
16. 私達は彼女を頭がいいと思っている。
16. 彼女は頭がいいと思われている。
受身[受動態]の be thought (to be) C は、よく使われていますが、能動態の think O (to be) C はあまり使われていなくて、次のように that 節 を使うのが一般的です。
We think (that) she is smart. (that はほぼ省略)
私達は彼女は頭がいいと思っている。
ちなみに、これを受身[受動態]にすると、形式[仮]主語の it を使い、
It is thought (that) she is smart.
彼女は頭がいいと思われている。
となります。
17. believe O (to be ) C
17. be believed (to be) C
17. We believe him (to be) honest.
17. He is believed (to be) honest.
17. honest [オネスト] : 正直な
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
17. OをCだと信じる
17. Cだと信じられている
17. 私達は彼を正直だと信じている。
17. 彼は正直だと信じられている。
believe も think の場合と同様、次のように言うのが普通です。
We believe (that) he is honest.
私達は彼が正直だと信じています。
これも受身[受動態]にすると
It is believed (that) he is honest.
彼は正直だと信じられています。
となります。
《ちょっと補講》
to 不定詞 [to V] の用法-導入で、
to V の基本イメージ → Vすることに向かって、Vすることに到達して
と解説しました。
動詞 + O + to V の文型にも、この基本イメージは当てはまります。
例えば、1. tell O to V (OにVするように言う) や 2. ask O to V (OにVするように頼む) の to V の基本イメージは、「Vすることに向かって」で、実際にその行為をするか[したか]どうかはわかりません。
一方、9. persuade O to V (OにVするように説得する → Oを説得してVさせる) や 1. enable O to V (OがVすることを可能にする) の to V の基本イメージは、「Vすることに到達して」で、実際にその行為をする[した]ことを暗示しています。
これまで紹介した文型を分類すると、
「Vすることに向かって」系 → 1. ~ 9.
「Vすることに到達して」系 → 10. ~ 15.
になります。
16. と 17. は、強[し]いて分類すると、一応 「Vすることに到達して」系 になると思われますが、ちょっと微妙ですね。
二つの基本イメージでは説明しきれないくらい、現在の to V はさまざまな用法に分化しているようです。
ともあれ、この後に紹介する 動詞 + O + to V の文型 も、どちらの基本イメージに相当するか、常に意識しておきましょう。
では、例文を全部暗記しましょう。
1. 父は私にもっと一生懸命勉強するように言った。
1. 私はもっと一生懸命勉強するように言われた。
2. 母は私に皿を洗うように頼んだ。
2. 私は皿を洗うように頼まれた。
3. 私はケンに医者に行くように助言した。
3. ケンは医者に行くように助言された。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. My father told me to study harder.
1. I was told to study harder.
2. My mother asked me to wash the dishes.
2. I was asked to wash the dishes.
3. I advised Ken to go to a doctor.
3. Ken was advised to go to a doctor.
4. 王は私にその男を殺すように命じた。
4. 私はその男を殺すように命じられた。
5. 私の父はもっと一生懸命勉強するように私を励ました。
7. 私はもっと一生懸命勉強するように励まされた。
6. 私達は戦争が終わることを望んでいる。
2. (私は)あなたに手伝って欲しいんです。
2. あなたは私に手伝って欲しいですか。
2. → 手伝いましょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. The king ordered me to kill the man.
4. I was ordered to kill the man.
5. My father encouraged me to study harder.
7. I was encouraged to study harder.
6. We want the war to end.
2. I want you to help me.
2. (Do) you want me to help you? (会話ではよく Do は略されます)
2. = Shall I help you?
7. 私たちは戦争が終わることを望んでいます。(ていねいな表現で)
2. (私は)あなたに手伝っていただきたいのですが。
2. あなたは私に手伝ってもらいたいと思っていますか。
2. → お手伝いしましょうか。
8. 私は彼が来ることを予期[期待]していた。
8. → 私は彼が来ると思っていた。
8. 彼は来ることを予期[期待]されていた。
8. → 彼は来ると思われていた。
9. 私は彼を説得して彼にタバコを止めさせた。
1. 私は説得されてタバコをやめた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. We would lile the war to end.
