Wed.
高校英語・基礎-動詞の文型-(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別 
高校英語・基礎-動詞の文型-完全自動詞と完全他動詞の判別
皆さん、辞書で動詞を引くと[自]とか[他]とか表記してあるのに気付いていますか?
え、そんなの知らない?
そんなことでは端から順番に意味をたどっていかないといけませんよね。
それは時間の無駄というものです。
[他]は[他動詞]の、[自]は[自動詞]の略語です。
自動詞は厳密には「完全自動詞」と「不完全自動詞」の2種類、
他動詞も厳密には「完全他動詞」「授与動詞」「不完全他動詞」の3種類、
があるのですが、最初は「完全自動詞」と「完全他動詞」に限って学習します。
この二つを押さえるだけでも辞書を引くのがかなり楽になると思います。
その動詞だけで最低限意味が通じる動詞を「完全自動詞」、
動作の対象=動詞の目的語が必要な動詞を「完全他動詞」と言います。
動詞の目的語は英語では object と言い、その頭文字を取って「O」と略します。
具体的に例文で見てみましょう。何か辞書を用意して下さい。 Weblio辞典を見に行く
次の例文の melt を辞書を引いて自分の単語帳にまとめるつもりで意味を書いてみましょう。
a) The snow will melt soon.
b) The warm sun will melt the snow soon.
a) melt : 溶ける(雪はもうすぐ溶けるでしょう。)
b) melt : 溶かす(暖かい太陽はすぐに雪を溶かすでしょう。)
こう書いた人が多いのではないでしょうか?
a) はこのままで結構ですが、b) がダメです。
a) soon(副詞)はあっても無くてもよい余分な要素で、melt だけで「溶ける」という意味なので「完全自動詞」
b) の melt は「雪(O)を溶かす」という意味で「O=動作の対象=動詞の目的語」が必要なので「「完全他動詞」
辞書には a) は[自]の所に、b) は[他]の所に意味が書いてあります。
自動詞か他動詞かわかっていれば、最初から[自]や[他]の所を見に行けば半分の労力で済むわけですね。
というわけで
a) melt : 溶ける
b) melt O : Oを溶かす
とまとめるのが正解です。
完全自動詞 +O → Oを …する
完全他動詞 +O → Oを …する
とまとめましょう。他動詞の場合、「Oを」を加えるのがみそです。
《質問コーナー》
「Oを …する」じゃなくて「~を …する」とまとめたらダメですか?
《答え》
それでも構いません。ただ、後で「補語=C(omplement)」を学習する時、「~」では「目的語」と「補語」の区別がつかないので、「O」と書くほうが賢明です。「A」とか「B」という記号を使っている辞書もありますが、このサイトでは英語の頭文字を取って「O=目的語」「C=補語」という記号を使います。
練習問題 1
次の英文の太字部分の動詞が完全自動詞か完全他動詞か判定し、単語の意味をまとめなさい。
1.
a) I have changed my job.
b) The weather will change soon.
2.
a) The population increased quickly.
b) You need to increase your knowledge.
1.
a) I have changed my job.
私は職を変えました。
change の後ろにO(my job)があるので完全他動詞です。
change O : Oを変える
(※ 「have + 過去分詞」は現在完了を表しています。)
b) The weather will change soon.
天気はすぐに変わるでしょう。
soon(副詞)はあってもなくてもよい余分な要素で、change だけで意味が通じるので完全自動詞です。
change : 変わる
2.
a) The population increased quickly.
人口は急速に増えた。
quickly(副詞)はあってもなくてもよい余分な要素で、increase インクリース だけで意味が通じるので完全自動詞です。
increase : 増える 増加する
b) You need to increase your knowledge.
君は知識を増やす必要がある。
increase の後にO(your knowledge)があるので完全他動詞です。
increase O : Oを増やす Oを増加させる
melt と change と increase は一つの単語で完全自動詞と完全他動詞を兼用していますが、それぞれ別の単語の場合もよくあります。
練習問題 2
次の英文の太字部分の動詞が完全自動詞か完全他動詞か判定し、意味をまとめなさい。
1.
a) My pay will rise next year. pay : 給料 rise ライズ - rose ロウズ - risen リズン - rising
b) My boss will raise my pay next year. raise レイズ -raised -raised - raising
2.
a) Ken was lying on the bed. lie ライ - lay レイ - lain レイン - lying ライイング
b) Ken laid his baby on the bed. lay レイ - laid レイド - laid - laying
1.
a) My pay will rise next year.
私の給料は来年上がるでしょう。
next year はあってもなくてもよい余分な要素で、rise だけで意味が通じるので完全自動詞です。
rise : 上がる
b) My boss will raise my pay next year.
社長は来年私の給料を上げてくれるでしょう。
raise の後にO(my pay)があるので完全他動詞です。
raise O : Oを上げる
2.
a) Ken was lying on the bed.
ケンはベッドの上に横になっていた。
on the bed はあってもなくてもよい余分な要素で、was lying だけで意味が通じるので完全自動詞です。
lie : 横たわる 横になる
b) Ken laid his baby on the bed.
ケンはベッドに赤ちゃんを横たえた。
laid の後にO(his baby)があるので完全他動詞です。
lay O : Oを横たえる Oを置く
※ lie の過去形 lay と lay O の原形が同じなので注意しよう。
もう一度確認
その動詞だけで最低限意味が通じる動詞は「完全自動詞」
単語帳にメモする時は「 …する」と書く。
動作の対象=動詞の目的語が必要な動詞は「完全他動詞」
単語帳にメモする時は「Oを …する」と書く。
最後に上記の例文を暗記しましょう。
1.
a. 雪はもうすぐ溶けるでしょう。
b. 暖かい太陽はすぐに雪を溶かすでしょう。
2.
a. 私は職を変えました。
b. 天気はすぐに変わるでしょう。
3.
a. 人口は急速に増えた。
b. 君は知識を増やす必要がある。
4.
a. 私の給料は来年上がるでしょう。
b. 社長は来年私の給料を上げてくれるでしょう。
5.
a. ケンはベッドの上に横になっていた。
b. ケンはベッドに赤ちゃんを横たえた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.
a) The snow will melt soon.
b) The warm sun will melt the snow soon.
2.
a) I have changed my job.
b) The weather will change soon.
3.
a) The population increased quickly.
b) You need to increase your knowledge.
4.
a) My pay will rise next year.
b) My boss will raise my pay next year.
5.
a) Ken was lying on the bed.
b) Ken laid his baby on the bed.
次回-副詞(相当語句)の消去
復習テストはこちら
皆さん、辞書で動詞を引くと[自]とか[他]とか表記してあるのに気付いていますか?
え、そんなの知らない?
そんなことでは端から順番に意味をたどっていかないといけませんよね。
それは時間の無駄というものです。
[他]は[他動詞]の、[自]は[自動詞]の略語です。
自動詞は厳密には「完全自動詞」と「不完全自動詞」の2種類、
他動詞も厳密には「完全他動詞」「授与動詞」「不完全他動詞」の3種類、
があるのですが、最初は「完全自動詞」と「完全他動詞」に限って学習します。
この二つを押さえるだけでも辞書を引くのがかなり楽になると思います。
その動詞だけで最低限意味が通じる動詞を「完全自動詞」、
動作の対象=動詞の目的語が必要な動詞を「完全他動詞」と言います。
動詞の目的語は英語では object と言い、その頭文字を取って「O」と略します。
具体的に例文で見てみましょう。何か辞書を用意して下さい。 Weblio辞典を見に行く
次の例文の melt を辞書を引いて自分の単語帳にまとめるつもりで意味を書いてみましょう。
a) The snow will melt soon.
b) The warm sun will melt the snow soon.
a) melt : 溶ける(雪はもうすぐ溶けるでしょう。)
b) melt : 溶かす(暖かい太陽はすぐに雪を溶かすでしょう。)
こう書いた人が多いのではないでしょうか?
a) はこのままで結構ですが、b) がダメです。
a) soon(副詞)はあっても無くてもよい余分な要素で、melt だけで「溶ける」という意味なので「完全自動詞」
b) の melt は「雪(O)を溶かす」という意味で「O=動作の対象=動詞の目的語」が必要なので「「完全他動詞」
辞書には a) は[自]の所に、b) は[他]の所に意味が書いてあります。
自動詞か他動詞かわかっていれば、最初から[自]や[他]の所を見に行けば半分の労力で済むわけですね。
というわけで
a) melt : 溶ける
b) melt O : Oを溶かす
とまとめるのが正解です。
完全自動詞 +O → Oを …する
完全他動詞 +O → Oを …する
とまとめましょう。他動詞の場合、「Oを」を加えるのがみそです。
《質問コーナー》
「Oを …する」じゃなくて「~を …する」とまとめたらダメですか?
《答え》
それでも構いません。ただ、後で「補語=C(omplement)」を学習する時、「~」では「目的語」と「補語」の区別がつかないので、「O」と書くほうが賢明です。「A」とか「B」という記号を使っている辞書もありますが、このサイトでは英語の頭文字を取って「O=目的語」「C=補語」という記号を使います。
練習問題 1
次の英文の太字部分の動詞が完全自動詞か完全他動詞か判定し、単語の意味をまとめなさい。
1.
a) I have changed my job.
b) The weather will change soon.
2.
a) The population increased quickly.
b) You need to increase your knowledge.
1.
a) I have changed my job.
私は職を変えました。
change の後ろにO(my job)があるので完全他動詞です。
change O : Oを変える
(※ 「have + 過去分詞」は現在完了を表しています。)
b) The weather will change soon.
天気はすぐに変わるでしょう。
soon(副詞)はあってもなくてもよい余分な要素で、change だけで意味が通じるので完全自動詞です。
change : 変わる
2.
a) The population increased quickly.
人口は急速に増えた。
quickly(副詞)はあってもなくてもよい余分な要素で、increase インクリース だけで意味が通じるので完全自動詞です。
increase : 増える 増加する
b) You need to increase your knowledge.
君は知識を増やす必要がある。
increase の後にO(your knowledge)があるので完全他動詞です。
increase O : Oを増やす Oを増加させる
melt と change と increase は一つの単語で完全自動詞と完全他動詞を兼用していますが、それぞれ別の単語の場合もよくあります。
練習問題 2
次の英文の太字部分の動詞が完全自動詞か完全他動詞か判定し、意味をまとめなさい。
1.
a) My pay will rise next year. pay : 給料 rise ライズ - rose ロウズ - risen リズン - rising
b) My boss will raise my pay next year. raise レイズ -raised -raised - raising
2.
a) Ken was lying on the bed. lie ライ - lay レイ - lain レイン - lying ライイング
b) Ken laid his baby on the bed. lay レイ - laid レイド - laid - laying
1.
a) My pay will rise next year.
私の給料は来年上がるでしょう。
next year はあってもなくてもよい余分な要素で、rise だけで意味が通じるので完全自動詞です。
rise : 上がる
b) My boss will raise my pay next year.
社長は来年私の給料を上げてくれるでしょう。
raise の後にO(my pay)があるので完全他動詞です。
raise O : Oを上げる
2.
a) Ken was lying on the bed.
ケンはベッドの上に横になっていた。
on the bed はあってもなくてもよい余分な要素で、was lying だけで意味が通じるので完全自動詞です。
lie : 横たわる 横になる
b) Ken laid his baby on the bed.
ケンはベッドに赤ちゃんを横たえた。
laid の後にO(his baby)があるので完全他動詞です。
lay O : Oを横たえる Oを置く
※ lie の過去形 lay と lay O の原形が同じなので注意しよう。
もう一度確認
その動詞だけで最低限意味が通じる動詞は「完全自動詞」
単語帳にメモする時は「 …する」と書く。
動作の対象=動詞の目的語が必要な動詞は「完全他動詞」
単語帳にメモする時は「Oを …する」と書く。
最後に上記の例文を暗記しましょう。
1.
a. 雪はもうすぐ溶けるでしょう。
b. 暖かい太陽はすぐに雪を溶かすでしょう。
2.
a. 私は職を変えました。
b. 天気はすぐに変わるでしょう。
3.
a. 人口は急速に増えた。
b. 君は知識を増やす必要がある。
4.
a. 私の給料は来年上がるでしょう。
b. 社長は来年私の給料を上げてくれるでしょう。
5.
a. ケンはベッドの上に横になっていた。
b. ケンはベッドに赤ちゃんを横たえた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.
a) The snow will melt soon.
b) The warm sun will melt the snow soon.
2.
a) I have changed my job.
b) The weather will change soon.
3.
a) The population increased quickly.
b) You need to increase your knowledge.
4.
a) My pay will rise next year.
b) My boss will raise my pay next year.
5.
a) Ken was lying on the bed.
b) Ken laid his baby on the bed.
次回-副詞(相当語句)の消去
復習テストはこちら
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Thu.
