動名詞の用法その9-(S +) V + O の O [他動詞の目的語]に使う場合

動名詞 [Ving] の用法-総合目次



この用法は、以前に書いた記事[ページ]を周回していただくことになります。



まず最初に、次のリンク先で中学2年生程度の学習内容を確認してください。

中学英語・ちょっと復習-Ving の用法 その2

さすがにこれは簡単ですね。



次に、中学2年から高校1年の1学期程度までの学習内容を次のリンク先で復習してください。

中学英語・ちょっと復習-to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving [動名詞]

頭の中で次の4つのグループ分けができている必要があります。

1. to V しか使えない場合
2. Ving しか使えない場合
3. to V / Ving のどちらも使えて(微妙な差はあるが)ほぼ意味が同じ場合
4. to V / Ving のどちらも使えるが意味が全く違う場合

同ページ内にある練習問題を確実にこなせるようにしてください。

 他動詞の目的語に to V / Ving のどちらを使うかを試す練習問題(中2~高1の1学期)

ここまでマスターしたあなたは、この用法に関しては基礎が出来上がりました

後は、4つのグループ内の数を増やしていくだけです。



次のリンク先中・上級者向けの練習問題があります。
(他動詞 + Ving / to V だけでなく、自動詞 + Ving / to V も混じっています。)

動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-総テスト (1)

動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-総テスト (2)

全部で99個ありますから、全部正解した人は素晴らしい英語力の持ち主です。



成績があまり良くなかった人は、次のリンク先のページをよく読みましょう

動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-序文

動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型

動詞 + to V の文型

動詞 + Ving の文型

動詞 + to V≠ 動詞 + Ving の文型 その1

動詞 + to V≠ 動詞 + Ving の文型 その2

かなりの量になりますが、手抜きしないで徹底的に解説したつもりです。

例文を覚えるくらいまで繰り返し読んでください。

その後、上記の総テスト (1) (2) に戻って確認作業をしましょう。



今度は全部正解しましたか? (^-^)

お疲れ様でした。 m(__)m



次回-動名詞の用法その10-(S +) V + O + C の Oに直接使う場合

動名詞 [Ving] の用法-総合目次

2017/10/04 11:21 [edit]

category: 高校英語・基礎

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動名詞の用法その10-(S +) V + O + C の Oに直接使う場合

動名詞 [Ving] の用法-総合目次



S + V + O + C の文型とは、例えば、

find + O + C ⇒ OがCだとわかる、知る
believe + O + C ⇒ OをCだと信じ(てい)る
think + O + C ⇒ OをCだと思う、考える
I found the trip around Japan enjoyable.
私はその日本周遊旅行が楽しいとわかった。
→ その日本周遊旅行は楽しかったです。

make + O + C ⇒ OをCにする
This software has made home study easier..
そのソフトは自宅学習をより簡単にした。
→ そのソフト(ウェア)のおかげで自宅学習が簡単になった。

のような文型です。

詳しくは、次のリンク先のページを読んでください。

不完全他動詞 S+V+O+C その1

不完全他動詞 S+V+O+C その2



この S + V + O + CO動名詞[Ving]不定詞の名詞的用法[to V]代入してみましょう。

I found travling around Japan enjoyable.
私は日本中を旅行して回ることは楽しいとわかった。
→ 日本中を旅行して回るのは楽しかった。
This software has made studying at home easier.
このソフト(ウェア)は自宅で勉強することをより簡単にした。
→ このソフト(ウェア)のおかげで自宅で勉強するのが楽になった。

S + V + O + CO直接 動名詞[Ving] を代入することは可能です。

ただし、この用法は、短い動名詞句に限ります



不定詞の名詞的用法[to V] はどうでしょう?

I found to travel around Japan enjoyable. (×)
This software has made to study at home easier. (×)

ご覧のように、たとえ短い不定詞句であってもS + V + O + CO直接 不定詞の名詞的用法[to V] を入れることはできません



では、不定詞長い動名詞S + V + O + CO代入したい場合はどうすればいいのでしょうか?

