It is likely that S + V と S is likely to V

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



It is likely that S + VS is likely to V は、

主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文

次のように簡単に紹介しました。

It is likely that Ken will come tomorrow.
Ken is likely to come tomorrow.
ケンは明日来る可能性が高い。
It is likely that S + V.
S is likely to V.
SはVする可能性が高い。

今回は、It is likely that S + VS is likely to V について、もう少し踏み込んで説明したいと思います。



まず和訳です。

1. SはVしそうだ。
2. おそらく[たぶん]SはVするだろう。

という訳語を載せている辞書が多いですが、私は、

3. SはVする可能性が高い。

という万能訳お勧めします。

私も、入門・初級者の頃は素直に 1.2. の訳語を使っていたのですが、

1. 未来に言及している場合しか、「SはVしそうだ。」は使えない。

It is likely that Ken will come tomorrow.
= Ken is likely to come tomorrow.
ケンは明日来そうだ。(○)
おそらくケンは明日来るだろう。(○)
ケンは明日来る可能性が高い。(○)
It is likely that Ken is a kind person.
= Ken is likely to be a kind person.
ケンは親切な人でありそうだ。(?)
ケンはおそらく親切な人だろう。(○)
ケンは親切な人である可能性が高い。(○)
It is likely that Ken came yesterday.
= Ken is likely to have come yesterday.
ケンは昨日来た???。(×)
おそらくケンは昨日来ただろう。(○)
ケンは昨日来た可能性が高い。(○)

2. more likely とか how likely などに変形されると、「おそらく[たぶん]SはVするだろう。」は使えない。

Ken is more likely to come tomorrow than today.
(It is liikely that S + V. で書き換えない方がよい。)
ケンは今日よりも明日来そうだ。(?)
おそらくケンは今日よりも明日来るだろう。(?)
ケンは今日よりも明日来る可能性が高い。(○)
How likely is it that Ken will come?
= How likely is Ken to come?
ケンはどれくらい来そうだろうか。(?)
どれくらいおそらくケンは来るだろうか。(?)
ケンが来る可能性はどれくらいだろうか。(○)

という理由で、SはVする可能性が高い。という万能訳に落ち着きました。(^-^)



ジーニアス英和辞典には、「that 節 には、通例 will を用いる」と」書かれています。

ジーニアス英和辞典に書かれているように、確かに未来に言及している場合が多いですが、大学入試英検の英語などを読んでいると、必ずしも未来のことに言及しているとは限らないので注意する必要があります。

It is likely that Ken will come tomorrow.
= Ken is likely to come tomorrow.
ケンは明日来る可能性が高い。(未来
It is likely that Ken comes every night.
= Ken is likely to come every night.
ケンは毎晩来ている可能性が高い。(現在の習慣)
It is likely that Ken has already come.
= Ken is likely to have already come.
ケンはもう来ている可能性が高い。(完了
It is likely that Ken came yesterday.
= Ken is likely to have come yesterday.
ケンは昨日来た可能性が高い。 (過去

未来現在のことは to V で、完了過去のことは to have Vpp で表します。

過去の時点「可能性が高かった」 場合は、that 節 場合は時制の一致を行い、to V / to have Vpp の場合はそのままにします。

It was likely that Ken would come the next day.
= Ken was likely to come the next day.
ケンは翌日来る可能性が高かった。(過去から見た未来
It was likely that Ken came every night.
= Ken was likely to come every night.
ケンは毎晩来ている可能性が高かった。(過去の時点での習慣)
It was likely that Ken had already come.
= Ken was likely to have already come.
ケンはもう来ている可能性が高かった。(過去の時点での完了
It was likely that Ken had come the day before.
= Ken was likely to have come the day before.
ケンは前日来た可能性が高かった。 (過去の過去



