be thought[believed][said] to V 型の文型-その1

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



まず最初に、

動詞 + O + to V の文型 -その2紹介した

16. think O (to be) C (OをCだと思う)

文型をまとめ直してみましょう。



We think Ken (to be) smart.
私達は彼を頭がいいと思っている。

この文型は堅苦しいのであまり使われずthat 節 を使うほうが普通と解説しました。

We think (that) Ken is smart.
私達は、彼は頭がいいと思っている。



上記の2文受け身[受動態]にするとそれぞれ

Ken is thought (to be) smart.
It is thought (that) Ken is smart. (Itthat 節 を受ける形式[仮]主語)
ケンは頭がいいと思われている。

となりますが、両者ともによく使われます

It (形式[[仮]主語) を使う受け身[受動態]は、 that 節 を使いますから、述べる内容は比較的自由です。

1. It is thought that Ken is sick.
1. ケンは病気だと思われている。
2. It is thought that Ken has been sick for a long time.
2. ケンは長い間ずっと病気をしていると思われている。
3. It is thought that Ken was sick at that time.
3. ケンはその時病気だったと思われている。
4. It is thought that Ken loves Junko.
4. ケンはジュンコを愛していると思われている。
5. It is thought that Ken has loved Junko since he was a student.
5. ケンは学生の頃からずっとジュンコを愛していると思われている。
6. It is thought that Ken loved Junko when he was a student..
6. ケンは学生の頃ジュンコを愛していたと思われている。
7. It is thought that Ken goes there every day.
7. ケンは毎日そこに行っていると思われている。
8. It is thought that Ken has been[gone] there before.
8. ケンは以前そこに行ったことがあると思われている。(gone を使うのは、米語)
9. It is thought that Ken has already gone there.
9. ケンはもうすでにそこに行ってしまったと思われている。
10. It is thought that Ken went there yesterday.
10. ケンは昨日そこに行ったと思われている。
11. It is thought that Ken will go there tomorrow.
11. ケンは明日そこへ行くと思われている。


御覧の通り、that 節 を使えば、ほぼ「何でもあり」の状態です。

さて、これらを be thought to V でどこまで表現できるか」、というのが今回のテーマです。



1. It is thought that Ken is sick.
1. ケンは病気と思われている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought (to be) sick.

非常によく使われる文型です。
入門・初級者は、

S is thought (to be) C
SはCだと思われている

という文の文型で覚えておきましょう。

述語動詞is が、過去was になると、

It was thought that Ken was sick.
Ken was thought (to be) sick.
ケンは病気と思われていた

のように、that 節時制の一致のルールを受けて、iswas変わりますが、to V [不定詞] のほうは日本語と同じで変わりません

この that 節 の中was は、見た目「過去」ですが、時制の一致で形式的に「過去」に換えられだけで、意味は「現在」であることに注意しましょう。

ちなみに、能動態は、

We[They] think Ken (to be) sick.
We[They] think that Ken is sick.
私達[彼ら]はケンが病気だと思っている。
We[They] thought Ken (to be) sick.
We[They] thought that Ken was sick.
私達[彼ら]はケンが病気だと思っていた。

言えますが、that 節 のほうが普通です。



2. It is thought that Ken has been sick for a long time.
2. ケンは長い間ずっと病気をしていると思われている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to have been sick for a long time.

to V [不定詞]現在完了(この例文の場合は「継続」)の意味を表したい場合は、to have Vpp (Vpp = 過去分詞) = 完了不定詞 を使います。

述語動詞is が、過去was になると、

It was thought that Ken had been sick for a long time.
Ken was thought to have been sick for a long time.
ケンは長い間ずっと病気をしていると思われていた

のように、that 節時制の一致のルールを受けて、has been「過去完了」had been変わりますが、to V [不定詞] のほうは日本語と同じで変わりません

この had been は、見た目「過去完了」ですが、時制の一致で形式的に「過去完了」に換えられだけで、意味は「現在完了」であることに注意しましょう。

ちなみに、能動態で、

We[They] think that Ken has been sick for a long time.
私達[彼ら]はケンが長い間病気をしていると思っている。
We[They] thought that Ken had been sick for a long time.
私達[彼ら]はケンが長い間病気をしていると思っていた。

とは言えますが、

We[They] think Ken to have been sick for a long time. (×)
We[They] thought Ken to have been sick for a long time. (×)

とは言えません

to V を使えるのは、

We[They] think Ken (to be) sick.
We[They] thought Ken (to be) sick.

のように、think[thought] O (to be) C に限られます



3. It is thought that Ken was sick at that time.
3. ケンはその時病気だったと思われている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to have been sick at that time.

to V [不定詞]過去の意味を表したい場合は、to have Vpp (Vpp = 過去分詞) = 完了不定詞 を使います。

「あれ?」と思った方が多いと思います。

そうです!(^-^) to have Vpp「現在完了」と「過去」の両方の意味を表せるのです。

そもそも to 不定詞 は、 to Vto have Vpp二つの形しかないので、時制を兼用せざるを得ないのです。

通常、

to V現在未来を担当
to have Vpp現在完了過去を担当

します。

どちらの時制になるかは文脈次第です。

この場合も、述語動詞is が、過去was になると、

It was thought that Ken had been sick at that time.
Ken was thought to have been sick at that time.
ケンはその時病気をだったと思われていた

のように、that 節時制の一致のルールを受けて、was「大過去 = 過去の過去」had been変わりますが、to V [不定詞] のほうは日本語と同じで変わりません

この had been は、見た目「大過去」ですが、時制の一致で形式的に「大過去」に換えられだけで、意味は「過去」であることに注意しましょう。

ちなみに、能動態で書き換えると、

We[They] think that Ken was sick at that time.
私達[彼ら]はケンがその時病気だったと思っている。
We[They] thought that Ken had been sick at that time.
私達[彼ら]はケンがその時病気だったと思っていた。

になります。

We[They] think Ken to have been sick at that time. (×)
We[They] thought Ken to have been sick at that time. (×)

不可です。



《質問》

上記の説明だと、過去完了大過去同じ had Vpp で表されていますが、違いがよくわかりません

《答え》

英語では、「現在完了 = have Vpp「過去」全く違う形をしているのに、その過去である「過去完了」「大過去 = 過去の過去」同じ形をしているのです。

言い換えると、「大過去形」がないので仕方がないから「過去完了」の形を借りているということです。

Mike has already gone home.
マイクはもう家に帰りました。(現在完了
Mikke went home at five yesterday.
マイクは昨日は5時に家に帰りました。(過去
Mike had already gone home when I arrived at his office.
私がマイクのオフィスに着いた時はもう彼は家に帰ってしまっていた。(過去完了
Mike said that he had gone home at five the day before.
マイクは前日は5時に家に帰ったと言った。(大過去

学校英語では避けたほうがよろしいかと思われますが、口語英語では、大過去を過去で代用した、

Mike said he went home at five the day before.
マイクは前日は5時に家に帰ったと言った。

可能です。

ちなみに、日本語は「大過去」は「過去」で代用します



4. It is thought that Ken loves Junko.
4. ケンはジュンコを愛していると思われている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to love Junko.