その場合、O形式[[仮]目的語it代入して、不定詞[to V]動名詞[Ving]文末に移動させます

S + V + it + C + to V
S + V + it + C + Ving

I found it enjoyable to travel around Japan with my friends.
I found it enjoyable traveling around Japan with my friends.
私は友人と一緒に日本中を旅行して回ることは楽しいとわかった。
→ 友人と一緒に日本中を旅行して回るのは楽しかった。

この場合、直接 O に代入する場合とは異なり、動名詞[Ving] よりも 不定詞[to V] の方が圧倒的によく使われます

形式[仮]目的語 + 動名詞 は C との相性がありenjoyable との相性はいいのですが、easy との相性が悪く

This software has made it easier to study at home. ()

とは言えますが、

This software has made it easier studying at home. ()

とは普通言いません。(相手に言いたいことは通じますが、不自然です。)

どのような場合に動名詞が使われるかは、私たち日本人にとって、非常に難しい問題です

ですから、こちらから英語を発信する場合は、不定詞[to V] を使うほうが無難です。

次回は、よく使われる S + V + it + C + to V のほうを先に説明しし、その後で S + V + it + C + Ving を説明します。



次回-動名詞の用法その11-(S +) V + O + C の O に、形式[仮]目的語[it] を使う場合

動名詞 [Ving] の用法-総合目次

2017/10/07 16:22 [edit]

category: 高校英語・基礎

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動名詞の用法その11-(S +) V + O + C の O に、形式[仮]目的語[it] を使う場合

動名詞 [Ving] の用法-総合目次



前回は、

S + V + it + C + to V
S + V + it + C + Ving

の二つを紹介し、動名詞[Ving] よりも 不定詞[to V] の方が圧倒的によく使われていることまで説明しました。

ですから、ここは、動名詞[Ving] の用法を説明しているページですが、よく使われている 不定詞[to V] の方を先に紹介します。



まず実戦的に次の文型のまとめを覚えてしまいましょう

find + it + C + to V
⇒ VすることがCだと分かる、知る
think + it + C + to V
⇒ VすることをCだと思う、考える
believe + it + C + to V
⇒ VすることをCだと信じ(てい)る
make + it + C + to V
⇒ VすることをCにする

では、できるだけ簡単な単語を使った例文を挙げますから、それも覚えてしまいましょう

[暗誦例文]

1. I found it easy to solve the math problem.
2. I think it dangerous to swim across the river.
3. I believe it wrong to tell a lie.
4. This software will make it easier to study at home.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. (私は)その数学の問題を解くのは簡単だと分かった。
2. (私は)その川を泳いで渡るのは危険だと思う。
3. (私は)嘘をつくのは間違っていると信じている。
4. このソフトは自宅で勉強することをより簡単にするだろう。
4. → このソフトのおかげで自宅で勉強するのが楽になるだろう。



to V直前意味上の主語for A挿入されていることもよくあります

find + it + C + for A to V
⇒ AがVすることがCだと分かる、知る
think + it + C + for A to V
⇒ AがVすることをCだと思う、考える
believe + it + C + for A to V
⇒ AがVすることをCだと信じ(てい)る
make + it + C + for A to V
⇒ AがVすることをCにする

[暗誦例文]

5. I found it easy for my son to solve the math problem.
6. I think it dangerous for him to swim across the river,
7. I believe it wrong for you to tell a lie.
8. This software will make it easier for students to study at home.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5. (私は)息子がその数学の問題を解くのは簡単だと分かった。
6. (私は)彼がその川を泳いで渡るのは危険だと思う。
7. (私は)君が嘘をつくのは間違っていると信じている。
8. このソフトは学生が自宅で勉強することをより簡単にするだろう。
8. → このソフトのおかげで学生は自宅で勉強するのが楽になるだろう。




make + it + C + (for A) to V
⇒ (Aが)VすることをCにする

の文型は多用されますので、慣れるためにもう少し例文を追加します。

09. This money will make it possible for me to study in Japan.
10. The traffic accident made it impossible for him to keep working.
11. The bad weather made it diffficult for the plane to arrive on time.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
09. このお金は私が日本で勉強することを可能にするだろう。
09. → このお金のおかげで私は日本に留学することができるだろう。
10. その交通事故は彼が働き続けるのを不可能にした。
10. → その交通事故のせいで彼は働く続けることができなくなった。
11. その悪天候はその飛行機が時間通りに到着することを難しくした。
11. → 悪天候のせいでその飛行機は時刻通りに到着するのが難しくなった。



for A は、「Aに(とって)は」和訳しておかしくない場合は、そう和訳しても構いません

I found it easy for my son / to solve the math problem.
(私は)その数学の問題を解くのは息子には簡単だと分かった。
I found it easy / for my son to solve the math problem.
(私は)息子がその問題を解くのは簡単だとわかった。

詳しくは次のリンク先をお読みください。

中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 その4-名詞的用法



さて、S + V + it + C + Ving のほうはどうなんでしょう?