2. I'd like you to help me.
2. Would you like me to help you?
2. = Shall[Should} I help you? (should のほうが shall よりていねいです)
8. I expected him to come.
8. He was expected to come.
9. I persuaded him to give up smoking.
1. I was persuaded to give up smoking.
10. 奨学金は私がが留学することを可能にした。
12. → 奨学金のおかげで私は留学することができた。
11. 両親は私が留学することを許してくれた。
26. 奨学金は私が留学することを許した[可能にした]。
26. → 奨学金のおかげで私は留学することができた。
27. 私は留学することを許された。
12. 医者は私が外出することを許可してくれた。
28. 私は外出することを許可された。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10. The scholarship enabled me to study abroad.
21. scholaship [スコラシプ] : 奨学金
21. study abroad [アブロード] : 外国で勉強する → 留学する
11. My parents allowed me to study abroad.
27. The scholarship allowed me to study abroad.
27. I was allowed to study abroad.
12. The doctor permitted me to go out.
28. I was permitted to go out.
13. 何が彼を死なせたのだろうか。
29. → 何が原因で彼は死んだのだろうか。
14. 病気は私に仕事を辞[や]めることを強いた。
30. → 病気のため私は仕事を辞めざるを得なかった。
30. 私は仕事をやめることを強いられた。
30. → 私は仕事を辞めざるを得なかった。
15. ついに私は彼にその山に登ることをあきらめさせた。
15. 私はドアをきちんと閉めることができない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13. What caused him to die?
14. Bad health forced me to quit my job.
30. bad health : 悪い健康 → 健康不良、病気
30. quit O [クィト] : Oをやめる
30. I was forced to quit my job.
15. Finally I got him to give up climbing the mountain.
14. I can't get the door shut properly.
14. shut [シャト] : 閉まる
14. properly [プロパリ] : 適切に、ちゃんと、きっちりと
16. 私達は彼女を頭がいいと思っている。
16. 彼女は頭がいいと思われている。
17. 私達は彼を正直だと信じている。
17. 彼は正直だと信じられている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16. We think her (to be) smart.
16. She is thought (to be) smart.
16. smart [スマート] : 頭がいい
17. We believe him (to be) honest.
17. He is believed (to be) honest.
17. honest [オネスト] : 正直な
お疲れ様でした。 m(__)m
次回-動詞 + O + to V の文型-その3
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
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Sat.
動詞 + O + to V の文型-その3 
動詞 + O[目的語] + to V の文型-その3
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
⇒ 動詞 + O + to V の文型 -その1(導入)
⇒ 動詞 + O + to V の文型 -その2
動詞 + O + to V の文型 -その2 で紹介した
1. tell O to V (OにVするように言う)
2. ask O to V (OにVするように頼む)
3. advise O to V (OにVするように助言する)
4. order O to V (OにVするように命令する)
5. encourage O to V (VするようにOを励ます)
の類例を紹介します。
これらの to V の基本イメージは、「Vすることに向かって」ですから、実際にVする[した]かどうかは不明です。
1. beg O to V [ベグ]
5. be begged to V
5. My big brother begged me to be quiet.
5. I was begged to be quiet.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5. OにVするように懇願[こんがん]する、請[こ]い願う
5. Vするように懇願される、請い願われる
5. 兄は私に静かにするように懇願した。
5. → 兄は私にお願いだから静かにしてくれと頼んだ。
5. 私は静かにするように懇願された。
beg は、頼むから~してください、とお願いするイメージです。
2. warn O to V [ウォーン]
6. be warned to V
6. The teacher warned me not to be late again.
6. I was warned not to be late again.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6. OにVするように警告[注意]する
6. Vするように警告[注意]される
6. 先生は私に二度と遅刻しないように注意した。
6. 私は二度と遅刻しないように注意された。
※ to V を否定する時は、to V の前に not か never を置きます。
warn は、~しないと大変なことになるから~しなさい、~すると大変なことになるからしてはいけません、と警告するイメージです。
3. urge O to V [アージ]
8. be urged to V
8. He urged me to go to the party.
8. I was urged to go to the party.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8. OにVするように強く勧める、促す
8. Vするように強く勧められる、促される
8. 彼は私にそのパーティーに行くように強く勧めた。
8. 私はそのパーティーに行くように強く勧められた。
urge は、何かをさせようと、しきりに相手を口説[くど]いて急[せ]き立てるイメージです。
4. invite O to V [インヴァイト]