高校英語・基礎-動詞の文型-副詞(相当語句)の消去 
高校英語・基礎-動詞の文型-副詞(相当語句)の消去
前のページで「soon」「quickly」「next year」「on the bed」は「あってもなくてもよい余分な要素」だと説明しました。
ここでは、その「あってもなくてもよい余分な要素」を取り除く方法を説明します。
動詞が完全自動詞か完全他動詞か判別するには、その前にまず不要な(余分な)要素を取り除かなければいけません。
副詞と副詞相当語句は動詞には不要な(余分な)要素なので消去します。
副詞は1語、副詞相当語句は2語以上で副詞と同じ働きをする語句のことです。
中学校の教科書が巻末に単語の日本語訳の索引を載せているせいもあって、中学生時代に辞書を引く習慣を身につけていない高校生は、必ずと言っていいほど「副詞って何ですか?」と聞いてきます。
言葉で説明してもなかなかわからないので、中学1年生程度の英文で例をあげます。太字部分が副詞です。
1. He can run fast.
彼は速く走ることができる。
2. He came early.
彼は早く来た。
3. He studied English hard.
彼は一生懸命英語を勉強した。
4. He was walking slowly.
彼はゆっくり歩いていた。
5. He listend carefully.
彼は注意深く聞いた。
6. He played the guitar well.
彼は上手にギターを弾いた。
動詞を後ろから修飾する単語は副詞です。
速く走るの「速く」、早く来るの「早く」、一生懸命英語を勉強するの「一生懸命」、ゆっくり歩くの「ゆっくり」、注意深く聞くの「注意深く」、上手にギターを弾くの「上手に」は余分な要素なので取り除きます。
残った部分を見て動詞だけ残っていれば完全自動詞、
動詞+名詞(目的語)が残っていれば完全他動詞ということになります。
1. He can run fast.
fast を消すと run だけ残るので完全自動詞
run : 走る
2. He came early.
early を消すと came だけ残るので完全自動詞
come : 来る
3. He studied English hard.
hard を消すと studied English が残り、English は動詞の目的語なので完全他動詞
study O : Oを勉強する
4. He was walking slowly.
slowly を消すと was walking だけが残るので完全自動詞
walk : 歩く
5. He listend carefully.
carefully を消すと listened だけが残るので完全自動詞
listen : 聞く
6. He played the guitar well.
well を消すと played the guitar が残り、the guitar は動詞の目的語なので完全他動詞
play O(楽器) : O(楽器)を演奏する
動詞を後ろから修飾する2語以上の語句は副詞相当語句です。
特に「前置詞+名詞」は副詞相当語句の代表選手みたいなものです。
次の例文の太字部分は副詞(相当語句)です。
7. I went to the park yesterday.
私は昨日公園に行きました。
to the park と yesterday を消すと went だけ残るので完全自動詞
go : 行く
8. I put the book into the bag this morning.
私は今朝かばんの中にその本を入れました。
into the bag と this morning を消すと put the book が残り、the book は動詞の目的語なので完全他動詞
put O : Oを置く
9. I watched TV after dinner.
私は夕食後テレビを見ました。
after dinner を消すと watched TV が残り、TV は動詞の目的語なので完全他動詞
watch O : Oを見る
10. I lived in Tokyo when I was a child.
私は子供のころ東京に住んでいました。
in Tokyo と when I was a child を消すと lived だけが残るので完全自動詞
live : 住んでいる
11. I arrived in Tokyo at seven in the morning.
私は朝の7時に東京に着きました。
in Tokyo と at seven と in the morning を消すと arrived だけが残るので完全自動詞
arrive 到着する 着く
12. I reached Tokyo at seven in the morning.
私は朝の7時に東京に着きました。
at seven と in the morning を消すと reached Tokyo が残り、Tokyo は動詞の目的語なので完全他動詞
reach O : Oに到着する Oに着く
11. と 12. の違いに注意しましょう。
11. arrived in Tokyo の in Tokyo は「前置詞+名詞=副詞相当語句」なので消せます。
しかし、12. reached Tokyo の Tokyo は reached の直後に前置詞なしで直結しているので動詞の目的語になり消すことができません。
同じ意味でも自動詞と他動詞とでは使い方が違うので注意しましょう。
《質問コーナー》
I looked at him. (私は彼を見た) を「look : 見る」ではなく「look at O : Oを見る」とまとめてもよろしいか?
《答え》
一応構いません。
これまでやってきたのは辞書を素早く引くために「自動詞」か「他動詞」か判定する練習です。
at him が副詞相当語句で消去でき、look が完全自動詞だとわかれさえすれば「look at O : Oを見る」と実戦的にまとめても構いません。
実際、辞書も熟語の欄にそのように書いてあることが多いです。
ただし、「Oを」という日本語に惑わされて「他動詞」と勘違いするといけないので、「O」は動詞の目的語だけに使い、前置詞の目的語(前置詞+名詞の名詞のこと)のほうは「~」にして「look at ~ : ~を見る」とまとめたほうが誤解がなくてよいかもしれません。
私はそうしています。
ちなみに7. と 8. と 10. と 11. も次のようにまとめるほうが実戦的です。
07. go to ~ : ~へ行く
08. put O into ~ : ~の中にOを入れる
10. live in ~ : ~に住む
11. arrive in ~ : ~に到着する
● まとめ ●
完全自動詞と完全他動詞の判定方法
1. 動詞の右側を見て1語の副詞、2語以上の副詞相当語句、特に「前置詞+名詞」を消去します。
2. 動詞だけが残ったら完全自動詞なので、辞書の[自]と書かれた箇所で意味を探します。
3. 動詞+名詞が残ったら、完全他動詞+目的語です。辞書の[他]と書かれた箇所で意味を探します。
単語の意味のまとめかた
1. 完全自動詞であれば、基本的に次のようにまとめます。
[例] look : 見る live : 住む
ただし、文法的には消去可能な副詞(相当語句)でも、それに重要な意味があって消去し難い場合は、
look around : あたりを見回す live in ~ : ~に住む
のように副詞(相当語句)も含めてまとめるほうが実戦的です。
2. 完全他動詞であれば、基本的に次のようにまとめます。
[例] put O : Oを置く leave O : Oを出発する
ただし、文法的には消去可能な副詞(相当語句)でも、それに重要な意味があって消去し難い場合は
、
put O into ~ : ~にOを入れる leave O for ~ : ~に向けてOを出発する
のように副詞(相当語句)も含めてまとめるほうが実戦的です。
《質問コーナー》
重ねて質問しますが、「leave A for B : Bに向けてAを出発する」のようにまとめてもよろしいか。
《答え》
Aが動詞の目的語、Bが前置詞の目的語であるとわかっていれば、もちろん構いません。多くの熟語集、辞書が実際そのように表記しています。私も授業では生徒の便宜上そのように教えることもよくあります。leave O1 for O2 と表記している辞書もありますが、O1が動詞の目的語、O2が前置詞の目的語だとわかっていれば同じことです。
最後に、例文を頭にインプットしましょう。
01. 彼は速く走ることができる。
02. 彼は早く来た。
03. 彼は一生懸命英語を勉強した。
04. 彼はゆっくり歩いていた。
05. 彼は注意深く聞いた。
06. 彼は上手にギターを弾いた。
07. 私は昨日公園に行きました。
08. 私は今朝かばんの中にその本を入れました。
09. 私は夕食後テレビを見ました。
10. 私は子供のころ東京に住んでいました。
11. 私は朝の7時に東京に着きました。
12. 私は朝の7時に東京に着きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. He can run fast.
02. He came early.
03. He studied English hard.
04. He was walking slowly.
05. He listend carefully.
06. He played the guitar well.
07. I went to the park yesterday.
08. I put the book into the bag this morning.
09. I watched TV after dinner.
10. I lived in Tokyo when I was a child.
11. I arrived in Tokyo at seven in the morning.
12. I reached Tokyo at seven in the morning.
次回-間違えやすい(完全)自動詞と(完全)他動詞
復習テストはこちら
前のページで「soon」「quickly」「next year」「on the bed」は「あってもなくてもよい余分な要素」だと説明しました。
ここでは、その「あってもなくてもよい余分な要素」を取り除く方法を説明します。
動詞が完全自動詞か完全他動詞か判別するには、その前にまず不要な(余分な)要素を取り除かなければいけません。
副詞と副詞相当語句は動詞には不要な(余分な)要素なので消去します。
副詞は1語、副詞相当語句は2語以上で副詞と同じ働きをする語句のことです。
中学校の教科書が巻末に単語の日本語訳の索引を載せているせいもあって、中学生時代に辞書を引く習慣を身につけていない高校生は、必ずと言っていいほど「副詞って何ですか?」と聞いてきます。
言葉で説明してもなかなかわからないので、中学1年生程度の英文で例をあげます。太字部分が副詞です。
1. He can run fast.
彼は速く走ることができる。
2. He came early.
彼は早く来た。
3. He studied English hard.
彼は一生懸命英語を勉強した。
4. He was walking slowly.
彼はゆっくり歩いていた。
5. He listend carefully.
彼は注意深く聞いた。
6. He played the guitar well.
彼は上手にギターを弾いた。
動詞を後ろから修飾する単語は副詞です。
速く走るの「速く」、早く来るの「早く」、一生懸命英語を勉強するの「一生懸命」、ゆっくり歩くの「ゆっくり」、注意深く聞くの「注意深く」、上手にギターを弾くの「上手に」は余分な要素なので取り除きます。
残った部分を見て動詞だけ残っていれば完全自動詞、
動詞+名詞(目的語)が残っていれば完全他動詞ということになります。
1. He can run fast.
fast を消すと run だけ残るので完全自動詞
run : 走る
2. He came early.
early を消すと came だけ残るので完全自動詞
come : 来る
3. He studied English hard.
hard を消すと studied English が残り、English は動詞の目的語なので完全他動詞
study O : Oを勉強する
4. He was walking slowly.
slowly を消すと was walking だけが残るので完全自動詞
walk : 歩く
5. He listend carefully.
carefully を消すと listened だけが残るので完全自動詞
listen : 聞く
6. He played the guitar well.
well を消すと played the guitar が残り、the guitar は動詞の目的語なので完全他動詞
play O(楽器) : O(楽器)を演奏する
動詞を後ろから修飾する2語以上の語句は副詞相当語句です。
特に「前置詞+名詞」は副詞相当語句の代表選手みたいなものです。
次の例文の太字部分は副詞(相当語句)です。
7. I went to the park yesterday.
私は昨日公園に行きました。
to the park と yesterday を消すと went だけ残るので完全自動詞
go : 行く
8. I put the book into the bag this morning.
私は今朝かばんの中にその本を入れました。
into the bag と this morning を消すと put the book が残り、the book は動詞の目的語なので完全他動詞
put O : Oを置く
9. I watched TV after dinner.
私は夕食後テレビを見ました。
after dinner を消すと watched TV が残り、TV は動詞の目的語なので完全他動詞
watch O : Oを見る
10. I lived in Tokyo when I was a child.
私は子供のころ東京に住んでいました。
in Tokyo と when I was a child を消すと lived だけが残るので完全自動詞
live : 住んでいる
11. I arrived in Tokyo at seven in the morning.
私は朝の7時に東京に着きました。
in Tokyo と at seven と in the morning を消すと arrived だけが残るので完全自動詞
arrive 到着する 着く
12. I reached Tokyo at seven in the morning.
私は朝の7時に東京に着きました。
at seven と in the morning を消すと reached Tokyo が残り、Tokyo は動詞の目的語なので完全他動詞
reach O : Oに到着する Oに着く
11. と 12. の違いに注意しましょう。
11. arrived in Tokyo の in Tokyo は「前置詞+名詞=副詞相当語句」なので消せます。
しかし、12. reached Tokyo の Tokyo は reached の直後に前置詞なしで直結しているので動詞の目的語になり消すことができません。
同じ意味でも自動詞と他動詞とでは使い方が違うので注意しましょう。
《質問コーナー》
I looked at him. (私は彼を見た) を「look : 見る」ではなく「look at O : Oを見る」とまとめてもよろしいか?
《答え》
一応構いません。
これまでやってきたのは辞書を素早く引くために「自動詞」か「他動詞」か判定する練習です。
at him が副詞相当語句で消去でき、look が完全自動詞だとわかれさえすれば「look at O : Oを見る」と実戦的にまとめても構いません。
実際、辞書も熟語の欄にそのように書いてあることが多いです。
ただし、「Oを」という日本語に惑わされて「他動詞」と勘違いするといけないので、「O」は動詞の目的語だけに使い、前置詞の目的語(前置詞+名詞の名詞のこと)のほうは「~」にして「look at ~ : ~を見る」とまとめたほうが誤解がなくてよいかもしれません。
私はそうしています。
ちなみに7. と 8. と 10. と 11. も次のようにまとめるほうが実戦的です。
07. go to ~ : ~へ行く
08. put O into ~ : ~の中にOを入れる
10. live in ~ : ~に住む
11. arrive in ~ : ~に到着する
● まとめ ●
完全自動詞と完全他動詞の判定方法
1. 動詞の右側を見て1語の副詞、2語以上の副詞相当語句、特に「前置詞+名詞」を消去します。
2. 動詞だけが残ったら完全自動詞なので、辞書の[自]と書かれた箇所で意味を探します。
3. 動詞+名詞が残ったら、完全他動詞+目的語です。辞書の[他]と書かれた箇所で意味を探します。
単語の意味のまとめかた
1. 完全自動詞であれば、基本的に次のようにまとめます。
[例] look : 見る live : 住む
ただし、文法的には消去可能な副詞(相当語句)でも、それに重要な意味があって消去し難い場合は、
look around : あたりを見回す live in ~ : ~に住む
のように副詞(相当語句)も含めてまとめるほうが実戦的です。
2. 完全他動詞であれば、基本的に次のようにまとめます。
[例] put O : Oを置く leave O : Oを出発する
ただし、文法的には消去可能な副詞(相当語句)でも、それに重要な意味があって消去し難い場合は
、
put O into ~ : ~にOを入れる leave O for ~ : ~に向けてOを出発する
のように副詞(相当語句)も含めてまとめるほうが実戦的です。
《質問コーナー》
重ねて質問しますが、「leave A for B : Bに向けてAを出発する」のようにまとめてもよろしいか。
《答え》
Aが動詞の目的語、Bが前置詞の目的語であるとわかっていれば、もちろん構いません。多くの熟語集、辞書が実際そのように表記しています。私も授業では生徒の便宜上そのように教えることもよくあります。leave O1 for O2 と表記している辞書もありますが、O1が動詞の目的語、O2が前置詞の目的語だとわかっていれば同じことです。
最後に、例文を頭にインプットしましょう。
01. 彼は速く走ることができる。
02. 彼は早く来た。
03. 彼は一生懸命英語を勉強した。
04. 彼はゆっくり歩いていた。
05. 彼は注意深く聞いた。
06. 彼は上手にギターを弾いた。
07. 私は昨日公園に行きました。
08. 私は今朝かばんの中にその本を入れました。
09. 私は夕食後テレビを見ました。
10. 私は子供のころ東京に住んでいました。
11. 私は朝の7時に東京に着きました。
12. 私は朝の7時に東京に着きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. He can run fast.
02. He came early.
03. He studied English hard.
04. He was walking slowly.
05. He listend carefully.
06. He played the guitar well.
07. I went to the park yesterday.
08. I put the book into the bag this morning.
09. I watched TV after dinner.
10. I lived in Tokyo when I was a child.
11. I arrived in Tokyo at seven in the morning.
12. I reached Tokyo at seven in the morning.
次回-間違えやすい(完全)自動詞と(完全)他動詞
復習テストはこちら
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Fri.