主語に直接使う場合は、不定詞[to V] はまれで、中学の教科書にも多量に使われているように、動名詞[Ving] のほうがごく普通の表現でしたね。

Traveling around Japan was enjoyable. ()
To travel around Japan was enjoyable. ()
日本を良好して回るのは楽しかった。

Solving the math problem was easy. ()
To solve the math problem was easy. ()
その数学の問題を解くのは難しかった。

それに反して、形式[仮]主語[it] を使う場合立場が逆転して、中学の教科書にも大量に使われている通り、不定詞[to V] を使うほうがごく普通で、動名詞[Ving] を使うのはごく限られた場合だけでした。

It is enjoyable to travel around Japan. (○)
It is enjoyable traveling around Japan. (○)
日本を良好して回るのは楽しかった。

It was easy to solve the math problem. (○)
It was easy solving the math problem. (?)

どのような場合に、動名詞が使われるかは、次のリンク先のページを参考にしてください。

It is ~ Ving (仮[形式]主語と動名詞) (中・上級向け)



形式[仮]目的語[it] を使った、S + V + it + C + Ving の場合も、ごく限られた場合だけしか使われないので、使いこなすのは非常に難しいです。

皆さんは、S + V + it + C + (for A) to V の方を使うほうが無難でしょうね。

上記のページVing と相性がいい語句のリスト参考にして例文を作ると、

[例文]
12. I think it convenient living in the town.
13. I found it unpleasant waiting in the rain.
14. I think it dangerous you(r) going out alone at night.
15. I believe it great fun seeing old friends.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12. 町中に住んでいるのは便利だと思う。
13. 雨の中で待っているのは不快だとわかった[不快だった]。
14. 君が一人で夜に出かけるのは危険だと思う。
15. 旧友と会うのはとても楽しいと信じている。

先ほども述べたように、皆さんは、S + V + it + C + (for A) to V の方を使うほうが無難です。

12. I think it convenient to live in the town.
13. I found it unpleasant to wait in the rain.
14. I think it dangerous for you to go out alone at night.
15. I believe it great fun to see old friends.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12. 町中に住んでいるのは便利だと思う。
13. 雨の中で待っているのは不快だとわかった[不快だった]。
14. 君が一人で夜に出かけるのは危険だと思う。
15. 旧友と会うのはとても楽しいと信じている。



《ちょっと補講》

形式[仮]目的語[it] を使った文型は文語表現なので、英語を話したり、メールやブログに書き込みをする時は、次のように thatを使い、主語に直接 動名詞[Ving] を使うか、形式[仮]主語 + 不定詞[to V] を使うほうがよいと思います。

I found (that) travling around Japan was enjoyable.
I found (that) it was enjoyable to travel around Japan.
日本を旅行して回るのは楽しいとわかった[楽しかった]。
I think (that) Living in the town is convenient.
町中に住んでいるのは便利だと思う。
I think (that) it is dangerous for you to go out alone at night
君が一人で夜に出かけるのは危険だと思う。

ただし、VすることをCにするという意味を表すには、make + Ving + Cmake + it + C + (for A) to V を使うしかないので必修学習項目です。

This software has made studying at home easier.
This software has made it easier to study at home.
このソフト(ウェア)は自宅で勉強することをより簡単にした。
This software has made it easier for students to study at home.
このソフト(ウェア)は学生が自宅で勉強することをより簡単にした。



次回-動名詞の用法その12-前置詞の目的語に使う場合


動名詞 [Ving] の用法-総合目次


2017/10/09 07:07 [edit]

category: 高校英語・基礎

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動名詞の用法その12-前置詞の目的語に使う場合

動名詞 [Ving] の用法-総合目次



前置詞 + 動名詞[Ving] に関しては。

中学英語・ちょっと復習

Ving の用法 その2

to V [to不定詞]の名詞的用法 と Ving [動名詞] -前置詞の目的語に使う場合

高校英語・基礎 で、

前置詞 + Ving [動名詞]

前置詞 + Ving [動名詞]-暗誦例文のまとめ

もうすでに、詳説済みです。

参考にしてください。 (^-^)



次回-動名詞の用法その13-慣用表現-(1) There is no Ving.