9. be invited to V
9. She invited us to attend the party.
9. attend O [アテンド] : Oに出席する
9. We were invited to attend the party.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9. OにVするように勧める、誘う、求める
9. Vするように勧められる、誘われる、求められる
9. 彼女は私たちにそのパ-ティーに出席するように誘った。
9. 私たちはそのパーティーに出席するように誘われた。
invite は、おいでおいでと人を誘い出すイメージです。
5. train O to V [トレイン]
1. be trained to V
1. I must train my dog to wait.
1. My dog must be trained to wait.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. OをVするように訓練[教育]する
1. Vするように訓練[教育]される
1. 私は私の犬を待つように訓練しなければいけない。
1. → 私は私の犬に「待て」を教えなければいけない。
1. 私の犬は待つように訓練されなければいけない。
1. → 私の犬は「待て」を教えられなければいけない。
名詞形 training [トレイニング] は、「トレーニング、訓練」という意味です。
6. instruct O to V [インストラクト]
7. be instructed to V
1. The teacher instructed the students to wait.
7. The students were instructed to wait.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. OにVするように指示[指図]する
7. Vするように指示[指図]される
7. 教師は生徒たちに待つように指示した。
7. 生徒たちは待つように指示された。
instruct は、教える + 指示する というイメージです。
7. direct O to V [ディレクト][ダイレクト]
8. be directed to V
8. The policeman directed the car to stop.
8. The car was directed to stop.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8. OにVするように指示[指図][命令]する
8. Vするように指示[指図][命令]される
8. その警官はその車に止まるように命じた。
8. その車は止まるように命じられた。
direct は、Vする方向に向くように指示するイメージです。
8. teach O to V [ティーチ]
9. be taught to V [ト-ト]
9. We must teach children not to tell lies.
9. tell a lie [ライ] : 嘘をつく
9. Children must be taught not to tell lies.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9. OにVするように[Vすることを]教える
9. Vするように[Vすることを]教えられる
9. 私達は子供達に嘘をつかないように教えなければならない。
9. 子供達は嘘をつかないように教えられなければならない。
teach O (how) to V
OにVする方法[Vの仕方]を教える
I taught him (how) to eat soba.
私は彼に蕎麦[そば]の食べ方を教えた。
という文型もありますから、ついでに覚えておきましょう。
9. remind O to V [リマインド]
9. be reminded to V
9. Please remind me to mail[post] the letter.
9. mail O = post O [メイル] [ポウスト] : Oを投函[とうかん]する、Oをポストに入れる
9. I was reminded to mail[post] the letter.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9. OにVすることを思い出させる、OにVするように注意する
9. Vすることを思い出させられる、Vするように注意される
9. 私に手紙をポストに入れることを思い出させて下さい。
9. → 忘れていたら手紙をポストに入れるように注意してください。
9. 私は手紙をポストに入れることを思い出させられた。
9. → 私は手紙をポストに入れるように注意された。
remind は、忘れていたこと[忘れそうなこと]を思い出させるイメージです。
10. request O to V [リクウェスト]
10. be requested to V
10. May I request you to stop smoking?
10. Passengers are requested not to smoke.
10. passenger [パセンジャ] : 乗客
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10. OにVするようにお願い[要請]する
10. Vするようにお願い[要請]される
10. あなたにタバコを吸うのをやめるようにお願いしてもよろしいですか。
10. → タバコはご遠慮いただけますか。
10, 乗客はタバコを吸わないようにお願いされている。
10. → お客様はタバコを吸わないようにお願いします。
ask O to V (OにVするように頼む) の形式ばった表現になります。
11. require O to V [リクワイア]
11. be required to V
11. The police officer required me to show my driver's license.
11. police officer [ポリース・オフィサー] : 警察官
11. driver's license (米) = driving licence (英) [ライセンス] : 運転免許証
11. All passengers are required to show their tickets.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11. OにVするように要求する、命じる
11. Vするように要求される、命じられる
11. その警察官は私に運転免許証を見せるように要求した。
11. 乗客は全員切符を見せることを要求されます。
11. → 乗客の皆様の切符を拝見いたします。
同じ 「要求する」 でも、demand [ディマンド] には demand O to V (×) という文型はないので注意しましょう。
12. command O to V [コマンド]