能動態は、

We[they] think Ken to love Junko. (×)
We[They} think that Ken loves Junko. (○)

のように、that 節 しか使えませんが、受け身[受動態]なら to V を使えます。

過去スライドさせると、

It was thought that ken loved Junko.
Ken was thought to love Junko.
ケンはジュンコを愛していると思われていた



5. It is thought that Ken has loved Junko since he was a student.
5. ケンは学生の頃からずっとジュンコを愛していると思われている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to have loved Junko since he was a student.

能動態は、

We[They] think Ken to have loved Junko since he was a student. (×)
We[They] think that Ken has loved Junko since he was a student. (○)

のように that 節 しか使えません

過去スライドさせると、

It was thought that Ken had loved Junko since he was a student.
Ken was thought to have loved junko since he was a student.
ケンは学生のころからずっとジュンコを愛していると思われていた

となります。



6. It is thought that Ken loved Junko when he was a student..
6. ケンは学生の頃ジュンコを愛していたと思われている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to have loved Junko when he was a student.

能動態は、

We[They] think Ken to have loved Junko when he was a student. (×)
We[They] think that Ken loved Junko when he was a student. (○)
私達[彼ら]はケンは学生の頃ジュンコを愛していたと思っている。

のように、that 節 しか使えません

過去スライドさせると、

It was thought that Ken had loved Junko when he was a student..
Ken was thought to have loved Junko when he was a student.
ケンは学生の頃ジュンコを愛していたと思われていた



7. It is thought that Ken goes there every day.
7. ケンは毎日そこに行っていると思われている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to go there every day.

能動態は、

We[They] think Ken to go there every day. (×)
We[They] think that Ken goes there every day. (○)

受身[受動態]過去スライドさせると、

It was thought that Ken went there every day.
Ken was thought to go there every day.
ケンは毎日そこに行っていると思われていた

になります。



8. It is thought that Ken has been[gone] there before.
8. ケンは以前そこに行ったことがあると思われている
8. have been to ~ : ~へ行ったことがある = (米語では) have gone to ~ (も使われる)
8. there : 場所を表す副詞なので to は不要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to have been[gone] there before.

能動態は、

We[They] think Ken to have been[gone] there before. (×)
We[They} think that Ken has been[gone] there before. (○)

受動態過去スライドすると、

It was thought that Ken had been[gone] there before.
Ken was thought to have been[gone] there before.
ケンは以前そこに行ったことがあると思われていた

のなります。



9. It is thought that Ken has already gone there.
9. ケンはもうすでにそこに行ってしまったと思われている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to have already gone there.

能動態は、

We[They] think Ken to have already gone there. (×)
We[They] think that Ken has already gone there. (○)

で、受動態過去スライドさせると、

It was thought that Ken had already gone there,
Ken was thought to have already gone there.
ケンはもうすでにそこに行ってしまったと思われていた

となります。



10. It is thought that Ken went there yesterday.
10. ケンは昨日そこに行ったと思われている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to have gone there yesterday.

能動態は、

We[They] think Ken to have gone there yesterday. (×)
We[They] think that Ken went there yesterday. (○)

受動態過去スライドすると、

It was thought that Ken had gone there yesterday.
Ken was thought to have gone there yesterday.
ケンは昨日そこに行ったと思われていた



11. It is thought that Ken will go there tomorrow.
11. ケンは明日そこへ行くと思われている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ken is thought to go there tomorrow. (×)

重要! be thought to Vto V は、未来の内容には言及できません。.

Ken主語にして、どうしても to V未来のことを言いたければ、次のように be going to V か、確定未来を表す be Ving[進行形] を使います。

Ken is thought to be going to go there tomorrow.
ケンは明日そこに行く予定[つもり]だと思われている。
Ken is thought to be going there tomorrow.
ケンは明日そこに行くと思われている。

be thought to V ではなく、be expected to Vbe supposed to V を使うと、to V のままでも未来の意を表すことができます

Ken is expected to go there tomorrow.
ケンは明日そこに行くことを期待・予期されている[ → 行くはずだ]。
Ken is supposed to go there tomorrow.
ケンは明日そこに行くことになっている[ → 行くはずだ]。

参考ページ(中学英語・ちょっと復習-未来の表現)

ちなみに、supposed to は、通例、[ウスタ] と発音します。

詳しくは、 be supposed to V の用法 を参考にしてください。



そろそろ頭が混乱してきた人もいるでしょうね。

次回に、別の観点からまとめ直してみます。

頑張って理解するようにしてください。




次回-be thought[believed][said] to V 型の文型-その2


to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2016/11/04 12:20 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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be thought[believed][said] to V 型の文型-その2

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

be thought[believed][said] to V 型の文型-その1



頭が混乱してきましたか?

had Vpp が、「過去完了」「大過去 = 過去の過去」兼用していること、
to have Vpp[完了不定詞] が、「現在完了」「過去」兼用していること、

この2点が、入門・初級者を混乱させる要因です。

今度は、日本語 → 英語 の観点からまとめ直してみます。



[that 節 内の V[動詞]be 動詞 の場合]

1. SはAがBだ[である]と思う[思っている]。

この日本語英語にするには、

think (that) A is B : AはBだ[である]と思っている
think A (to be) B : AがBだ[である]と思っている

の文型を使って、

1. a. S thinks (that) A is B.
1. b. S thinks A to be B..
1. c. S thinks A B

と表すことができます。

口語では、 that 節 を使った 1. の英文が一般的です。

文語では 1. b.1. c. も、比較的よく使われていますのですべての形式を覚えておきましょう

[例文]
1. a. People think (that) Ken is smart..
1. b. People think Ken to be smart.
1. c. People think Ken smart.
人々はケンが頭がいいと思っている。



今度は think(s)thought に換えて、過去の文に書き換えてみましょう。

2. SはAをBだ[である]と思った[思っていた]。

2. a. S thought (that) A was B.
2. b. S thought A to be B.
2. c. S thought AB.