動名詞 [Ving] の用法-総合目次


2017/10/14 12:17 [edit]

category: 高校英語・基礎

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動名詞の用法その13-慣用表現-(1) There is no Ving.

動名詞 [Ving] の用法-総合目次



前回は、前置詞+動名詞[Ving] の説明をしました。

その中には、「動名詞[Ving] を使った慣用表現」 として扱ってもよいものも含まれていました。

今回は、前置詞+動名詞[Ving] を含まない慣用表現を中心に紹介します。

ひとつひとつていねいに説明しますから、時間がかかりそうですが、最後までお付き合いください。



1. There is no Ving.
1. Vすることはできない。
1. Vすることは不可能だ。

[言い換え表現]
= You [We] [One] cannot V.
= (You / We / One は、一般の 「人」 を表しているので、和訳する必要はありません)
= It is impossible to V.

There is no telling what will happen in the future.
= You [We] [One] cannot tell what will happen in the future.
= It is impossible to tell what will happen in the future.
(tellcan / be able to を伴って、「知る、わかる」という意味になることがあります。)
将来何が起こるか知ることはできない[わからない]。
将来何が起こるか知るのは不可能だ。

A: Is she going out with such a strange guy?
B: There is no accounting for tastes, you konw.
go out with ~ : ~と付き合う
guy [] : (男の)人、奴[やつ]
account for ~ [ウント] : ~を説明する
taste [イスト] : 趣味、好み
…, you know. : … でしょ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A: 彼女はそんな変な人と付き合ってるの?
B: (人の)好みは説明できないって言うでしょ。
B: = 蓼[たで]食[く]う虫も好き好きって言うでしょ。(日本語のことわざ)



最後に、例文を暗記しましょう。

1. 将来何が起こるか知ることはできない[知るのは不可能だ][わからない]。
2. (人の)好みは説明できない。[蓼[たで]食[く]う虫も好き好き。]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. There is no telling what will happen in the future.
2. There is no accounting for tastes.



次回-動名詞の用法その13-慣用表現-(2) S is worth Ving. (3) It is worth Ving


動名詞 [Ving] の用法-総合目次

2017/10/20 12:37 [edit]

category: 高校英語・基礎

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動名詞の用法その13-慣用表現-(2) S is worth Ving. (3) It is worth Ving.

動名詞 [Ving] の用法-総合目次



2. S is worth Ving [ワー]
2. SはVする価値がある
(be 動詞 の is は主語によって変わります。)

worth は、本来 「形容詞」 ですが、動詞や前置詞のように目的語を持つ特異な形容詞です。

S is worth 名詞(~)
Sは~の価値がある

This book is worth 10.000 yen.
この本は1万円の価値がある。

目的語なしに worth 単独で使うことはできません

This book is worth. (×)
この本は価値がある。

どうしても目的語なしに使いたい時は、ダミー(?)の目的語として 「時間」 という意味の名詞 while [(ホ)イル] を入れます。

S is worthwhile. [ワー(ホ)イル]
Sは価値がある。

本来は、「時間(をかけるだけ)の価値がある」 という意味ですが、文脈に応じて、「時間・金・労力など(をかけるだけ)の価値がある」 という、万能の 「価値がある」という意味で使えます。

This book is worthwhile.
この本は価値があります。
(どういう意味で価値があるかは文脈によります。)

worthwhile は、離して worth while とつづったり、所有格を付けてworth your while のような形で使われることもありますが、1語の worthwhile が一般的です。

worthwhile は、

This is a worthwhile book.
これは価値がある本だ。
(どういう意味で価値があるかは文脈によります。)

という風に、名詞を前から修飾することもできます。(名詞限定用法



ここで、一旦、覚えておいて欲しい例文をまとめます

1. この本は1万円の価値がある。
2. この本は価値がある。
3. これは価値がある本です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. This book is worth 10.000 yen.
2. This book is worthwhile [worth while][worth your while].
3. This is a worthwhile book.