12. be commanded to V
12. The captain commanded his men to cease fire.
12. men : 部下
12. cease fire [スィース] : 撃つのをやめる、停戦する
12. The troops were commanded to open fire.
12. troop [トゥループ] : 中隊 troops : 部隊、軍隊
12. open fire : 攻撃を開始する
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12. OにVするように命令する
12. Vするように命令される
13. 隊長は部下に攻撃を中止するように命令した。
13. 部隊は攻撃を開始するように命じられた。
command は、(権力・権限のある者が正式に) 命令するイメージです。
ちなみに commander [コマンダー] は、「司令官・指揮官」という意味です。
13. promise O to V [プロミス]
14. He promised me to wait.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14. OにVすると約束する
14. 彼は私に待つと約束した。
promise O to V の場合、VするのはOではなくて主語ですから注意しましょう。
では、例文を総復習しましょう。
1. 兄は私に静かにするように懇願した。
5. → 兄は私にお願いだから静かにしてくれと頼んだ。
5. 私は静かにするように懇願された。
2. 先生は私に二度と遅刻しないように注意した。
3. 私は二度と遅刻しないように注意された。
3. 彼は私にそのパーティーに行くように強く勧めた。
8. 私はそのパーティーに行くように強く勧められた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. My big brother begged me to be quiet.
5. I was begged to be quiet.
2. The teacher warned me not to be late again.
6. I was warned not to be late again.
3. He urged me to go to the party.
8. I was urged to go to the party.
4. 彼女は私たちにそのパ-ティーに出席するように誘った。
9. 私たちはそのパーティーに出席するように誘われた。
5. 私は私の犬を待つように訓練しなければいけない。
1. → 私は私の犬に「待て」を教えなければいけない。
1. 私の犬は待つように訓練されなければいけない。
1. → 私の犬は「待て」を教えられなければいけない。
6. 教師は生徒たちに待つように指示した。
7. 生徒たちは待つように指示された。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. She invited us to attend the party.
9. attend O [アテンド] : Oに出席する
9. We were invited to attend the party.
5. I must train my dog to wait.
1. My dog must be trained to wait.
6. The teacher instructed the students to wait.
7. The students were instructed to wait.
7. その警官はその車に止まるように命じた。
8. その車は止まるように命じられた。
8. 私達は子供達に嘘をつかないように教えなければならない。
9. 子供達は嘘をつかないように教えられなければならない。
9. 私に手紙をポストに入れることを思い出させて下さい。
9. → 忘れていたら手紙をポストに入れるように注意してください。
9. 私は手紙をポストに入れることを思い出させられた。
9. → 私は手紙をポストに入れるように注意された。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. The policeman directed the car to stop.
8. The car was directed to stop.
8. We must teach children not to tell lies.
9. tell a lie [ライ] : 嘘をつく
9. Children must be taught not to tell lies.
9. Please remind me to mail[post] the letter.
9. mail O = post O [メイル] [ポウスト] : Oを投函[とうかん]する、Oをポストに入れる
9. I was reminded to mail[post] the letter.
10. あなたにタバコを吸うのをやめるようにお願いしてもよろしいですか。
10. → タバコはご遠慮いただけますか。
10, 乗客はタバコを吸わないようにお願いされている。
10. → お客様はタバコを吸わないようにお願いします。
11. その警察官は私に運転免許証を見せるように要求した。
11. 乗客は全員切符を見せることを要求されます。
11. → 乗客の皆様の切符を拝見いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10. May I request you to stop smoking?
10. Passengers are requested not to smoke.
10. passenger [パセンジャ] : 乗客
11. The police officer required me to show my driver's license.
11. police officer [ポリース・オフィサー] : 警察官
11. driver's license (米) = driving licence (英) [ライセンス] : 運転免許証
11. All passengers are required to show their tickets.
12. 隊長は部下に攻撃を中止するように命令した。
13. 部隊は攻撃を開始するように命じられた。
13. 彼は私に待つと約束した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12. The captain commanded his men to cease fire.
12. men : 部下
12. cease fire [スィース] : 撃つのをやめる、停戦する
12. The troops were commanded to open fire.
12. troop [トゥループ] : 中隊 troops : 部隊、軍隊
12. open fire : 攻撃を開始する
13. He promised me to wait.
お疲れ様でした。(^-^)
次回-動詞 + O + to V の文型 -その4
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
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Sun.