「中学英語・ちょっと復習」 で、「尺度[単位]を表す形容詞・副詞」 を説明しました。

中学英語・ちょっと復習-尺度[単位]を表す形容詞・副詞

実は、 likely「尺度[単位]を表す形容詞」 の一つです。

likely が、「尺度[単位]を表す形容詞」 の場合、「可能性が高い」 とは限らないので、注意しましょう。

Ken is as likely to come tomorrow as today.
ケンが明日来る可能性は今日来る可能性と同じだ[同じくらい高い]。
Ken is half as likely to come tomorrow as today.
ケンが明日来る可能性は今日来る可能性の半分だ。
Ken is three times as likely to come tomorrow as today.
ケンが明日来る可能性は今日来る可能性の3倍だ。
Ken is more likely to come tomorrow than today.
ケンは今日(来る可能性)より明日来る可能性のほうが高い。
Ken is less likely to come tomorrow than today.
= Ken is not as likely to come tomorrow as today.
ケンは今日(来る可能性)より明日来る可能性のほうが低い。
ケンが明日来る可能性は今日来る可能性ほど高くない。
Ken is (the) most liikely to come tomorrow.
ケンは明日来る可能性が(一番)高い。
(the がない場合、mostvery と同じ単なる強調語で、最上級の意味がないこともあります。)
How likely is Ken to come tomorrow?
= How likely is it that Ken will come tomorrow.
ケンが明日来る可能性はどれくらいありますか。

最後の例を除いては、It is likely that S + V. で書き換えない方がいいでしょう。



It is likely that S + V.S is likely to V.likely形容詞 ですが、likely副詞 としても使われます。

It is likely that he will come tomorrow. (形容詞)
Ken is likely to come tomorrow. (形容詞)
Ken will likely come tomorrow. (副詞)

副詞の場合は、likely 単独ではなくvery likely / most likely などの形で使われることが多く、文中に挿入されるだけでなく、文頭にも置かれます

Ken will very likely come tomorrow.
Most likely Ken will come tomorrow.
おそらく[多分]ケンは明日来るだろう。

日本語「おそらく」「多分」 という和訳では表しようもありませんが、certainly (きっと) や probably (おそらく十中八九) よりも話し手の確信の程度は低くmaybe (ひょっとしたら = 5割程度) よりは高いと覚えておきましょう。

この副詞の影響で、形容詞likely にも verymost付いていることがありますが、特に訳出する必要はありません

It is most likely that Ken will come tomorrow.
Ken is very likely to come tomorrow.



be likely to V類似表現に、be apt to V [プト] / be liable to V [イアブル] があります。

be apt to V = tend to V
VしがちだVしやすいVする傾向性がある
(本質的な傾向性を述べる場合に使う)

Rich people are apt to look down on peope.
look down on ~ : ~を見下す
金持ちは(とかく)人を見下しがちだ[見下す傾向性がある]。

be liable to V
VしがちだVしやすいVする傾向性がある
(良くない傾向性を述べる場合に使う)

In summer foods are liable to go bad quickly.
go bad : 悪くなる、腐る
夏は食べ物がすぐ腐りやすい。

be liable to V は、「悪い傾向性」 を述べる場合に用いられることが多いですが、be apt to V入れ換えても構わないことが多いです
したがって、こちらから英語を発信する場合は、be apt to V を使ったほうが無難かもしれません。

be likely to V は、一般的な傾向性ではなく、特定な状況で何かが起こる可能性について述べるのが普通ですが、be apt to Vbe liable to V混同されて、「Vする傾向性がある」 という意味に使われることも時々あります。
こちらから英語を発信する場合には、be apt to V を使うのが無難ですが、be likely to V でも時々 「Vする傾向性がある」 訳さなければ意味が通らない場合があるので注意しましょう。

ちなみに、It is likely that S + V. とは違いIt is apt that S + V.It is liable that S + V. という文型はありません

次のページ参考にしてください。

be 形容詞 to V の文型(慣用表現) その2



少し詳しく説明しすぎた感がありますが、It is likely that S + V.S is likely to V はよく出てくる文型ですので、これくらい勉強しておいても損はありません。
 (^-^)



次回- It is unlikely that S + V. と S is unlikely to V.