高校英語・基礎-動詞の文型-間違えやすい(完全)自動詞と(完全)他動詞 
高校英語・基礎-動詞の文型-間違えやすい完全自動詞と完全他動詞
まず、前ページで復習を済ませてください。
(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
副詞(相当語句)の消去と(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
次の例文は日本語の訳にひかれて完全自動詞と完全他動詞を勘違いしやすい例です。
次の点に注意して、完全自動詞か完全他動詞か判別し、動詞の意味をまとめてください。
その1 日本語の訳で他動詞か自動詞か判定しない。
その2 必ず自動詞か他動詞か判定してから辞書を引くこと。
1. I discussed the problem with them.
1. 私は彼らとその問題について話し合った。
with them(前置詞+名詞) を消去。
discuss +the problem(名詞=目的語) が残るので「完全他動詞」。
discuss O : Oについて話し合う。
よくやる間違い。
(誤) I discussed about the problem with them. (about は不要です。)
2. The car approached me with great speed..
2. その車は猛スピードで私に近づいてきた。
with great speed(前置詞+名詞)を消去。
approached の直後に名詞=目的語の me が続いているので「完全他動詞」。
approach O : Oに近づく
よくやる間違い。
(誤) The car approached to me with great speed. (to は不要です。)
3. We listened to the music in the afternoon.
3. 私達は午後音楽を聴いた。
to the music(前置詞+名詞)とin the afternoon(前置詞+名詞)を消去。
listened だけが残るので「完全自動詞」。
listen : 聞く 聴く 又は実戦的に listen to ~ : ~を聞く 聴く
よくやる間違い
日本語訳が「~を聴く」なので「完全他動詞」と勘違いする。
4. I visited Kyoto last Saturday.
4. 私はこの前の土曜に京都を訪れた。
last Saturday は副詞相当語句なので消去。
visited と Kyoto(名詞=目的語)が残るので「完全他動詞」。
visit O : Oを訪れる
よくやる間違い
(誤) I visited to kyoto last Saturday. (to は不要です)
5. She married a rich man.
5. 彼女は金持ちの男と結婚した。
married +a rich man(名詞=目的語)なので「完全他動詞」。
marry O : Oと結婚する 又は実戦的に marry 人 : 人と結婚する
よくやる間違い
(誤) She married with a rich man. (with は不要です)
6. He entered the room.
6. 彼はその部屋に入った。
entered + the room(名詞=目的語)なので「完全他動詞」。
enter O : Oに入る
よくやる間違い
(誤) He entered into the room. (into は不要)
7. I looked for my glasses everywhere.
7. 私はあちこち眼鏡をさがした。
for my glasses(前置詞+名詞)とeverywhere(副詞)は消去。
looked だけが残るので「完全自動詞」
look : 見る 又は実戦的に look for ~ : ~を求めて見る → ~をさがす
よくやる間違い
日本語訳が「~をさがす」なので「完全他動詞」と勘違いする。
最後に、くどいようですが、「日本語の訳で他動詞か自動詞か判定しないようにしましょう!」
では、英文をインプットしましょう。
1. 私は彼らとその問題について話し合った。
2. その車は猛スピードで私に近づいてきた。
3. 私達は午後音楽を聴いた。
4. 私はこの前の土曜に京都を訪れた。
5. 彼女は金持ちの男と結婚した。
6. 彼はその部屋に入った。
7. 私はあちこち眼鏡をさがした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I discussed the problem with them.
2. The car approached me with great speed..
3. We listened to the music in the afternoon.
4. I visited Kyoto last Saturday.
5. She married a rich man.
6. He entered the room.
7. I looked for my glasses everywhere.
次回-意外な意味のある(完全)自動詞と(完全)他動詞
復習テストはこちら
まず、前ページで復習を済ませてください。
(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
副詞(相当語句)の消去と(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
次の例文は日本語の訳にひかれて完全自動詞と完全他動詞を勘違いしやすい例です。
次の点に注意して、完全自動詞か完全他動詞か判別し、動詞の意味をまとめてください。
その1 日本語の訳で他動詞か自動詞か判定しない。
その2 必ず自動詞か他動詞か判定してから辞書を引くこと。
1. I discussed the problem with them.
1. 私は彼らとその問題について話し合った。
with them(前置詞+名詞) を消去。
discuss +the problem(名詞=目的語) が残るので「完全他動詞」。
discuss O : Oについて話し合う。
よくやる間違い。
(誤) I discussed about the problem with them. (about は不要です。)
2. The car approached me with great speed..
2. その車は猛スピードで私に近づいてきた。
with great speed(前置詞+名詞)を消去。
approached の直後に名詞=目的語の me が続いているので「完全他動詞」。
approach O : Oに近づく
よくやる間違い。
(誤) The car approached to me with great speed. (to は不要です。)
3. We listened to the music in the afternoon.
3. 私達は午後音楽を聴いた。
to the music(前置詞+名詞)とin the afternoon(前置詞+名詞)を消去。
listened だけが残るので「完全自動詞」。
listen : 聞く 聴く 又は実戦的に listen to ~ : ~を聞く 聴く
よくやる間違い
日本語訳が「~を聴く」なので「完全他動詞」と勘違いする。
4. I visited Kyoto last Saturday.
4. 私はこの前の土曜に京都を訪れた。
last Saturday は副詞相当語句なので消去。
visited と Kyoto(名詞=目的語)が残るので「完全他動詞」。
visit O : Oを訪れる
よくやる間違い
(誤) I visited to kyoto last Saturday. (to は不要です)
5. She married a rich man.
5. 彼女は金持ちの男と結婚した。
married +a rich man(名詞=目的語)なので「完全他動詞」。
marry O : Oと結婚する 又は実戦的に marry 人 : 人と結婚する
よくやる間違い
(誤) She married with a rich man. (with は不要です)
6. He entered the room.
6. 彼はその部屋に入った。
entered + the room(名詞=目的語)なので「完全他動詞」。
enter O : Oに入る
よくやる間違い
(誤) He entered into the room. (into は不要)
7. I looked for my glasses everywhere.
7. 私はあちこち眼鏡をさがした。
for my glasses(前置詞+名詞)とeverywhere(副詞)は消去。
looked だけが残るので「完全自動詞」
look : 見る 又は実戦的に look for ~ : ~を求めて見る → ~をさがす
よくやる間違い
日本語訳が「~をさがす」なので「完全他動詞」と勘違いする。
最後に、くどいようですが、「日本語の訳で他動詞か自動詞か判定しないようにしましょう!」
では、英文をインプットしましょう。
1. 私は彼らとその問題について話し合った。
2. その車は猛スピードで私に近づいてきた。
3. 私達は午後音楽を聴いた。
4. 私はこの前の土曜に京都を訪れた。
5. 彼女は金持ちの男と結婚した。
6. 彼はその部屋に入った。
7. 私はあちこち眼鏡をさがした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I discussed the problem with them.
2. The car approached me with great speed..
3. We listened to the music in the afternoon.
4. I visited Kyoto last Saturday.
5. She married a rich man.
6. He entered the room.
7. I looked for my glasses everywhere.
次回-意外な意味のある(完全)自動詞と(完全)他動詞
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高校英語・基礎-動詞の文型-意外な意味のある(完全)自動詞と(完全)他動詞 
高校英語・基礎-動詞の文型-意外な意味のある(完全)自動詞と(完全)他動詞
中学1年生に「walk の意味は何?」と聞けば、「歩く」とすぐ答えが返ってきます。
では、次の英文はどうでしょう?
I walk Pochi before breakfast every morning.
before breakfast と every morning は副詞相当語句だから消せます。
walk Pochi が後に残り、Pochi は動詞の目的語で「Pochi を walk する」なので完全他動詞です。
「歩く=完全自動詞」では意味が通じませんね。
そこでweblio辞典を引いて他動詞の所を見ると、ありました。
「〈馬などを〉歩かせる; 〈犬などを〉散歩させる,散歩に連れていく.」
[訳] 私は毎朝朝食前にポチを散歩させます。
[単語のまとめ] walk O:Oを歩かせる、Oを散歩させる、Oを散歩に連れて行く
問題
次の英文の動詞が完全自動詞か完全他動詞か判定し、辞書を引いて意味を考えてみましょう。
weblio 辞典を開く
すべて皆さんが知っている常識的な意味と違うものばかりだから注意してください。
これらは大学入試や検定試験でも狙われるので、しっかり学習しましょう。
1. We made for the river.
2. This job doesn't pay well.
3. Every vote counts. vote:票
4. My dad runs an Italian restaurant.
5. I can't stand that man any more. not any more:もうこれ以上ない
6. This milk won't keep till tomorrow.
7. Any book will do if it is interesting.
8. What's showing at the theater?
解答
1. We made for the river.
for the river は副詞相当語句なので消します。
そうすると残りは made だけなので、完全自動詞です。
weblio で make を引いてかなり下の方にある自動詞を見ると、ありました。
(通例急いで)(…に)進む,向かっていく 〔for,toward〕
[訳] 私達は川の方へ向かった。
[単語のまとめ ] make:進む、向かう
ただし実戦的には make for ~:~の方へ進む、向かう
2. This job doesn't pay well.
well は副詞なので消します。
pay だけが残るので完全自動詞です。
weblio で調べると、
[しばしば様態の副詞を伴って] 〈仕事などが〉もうかる,引き合う; 骨折りがいがある; ためになる
[訳] この仕事はあまり(よく)もうからない。
[単語のまとめ ] pay:もうかる、ひきあう、ためになる
3. Every vote counts. vote:票
counts だけしかないので、完全自動詞。
weblio を見ると、
大切である,重きをなす 《★進行形なし》
[訳] すべての票が大事だ。一票と言えど大切だ。
[単語のまとめ ] count:大切である、重要である
4. My dad runs an Italian restaurant.
an Italian restaurant は run の目的語なので完全他動詞。
weblio を見ると、
〈会社・店などを〉経営する,管理する; 〈講習会などを〉運営する
[訳] 私のお父さんはイタリア料理のレストランを経営しています。
[単語のまとめ ] run O:Oを経営する、管理する、運営する
5. I can't stand that man any more. not any more:もうこれ以上ない
any more は副詞相当語句なので消去。
stand that man が残り、that man は stand の目的語なので、完全他動詞。
weblio を見ると、
[通例否定・疑問文で]〈人が〉〈…を〉我慢する,耐える,辛抱する 《★進行形なし》
[訳] 私はもうこれ以上あの男を我慢することができない。
[単語のまとめ ] stand O:Oを我慢する、Oに耐える
6. This milk won't keep till tomorrow.
till tomorrow は副詞相当語句なので消去。
keep だけが残るので、完全自動詞。
weblio を見ると、
〈食物が〉(腐らないで)もつ
[訳] このミルクは明日まで持たないだろう。
[単語のまとめ ] keep:もつ
7. Any book will do if it is interesting.
if it is interesting は副詞相当語句なので消去。
do だけが残るので、完全自動詞。
weblio を見ると、
[通例 will,won't を伴って] 役に立つ,間に合う,十分である, よろしい,けっこうである
[訳] おもしろければどんな本でも結構です。
[単語のまとめ ] do:役に立つ,間に合う,十分である, よろしい,けっこうである
実戦的には、will do:役に立つ,間に合う,十分である, よろしい,けっこうである
8. What's showing at the theater?
at the theater は副詞相当語句なので消去。
is showing が残るので、完全自動詞。
weblio を見ると、
《口語》〈映画などが〉上映[上演]される
[訳] その劇場では何が上映[上演]されていますか。
[単語のまとめ ] show:上映[上演]される
教訓
知っているつもりの動詞でも、使い方(文型)が変わると意味も変わる!
最後に、例文を暗記しましょう。
1. 私は毎朝朝食前にポチを散歩させます。
2. 私達は川の方へ向かった。
3. この仕事はあまり(よく)もうからない。
4. すべての票が大事だ。一票と言えど大切だ。
5. 私のお父さんはイタリア料理のレストランを経営しています。
6. 私はもうこれ以上あの男を我慢することができない。
7. このミルクは明日まで持たないだろう。
8. おもしろければどんな本でも結構です。
9. その劇場では何が上映[上演]されていますか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I walk Pochi before breakfast every morning.
2. We made for the river.
3. This job doesn't pay well.
4. Every vote counts.
5. My dad runs an Italian restaurant.
6. I can't stand that man any more.
7. This milk won't keep till tomorrow.
8. Any book will do if it is interesting.
9. What's showing at the theater?
次回-動詞の目的語と名詞相当語句
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中学1年生に「walk の意味は何?」と聞けば、「歩く」とすぐ答えが返ってきます。
では、次の英文はどうでしょう?
I walk Pochi before breakfast every morning.
before breakfast と every morning は副詞相当語句だから消せます。
walk Pochi が後に残り、Pochi は動詞の目的語で「Pochi を walk する」なので完全他動詞です。
「歩く=完全自動詞」では意味が通じませんね。
そこでweblio辞典を引いて他動詞の所を見ると、ありました。
「〈馬などを〉歩かせる; 〈犬などを〉散歩させる,散歩に連れていく.」
[訳] 私は毎朝朝食前にポチを散歩させます。
[単語のまとめ] walk O:Oを歩かせる、Oを散歩させる、Oを散歩に連れて行く
問題
次の英文の動詞が完全自動詞か完全他動詞か判定し、辞書を引いて意味を考えてみましょう。
weblio 辞典を開く
すべて皆さんが知っている常識的な意味と違うものばかりだから注意してください。
これらは大学入試や検定試験でも狙われるので、しっかり学習しましょう。
1. We made for the river.
2. This job doesn't pay well.
3. Every vote counts. vote:票
4. My dad runs an Italian restaurant.
5. I can't stand that man any more. not any more:もうこれ以上ない
6. This milk won't keep till tomorrow.
7. Any book will do if it is interesting.
8. What's showing at the theater?
解答
1. We made for the river.
for the river は副詞相当語句なので消します。
そうすると残りは made だけなので、完全自動詞です。
weblio で make を引いてかなり下の方にある自動詞を見ると、ありました。
(通例急いで)(…に)進む,向かっていく 〔for,toward〕
[訳] 私達は川の方へ向かった。
[単語のまとめ ] make:進む、向かう
ただし実戦的には make for ~:~の方へ進む、向かう
2. This job doesn't pay well.
well は副詞なので消します。
pay だけが残るので完全自動詞です。
weblio で調べると、
[しばしば様態の副詞を伴って] 〈仕事などが〉もうかる,引き合う; 骨折りがいがある; ためになる
[訳] この仕事はあまり(よく)もうからない。
[単語のまとめ ] pay:もうかる、ひきあう、ためになる
3. Every vote counts. vote:票
counts だけしかないので、完全自動詞。
weblio を見ると、
大切である,重きをなす 《★進行形なし》
[訳] すべての票が大事だ。一票と言えど大切だ。
[単語のまとめ ] count:大切である、重要である
4. My dad runs an Italian restaurant.
an Italian restaurant は run の目的語なので完全他動詞。
weblio を見ると、
〈会社・店などを〉経営する,管理する; 〈講習会などを〉運営する
[訳] 私のお父さんはイタリア料理のレストランを経営しています。
[単語のまとめ ] run O:Oを経営する、管理する、運営する
5. I can't stand that man any more. not any more:もうこれ以上ない
any more は副詞相当語句なので消去。
stand that man が残り、that man は stand の目的語なので、完全他動詞。
weblio を見ると、
[通例否定・疑問文で]〈人が〉〈…を〉我慢する,耐える,辛抱する 《★進行形なし》
[訳] 私はもうこれ以上あの男を我慢することができない。
[単語のまとめ ] stand O:Oを我慢する、Oに耐える
6. This milk won't keep till tomorrow.
till tomorrow は副詞相当語句なので消去。
keep だけが残るので、完全自動詞。
weblio を見ると、
〈食物が〉(腐らないで)もつ
[訳] このミルクは明日まで持たないだろう。
[単語のまとめ ] keep:もつ
7. Any book will do if it is interesting.
if it is interesting は副詞相当語句なので消去。
do だけが残るので、完全自動詞。
weblio を見ると、
[通例 will,won't を伴って] 役に立つ,間に合う,十分である, よろしい,けっこうである
[訳] おもしろければどんな本でも結構です。
[単語のまとめ ] do:役に立つ,間に合う,十分である, よろしい,けっこうである
実戦的には、will do:役に立つ,間に合う,十分である, よろしい,けっこうである
8. What's showing at the theater?
at the theater は副詞相当語句なので消去。
is showing が残るので、完全自動詞。
weblio を見ると、
《口語》〈映画などが〉上映[上演]される
[訳] その劇場では何が上映[上演]されていますか。
[単語のまとめ ] show:上映[上演]される
教訓
知っているつもりの動詞でも、使い方(文型)が変わると意味も変わる!
