to 不定詞 [to V] の用法-~ enough to V その2

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

to 不定詞 [to V] の用法-~ enough to V その1



~ enough to V その1で紹介した例文は全部、 enough がなければ、非文=英文として成立しない文でした。
今回は、enough がなくても成立する場合を紹介します。



to 不定詞 [to V] の「形容詞限定用法」は、よく ~ enough to V の構文と合体します

中学英語・ちょっと復習-副詞的用法-形容詞限定
to 不定詞 [to V] の用法-副詞的用法-形容詞限定 その1
to 不定詞 [to V] の用法-副詞的用法-形容詞限定 その2

This book is easy to underrstand.
この本は理解するのが簡単だ[理解し易い]。
This river is safe to swim in.
この川は泳いでも安全だ。



形容詞限定用法重要ルールは、

to V [to 不定詞] 中の、本来は目的語が必要な他動詞が、目的語を持たない。
to V [to 不定詞] 中の他動詞の目的語が分離して主語になる。

to V [to 不定詞] 中の、本来は目的語が必要な前置詞が、目的語を持たない。
to V [to 不定詞] 中の前置詞の目的語が分離して主語になる。

ということでした。

understand this bookthis book が、
swim in this riverthis river が、
分離して主語になっているのがわかりますね。



これらの文を、~ enough to V の構文と合体させるjと、

7. a. This book is easy enough to understand.
8. a. This river is safe enough to swim in.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[基本的イメージ訳]
7. a. この本は理解するのに十分(な程度)簡単だ。
8. a. この川は泳ぐのに十分(な程度)安全だ。
[標準的万能訳]
7. a. この本は理解できるほど[くらい]簡単だ。
8. a. この川は泳げるほど[くらい]安全だ。
[前から意訳]
7. a. この本はとても簡単なので理解できる。
8. a. この川はとても安全なので泳ぐことができる。



これらの文に、さらに for A を加えると、

7. b. This book is easy enough for me to understand (it).
8. b. This river is safe enough for children to swim in (it).
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[基本的イメージ訳]
7. b. この本は私が理解するのに十分(な程度)簡単だ。
8. b. この川は子供が泳ぐのに十分(な程度)安全だ。
[標準的万能訳]
7. b. この本は私が理解できるほど[くらい]簡単だ。
8. b. この川は子供が泳げるほど[くらい]安全だ。
[前から意訳]
7. b. この本はとても簡単なので私は理解できる。
8. b. この川はとても安全なので子供が泳ぐことができる。

for A が加わった場合主語に移動したはずの to V 内の他動詞・前置詞の目的語が代名詞の形で残っていることが時々あります。

for A がない場合は、絶対に to V 内の他動詞・前置詞後ろに代名詞を置いてはいけません

7 .a. This book is easy enough to understand it. (×)
8. a. This river is safe enough to swim in it. (×)

上記のような現象が起こる理由は、一番下の《補講》参考にしてください。

ちなみに、so ~ (that) … (とても~なので…だ) で書き換えると、

7. c. This book is so easy (that) I can understand it.
8. c. This river is so safe (that) children can swim in it.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. c. この本はとても簡単なので私は読むことができる。
8. c. この川はとても安全なので子供が泳ぐことができる。



形容詞限定用法に使われない形容詞・副詞でも、~ enough to V の構文にすると、同様の現象が起こることがあります

09. a. This room is large enough to live in.
09. b. This room is large enough for us to live in (it)
10. a. Ken ran slowly enough to keep up with.
10. b. Ken ran slowly enough for me to keep up with (him).

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[標準的万能訳]
09. a. この部屋は住めるほどの[くらいの]広さがある。(尺度を表す)
09. b. この部屋は私たちが住めるほどの[くらいの]広さがある。(尺度を表す)
10. a. ケンは付いていけるほど[くらい]ゆっくり走った。
10. b. ケンは私が付いていけるほど[くらい]ゆっくり走った。

もちろん、これらの文は形容詞限定用法の文ではありませんから、enough がなければ非文になります。

9. の英文は、尺度[単位]を表す形容詞が使われていますので、so ~ that … に書き換えできません

10. b. のほうは、

10. c. Ken ran so slowly (that) I could keep up with him.
10. c. ケンはとてもゆっくり走ったので私は付いていくことができた。

と書き換えできます。



次の英文を見てください。

11. Ken was kind enough to help me.
12. I was lucky enough to pass the exam.

これらの英文は、enough がなくても成立します

A. Ken was kind to help me.
A. 私を手伝ってくれるとはケンは親切だった。
A.→ 親切にもケンは私を手伝ってくれた。
B. I was lucky to pass the exam.
A.その試験に受かるとは[受かって]私は幸運だった。
A.→ 幸運にも私はその試験に受かった。

A.「副詞的用法-判断の根拠]として、
B. は「副詞的用法-判断の根拠]か「副詞的用法-感情の原因」かあいまいなので、「be 形容詞 to V の文型(慣用表現)」として、
もうすでに紹介した用法です。

参考ページ-判断の根拠

参考ページ-be 形容詞 to V の文型(慣用表現)

これらの英文に、enough が加わった場合元の英文を少し強調しているだけですから、元の英文の和訳とほとんど同じでいいと思います。

11. Ken was kind (enough) to help me.
12. I was lucky (enough) to pass the exam.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11. 私を手伝ってくれるとはケンは十分[とても]親切だった。
11. 親切にもケンは私を手伝ってくれた。
12. その試験に受かるとは[受かって]私は十分[とても]幸運だった。
12. 幸運にも私はその試験に受かった。

もちろん、~ enough to V の標準万能訳を使って次のように解釈しても構いませんが、意訳すれば同じ和訳になります。

11. ケンは私を手伝ってくれるほど親切だった。
11. 親切にもケンは私を手伝ってくれた。
12. 私はその試験に受かるほど幸運だった。
12. 幸運にも私はその試験に受かった。

ちなみに、

Would you open the window?
(窓をあけていただけますか。)

という依頼の文に、be kind enough to挿入すると、さらに丁寧な依頼になります。

13. Would you be kind enough to open the window?
13. = Would you kindly open the window?
13. よろしければ窓を開けていただけないでしょうか。



enough ~[名詞] (for A) to V
(Aが)Vする[できる]のに十分な量[数]の~[名詞]
(Aが)Vする[できる]だけの[くらいの]~[名詞]

形容詞としての enough は、名詞の前に置く方が普通です。
ただし、副詞enough と同じように、後置する場合も時々あります

14. I have enough money to buy a new bike.
14. = I have money enough to buy a new bike.
15. There is enough wine for us all to drink.
14. = There is wine enough for us all to drink.
16. There are enough eggs for us all to eat.
15. = There are eggs enough for us all to eat.
15. us all = all of us : 私達全員
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14. 私はは新しい自転車を買うのに十分な(量の)金を持っている。
14. → 僕は新しい自転車を買えるくらいのお金は持ってます。
15. 私達全員が飲むのに十分な(量の)ワインがある。
14. → 私達全員が飲めるだけのワインがある。
16. 私達全員が食べるのに十分な(数の)卵がある。
15. → 私達全員が食べれるだけの卵がある。



《補講》

7. b. This book is easy enough for me to understand (it).
8. b. This river is safe enough for children to swim in (it).

のように、for A が加わった場合主語に移動したはずの to V 内の他動詞・前置詞の目的語が代名詞の形で残っていることが時々あります。

その理由は、次のように解釈するといいでしょう。

for A~ enough を修飾していると考えます。

7. b. This book is easy enough for me / to undeastand.
8. b. This river safe enough for children / to swim in.

これらは、

7. b. For me, this book is easy enough to understand.
8. b. For children, this river is safe enough to swim in.

と書き換えても、意味はほぼ同じです。

[基本的イメージ訳]
7. b. この本は理解するのに私にとって十分(な程度)簡単だ。
7. b. 私にとって、この本は理解するのに十分(な程度)簡単だ。
8. b. この川は泳ぐのに子供にとって十分(な程度)安全だ。
8. b. 子供にとって、この川は泳ぐのに十分(な程度)安全だ。
[標準的万能訳]
7. b. この本は理解できるほど[くらい]私にとって簡単だ。
8. b. 私にとって、この本は理解できるほど[くらい]簡単だ。
8. b. この川は泳げるほど[くらい]子供にとって安全だ。
8. b. 子供にとって、この川は泳げるほど[くらい]安全だ。

for A~ enough を修飾していると考えた場合は、形容詞限定のルールに従って、understandin の後ろに it を置いてはいけません

一方で、for Ato V の意味上の主語だと考えます。

7. b. This book is easy enough / for A to understand (it).
8. b. This river is safe enough / for children to swim in (it).

[基本的イメージ訳]
7. b. この本は私が理解するのに十分(な程度)簡単だ。
8. b. この川は子供が泳ぐのに十分(な程度)安全だ。
[標準的万能訳]
7. b. この本は私が理解できるほど[くらい]簡単だ。
8. b. この川は子供が泳げるほど[くらい]安全だ。

そうすると、for A to V が文相当語句になり、他動詞や前置詞の目的語が欠けていると不自然に感じ、代名詞が置かれることになります



私はどちらでもいいと思っていますが、英語をこちらから発信する時は、代名詞を書かないほうが無難かもしれません。

でも、和訳は、意味上の主語のように訳すほうが日本語としてはいいと思います。
(~ enough for A to VAがVする[できる]ほど[くらい]~)



長い解説でしたね。m(__)m
このままでは覚えにくいので、次回に例文をまとめます。
和訳も一番適当なものを選んで、暗記しやすくします。




~ enough to V-暗誦例文のまとめ

次回-to 不定詞 [to V] の用法-so ~ as to V / such ~ as to V

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



2016/08/01 06:40 [edit]

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to 不定詞 [to V] の用法-~ enough to V-暗誦例文のまとめ

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

to 不定詞 [to V] の用法-~ enough to V その1

to 不定詞 [to V] の用法-~ enough to V その2



前2回の内容を総復習します。

~[形・副] enough (for A) to V

[基本イメージ訳]
(Aが)Vする[できる]のに十分な程度~だ
[標準万能訳]
(Aが)Vする[できる]ほど[くらい]~だ
[前から意訳]
とても~なのでVする[できる]
~にもVする[できる]

ただし、~が「尺度[単位]を表す形容詞・副詞」の場合は、

Vする[できる]年齢 だ
(Aが) Vする[できる]ほどの[くらいの]大きさ/高さ/長さ/深さ だ
(Aが)Vする[できる]だけの大きさ/高さ/長さ/深さ がある

で、前から意訳はできません

名詞の場合は、

enough ~[名詞] (for A) to V
[基本イメージ訳]
(Aが)Vする[できる]のに十分な量[数]の~[名詞]
[標準万能訳]
(Aが)Vする[できる]だけの[くらいの]~[名詞]
[前から意訳]
あまりしない。

~[名詞] enough (for A) to V のように、enough名詞を後ろから修飾するのはまれです。



では、暗誦例文をまとめます

和訳は、基本イメージ訳割愛します。
標準万能訳+前から意訳できる場合はその訳も書いておきます。

so ~ (that) … (とても~なので…だ)書き換えできる場合は、それも併記しておきます。



1. 私はテニスができるほど[くらい]若い。
1. 私はとても若いのでテニスができる。
2. 私は始発電車に間に合うほど[くらい]早く起きた。
2. 私はとても早く起きたので始発電車に間に合った。
3. a. 散歩で出かけれるほど[くらい]暖かい。
3. a. とても暖かいので散歩に出かけることができる。
3. b. 祖父が散歩で出かけれるほど[くらい]暖かい。
3. b. とても暖かいので祖父は散歩に出かけることができる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. I am young enough to play tennis.
1. I am so young (that) I can play tennis.
2. I got up early enough to catch the first train.
2. I got up so early (that) I caught[could catch] the firsst train.
2. catch a train : 電車に間に合う、(間に合って)乗る
3. a. It is warm enough to go out for a walk.
3. b. It is warm enough for my grandfather to go out for a walk.
3. b. It is so warm (that) my grandfather can go out for a walk.
3. b. go out for a walk : 散歩に出かける



4. a. この部屋は100人収容できるほど[くらい]広い。
4. a. この部屋はとても広いので100人収容できる。
4. b. この部屋は4人収容できるほどの[くらいの]広さだ。(尺度)
5. 彼女は結婚できる年齢だ。(尺度)
6. 私の息子はその本棚に手が届くだけの身長はない。(尺度)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4. a. This room is large enough to hold 100 people.
4. a. This room is so large (that) it can hold 100 people.
4. b. This room is large enough to hold 4 people.
4. a. hold O : Oを収容する
4. a. large : (部屋などが)広い
5. She is old enough to get married.
6. My son is not tall enough to reach the bookshelf.
6. reach O : Oに手が届く
6. bookshelf [ックシェルフ] : 本棚



7. a. この本は理解できるほど[くらい]簡単だ。
8. b. この本は私が理解できるほど[くらい]簡単だ。
8. b. この本はとても簡単なので私は理解できる。
8. a. この川は泳げるほど[くらい]安全だ。
8. b. この川は子供が泳げるほど[くらい]安全だ。
8. b. この川はとても安全なので子供が泳ぐことができる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7. a. This book is easy enough to understand.
7. b. This book is easy enough for me to understand (it).
7. b. This book is so easy (that) I can understand it.
8. a. This river is safe enough to swim in.
8. b. This river is safe enough for children to swim in (it).
8. b. This river is so safe (that) children can swim in it.