動詞 + O + to V の文型-その4 
動詞 + O + to V の文型-その4
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⇒ 動詞 + O + to V の文型 -その1(導入)
⇒ 動詞 + O + to V の文型 -その2
⇒ 動詞 + O + to V の文型 -その3
動詞 + O + to V の文型 -その2 で紹介した
6. want O to V (OがVすることを望んでいる)
7. would like O to V (OがVすることを望んでいる)
8. expect O to V (OがVすることを予期[期待]する)
の類例を紹介します。
これらの to V の基本イメージは、「Vすることに向かって」ですから、実際にVする[した]かどうかは不明です。
1. wish O to V
2. I wish you to help me.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2. OがVすることを望む
2. OにVしていただきたい(と思う)
2. 私はあなたに手伝っていただきたいと思っている。
形式ばった表現です。
want や would like を使うほうが普通です。
念の為に言っておきますが、hope to V (Vすることを願う) という文型はりますが、hope O to V (×) という文型はありませんので、注意しましょう。
2. like O to V
3. I like you to laugh..
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. OがVすることを好む (だから) OにVして欲しい(と思う)
3. 私はあなたが笑うのが好きだ。
3. → 私はあなたに笑って欲しい。
この意味では、would like を使って、
I'd like you to laugh.
私はあなたに笑っていただきたいのです。
と言うほうが普通です。
like は Ving も目的語に取れます。
to V を使うと、好みよりも一時的な好み = 欲求に解釈されがちです。
純粋に好みを表現したい時は、Ving を使って、
like O Ving
OがVする[している]のを好む
I like children laughing.
私は子供が笑っているのが好きだ。
としたほうがいいでしょう。
3. (would) love O to V
2. I'd love you to laugh.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2. OにVしていただきたい[もらいたい](と思っている)
2. 私はあなたに笑っていただきたい(と思っています)。
love O to V はまれで、、would love O to V とする方が一般的です。
純粋な好みを表現したい場合は、like と同様 Ving を使い、
love O Ving
OがVする[している]が大好きだ
I love children laughing.
私は子供が笑っているのが大好きだ。
と言います。
4. hate O to V
5. I hate you to smoke.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5. OがVすることを嫌う (だから) OにVしてもらいたくない
5. 私はあなたがタバコを吸うのが嫌[いや]だ。
5. →私はあなたにタバコを吸って欲しくない。
遠回しに表現したい時は、
I'd hate you to smoke.
あなたにタバコを吸ってもらいたくないのですが。
という風に would を付けます。
hate も like / love と同様、一時的な好み = 欲求ではなく、純粋な好みを表現したい場合は Ving を使い
hate O Ving
OがVする[しているの]を嫌う
I hate students smoking.
私は学生がタバコを吸う[吸っている]のは嫌いだ。
と言うほうがいいでしょう。
5. prefer O to V1 rather than (to) V2
5. I prefer you to stay home rather than (to) go out.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5. OにV2するより(むしろ)V1して欲しい
5. 私はあなたに出かけるよりは(むしろ)家にいて欲しい。
遠回しに表現したい場合は、would を使って
I'd prefer you to stay (at) home rather than (to) go out.
と言います。
6. mean O to V [ミーン]
3. be meant to V [メント]
3. Her mother meant her to be a pianist.
3. She was meant to be a pianist.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. OがVすることを意図[予定][目的と]する
3. → OにVさせる[してもらう]つもりである
3. (主語は)Vすることを意図[予定][目的と]されている
3. → (主語は)Vすることになっている、Vする予定[目的]だ
3. 彼女の母は彼女がピアニストになることを意図[予定]していた。
3. → 彼女の母は彼女をピアニストにするつもりだった。
3. 彼女はピアニストになることを意図[予定]されていた。
3. → 彼女はピアニストになることになっていた。
7. intend O to V [インテンド]
3. be intended to V [メント]
3. I intend this book to be read by children.
3. This book is intended to be read by children.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. OがVすることを意図[予定][目的と]する
3. → OにVさせる[してもらう]つもりである
3. (主語は)Vすることを意図[予定][目的と]されている
3. → (主語は)Vすることになっている、Vする予定[目的]だ
3. 私はこの本が子供に読まれることを意図[予定][目的と]している。
3. → 私はこの本を子供に読んでもらうつもりで書いた[作成した]。
3. この本は子供に読まれることを意図[予定][目的と]されている。
3. → この本は子供に読んでもらうために書かれた[作成された]ものだ。
mean O to V と intend O to V は、ほぼ同意です。
次回-動詞 + O + to V の文型-その5
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
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Tue.