さて、話を元に戻します

S is worth 名詞(~)
Sは~の価値がある

名詞(~)の部分を動名詞[Ving] に入れ替えると、

S is worth Ving
SはVする価値がある

になります。

This book is worth reading once.
この本は一度は読む価値がある。

read this book(この本を読む) の this book が、read(ing) から分離して主語になっていることに注意しましょう。

This CD is worth listening to.
このCDは聞く価値がある。

この場合も、listen to this CD(このCDを聞く)の this CD が、listen(ing) to から分離して主語になっていますね。

次のように、worth Ving後ろから名詞を修飾[限定]することもできます。
よく出てきますから、これも例文を一つは覚えておきましょう

名詞(~) worth Ving
Vする価値がある~

This is a book worth reading once.
これは一度は読む価値がある本だ。



ここまでの暗誦例文です。

1. この本は一度は読む価値がある。
2. このCDは聞く価値がある。
3. これは一度は読む価値がある本だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. This book is worth reading once.
2. This CD is worth listening to.
3. This is a book worth reading once.



3. It is worth Ving.
3. Vすることは価値がある。

It形式[仮]]主語で、 Ving真主語です。

It is worth reading this book once.
この本を一度読むことは価値がある。

It is fun reading this book.
= It is fun to read this book.
この本を読むのは楽しい。

のように、

不定詞[to V] を使った

It is worth to V.使われていませんので、注意してください。

It is worth to read this book once. (×)



この表現は本来

Ving is worthwhile.
To V is worthwhile. (不定詞が直接主語になるのはまれです)
(worthwhile = worth while = worth your while)
while : 時間(名詞)
Vすることは時間をかけるだけの価値がある。
→ (while の意味が消えて) Vすることは価値がある。

Reading this book once is worthwhile.
= To read this book once is worthwhile. (まれ)
(worthwhile = worth while = worth your while)
この本を一度読むことは価値がある。

という英文の Ving / to V (Vすること) を、形式[[仮]]主語の it を先行させて後置し、

It is worthwhile Ving.
= It is worthwhile to V,
(worthwhile = worth while = worth your while)
Vすることは時間をかけるだけの価値がある。
→ (while の意味が消えて) Vすることは価値がある。

It is worthwhile reading this once.
It is worthwhile to read this book once.
(worthwhile = worth while = worth your while)
この本を一度読むことは価値がある。

のように使われていました。

これらの英文の意味がなくなった while省略されたものが、

It is worth Ving.
Vすることは価値がある。

です。

while省略された場合は、不定詞[to V] を使うことができません

It is worthwhile reading this book once. ()
= It is worthwhile to read this book once. ()
(worthwhile = worth while = worth your while)
It is worth reading this book once. ()
It is worth to read this book once. (×)

さらに例を追加します。

Listening to this CD is worthwhile
= To listen to this CD is worthwhile. (まれ)
= It is worthwhile listening to this CD.
= It is worthwhile to listen to this CD.
(worthwhile = worth while = worth your while)
= It is worth listening to this CD.
≠It is worth to lisyen to this CD. (×)
このCDを聞くことは価値がある。



相当詳しく説明しましたが、頭が混乱してきましたか?

こちらから英語を発信する場合は、次の表現を使うことをお薦めします

まず先に、形式[仮]主語を使った表現の中でも、一番よく使われている次の表現を覚えます。

It is worth(while) Ving.
Vすることは価値がある。

[暗誦例文]
1. It is worth(while) reading this book once.
2. It is worth(while) listening to this CD.
2. (while は省略可能)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. この本を一度読むことは価値がある。
2. このCDを聞くことは価値がある。

次に、これらの英文の this book / this CD主語にした、

S is worth Ving.
SはVする価値がある。

[暗誦例文]
1. This book is worth reading once.
2. This CD is worth listening to.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. この本は一度は読む価値がある。
2. このCDは聴く価値がある。

を覚えます。

発信用の英語ですから、完全に覚えてください



次に、万一に備えて、受信用の英語も大体覚えておきましょう

1. Reading this book once is worthwhile [worth while] [worth your while].
1. = To read this book once is worthwhile [worth while] [worth your while]. (まれ)
1. = It is worthwhile [worth while] [worth your while] reading this book once.
1. = It is worthwhile [worth while] [worth your while] to read this book once.
2. Listening to this CD is worthwhile [worth while] [worth your while].
2. = To listen to this CD is worthwhile [worth while] [worth your while]. (まれ)
2. = It is worthwhile [worth while] [worth your while] listening to this CD.
2. = It is worthwhile [worth while] [worth your while] to listen to this CD.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. この本を一度読むことは価値がある。
2. このCDを聞くことは価値がある。

これで大丈夫です。(^-^)



《ちょっと補講》

2.S is worth Ving. と 3. の It is worth Ving.混同している人が多いようです。

次のような場合に注意しましょう。

I happened to get this CD yesterday.
I think it's worth listening to.
happen to V : たまたま[偶然]Vする
昨日たまたまこのCDを手に入れました。
それは聞く価値があると思います。

この英文の it は、this CD を受けている代名詞で、形式[[仮]]主語の it ではありませんから、2.S is worth Ving に表現に当たります。

もし、3.It is worth Ving. を使うとすれば、

I think it's worth listening to it.
それを聞くことは価値があると思います。

のようにしなければいけません。



次回-動名詞の用法その13-慣用表現-(4) It is no use Ving (5) There is no use Ving.