09. a. この部屋は住めるほどの[くらいの]広さがある。(尺度
09. b. この部屋は私たちが住めるほどの[くらいの]広さがある。(尺度
10. a. ケンは付いていけるほど[くらい]ゆっくり走った。
10. b. ケンは私が付いていけるほど[くらい]ゆっくり走った。
10. b. ケンはとてもゆっくり走ったので私は付いていくことができた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

09. a. This room is large enough to live in.
09. b. This room is large enough for us to live in (it)
10. a. Ken ran slowly enough to keep up with.
10. b. Ken ran slowly enough for me to keep up with (him).
10. b. Ken ran so slowly (that) I could keep up with him.



11. 親切にもケンは私を手伝ってくれた。
12. 幸運にも私はその試験に受かった。
13. よろしければ窓を開けていただけないでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11. Ken was kind (enough) to help me.
12. I was lucky (enough) to pass the exam.
13. Would you be kind enough to open the window?
13. = Would you kindly open the window?




14. 僕は新しい自転車を買えるくらいのお金は持ってます。
15. 私達全員が飲めるだけのワインがある。
16. 私達全員が食べれるだけの卵がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

14. I have enough money to buy a new bike.
14. = I have money enough to buy a new bike. (まれ)
15. There is enough wine for us all to drink.
14. = There is wine enough for us all to drink. (まれ)
16. There are enough eggs for us all to eat.
16. = There are eggs enough for us all to eat. (まれ)
15. us all = all of us : 私達全員




お疲れさま (^-^)


次回-to 不定詞 [to V] の用法-so ~ as to V / such ~ as to V

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



2016/08/05 11:59 [edit]

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to 不定詞 [to V] の用法-too ~ to V-暗誦例文のまとめ

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



前回の内容を総復習します。

to 不定詞 [to V] の用法-too ~ to V

too ~ (for A) to V
[直訳] (Aが)Vするにはあまりにも~すぎる
[意訳] あまりにも~すぎて(Aは)Vできない
[意訳] とても~なので(Aは)Vできない

暗誦例文をまとめます

覚えやすいように、いくつかに区切って例文を挙げます。

so ~ (that) … (とても~なので…だ)書き換えできる場合は、それも併記しておきます。



1. 私は富士山に登るには(あまりにも)年を取りすぎている。
1. → 私は(あまりにも)年を取りすぎていて富士山には昇れない。
1. → 私はとても年を取っているので富士山には登れない。
2. 彼女は結婚するには(あまりにも)若すぎる。
1. → 彼女は(あまりにも)若すぎて結婚することはできない。
1. → 彼女はとても若いので結婚することはできない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. I am too old to climb Mt. Fuji.
1.I am so old (that) I can't climb Mt. Fuji.
2. She is too young to get married.
2.She is so young (that) she can't get married.



3. a. 散歩に出かけるには(あまりにも)寒すぎる。
3. a. → (あまりにも)寒すぎて散歩に出かけることができない。
3. a. → とでも寒いので散歩に出かけることができない。
3. b. 祖父が散歩に出かけるには(あまりにも)寒すぎる。
3. b. → (あまりにも)寒すぎて祖父は散歩に出かけることができない。
3. b. → とても寒いので祖父は散歩に出かけることができない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3. a. It is too cold to go out for a walk.
3. b. It is too cold for my grandfather to go out for a walk.
3. b.It is so cold (that) my grandfather can't go out for a walk.
3. b go out for a walk : 散歩に出かける



4. a. この部屋は住むには(あまりにも)小さ[狭]すぎる。
4. a. → この部屋は(あまりにも)小さ[狭]すぎて住めない。
4. a. → この部屋はとても小さ[狭]いので住めない。
4. b. この部屋は私達が住むには(あまりにも)小さ[狭]すぎる。
4. b. → この部屋は(あまりにも)小さ[狭]すぎて私達は住めない。
4. b. → この部屋はとても小さ[狭]いので私達は住めない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4. a. This room is too small to live in .
4. b. This room is too small for us to live in (it).
4. b.This room is so small (that) we can't live in it.



5.a. ケンは付いて行くには(あまりにも)速く歩きすぎた。
5. a → ケンは(あまりにも)速く歩きすぎて付いて行くことができなかった。
5. a → ケンはとても速く歩いたので付いて行くことができなかった。
5. b. ケンは私が付いて行くには(あまりに)も速く歩きすぎた。
5. b. → ケンは(あまりにも)速く歩きすぎて私は付いて行くことができなかった。
5. b. → ケンはとても速く歩いたので私は付いて行くことができなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5. a. Ken ran too fast to keep up with.
5. b. Ken ran too fast for me to keep up with (him).
5. b.Ken ran so fast (that) I couldn't catch up with him.
5. b. keep up with ~ : ~に付いていく



6. a. この本は理解するには(あまりにも)難しすぎます。
6. a. → この本は(あまりにも)難しすぎて理解できない。
6. a. → この本はとても難しいので理解できない。
6. b. この本は私が理解するには(あまりにも)難しすぎます。
6. b. → この本は(あまりにも)難しすぎて私には理解できない。
6. b. → この本はとても難しいので私は理解できない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6. a. This book is too difficult to understand.
6. b. This book is too difficult for me to understand (it).
6. b.This book is so difficult (that) I can't understand it.



7. a. この川は泳ぐには(あまりにも)危険すぎる。
7. a. この川は(あまりにも)危険すぎて泳ぐことができない。
8. a. → この川はとても危険なので泳ぐことができない。
8. b. この川は子供が泳ぐには(あまりにも)危険すぎる。
8. b. → この川は(あまりにも)危険すぎて子供は泳ぐことができない。
8. b. → この川はとても危険なので子供は泳ぐことができない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7. a. This river is too dangerous to swim in.
7. b. This river is too dangerous for children to swim in (it).
7. b.This river is so dangerous (that) children cannot swim in it.



8. a. この箱は運ぶには(あまりにも)重すぎる。
8. a. この箱は(あまりにも)重すぎて運ぶことができない。
9. a. → この箱はとても重いので運ぶことができない。
9. b. この箱は君が運ぶには(あまりにも)重すぎる。
9. b. この箱は(あまりにも)重すぎて君は運ぶことができない。
9. b. → この箱はとても重いので君は運ぶことができない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8. a. This box is too heavy to carry.
8. b. This box is too heavy for you to carry.
8. b.This box is so heavy (that) you can't carry it.



7. 私は富士山に登るにはあまりにも年を取りすぎている、ということはない。
7. → 私はあまりにも年を取りすぎて富士山に登れない、ということはない。
7. → 私は富士山に登れないほど年はとっていない。
7. → 私はとても年を取っているので富士山に登れない、ということはない。
7. → 私はそれほど年を取っていないので富士山に登れる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7. I am not too old to climb Mt Fuji.
7.I am not so old (that) I can't climb Mt Fuji.



お疲れさま (^-^)


次回-to 不定詞 [to V] の用法-~ enough to V

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



2016/08/06 22:00 [edit]

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to 不定詞 [to V] の用法-so ~ as to V / such ~ as toV

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



so ~ as to V~ enough to V類似表現です。

まず、~ enough to V復習してください。

to 不定詞 [to V] の用法-~ enough to V その1

to 不定詞 [to V] の用法-~ enough to V その2

so ~ as to V
[後ろから、程度に訳して]
Vする[できる]ほど[くらい]~だ
[前から、結果に訳して]
とても~なのでVする[できる]

enough ~ to V構文ほぼ同意ですが、~ enough to V のほうがよく使われています

so ~that … (とても~なので…だ / …するほど~だ)構文を使って書き換えできる場合が多いです。

1. I am so young as to climb Mt Fuji.
1. = I am young enough to climb Mt Fuji.
1. = I am so young (that) I can climb Fuji.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 私は富士山に登れるほど若い。(程度)
1. 私はとても若いので富士山に登ることができる。(結果)

2. I got up so early as to catch the first train.
2. = I got up early enough to catch the first train.
2. = I got up so early (that) I could catch the first train.
2. catch a train : 電車に間に合う、(間に合って)乗る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. 私は始発電車に間に合うほど[くらい]早く起きた。(程度)
3. 私はとても早く起きたので始発電車に間に合った。(結果)

~ enough for A to V とは違って、so ~ as for A as to V のように、to V の意味上の主語for A を入れることができません

3. a. It is so warm as to go out for a walk.
3. a. = It is warm enough to go out for a walk.
3. b. It is so warm as for my grandfather to go out for a walk. (×)
3. b. = It is warm enough for my garandfather to go out for a walk.
3. b. = It is so warm (that) my grandfather can go out for a walk.
3. b. go out for a walk : 散歩に出かける
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. a. 散歩に出かけれるほど[くらい]暖かい。(程度)
3. a. → とても暖かいので散歩に出かけることができる。(結果)
3. b. 祖父が散歩に出かけれるほど[くらい]暖かい。(程度)
3. b. → とても暖かいので祖父は散歩に出かけることができる。(結果)

4. a. Ken was so kind as to help me.
4. a. = Ken was kind enough to help me.
4. b. Would you be so kind as to open the window?
4. b. = Would you be kind enough to open the window?
4. b. = Would you kindly open the window?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. a. ケンは私を手伝ってくれるほど[くらい]親切だった。(直訳)
4. a. → 親切にもケンは私を手伝ってくれた。(意訳)
4. b. 窓を開けてくださるほど[くらい]親切になっっていただけませんか。(直訳)
4. b. → よろしければ窓を開けてくださいませんか。(意訳)

否定文の場合は、後ろから程度に訳しましょう

not so ~ as to V
Vする[できる]ほど~でない

5. I'm not so young as to climb Mt Fuji.
5. = I'm not so young (that) I can climb Mt Fuji.
6. Ken is not so foolish as to believe that story.
6. = Ken is not so foolish (that) he believes that story.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5. 私は富士山に登れるほど若くない。(程度)
6. ケンはその話を信じるほどばかではない。(程度)



such ~名詞 as to V
[後ろから、程度に訳して]
Vするほど[くらい]~な名詞
[前から、結果に訳して]
とても~な名詞なのでVする[できる]

such [チ] は中学で学習する副詞ですが、使い方が難しい単語です。

次の例文で体で覚えてしまいましょう

a. I have never met such a person.
a. 私は今までに一度もそのような人に出会ったことがない。
b. I have never met such a great person.
b. 私は今までに一度もそのような素晴らしい人に出会ったことがない。
c. I have never met such great persons[people].
c. 私は今までに一度もそのような素晴らしい人々に出会ったことがない。
d. He is such a fool.
d. 彼はそのような馬鹿だ → 大馬鹿者だ。
e. It was such fun.
e. それはそのような(すごい)楽しみだった→ とても楽しかった。

such a[an] 名詞
such a[an] 形容詞 名詞
such 複数名詞
such 形容詞 複数名詞
such 不可算名詞[数えられない名詞)


最低限、名詞がなければ、such は使えません

意味は、

何かを受けてそのような、そんな
強調に使ってとても、すごい

です。

上記の例文で、such の感覚をつかんでしまいましょう


 
では、元の such ~ 名詞 as to V の構文に戻ります

7. I was in such a hurry as to forget to take off my shoes.
7. = I was in such a hurry (that) I forgot to take off my shoes.
7. (be) in a hurry [ーリ] : 急いで(いる)
7. forget to V : Vすることを忘れる → Vし忘れる
7. take O off / take off O : Oを脱ぐ
8. He is not such a foolish person as to believe that story.
8. = He is not such a foolish person (that) he believes that story.
9. He is not such a fool as to believe that story.
9. = He is not such a fool (that) he believes that story.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. 私は靴を脱ぐのを忘れるほど[くらい]急いでいた。(程度)
7. = 私はとても急いでいたので靴を脱ぎ忘れた。(結果)
8. 彼はその話を信じるほど馬鹿な人ではない。(程度)
9. 彼はその話を信じるほど馬鹿ではない。(程度)



では、最後に暗誦例文をまとめます

1. 私は富士山に登れるほど若い。(程度)
1. 私はとても若いので富士山に登ることができる。(結果)
3. 私は始発電車に間に合うほど[くらい]早く起きた。(程度)
3. 私はとても早く起きたので始発電車に間に合った。(結果)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. I am so young as to climb Mt Fuji.
1. = I am young enough to climb Mt Fuji.
1. = I am so young (that) I can climb Fuji.
2. I got up so early as to catch the first train.
2. = I got up early enough to catch the first train.
2. = I got up so early (that) I could catch the first train.
2. catch a train : 電車に間に合う、(間に合って)乗る



3. a. 散歩に出かけれるほど[くらい]暖かい。(程度)
3. a. → とても暖かいので散歩に出かけることができる。(結果)
3. b. 祖父が散歩に出かけれるほど[くらい]暖かい。(程度)
3. b. → とても暖かいので祖父は散歩に出かけることができる。(結果)
4. a. ケンは私を手伝ってくれるほど[くらい]親切だった。(直訳)
4. a. → 親切にもケンは私を手伝ってくれた。(意訳)
4. b. 窓を開けてくださるほど[くらい]親切になっっていただけませんか。(直訳)
4. b. → よろしければ窓を開けてくださいませんか。(意訳)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3. a. It is so warm as to go out for a walk.
3. a. = It is warm enough to go out for a walk.
3. b. It is so warm as for my grandfather to go out for a walk. (×)
3. b. = It is warm enough for my garandfather to go out for a walk.
3. b. = It is so warm (that) my grandfather can go out for a walk.
3. b. go out for a walk : 散歩に出かける
4. a. Ken was so kind as to help me.
4. a. = Ken was kind enough to help me.
4. b. Would you be so kind as to open the window?
4. b. = Would you be kind enough to open the window?
4. b. = Would you kindly open the window?