[例文]
2. a. People thought (that) Ken was smart.
2. b. People thought Ken to be smart.
2. c. People thought Ken smart.
人々はケンが頭がいいと思った[ていた]。

2. a.that 節は、主節述語動詞think(s) から thought換わると、通常は時制の一致のルールを受けてiswas換えなければいけません
ただし、この was は、形式上の過去形で、和訳は実質上は is と同じですから注意しましょう。

to 不定詞[= to V] は、日本語と同じで、時制の一致のルールを受けませんから、2. b. は当然 to be smart のままです。

2. c.to be省略されたものですから、同じく時制の一致のルールを受けません

参考ページ-中学英語・ちょっと復習-時制の一致について(入門)

上記の参考ページの解説に従うと、 People thought (that) Kne is smart.可能ですが、解説が複雑になるので、今回は機械的に時制の一致をする場合に限定します。悪しからず。m(__)m



さらに、今度は、1. の英語を受け身[受動態]にしてみましょう。

3. AはBだ[である]と思われている。

形式[仮]主語It真主語that 節 の組み合わせで、受け身[受動態]にすると、

3. a. It is thought (that) A is B.

主語A して、受け身[受動態]にすると、

3. b. A is thought to be B..
3. c. A is thought B.

となります。

[例文]
3. a. It is thought (that) Ken is smart.
3. b. Ken is thought to be smart.
3. c. Ken is thought smart.
ケンは頭がいいと思われている。



次に、受身[受動態]の文の is thoughtiswas に換えて過去の文スライドさせてみましょう。

4. AはBだ[である]と思われていた。

4. a. It was thought (that) A was B.
4. b. A was thought to be B.
4. c. A was thought B.

[例文]
4. a. It was thought (that) Ken was smart.
4. b. Ken was thought to be smart.
4. c. Ken was thought smart.
ケンは頭がいいと思われていた。

4. a.that 節 は、時制の一致のルールを受けるので、A is B[Ken is smart]iswas換わりますが、4. b.4. c. はそのままです。



《質問》

It is thought (that) Ken is smart.
Ken is thought (to be) smart.
ケンは頭がいいと思われている。

It was thought (that) Ken was smart.
Ken was thought (to be) smart.
ケンは頭がいいと思われていた。

は、全く同じ意味で交換可能でしょうか?

それとも何か違いがあるのでしょうか?

《答え》
It is thought (that) Ken is smart.

that 節主語Ken が、文全体主語繰[く]り上がって

Ken is thought (to be) smart.

になっているので、主語繰[く]り上げ構文と呼ばれることがあります。

この文法用語を使っている参考書や辞書が最近多くなっていますから、覚えておきましょう。

さて、「両者の英文にちがいはあるか?」という疑問ですが、答えは「ある」です。

次の会話を見てみましょう。

A : You know what? It is thought Ken is smart.
B : Really? I thought he was stupid.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A : あのね(知ってる?)。 ケンは頭がいいと思われているんだよ。
B : 本当? 僕はあいつは間抜けだと思ってたんだけど。
You know what? : あのね?知ってる?(会話の切り出しによく使われる)
stupid [チューピド] : 間抜けの、愚かな、馬鹿な

思考の流れは次のようになります。

あのね、知ってる?(皆に)思われていることなんだけどケンは頭がいいんだってさ

つまり、ばくぜんとした It で文を言い始めて相手の注意を引き、その後で相手に伝えたい内容を述べるわけです。

一方、

A : Tell me about Ken. What's he like?
B : Well, he{Ken] is thought (to be) smart.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A : ケンについて教えて。 彼ってどんな人なの?
B : そうね、彼[ケン]は頭がいいと思われているのよ。
What is A like? : Aはどんな人[もの][所]ですか?

この場合の思考の流れは次のようになります。

ケンはどのような人なの?彼[ケン]と言えば頭がいいと思われているのよ

Aさんがもうすでに「ケン」という話題をだしているので、Bさんが言いたい内容は、「ケン」を除いた「頭がいいと思われている」という部分だけになります。

まとめると、

It is thought (that) Ken is smart. は、Ken も含めた文全体を相手に伝えたいに使われ、
Ken is thought (to be) smart. は、もうすでにケンの話題が出た後に、ケンについての情報を相手に伝えたい使われる、
ということになります。



5. SはAがずっとBだ[である]と思う[思っている]。

現在までの継続 = 「ずっと~だ」は、現在完了 = have[has] Vpp で表し、
to V [不定詞]現在完了の意味を表すには、 to have Vpp [完了不定詞] を使いますから、

5. S thinks (that) A has been B.
5. S thinks A to have been B. (×)

となるはずですが、

S thinks A to have been B. (×) は文法的には可能でも、普通はこんな英語は使いませんから、覚える必要はありません

能動態の場合、S thinks A (to be) B. (SはAがBだと思っている) 以外は、非常にまれです。

[例文]
5. People think (that) Ken has been smart since he was a child.
5. 人々はケンは子供の頃からずっと頭がいいと思っている。



thinkthought換えて文全体を過去にスライドさせると、

6. SはAがずっとBだ[である]と思った[思っていた]。

have[has] been は、時制の一致のルールを受けて had been換わりますが、形式上のことだけで、和訳は have[has] been と同じです。

6. S thought (that) A had been B.

[例文]
6. People thought (that) Ken had been smart since he was a child.
6. 人々はケンは子供の頃からずっと頭がいいと思っていた。



5. の英語を受身[受動態]にしてみましょう。

7. AはずっとBだ[である]と思われている。

7. a. It is thought (that) A has been B.
7. b. A is thought to have been B.

[例文]
7. a. It is thought (that) Ken has been smart since he was a child.
7. b. Ken is thought to have been smart since he was a child.
ケンは子供の頃からずっと頭がいいと思われている。

能動態ではまれであった to V が、受身[受動態]では使えることに注意しましょう。

現在完了(この場合は継続)の意味を to V で表すには、 to have Vpp [完了不定詞] を使います。




7. の英語の iswas に換えて、文全体を過去にスライドさせると = 6.受身[受動態]にすると、

8. AはずっとBだ[である]と思われていた。

8. a. It was thought (that) A had been B.
8. b. A was thought to have been B.