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2017/02/04 21:46 [edit]

category: 高校英語・基礎

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It is unlikely that S + V と S is unlikely to V

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



It is unlikely that S + VS is unlikely to V は、

主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文

次のように簡単に紹介しました。

It is unlikely that Ken will come tomorrow.
Ken is unlikely to come tomorrow.
ケンは明日来る可能性が低い。
It is unlikely that S + V.
S is unlikely to V.
SはVする可能性が低い。

前回は、It is likely that S + V S is likely to V について詳説しました。

It is likely that S + V と S is likely to V

今回は、言わばその否定バージョンなので、上記のページを通読して来てください。



It is unlikely that S + V.
= S is unlikely to V.
SがVする可能性は低い。(万能訳)
おそらく[多分]SはVしないだろう。(ほぼ万能訳)
SはVしそうにない。(未来に言及している場合に適訳)

It is unlikely that Ken will come tomorrow.
= Ken is unlikely to come tomowwow.
ケンが明日来る可能性は低い。
おそらくケンは明日来ないだろう。
ケンは明日来そうにない。

It is unlikely that Ken comes every day.
= Ken is unlikely to come every day.
ケンが毎日来ている可能性は低い。
おそらくケンは毎日は来ていないだろう。

It is unlikely that Ken has already come.
= Ken is unlikely to have already come.
ケンがもう来ている可能性は低い。
おそらくケンがもう来ているということはないだろう。

It is unlikely that Ken came yesterday.
= Ken is unlikely to have come yesterday.
ケンが昨日来た可能性は低い。
おそらくケンは昨日来ていないだろう。

未来のことに言及している場合が多いので、入門・初級者は、1番最初の例文だけはしっかり覚えておきましょう

unlikelylikely とは違い、尺度を表す形容詞ではありませんから、常に 「可能性が低い」 という意味になります。

unlikelylikely とは違い、副詞はありません。



次回- It is certain that S + V. と S is certain to V.

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2017/02/11 12:40 [edit]

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It is certain that S + V と S is certain to V

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



It is certain that S + V.S is certain to V. [ートン] は、

主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文

次のように簡単に紹介しました。

It is certain that Ken will come tomorrow.
Ken is certain to come tomorrow.
ケンが明日くるのは確かだ[きっと明日来る]。
It is certain that S + V.
S is certain to V.
SがVするのは確かだ[SはきっとVする]。

今回は、It is certain that S + V.S is certain to V. について、もう少し詳しく説明したいと思います。



話し手の確信度相当高い場合に使われます。

It is certain that S + V.
= S is certain to V.
SがVするのは確か[確実]だ。
= Sはきっと[必ず]Vする。

まずは入門・初級用暗誦例文です。

It is certain that Ken will come tomorrow.
= Ken is certain to come tomorrow.
= Ken will certainly come tomorrow.
ケンが明日来るのは確か[確実]だ。
ケンはきっと[必ず]明日来る。

副詞certainly (きっと、確かに、必ず)よく使われているので、覚えておきましょう

S is certain to V.同意表現S is sure to V. という表現があり、こちらのほうがよく使われているので、ぜひ一緒に覚えておきましょう。

Ken is sure to come tomorrow.
ケンはきっと[必ず]明日来る。

be sure[certain] to V は、命令文でもよく使われます

Be sure[certain] to come tomorrow.
必ず明日来なさい。(sure の方が普通)



《質問》

S is certain to V. = S is sure to V. ということは、It is certain that S + V. = It is sure that S + V. / certainly = surely と解釈してもいいのでしょうか?

《答え》

It is sure that S + V. は、実際には使われているようですが、俗語とみなされていて正用法ではありません

耳で聞いて理解できる程度でよろしいかと思われます。

certainly = surely と思っていただいても結構ですが、certainly のほうが普通だと思います。

辞書によって扱いが違うようですね。

研究社ルミナス英和辞典には、

《古風, 格式》 確かに, 必ず, きっと.
He will surely succeed [fail].
彼はきっと成功する[失敗する]に違いない


と書かれており、

ジーニアス英和辞典(第4版)certainly を引くと、

He will certainly [×surely] give in.
(= It is certain [×sure] that he will give in.)
必ず彼は降参するよ。


と書かれてますが、同辞典surely を引くと、

She will surely succeed.
彼女はきっとうまくやりますよ。
(She's sure to succeed. / She'll succeed for sure. などが普通)


とも書かれています。

certainly を使うほうが無難なようですね。 (^-^;