5. 私は富士山に登れるほど若くない。(程度)
6. ケンはその話を信じるほどばかではない。(程度)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5. I'm not so young as to climb Mt Fuji.
5. = I'm not so young (that) I can climb Mt Fuji.
6. Ken is not so foolish as to believe that story.
6. = Ken is not so foolish (that) he believes that story.



7. 私は靴を脱ぐのを忘れるほど[くらい]急いでいた。(程度)
7. = 私はとても急いでいたので靴を脱ぎ忘れた。(結果)
8. 彼はその話を信じるほど馬鹿な人ではない。(程度)
9. 彼はその話を信じるほど馬鹿ではない。(程度)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7. I was in such a hurry as to forget to take off my shoes.
7. = I was in such a hurry (that) I forgot to take off my shoes.
7. (be) in a hurry [ーリ] : 急いで(いる)
7. forget to V : Vすることを忘れる → Vし忘れる
7. take O off / take off O : Oを脱ぐ
8. He is not such a foolish person as to believe that story.
8. = He is not such a foolish person (that) he believes that story.
9. He is not such a fool as to believe that story.
9. = He is not such a fool (that) he believes that story.



お疲れ様でした。 (^-^)

次回-to 不定詞 [to V] の用法-名詞的用法-導入


to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次


2016/08/08 13:00 [edit]

category: 高校英語・基礎

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to 不定詞 [to V] の用法-名詞的用法-導入

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



名詞的用法とはどんな用法なんでしょうか?

   

動詞を名詞として使う用法のことです。

   

動詞を名詞として使うとは、どういう意味ですか?

   

例えば、drive this car (この車を運転する) の drive動詞なのはわかりますよね?

   

わかります。

   

これに to を付けて to drive a car にします。
to drive this car を使った次に英文の用法は、もう既に学習していますからわかりますね。

a. You need a driver's lincense to drive this car.
a. a driver's lincense [イスンス] : 運転免許証
a. この車を運転するためには運転免許証が必要だ。
b. You were foolish to drive this car.
b. この車を運転するなんて君も馬鹿だった。
c. You don't have the skill to drive this car.
c. 君にはこの車を運転する技術はない。
d. He was eager to drive this car.
d. 彼は熱心に[しきりに]この車を運転したがった。

   

はい、わかります。

a. 副詞的用法-目的
b. 副詞的用法-判断の基準
c. 形容詞的用法後ろから名詞の skill を修飾
d. be 形容詞 to V 型の文型 (慣用表現)

です。

   

正解です。 (^-^)
よく覚えていましたね!
では、次の英文を考えてみましょう

e. To drive this car is dangerous.
f. My deeam is to drive this car in the future.
g. I love to drive this car.

用法など分析しなくても、何となくわかりますよね?

   

多分、

e. この車を運転することは[するのは]危険だ。
f. 私の夢は将来この車を運転することです。
g. 私はこの車を運転することが[するのが]大好きです。

という意味になると思います。

   

その通りです。

この 「Vすること」 というのが名詞的用法と呼ばれるものです。

それぞれ、

e. 文の主語
f. 主格補語(主語を説明する語句)
g. (他)動詞の目的語

になっています。

   

なんか、動名詞(Ving = Vすること) に似ていますね

e. Driving this car is dangerous.
f. My dream is driving this car in the future.
g. I love driving this car.

言い換えてもいいんじゃないんでしょうか?

   

はい、和訳的には全く同じです。
でも、基本イメージが違いますから、完全に同じというわけではありません

まず、「to V (to不定詞)の名詞的用法」だけを先に学習します。

次に、「to V (to不定詞)の名詞的用法」と「Ving (動名詞)」の違いを学習します。

一旦、中学程度まで戻って説明して、そのあと高校英語へと導きます

長い説明になりそうですが、最後までお付き合いください。m(__)m



というわけで、中学英語の復習から始めます

まず最初に、to V の名詞的用法の基本を学習しましょう。

下記のページを読んできてください。

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 その4 (名詞的用法)



次のページを読めば、 to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving[動名詞] の基本的な違いがわかります。

中学生[初心者]向けですが、高校英語にうまくつながるように説明したつもりです。

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 その5(to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving[動名詞])

to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving [動名詞]-暗記用まとめ



ここまで学習すれば、to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving [動名詞]の基本的な用法は理解できているはずです。

後は、足りない部分を補足説明していきます。

まず最初に、仮[形式]主語 と 動名詞 の関係から補足説明をします。

It is ~ Ving (仮[形式]主語と動名詞)(中・上級向け)




to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



2016/08/12 10:20 [edit]

category: 高校英語・基礎

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中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 その4-名詞的用法

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 全9回



to V (to不定詞)の名詞的用法

[意味]Vすること

Ving (動名詞)-Vすること」と同じ意味になりますね。

両者の違いは、

「to V (to不定詞) の名詞的用法」と「Ving (動名詞)」のページを参考にしてください。



● 主語に用いられる ●

1. a. To drive this car is easy.
1. a. この車を運転することは簡単だ。
1. b. To drive this car is easy for me.
1. b. この車を運転することは私に(とって)は]簡単だ。

2. a. To study hard every day is natural.
2. a. natural [チュラル] : 当然だ
2. a. 毎日一生懸命勉強するのは当然だ。
2. b. For students to study hard every day is natural.
2. b. 学生が毎日一生懸命勉強するのは当然だ。

2. b. の文頭の for students は「to V (to不定詞) の意味上の主語」と呼ばれます。

学生が」と、まるで「to V の主語」のように訳します。

(「to V (to不定詞) の意味上の主語」は、後で高校生用のページで詳説します。)

to 不定詞 [to + V] の意味上の主語



「to V (to不定詞)の名詞的用法」を主語に使うのは文語で、あまり使われていません

中学校の教科書でもめったに出てきません。

仮主語[形式主語]It を使って真主語の to V文尾にまわすのが普通の英語です。

It is ~ to V
Vすることは~だ
It is ~ for A to V
VすることはAに(とって)は~だ
AがVすることは~だ

3. a. It is easy to drive this car.
3. a. この車を運転することは簡単だ。
3. b. It is easy for me to drive this car.
3. b. この車を運転することは私に(とって)は簡単だ。
4. a. It is natural to study hard every day.
4. a. 毎日一生懸命勉強するのは当然だ。
4. b. It is natural for students to study hard every day.
4. b. 学生が毎日一生懸命勉強するのは当然だ。



《質問》

3. b.4. b. について質問します。

for A はどのような場合に「Aに(とって)は」と訳し、どのような場合に「Aが」と訳すのですか?教えてください!

《答え》

もっともな質問ですね。

1. b. for me は、 easy を限定していて「私に(とって)は」という意味です。
2. b. for students は、to V (to不定詞)の意味上の主語で「学生がVすること」という意味になります。

1. b. for meeasy直後2. b.for studentsto study直前にあるため、上記の解釈しかできません。

3. b. 4. b.for mefor studentsどこで休止する[ポーズを入れる]かによって解釈が変わります

3. b. It is easy for me / to drive this car. (easy を限定)
3. b. この車を運転することは私に(とって)は簡単だ。
3. b. It is easy / for me to drive this car. (to V の意味上の主語)
3. b. 私がこの車を運転することは簡単だ。

4. b) It is natural for students / to study hard every day. (natural を限定)
4. b) 毎日一生懸命勉強するのは学生に(とって)は当然だ。
4. b) It is natural / for students to study hard every day. (to V の意味上の主語)
4. b) 学生が毎日一生懸命勉強するのは当然だ。

意味が通じれば、どちらに解釈しても構いません

中学生には「Aに(とって)は」と訳すほうが理解しやすいみたいですね。

でも、to V の意味上の主語に解釈して「Aが」と訳す場合がこれから多くなりますから、この際覚えてしまいましょう。

ちなみに、 3. b. は、It is easy that I drive this car.(X) のように、that 節=that+文 に書き換えできませんから、easy を限定すると解釈するのが自然です。

4. b. は、It is natural that students study hard every day. (○) のように、that 節 に書きかえできますから、to V の意味上の主語に解釈するほうが自然だと思います。



仮主語[形式主語]の It を使った文型多用されますから、もう少し類例を追加します。

5. It will be fun to go shopping.
5. 買い物に行くのは楽しいでしょう。
6. It is difficult to speak three languages.
6. 3ヶ国語を話すのは難しい。
7. It is necessary for you to see him.
7.It is necessray that you see him.
7. 君が彼に会うことが必要だ。
7. → 君は彼に会う必要がある。
8. It is interesting for Ken to study math
8. 数学を勉強することはケンにとって興味深い。
9. It is impossible for me to become a professional baseball player.
9. プロの野球選手になるのは私には不可能だ。
10. It is wrong for you to say so.
10.It is wrong that you say so.
10. 君がそんなことを言うのは間違っている。



● be動詞の補語に用いられる ●

11. Your job is to sell cars.
11. 君の仕事は車を売ることです。
12. My dream is to become a doctor.
12. 私の夢は医者になることです。
13. All you have to do is (to) go there.
14. 君がしなければならない全てはそこに行くことだ。
14. → 君はそこに行きさえすればよい。
14. All I can do is (to) give you some advice.
15. 私ができる全ては君にアドバイスをすることだ。
15. → 私は君にアドバイスをすることしかできない。

13. 14. のように be動詞の直前に do がある場合は、to は省略されるのが普通です。



● 他動詞の目的語に用いられる ●

15. Ken began to study hard.
16. ケンは一生懸命勉強することを始めた。 → 勉強し始めた。
16. I like to play the guitar.
17. 私はギターを演奏するのが好きだ。

to V が他動詞の目的語になっている場合は、「他動詞+to V」の文型として丸暗記するほうが実戦的です。

用法などわからなくても、結果的に英語が分かればOKなのですから。

中学程度の常識的なものを列挙しておきますので、とりあえず次のリストを暗記してしまいましょう。

日本語訳が結構難しいので、必ず先に訳せるようにしてから、その後英語を覚えてください

01. like to V
01. Vすることが好きだ
02. love to V
02. Vすることが大好きだ
03. begin to V
03. Vすることを始める → Vし始める
04. start to V
04. Vすることを始める → Vし始める
05. continue to V
05. Vすることを続ける → Vし続ける
06. want to V
06. Vすることを望む → Vしたい、Vしたがっている
07. would like to V
07. Vすることを望む → Vしたいと思っている
07. (want to V の丁寧形)
08. decide to V
08. Vすることを決意する、Vしようと決心する
09. try to V
09. Vすることを努力する → Vしようと(努力)する、Vするよう(に)努める
10. need to V
10. Vすることを必要とする → Vする必要がある
11. hope to V
11. Vすることを望む → Vしたいと望む
12. learn to V
12. Vすることを習得する → Vできるようになる
13. promise to V
13. Vすることを約束する → Vすると約束する

実は、1. 2. 3. 4. 5. 9. は、Ving[動名詞] も目的語に取れるのですが、今回は素直に上記のまとめを丸暗記してください

to VVing[動名詞] の違いは、次回に解説します

例文はその時に挙げますから、今回は上記のリストのみ暗記してください。



では、かなりの数になりましたが、例文暗唱です
最低これぐらいは覚えていないと実際の役に立ちません。

01. a) この車を運転することは簡単だ。
01. b) この車を運転することは私には[私にとっては]簡単だ。
02. a) 毎日一生懸命勉強するのは当然だ。
02. b) 学生が日一生懸命勉強するのは当然だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

01. a) To drive this car is easy.
01. b) To drive this car is easy for me.
02. a) To study hard every day is natural.
02. b) For students to study hard every day is natural.



03. a) この車を運転することは簡単だ。(仮主語で)
03. b) この車を運転することは私には[私にとっては]簡単だ。(仮主語で)
04. a) 毎日一生懸命勉強するのは当然だ。(仮主語で)
04. b) 学生が毎日一生懸命勉強するのは当然だ。(仮主語で2種類)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

03. a) It is easy to drive this car.
03. b) It is easy for me to drive this car.
04. a) It is natural to study hard every day.
04. b) It is natural for students to study hard every day.
04. b)It is natural that students study hard every day.




05. 買い物に行くのは楽しいでしょう。(仮主語で)
06. 3ヶ国語を話すのは難しい。(仮主語で)
07. 君が彼に会うことが必要だ。
07. → 君は彼に会う必要がある。(仮主語で2種類)
08. 数学を勉強することはケンにとって興味深い。(仮主語で)
09. プロの野球選手になるのは私には不可能だ。(仮主語で)
10. 君がそんなことを言うのは間違っている。(仮主語で2種類)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

05. It will be fun to go shopping.
06. It is difficult to speak three languages.
07. It is necessary for you to see him.
07.It is necessray that you see him.
08. It is interesting for Ken to study math.
09. It is impossible for me to become a professional baseball player.
10. It is wrong for you to say so.
10.It is wrong that you say so.



11. 君の仕事は車を売ることです。
12. 私の夢は医者になることです。
13. → 百聞は一見に如(し)かず。 (ことわざ)
13. 君がしなければならない全てはそこに行くことだ。
14. → 君はそこに行きさえすればよい。
14. 私ができる全ては君にアドバイスをすることだ。
15. → 私は君にアドバイスをすることしかできない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11. Your job is to sell cars.
12. My dream is to become a doctor.
13. All you have to do is (to) go there.
14. All I can do is (to) give you some advice.