[例文]
8. a. It was thought (that) Ken had been smart since he was a child.
8. b. Ken was thought to have been smart since he was a child.
ケンは子供の頃からずっと頭がいいと思われていた。



9. SはAがBだった[であった]と思う[思っている]

to V過去の意を表すには、現在完了と同じく to have Vpp [完了不定詞] を使います。

to have Vpp が、現在完了の意味に使われているか、過去の意味に使われているかは、文脈によります

けれども、能動態の場合は、to have Vpp は使われません
使われるのは、後で解説する受身[受動態]だけです。

9. S thinks (that) A was B.
9. S thinks A to have been B. (×)

[例文]
9. People think (that) Ken was smart when he was a child.
9. 人々はケンは子供の頃頭が良かったと思っている。



9. の英文を過去にスライドしてみましょう。

10. SはAがBだった[であった]と思った[思っていた]。

時制の一致のルールを受けて、 washad been換わりますが、この had been形式的な過去完了で、和訳は元の was と同じであることに注意しましょう。

had been6. のように have[has] been過去にスライドしたものか、10. のように was[were]過去にスライドしたものかは、文脈によります

9. と同じで、能動態では to have been は使われません

10. S thought (that) A had been B.
10. S thought A to have been B. (×)

[例文]
10. People thought (that) Ken had been smart when he was a child.
10. 人々はケンが子供のころ頭が良かったと思っていた。



9.受身[受動態]にしてみましょう。

11. AはBだった[であった]と思われている。

11. a. It is thought (that) A was B.
11. b. A is thought to have been B.

ご覧のように、受身[受動態]では、to have Vpp を使った文が可能です。

[例文]
11. a. It is thought (that) Ken was smart when he was a child.
11. b. Ken is thought to have been smart when he was a child.
ケンは子供のころ頭が良かったと思われている。



11.過去にスライド10.受身[受動態]にしてみましょう。

12. AはBだった[であった]と思われていた。

12. a. It was thought (that) A had been B.
12. b. A was thought to have been B.

[例文]
12. a. It was thought (that) Ken had been smart when he was a child.
11. b. Ken was thought to have been smart when he was a child.
ケンは子供のころ頭が良かったと思われていた。



さて、ここで入門・初級者が陥る罠[[わな]を整理整頓してみましょう。



S thinks (that) A is B.
S thinks A (to be) B.
SはAがBであると思っている
It is thought (that) A is B.
A is thoght (to be) B.
AはBであると思われている

ここまでは英語と日本語が同じですから大丈夫ですよね。

[上記の例文]
1. a. People think (that) Ken is smart..
1. b. People think Ken to be smart.
1. c. People think Ken smart.
人々はケンが頭がいいと思っている。
3. a. It is thought (that) Ken is smart.
3. b. Ken is thought to be smart.
3. c. Ken is thought smart.
ケンは頭がいいと思われている。



S thought (that) A was B.
S thought A (to be) B.
SはAがVであると思っていた
It was thought (that) A was B.
A was thought (to be) B.
AはBであると思われていた

that 節 の場合は、thinksis が、過去形thoughtwas換わると、時制の一致のルールを受けて、 that 節 の中is過去形was換わりますが、形式的な過去形なので、和訳は is と同じです。

to be日本語と全く同じで、時制の一致のルールを受けませんから変化しません。

確認時制の一致のルールを受けた過去形は見せかけだけ=現在形と同じ。

[上記の例文]
2. a. People thought (that) Ken was smart.
2. b. People thought Ken to be smart.
2. c. People thought Ken smart.
人々はケンが頭がいいと思った[ていた]。
4. a. It was thought (that) Ken was smart.
4. b. Ken was thought to be smart.
4. c. Ken was thought smart.
ケンは頭がいいと思われていた。



S thinks (that) A has been B. (現在までの継続)
S thinks A to have been B. (×)
SはAがずっとBであると思っている

S thinks (that) A was B. (本当の過去)
S thinks A to have been B. (×)
SはAがBであったと思っている

It is thought (that) A has been B.
A is thought to have been B.
AはずっとBであると思われている

It is thought (that) A was B.
A is thoght to have been B.
AはBであったと思われている

that 節 の時は、日本語と英語は同じです。
has been現在完了(例文の場合は、現在までの継続)を表し、 was過去を表しています。

to 不定詞 [to V] の場合、現在完了過去同じ to have Vpp [完了不定詞] で表しますが、能動態では使えません

確認to have Vpp [完了不定詞] は、文脈によって、「現在完了」か「過去」かどちらかになる。

[上記の例文]
5. People think (that) Ken has been smart since he was a child.
人々はケンは子供の頃からずっと頭がいいと思っている。
9. People think (that) Ken was smart when he was a child.
人々はケンは子供の頃頭が良かったと思っている。
7. a. It is thought (that) Ken has been smart since he was a child.
7. b. Ken is thought to have been smart since he was a child.
ケンは子供の頃からずっと頭がいいと思われている。
11. a. It is thought (that) Ken was smart when he was a child.
11. b. Ken is thought to have been smart when he was a child.
ケンは子供のころ頭が良かったと思われている。



S thought (that) A had been B.
S hought A to have been B. (×)
SはAがずっとBであると思っていた
SはAがBであったと思っていた

It was thought (that) A had been B.
A was thought to have been B.
AはずっとBであると思われていた
AはBだったと思われていた

that 節 の場合は、主節thinks / isthought / was に換わると、that 節 中has been / was が、時制の一致のルールを受けて、 had been換わりますが、これ見せかけ過去完了・大過去[=過去の過去]で、実質上は元の has been / was と同じことです。

確認have[has] Vpp[現在完了] も 過去 も、時制の一致を受けると、両方とも had Vpp になる。

確認時制の一致を受けた had Vpp[過去完了・大過去] は見せかけだけなので、元の have[has] Vpp[現在完了]過去 に戻して意味を取る。

to have Vpp時制の一致を受けませんが、先ほど確認したように、文脈によって、「現在完了」か「過去」かどちらかになります

[上記の例文]
6. People thought (that) Ken had been smart since he was a child.
人々はケンは子供の頃からずっと頭がいいと思っていた。
10. People thought (that) Ken had been smart when he was a child.
人々はケンが子供のころ頭が良かったと思っていた。
8. a. It was thought (that) Ken had been smart since he was a child.
8. b. Ken was thought to have been smart since he was a child.
ケンは子供の頃からずっと頭がいいと思われていた。
12. a. It was thought (that) Ken had been smart when he was a child.
11. b. Ken was thought to have been smart when he was a child.
ケンは子供のころ頭が良かったと思われていた。



長い解説になりました。
次回で終了させます。


次回-be believed[thought][said] to V 型の文型-その3

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2016/11/11 11:28 [edit]

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be thought[believed][said] to V 型の文型-その3

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

be thought[believed][said] to V 型の文型-その1

be thought[believed][said] to V 型の文型-その2



ちょっと暴走気味の長ーい解説になってしまいましたが、ブログならではのことです。

もう少し、辛抱してくださいね。 <(_ _)>


今回は、きまぐれですが、「鉄腕アトム」ねたの例文にしました。
年齢がバレますね・・・(;´・ω・)