最後に、例文を暗記しましょう。
1. 私は毎朝朝食前にポチを散歩させます。
2. 私達は川の方へ向かった。
3. この仕事はあまり(よく)もうからない。
4. すべての票が大事だ。一票と言えど大切だ。
5. 私のお父さんはイタリア料理のレストランを経営しています。
6. 私はもうこれ以上あの男を我慢することができない。
7. このミルクは明日まで持たないだろう。
8. おもしろければどんな本でも結構です。
9. その劇場では何が上映[上演]されていますか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I walk Pochi before breakfast every morning.
2. We made for the river.
3. This job doesn't pay well.
4. Every vote counts.
5. My dad runs an Italian restaurant.
6. I can't stand that man any more.
7. This milk won't keep till tomorrow.
8. Any book will do if it is interesting.
9. What's showing at the theater?
次回-動詞の目的語と名詞相当語句
復習テストはこちら
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Mon.
高校英語・基礎-動詞の文型-動詞の目的語と名詞相当語句 
高校英語・基礎-動詞の文型-動詞の目的語と名詞相当語句
(完全)他動詞の目的語は名詞です。
副詞に副詞相当語句があったように、名詞にもさまざまな名詞相当語句があります。
ここでは入門用に簡単に紹介しておきます。
次の英文の太字部分は名詞相当語句で、(完全)他動詞の目的語です。
1.
I love to play video games.
私はテレビゲームをすることが大好きです。
「to不定詞(to+動詞の原形)の名詞的用法」で、「…すること」という意味です。
「to不定詞」には他にもたくさん用法があって複雑です。
後で徹底的に攻略しますからそれまでお待ちください。。
辞書や参考書では「to不定詞」「to 原形」「to do」「to V」などと書かれています。
私なら「to V」を使って次のようにまとめます。
love to V : Vすることが大好きだ
to V (to不定詞) の名詞的用法の中学レベルの解説はこちらです。
2.
We enjoyed playing video games.
私達はテレビゲームをすることを楽しんだ。 → ゲームをして楽しんだ。
これは「動名詞」で、これも「…すること」という意味で「to不定詞の名詞的用法」と同じ意味です。
「現在分詞」も同じ「…ing」という形を取るので、「to不定詞」と同じく用法が複雑です。
これも後で徹底的に攻略しますからご心配なく。
辞書や参考書での表記は「doing」「Ving」「~ing」「…ing」などです。
私なら「Ving」を使って次のようにまとめます。
enjoy Ving : Vすることを楽しむ → Vして楽しむ
Ving の中学レベルの解説はこちらです。
動名詞の中学レベルの解説はこちらです。
3.
I believe (that) you are innocent. innocent:無罪潔白である
私は君が無罪潔白であることを信じています。
これは「that節」です。
「節」とは「主語と動詞を備えた文」という意味ですから、「that+文」のことです。
意味は「・・・・・すること」「・・・・・であること」で、どんな長い文でも「that」を文頭に付ければ名詞化できます。
you are innocent.(君は無罪潔白である)という文に that を付けて that you are innocent にすれば、「君が無罪潔白であること」という大きな名詞に変わります。
辞書や参考書の表記は「that 節」「that・・・」「that ~」「that+文」「that S + V」などです。
この that はよく省略されるので、「(that) 節」「(that)・・・」のようにかっこでくくられている場合もよくありまず。
私なら「(that) S + V」を使って次のようにまとめます。
believe (that) S + V : that 以下を信じている
4.
Do you know why he didn't come?
あなたはなぜ彼が来なかったのか知っていますか。
これは「疑問詞節」=「間接疑問文」です。
「that 節」同様、「節」とは「主語と動詞を備えた文」という意味ですから、「疑問詞+文」ということです。
意味は「いつ、どこで、誰が、どうやって、なぜ・・・するのか」という意味で、大きな名詞になっています。
辞書や参考書の表記は「疑問詞節」「間接疑問文」「Wh 節」「疑問詞+文」「疑問詞+(S) + V」「Wh+(S) + V」「疑問詞・・・」「疑問詞 ~」などです。
S がかっこでくくられているのは、疑問詞自体が主語の場合は「「疑問詞 + V」となるからです。
私なら「疑問詞 (S) + V」を使って次のようにまとめます。
know why S + V : なぜSがVするか知っている
5.
I don't know if [whether] he will come (or not).
彼が来るかどうかわかりません。
「whether+文 (or not)」=「if+文」は「・・・するかどうか」という意味で、これも一種の「疑問詞節」=「間接疑問文」です。
辞書や参考書の表記は「whether+文」「whether・・・(or not)」「whether ~ (or not)」「whether S + V (or not)」「if・・・」「if ~」「if S + V」などです。
私なら「whether S + V (or not)」と「if S + V」を使って次のようにまとめます。
know whether S + V (or not)=know if S + V : SがVするかどうか知っている
6.
I didn't know what to do.
私は何をしたらいいのかわからなかった。
「疑問詞+to不定詞」は「いつ、いつ、どこで、誰が、どうやって …すべきか、…したらよいか」という意味で名詞相当語句になります。
辞書や参考書の表記は「疑問詞句」「疑問詞+to不定詞」「「疑問詞+to do」「疑問詞+to V」「Wh+to do」などです。
私なら「疑問詞+to V」をを使って次のようにまとめます。
know what to V : 何をVすべきか[したらいか]知っている
疑問詞+to V の中学レベルの解説はこちらです。
詳しい説明は、後にそれぞれの文法項目の所で行いますが、今回は入門用の例文をいくつか示しますから暗記して感覚をつかんでおいてください。
まず、上の六つの例文を覚えましょう。
1. 私はテレビゲームをすることが大好きです。
2. 私達はテレビゲームをすることを楽しんだ。→ゲームをして楽しんだ。
3. 私は君が無罪潔白であることを信じています。
4. あなたは彼がなぜ来なかったのか知っていますか。
5. 彼が来るかどうかわかりません。
6. 私は何をしたらいいのかわからなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I love to play video games.
2. We enjoyed playing video games.
3. I believe that you are innocent. innocent:無罪潔白である
4. Do you know why he didn't come?
5. I don't know if [whether] he will come (or not).
6. I didn't know what to do.
復習できましたか。
では、次の英文をまず和訳し、その後英語に戻してください。
1. I hope to study in Japan.
2. We stopped playing baseball.
3. I expect (that) you will come to the party.
4. I wondered who broke the door. wonder : …かしらと(疑問に)思う
5. Do you know whether he is at home now (or not)?
6. I wondered if he is coming to the party.
7. I didn't know which book to buy.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 私は日本で勉強すること[日本に留学すること]を望んでいます。
2. 私達は野球をするのを止めた。
3. 私はあなたがパーティーに来ることを期待しています。 → パーティーに来てくれるものと思っています。
4. 私は誰がドアを壊したのかしらと(疑問に)思った。
5.あなたは彼が今家に居るかどうか知っていますか。
6. わたしは彼はパーティーに来るのかしらと(疑問に)思った。
7. 私はどの本を買えばいいかわからなかった。
では、和訳を元の英語に戻して下さい。
できましたか。
詳しい解説は後の各項目に譲るとして、この程度でも辞書で他動詞を引く時、大いに役に立つと思います。
次回-いろいろな副詞相当語句
復習テストはこちら
(完全)他動詞の目的語は名詞です。
副詞に副詞相当語句があったように、名詞にもさまざまな名詞相当語句があります。
ここでは入門用に簡単に紹介しておきます。
次の英文の太字部分は名詞相当語句で、(完全)他動詞の目的語です。
1.
I love to play video games.
私はテレビゲームをすることが大好きです。
「to不定詞(to+動詞の原形)の名詞的用法」で、「…すること」という意味です。
「to不定詞」には他にもたくさん用法があって複雑です。
後で徹底的に攻略しますからそれまでお待ちください。。
辞書や参考書では「to不定詞」「to 原形」「to do」「to V」などと書かれています。
私なら「to V」を使って次のようにまとめます。
love to V : Vすることが大好きだ
to V (to不定詞) の名詞的用法の中学レベルの解説はこちらです。
2.
We enjoyed playing video games.
私達はテレビゲームをすることを楽しんだ。 → ゲームをして楽しんだ。
これは「動名詞」で、これも「…すること」という意味で「to不定詞の名詞的用法」と同じ意味です。
「現在分詞」も同じ「…ing」という形を取るので、「to不定詞」と同じく用法が複雑です。
これも後で徹底的に攻略しますからご心配なく。
辞書や参考書での表記は「doing」「Ving」「~ing」「…ing」などです。
私なら「Ving」を使って次のようにまとめます。
enjoy Ving : Vすることを楽しむ → Vして楽しむ
Ving の中学レベルの解説はこちらです。
動名詞の中学レベルの解説はこちらです。
3.
I believe (that) you are innocent. innocent:無罪潔白である
私は君が無罪潔白であることを信じています。
これは「that節」です。
「節」とは「主語と動詞を備えた文」という意味ですから、「that+文」のことです。
意味は「・・・・・すること」「・・・・・であること」で、どんな長い文でも「that」を文頭に付ければ名詞化できます。
you are innocent.(君は無罪潔白である)という文に that を付けて that you are innocent にすれば、「君が無罪潔白であること」という大きな名詞に変わります。
辞書や参考書の表記は「that 節」「that・・・」「that ~」「that+文」「that S + V」などです。
この that はよく省略されるので、「(that) 節」「(that)・・・」のようにかっこでくくられている場合もよくありまず。
私なら「(that) S + V」を使って次のようにまとめます。
believe (that) S + V : that 以下を信じている
4.
Do you know why he didn't come?
あなたはなぜ彼が来なかったのか知っていますか。
これは「疑問詞節」=「間接疑問文」です。
「that 節」同様、「節」とは「主語と動詞を備えた文」という意味ですから、「疑問詞+文」ということです。
意味は「いつ、どこで、誰が、どうやって、なぜ・・・するのか」という意味で、大きな名詞になっています。
辞書や参考書の表記は「疑問詞節」「間接疑問文」「Wh 節」「疑問詞+文」「疑問詞+(S) + V」「Wh+(S) + V」「疑問詞・・・」「疑問詞 ~」などです。
S がかっこでくくられているのは、疑問詞自体が主語の場合は「「疑問詞 + V」となるからです。
私なら「疑問詞 (S) + V」を使って次のようにまとめます。
know why S + V : なぜSがVするか知っている
5.
I don't know if [whether] he will come (or not).
彼が来るかどうかわかりません。
「whether+文 (or not)」=「if+文」は「・・・するかどうか」という意味で、これも一種の「疑問詞節」=「間接疑問文」です。
辞書や参考書の表記は「whether+文」「whether・・・(or not)」「whether ~ (or not)」「whether S + V (or not)」「if・・・」「if ~」「if S + V」などです。
私なら「whether S + V (or not)」と「if S + V」を使って次のようにまとめます。
know whether S + V (or not)=know if S + V : SがVするかどうか知っている
6.
I didn't know what to do.
私は何をしたらいいのかわからなかった。
「疑問詞+to不定詞」は「いつ、いつ、どこで、誰が、どうやって …すべきか、…したらよいか」という意味で名詞相当語句になります。
辞書や参考書の表記は「疑問詞句」「疑問詞+to不定詞」「「疑問詞+to do」「疑問詞+to V」「Wh+to do」などです。
私なら「疑問詞+to V」をを使って次のようにまとめます。
know what to V : 何をVすべきか[したらいか]知っている
疑問詞+to V の中学レベルの解説はこちらです。
詳しい説明は、後にそれぞれの文法項目の所で行いますが、今回は入門用の例文をいくつか示しますから暗記して感覚をつかんでおいてください。
まず、上の六つの例文を覚えましょう。
1. 私はテレビゲームをすることが大好きです。
2. 私達はテレビゲームをすることを楽しんだ。→ゲームをして楽しんだ。
3. 私は君が無罪潔白であることを信じています。
4. あなたは彼がなぜ来なかったのか知っていますか。
5. 彼が来るかどうかわかりません。
6. 私は何をしたらいいのかわからなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I love to play video games.