15. ケンは一生懸命勉強することを始めた。 → 勉強し始めた。
16. 私はギターを演奏するのが好きだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

15. Ken began to study hard.
16. I like to play the guitar.



[他動詞+to V の文型リスト]

01. Vすることが好きだ
02. Vすることが大好きだ
03. Vし始める
04. Vし始める
05. Vし続ける
06. Vしたい、Vしたがっている
07. Vしたいと思っている (6. の丁寧形)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

01. like to V
02. love to V
03. begin to V
04. start to V
05. continue to V
06. want to V
07. would like to V



08. Vることを決意する、Vしようと決心する
09. Vしようと(努力)する、Vするよう努める
10. Vする必要がある
11. Vすることを望む、Vしたいと望む
12. Vすることを習得する、Vできるようになる
13. Vする(こ)とを約束する

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

08. decide to V
09. try to V
10. need to V
11. hope to V
12. learn to V
13. promise to V



《ちょっとプラス》

try to V について

上記の解説では、try to Vto V他動詞の目的語として扱いました。

参考書や辞書がそのような扱いをしている場合が多いので、それに合わせた次第です。

しかし、私は try to V は、自動詞+to V の副詞的用法-目的 だと考えます。

try to V
Vするために努力する
Vしようと(努力)する
Vするよう(に)努力する

次の例文のように、tryto V の間に、副詞の hard が入るのは、try が自動詞だからでしょう。

I tried very hard to solve the problem.
私はその問題を解決するためにとても一生懸命努力した。
→ 私はその問題を解決しようと[するよう]一生懸命努力した。

もっとも、 try to V の文型として丸暗記してしまえば、try が他動詞か自動詞か悩む必要など、全くありません



お疲れ様でした。 m(__)m


次回-「to V (to不定詞)の名詞的用法」と「Ving (動名詞)」

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次 (中・上級者向け-高校英語)

2016/08/13 11:08 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

thread: 英語・英会話学習 - janre: School

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中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 その5-to V [to不定詞]の名詞的用法 Ving [動名詞]

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 全9回



to V (to不定詞) の名詞的用法 がわからない人は、次のページを復習して来て下さい。

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の名詞的用法

Ving[動名詞] がわからない人は、次のページを復習して来て下さい。

中学英語・ちょっと復習-Ving (動名詞)

● もし、Ving[動名詞]Ving[現在分詞] の違いがわからない人は、次のページを復習して来て下さい。

中学英語・ちょっと復習-Ving[現在分詞・動名詞] の用法 1 ~ 3



to V (to不定詞の名詞的用法)」と「Ving (動名詞)」は、両方とも「Vすること」と和訳できます。

しかし、和訳は同じでも、イメージが違います

to V
Vすることに向かって、Vすることに到達して、というイメージ
未来志向が強い
Ving
実際に何かをやっているイメージ
現実志向が強い

そういうわけですから、

1. to V しか使えない場合
2. Ving しか使えない場合
3. どちらも使えて(微妙な差はあるが)ほぼ意味が同じ場合
4. どちらも使えるが意味が全く違う場合

の、4パターンがあります。



主語に使う場合

どちらも使うことができます

けれども、圧倒的にVing」のほうがよく使われています

皆さんは、こちらから英語を発信する場合(英作や会話)は、Ving」のほうを使うほうが無難です

1. To play tennis is fun. ()
1.Playing tennis is fun. ()
1. テニスをすることは楽しい。
2. To speak French is easy. ()
2.Speaking French is easy. ()
2. フランス語を話すことは簡単だ。



仮[形式]主語 「It」 を使う場合

どちらも使うことができます

It is ~ to V
Vすることは~だ
It is ~ Ving
Vすることは~だ

けれども、上記の主語に直接置く場合とは正反対で、to V」のほうが圧倒的に多く使われています

Ving」を使うのは、限られた特殊な場合だけです。

皆さんは、こちらから英語を発信する場合(英作や会話)は、、to V」を使うほうが無難です

3. It is fun to paly tennis. ()
4. = It is fun playing tennis. ()
4. テニスをすることは楽しい。

4. It is easy to speak French. ()
3. = It is easy speaking French. ()
43 フランス語を話すことは簡単だ。

Ving には相性がありfunVing相性がいいので () がついていますが、easy相性が最低で、文章ではまず使われません。

It is ~ Ving は特殊なので、別ページ(高校英語)で解説します。お待ちください。

It is ~ Ving (仮[形式]主語と動名詞) (中・上級向け)

It is ~ (for A) to V」 はこちらのページに詳しい解説があります。



be動詞の補語に使う場合

どちらも使うことができます

これからする未来の「Vすること」は → 「to V
現にやっている「Vすること」 は→ 「Ving

好まれます

5. My dream is to be(come) a doctor. ()
5.My dream is becoming a doctor. ()
5. 私の夢は医者になることです。
6. One of my hobbies is to play tennis. ()
6.One of my hobbies is playing tennis. ()
6. 私の趣味の一つはテニスをすることです。



他動詞の目的語に使う場合

この場合が一番難しいですね。

最初に書いた4パターンが全て出て来ます。

1. to V しか使えない場合
2. Ving しか使えない場合
3. どちらも使えて(微妙な差はあるが)ほぼ意味が同じ場合
4. どちらも使えるが意味が全く違う場合


中学レベルでは、1. ~ 3.簡単なものしか学習しません。

今回は中学+高1の1学期までの復習ですから、4. も加えて初歩的なものだけに限定します。

詳しくは「高校英語」で後に解説しますから、それまでお待ちください。.

他動詞の目的語に使われている場合は、「Vすること」直訳すると日本語にならないことが多いです。

文型として丸暗記するほうが実戦的でしょう。



1. to V しか使えない場合

want to V
Vするこを望む → Vしたい、Vしたがっている
would like to V
Vすることを望む → Vしたいと思っている
(want to V丁寧形)
hope to V
Vすることを望む → Vしたいと願う
decide to V
Vすることを決意する、Vしようと決心する
promise to V
Vすることを約束する → Vすると約束する
learn to V
Vすることを習得する → Vできるようになる



2. Ving しか使えない場合

enjoy Ving
Vすることを楽しむ → Vして楽しむ
stop Ving
Vすることをやめる → Vするのをやめる
finish Ving
Vすることを終える → Vし終える
give up Ving
Vするのをあきらめる、(習慣的に)Vすることをやめる
practice Ving
Vする(ことを)練習する



3. どちらも使えて(微妙な差はあるが)ほぼ意味が同じ場合

like to Vlike Ving
Vすることが好きだ
love to Vlove Ving
Vすることが大好きだ
start to Vstart Ving
Vすることを始める → Vし始める
begin to Vbegin Ving
することを始める → Vし始める
continue to Vcontinue Ving
Vすることを続ける → Vし続ける



4. どちらも使えるが意味が全く違う場合

この場合、中学レベルでは少し難しすぎるのですが、高校英語につなげるため無理して覚えて頂きます

try to V
Vしようと(努力)する、Vするよう努める
try Ving
Vすることを試す → (試しに)Vしてみる

try to V については、このページを参考にしてください。

remember to V
Vすることを覚えておく → 忘れずVする
remember Ving
Vしたことを覚えている

forget to V
Vすることを忘れる → Vし忘れる
forget Ving
Vしたことを忘れる

need to V
Vすることを必要とする → Vする必要がある
need Ving
Vされる必要がある



上のリストを丸暗記してください。

単に英語から日本語、日本語から英語ではダメです。

4つのグル―プに分類できて、さらに動詞をリストアップして、意味を言えるまで練習してください。

白紙のノートか紙に、4つのグループを書き、動詞のリストを列挙して、意味を言えるまで何度も練習してください。

高校編になると、グループ分けは同じで、リストの数が大幅に増えます



覚えましたか?

では、次の日本語を英語にしてください。

to VVing が両方使える場合は、両方とも英語にしてください。

上のリストの順番ではなくて、わざと順不同に並べてあります

07. 私はいつかカナダに行くことを望んでいます。
08. 私たちはサッカーをして楽しんだ。
09. あなたは彼と結婚することを決心しましたか。(現在完了で)
10. a) ミルクを買うことを覚えておいてください。
10. a. =忘れずミルクを買ってください。
10. b) 私は子供の時京都を訪れたことを覚えている。
11. 君とダンスをしたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

07. I hope to go to Canada some day.
08. We enjoyed playing soccer.
09. Have you decided to marry him?
10. a) Please remember to buy milk.
10. b) I remember visiting Kyoto when I was a child.
11. I want to dance with you.


12. 君とダンスをしたいのですが。(ていねい)
13. 私はもうその車を洗い終えました。(現在完了で)
14. 私はピアノを弾くのが好きだ。
15. a) 私は納豆を食べようと(努力)したが、食べれなかった。
15. b) 私は納豆を食べてみた、するとおいしかった。
16. 私は勉強するのをやめて音楽を聴いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12. I'd like [=I would like] to dance with you.
13. I've [=I have] already finished washing the car.
14. I like to play the piano.
14.I like playing the piano.
15. a) I tried to eat natto, but I couldn't.
15. b) I tried eating natto, and it was good.
16. I stopped studying and listened to music.


17. a) 私は彼と会ったことは決して忘れません。
17. b) ミルクを買うのを忘れないでね。
18. 彼は昼食を食べ始めた。
19. 私は10年前に煙草を吸うのををやめた。
20. 君は英語を話す練習をしたほうがいい。
21. a) 私は私の車を修理する必要がある。
21. a) repair O [リア] ;: Oを修理する
21. b) 私の車は修理される必要がある[=修理が必要だ]。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

17. a) I'll never forget meeting him.
17. b) Don't forget to buy milk.
18. He began to eat lunch.
18.He began eating lunch.
18.He started to eat lunch.
18.He started eating lunch.
19. I gave up smoking 10 years ago.
20. You should practice speaking English.
21. a) I need to repair my car.
21. b) My car needs repairing.


22. 彼は来ると約束した。
23. 私は一生懸命勉強し続けた。
24. あなたはすぐに英語が上手に話せるようになるでしょう。
25. 私は食べることが大好きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

22. He promised to come.
23. I continued to study hard.
23.I continued studying hard.
24. You'll [=You will] learn to speak English well soon.
25. I love to eat.I love eating.



前置詞の目的語に使う場合

Ving だけが使われます。

to V は使われません。

この場合も「Vすること」と直訳しない場合が多いので、個々に暗記しておく方がよいでしょう。

中学レベルのものを列挙しておきますから暗記して下さい。

後に、「高校英語」で、もっとたくさんのリストを挙げます。



by Ving
Vすることによって → Vして
for Ving
Vするために
before Ving
Vする前に
after Ving
Vした後に
without Ving
Vすることなしに → Vしないで
be good at Ving
Vすること[するの]が上手だ、得意だ
be fond of Ving
Vすること[するの]が好きだ
Thank you for Ving
Vしてくれてありがとう
be interested in Ving
Vすることに興味がある[を持っている]
How about Ving ?
Vするのはどうでしょう、Vしてはどうでしょう
think of Ving
Vしよう(か)と思う
look forward to Ving
Vするのを楽しみに待つ、楽しみにしている

高校レベルになると数が大幅に増えるので、これくらいは是非とも覚えておいてください



では、例文です。

26. I made this bird by using paper.
26. 私は紙を使うことによって[→ 紙を使って]この鳥を作った。
27. This room is used for reading books.
27. この部屋は本を読むために[読書用に]使われています。
28. I finished my homework before watching TV.
28. 私はテレビを見る前に宿題を終わらせた。
29 . I watched TV after fnishing my homeaork.
29. 私は宿題を終わらせた後テレビを見た。
30. He went out of the room without sayng goodbye.
30. 彼はさよならを[も]言わないで部屋から出て行った。
31. I am good at singing.
31. 私は歌うのが得意[上手]だ。
32. He is fond of eating.
32. 彼は食べることが好きだ。
33. Thank you for coming.
33. 来てくれてありがとう。
34. I am interested in studying history.
34. 私は歴史を勉強する[研究する]ことに興味がある。
35. How about going fishing tomorrow?
35. go fishing : 釣りに行く
35. 明日釣りに行くのはどうでしょう。 → 釣りに行きませんか。
36. I'm thinking of traveling to Canada.
36. 私はカナダを旅行しようかと考えている。
37. I am looking forward to seeing you.
37. 私はあなたに会えるのを楽しみにしています。

一番最後の例文は to に惑わされて to see にしないように気をつけましょう。



いつもならここで暗記用の例文をまとめるのですが、今回は例文の数が多すぎるので別ページにします。

お疲れ様でした。m(__)m


暗記用まとめのページに行く

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次 (中・上級者向け-高校英語)



2016/08/15 07:12 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

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中学英語・ちょっと復習-to V [to不定詞]の名詞的用法Ving [動名詞]-暗記用まとめ

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 全9回



[問 1] 主語の場合、to VVing とではどちらが使われますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[答 1] どちらも使われるが、Ving のほうが普通。



[問 2] 仮[形式]主語の場合、to VVing とではどちらが使われますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[答 2] どちらも使われるが、to V のほうが普通。



[問 3] be 動詞の補語の場合、to VVing とではどちらが使われますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[答 3] どちらも使われる未来志向to V が、現実志向Ving が好まれる。



[問 4] 他動詞の目的語の場合、to VVing とではどちらが使われますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[答 4] 動詞によってどちらを使うか決まっている。次の4グループに分類できる。

