Tue.
中学英語・ちょっと復習-「~がある・いる」という文と「旧情報」と「新情報」 
中学英語・ちょっと復習-「~がある・いる」という文と「旧情報」と「新情報」
まず最初に、次の英文を読んでみましょう。
Where is my bag? / It[=Your bag] is on the table.
中1レベルの英語です。
「私のカバンはどこにありますか。」という問いに対して、「それ[=君のカバン]はテーブルの上にあります。」と答えていますね。
It[=Your bag] is on the table. のどこに強勢があるかわかりますか?
「どこにありますか。」の返事ですから、当然 on the table の上に強勢がありますね。
It[=Your bag] is on the table. の It[=Your bag] は my bag を受けて言っているのですでに相手が知っている情報なのに対して、on the desk は今始めて相手に知らせる未知の情報ですね。
このすでに知っている既知の情報を文法用語で「旧情報」、
今初めて相手に知らせる未知の情報を「新情報」と言います。
旧情報はもうすでに知っている情報なので弱く発音します。
聞き手が聞き取れなくてもあまり困らない情報だからです。
それに対して新情報は強く発音して相手に聞こえないと困ることになりますね。
片言の英語だと次のようになります。
Where my bag? / On desk.
あたしのカバンどこ? / テーブルの上。
これで立派に相手に言いたいことが通じます。
中1の復習のつもりで次の英語を覚えましょう。
どこにあるかが相手に伝えたい新情報なのでそこを強く発音してください。
1. Where is Pochi? / It's under the table.
2. Where are my books? / They're on the desk.
3. Where is Ken? / He's there.
4. Where are you? / I'm here.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. ポチはどこにいますか。 / テーブルの下にいます。
2. 私の本(複数)はどこにありますか。 / 机の上にありますよ。
3. ケンはどこにいますか。 / そこにいます。
4. あなたはどこにいるのですか。 / ここにいます。
では、「テーブルの下に犬が1匹いる。」を英語にしてみましょう。
A dog is under the table. (?)
この英語は文法的には正しいのですが、どこか不自然です。
a dog は相手にとって「新情報」なのですから、いきなり最初に a dog と言ってしまうと相手が聞き洩らす可能性がありますね。
そこで文頭にほとんど意味のない there をまず置き、次に is[are] を置いて、「ほら(そこに)いるよ」とまず相手の注意を引きます。
その後に何がいるか新情報の a dog を置き、最後に居る場所 under the table を置いて終わりです。
できた英語は、
There is a dog under the table.
ほらいるよ → 犬が1匹 → テーブルの下に
テーブルの下に犬が1匹います。
このように言えば、新情報の a dog を聞き洩らすことはありませんね。
まとめると、
There is[are] ~ ・・・ (・・・は場所を表す副詞相当語句)
・・・には~がある[いる]
中2に習う(昔は中1)おなじみの英語が出来上がりました。
1. There is a drugstore around the corner.
2. There are a lot of old temples in Kyoto.
3. There is a little dog under the bench.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 角を曲がった所にドラッグストアが1軒ある。
2. 京都には古いお寺がたくさんある。
3. ベンチの下に子犬が1匹います。
今回は
すでに知っている既知の情報 → 旧情報
相手に知らせたい未知の情報 → 新情報
この2つの用語をしっかり覚えておいてください。
この先何度もこれらの用語を使って説明すると思いますので。
次回は There is[are] ~ の英文を実用になるまで練習する予定です。
次回-There is [are] ~ の練習
まず最初に、次の英文を読んでみましょう。
Where is my bag? / It[=Your bag] is on the table.
中1レベルの英語です。
「私のカバンはどこにありますか。」という問いに対して、「それ[=君のカバン]はテーブルの上にあります。」と答えていますね。
It[=Your bag] is on the table. のどこに強勢があるかわかりますか?
「どこにありますか。」の返事ですから、当然 on the table の上に強勢がありますね。
It[=Your bag] is on the table. の It[=Your bag] は my bag を受けて言っているのですでに相手が知っている情報なのに対して、on the desk は今始めて相手に知らせる未知の情報ですね。
このすでに知っている既知の情報を文法用語で「旧情報」、
今初めて相手に知らせる未知の情報を「新情報」と言います。
旧情報はもうすでに知っている情報なので弱く発音します。
聞き手が聞き取れなくてもあまり困らない情報だからです。
それに対して新情報は強く発音して相手に聞こえないと困ることになりますね。
片言の英語だと次のようになります。
Where my bag? / On desk.
あたしのカバンどこ? / テーブルの上。
これで立派に相手に言いたいことが通じます。
中1の復習のつもりで次の英語を覚えましょう。
どこにあるかが相手に伝えたい新情報なのでそこを強く発音してください。
1. Where is Pochi? / It's under the table.
2. Where are my books? / They're on the desk.
3. Where is Ken? / He's there.
4. Where are you? / I'm here.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. ポチはどこにいますか。 / テーブルの下にいます。
2. 私の本(複数)はどこにありますか。 / 机の上にありますよ。
3. ケンはどこにいますか。 / そこにいます。
4. あなたはどこにいるのですか。 / ここにいます。
では、「テーブルの下に犬が1匹いる。」を英語にしてみましょう。
A dog is under the table. (?)
この英語は文法的には正しいのですが、どこか不自然です。
a dog は相手にとって「新情報」なのですから、いきなり最初に a dog と言ってしまうと相手が聞き洩らす可能性がありますね。
そこで文頭にほとんど意味のない there をまず置き、次に is[are] を置いて、「ほら(そこに)いるよ」とまず相手の注意を引きます。
その後に何がいるか新情報の a dog を置き、最後に居る場所 under the table を置いて終わりです。
できた英語は、
There is a dog under the table.
ほらいるよ → 犬が1匹 → テーブルの下に
テーブルの下に犬が1匹います。
このように言えば、新情報の a dog を聞き洩らすことはありませんね。
まとめると、
There is[are] ~ ・・・ (・・・は場所を表す副詞相当語句)
・・・には~がある[いる]
中2に習う(昔は中1)おなじみの英語が出来上がりました。
1. There is a drugstore around the corner.
2. There are a lot of old temples in Kyoto.
3. There is a little dog under the bench.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 角を曲がった所にドラッグストアが1軒ある。
2. 京都には古いお寺がたくさんある。
3. ベンチの下に子犬が1匹います。
今回は
すでに知っている既知の情報 → 旧情報
相手に知らせたい未知の情報 → 新情報
この2つの用語をしっかり覚えておいてください。
この先何度もこれらの用語を使って説明すると思いますので。
次回は There is[are] ~ の英文を実用になるまで練習する予定です。
次回-There is [are] ~ の練習
tb: -- cm: 0
« アメリカ口語教本-中級-和訳-Lesson 1-Section 3. Notes on Conversational Style
アメリカ口語教本-中級-和訳-Lesson 1-Section 1. Presentation »
コメント
コメントの投稿
| h o m e |