前回までずっと think / be thogught だけで解説してきましたが、ここでは同型文型の他の動詞の例文も挙げておきましょう

ただし、 that 節 内のV[動詞]を be 動詞 に限定しないで、一般動詞も混ぜます。。


能動態の例文も挙げると、数が多くなるので、

It is[was] thought that S V … (形式主語 + that 節)
S is[was] thought to V [have Vpp} … (主語繰り上げ + to V)

形式の文型にに限定します。

時制はわざと順不同にしますから、前々回と前回の解説をよく理解してからにしてくださいね。



It is said (that) Dr. Ochanomizu is a great scientist.
Dr. Ochanomizu is said(to be) a great scientist.
お茶の水博士は偉大な科学者であると言われている

It was said (that) Dr. Ochanomizu was a great scientist.
Dr. Ochanomizu was said (to be) a great scientist.
お茶の水博士は偉大な科学者であると言われていた

(青色wasis時制の一致和訳is と同じ。)



《いきなり補講》

It is said that A is B.
A is said (to be) B.
AはBであると言われている。

能動態は、

S says (that) A is B.
SはAがBであると言ってます。
[例] People[They] say (that) Dr. Ochanomizu is a great scientist.
[例] (世間の)人々は、お茶の水博士は偉大な科学者だと言っています。
お茶の水博士は偉大な科学者だだそうです[だと言われています]。

とは言えますが、

think A (to be) Bbelieve A (to be) B とは違い、

say A (to be) B. (×)

という文型はないので、

People][They] say Dr. Ochanomizu (to be) a great scientist. (×)

とは言えません

特別な例外です。注意しましょう!



It is believed (that) Dr. Tenma made Astro Boy..
Dr. Tenma is believed to have made Astro Boy.
Astro Boy [ストロウ・ボ] : 鉄腕アトム
天馬博士が鉄腕アトムを作ったと信じられている

It was believed (that) Dr. Tenma had made Astro Boy..
Dr. Tenma was believed to have made Astro Boy.
天馬博士が鉄腕アトムを作ったと信じられていた

(to have made の意味は「過去」、「現在完了」ではない。)
(had made は、過去made時制の一致で、和訳made同じ。)



It is reported that Dr. Ochanomizu has developed a new type of robot.
Dr. Ochanomizu is reported to have developed a new type of robot.
develop O [ディヴェロプ] : Oを開発する
お茶の水博士はニュータイプのロボットを開発したと報道されている

It was reported that Dr. Ochanomizu had developed a new type of robot.
Dr. Ochanomizu was reported to have developed a new type of robot.
お茶の水博士はニュータイプのロボットを開発したと報道された

(この場合の to have developed は、「結果を表す現在完了」。「過去」ではない。)
(had developed は、 has developed時制の一致和訳has developed と同じ。)



It is assumed (that) Dr. Ochanomizu's nose looks like Tezuka Osamu's.
Dr. Ochanomizu's nose is assumed to look like Tezuka Osamu's..
assume that … / assume O (to be) C [シ(ュ)ーム] : (明確な根拠なしに) …だと[AはBであると]思い込む、推定する、みなす
お茶の水博士の鼻は、手塚治虫[てずかおさむ]の鼻に似ていると思われている

It was assumed (that) Dr. Ochanomizu's nose looked like Tezuka Osamu's.
Dr. Ochanomizu's nose was assumed to look like Tezuka Osamu's.
お茶の水博士の鼻は手塚治虫の鼻に似ていると思われていた

(looked は、looks時制の一致和訳looks と同じ。)



It is considered (that) Dr. Tenma was a mad scientist.
Dr. Tenma is considered to have been a mad scientist.
mad scientist : 天才的だが頭がおかしい科学者、マッドサイエンティスト
天馬博士はマッドサイエンティストだったとみなされている

It was considered (that) Dr. Tenma had been a mad scientist.
Dr. Tenma was considered to have been a mad scientist.
天馬博士はマッドサイエンティストだったとみなされていた

(to have been は、この場合は「過去」、「現在完了」ではない。)
(had been は、was時制の一致和訳was同じ。)



《補講》

念の為に付け加えておきますが、

中学英語・ちょっと復習-時制の一致について(入門)

で解説したように、時制の一致は必ず行わなければいけないルールではありません

次のような文も十分可能です。

It was said (that) Dr. Ochanomizu is a great scientist.
お茶の水博士は偉大な科学者であると言われていた



《さらに補講》

ちょっと難しくなりますが、

動詞 + O + to V の文型-その6

で紹介した文型は、能動態の文型では、

think A (to be) B (AをBであると思う)
know A to be B (AをBであると知っている)

のように、普通は to be としか一緒に使えません
(to beよく省略される動詞されない動詞がありますが、それは個々に覚えるしかないようです。(;゚Д゚))

think A to V (?)
know A to V (?)

かなりまれ

think A to have Vpp (×)
know A to have Vpp (×)

に至っては非文です。

でも、受身[受動態]の文型になると、かなり自由度が増します

A is thought (to be) B. (AはBであると思われている)
A is known to be B. (AはBであることが知られている)

だけでなく、

A is thought to V. (AはVする[している]と思われている)
A is known to V. (AはVする[している]ことが知られている)
A is thought to have Vpp. (AはVした[したことがある][してしまった][ずっとVしている]と思われている)
A is known to have Vpp. (AはVした[したことがある][してしまった][ずっとVしている]ことが知られている)

のように、いろいろ使えます

ただし、

A is thought[believed][said][known] to V.to V には制限があります。

be thought[believed] [said][known] to V 型の文型の V には、未来の行為を表す一般動詞を使うことはできません

Dr. Tenma is said to visit Dr. Ochanomizu tomorrow. (×)
天馬博士は明日お茶の水博士を訪問すると言われている。

非文です。

形式[仮]主語It を使い、

It is said (that) Dr. Tenma will visit Dr. Ochanomizu tomorrow.
It is said (that) Dr. Tenma will be visiting Dr. Ochanomizu tomorrow.
It is said (that) Dr. Tenma is going to visit Dr. Ochanomizu tomorrow.
It is said (that) Dr. Tenma is visiting Dr. Ochanomizu tomorrow.


などを使いましょう。

ただし、be going to V / be Ving などを使った、

Dr. Tenma is said to be going to visit Dr. Ochanomizu tomorrow.
Dr. Tenma is said to be visiting Dr. Ochanomizu tomorrow.