[答 4] 1. to V しか使えない場合
[答 4] 2. Ving しか使えない場合
[答 4] 3. どちらも使えて(微妙な差はあるが)ほぼ意味が同じ場合
[答 4] 4. どちらも使えるが意味が全く違う場合



[問 5] 前置詞の目的語の場合、to VVing とではどちらが使われますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[答 5] Ving しか使えない。 



[問 6] 他動詞の目的語の場合、4グループに分けて、動詞の例を挙げてください

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[答 6]

1. to V しか使えない場合

want to V
Vするこを望む → Vしたい、Vしたがっている
would like to V
Vすることを望む → Vしたいと思っている
(want to V の丁寧形)
hope to V
Vすることを望む → Vしたいと願う
decide to V
Vすることを決意する、Vしようと決心する
promise to V
Vすることを約束する → Vすると約束する
learn to V
Vすることを習得する → Vできるようになる

2. Ving しか使えない場合

enjoy Ving
Vすることを[Vして]楽しむ
stop Ving
Vすること[するの]をやめる
finish Ving
Vすることを[Vし]終える
give up Ving
Vすることを[するの]あきらめる、(習慣的に)Vすること[するの]をやめる
practice Ving
Vする(ことを)練習する

3. どちらも使えて(微妙な差はあるが)ほぼ意味が同じ場合

like to Vlike Ving
Vすることが好きだ
love to Vlove Ving
Vすることが大好きだ
start to Vstart Ving
Vすることを始める → Vし始める
begin to Vbegin Ving
することを始める → Vし始める
continue to Vcontinue Ving
Vすることを続ける → Vし続ける

4. どちらも使えるが意味が全く違う場合

try to V
Vしようと(努力)する、Vするよう努める
try Ving
Vすることを試す → (試しに)Vしてみる

remember to V
Vすることを覚えておく → 忘れずVする
remember Ving
Vしたことを覚えている

forget to V
Vすることを忘れる → Vし忘れる
forget Ving
Vしたことを忘れる

need to V
Vすることを必要とする → Vする必要がある
need Ving
Vされる必要がある



[問 7] 次の前置詞+Ving のまとめを英語にしてください

01. Vすることによって → Vして
02. Vするために
03. Vする前に
04. Vした後に
05. Vすることなしに → Vしないで
06. Vすること[するの]が上手だ、得意だ
07. Vすること[するの]が好きだ
08. Vしてくれてありがとう
09. Vすることに興味がある[を持っている]
10. Vするのはどうでしょう、Vしてはどうでしょう
11. Vしようと思う
12. Vするのを楽しみに待つ、楽しみにしている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

01. by Ving
02. for Ving
03. before Ving
04. after Ving
05. without Ving
06. be good at Ving
07. be fond of Ving
08. Thank you for Ving
09. be interested in Ving
10. How about Ving?
11. think of Ving
12. look forward to Ving



[問 8] 次の日本語を英語にしなさい。(数が多いので5づつ区切って解答します)

01. テニスをすることは楽しい。(直接主語+よく使う形式で)
02. フランス語を話すことは簡単だ。(直接主語+よく使う形式で)
03. テニスをすることは楽しい。(形式主語+よく使う形式で)
04. フランス語を話すことは簡単だ。(形式主語+よく使う形式で)
05. 私の夢は医者になることです。(最適な形式で)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

01. Playing tennis is fun.
02. Speaking French is easy.
03. It is fun to paly tennis.
04. It is easy to speak French.
05. My dream is to become a doctor.


06. 私の趣味の一つはテニスをすることです。(最適な形式で)
07. 私はいつかカナダに行くことを望んでいます。
08. 私たちはサッカーをして楽しんだ。
09. あなたは彼と結婚することを決心しましたか。(現在完了で)
10. a) ミルクを買うことを覚えておいてください。=忘れずミルクを買ってください。
10. b) 私は子供の時京都を訪れたことを覚えている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

06. One of my hobbies is playing tennis.
07. I hope to go to Canada some day.
08. We enjoyed playing soccer.
09. Have you decided to marry him?
10. a) Please remember to buy milk.
10. b) I remember visiting Kyoto when I was a child.


11. 君とダンスをしたい。
12. 君とダンスをしたいのですが。(ていねい形で)
13. 私はもうその車を洗い終えました。(現在完了で)
14. 私はピアノを弾くのが好きだ。
15. a) 私は納豆を食べようと(努力)したが、食べれなかった。
15. b) 私は納豆を食べてみた、するとおいしかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11. I want to dance with you.
12. I'd like [=I would like] to dance with you.
13. I've [=I have] already finished washing the car.
14. I like to play the piano.I like playing the piano.
15. a) I tried to eat natto, but I couldn't.
15. b) I tried eating natto, and it was good.


16. 私は勉強するのをやめて音楽を聴いた。
17. a) 私は彼と会ったことは決して忘れません。
17. b) ミルクを買うのを忘れないでね。
18. 彼は昼食を食べ始めた。
19. 私は10年前に煙草を吸うのををやめた。
20. 君は英語を話す練習をしたほうがいい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

16. I stopped studying and listened to music.
17. a) I'll [=I will] never forget meeting him.
17. b) Don't forget to buy milk.
18. He began to eat lunch.He began eating lunch.
18.He started to eat lunch.He started eating lunch.
19. I gave up smoking 10 years ago.
20. You should practice speaking English.


21. a) 私は私の車を修理する必要がある。
21. b) 私の車は修理される必要がある[=修理が必要だ]。
22. 彼は来ると約束した。
23. 私は一生懸命勉強し続けた。
24. あなたはすぐに英語が上手に話せるようになるでしょう。
25. 私は食べることが大好きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

21. a) I need to repair my car.
21. b) My car needs repairing.
22. He promised to come.
23. I continued to study hard.I continued studying hard.
24. You'll [=You will] learn to speak English well soon.
25. I love to eat.I love eating.


26. 私は紙を使うことによって[→ 紙を使って]この鳥を作った。
27. この部屋は本を読むために[読書用に]使われています。
28. 私はテレビを見る前に宿題を終わらせた。
29. 私は宿題を終わらせた後テレビを見た。
30. 彼はさよならを言わないで部屋から出て行った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

26. I made this bird by using paper.
27. This room is used for reading books.
28. I finished my homework before watching TV.
29.. I watched TV after fnishing my homeaork.
30. He went out of the room without sayng goodbye.


31. 私は歌うのが得意だ。
32. 彼は食べることが好きだ。
33. 来てくれてありがとう。
34. 私は歴史を勉強する[研究する]ことに興味がある。
35. 明日、釣りに行くのはどうでしょう。 → 釣りに行きませんか。
36. 私はカナダに旅行しようかなと考えている。
37. 私はあなたに会えるのを楽しみにしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

31. I am good at singing.
32. He is fond of eating.
33. Thank you for coming.
34. I am interested in studying history.
35. How about going fishing tomorrow?
36. I'm thinking of traveling to Canada.
37. I am looking forward to seeing you.



お・つ・か・れ・さ・ま m(__)m


次回-中学英語・ちょっと復習-疑問詞+to V

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次 (中・上級者向け-高校英語)



2016/08/17 09:20 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

thread: 英語・英会話学習 - janre: School

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It is ~ Ving (仮[形式]主語と動名詞) (中・上級向け)

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



最初に、次のページのを読んで来てください

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 その5-to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving [動名詞]

上記の解説を読めばわかるように、仮[形式主語]を使う場合は、 It is ~ to V のほうが圧倒的にメジャーな表現で、It is ~ Ving はかなり特殊でマイナーな表現です。

こちらから英語を発信する場合は、It is ~ to V を使っておけば無難ですが、受信英語にも備えて、 It is ~ Ving少し学習しておきましょう。

さて、どういう場合に、このマイナーな It is ~ Ving の形式が使われるでしょうか?

どうも、Ving の間に相性があって、特定の の場合に Ving が出現するような気がします。

その特定の の中でも、次に紹介するものは定番中の定番です。



あなたが高校生・大学受験生ならば覚えておいて損はない 定番中の定番It is ~ Ving の例文をまず最初に挙げます。

1. It is a lot of fun talking to you.
1. fun : 名詞なので very fun は不可
1. あなたとお話しするのはとても楽しいです。

2. It is no use talking to you.
2. = It is no good talking to you.
2. no use [ース] = no good = useless [ースレス] : 役に立たない、無駄だ
2. 君と話をしても無駄だ。

3. (It has been) Nice talking to you.
3. = (It was) Nice talking to you.
3. (別れ際に) お話できてよかったです。

次の例文も、覚えておくと便利です。

(It has been [was]) Nice meeting you.
(初めて出会って別れ際に) お会いできてよかったです。

この2つの例文に関しては、このページにも説明があります。

4. It is worthwhile talking to you.
4. = It is worth while talking to you.
4. = It is worth talking to you.
4. worthwhile = worth while [ース(ホ)ワイル] = worth : 価値がある
4. 君と話をすることは価値がある。
4. → 君とは話のし甲斐がある。

wotthwhile[worth while] は、「 while (時間) をかけるだけの価値がある」 というのが本来の意味です。

上記の4つの例文は、本当によく使われています

覚えやすいように、わざと同じ単語で例文を作りましたから、ぜひ覚えておいてください



ちなみに、It is ~ to V を使って、

1. It is a lot of fun to talk to you.
2. It is no use to talk to you.
2. = It is no good to talk to you.
3. (It has been) Nice to talk to you.
3. = (It was) Nice to talk to you.
4. It is worthwhile to talk to you.
4. = It is worth while to talk to you.

とも言えます。

worthwhileworth while は、to VVing の両方が使えますが、worth だけだと Ving しか使えません

It is worth to talk to you. (×) は不可なので、

It is worth Ving
Vすることは価値がある

慣用表現として覚えておく必要があります。



まとめると

It is fun Ving.
= It is fun to V.
Vすることは楽しい。

It is no use [no good] Ving.
= It is no use [no good] to V.
Vすることは無駄だ[役に立たない]。
Vしても無駄だ[役に立たない]。

It has been [was] nice Ving.
= It has been [was] nice to V.
Vすることはよかった。
Vできてよかった。

It is worthwhile [worthwhile] Ving.
= It is worthwhile [worth while] to V.
= It is worth Ving. (to V は不可)
Vすることは価値がある。



上記の例は、特別相性が良い場合でした。

ところで、 がどういう語句の時に Ving がよく使われるのでしょう?

Ving と相性がいい語句のリストと、例文を少し挙げておきますから参考にしてください。

[It is ~ Ving でよく使われる ]
nice すてきな / good よい / wonderful すばらしい / great すごい / fun 楽しみ、喜び / a pleasure [ジャ] 楽しみ、喜び / interesting 興味深い、面白い / no use = no good = useless 無駄な、無益な / convenient [コンヴィーニアント] 便利な / inconvenient [インコンヴィーニアント] 不便な / tough [] つらい、大変だ / hard つらい、大変だ / foolish [ーリシュ] ばかげた / crazy [イズィ] ばかげた / annoying [イイング] 迷惑な / embarrassing [イムラスィング] 恥ずかしい、気まずい / a nuisance [ニュースンス] 迷惑、面倒 / unthinkable [アンンカブル] 考えられない / hard work つらい[大変な]仕事 / worthwhile = worth while = worth 価値がある / comfortable [ムファタブル] 快適な / uncomfortable [アンムファタブル] 不快な / pleasant [ザント] 楽しい、愉快な / unpleasant [アンプザント] 不愉快な / enjoyable [エンジョイアブル] 楽しい / dangerous [インジャラス] 危険な / 等

[例文]
It was a pleasure seeing you again.
また君に会えてうれしかった。
It is hard work going uphill.
坂を上るのは大変(な労力)だ。
It is convenient living dontown.
町中に住んでいるのは便利だ。
It's a nuisance having to wait.
待たなければけないのは面倒だ。
uphilldowntown は、場所を表す副詞で、前置詞の toin は不要です。

もちろん、これらの語句が使われたら必ず動名詞というわけではありませんから、誤解しないようにしてください。

最初に述べたように、仮[形式主語]を使う場合は、 It is ~ to V のほうが圧倒的にメジャーな表現です。

当然、上記の例文はすべて to V を使っても言えます

It was a pleasure to see you again.
It is hard work to go uphill.
It is convenient to live dontown.
It's a nuisance to have to wait.



では to V を使う場合と Ving を使う場合とでは、何か違いがあるのでしょうか?

ジーニアス英和辞典第5版になかなか大胆な(?)かなり詳しい解説が載せられていたので、ここで紹介します



[ジーニアス英和辞典第5版から引用]

[語法]

(1) [doing は過去か進行中のこと]

doing過去または進行中のことを指す。

It's no use [no good] worring about it.
そのことを悩んでも仕方がない。
It's been nice having you here.
来てくれてとてもよかったです。
It was embarrassing(,) not remembering her name.
彼女の名前を覚えていなくてバツの悪い思いをした。

(2) [to dodoing か]

to dodoing交換可能なことが多いが、doing では後から思いついたことを分詞構文のように付け足すことがある

It's nice, sitting around and talking.
楽しいですね、輪になっておしゃべりするのは。

通例コンマが前に置かれる
また、コンマがない場合to dodoing には次のような違いがある。

It's nice to be [being] young.
若いというのは素晴らしいことだ。

前者は想定・仮定して「若いことは」、後者は(自分たちのように)「(現実に)若いこと」ということを表す。



このままでは何を言っているのか理解し難い人もいらっしゃるでしょうから、もう少しわかりやすく説明してみましょう。

to V (to不定詞の名詞的用法)Ving (動名詞) は、両方ともVすること」と和訳できます。

しかし、和訳は同じでも、イメージが違います

to V
Vすることに向かってというイメージ
未来志向が強い
Ving
実際に何かをやっているイメージ
現実志向が強い

動名詞(Vすること)現在分詞(Vしている) は、Ving という同じ形ですから、和訳が違っても元のイメージは同じです。

It is ~ to V
(未来に)Vするとしたら(それは)~だ
It is ~ Ving
(現実に)Vしている[していた][した]のは~だ

例えば、今から上る急坂を下から見上げて「坂を上るのは大変だ。」と言いたい時は、 It is ~ to V を使い、

It is hard work to go uphill.