動詞 + O + to V の文型-その5 
動詞 + O + to V の文型-その5
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⇒ 動詞 + O + to V の文型 -その2
⇒ 動詞 + O + to V の文型 -その3
⇒ 動詞 + O + to V の文型 -その4
動詞 + O + to V の文型 -その2 で紹介した
09. persuade O to V (説得してOにVさせる)
10. enable O to V (OがVすることを可能にする)
11. allow O to V (OがVすることを許す)
12. permit O to V (OがVすることを許可する)
13. cause O to V (OにVさせる)
14. force O to V (OにVすることを強[し]いる)
15. get O to V ((OにVさせる、してもらう)
の類例を紹介します。
これらの使役や許可を表す文型の to V の基本イメージは、「Vすることに到達して」ですから、実際にVする[した]ことを暗示していることが多いです。
1. inspire O to V [インスパイア]
1. be inspired to V
1. My teacher's words inspired me to try harder.
1. I was inspired by my teacher's words to try harder.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. VするようにOを奮起させる[刺激する]
1. Vするように奮起させられる[刺激される]
1. 私の先生の言葉はもっと努力するように私を奮起させた。
1. 私は先生の言葉にもっと努力しようと奮起させられた。
inspire は、人を奮[ふる]い立たせて、刺激して、何かさせるイメージです。
ちなみに、名詞形の inspiration [インスピレイション] は、「刺激、激励、鼓舞[こぶ]、感化」という意味です。
2. lead O to V [リード]
1. be led to V [レド]
1. This experience led me to believe in ghosts.
1. believe in ghosts [ゴウスト] : 幽霊(の存在)を信じる
1. I was led to believe that I was safe.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. OにVするように仕向ける[Vする気にさせる}
1. Vするように仕向けられる[Vする気にさせられる]
1. この経験が私を幽霊を信じる気にならせた。
1. → この経験で私は幽霊を信じるようになった。
1. 私は自分が安全だと思い込まされた。
1. → 私は自分が安全だと思い込んだ。
lead は、人を誘導して何かさせるイメージです。
3. tempt O to V [テムプト]
3. be tempted to V
3. Her beauty tempted me to kiss her.
3. I was tempted to kiss her.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. Oを誘惑してVする気にさせる
3. 誘惑されてVする気にさせられる[→ する気になる」
3. 彼女の美しさは私を誘惑してキスする気にさせた。
3. → 彼女の美しさに誘われて思わずキスしたくなった。
4. 私は彼女にキスをする気にさせられた。
3. → 私は彼女に思わずキスしたいという誘惑に駆られた。
tempt は、人を誘惑して何かをやらせるというイメージです。
tempt の場合は、最初に書いた to V の基本イメージの「Vすることに到達して」というよりむしろ「Vすることの向かって」のほうに近いですから、実際にVする[した]かどうかは定かではありません。
ちなみに、名詞形の temptation [テムプテイション] は、「誘惑」という意味です。
4. motivate O to V [モウティヴェイト]
2. be motivated to V
2. How can I motivate my students to study harder?
2. I'm not motivated to study harder.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2. OにVするようにやる気を出させる
2. Vするようにやる気を出させられる
2. どうすれば私の生徒達にもっと勉強するようにやる気を出させることができるだろうか。
2. 私はもっと一生懸命勉強する[しようという]やる気が出ない。
motivate は何かをするやる気、意欲、モチベーションを与えるイメージです。
ちなみに、名詞形の motivation [モウティヴェイション] は、「意欲、やる気、モチベーション」という意味です。
5. drive O to V [ドライヴ]
3. be driven to V [ドリヴン]
3. My sickness drove me to give up drinking. [ドロウヴ]
3. I was driven to give up drinking.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. OをVするように駆り立てる[追い込む]
3. Vするように駆り立てられる[追い込まれる]
3. 病気は私を酒をやめるように追い込んだ。
3. → 病気のせいで私は酒をやめなければいけなくなった。
3. 私は酒を飲むのをやめるように追い込まれた。
3. → 私は酒をやめなければいけなくなった。。
drive は、人を駆り立てて追い込むイメージです。
ちなみに、
You're driving me crazy. は、
君は私を頭がおかしい状態に追い込んでいる。
→ 君のおかげで私は頭がおかしくなりそうだ。
という意味です。
参考にしてください。
6. push O to V [プシュ]