[追記]
念の為、最新版ジーニアス英和辞典(第版)certainly を引いてみると、

He will certainly give in.
(= It is certain that he will give in.)
必ず彼は降参するよ。


[×surely][×sure]消えていました。 (-_-;)



入門・初級用暗誦例文まとめ直します

It is certain [× sure] that Ken will come tomorrow.
ケンが明日来るのは確かだ[確実]だ。
Ken is sure [△ certain] to come tomorrow.
ケンはきっと[必ず]明日来る。
Ken will certainly [△ surely] come tomorrow.
ケンはきっと[必ず]明日来る。
Be sure [△ certain] to come tomorrow.
必ず明日来なさい。

ちなみに、次のように言うこともできます

I'm sure [△ certain] (that) Ken will come tomorrow.
ケンが明日来ることを私は確信しています。
→ ケンはきっと[必ず]明日来ます。



さて、中・上級者向けにもう少し説明を付け加えておきます。

上記の例文未来の事柄に言及していますが、未来以外の事柄にも当然使えます。

It is certain that Ken comes every day. (現在)
ケンが毎日来ているのは確か[確実]だ。
It is certain that Ken has already come. (完了)
ケンがもう来ているのは確か[確実]だ。
It is certain that Ken came yesterday. (過去)
ケンが昨日来たのは確か[確実]だ。

あまり使われませんが、これらを S is certain [sure] to V.書き換えると、次のようになります。

Ken is certain [sure] to come every day.
ケンはきっと毎日来ている(にちがいない)。
Ken is certain [sure] to have already come.
ケンはきっともうここに来ている(にちがいない)。
Ken is certain [sure] to have come yesterday.
ケンきっと昨日ここに来た(にちがいない)。

「完了」「過去」 は、 to have Vpp で表されます。

中・上級者は、理解できる程度にはしておいたほうが良いでしょう。

副詞certainly [surely] を使うと、

Ken certainly [surely] comes every day.
Ken certainly [surely] has already come.
Ken has certainly [surely] already come. (△)
Ken certainly [surely] came yesterday.

口語英語では、「確信している」 という意味の sure [certain] を使った、

I am sure [certain] that S + V.
SがVすることを私は確信している。
→ きっとSはVする(と私は思う)。

の方がよく使われます

I'm sure [certain] (that) Ken comes every day.
ケンはきっと毎日来ている(と思う)。
I'm sure [certain] (that) Ken has already come.
ケンはきっともう来ている(と思う)。
I'm sure [certain] (that) Ken came yesterday.
ケンはきっと昨日ここへ来た(と思う)。

合わせて覚えておきましょう



次回-中学英語・ちょっと復習-不定詞 [to + V] の表す時(入門・初級者向け)

次々回- to 不定詞 [to + V] の表す時 (中・上級者向け) -その1

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2017/02/12 19:01 [edit]

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中学英語・ちょっと復習-不定詞 [to + V] の表す時(入門・初級者向け)

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 全9回



皆さん、to 不定詞 = to V[動詞の原形] が、いつの時を表しているか?を意識したことはありますか。

「Vするために」(副詞的用法) とか 「Vするための」(形容詞的用法) とか 「Vすること」(名詞的用法) という、訳語用法は覚えたけれど、「to V がいつの時を表しているか?」という疑問はついぞ浮かばなかった、という人が大半ではないかと思います。

今回は、to V がどんな時を表しているか? という疑問を、中学程度の例文を使って追求してみようと思います。



[名詞的用法-動詞の目的語]
1. I want to study in Japan in the future.
1. 私は将来日本で勉強することを望んでいる。
1. → 私は将来日本に留学したい(と思っている)。

want (望んでいる)「現在」 ですが、その望んでいる内容 = to study in Japan in the future (将来日本で勉強すること) は、明らかに「未来」 です。

2. I wanted to study in Japan in the future.
1. 私は将来日本で勉強することを望んでいた。
1. → 私は将来日本に留学したかった。

wanted (望んでいた)「過去」 ですが、その望んでいる内容 = to study in Japan in the future (将来日本で勉強すること) は、過去から見た「未来」 です。