急坂を上っている最中に、 「坂を上るのは大変だ。」と言いたい時は、It is ~ Ving を使って、

It is hard work going uphill.

と言います。

和訳は同じでも、イメージが随分と違うのがわかりますね。

もう1例追加します。

現実に町中に住んでいる人なら、

It is convenient living dontown.
町中に住む[住んでいる]のは便利だよ。

と、 It is ~ Ving を使うほうが適切で、

田舎に住んでいる友人にアドバイスする場合は、

It would be more convenient to live dontown.
町中に住む[住んだ]方が便利だよ。

と、It is ~ to V を使うのが適切です。

念のために言っておきますが、一般のネイティブスピーカー[英語が母語の一般の人]が、どこまで厳密に上記のような区別をしているかは、私には調べようもありません

日本人の私達としては、英文を書く場合は上記のように区別できることを目標にして、話す場合はどちらでもよいから思い切って素早く発信することを目標にして、練習すればよいと思います。



口語英語では動名詞の直前にポーズを入れて

It is ~, Ving.
(ほら)~ですね、Vすることは。

という言い方をよくします。

ジーニアス英和辞典は、「後から思いついたことを分詞構文のように付け足すことがある」と解説していますね。

先ほども述べたように、「動名詞」と「現在分詞」のイメージは共通していますから、 It is ~, VingVing を、動名詞ではなく現在分詞だと解釈することも可能だと思います。

分詞構文に解釈するのではなくて次のような解釈も可能です。

She is so cute, your daughter is.
とてもかわいいですね、あなたの娘さんは。

のような英文と同じで、元は、

It is nice, sitting around and talking (is).
楽しいですね、輪になっておしゃべりするのは。

の、文末の is が省略されたと考えることも可能です。

動名詞の前にコンマを入れると、動名詞とは比較的相性が悪い語句とも一緒に使うことができます

実際にカメラの使い方を見せながら、

It's easy, using this digital camera.
ほら、簡単だよ、このデジタルカメラを使うのは。

英語を話す時は、証拠が残りません (;´・ω・) から、思い切って、 It is ~, Ving を使ってみるのもいいかもしれません



では最後に、最初に挙げた「定番中の定番」の例文だけでも覚えてしまいましょう

1. あなたとお話しするのはとても楽しいです。
2. 君と話をしても無駄だ。
3. (別れ際に) お話できてよかったです。
4. 君と話をすることは価値がある。
4. → 君とは話のし甲斐がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. It is a lot of fun talking to you.
2. It is no use talking to you.
2. = It is no good talking to you.
3. (It has been) Nice talking to you.
3. = (It was) Nice talking to you.
4. It is worthwhile talking to you.
4. = It is worth while talking to you.
4. = It is worth talking to you.



お疲れ様でした。 m(__)m

次回-動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-序文

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次


2016/08/18 10:41 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: School

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動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-序文


to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



まず、次のページを復習して来てください。

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 その5-to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving [動名詞]

中学英語・ちょっと復習-to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving [動名詞]-暗記用まとめ

復習できましたか?

他動詞の目的語to V / Ving を使う場合は、

1. to V しか使えない場合
2. Ving しか使えない場合
3. どちらも使えて(微妙な差はあるが)意味がほぼ同じ場合
4. どちらも使えるが意味が全く違う場合


4グループがあるのでしたね。

さらに、to V / Ving を、文法的に他動詞の目的語として認識するのではなく単なる動詞の文型として暗記する方が実戦的である、とも指摘しました。

単なる動詞の文型として丸暗記するのであれば、上記の4パターンの他に、 自動詞 + to V自動詞 + Ving のパターンも加えて覚えた方がさらに実戦的でしょう。

come to V (Vするようになる) は明らかに 自動詞 + to V です。

get to V (Vするようになる、Vできる) は、他動詞 + to V自動詞 + to Vあいまいです。

keep Ving (Vし続ける) も通常は 自動詞 + Ving[現在分詞] (Vしている状態にしている) に解釈されていますが、他動詞 + Ving[動名詞] (Vすることを保つ) とも解釈できます。

try Ving (Vすることを試す → 試しにVしてみる)明らかに 他動詞 + Ving ですが、 try to V (Vしようと努力する、Vするよう努力する) は、、他動詞 + to V自動詞 + to Vあいまいです。

try to V について(参考)

そうであれば、他動詞か自動詞か判断するのではなく単に 動詞 + to V / 動詞 + Ving という動詞の文型で暗記した方が得策ということになります。



というわけで、今回は、中・上級向け

1. 動詞 + to V動詞 + Ving の両方の文型で使われて(微妙な差はあるが)意味がほぼ同じ
2. 動詞 + to V の文型だけで使われる
3. 動詞 + Ving の文型だけで使われる
4. 動詞 + to V動詞 + Ving の両方の文型で使われるが意味が全く違う


4グループに分けます。

次回から順番に、頻繁に使われている重要な文型を厳選して紹介します。

覚えるのは大変でしょうけど、頑張って全部覚えましょう



次回-動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次


2016/08/22 05:19 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: School

tb: --   cm: 0

Tue.

動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型  


動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-序文



動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型
(意味がほぼ同じグループ)

入門・初級者はまずこちらから覚えましょう。

今から 動詞 + to V = 動詞 + Ving 型の文型を列挙します。

意味を思い浮かべながら何十回音読してください

動詞の発音もすべて書いておきます。

like とくれば自動的に to V = Ving
begin とくれば自動的に to V = Ving

というようになるまで何十回も音読してください。
体で覚えなければ実戦では役に立ちません

のグループはあまり試験には出ません
でも、英語を使う上では重要ですから、軽視しないでください



1. like Ving = like to V [イク]
1. I like watching TV.
1. = I like to watch TV.
2. love Ving = love to V []
2. I love watching TV.
2. = I love to watch TV.
3. hate Ving = hate to V [イ(ト)]
3. I hate watching TV.
3. = I hate to watch TV.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. Vすることが好きだ
1. 私はテレビを見るのが好きだ。
2. Vすることが大好きだ
2. 私はテレビを見るのが大好きだ。
3. Vすることが嫌い[いや]だ
3. 私はテレビを見るのが嫌いだ。

Ving は、一般的・習慣的な好き嫌いについて使う
to V は、特定の場合の好き嫌い(つまり欲求に近い)について使う

というのが通説になっていますが、どちらを使っても意味はほぼ同じです。

ただし、これらの動詞の前would [ウド] が付くと、

would like to VVしたいと思う
would love to VVしたいと思う
would hate to VVしたくない

のように、好き嫌いではなく、特定の行為に対する欲求を表す表現に変わります。

参考ページ

中学英語・ちょっと復習-would like の用法(参考)

さらに、実際に口頭で使われる時には、would が短縮されて、

I'd like to V [アイ(ド) イク]
I'd love to V [アイ(ド) ]
I'd hate to V [アイ(ド) イ(ト)]

のように使われますから、would はほとんど聞こえません

そのようなことが影響しているかどうかはわかりませんけど、would がなくても

like to V : Vしたいと思う
love to V : Vしたいと思う
hate to V : Vしたくない

という風に、特定の行為に対する欲求を表すこともあります。

[例]
I hate to say this, but …
こんなこと言いたくないのですが、…

というわけで、純粋に好き嫌いを表現したい時は、like Ving / love Ving / hate Ving の方を使うことをお勧めします

ちなみに、like の反対語dislike [ディスイク] という単語があります。

dislike Ving = dislike to V (まれ)
Vするのが嫌いだ

これは dislike Ving しか使われていなくて、dislike to V を使うのはまれです。

I dislike watching TV.
私はテレビを見るのは嫌いだ。

これも一応覚えておきましょう。



4. prefer V1ing to V2ing [プリファー]
4. = prefer to V1 rather than (to) V2
4. I prefer watching TV to reading books.
4. = I prefer to watch TV rather than (to) read books.
4. rather than ~ [ザ ザン] : ~よりむしろ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. V2するよりV1するほうが好きだ
4. 私は本を読むよりテレビを見る方が好きです。

元々、prefer A to B (BよりAのほうが好き)

I prefer dogs to cats.
私は猫より犬の方が好きだ。

という使い方をするので、Ving の場合は基本通り to を使いますが、to V の場合はto ばかりになるので、臨時に rather than を用います。

prefer上記の説明=通説があてはまりますから、to V のほうを使うと、特定の場合の好みに解釈され、さらに欲求に解釈されてしまう可能性があります。

「本を読むよりテレビを見る方が好きだ → (だから)テレビを見たい。」

ですから、純粋に好みを述べたい場合は、prefer V1ing to V2ingを用いた方が安全です

欲求をはっきり述べたい場合は、would を付けて、

would prefer to V1 rather than (to)V2
= would rather V1 than V2
V2するよりも(どちらかと言えばむしろ)V1したい

を使いましょう。

I'd prefer to stay home rather than (to) go out.
= I'd rather stay home than go out.
私は外出するよりも(どちらかと言えばむしろ)家にいたい。

ちなみに、否定文は、

I'd prefer not to go out tonight.
= I'd rather not go out tonight.
(どちらかと言えば)今晩は出かけたくない。

のように to V / Vnot置くのが普通です。



5. start to V = start Ving [ー(ト)]
5. He started to eat lunch.
5. = He started eating lunch.
6. begin to V = begin Ving []
6. He began to eat lunch.
6. = He began eating lunch.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5. Vし始める
5. 彼は昼食を食べ始めた。
6. Vし始める
5. 彼は昼食を食べ始めた。

start to V = begin to V{開始点」を表す。
start Ving = begin Ving は、「開始+継続」を表す。

というのが通説ですが、どちらを使っても意味はほぼ同じです。

え?何を言っているかわからない?

例えば、「昼食を食べ始めた直後に電話がかかってきて、中断した」ような場合は、start[begin] to V を使い、
「2時間前に友人と昼食を食べ始めてまだ食べている」場合は、start[begin] Ving を使う、
というような考え方ですが、

書く場合はともかく、話す時はそんな違いを考えている暇はないので、どちらでもいいからさっと口に出しましょう

でも、次の3点だけは注意しましょう

1. 進行形の場合は、Ving が2つ連続するので、to V を使うほうがよい

It is starting[beginning] to rain. ()
It is starting[beginning] raining. ()
雨が降り始めている。

2. understand (理解する) / realize (悟る、気付く) / think / feel などの、認識・理解を表す動詞の場合は、通例 to V を使う

Suddenly I started[began] to feel angry. ()
Suddenly I started[began] feeling angry. ()
突然私は怒りを感じ始めた。

3. 主語が無生物の場合は、to V が好まれる

The snowman started[began] to melt. ()
The snowman started[began] melting. ()
雪だるまが融[と]け始めた。

以上の3点から、start to V / begin to V を使ったほうが安全かもしれません



7. continue to V = continue Ving [コンティニュー]
7. He continued to write novels until he died..
7. = He continued write novels until he died..
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. Vし続ける
7. 彼は死ぬまで小説を書き続けた。

continue to V / continue Ving は、いろいろな辞書や参考書・語法書に、微妙な違いが書かれていますが、基本的にほぼ同意で交換可能です

ジーニアス英和辞典-第4版には、

to VVing は区別なく用いられるが、文脈によっては、
continue Ving「前から続いていたことを引き続き行う」ことを含意する。
continue to V「いったん止めて再び始める」ことを含意する。
He continued painting the wall.
彼は壁にペンキを塗り続けた。
(「中断することなしに塗り続けた」ことを含意)
He continued to paint the wall.
(continued painting同じ意味だが、「いったん中止してまた始めた」の意にもなる)

と書かれています。

ところが、第5版では上記の解説は消失し、単に He continued painting [to paint] the wall. とだけ書かれています。

やはり、continue to V = continue Ving ということでよさそうです。

こちらから英語を発信する場合私のお勧めは、

短期的継続 → keep (on) Ving を使う
長期的継続 → continue to V = continue Ving を使う

です。参考にしてください。

keep (on) Ving

The baby kept (on) crying all night.
その赤ちゃんは一晩中泣き続けた。 (短期的継続)
He continued to write [writing] novels until he died.
彼は死ぬまで小説を書き続けた。(長期的継続)



8. cease to V = cease Ving [スィース]
8. He ceased shooting.
8. shoot [シュー(ト)] : (銃などを)撃つ
8. He has ceased to write novels recently.
8. = He has ceased writing novels recently.
8. The nation ceased to exist.
8. nation [イション] : 国、国家
8. exist [イグスト] : 存在する(状態動詞)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8. Vすること[するの]をやめる
8. 彼は撃つのをやめた。
8. (次第に)Vしなくなる
8. 彼は最近小説を書かかなくなった。
8. その国は存在するのをやめた [→ 滅亡した]。

cease用法が難しいです。

「Vすること[するの]をやめる」という意味では、stop Ving = quit Ving と同意ですから用法も同じで、cease Ving を使います。

stop Ving = quit Ving

「(次第に)Vしなくなる」の意味では、cease to V = cease Ving で、交換可能です。

ただし、V が状態動詞の場合は、cease to V の形式しか使えません

難かしいですね。 (;''∀'')

こちらから英語を発信する場合私のお勧めは、

Vするのをやめる → stop Ving を使う
(次第に) Vしなくなる → cease to V を使う

です。参考にしてください。



09. (can) stand Ving = (can) stand to V [ンド]
09. I can't stand being treated like a child. (○)
09. = I can't stand to be treated like a child. (△)
10. (can) bear Ving = (can) bear to V []
10. I can't bear being treated like a child. (○)
10. = I can't bear to be treated like a child. (△)
10. be treated like a child [トリーティ(ド)] : 子供のように扱われる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
09. Vすることを我慢する、に耐える
09. 私は子ども扱いされるのに耐えられない。
10. Vすることを我慢する、に耐える
10. 私は子ども扱いされるのに耐えられない。

(can) stand[bear] to V より、(can) stand[bear] Ving のほうが普通です。

受信英語向けに、 (can) stand[bear] Ving / (can) stand[bear] to V両方を覚えておいてこちらから英語を発信する場合は、(can) stand[bear] Ving のほうを使うことをお勧めします

ちなみに、少し単語のレベルが上がりますが

(can) endure Ving = (can) endure to V [インデュ]
(can) forbear Ving = (can) forbear to V [フォ]
Vすることを我慢する、に耐える

同意の文型です。
余裕があれば、覚えておきましょう。



お疲れ様でした。 (^-^)

次回-動詞 + to V の文型

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次


2016/08/23 11:26 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: School

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Wed.