6. be pushed to V
6. My mother pushed me to go to bed eary.
6. I was pushed to go to bed early.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6. OをVするようにせきたたてる[せかす]
→ Oをせきたてて[せかして]Vさせる
6. Vするようにせきたてられる[せかされる]
→ せきたてられて[せかされて]Vする
6. 母は私を早く寝るようにせかした[→ せかして早く寝かしつけた]。
6. 私は早く寝るようにせかされた[→ せかされて早く寝た]。
push は、人の背中を押して何かさせるイメージです。
to V のない、ただの Don't push me. は、「私をせかさないで。」という意味です。
7. press O to V [プレス]
7. be pressed to V
7. He pressed me to see the movie.
7. I was pressed to see the movie.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6. OをVするようにせきたたてる[せかす]
→ Oをせきたてて[せかして]Vさせる
6. Vするようにせきたてられる[せかされる]
→ せきたてられて[せかされて]Vする
7. 彼はその映画をぜひ見るように私をせかした[に勧めた]。
7. 私はその映画をぜひ見るようにとせかされた[勧められた]。
press は push とほぼ同義で、何かするように圧力をかけるイメージです。
8. induce O to V [インデュース]
1. be induced to V
1. What induced you to change your mind?
1. change one's mind : 決心を変える → 気が変わる
1. I was induced to change my mind.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. OにVするように仕向ける[Vする気にさせる]
1. Vする気に仕向けられる[させられる]
1. 何があなたを決心を変える気にさせたのですか。
1. → あなたはどうして決心を変える気になったのですか。
1. 私は決心を変える気にさせられた。→ 変える気になった。
induce は人を何かするように誘い込むイメージです。
9. compel O to V [コムペル]
9. be compelled to V
9. Bad health compelled me to quit my job.
9. bad health : 悪い健康 → 健康不良、病気
9. quit O [クィト] : Oをやめる
9. I was compelled to quit my job.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9. OにVすることを強[し]いる、(やむなく) OにVさせる
9. Vすることを強いられる、Vせざるを得ない
9. 病気は私に仕事を辞[や]めることを強いた。
9. → 病気のため私は仕事を辞めざるを得なかった。
9. 私は仕事をやめることを強いられた。
9. → 私は仕事を辞めざるを得なかった。
compel O to V は、その2で先に紹介した force O to V とほぼ同意です。
force O to V ほどは使われていませんが、中・上級者は覚えておきましょう。
⇒ force O to V
10. oblige O to V [オブライジ]
10. be obliged to V
10. The law obliges us to pay taxes.
10. tax [タクス] : 税金
10. We are obliged to pay taxes.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10. OにVする義務を負わせる、Oに余儀[よぎ]なくVさせる
10. Vする義務を負わせられる、余儀なくVさせられる
10. 法律は私達に税金を払うことを義務付けている。
10. 私達は税金を払うことを義務付けられている[→ 払わなければならない]。
oblige は、義務上、余儀なく、Vさせるイメージです。
ちなみに、名詞形の obligation [オブリゲイション] は、「義務・責任」という意味です。
次回-動詞 + O + to V の文型-その6
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
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Fri.
動詞 + O + to V の文型-その6 
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⇒ 動詞 + O + to V の文型 -その5
動詞 + O + to V の文型 -その2 で紹介した
16. think O (to be) C (OをCだと思う)
17. believe O (to be) C (OをCだと信じる)
の類例を紹介します。
この文型は O = C なので、基本5文型に分類すると、S + V + O + C (第5文型) になります。
1. find O (to be) C [ファインド]
2. be found (to be) C
3. We found the rumor (to be) true.
3. The rumor was found (to be) true.
3. rumor [ルーマー] : うわさ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. OがCであることが[Cだと]わかる、知る
1. Cであることが知られる、発見される
1. 私達はそのうわさが本当であることが分かった[知った]。
1. そのうわさが本当であることが知られた[わかった]。
受身[受動態]の be found (to be) C は、よく使われていますが、能動態の find O (to be) C はあまり使われていなくて、次のように that 節 を使うのが一般的です。
= We found (that) the rumor was true.