可能ですが、形式[仮]主語の It を使うほうが無難です。




次回-主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2016/11/18 16:16 [edit]

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主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



be thought[believed][said] to V 型の文型-その2

の、[質問-答え] で、主語繰[く]り上げ構文について少しだけ触れました。

今回は、「主語繰[く]り上げ構文」について詳しく説明しましょう



まず、次の英文を見てください

1. It seems that Ken loves Junko.
2. It appears that Ken loves Junko.
3, It happened that Ken met Junko on his way to school.
4. It turned out that Ken was smart.
5. It is likely that Ken will come tomorrow.
6. It is unlikely that Ken will come tomorrow.
7. It is certain that Ken will come tomorrow.

次回から、それぞれ詳しく解説していきますが、ここで簡単に紹介しておきます。

1. It seems that Ken loves Junko.
1. ケンはジュンコを愛しているように思われる。
1. It seems that S + V.
1. SはVする[している]ように思われる。

2. It appears that Ken loves Junko.
2. ケンはジュンコを愛しているように見える。
2. It appears that S + V.
2. SはVする[している]ように見える[思われる]。

3, It happened that Ken met Junko on his way to school.
3. ケンは偶然学校に行く途中でジュンコに会った。
3. It happens that S + V.
3. 偶然[たまたま]SはVする。

4. It turned out that Ken was smart.
4. ケンは頭がいいことがわかった。
4. It turns that S + V.
4. SはVする[している]ことがわかる。

5. It is likely that Ken will come tomorrow.
5. ケンは明日来る可能性が高い。
5. It is likely that S + V.
5. SはVする可能性が高い。

6. It is unlikely that Ken will come tomorrow.
6. ケンは明日来る可能性が低い。
6. It is unlikely that S + V.
6. SはVする可能性が低い。

7. It is certain that Ken will come tomorrow.
7. ケンが明日来るのは確かだ。
7. It is certain that S + V.
7. SがVするのは確かだ。

これらの英文の「主語It が何か?」は、複数の解釈があるようですが、ここでは深く追求しないことにします。
意味のない形式上の主語、とくらいに思っておけばよいでしょう。

これらの英文はすべて、that 節 内の [主語] を、文全体の [主語] に繰[く]り上げて書き換えることができます
その場合は、to V [to 不定詞] を」含む文型になります。

1. It seems that Ken loves Junko.
1.Ken seems to love Junko.
1. ケンはジュンコを愛しているように思われる。
1. It seems that S + V.
1.S seem(s) to V.
1. SはVする[している]ように思われる。

2. It appears that Ken loves Junko.
2.Ken appears to love Junko.
2. ケンはジュンコを愛しているように見える。
2. It appears that S + V.
2.S appear(s) to V.
2. SはVする[している]ように見える[思われる]。

3, It happened that Ken met Junko on his way to school.
3.Ken happened to meet Junko on his way to school.
3. ケンは偶然学校に行く途中でジュンコに会った。
3. It happens that S + V.
3.S happen(s) to V.
3. 偶然[たまたま]SはVする。

4. It turned out that Ken was smart.
4.Ken turned out (to be) smart.
4. ケンは頭がいいことがわかった。
4. It turns that S + V.
4.S turn(s) out to V.
4. SはVする[している]とわかる。
(V は、たいてい be 動詞 なので、turn out (to be) ~ ~であることがわかる と覚えておくと便利です。)

5. It is likely that Ken will come tomorrow.
5.Ken is likely to come tomorrow.
5. ケンは明日来る可能性が高い。
5. It is likely that S + V.
5.S is likely to V.
5. SはVする可能性が高い。

6. It is unlikely that Ken will come tomorrow.
6.Ken is unlikely to come tomorrow.
6. ケンは明日来る可能性が低い。
6. It is unlikely that S + V.
6.S is unlikely to V.
6. SはVする可能性が低い。

7. It is certain that Ken will come tomorrow.
7.Ken is certain to come tomorrow.
7. ケンが明日くるのは確かだ[きっと明日来る]。
7. It is certain that S + V.
7.S is certain to V.
7. SがVするのは確かだ[SはきっとVする]。

入門・初級者は、このページの説明と例文を覚えておくだけでも十分役に立ちます

次回から、徹底的に詳しく個々に解説していきます。



次回-It seems that S + V と S seems to V - その1

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2016/11/21 07:55 [edit]

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It seems that S + V と S seem(s) to V - その1

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文



今回の学習は、上記の 「主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文 」続きですから、このページから読まれた方は上記のページに目を通してください

seem は、断定を和[やわ]らげるために使われる、とても便利な単語で、頻繁[ひんぱん]に使われます

Ken likes Junko.
ケンはジュンコが好きだ。(断定的
It seems (that) Ken likes Junko.
Ken seems to like Junko.
ケンはジュンコが好きなようだ。(非断定的 = 遠回し)

seem の用法はかなり複雑です。
英語を受信&発信するのに必要な用法すべて解説します。
かなり長い解説になりそうですが、最後までお付き合いください。



まず、It seems that S + V の方から説明をしましょう。

It seems that S + V

まず和訳ですけど、通例次のようになります。

SはVする[している]ように思われる
SはVする[Vしている]ようだ
SはVする[している]と思われる
SはVする[している]ように見える
SはVする[Vしている]みたいだ
SはVする[Vしている]らしい


最初の2つの和訳が、万能かつ無難な和訳です。

高校生に英語を教えていると、3つ目「… と思われる」 と訳す生徒が多いのですが、日本語の力が足りないのか、よく 「… と思われている」誤訳します。

その誤訳に相当する英語は、

It is thought (that) Ken likes Junko.
Ken is thought to like Junko.
ケンは(周囲の人に)ジュンコが好きだと思われている

で、上記の seem を使った英文は、「(私には) ケンはジュンコが好きなように思われる。」ですから、全く違います

最初は、無難な和訳のように思われる」「ようだ を使い、慣れてきたら別の訳し方も混ぜるようにしましょう。



前置きが長くなってしまいました。 m(__)m

後で詳説しますが、S seem(s) to VV には、少し制約があります

一方、It seems (that) S + V の場合、(that) S + VV には、制約はほぼありません

ちょっと例文を列挙してみましょう。



[be 動詞-現在]