動詞 + to V の文型   


動詞 + to V の文型

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-序文

動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型



動詞 + to V の文型
(この文型だけで使われるグループ)

入門・初級者はまずこちらから覚えましょう。

今から 動詞 + to V 型の文型を列挙します。

意味を思い浮かべながら何十回音読してください

動詞の発音もすべて書いておきます。

decide とくれば自動的に to V
hope とくれば自動的に to V

というようになるまで何十回も音読してください。
体で覚えなければ実戦では役に立ちません



1. want to V [ウォント]
1. I want to eat lunch.
2. hope to V [ウプ]
2. I hope to marry her.
3. wish to V [ウィシュ]
3. I wish to be an English teacher in the future.
4. care to V []
4. I don't care to go out today.
5. long to V [ン()]
5. I'm longing to see you.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. Vすることを願う → Vしたいと思う
1. 私は昼食を食べたい。
2. Vすることを願う → Vしたいと思う
2. 私は彼女と結婚したいと思っています。
3. Vすることを願う → Vしたいと思う
3. 私は将来英語の教師になることを願っています。
3. Vすることを願う → Vしたいと思う
4. 私は今日は外出したくない。
5. Vすることを切望[せつぼう]する → Vすることを待ち望む
5. 私はあなたにお会いするのを待ち望んでいます。

want Ving = need Ving
= need to be Vpp
Vする必要がある
= Vされる必要がある

Our car wants fixing.
fix O [フィクス] : Oを修理する
私達の車は修理する必要がある。
= 私達の車は修理される必要がある。

のように、 want Ving という文型もありますが、need Ving と比べると比較的まれです。
そういう訳で、want to V の文型は、便宜上動詞 + to V のグループ」に分類しておきます。
下記のページを参考にしてください。

need to V ≠ need Ving

want Ving

care to V は主に否定文・疑問文で使われます。

long「首を長く[long]して待つ」イメージです。



6. would like to V [ウド イク]
6. Would you like to go out with me?
7. would love to V [ウド ]
7. Would you like to go out with me? / Sure, I'd love to.
8. would prefer to V [ウド プリファー]
8. I' d prefer to stay home rather than (to) go out.
8. rather than ~ : ~よりもむしろ
9. would care to V [ウド ]
9. Would you care to go out with me?
10. would hate to V [ウド イ(ト)]
10. I'd hate to go out today.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6. Vしたいと思う
6. 私と一緒に外出したいですか → 私と一緒に外出しませんか。
7. Vしたいと思う
7. 私と一緒に外出しませんか。 / はい、そうしたいです。
8. (~するよりむしろ) Vしたいと思う
8. 外出するよりも(どちらかといえばむしろ)家に居たいです。
9. Vしたいと思う (care to V よりていねい)
9. 私と一緒に外出したいですか → 私と一緒に外出しませんか。
10. Vしたくない
10. 私は今日は外出したくない。

前回のグループでも解説したように、

likelovepreferhate 単独だと、好き嫌いを表し、

like to V = like Ving (Vすることが好きだ)
love to V = love Ving (Vすることが大好きだ)
prefer to V = prefer Ving (Vするほうが好きだ)
hate to V = hate Ving (Vすることが嫌い[いや]だ)

のように、to V / Ving両方後に従えることができます

would が付くと、好みではなく欲求を表す表現に変わり、後には to V しか続きません

中学英語・ちょっと復習-would like の用法(参考)



11. decide to V [ディイド]
09. I've decided to quit my job.
09. quit O [クィ] : Oをやめる
12. determine to V [ディミン]
10. I'm determined to quit my job.
13. choose to V [チュ]
11. I chose to not to go. [チョウズ]
14. promise to V [ミス]
12. He promised to come, but he didn't.
15. offer to V [ファー]
13. I offered to help him.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11. Vしようと決心する、Vすることに決める
09. 私は仕事をやめることに決めました。
12. Vしようと決心する、Vすることに決める
10, 私は仕事をやめようと決心しています。
13. Vすることを選ぶ → Vすることに決める
11. 私は行かないことに決めた。
14. Vすることを約束する、Vすると約束する
12. 彼は来ると約束したが、来なかった。
15. Vしようと申し出る
13. 私は彼を手伝おうかと申し出た。


determine to V は、よく be determined to V  [ディーミン] という形で使われ、、「Vしようと決心している」という完了した状態を表す意味になります。

choose not to Vnot は、 to V を否定していて、「Vしないことに決める」という意味になります。



16. agree to V [アグー]
14. She agreed to marry him.
17. refuse to V [フュ]
15. She refused to marry him.
18. aim to V [イム]
16. He is aiming to win the first prize.
17. win (the) first prize : 一等賞を取る
19. hesitate to V [ジテイト]
19. Please don't hesitate to call me.
20. demand to V [ ディンド]
25. He demanded to know the reason.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16. Vすることに同意する
14. 彼女は彼と結婚することに同意した。
17. Vすることを断る
15. 彼女は彼と結婚することを断った。
18. Vすることを目指す
16. 彼は一等賞を取ることを目指している。
19. Vすることを躊躇[ちゅうちょ]する、遠慮する
19. どうぞ遠慮なく電話して[呼んで]ください。
20. Vすることを要求する
25. 彼は理由を知ることを要求した
25. → 何が何でも理由を知りたがった。



21. plan to V [ラン]
17. I'm planning to attend the meeting.
17. = I'm planning on attending the meeting.
22. intend to V [インン(ド)]
22. = intend Ving (まれ)
21. I intend to attend the meeting.
23. expect to V [イクスクト]
22. I expect to attend the meeting.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21. Vする予定[計画]だ → Vするつもりだ
17. 私はその会議に出席するつもりだ。
22. Vすることを意図する → Vするつもりだ
20 私はその会議に出席するつもりだ。
23. Vすることを予期している → Vするつもりだ
21. 私はその会議に出席するつもりだ。

これらはすべて中学で学習した be going to VVするつもりだ、Vする予定だ の上位表現です。

I'm going to attend the meeting.
私はその会議に出席するつもり[予定]だ。

plan to Vplan on Ving の形でもよく使われます。
両者とも、be planning to V / be planning on Ving のように、進行形で使われることが多いようです。

一方、 intend to V堅い表現で、進行形では使われるのはまれです。

I am intending to attend the meeting. ()

同意の表現に、

mean to V [ーン]
Vすることを意図する → Vするつもりだ

があります。

I didn't mean to hurt you.
私はあなたを傷つけるつもりはなかった。

mean には、 mean VingVすることを意味する という文型もあるので、動詞 + to V動詞 + Ving のグループ」で解説します。

mean to V ≠ mean Ving



24. pretend to V [プリンド]
22. I pretended not to know her.
25. tend to V [ンド]
24. He tends to get angry easily.
26. (can) afford to V [フォ]
20. I can't afford to buy a car.
27. manage to V [ニジ]
21. I managed to catch the first train.
21. catch the first tain : 始発電車に間に合う
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
24. Vするふりをする
22. 私は彼女を知らないふりをした。
25. Vする傾向(性)がある
24. 彼はすぐ怒る傾向性がある。
26. Vする余裕がある
20. 私は車を買う余裕はない。
27. なんとか[どうにかして]Vする[できる]
21. 私はなんとか始発電車に間に合った。

pretend not to Vnotto V を否定していて、「Vしないふりをする」という意味になります。



28. fail to V [フェイル]
23. He failed to come to the party.
29. omit to V [ッ(ト)]
23. = omit Ving (まれ)
23. He omitted to answer the letter.
30. neglect to V [ニグク(ト)]
23. = neglect Ving (まれ)
23. He neglected to answer the letter.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
28. Vしない、Vできない、Vすることを怠[おこた]る
23. 彼はそのパーティーに来なかった[来れなかった]。
29. (故意に) Vするのを怠る、(うっかり)Vし忘れる
23. 彼はその手紙に返事を出すのを怠った[出し忘れた]。
30. (怠慢・不注意から) Vするのを怠る、Vし忘れる
26. 彼はその手紙に返事を出すのを怠った[出し忘れた]。

fail to V は、

Vすることに失敗する → Vできない
Vすることを怠る → Vしない

というイメージになります。

fail to V は、否定文で使うと、「Vしないことはない → (必ず) Vする」、という肯定の意味に変わります

do not fail to V必ずVする(1回だけの行為)
never fail to V必ずVする(習慣的行為)

Don't fail to call me.
必ず私に電話してね。
He never fails to keep his promise.
彼は必ず約束を守る。

omit to Vneglect to V は、

omit to V が、「Vすることを省く、省略する」
neglect to V が、「Vすることをさぼる、ほったらかす」

というイメージですが、
和訳は同じようなものになります。

同類表現に、

forget to VVすることを忘れる → Vし忘れる
Don't forget to call me.
私に電話するのを忘れないでね。

がありますが、forget VingVしたことを忘れる という文型もありますので、動詞 + to V動詞 + Ving のグループ」詳説することにします。

forget to V ≠ forget Ving




31. attempt to V = attempt Ving (まれ) [ムプ(ト)]
26. He attempted to kill her.
32. seek to V [スィーク]
26. He sought to reach the goal. [ー(ト)]
33. endeavo(u)r to V [インヴァー]
26. He endeavo(u)red to reach the goal.
34. strive to V [ストイヴ]
26. He strived to reach the goal.
35. struggle to V [ストグル]
26. He struggled to reach the goal.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
31. Vしようと企てる
26. 彼は彼女を殺害しようと企てた。
32. Vすることを求める → Vしようと努力する
26. 彼は目標に到達しようと努力した。
33. Vしようと(真剣に)努力する
26. 彼は目標に到達しようと努力した。
34. Vしようと奮闘[努力]する
26. 彼は目標に到達しようと努力した。
35. Vしようと奮闘[努力]する
26. 彼は目標に到達しようと努力した。

少し単語のレベルが上ですが、これらは全て

try to V []
Vしようと(努力)する、Vするよう(に)努める

上位表現です。

解説は次のページを参考にしてください。

try to V ≠ try Ving



36. come to V (状態動詞) []
26. You'll soon come to like it.
37. get to V (状態動詞) []
28. You'll soon get to like it.
38. grow to V (状態動詞) []
28. You'll soon grow to like it.
39. learn to V (状態動詞・動作動詞) []
29. You'll soon learn to speak English better.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
36. Vするようになる
26. 君はすぐにそれが好きになるだろう。
37. Vするようになる
28. 君はすぐにそれが好きになるだろう。
38. Vするようになる
28. 君はすぐにそれが好きになるだろう。
39. Vすることを習得する → Vする[できる]ようになる
29. あなたはすぐにもっと上手に英語を話せるようになるでしょう。

come to V / get to V / grow to V は微妙にイメージが違うものの、ほぼ同意と考えていいと思います。

learn to V は、「Vすることを習得した結果、Vする[できる]ようになる」という意味です。

become to V や、become to be able to V不可ですから注意してください!