2. We enjoyed playing video games.
3. I believe that you are innocent. innocent:無罪潔白である
4. Do you know why he didn't come?
5. I don't know if [whether] he will come (or not).
6. I didn't know what to do.
復習できましたか。
では、次の英文をまず和訳し、その後英語に戻してください。
1. I hope to study in Japan.
2. We stopped playing baseball.
3. I expect (that) you will come to the party.
4. I wondered who broke the door. wonder : …かしらと(疑問に)思う
5. Do you know whether he is at home now (or not)?
6. I wondered if he is coming to the party.
7. I didn't know which book to buy.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 私は日本で勉強すること[日本に留学すること]を望んでいます。
2. 私達は野球をするのを止めた。
3. 私はあなたがパーティーに来ることを期待しています。 → パーティーに来てくれるものと思っています。
4. 私は誰がドアを壊したのかしらと(疑問に)思った。
5.あなたは彼が今家に居るかどうか知っていますか。
6. わたしは彼はパーティーに来るのかしらと(疑問に)思った。
7. 私はどの本を買えばいいかわからなかった。
では、和訳を元の英語に戻して下さい。
できましたか。
詳しい解説は後の各項目に譲るとして、この程度でも辞書で他動詞を引く時、大いに役に立つと思います。
次回-いろいろな副詞相当語句
復習テストはこちら
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Tue.
高校英語・基礎-動詞の文型-いろいろな副詞相当語句 
高校英語・基礎-動詞の文型-いろいろな副詞相当語句
まず、次のページを復習して来てください。
動詞の文型-副詞(相当語句)の消去
上のページを読めば、中学1~2年程度の副詞(相当語句)は理解できると思います。
でも、名詞相当語句にもいろいろあったように、副詞相当語句にもさまざまなものがあります。
副詞相当語句が消去できなければ、動詞の文型が決定できません。
他動詞の目的語は object の頭文字を取って一般に「O」と表記されます。
副詞相当語句は英語では adverb equivalent と言います。
この頭文字を取って「A」にすると、形容詞相当語句(adjectival equivalent)の頭文字も「A」なので同じになってしまいます。
そこで、修飾語句 《形容詞・副詞およびそれらの相当語句》を表す modifier の頭文字を取って「M」と表記されるのが一般的です。
本当は、 modifier は副詞相当語句と形容詞相当語句の両方の意味を兼ね備えているのでおかしいのですが・・・・
ともかく、
副詞(相当語句)=M と覚えておきましょう。
今回は簡単な高1程度までの副詞相当語句(M)を紹介します。
次の英文のどこが副詞相当語句(M)かわかりますか。
1. I got up at five to catch the first train.
2. Junko always studies listening to music.
3. I made birds using paper.
4. He was sitting on the sofa surrounded by the children.
5. I finished my homework before I had dinner.
6. I won't go if it rains tomorrow.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I got up at five to catch the first train.
私は始発列車に乗るために5時に起きた。
up は副詞(M)ですが、get と一体化して熟語になっているので get up(起きる)と覚えておきましょう。
at five(5時に)は「前置詞+名詞」なので副詞相当語句(M)です。
to catch the first train(始発電車に乗るために)は「to不定詞の副詞的用法-目的」なので副詞相当語句(M)です。
「to不定詞の副詞的用法」は「目的=…するために」のほかにもいろいろあるのですが、今回は中2程度の「目的」だけにしておきます。
get up : 起きる 完全自動詞
2. Junko always studies listening to music.
純子はいつも音楽を聴きながら勉強する。
always は頻度を表す副詞(M)ですが、動詞の前にあるので消去の必要はありません。
listening to music(音楽を聴きながら)は現在分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)です。
study : 勉強する 完全自動詞
3. I made birds using paper.
私は紙を使って鳥を作りました。
using paper(紙を使って)も現在分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)です。
「分詞構文=分詞の副詞的用法」は後に詳しく説明しますが、ここでは「…しながら、…して」の二つだけ覚えておきましょう。
make O : Oを作る 完全他動詞
4. He was sitting on the sofa surrounded by the children.
彼は子供たちに囲まれて座っていた。
まず on the sofa(ソファーの上に)が副詞相当語句(M)です。
次に、surrounded by the children(子供たちに囲まれて)は過去分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)です。
過去分詞は受け身の意味を持っていますから、現在分詞の「…しながら、…して」に対して「…されて」という意味になります。
sit : 座る 完全自動詞
5. I finished my homework before I had dinner.
私は夕食を食べる前に宿題を終わらせた。
「接続詞+文」は基本的に副詞相当語句(M)です。
before I had dinner(夕食を食べる前に)は副詞相当語句(M)です。
finish O : Oを終わらせる 完全他動詞
6. I won't go if it rains tomorrow.
もし明日雨が降ったら、私は行きません。
if it rains tomorrow(もし明日雨が降ったら)は「接続詞+文」なので副詞相当語句(M)です。
go : 行く 完全自動詞
接続詞はどの分野の英語にも必要な重要単語です。
英志館道場を卒業するまでに、英文を理解するのに必要なものはすべて覚えてもらいますから覚悟しておいてください。
今回はサンプルにとどめておきます。
では、上の例文を暗記しましょう。
1. 私は始発列車に乗るために5時に起きた。
2. 純子はいつも音楽を聴きながら勉強する。
3. 私は紙を使って鳥を作りました。
4. 彼は子供たちに囲まれて座っていた。
5. 私は夕食を食べる前に宿題を終わらせた。
6. もし明日雨が降ったら、私は行きません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I got up at five to catch the first train.
2. Junko always studies listening to music.
3. I made birds using paper.
4. He was sitting on the sofa surrounded by the children.
5. I finished my homework before I had dinner.
6. I won't go if it rains tomorrow.
暗記できましたか?
では、もう少し練習しましょう。
次の英文を副詞相当語句(M)に注意して和訳してください。
その後、その和訳を英文に戻してください。
1. I went to the library to study history.
2. She came into the room singing merrily.
3. She came into the room supported by her mother.
4. Please wait here until I get back.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 私は歴史を勉強するために図書館へ行きました。
to the library(図書館に)が副詞相当語句(M)。
to study history(歴史を勉強するために)も「to不定詞の副詞的用法-目的」で副詞相当語句(M)。
go : 行く 完全自動詞
2. 彼女は楽しそうに歌を歌いながら部屋に入ってきた。
into the room(部屋の中へ)は副詞相当語句(M)。
singing merrily(楽しそうに歌を歌いながら)も現在分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)。
come : 来る 完全自動詞
実戦的には come into ~ : ~の中に入って来る
3. 彼女は母親に支えられて[支えられながら]部屋に入ってきた。
into the room(部屋の中へ)は副詞相当語句(M)。
supported by her mother(支えられて[支えられながら])も過去分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)。
come : 来る 完全自動詞
実戦的には come into ~ : ~の中に入って来る
4. 私が戻って来るまでここで待っていてください。
here(ここで)は場所を表す副詞(M)。
until I get back(私が戻って来るまで)は「接続詞+文」で副詞相当語句(M)。
wait : 待つ 完全自動詞
和訳を元の英文に戻して今回の学習は終わりです。
1. 私は歴史を勉強するために図書館へ行きました。
2. 彼女は楽しそうに歌を歌いながら部屋に入ってきた。
3. 彼女は母親に支えられて[支えられながら]部屋に入ってきた。
4. 私が戻って来るまでここで待っていてください。
できましたか?では次回もがんばりましょう。
次回-be 動詞
復習テストはこちら
まず、次のページを復習して来てください。
動詞の文型-副詞(相当語句)の消去
上のページを読めば、中学1~2年程度の副詞(相当語句)は理解できると思います。
でも、名詞相当語句にもいろいろあったように、副詞相当語句にもさまざまなものがあります。
副詞相当語句が消去できなければ、動詞の文型が決定できません。
他動詞の目的語は object の頭文字を取って一般に「O」と表記されます。
副詞相当語句は英語では adverb equivalent と言います。
この頭文字を取って「A」にすると、形容詞相当語句(adjectival equivalent)の頭文字も「A」なので同じになってしまいます。
そこで、修飾語句 《形容詞・副詞およびそれらの相当語句》を表す modifier の頭文字を取って「M」と表記されるのが一般的です。
本当は、 modifier は副詞相当語句と形容詞相当語句の両方の意味を兼ね備えているのでおかしいのですが・・・・
ともかく、
副詞(相当語句)=M と覚えておきましょう。
今回は簡単な高1程度までの副詞相当語句(M)を紹介します。
次の英文のどこが副詞相当語句(M)かわかりますか。
1. I got up at five to catch the first train.
2. Junko always studies listening to music.
3. I made birds using paper.
4. He was sitting on the sofa surrounded by the children.
5. I finished my homework before I had dinner.
6. I won't go if it rains tomorrow.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I got up at five to catch the first train.
私は始発列車に乗るために5時に起きた。
up は副詞(M)ですが、get と一体化して熟語になっているので get up(起きる)と覚えておきましょう。
at five(5時に)は「前置詞+名詞」なので副詞相当語句(M)です。
to catch the first train(始発電車に乗るために)は「to不定詞の副詞的用法-目的」なので副詞相当語句(M)です。
「to不定詞の副詞的用法」は「目的=…するために」のほかにもいろいろあるのですが、今回は中2程度の「目的」だけにしておきます。
get up : 起きる 完全自動詞
2. Junko always studies listening to music.
純子はいつも音楽を聴きながら勉強する。
always は頻度を表す副詞(M)ですが、動詞の前にあるので消去の必要はありません。
listening to music(音楽を聴きながら)は現在分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)です。
study : 勉強する 完全自動詞
3. I made birds using paper.
私は紙を使って鳥を作りました。
using paper(紙を使って)も現在分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)です。
「分詞構文=分詞の副詞的用法」は後に詳しく説明しますが、ここでは「…しながら、…して」の二つだけ覚えておきましょう。
make O : Oを作る 完全他動詞
4. He was sitting on the sofa surrounded by the children.
彼は子供たちに囲まれて座っていた。
まず on the sofa(ソファーの上に)が副詞相当語句(M)です。
次に、surrounded by the children(子供たちに囲まれて)は過去分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)です。
過去分詞は受け身の意味を持っていますから、現在分詞の「…しながら、…して」に対して「…されて」という意味になります。
sit : 座る 完全自動詞
5. I finished my homework before I had dinner.
私は夕食を食べる前に宿題を終わらせた。
「接続詞+文」は基本的に副詞相当語句(M)です。
before I had dinner(夕食を食べる前に)は副詞相当語句(M)です。
finish O : Oを終わらせる 完全他動詞
6. I won't go if it rains tomorrow.
もし明日雨が降ったら、私は行きません。
if it rains tomorrow(もし明日雨が降ったら)は「接続詞+文」なので副詞相当語句(M)です。
go : 行く 完全自動詞
接続詞はどの分野の英語にも必要な重要単語です。
英志館道場を卒業するまでに、英文を理解するのに必要なものはすべて覚えてもらいますから覚悟しておいてください。
今回はサンプルにとどめておきます。
では、上の例文を暗記しましょう。
1. 私は始発列車に乗るために5時に起きた。
2. 純子はいつも音楽を聴きながら勉強する。
3. 私は紙を使って鳥を作りました。
4. 彼は子供たちに囲まれて座っていた。
5. 私は夕食を食べる前に宿題を終わらせた。
6. もし明日雨が降ったら、私は行きません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I got up at five to catch the first train.
2. Junko always studies listening to music.
3. I made birds using paper.
4. He was sitting on the sofa surrounded by the children.
5. I finished my homework before I had dinner.
6. I won't go if it rains tomorrow.
暗記できましたか?
では、もう少し練習しましょう。
次の英文を副詞相当語句(M)に注意して和訳してください。
その後、その和訳を英文に戻してください。
1. I went to the library to study history.
2. She came into the room singing merrily.
3. She came into the room supported by her mother.
4. Please wait here until I get back.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 私は歴史を勉強するために図書館へ行きました。
to the library(図書館に)が副詞相当語句(M)。
to study history(歴史を勉強するために)も「to不定詞の副詞的用法-目的」で副詞相当語句(M)。
go : 行く 完全自動詞
2. 彼女は楽しそうに歌を歌いながら部屋に入ってきた。
into the room(部屋の中へ)は副詞相当語句(M)。
singing merrily(楽しそうに歌を歌いながら)も現在分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)。
come : 来る 完全自動詞
実戦的には come into ~ : ~の中に入って来る
3. 彼女は母親に支えられて[支えられながら]部屋に入ってきた。
into the room(部屋の中へ)は副詞相当語句(M)。
supported by her mother(支えられて[支えられながら])も過去分詞の「分詞構文=分詞の副詞的用法」で副詞相当語句(M)。
come : 来る 完全自動詞
実戦的には come into ~ : ~の中に入って来る
4. 私が戻って来るまでここで待っていてください。
here(ここで)は場所を表す副詞(M)。
until I get back(私が戻って来るまで)は「接続詞+文」で副詞相当語句(M)。
wait : 待つ 完全自動詞
和訳を元の英文に戻して今回の学習は終わりです。
1. 私は歴史を勉強するために図書館へ行きました。
2. 彼女は楽しそうに歌を歌いながら部屋に入ってきた。
3. 彼女は母親に支えられて[支えられながら]部屋に入ってきた。
4. 私が戻って来るまでここで待っていてください。
できましたか?では次回もがんばりましょう。
次回-be 動詞
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Thu.
高校英語・基礎-動詞の文型-be動詞 
高校英語・基礎-動詞の文型- be動詞
「be動詞くらい、わかってるよ!」という声が聞こえてきそうですが、重要な動詞なので我慢して読み進めてください。
今までは、(完全)自動詞と(完全)他動詞の簡単な判定ばかり練習してきたました。
これからはもう少し複雑な使い方の動詞を学習するので、文型を使って説明しようと思います。
まず、記号を覚えてください。
主語=S(subject の頭文字)
動詞=V(verb の頭文字)
(他動詞の)目的語=O(object の頭文字)
副詞(相当語句)=M(modifier の頭文字)
あと、補語=C(complement の頭文字)というのがありますが、今回説明予定です。
be動詞の中核的意味(コアと言います)は「存在する」です。
その「存在する」という意味からいくつかの意味に分化しました。
1. God is.
1. 神は存在する。
この「be」は単独で「exist=存在する」という意味です。
現在ではまれな用法で、exist を使うほうが一般的です。
文の構造=文型は S+V で、当然Vは完全自動詞です。
2. Ken is in the yard.
2. ケンは庭に居ます。
in the yard は場所を表す副詞(相当語句)Mで、「SはMにいる、ある」という意味です。
文型は S+V (+M) でこれもVは完全自動詞です。
類例をいくつかあげておきます。
3. I am here.
3. 私はここにいます。
4. My car is over there.
4. 僕の車はあそこにあります。
5. Your book is on the desk.
5. 君の本は机の上にあります。
次はどうでしょう?