動名詞 [Ving] の用法-総合目次


2017/10/25 09:00 [edit]

category: 高校英語・基礎

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動名詞の用法その13-動名詞を使った慣用表現-(4) It is no use Ving. (5) There is no use Ving.

動名詞 [Ving] の用法-総合目次



(4) It is no use Ving.
(4) It is no good Ving.
(4) [直訳] Vすることは無益だ。
(4) Vしてもむだだ。

1. It is no use[good] worrying about it.
1. worry about ~ [] : ~について[のことを]心配する
1. [直訳] それについて心配することは無益だ。
1. そのことを心配してもむだです。

It は、真主語動名詞Ving[Vすること] を受けて先行させた形式[仮]主語です。

usegood「(利)益」という意味の名詞です。

本来は of no use / of no good という形で形容詞相当語句として使われていましたが、今では of省略して no use / no good とするのが普通です。
(of省略されても、形容詞相当語句であることには変わりはありません。)

It is (of) no use[good] worrying about it.

意味は、「(利)益がない → 無益だ → むだである で、形容詞useless と同じ意味です。

形式[仮]主語先行させる場合は、通常は 不定詞[to V] で受けるほうがが普通ですから、次のような英文も可能です。

It is no use[good] to worry about it.
It is of no use[good] to worry about it.

しかし、 no use /no good は、相性がいいのか、動名詞[[Ving] のほうがよく使われます

useless を使って、

It is useless worrying about it.
= It is useless to worry about it.

とも言えます。

また、形式[仮]主語を使わないで直接主語に 動名詞[Ving] 不定詞[to V] を使うことも可能です。

Worrying about it is no use [no good] [useless].
Worrying about it is of no ujse [of no good].

しかし、不定詞[to V] を直接主語に使うのは、文法的には可能でも非常にまれです。

To worry about it is no use [no good] [useless] ()
To worry about it is of no use [of no good] ()

受信用すべての形式を列挙すると、

Vしてもむだである。
It is no use[good] Ving. ()
= It is no use[good] to V. ()
It is of no use[good] Ving. ()
= It is of no use[good] to V. ()
It is useless Ving. ()
= It is useless to V. ()
Ving is no use [no good] useless. ()
Ving is of no ujse [of no good]. ()
To V is no use [no good] [useless] ()
To V is of no use [of no good] ()

これだけ覚えておけば、古い英語文語口語すべて大丈夫です。 (^-^)



では、発信用に、It is no use[good] Ving.例文をいくつか追加しておきます。

全部暗記してしまいましょう。

2. It is no use[good] trying to deceive me.
2. deceive 人 [ディスィー] : 人をだます
3. It is no good[use] asking me for money.
4. It is no use[good] crying over spilt milk.
4. cry over ~ : ~のことで嘆く、泣く
4. spilt [ルト] : こぼされた → こぼれた (spill[こぼす]の過去分詞)
5. It is no good[use] your waiting for him.
5.your は動名詞の意味上の主語)
6. It is no use telling him not to go there.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2. 私をだまそうとしてもむだだ。
3. 私にお金も求めても[せがんでも]むだです。
4. こぼれたミルクのことで嘆いてもむだだ。(英語のことわざ)
4. → 覆水[ふくすい]盆に返らず。(日本語のことわざ)
5. 彼を待ってもむだですよ。(相手 = you に向かって言っている)
6. 彼にそこに行かないように[行くなと]言ってもむだだ。



(5) There is no use [good] [point] [sense] Ving.
(5) [直訳] Vすることには何の利益・意義・価値もない
(5) Vしてもむだだ。