ちなみに、

learn to V には、

learn to V = learn how to V (動作動詞)
Vする方法[Vの仕方]を学ぶ[習う][習得する]
I learned (how) to ski.
私はスキーの仕方を習った。

という用法もあり、

get to V には

get to V (動作動詞)
Vする機会・許可を得る → Vできる
Finally I got to meet the president, but I didn't get to shake his hand.
ついに私は大統領と会うことができたが、握手することはできなかった。

という用法もあります。

get to V ≠ get Ving

さらに getcome には、

get Ving (Vし始める)come Ving (Vしながらやって来る) という文型もあり、第4グループ[to VVing で意味が違うグループ]に分類すべきなのですが、同じような意味 (Vするようになる) の文型を並べたほうが覚えやすいと思ったので、とりあえず(;´∀`)ここのグループで紹介しました。

get Ving / come Ving は、また別に解説する予定ですが、とりあえず例を1つずつ挙げておきます

Now, let's get going.
さあ、行きましょう。 / さあ、始めましょう。
The boy came running to me.
その少年は私の所に走って来た。



40. prove to V (状態動詞) []
30. = turn out to V (状態動詞) [ウト]
30. The rumor proved to be true.
30. = The rumor turned out to be true.
41. happen to V (動作動詞 + 状態動詞) [プン]
31. I happened to see Ken on my way here.
31. on one's way here : ここへ来る途中
42. seem to V (状態動詞) [スィ]
32. The rumor seemed to be true.
43. appear to V (状態動詞) []
33. The man appeared to be very rich.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
40. Vであることがわかる、結局Vである
30. そのうわさは本当であることが分かった[結局本当であった]。
41. たまたま[偶然]Vする
31. 私はたまたまここに来る途中でケンに会った[を見かけた]。
42. Vであるように思われる[であるようだ]
32. そのうわさは本当であるように思われた[本当のようだった]。
43. Vであるように見える、思われる
33. その男はとても金持ちであるように見えた。

prove to V = turn out to V / happen to V / seem to V / appear to V重要文型なので、別項目で詳説します。
ここでは、とりあえず仮の紹介です。



最後に、一言!

動詞+to V文型は、「未来志向」が圧倒的に多いですが、全部それで理解しようとすると足をすくわれます

一つ一つ、意味を頭に思い浮かべながら、何度も音読しましょう

「急がば回れ」です。

頑張りましょう。



お疲れ様でした。 m(__)m

次回-動詞 + Ving の文型

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



2016/08/24 09:10 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: School

tb: --   cm: 0

Mon.

動詞 + Ving の文型   


動詞 + Ving の文型

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-序文

動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型

動詞 + to V の文型



動詞 + Ving の文型
(この文型だけで使われるグループ)

入門・初級者はまずこちらから覚えましょう。

今から 動詞 + Ving 型の文型を列挙します。

意味を思い浮かべながら何十回音読してください

動詞の発音もすべて書いておきます。

enjoy とくれば自動的に Ving
finish とくれば自動的に Ving

というようになるまで何十回も音読してください。
体で覚えなければ実戦では役に立ちません



1. stop Ving []
1. Stop watching TV and go to bed.
2. quit Ving [クィ(ト)]
2. Quit worrying about it.
3. worry about ~ [] : ~について[~のことを]心配する
3. give up Ving [ヴァ]
3. I've given up buying a new car. [ギヴ]
4. finish Ving [フィニッシュ]
4. I haven't finished writing my report yet.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. Vすること[するの]をやめる
1. テレビを見るのをやめて寝なさい。
2. Vすること[するの]をやめる
2. そのことを心配するのはやめなさい。
3. Vすること[するの]をあきらめる、やめる
3. 私は新車を買うのはあきらめ[やめ]ました。
4. Vすることを終える → Vし終える
4. 私はまだ報告書を書き終えていません。

1. ~ 4. まで全て、「実際に何かしていること」やめる[終える]というイメージになります。

stop to V という形もありますが、これは自動詞stop (立ち止まる、止まる、手を休める) の後に、副詞的用法-目的to V (Vするために) が続いたものと解釈すれば、

Vするために立ち止まる、止まる、手を休める

副詞的用法-結果to V が続いたものと解釈すれば、

立ち止まって、止まって、手を休めてVする

という意味になります。

We stopped to take a rest.
私は休憩するために(立ち)止まった[手を休めた]
→ 私は(立ち)止まって[手を休めて]休憩した。

動詞 + to V動詞 + Ving意味が違うグループ」で、もう一度取り上げますが、quitgive up意味・用法が似ているのであえてここで先に紹介しました。

stop Ving ≠ stop to V



5. enjoy Ving [エンジョ]
5. We enjoyed playing softball together.
6. practice Ving [クティス]
6. Let's practice singing our school song.
7. keep Ving [ープ]
7. The baby kept crying all night.
8. appreciate Ving [アプシエイ(ト)]
7. I really appreciate you coming all the way.
7. all the way : (遠路)はるばる、ずっと
9. imagine Ving [ジン]
8. Can you imagine Ken studying at home?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5. Vすることを楽しむ → Vして楽しむ
5. 私たちは一緒にソフトボールをして楽しみました。
6. Vする(ことを)練習する
6. 校歌を歌う練習をしましょう。
7. Vし続ける
7. その赤ちゃんは一晩中泣き続けた。
8. Vすることに感謝する
7. あなたがはるばる来てくれたことに本当に感謝します。
7. → はるばる来ていただいてありがとうございます。
9. Vする[している]ことを想像する
8. ケンが家で勉強しているのを想像できますか。

keep Ving は、keep (他動詞) + Ving (目的語) に解釈するよりも、keep (自動詞) + Ving (現在分詞) に解釈する方が多数派です。

keep on Ving のように、継続を表す on を加えても、ほぼ同意なので、後者の解釈が正解でしょうね。

7. = The baby kept on crying all night.
7. = その赤ちゃんは一晩中泣き続けた。

8.you coming all the wayyou9.Ken studying at homeKen は、「動名詞の意味上の主語」です。
動名詞については、まだ「中学英語・ちょっと復習」でしか取り扱っていないので、後日詳説する予定です。

enjoy Ving / practice Ving / keep Ving / appreciate Ving も、「実際に何かしている[いた]イメージ」が伴っています。

imagine Ving も、頭の中に「何かを実際にしているイメージ」を浮かべていますね。



10. consider Ving [コンスィダー]
09. I considered leaving the club.
11. suggest Ving [ジェス(ト)]
11. She suggested going out for a walk.
11. go out for a walk : 散歩に出かける
12. propose Ving = propose to V (まれ) [プロウズ]
12. She proposed giving a surprise party.
12. give a surprise party : びっくり[不意打ち]パーティーを開く
13. recommend Ving [レコン(ド)]
13. I recommend visiting Kinkakuji.
14. advise Ving [アドヴァイズ]
11. I advise going to a dentist.
11. dentist [ンティス(ト)] : 歯医者
15. discuss Ving [ディス]
11. We discussed moving to Hokkaido.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10. Vすることをよく考える、検討する
09. 私はクラブをやめることを検討した。
09. → 私はクラブをやめよう(か)と思った。
11. (遠回しに)Vすることを提案する
10. 彼女は散歩に出かけることを[出かけようと]提案した。
12. (積極的に)Vすることを提案する
12. 彼女はびっくり[不意打ち]パーティーを開くことを[開こうと]提案した。
13. Vすることを勧[すす]める
13. (私は)金閣寺を訪れることをお勧めします。
14. Vすることを助言[忠告]する
13. (私は)歯医者に行くことを助言します。
15. Vすることを[について]話し合う
14. 私達は北海道に引っ越すことにいついて話し合った。

10. ~ 15. は全て「未来に実際に何かしているイメージ」頭の中に浮かべています。

未来志向to V [to不定詞] が使われることが多いですが、上記の動詞は Ving [動名詞] です。
気を付けましょう!


recommendadvise は、助言する相手を目的語にするVing ではなく to V を従えて

recommend 人 to V人にVするように勧める
advise 人 to V人にVするように助言[忠告]する
I recommend you to visit Kinkakuji.
I advise you to go to a dentist.

となります。

さらに、suggestproposerecommendadvise は、that 節を目的語に取る

suggest (that) S (should) VSがVすることを提案する
propose (that) S (should) VSがVすることを提案する
recommend (that) S (should) VSがVすることを勧める
advise (that) S (should) VSがVすることを助言[忠告]する
She suggested (that) we[they] (should) go out for a walk.
She proposed (that) we[they] (should) give a surprise party.
I recommend (that) you (should) visit Kinkakuji.
I advise (that) you (should) go to a dentist.

という文型もあります。

難しいですね! (;゚Д゚)



16. admit Ving [アド(ト)]
13. He admitted stealing the money.
17. deny Ving [ディ]
14. He denied stealing the money.
18. recall Ving []
15. I recall seeing him somewhere.
19. recollect Ving [リコク(ト)]
16. I recollect seeing him somewhere.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16. Vしたことを認める
13. 彼はその金を盗んだことを認めた。
17. Vしたことを否定する
14. 彼はその金を盗んだことを否定した。
18. Vしたことを覚えている、思い出す
15. 私はどこかで彼に会ったことを覚えています。
19. Vしたことを覚えている、思い出す
16. 私はどこかで彼に会ったことを覚えています。

16. ~ 19.Ving は、「Vしたこと」という「もうすでに終わった行為」を表しています。

本来は、完了動名詞 = having V pp を使い、

He admitted having stolen the money.
He denied having stolen the money.
I recall having seen him somewhere.
I recollect having seen him somewhere.

とするのが正しいのですが、文脈でわかる場合は、having Vpp にしなくてもいいのです

完了動名詞について、別稿で詳説しますからお待ちください。

ちなみに、上記の動詞はすべて that 節 も目的語にできます

He admitted (that) he had stolen the money.
He denied (that) he had stolen the money.
I recall (that) I saw him somewhere.
I recollect (that) I saw him somewhere.

こちらの方が、はっきりしていていいかもしれません。

同じような文型に、

remember Ving Vしたことを覚えている、思い出す
forget Ving Vしたことを忘れる
regret Ving Vしたことを後悔する

がありますが、

remember to V Vすることを覚えておく
forget to V Vすることを忘れる
regret to V Vすることを残念に思う

という文型もあるので、別グループで紹介します。

動詞 + to V ≠ 動詞 + Ving

念のため付け加えておきますが、admit Vingdeny Ving は、Ving動作動詞の場合は、上記の説明通り「もうすでに終わった行為」を表すことが多いですが、状態動詞の場合はその限りではありません

He admitted loving her.
彼は彼女を愛していることを認めた。
He denied loving her.
彼は彼女を愛していることを否定した。



20. put off Ving []
17. You mustn't put off answering your letter.
21. postpone Ving [ポウス(ト)ウン]
18. You mustn't postpone answering your letter.
22. avoid Ving [ヴォイ(ド)]
19. You should avoid meeting her.
23. escape Ving [イスイプ]
20. I barely escaped being hit by a car.
20. barely [アリ] : かろうじて
20. be hit by a car : 車にはねられる
24. miss Ving []
21. I missed watching the program on TV.
21. I miss playing chess with you.
21. I barely missed being hit by a car.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20. Vすることを延期する、延[の]ばす
17. 手紙の返事を書くのを伸ばしてはいけない。
21. Vすることを延期する、延[の]ばす
18. 手紙の返事を書くのを伸ばしてはいけない。
22. Vすること[するの]を避ける
19. 君は彼女に会うのを避けたほうがいい。
23. Vすること[するの]を免[まぬが]れる
20. 私は車にはねられるのをかろうじて免れた。
20. → もう少しで車にはねられるところだった。
24. Vすることを逃[のが]す → Vしそこなう
21. 私はテレビでその番組を見損ねた。
21. Vすることがなくて残念に[寂しく]思う
21.Vできなくて残念に[寂しく]思う
21. 君とチェスができなくて残念だ[寂しい]。
21. Vすること[するの]を免[まぬが]れる
21. 私は車にはねられるのをかろうじて免れた。
20. → もう少しで車にはねられるところだった。

miss Ving意味が3つあるので煩[わずら]わしいでしょうが、できるだけ覚えましょう。

これらの場合の Ving のイメージは非常に説明しがたいですね。
頭の中で「実際に行っているイメージ」を浮かべている[た]が、実際には行わない[なかった]、というところでしょうか?
苦しい説明です。(・。・;

やはり、
refuse と来れば to Vrefuse to V (Vするのを断る)
put off と来れば Vingput off Ving (Vするのを延期する)
というように、一つ一つ覚えていくしかないようです。



25. mind Ving [イン(ド)]
12. I don't mind going there.
26. resist Ving [ス(ト)]
22. She resisted being kissed.
27. cannot resist Ving
23. I couldn't resist laughing at his joke.
28. cannot help Ving [ルプ]
24. I couldn't help laughing at his joke.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
25. Vすること[するの]をいやがる、気にする
12. 私はそこに行くのはいやではない。
26. Vすること[するの]に抵抗する
22. 彼女はキスされることに抵抗した → キスされまいと抵抗した。
27. Vすることを我慢[がまん]することができない → Vせずにはいられない
23. 私は彼のジョークを聞いて笑わずにはいられなかった。
28. Vすること避けることができない → Vせずにはいられない
24. 私は彼のジョークを聞いて笑わずにはいられなかった。

cannot resist Vingcannot help Ving慣用表現として覚えておくとよいでしょう。

特に、cannot help Ving重要表現なので、語法として別に詳説する予定です。



リストの頭文字を語呂合わせして覚える方法を紹介している塾・予備校・参考書がありますが、そんなものを覚えても実戦で役に立ちません
私自身が経験済みです。
(試験の文法問題を解くくらいなら間に合うかもしれませんが…)

意味を思い浮かべながら、何度も声に出して覚えるのが、時間はかかりますが一番効果があると思います。

4つの文型グループを紹介した後、to V が続くか Ving が続くか、全てテストします。
その時に備えて、しっかり練習しておいてください。

では、お疲れ様でした。m(__)m




次回-動詞 + to V≠ 動詞 + Ving の文型

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次


2016/08/29 06:23 [edit]

category: 高校英語・基礎

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