6. I am a cat.
6. 吾輩は猫である。
「I は a cat である」ということですから「I = a cat」という関係が見えますね。
この主語とイコールの関係にある語を「(主格)補語」と言います。
かっこで(主格)と付いているのは、後で出てくる「(目的格)補語」と区別するためです。
記号は英語の complement の頭文字をとって「C」と書きます。
文型で書けば S+V+C になります。
ちょっと先に学習した「他動詞の目的語=O」と比較してみましょう。
a. I have a cat.(私は猫を飼っています。)S+V+O
b. I am a cat.(吾輩は猫である)S+V+C
a. I ≠ a cat(S≠O)
b. I = a cat(S=C)
目的語(O)は動作の対象ですから主語(S)とイコールになりませんが、補語(C)は主語(S)の説明をする語句なので主語(S)とイコールになるのです。
主語(S)とイコールの語句は「(主格)補語=C」
主語(S)の説明をする語句は「(主格)補語=C」
主語(S) = (主格)補語(C)
と覚えましょう。
この「(主格)補語=C」と取る動詞を「不完全自動詞」と言います。
合わせて覚えておきましょう。
類例をいくつかあげておきます。
7. Mary is beautiful.
7. マリーは美しい。
8. You are so young.
8. あなたはとても美しい。
so(とても) は young を修飾する副詞(M)ですから消去可能です。
Mary = beautiful
You = young
beautiful と young は「(主格)補語(C)」です。
beautiful や young のような単語を「形容詞」と言います。
「形容詞って何??」て声が又聞こえそうなので、説明しておくと、
名詞の性質とか様子を説明[形容][叙述]する単語を「形容詞」と言います。
中1程度の単語で例を挙げると、
old(年をとった) tall(背が高い) big(大きい) good(よい、おいしい) cute(かわいい) などです。
ここまでに解説した「be動詞」の用法をまとめると、
S+be = Sは存在する(まれ)
S+be+M = SはM(場所の副詞相当語句)にいる、ある
S+be+C = SはCである
S=CでCは(主格)補語
Cを取る動詞を「不完全自動詞」と呼ぶ
では、いつもの復習コーナーです。
例文を暗記してください。
1. 神は存在する。
2. ケンは庭に居ます。
3. 私はここにいます。
4. 僕の車はあそこにあります。
5. 君の本は机の上にあります。
6. 吾輩は猫である。
7. マリーは美しい。
8. あなたはとても美しい。
・・・・・・・・・・・・
1. God is.
2. Ken is in the yard.
3. I am here.
4. My car is over there.
5. Your book is on the desk.
6. I am a cat.
7. Mary is beautiful.
8. You are so young.
お疲れさまでした。m(__)m
次回-不完全自動詞
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「be動詞くらい、わかってるよ!」という声が聞こえてきそうですが、重要な動詞なので我慢して読み進めてください。
今までは、(完全)自動詞と(完全)他動詞の簡単な判定ばかり練習してきたました。
これからはもう少し複雑な使い方の動詞を学習するので、文型を使って説明しようと思います。
まず、記号を覚えてください。
主語=S(subject の頭文字)
動詞=V(verb の頭文字)
(他動詞の)目的語=O(object の頭文字)
副詞(相当語句)=M(modifier の頭文字)
あと、補語=C(complement の頭文字)というのがありますが、今回説明予定です。
be動詞の中核的意味(コアと言います)は「存在する」です。
その「存在する」という意味からいくつかの意味に分化しました。
1. God is.
1. 神は存在する。
この「be」は単独で「exist=存在する」という意味です。
現在ではまれな用法で、exist を使うほうが一般的です。
文の構造=文型は S+V で、当然Vは完全自動詞です。
2. Ken is in the yard.
2. ケンは庭に居ます。
in the yard は場所を表す副詞(相当語句)Mで、「SはMにいる、ある」という意味です。
文型は S+V (+M) でこれもVは完全自動詞です。
類例をいくつかあげておきます。
3. I am here.
3. 私はここにいます。
4. My car is over there.
4. 僕の車はあそこにあります。
5. Your book is on the desk.
5. 君の本は机の上にあります。
次はどうでしょう?
6. I am a cat.
6. 吾輩は猫である。
「I は a cat である」ということですから「I = a cat」という関係が見えますね。
この主語とイコールの関係にある語を「(主格)補語」と言います。
かっこで(主格)と付いているのは、後で出てくる「(目的格)補語」と区別するためです。
記号は英語の complement の頭文字をとって「C」と書きます。
文型で書けば S+V+C になります。
ちょっと先に学習した「他動詞の目的語=O」と比較してみましょう。
a. I have a cat.(私は猫を飼っています。)S+V+O
b. I am a cat.(吾輩は猫である)S+V+C
a. I ≠ a cat(S≠O)
b. I = a cat(S=C)
目的語(O)は動作の対象ですから主語(S)とイコールになりませんが、補語(C)は主語(S)の説明をする語句なので主語(S)とイコールになるのです。
主語(S)とイコールの語句は「(主格)補語=C」
主語(S)の説明をする語句は「(主格)補語=C」
主語(S) = (主格)補語(C)
と覚えましょう。
この「(主格)補語=C」と取る動詞を「不完全自動詞」と言います。
合わせて覚えておきましょう。
類例をいくつかあげておきます。
7. Mary is beautiful.
7. マリーは美しい。
8. You are so young.
8. あなたはとても美しい。
so(とても) は young を修飾する副詞(M)ですから消去可能です。
Mary = beautiful
You = young
beautiful と young は「(主格)補語(C)」です。
beautiful や young のような単語を「形容詞」と言います。
「形容詞って何??」て声が又聞こえそうなので、説明しておくと、
名詞の性質とか様子を説明[形容][叙述]する単語を「形容詞」と言います。
中1程度の単語で例を挙げると、
old(年をとった) tall(背が高い) big(大きい) good(よい、おいしい) cute(かわいい) などです。
ここまでに解説した「be動詞」の用法をまとめると、
S+be = Sは存在する(まれ)
S+be+M = SはM(場所の副詞相当語句)にいる、ある
S+be+C = SはCである
S=CでCは(主格)補語
Cを取る動詞を「不完全自動詞」と呼ぶ
では、いつもの復習コーナーです。
例文を暗記してください。
1. 神は存在する。
2. ケンは庭に居ます。
3. 私はここにいます。
4. 僕の車はあそこにあります。
5. 君の本は机の上にあります。
6. 吾輩は猫である。
7. マリーは美しい。
8. あなたはとても美しい。
・・・・・・・・・・・・
1. God is.
2. Ken is in the yard.
3. I am here.
4. My car is over there.
5. Your book is on the desk.
6. I am a cat.
7. Mary is beautiful.
8. You are so young.
お疲れさまでした。m(__)m
次回-不完全自動詞
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Fri.
高校英語・基礎-動詞の文型-不完全自動詞 
高校英語・基礎-動詞の文型-不完全自動詞
前回の「be動詞」の学習で次のことを学びました。
● S+be+C = SはCである
● S=CでCは(主格)補語
● be を V に換えると、文型は S+V+C
● 補語Cが必要な動詞を「不完全自動詞」と呼ぶ
何を言っているかわからない人は復習して来てください。
be動詞を復習しに行く
今回は「S=C」が成立する動詞=不完全自動詞の学習です。
まず、不完全自動詞の代表選手「be動詞」の例をいくつかあげますから、準備運動で暗記してください。
後で、be動詞の部分を他の不完全自動詞に入れ替えますから、必ず全部覚えてください。
01. Your idea is great.
02. The dish is delicious.
02. dish : (皿に盛った)料理
03 This cloth is smooth.
03. cloth クロス : 布 / smooth スムーズ : なめらかな
04. I am cold.
05. He was a doctor.
06. She was famous.
07. It is cold today.
08. You are tall.
09. He was mad.
10. The rumor was true.
10. rumor ルーマー : うわさ
11. He is asleep now.
11. asleep アスリープ : 眠っている
12. The leaves are red.
12. leaves リーヴズ : leafリーフ(葉)の複数形
13. The well is dry.
13. well ウェル : 井戸 dry : 乾いている
14. You are a good singer.
15. He was silent all the time.
15. silent サイレント : 黙っている all the time : ずっと
16. The door was open.
17. She was single all her life.
17. single スィングル : 独身である all her life : 一生
・・・・・・・・・・・・・・・
かなり詳しく語句の注を付けたので、意味はすぐわかると思います。
下の和訳を参考にして、全部暗記してください。
07. の today
11. の now
15. の all the time
17. の all her life
は、M(副詞相当語句)です。
01. 君の考えはすばらしい。
02. その料理はおいしい。
03. この布は滑らかです。
04. 私は寒い。
05. 彼は医者だった。
06. 彼女は有名だった。
07. 今日は寒いです。
08. 君は背が高い。
09. 彼は気が狂っていた。
10. そのうわさは本当だった。
11. 彼は今眠っています。
12. 木の葉が赤い。
13. その井戸は枯れている。
14. 君は良い歌手だ。
15. 彼はずっと黙っていた。
16. ドアが開いていた。
17. 彼女は一生独身だった。
覚えれましたか?
では、上の暗証例文の「be動詞」の部分を別の「不完全自動詞」に入れ替えて例文を作り直します。
当然、文型はすべて「S+V+C」です。
辞書は「完全自動詞」と「不完全自動詞」を同じ「自動詞」として扱っていて、普通は先に「完全自動詞」その後に「不完全自動詞」の意味を列挙してあります。なので、辞書で意味を調べる時は「+補語」とか「+C」とか「S+V+C」とか書いてあるところを見ましょう。
自分で辞書を引きながら、次の例文の意味を考えてみましょう。
weblio 辞書を別ページで開く
01. Your idea sounds great.
02. Your idea seems great.
03. This dish looks delicious.
04. This dish appears delicious.
05. This dish tastes delicious.
06. This dish smells delicious.
07. This cloth feels smooth.
08. I feel cold this morning.
09. He became a doctor.
10. She will be famous in the future.
11. It is getting cold.
12. You've grown tall.
13. He went mad.
14. The rumor came true.
15. I fell asleep on the train.
16. The leaves have turned red.
17. The well has run dry.
18. You will make a good singer.
19. He kept silent all the time.
20. The door remained open.
21. She stayed single all her life.
では、ひとつひとつ解説しましょう。
01. Your idea sounds great.
01. 君の考えは素晴らしそうに聞こえる。
sound+C : C(のよう、そう)に聞こえる
02. Your idea seems great.
02. 君の考えは素晴らしそうに思える。
seem+C : C(のよう、そう)に思われる
03. This dish looks delicious.
03. この料理はおいしそうに見える。
look+C : C(のよう、そう)に見える
04. This dish appears delicious.
04. この料理はおいしそうに見える[思われる]。
appear+C : C(のよう、そう)に見える、思われる
look は「見た感じ(外観)」
sound は「聞いた感じ(響き)」
seem は「見た感じ(外観)・聞いた感じ(響き)にとらわれない感想」
appear は seem とほぼ同じ意味だが、 look の「見た感じ(外観)」ほうに多少近い。
05. This dish tastes delicious.
05. この料理はおいしい味がする。
taste+C : Cな味がする
06. This dish smells delicious.
06. この料理はおいしいにおいがする。
smell+C : Cなにおいがする
07. This cloth feels smooth.
05. この布は滑らかな手触りがする。
feel+C : Cな手触りがする、(さわると)Cの感じがする
08. I feel cold this mprning.
06. 私は今朝は寒く感じる。
this morning は「M」。
feel+C : (人が)Cに感じる
09. He became a doctor.
07. 彼は医者になった。
become+C : C(の状態)になる
「become+C」はこの意味の万能選手です。
9~18 まですべて「C(の状態)になる」という意味ですが、下に行くに従って制限が多くなっていくので、13 以下は熟語として暗記するほうが無難かもしれません。
10. She will be famous in the future.
08. 彼女は将来有名になるだろう。
in the future はM(副詞相当語句)
be+C : C(の状態)になる
be が become の代役になれるのは、未来志向の文脈です。
11. It is getting cold.
09. 寒くなってきています。
get+C : C(の状態)になる
get angry (腹を立てた状態になる → 腹を立てる、怒る) というように「なる」と訳さないことも多いので、和訳の際は注意しましょう。
12. You've grown tall.
10. あなたは背が高くなりましたね。
grow+C : C(の状態)になる
この例文は完全自動詞の「成長する」というイメージも感じられますが、「成長する」というイメージを含んでいなくても使えます。
11 の例文は It is growing cold. とも言えますから。
13. He went mad.
11. 彼は頭がおかしくなった。発狂した。
go+C : C(の状態)になる
普通、悪い状態になる時使われます。熟語として暗記しておくほうがいいかもしれません。
[例] go crazy : 頭がおかしくなる go bad : 悪くなる → 腐る
14. The rumor came true.
12. そのうわさは本当になった。
come+C : C(の状態)になる
come の使用もかなり限定的なので、熟語として暗記しておくほうがいいかもしれません。
[例] come right : 正しくなる → よくなる come clean : きれいになる → 白状する、真実を話す
15. I fell asleep on the train.
13. 私は電車で眠り込んだ。
on the train は「M」
fall+C : C(の状態)になる
落ちる、陥るというイメージ付きの「なる」です。日本語の「眠りに落ちる」と同じようなイメージです。
[例] fall silent : 黙った状態になる → 黙りこむ
16. The leaves have turned red.
14. 木の葉が赤くなった。
turn+C C(の状態)になる
変化するイメージ付きの「なる」です。
[例] turn sour : すっぱくなる turn pale : (顔色が)青くなる
17. The well has run dry.
15. 井戸が乾燥した状態になった → 枯れた[干上がった]。
run+C : C(の状態)になる
これも熟語で覚えておきましょう。
[例] run short : 不足した状態になる → 不足する
18. You will make a good singer.
16. 君は良い歌手になるだろう。
make+C : Cになる
この make の C は 名詞限定なので O とみなしている辞書もあります。
素質・資格があって「なる」というイメージでとらえてください。
19. He kept silent all the time.
17. 彼はずっと黙っていた。
all the time =M
keep+C : C(の状態)を保つ、C(の状態)にしている、ずっとC(の状態)である
20. The door remained open.
18. そのドアは開いたままだった。
remain+C : C(の状態)のままである、C(の状態)にとどまる
21. She stayed single all her life.
19. 彼女は一生独身のままだった。
all her life =M
stay+C : C(の状態)のままである、C(の状態)にとどまる
では、恒例の例文暗唱です。
これなくしては上達はあり得ませんから、がんばって覚えてください。
※ 念のため、注を付けておきますが、12. 16. 17. の「have + 過去分詞」は「完了した結果を表す現在完了」です。過去ではありませんので、覚える時は注意してください。
では、暗記しましょう。
01. 君の考えは素晴らしそうに聞こえる。
02. 君の考えは素晴らしそうに思える。
03. この料理はおいしそうに見える。
04. この料理はおいしそうに見える。
05. この料理はおいしい味がする。
06. この料理はおいしいにおいがする。
07. この布は滑らかな手触りがする。
08. 私は今朝は寒く感じる。
09. 彼は医者になった。
10. 彼女は将来有名になるだろう。
11. 寒くなってきています。
[類例] 腹を立てた状態になる → 腹を立てる、怒る
12. あなたは背が高くなりましたね。
13. 彼は頭がおかしくなった。発狂した。
[類例] 頭がおかしくなる
[類例] 悪くなる → 腐る
14 そのうわさは本当になった。
[類例] 正しくなる → よくなる
[類例] きれいになる → 白状する、真実を話す
15. 私は電車で眠り込んだ。
[類例] 黙った状態になる → 黙りこむ
16. 木の葉が赤くなった。
[類例] すっぱくなる
[類例] (顔色が)青くなる
17. 井戸が乾燥した状態になった → 枯れた[干上がった]。
[類例] 不足した状態になる → 不足する
18. 君は良い歌手になるだろう。
19. 彼はずっと黙っていた。
20. そのドアは開いたままだった。
21. 彼女は一生独身のままだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. Your idea sounds great.