[名詞的用法-動詞の目的語]
3. My son has learned to be patient.
2. patient [イシェント] : 我慢強い、辛抱強い
2. 私の息子は我慢することを学んだ[身に付けた]。
2. → 私の息子は我慢できるようになった。

has learned (学んだ / 身に付けた) のは 「現在完了」 で、学んだ[身に付けた]内容to be patient (我慢すること) はそれと 「同時」 だと考えられます。



[名詞的用法-be 動詞の補語]
4. My dream is to become a professional baseball player.
3. professional [プロフェショナル] : プロの
3. 私の夢はプロ野球選手になることです。

is「現在」 ですが、夢の内容to become a professional baseball player (プロ野球選手になること)「未来」 です。

5. My dream was to become a professional baseball player.
3. 私の夢はプロ野球選手になることだった。

この場合の to become a professional baseball player (プロ野球選手になること)「過去から見た未来」 です。



[名詞的用法-主語]
6. It is necessary to attend the meeting.
5. necessary [セー / ササリ] : 必要な
5. その会議に出席することが必要だ。
5. → その会議に出席する必要がある。
5. (It = 形式主語 / to attend the meeting = 真主語)

is necessary (必要である) のは 「現在」 ですが、必要な内容to attend the meeting (会議に出席すること)「未来」 です。

7. It was necessary to attend the meeting.
6, その会議に出席する必要があった。

この場合の to attend the meeting も、 「過去から見た未来」 です。



1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. は全て名詞的用法でした。

別の用法も見てみましょう。

[副詞的用法-目的]
8. I went to Osaka to visit my grandmother.
5. 私は祖母を訪ねるために大阪へ行った。

went to Osaka (大阪に行った) のは 「過去」 で、その目的to visit my grandmother (祖母を訪ねるために)「過去から見た未来」 です。



[副詞的用法-感情の原因]
9. I am glad to see you again.
8. あなたに又お会いできてうれしいです。

to see you (あなたに会う) のと 「同時」 かその「直後」am glad (うれしく思っている) のですから、これは 「ほぼ同時」 です。



[形容詞的用法]
10. Do you have anything to do today?
10. 君は何か今日することがありますか。

この文は、場合によって次のどちらかに解釈できます

Do you have anything you have to do?
君は何か今日しなければいけないことがありますか。
Do you have anything you are going [planning] to do?
君は何か今日する予定のことがありますか。

どちらに解釈しても、to do (する) のは 「未来」 です。



[形容詞的用法]
11. Ken was the last person to come to the party.
11. ケンはパーティーにやってきた最後の人だった。

この文は、関係代名詞who を使って次のように書き換えることができます

Ken was the last person who came to the party.

というわけで、was (だった)「過去」 で、to come to the party (パーティーに来た) のも 「過去」 ですから、 「同時」 とみなすことができます。



[動詞 + O + to V 型の文型]
12. The teacher told us to be quiet.
12. 先生は私達に静かにするように言った。

先生が私達に told (言った) のは 「過去」 ですが、言った内容 to be quiet (静かにするように)「過去から見た未来」 です。


[疑問詞 + to V]
13. I don't know when to leave.
10. 私はいつ出発したらいいかわからない。

don't know (わからない)「現在」 ですが、when to start (いつ出発したらいいか)「未来」 です。



[まとめ]

[to + V の表す時]

場合に応じて

述語動詞の表す時より未来のことを表す。

述語動詞の表す時同時のことを表す。

となります。

「未来」圧倒的に多いですが、時々 「同時」 もありますから注意しましょう



次回- to 不定詞 [to + V] の表す時 (中・上級者向け) -その1


to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2017/02/17 12:01 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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to 不定詞 [to + V] の表す時 (中・上級者向け) -その1

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



皆さん、to 不定詞 = to V[動詞の原形] が、いつの時を表しているか?意識したことはありますか。

「Vするために」(副詞的用法) とか 「Vするための」(形容詞的用法) とか 「Vすること」(名詞的用法) という、訳語用法は覚えたけれど、「to V がいつの時を表しているか?」という疑問はついぞ浮かばなかった、という人が大半ではないかと思います。