これを受身[受動態]にすると、形式[仮]主語の it を使って、
= It was found (that) the rumor was true.
となります。
2. consider O (to be) C [コンスィダー]
2. be considered (to be) C
2. We consider him (to be) a great musician.
2. He is considered (to be) a great musician.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2. OをCだとみなす
2. Cだとみなされている
2. 私達は彼を偉大な音楽家だとみなしている。
2. 彼は偉大な音楽家だとみなされている。
この場合も、consider O (to be) C よりも、consider that 節 のほうがよく使われています。
= We consider (that) he is a great musucian.
形式[仮]主語の it を使って受け身[受動態]にすると、
= It is considered (that) he is a great musician.
consider O as C もよく使われます。
= We consider him as a great musician.
= He is considered as a great musician.
3. feel O (to be) C
3. be felt (to be) C
3. Everyone felt his idea (to be) wonderful.
3. His idea was felt (to be) wonderful.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. OをCだと感じる、思う
3. Cだと感じられる
3. 全員彼の考えは素晴らしいと感じた[思った]。
3. 彼の考えは素晴らしいと感じられた。
この場合も、feel O (to be) C よりも、feel that 節 のほうがよく使われています。
= Everyone felt (that) his idea was wonderful.
受け身[受動態]にすると、
= It was felt (that) his idea was wonderful.
4. know O to be C
4. be known to be C
4. We know him to be a great musician.
4. He is known to be a great musician.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. OをCであると[だと]知っている
4. Cであると[だと]知られている
4. 私達は彼を偉大な音楽家であると[だと]知っている。
4. 彼は偉大な音楽家であると[だと]知られている。
know の場合、to be を省略するのは非常にまれです。
難しいですね。(;゚Д゚)
know O to be C はあまり使われていないので、know that 節 を使いましょう。
= We know (that) he is a grreat musician.
受身の be known to be C はよく使われています。
受身の場合、be known as C もよく使われます。
= He is known as a great musician.
= 彼は偉大な音楽家として知られてる
It is known that 節 は非常にまれなので使わないほうがいいでしょう。
It is known that he is a great musician. (?)
動詞 + O + to be C の文型を取れる動詞は、これまで紹介した
think O (to be) C (OをCだと思う)
believe O (to be) C (OをCだと信じる)
find O (to be) C (OがCだとわかる)
consider O (to be) C (OをCだとみなす)
feel O (to be) C (OをCだと感じる、思う)
know O to be C (OをCだと知っている)
以外に
report O (to be) C [リポート] (OがCだと報告する)
prove O (to be) C [プルーヴ] (OがCだと証明する)
show O (to be) C [ショウ] (OがCだと明らかにする)
suppose O (to be) C [サポウズ] (OがCだと思う)
assume O (to be) C [アシューム] (OをCだとみなす、思い込む)
presume O (to be) C [プリジューム] (OをCだと考える)
imagine O (to be) C [イマジン] (OがCだと想像する)
declare O (to be) C [ディクレア] (OをCだと宣言・発表する)
…… ここまでは to be はよく省略されます ……
suspect O to be C [サスペクト] (OをCではないかと疑う)
guess O to be C [ゲス] (OがCだと推測する)
estimate O to be C [エスティメイト] (OがCだと推定する)
understand O to be C [アンダスタンド] (OがCだと理解する、受け取る)
assert O to be C [アサート] (OがCだと断言する)
discover O to be C [ディスカヴァ] (OがCだとわかる、発見する)
などがありますが、すべて
think (that) O is C (OがCであると思う)
believe (that) O is C (OがCであると信じる)
know (that) O is C (OがCであることを知っている)
のように、that 節 を従えるほうが一般的です。
be thought (to be) C (Cだと思われている)
be believed (to be) C (Cだと信じられている)
be known to be C (Cだと知られている)
のような受身[受動態]はよく使われています。
be believed (to be) C 以外にも
be believed to V (Vすると信じられている)
be believed to have Vpp[過去分詞] (Vしたと信じられている)
のように、be 動詞以外にも、一般動詞や完了形が使われることがあるので、それは次回に解説したいと思います。
次回-be thought[believed][said] to V 型の文型-その1
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
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