02. Your idea seems great.
03. This dish looks delicious.
04. This dish appears delicious.
05. This dish tastes delicious.
06. This dish smells delicious.
07. This cloth feels smooth.
08. I feel cold this mprning.
09. He became a doctor.
10. She will be famous in the future.
11. It is getting cold.
[類例] get angry
12. You've grown tall.
13. He went mad.
[類例] go crazy
[類例] go bad
14. The rumor came true.
[類例] come right
[類例] come clean
15. I fell asleep on the train.
[類例] fall silent
16. The leaves have turned red.
[類例] turn sour
[類例] turn pale
17. The well has run dry.
[類例] run short
18. You will make a good singer.
19. He kept silent all the time.
20. The door remained open.
21. She stayed single all her life.
お疲れさま!(^.^)
次回-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その1
復習テストはこちら
前回の「be動詞」の学習で次のことを学びました。
● S+be+C = SはCである
● S=CでCは(主格)補語
● be を V に換えると、文型は S+V+C
● 補語Cが必要な動詞を「不完全自動詞」と呼ぶ
何を言っているかわからない人は復習して来てください。
be動詞を復習しに行く
今回は「S=C」が成立する動詞=不完全自動詞の学習です。
まず、不完全自動詞の代表選手「be動詞」の例をいくつかあげますから、準備運動で暗記してください。
後で、be動詞の部分を他の不完全自動詞に入れ替えますから、必ず全部覚えてください。
01. Your idea is great.
02. The dish is delicious.
02. dish : (皿に盛った)料理
03 This cloth is smooth.
03. cloth クロス : 布 / smooth スムーズ : なめらかな
04. I am cold.
05. He was a doctor.
06. She was famous.
07. It is cold today.
08. You are tall.
09. He was mad.
10. The rumor was true.
10. rumor ルーマー : うわさ
11. He is asleep now.
11. asleep アスリープ : 眠っている
12. The leaves are red.
12. leaves リーヴズ : leafリーフ(葉)の複数形
13. The well is dry.
13. well ウェル : 井戸 dry : 乾いている
14. You are a good singer.
15. He was silent all the time.
15. silent サイレント : 黙っている all the time : ずっと
16. The door was open.
17. She was single all her life.
17. single スィングル : 独身である all her life : 一生
・・・・・・・・・・・・・・・
かなり詳しく語句の注を付けたので、意味はすぐわかると思います。
下の和訳を参考にして、全部暗記してください。
07. の today
11. の now
15. の all the time
17. の all her life
は、M(副詞相当語句)です。
01. 君の考えはすばらしい。
02. その料理はおいしい。
03. この布は滑らかです。
04. 私は寒い。
05. 彼は医者だった。
06. 彼女は有名だった。
07. 今日は寒いです。
08. 君は背が高い。
09. 彼は気が狂っていた。
10. そのうわさは本当だった。
11. 彼は今眠っています。
12. 木の葉が赤い。
13. その井戸は枯れている。
14. 君は良い歌手だ。
15. 彼はずっと黙っていた。
16. ドアが開いていた。
17. 彼女は一生独身だった。
覚えれましたか?
では、上の暗証例文の「be動詞」の部分を別の「不完全自動詞」に入れ替えて例文を作り直します。
当然、文型はすべて「S+V+C」です。
辞書は「完全自動詞」と「不完全自動詞」を同じ「自動詞」として扱っていて、普通は先に「完全自動詞」その後に「不完全自動詞」の意味を列挙してあります。なので、辞書で意味を調べる時は「+補語」とか「+C」とか「S+V+C」とか書いてあるところを見ましょう。
自分で辞書を引きながら、次の例文の意味を考えてみましょう。
weblio 辞書を別ページで開く
01. Your idea sounds great.
02. Your idea seems great.
03. This dish looks delicious.
04. This dish appears delicious.
05. This dish tastes delicious.
06. This dish smells delicious.
07. This cloth feels smooth.
08. I feel cold this morning.
09. He became a doctor.
10. She will be famous in the future.
11. It is getting cold.
12. You've grown tall.
13. He went mad.
14. The rumor came true.
15. I fell asleep on the train.
16. The leaves have turned red.
17. The well has run dry.
18. You will make a good singer.
19. He kept silent all the time.
20. The door remained open.
21. She stayed single all her life.
では、ひとつひとつ解説しましょう。
01. Your idea sounds great.
01. 君の考えは素晴らしそうに聞こえる。
sound+C : C(のよう、そう)に聞こえる
02. Your idea seems great.
02. 君の考えは素晴らしそうに思える。
seem+C : C(のよう、そう)に思われる
03. This dish looks delicious.
03. この料理はおいしそうに見える。
look+C : C(のよう、そう)に見える
04. This dish appears delicious.
04. この料理はおいしそうに見える[思われる]。
appear+C : C(のよう、そう)に見える、思われる
look は「見た感じ(外観)」
sound は「聞いた感じ(響き)」
seem は「見た感じ(外観)・聞いた感じ(響き)にとらわれない感想」
appear は seem とほぼ同じ意味だが、 look の「見た感じ(外観)」ほうに多少近い。
05. This dish tastes delicious.
05. この料理はおいしい味がする。
taste+C : Cな味がする
06. This dish smells delicious.
06. この料理はおいしいにおいがする。
smell+C : Cなにおいがする
07. This cloth feels smooth.
05. この布は滑らかな手触りがする。
feel+C : Cな手触りがする、(さわると)Cの感じがする
08. I feel cold this mprning.
06. 私は今朝は寒く感じる。
this morning は「M」。
feel+C : (人が)Cに感じる
09. He became a doctor.
07. 彼は医者になった。
become+C : C(の状態)になる
「become+C」はこの意味の万能選手です。
9~18 まですべて「C(の状態)になる」という意味ですが、下に行くに従って制限が多くなっていくので、13 以下は熟語として暗記するほうが無難かもしれません。
10. She will be famous in the future.
08. 彼女は将来有名になるだろう。
in the future はM(副詞相当語句)
be+C : C(の状態)になる
be が become の代役になれるのは、未来志向の文脈です。
11. It is getting cold.
09. 寒くなってきています。
get+C : C(の状態)になる
get angry (腹を立てた状態になる → 腹を立てる、怒る) というように「なる」と訳さないことも多いので、和訳の際は注意しましょう。
12. You've grown tall.
10. あなたは背が高くなりましたね。
grow+C : C(の状態)になる
この例文は完全自動詞の「成長する」というイメージも感じられますが、「成長する」というイメージを含んでいなくても使えます。
11 の例文は It is growing cold. とも言えますから。
13. He went mad.
11. 彼は頭がおかしくなった。発狂した。
go+C : C(の状態)になる
普通、悪い状態になる時使われます。熟語として暗記しておくほうがいいかもしれません。
[例] go crazy : 頭がおかしくなる go bad : 悪くなる → 腐る
14. The rumor came true.
12. そのうわさは本当になった。
come+C : C(の状態)になる
come の使用もかなり限定的なので、熟語として暗記しておくほうがいいかもしれません。
[例] come right : 正しくなる → よくなる come clean : きれいになる → 白状する、真実を話す
15. I fell asleep on the train.
13. 私は電車で眠り込んだ。
on the train は「M」
fall+C : C(の状態)になる
落ちる、陥るというイメージ付きの「なる」です。日本語の「眠りに落ちる」と同じようなイメージです。
[例] fall silent : 黙った状態になる → 黙りこむ
16. The leaves have turned red.
14. 木の葉が赤くなった。
turn+C C(の状態)になる
変化するイメージ付きの「なる」です。
[例] turn sour : すっぱくなる turn pale : (顔色が)青くなる
17. The well has run dry.
15. 井戸が乾燥した状態になった → 枯れた[干上がった]。
run+C : C(の状態)になる
これも熟語で覚えておきましょう。
[例] run short : 不足した状態になる → 不足する
18. You will make a good singer.
16. 君は良い歌手になるだろう。
make+C : Cになる
この make の C は 名詞限定なので O とみなしている辞書もあります。
素質・資格があって「なる」というイメージでとらえてください。
19. He kept silent all the time.
17. 彼はずっと黙っていた。
all the time =M
keep+C : C(の状態)を保つ、C(の状態)にしている、ずっとC(の状態)である
20. The door remained open.
18. そのドアは開いたままだった。
remain+C : C(の状態)のままである、C(の状態)にとどまる
21. She stayed single all her life.
19. 彼女は一生独身のままだった。
all her life =M
stay+C : C(の状態)のままである、C(の状態)にとどまる
では、恒例の例文暗唱です。
これなくしては上達はあり得ませんから、がんばって覚えてください。
※ 念のため、注を付けておきますが、12. 16. 17. の「have + 過去分詞」は「完了した結果を表す現在完了」です。過去ではありませんので、覚える時は注意してください。
では、暗記しましょう。
01. 君の考えは素晴らしそうに聞こえる。
02. 君の考えは素晴らしそうに思える。
03. この料理はおいしそうに見える。
04. この料理はおいしそうに見える。
05. この料理はおいしい味がする。
06. この料理はおいしいにおいがする。
07. この布は滑らかな手触りがする。
08. 私は今朝は寒く感じる。
09. 彼は医者になった。
10. 彼女は将来有名になるだろう。
11. 寒くなってきています。
[類例] 腹を立てた状態になる → 腹を立てる、怒る
12. あなたは背が高くなりましたね。
13. 彼は頭がおかしくなった。発狂した。
[類例] 頭がおかしくなる
[類例] 悪くなる → 腐る
14 そのうわさは本当になった。
[類例] 正しくなる → よくなる
[類例] きれいになる → 白状する、真実を話す
15. 私は電車で眠り込んだ。
[類例] 黙った状態になる → 黙りこむ
16. 木の葉が赤くなった。
[類例] すっぱくなる
[類例] (顔色が)青くなる
17. 井戸が乾燥した状態になった → 枯れた[干上がった]。
[類例] 不足した状態になる → 不足する
18. 君は良い歌手になるだろう。
19. 彼はずっと黙っていた。
20. そのドアは開いたままだった。
21. 彼女は一生独身のままだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. Your idea sounds great.
02. Your idea seems great.
03. This dish looks delicious.
04. This dish appears delicious.
05. This dish tastes delicious.
06. This dish smells delicious.
07. This cloth feels smooth.
08. I feel cold this mprning.
09. He became a doctor.
10. She will be famous in the future.
11. It is getting cold.
[類例] get angry
12. You've grown tall.
13. He went mad.
[類例] go crazy
[類例] go bad
14. The rumor came true.
[類例] come right
[類例] come clean
15. I fell asleep on the train.
[類例] fall silent
16. The leaves have turned red.
[類例] turn sour
[類例] turn pale
17. The well has run dry.
[類例] run short
18. You will make a good singer.
19. He kept silent all the time.
20. The door remained open.
21. She stayed single all her life.
お疲れさま!(^.^)
次回-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その1
復習テストはこちら
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Mon.