今回は、to V がどんな時を表しているか? という疑問を追求してみようと思います。

その際、もうすでに別のページで紹介していますが、完了不定詞 = to have Vpp[過去分詞] についても説明します。



これまで、to 不定詞 [to + V]基本的な用法順番に詳しく説明してきました。

もう少し続きがありますが、基本的な用法はほぼ終了しましたから、それらの用法の復習も兼ねて目次の順に 「to + V が表す時」 を総点検していきましょう。

目次の順に、手抜きなくすべて点検していきます。

少し長い説明になるかもしれませんが、復習だと思って最後までお付き合いくださいm(__)m



to 不定詞 [to + V(動詞の原形)] の用法-導入

上記のページで、次のような基本イメージを紹介しました。

to V の基本イメージ
Vすることに向かって

Vすることに到達して




読者の中には、英語を専門に研究された方もいらっしゃるかと思うので、念のために付け加えておきます

Vすることに向かって という基本イメージは、他のサイトや参考書類にも書かれている通り、誰もが認める基本イメージだと思います。

でも、少し勉強すれば誰でも気付くことですが、Vすることに向かって だけでは、to 不定詞 = to V[動詞の原形]用法をすべて説明することはできません

Vすることに向かい合って という基本イメージですべてを説明しようという試みもあるようですから、それも検討しました。

結局、1つのイメージですべて説明するのは断念して、最終的に、2つイメージで説明することにしました

Vすることに到達して という基本イメージは、生徒に説明するために便宜上私が勝手に作成したものなので、何の学術的裏付けもありませんから、「証拠の文献を示せ」 などというコメントは控えるようにお願いします



本題に戻ります。

to V の基本イメージ の表す「は、次のように考えると分かりやすいと思います。

Vすることに向かって
Vするか[したか]どうか不明 → 「述語動詞の時」 より 未来
Vする[した]ことを暗示 → 「述語動詞の時」 より 未来

Vすることに到達して
直前にVした → 「述語動詞の時」 と 「(ほぼ)同時
今Vしている → 「述語動詞の時」 と 同時
結果的にVする[した] → 「述語動詞の時」 と 「(ほぼ)同時
結果的に後でVする[した] → 「述語動詞の時」 より = 未来


では、全用法を順番に点検していきましょう

Let's get started ! (^-^)



[be to V]

to 不定詞 [to V] の用法-be to V の用法 その1

1. a. The President is to visit Japan next year. (予定)
1. a. 大統領は来年日本を訪問することになっている[訪問する予定だ]。
1. b. You are to come by 9 o’clock. (義務)
1. b. あなたは9時までにここに来なければならない(ことになっている)。
1. c. My car was not to be found anywhere. (可能)
1. c. 私の車はどこにも見つけられることができなかった → 見つからなかった。
1. d. He was never to see his homeland again. (運命)
1. d. 彼は二度と再び故郷を見ない運命だった。
1. e. If you are to succeed, you must try harder. (意図)
1. e. もし成功するつもりなら[成功したければ]、もっと一生懸命努力しなければいけない。

a. (予定) b. (義務) d. (運命) e. (意図)to V は明らかに 「未来志向」 で、「述語動詞の時」 よりも 未来 のことを表しています。

しかし、c. (可能)to V だけは 「未来志向」 ではありません。

「見つけられることに到達しなかった」 → 「見つからなかった」 というわけですから、「述語動詞の時」 と同時 です。



[形容詞的用法]

to 不定詞 [to V] の用法-形容詞的(名詞限定)用法

「形容詞的用法」to V は、 未来」 を表す場合が多いですが、 同時」 を表す場合もかなりあります

to 不定詞 [to V] の用法-be to V の用法 その2

上記のリンクのページで説明したように、「形容詞的用法」to V には、 be to V「義務」 「予定」 「可能」意味が隠れていることがあります。

「義務」 「予定」 の意味が含まれている場合は、未来
「可能」 の意味が含まれている場合は、同時
を表していると考えられます。

例文検証してみましょう。

2.
a. We have nothihg to eat.
a. 私達には食べるものが全くない。。
= We have nothing (that) we can eat.
と言い換えることができますから、to eat の時は 同時 です。