(4)It is no use[good] Ving.同じ意味ですが、文の構造が全く違います

There is no use [good][point][sense] in Ving.前置詞 in省略された表現です。

たまに、in残っていることもありますので、この形も受信用に覚えておきましょう

usegood は 「(利)益」、pointsense は 「意義価値」 という意味の名詞です。

「Vすること(の中)には何の(利)益・意義・価値もない。」直訳です。

例文で覚えてしまいましょう。

1. There is no use[good][point][sense] worrying about it.
2. There is no good[use][point][sense] trying to persuade her.
2. persuade 人 [パースウェイド] : 人を説得する
3. There is no point[use][good][sense] asking him for money.
4. There is no sense[use][good][point] telling him not to go there.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. そのことを心配してもむだです。
2. 彼女を説得しようとしてもむだだ。
3. 彼にお金も求めても[せがんでも]むだです。
4. 彼にそこに行かないように[行くなと]言ってもむだだ。



《ちょっとプラス》

It is no use[good] Ving.
= It is no use[good] to V.
Vしてもむだだ。

と、

There is no use[good][point][sense] (in) Ving.
Vしてもむだだ。

混同して、

There is no use[good][point][sense] to V. (×)
It is no point[sense] Ving. (×)
= It is no point[sense] to V. (×)

と言う人がいます。

文法的には間違っていますが、こんな言い方をする人もいるということは覚えておいても損にはなりません

ちなみに、

It is pointless[senseless] Ving.
= It is pointless[senseless] to V.
Vしてもむだだ。

なら、pointless = senseless = useless ですから、正用法です。

使わなくても、受信用に覚えておいてもいいでしょう。



次回-動名詞の用法その14-慣用表現-(6) feel like Ving

動名詞 [Ving] の用法-総合目次

2017/10/27 10:52 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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動名詞の用法その14-慣用表現-(6) feel like Ving

動名詞 [Ving] の用法-総合目次



(6) feel like Ving
(6) Vしたい気がするVしたい気分だ
(6) (否定文で) Vする気分ではない

これはわかりやすい表現ですね。

即、暗誦例文と行きましょう。

1. It's a beautiful day, isn't it? I feel like going for a walk.
1. go for a walk : 散歩に行く
2. I have a hangover. I don't feel like eating breakfast this morning.
2. hangover [ングウヴァ] : 二日酔い
3. I've failed the math exam. I feel like crying.
3. fail the exam [フェイル] : 試験に落ちる
4. I was so tired that I didn't feel like going to work that day.
5. What do you feel like doing today?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. いい天気ですね。散歩に行きたい気分です。
2. 二日酔いです。今朝は朝食を食べる気分ではありません。
3. 数学の試験に落ちてしまいました。泣きたい気分です。
4. その日とても疲れていたのでは仕事に行く気がしなかった。
5. 今日は何をしたい(気分)ですか。

この表現は、人を誘う場合にも応用できます。

6. Do you feel like going for a walk?
6. = Feel like going for a walk?
6. 散歩に行きたいですか[行きませんか]。
6. = 散歩に行く?



《ちょっとプラス》

feel like VingVing は、(代)名詞でも構いません。

I feel like going for a walk.
= I feel like a walk.
散歩に行きたい気分です。

I don't feel like eating breakfast.
= I don't feel like breakfast.
朝食を食べる気分ではない。

How about going for a walk?
Well, I don't feel like it.
散歩に行くのはどうでしょうか?
うーん、そういう気分じゃないです。



《さらにプラス》

[feel like Ving の代替表現]

中学学習範囲では、

want to V : Vしたい
would like to V : Vしたいと思っている

を使うしかありませんが、高校学習範囲ならいくつか代替表現があります。

be[feel] inclined to V [インクインド]
[直訳] Vする方向に心が傾けられている
Vしたい気がするVしたい気分だ

be[feel] tempted to V [ムプティド]
[直訳] Vする方向に誘惑されている
Vしたい気がするVしたい気分だ

be in the mood to V
mood [ード] : 気分
Vしたい気分だ

例文で覚えましょう

I am[feel] inclined to cry.
I am[feel] tempted to cry.
I am in the mood to cry.
泣きたい気分です。

I'm not [I don't feel] inclined to eat breakfast.
I'm not [I don't feel] tempted to eat breakfast.
I'm not in the mood to eat breakfast.
= I'm in no mood to eat breakfast.
朝食を食べる気分ではない。

余裕があれば覚えておきましょう。 (^-^)



次回-動名詞の用法その14-慣用表現-(7) cannot help Ving

動名詞 [Ving] の用法-総合目次

2017/10/29 15:39 [edit]

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