1. a. It seems (that) Ken is very smart.
1. b. It seems (that) Ken is a very smart boy.
1. c. It seems (that) Ken is a genius.
1. c. genius [ーニアス] : 天才
1. d. It seems (that) Ken is Japanese-American.
1. e. It seems (that) Ken is a high school student.
1. f. It seems (that) Ken is sleeping now.
1. g. It seems (that) Ken is fast asleep now.
1. f. fast asleep = sound asleep : 熟睡している
1. h. It seems (that) Ken is very interesting.
1. i. It seems (that) Ken is liked by everyone.
1. j. It seems (that) Ken is very interested in music.
1. k. It seems (that) Ken is in his room now.
1. l. It seems (that) Ken is in great danger.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. a. ケンはとても頭がいいように思われる[ようだ]。
1. b. ケンはとても頭がいい少年であるように思われる[ようだ]。
1. c. ケンは天才であるように思われる[ようだ]。
1. d. ケンは日系アメリカ人であるように思われる[ようだ]。
1. e. ケンは高校生であるように思われる[ようだ]。
1. f. ケンは今眠っているように思われる[ようだ]。
1, g, ケンは今熟睡しているように思われる[ようだ]。
1. h. ケンはとても興味深い(人の)ように思われる[ようだ]。
1. i. ケンはみんなに好かれているように思われる[ようだ]。
1. j. ケンは音楽にとても興味を持っているように思われる[ようだ]。
1. k. ケンは今自分の部屋にいるように思われる[ようだ]。
1. l. ケンはとても危険な状態であるように思われる[ようだ]。

「例文が多い!」 と思っている方もいるかと思われますが、とりあえずすべての例文に目を通しておいてください
後で seem(s) to V書き換える時に、例文の数の多さの意図がわかります
(この時点で、私の意図が分かる人は教師レベルの人です。 (^^))



[be 動詞-現在完了]

2. a. It seems (that) Ken has been interested in music since he was young.
2. b. It seems (that) Ken has been to Kyoto many times.
2. b. have been to ~ : ~に行った[来た]ことがある
2. c. It seems (that) Ken has just been scolded.
2. c. scold O [ウルド] : Oを叱る、怒る

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2. a. ケンは若い頃からずっと音楽に興味を持っているように思われる[ようだ]。(現在までの継続)
2. b. ケンは何度も京都に行った[来た]ことがあるように思われる[ようだ]。(現在までの経験)
2. c. ケンはたった今叱られたばかりのように思われる[ようだ]。(現時点での完了)



[be 動詞-過去]

3. a. It seems (that) Ken was interested in music when he was young.
3. b. It seems (that) Ken was smart when he was a child.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3. a. ケンは若い頃音楽に興味を持っていたように思われる[ようだ]。
3. b. ケンは子供の頃頭がよかったように思われる[ようだ]。



[一般動詞-現在]
4. a. It seems (that) Ken likes Junko.
4. b. It seems (that) Ken looks very much like his father.
4. c. It seems (that) Ken practices the guitar every day.
4. d. It seems (that) Ken always comes late to the meeting

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4. a. ケンはジュンコが好きであるように思われる[ようだ]。(状態動詞)
4. b. ケンは父親にとてもよく似ているように思われる[ようだ]。(状態動詞)
4. c. ケンは毎日ギターを練習しているように思われる[ようだ]。(習慣的に繰り返されている動作動詞)
4. d. ケンはいつも会議に遅れて来るように思われる[ようだ]。(習慣的に繰り返されている動作動詞)



[一般動詞-現在完了]

5. a. It seems (that) Ken has liked Junko since he was a child.
5. b. It seems (that) Ken has met Junko before.
5. c. It seems (that) Ken has already eaten his boxed lunch.
6. c. boxed lunch : 箱に入れられた昼食 → 弁当

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5. a. ケンは子供の頃からずっとジュンコが好きであるように思われる[ようだ]。(現在までの継続)
5. b. ケンは以前ジュンコに会ったことがあるように思われる[ようだ]。(現在までの経験)
5. c. ケンはもう弁当を食べたように思われる[ようだ]。(現時点での完了)



[一般動詞-過去]

6. a. It seems (that) Ken liked Junko when he was a child.
1. b. It seems (that) Ken met Junko at the party.
6. c. It seems (that) Ken ate his boxed lunch in the morning.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6. a. ケンは子供の頃ジュンコが好きだったように思われる[ようだ]。
6. b. ケンはそのパーティーでジュンコと出会ったように思われる[ようだ]。
6. c. ケンは午前中に弁当を食べたように思われる[ようだ]。



[未来]

7. a. It seems (that) Ken will come to the party.
7. b. It seems (that) Ken is going to come to tha party.
7. c. It seems (that) Ken is coming to the party.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7. a. ケンはパーティーに来るだろうと思われる。(未来の推量)
7. b. ケンはパーティーに来るつもり[予定]のように思われる[ようだ]。(未来の予定)
7. c. ケンはパーティーに来るように思われる[ようだ]。(確定した未来)

参考ページ(中学英語・ちょっと復習-未来の表現)



[助動詞]
8. a. It seems (that) Ken can play the guitar very well.
8. b. It seems (that) Ken could play the guitar very well as a child..
8. b. as a child : 子供の頃
8. c. It seems (that) Ken must do it.
8. d. It seems (that) Ken used to be a teacher.
8. d. used to V [ースト] : (以前は) Vしていた、したものだった
8. e. It seems (that) Ken should do it.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8. a. ケンはとても上手にギターが弾けるように思われる[ようだ]。
8. b. ケンはとても上手にピアノを弾くことができたように思われる[ようだ]。
8. c. ケンはそれをしなければいけないように思われる[ようだ]。
8. d. ケンは以前は教師をしていたように思われる[ようだ]。
8. e. ケンはそれをすべきであるように思われる[ようだ]。
8. e. ケンはそれをしたほうがいいように思われる[ようだ]。



[There is ~、There are ~]

9. a. It seems (that) there is a mouse in the kitchen.
9. b. It seems (that) there are some mice in the kitchen.
9. b. mice [イス] : mouse [ウス] ねずみ の複数形
9. c. It seems (that) there is some water in it.
9. d. It seems (that) there is no water in it.
9. e. It seems (that) there has been no progress in the past 3 months.
9. e. progress [グレス] : 進歩、進展
9. e. in the past 3 month : 過去3か月間
9. f. It seems (that) there were a lot of animals around here lomg ago.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9. a. 台所にネズミが一匹いるように思われる[ようだ]。
9. b. 台所にネズミが数匹ように思われる[ようだ]。
9. c. その中には水がいくらか入っているように思われる[ようだ]。
9. d. その中には全く水が入っていないように思われる[ようだ]。
9. e. 過去3か月全く進歩[進展]がないように思われる[ようだ]。
9. f. 昔はこの辺りに動物がたくさんいたように思われる[ようだ]。



次回-It seems that S + V と S seem(s) to V - その2


主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文

It seems that S + V と S seem(s) to V - その1

It seems that S + V と S seem(s) to V - その2

It seems that S + V と S seem(s) to V - その3

It seems that S + V と S seem(s) to V - その4

It seems that S + V と S seem(s) to V - その5

It seems that S + V と S seem(s) to V - その6

It seems that S + V と S seem(s) to V - その7

It seems that S + V と S seem(s) to V - その8

It seems that S + V と S seem(s) to V - その9


to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2016/11/22 16:01 [edit]