b. Do you have anything to do tonight?
b. 今晩何かすることありますか?
= Do you have anything (that) you should [have to] do tonight?
= 今晩何かすべき[しなければならない]ことがありますか。
= Do you have anything (that) you are going [planning] to do tonight?
= あなたは今晩何かする予定のことはありますか。
と言い換えることができますから、to do の時は 未来 です。

c. I have a lot of books to read this week.
c. 今週は読まなければならない本がたくさんあります。
= I have a lot of books (that) I should [have to] read this week.
と言い換えることができますから、to read の時は 未来 です。

d. There are a lot of books to read in this room.
d. この部屋には読む本がたくさんある。
= There are a lot of books in tihis room (that) you can read.
と書き換えることができますから、to read の時は c. とは違い同時 です。

e. I have only a few friends to talk with.
e. 私は話す友達[話し相手をしてくれる友達]がほんの少ししかいない。
= I have only a few friends (who) I can talk with.
と書き換えることができますから、to talk with の時は 同時 です。

f. I have no friends to help me.
f. 私は、私を助けてくれる友達が全くいません。
= I have no friends who help me.
と書き換えることができますから、to help me の時は 同時 です。

g. He was the first (man) to fly in the air.
g. 彼は空を飛んだ初めての(男の)人だった。
= He was the first (man) who flew in the air.
と書き換えることができますから、to fly in the air の時は 同時 です。

h. Ken broke his promise to give me his bike.
h. ケンは私に彼の自転車をくれるという約束を破った。
= Ken broke his promise that he would give me his bike.
と書き換えることができますから、to give me a bike の時は 未来 です。

i. I had a chance to speak to her yesterday.
i. 私は昨日彼女に話しかける機会があった。
この例文は、適切な言い換え表現が見当たりませんが、明らかに 同時 です。

どうやら、「形容詞的用法」 は、文脈に応じて 「未来」 を表す場合と 「同時」 を表す場合の両方があるようです。



[疑問詞 + to V]

to 不定詞 [to V] の用法-疑問詞 to V / whether to V の用法-導入

「形容詞的用法」同様に、「疑問詞 + to V」 にも、 be to V「義務」 (時々 「予定」 「可能」) の意味が隠れていることがあります。

to 不定詞 [to V] の用法-be to V の用法 その2

3.
a. I didn't know what to do.
a. 私は何をすべきか[どうしたらいいか]わからなかった。(未来
b. I don't know who to ask.
b. 私は誰に頼むべきか「尋ねるべきか]わからない。(未来
c. Tell me where to put this box.
c. この箱をどこに置いたらいいか教えて。(未来
d. Ken didn't know when to start.
d. ケンはいつ出発したらいいか[いつ始めたらいいか]わからなかった。(未来
e. Ken showed me how to eat soba.
e. ケンは私にどうやって蕎麦(そば)を食べたらいいのか見せて[教えて]くれた。
e. → ケンは私に蕎麦の食べ方を見せて[教えて]くれた。(同時
f. The question is which car to buy.
f. 問題はどの[どちらの]車を買うか[買うべきか][買えばいいか]だ。(未来

「未来」 を表す場合が圧倒的に多いですね。

e. だけが 「同時」 を表していると考えられますが、同じ how to V でも、次の例文「未来」 を表しています。

g. The problem is how to stop thier fight.
g. 問題は彼らの喧嘩をどうやって止める(べき)かだ。 (未来)



[whether to V]

whether to V

whether to V にも、be to V「義務」意味隠れています

4.
a. I can't decide whether to go or (to) stay.
a. 私は行くべきかとどまるべきか決めることができない。(未来)
b. I can't decide whether to go (or not).
b. = I can't decide whether (or not) to go.
b. 私は行くべきかどうか決めることができない。(未来
c. The question was whether to receive the money (or not).
c. = The question was whether (or not) to receive the money.
c. 問題はそのお金を受け取るべきかどうかであった。 (未来

whether to Vto V は、「未来」 を表すと考えて間違いないでしょう。



次回- to 不定詞 [to + V] の表す時 (中・上級者向け) -その2


to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2017/02/20 04:46 [edit]

category: 高校英語・基礎

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