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It seems that S + V と S seem(s) to V - その2

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文

It seems that S + V と S seem(s) to V - その1



今回は、前回に挙げた例文の It seems that) S + Vseemsseemed書き換えてみましょう。

that 節 は、時制の一致のルールを受けるので、

現在形 → 過去形
現在完了形 = have[has] Vpp → 過去完了形 = had Vpp
過去形 → 大過去形(過去の過去) = had Vpp
(英語は、過去完了大過去同じ形 = had Vpp)
Vpp = 過去分詞

変わりますが、日本語には時制の一致のルールがないので、

時制の一致を受けた 過去形 → 現在
時制の一致を受けた 過去完了形 → 現在完了
時制の一致を受けた 大過去形 → 過去

戻して和訳しなければいけないのが、面倒なところです。

過去完了形大過去形は、同じ had Vpp なので、文脈に応じて 「現在完了」「過去」解釈しなければいけないので、さらに面倒です。

では書き換えを始めますが、全文を書き換えるのはさすがに多すぎるので、一部抜粋して書き換えます



[現在形 → 過去形]

1. a. It seems (that) Ken is very smart.
1. a.It seemed (that) Ken was very smart.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンはとても頭がいいように思われる[ようだ]
→ ケンはとても頭がいいように思われた[ようだった]

時制の一致を受けた was を、本当の過去に解釈して、「ケンはとても頭がよかったように思われた[ようだった]。」 と和訳するのは間違いです。

それに相当する英語は、

It seemed (that) Ken had been very smasrt. です。

4. a. It seems (that) Ken likes Junko.
4. a.It seemed (that) Ken liked Junko.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンはジュンコが好きであるように思われる[ようだ]
→ ケンはジュンコが好きであるように思われた[ようだった]

この例文も、先ほどと同様に、時制の一致を受けた liked本当の過去に解釈して、「ケンはジュンコが好きだったように思われた[だった]。」 と和訳してはいけません

それに相当する英語は、

It seemed (that) Ken had liked Junko. です。



[現在完了形 → 過去完了形]

2. a. It seems (that) Ken has been interested in music since he was young.
2. a.It seemed (that) Ken had been interested in music since he was young.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンは若い頃からずっと音楽に興味を持っているように思われる[ようだ]。(現在までの継続)
→ ケンは若い頃からずっと音楽に興味を持っているように思われた[ようだった]。(過去のある時点までの継続)

5. b. It seems (that) Ken has met Junko before.
5. b.It seemed (that) Ken had met Junko before.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンは以前ジュンコに会ったことがあるように思われる[ようだ]。(現在までの経験)
→ ケンは以前ジュンコに会ったことがあるように思われた[ようだった]。(過去のある時点までの経験)



[過去形 → 大過去形]

3. a. It seems (that) Ken was interested in music when he was young.
3. a.It seemed (that) Ken had been interested in music when he was young.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンは若い頃音楽に興味を持っていたように思われる[ようだ]
→ ケンは若い頃音楽に興味を持っていたように思われた[ようだった]

6. b. It seems (that) Ken met Junko at the party.
6. b.It seemed (that) Ken had met Junko at the party.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンはそのパーティーでジュンコと出会ったように思われる[ようだ]
→ ケンはそのパーティーでジュンコと出会ったように思われた[ようだった]

時制の一致のルールを受けた had Vpp は、文脈に応じて「現在完了」「過去」解釈しなければいけません。



[助動詞の現在形 → あれば過去形 / なければそのまま / 又は代用表現にして過去形]

8. a. It seems (that) Ken can play the guitar very well.
8. a. = It seems (that) Ken is able to play the piano vwer well.
8. a.It seemed (that) Ken could play the guitar very well.
8. a.→ = It seemed (that) Ken was able to play the piano vera well.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンはとても上手にギターが弾けるように思われる[ようだ]
→ ケンはとても上手にギターが弾けるように思われた[ようだった]

8. c. It seems (that) Ken must do it.
8. c. = It seems (that) Ken has to do it.
8. c.It seemed (that) Ken must do it.
8. c. → = It seemed (that) Ken had to do it.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンはそれをしなければいけないように思われる[ようだ]
→ ケンはそれをしなければいけないように思われた[ようだった]

must過去形がないので、時制の一致をしなくても構いません
もしくは、代用表現の have[has] to過去形had to を使います。



[助動詞の過去形 → なければそのまま / 代用表現にして大過去形]

8. b. It seems (that) Ken could play the piano very well as a child.
8. b. = It seems (that) Ken was able to play the piano very well as a child.
8. b.It seemed (that) Ken had been able to play the piano very well as a child.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンは子供の頃とても上手にピアノを弾くことができたように思われる[ようだ]
→ ケンは子供の頃とても上手にピアノを弾くことができたように思われた[ようだった]

8. d. It seems (that) Ken used to be a teacher.
8. d. = It seems (that) Ken was once a teacher.
8. d.It seemed (that) Ken used to be a teacher.
8. d. = → It seemed (that) Ken had once been a teacher.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンは以前は教師をしていたように思われる[ようだ]
→ ケンは以前は教師をしていたように思われた[ようだった]



[未来の表現 → 過去形にする]

7. a. It seems (that) Ken will come to the party.
7. a.It seemed (that) Ken would come to the party.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. a. ケンはパーティーに来るだろうと思われる。(未来の推量)
7. a. → ケンはパーティーに来るだろうと思われた。(過去のある時点の未来の推量)

7. b. It seems (that) Ken is going to come to tha party.
7. b.It seemed (that) Ken was going to come to tha party.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. b. ケンはパーティーに来るつもり[予定]のように思われる[ようだ]。(未来の予定)
7. b. → ケンはパーティーに来るつもり[予定]のように思われた[ようだった]。(過去のある時点の未来の予定)

7. c. It seems (that) Ken is coming to the party.
7. c.It seemed (that) Ken was coming to the party.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. c. ケンはパーティーに来るように思われる[ようだ]。(確定した未来)
7. c. → ケンはパーティーに来るように思われた[ようだった]。(過去のある時点の確定した未来)



現在形It seems that は、どんな英文でも文頭に置くだけなので、日本人には非常に使いやすい表現です。

一方、過去形It seemed that は、日本語の文法にはない 「時制の一致」 というルールがあるので、日本人には面倒ですね。

次回-It seems that S + V と S seem(s) to V - その3

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2016/11/29 16:29 [edit]

category: 高校英語・基礎

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