高校英語・基礎-動詞の文型-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その1 
高校英語・基礎-動詞の文型-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その1
これまで学習してきたことを簡単にまとめてみましょう。
● まず動詞の後ろを見て、「副詞」と「副詞相当語句」=M を消します。
● 後に動詞だけが残ったら「完全自動詞」、文型は「S+V」。
● 後に動詞+形容詞が残ったら、形容詞は主語(S)の説明をする語で、100%補語(C)だから「不完全自動詞」、文型は「S+V+C」。
● 後に動詞+名詞が残って、その名詞が主語(S)の説明をする語(補語C)で「S=C」なら、「不完全自動詞」、文型は「S+V+C]。
● 後に動詞+名詞が残って、その名詞が動作の対象を表す語(目的語O)で「S≠O」なら、「完全他動詞」、文型は「S+V+O]。
● 名詞は補語(C)にも目的語(O)にも成れるので、主語(S)とイコールなら補語(C)、主語(S)とイコールでないなら目的語(O)。
● 形容詞ならば必ず補語(C)。
● 言い換えると、目的語(O)=名詞のみ、補語(C)=形容詞・名詞。
「頭が混乱してきたあー!!」という声が聞こえてきそうなので、例文で解説しましょう。
次の英文を、上記の要領で分析してみます。
辞書を引いて keep のページを開いておきましょう。
weblio辞書を開く
1. This meat won't keep till tomorrow.
2. My little brother can't keep still for a moment.
2. still : [形] じっとした、静止した for a moment : 一瞬の間
3. Tom and Jerry will keep friends forever.
3. forever : 永遠に、いつまでも
4. He keeps all his money in his safe.
4. safe : 金庫
・・・・ 詳しく解析してみましょう ・・・・
1. This meat won't keep till tomorrow.
till tomorrow(明日まで)は副詞相当語句(M)なので消去します。
すると keep しか残らないのでこの keep は「完全自動詞」、文型は「S+V (+M)」です。
「この肉は明日まで keep しないだろう」と英語のまま意味を取ります。
他動詞は無視して自動詞の意味を見ます。
辞書は完全自動詞も不完全自動詞も同じ自動詞扱いなので、この文に合う意味を探します。
すると、3つ目の意味「〈食物が〉(腐らないで)もつ」がぴったりはまるのがわかります。
[訳] この肉は明日までもたないだろう。
[単語のまとめ] keep : (食物などが腐らないで)もつ
2. My little brother can't keep still for a moment.
for a moment はMなので消します。
still は要注意単語です。中学の時習った still は「まだ、今でも」という意味の副詞でしたが、この still は「じっとした、静止した」という意味の形容詞です。
後に動詞+形容詞が残りました。
形容詞は補語(C)にしか成れないので、「不完全自動詞」、文型は「S+V+C (+M)」。
「私の弟は一瞬の間も keep still できない」と英語のまま意味を取ります。
自動詞の意味の中で「+補語」「+C」「V+C」「S+V+C」「補語を伴って」などと書かれた個所を探します。(辞書によって異なります)
weblio では「+補語」と書かれた場所に「ずっと〈…の状態で〉ある」という意味が見つかります。
[訳] 私の弟は一瞬たりともじっとしていられない。
[単語のまとめ] keep C : ずっとC(の状態)である、C(の状態)のままでいる
3. Tom and Jerry will keep friends forever.
forever はMなので消します。
後に動詞+名詞が残りました。
名詞は補語と目的語の両方になれます。
will keep を are に換えると「トムとジェリーは友達だ。」となって文意が成立します。
ということは主語とイコール「S=C」なので「不完全自動詞」、文型は「S+V+C (+M)」です。
2. と同じ意味でした。
[訳] トムとジェリーはいつまでも友達のままだろう。
[単語のまとめ] keep C : ずっとC(の状態)である、C(の状態)のままでいる
4. He kept all his money in his safe.
in his safe はMなので消します。
後に動詞+名詞が残りました。
名詞は補語と目的語の両方になれます。
kept を are に換えると「彼はすべてのお金である」となり文意が成立しません。
主語と非イコール「S≠O」の場合、補語ではなくて目的語なので、「完全他動詞」、文型は「S+V+O (+M)」。
「彼は金庫の中に全てのお金を keep している」と英語のまま意味を取ります。
他動詞は「完全他動詞」「授与動詞」「不完全他動詞」の3つがありますが、「授与動詞」と「不完全他動詞」はこの後順に説明しますから、お待ちください。
weblio で他動詞を見ていくと、「〔+目的語+in+(代)名詞〕〈ものを〉〔…に〕しまっておく,取っておく」とあります。
[訳] 彼は金庫の中にお金を全部しまいこんでいる。
[単語のまとめ] keep O : Oをしまっておく、保管しておく 実戦的にはMも明示して keep O in ~ : ~(の中)にOをしまっておく、保管しておく
どうです、要領がわかりましたか?
え?まだわからない。
では、もう少し練習をしましょう。
今度は辞書で turn を引いてください。
5. The key turned easily.
6. I turned the key slowly.
7. She turned pale at the news.
3. pale : (顔色が)青い at the news : その知らせを聞いて、知って
8. He turned terrorist in the end.
4. terrorist テラリスト : テロリスト in the end : 最後には、とうとう
・・・・ 今回の説明は簡便にします。 ・・・・
5. The key turned easily.
easily はMなので消去します。
Vだけが残るので「完全自動詞」、文型は「S+V (+M)」。
weblio で自動詞の個所を見ていくと、一番初めに「回る,回転する 」とあります。
[訳] その鍵は簡単に回った。
[単語のまとめ] turn : 回る、回転する
6. I turned the key slowly.
slowly はMなので消去します。
V+名詞が残りましたが、私と鍵はイコールではないので「O」です。
すなわち、「完全他動詞」、文型は「S+V+O (+M)」。
weblio で他動詞の所を見ると、最初のほうに「〈かぎ・ねじなどを〉回す」とあります。
[訳] 私はゆっくりと鍵を回した。
[単語のまとめ] turn O : Oを回す
7. She turned pale at the news.
at the news はMなので消します。
V+形容詞が残り、形容詞は100%「C」で、おまけに「She = pale」なので、「不完全自動詞」、文型は「S+V+C (+M)」。
weblio で自動詞の所を見ていくと、下のほうに「〔+補語〕〈…に〉なる」とあります。
[訳] 彼女はその知らせを知って[聞いて]青くなった。
[単語のまとめ] turn C : C(の状態)になる
8. He turned terrorist in the end.
in the end はMなので消します。
V+名詞が残るので、「O」か「C」か判定します。
「彼=テロリスト」なので「C」で、「不完全自動詞」、文型は「S+V+C (+M)」。
[訳] 彼は最後にはテロリストになった。
[単語のまとめ] turn C : Cになる(Cになる名詞は無冠詞)
どうですか?辞書の引き方がわかってきましたか?
動詞の種類が変われば=動詞の文型が変われば、意味も変わるのです。
では、例文を覚えてしまいましょう。
1. この肉は明日までもたないだろう。
2. 私の弟は一瞬たりともじっとしていられない。
3. トムとジェリーはいつまでも友達のままだろう。
4. 彼は金庫の中にお金を全部しまいこんでいる。
5. その鍵は簡単に回った。
6. 私はゆっくりと鍵を回した。
7. 彼女はその知らせを知って[聞いて]青くなった。
8. 彼は最後にはテロリストになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. This meat won't keep till tomorrow.
2. My little brother can't keep still for a moment.
3. Tom and Jerry will keep friends forever.
4. He keeps all his money in his safe.
5. The key turned easily.
6. I turned the key slowly.
7. She turned pale at the news.
8. He turned terrorist in the end.
次回もこの判別練習の続きです。
次回-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その2
復習テストはこちら
これまで学習してきたことを簡単にまとめてみましょう。
● まず動詞の後ろを見て、「副詞」と「副詞相当語句」=M を消します。
● 後に動詞だけが残ったら「完全自動詞」、文型は「S+V」。
● 後に動詞+形容詞が残ったら、形容詞は主語(S)の説明をする語で、100%補語(C)だから「不完全自動詞」、文型は「S+V+C」。
● 後に動詞+名詞が残って、その名詞が主語(S)の説明をする語(補語C)で「S=C」なら、「不完全自動詞」、文型は「S+V+C]。
● 後に動詞+名詞が残って、その名詞が動作の対象を表す語(目的語O)で「S≠O」なら、「完全他動詞」、文型は「S+V+O]。
● 名詞は補語(C)にも目的語(O)にも成れるので、主語(S)とイコールなら補語(C)、主語(S)とイコールでないなら目的語(O)。
● 形容詞ならば必ず補語(C)。
● 言い換えると、目的語(O)=名詞のみ、補語(C)=形容詞・名詞。
「頭が混乱してきたあー!!」という声が聞こえてきそうなので、例文で解説しましょう。
次の英文を、上記の要領で分析してみます。
辞書を引いて keep のページを開いておきましょう。
weblio辞書を開く
1. This meat won't keep till tomorrow.
2. My little brother can't keep still for a moment.
2. still : [形] じっとした、静止した for a moment : 一瞬の間
3. Tom and Jerry will keep friends forever.
3. forever : 永遠に、いつまでも
4. He keeps all his money in his safe.
4. safe : 金庫
・・・・ 詳しく解析してみましょう ・・・・
1. This meat won't keep till tomorrow.
till tomorrow(明日まで)は副詞相当語句(M)なので消去します。
すると keep しか残らないのでこの keep は「完全自動詞」、文型は「S+V (+M)」です。
「この肉は明日まで keep しないだろう」と英語のまま意味を取ります。
他動詞は無視して自動詞の意味を見ます。
辞書は完全自動詞も不完全自動詞も同じ自動詞扱いなので、この文に合う意味を探します。
すると、3つ目の意味「〈食物が〉(腐らないで)もつ」がぴったりはまるのがわかります。
[訳] この肉は明日までもたないだろう。
[単語のまとめ] keep : (食物などが腐らないで)もつ
2. My little brother can't keep still for a moment.
for a moment はMなので消します。
still は要注意単語です。中学の時習った still は「まだ、今でも」という意味の副詞でしたが、この still は「じっとした、静止した」という意味の形容詞です。
後に動詞+形容詞が残りました。
形容詞は補語(C)にしか成れないので、「不完全自動詞」、文型は「S+V+C (+M)」。
「私の弟は一瞬の間も keep still できない」と英語のまま意味を取ります。
自動詞の意味の中で「+補語」「+C」「V+C」「S+V+C」「補語を伴って」などと書かれた個所を探します。(辞書によって異なります)
weblio では「+補語」と書かれた場所に「ずっと〈…の状態で〉ある」という意味が見つかります。
[訳] 私の弟は一瞬たりともじっとしていられない。
[単語のまとめ] keep C : ずっとC(の状態)である、C(の状態)のままでいる
3. Tom and Jerry will keep friends forever.
forever はMなので消します。
後に動詞+名詞が残りました。
名詞は補語と目的語の両方になれます。
will keep を are に換えると「トムとジェリーは友達だ。」となって文意が成立します。
ということは主語とイコール「S=C」なので「不完全自動詞」、文型は「S+V+C (+M)」です。
2. と同じ意味でした。
[訳] トムとジェリーはいつまでも友達のままだろう。
[単語のまとめ] keep C : ずっとC(の状態)である、C(の状態)のままでいる
4. He kept all his money in his safe.
in his safe はMなので消します。
後に動詞+名詞が残りました。
名詞は補語と目的語の両方になれます。
kept を are に換えると「彼はすべてのお金である」となり文意が成立しません。
主語と非イコール「S≠O」の場合、補語ではなくて目的語なので、「完全他動詞」、文型は「S+V+O (+M)」。
「彼は金庫の中に全てのお金を keep している」と英語のまま意味を取ります。
他動詞は「完全他動詞」「授与動詞」「不完全他動詞」の3つがありますが、「授与動詞」と「不完全他動詞」はこの後順に説明しますから、お待ちください。
weblio で他動詞を見ていくと、「〔+目的語+in+(代)名詞〕〈ものを〉〔…に〕しまっておく,取っておく」とあります。
[訳] 彼は金庫の中にお金を全部しまいこんでいる。
[単語のまとめ] keep O : Oをしまっておく、保管しておく 実戦的にはMも明示して keep O in ~ : ~(の中)にOをしまっておく、保管しておく
どうです、要領がわかりましたか?
え?まだわからない。
では、もう少し練習をしましょう。
今度は辞書で turn を引いてください。
5. The key turned easily.
6. I turned the key slowly.
7. She turned pale at the news.
3. pale : (顔色が)青い at the news : その知らせを聞いて、知って
8. He turned terrorist in the end.
4. terrorist テラリスト : テロリスト in the end : 最後には、とうとう
・・・・ 今回の説明は簡便にします。 ・・・・
5. The key turned easily.
easily はMなので消去します。
Vだけが残るので「完全自動詞」、文型は「S+V (+M)」。
weblio で自動詞の個所を見ていくと、一番初めに「回る,回転する 」とあります。
[訳] その鍵は簡単に回った。
[単語のまとめ] turn : 回る、回転する
6. I turned the key slowly.
slowly はMなので消去します。
V+名詞が残りましたが、私と鍵はイコールではないので「O」です。
すなわち、「完全他動詞」、文型は「S+V+O (+M)」。
weblio で他動詞の所を見ると、最初のほうに「〈かぎ・ねじなどを〉回す」とあります。
[訳] 私はゆっくりと鍵を回した。
[単語のまとめ] turn O : Oを回す
7. She turned pale at the news.
at the news はMなので消します。
V+形容詞が残り、形容詞は100%「C」で、おまけに「She = pale」なので、「不完全自動詞」、文型は「S+V+C (+M)」。
weblio で自動詞の所を見ていくと、下のほうに「〔+補語〕〈…に〉なる」とあります。
[訳] 彼女はその知らせを知って[聞いて]青くなった。
[単語のまとめ] turn C : C(の状態)になる
8. He turned terrorist in the end.
in the end はMなので消します。
V+名詞が残るので、「O」か「C」か判定します。
「彼=テロリスト」なので「C」で、「不完全自動詞」、文型は「S+V+C (+M)」。
[訳] 彼は最後にはテロリストになった。
[単語のまとめ] turn C : Cになる(Cになる名詞は無冠詞)
どうですか?辞書の引き方がわかってきましたか?
動詞の種類が変われば=動詞の文型が変われば、意味も変わるのです。
では、例文を覚えてしまいましょう。
1. この肉は明日までもたないだろう。
2. 私の弟は一瞬たりともじっとしていられない。
3. トムとジェリーはいつまでも友達のままだろう。
4. 彼は金庫の中にお金を全部しまいこんでいる。
5. その鍵は簡単に回った。
6. 私はゆっくりと鍵を回した。
7. 彼女はその知らせを知って[聞いて]青くなった。
8. 彼は最後にはテロリストになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. This meat won't keep till tomorrow.
2. My little brother can't keep still for a moment.
3. Tom and Jerry will keep friends forever.
4. He keeps all his money in his safe.
5. The key turned easily.
6. I turned the key slowly.
7. She turned pale at the news.
8. He turned terrorist in the end.
次回もこの判別練習の続きです。
次回-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その2
復習テストはこちら
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高校英語・基礎-動詞の文型-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その2 
高校英語・基礎-動詞の文型-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その2
前回に引き続いて、動詞の判定の練習をします。
例文を列挙しますから、辞書を引いて自分で意味を考えてみましょう。
weblio を開く
01. a. Jim ran to the station.
01. b. My father runs three hotels.
01. c. Money will run short soon.
01. c. short : [形] 不足した
02. a. I remained at home yesterday.
02. b. They remained friends for many years.
02. c. The windows remained open all day.
02. c. open : [形] 開いている(開くという意味の動詞ではない)
03. a. My hair grows very fast.
03. b. We grow tomatoes in our garden.
03. c. The sound grew louder and louder.
03. c. loud : (音が)うるさい、大きい
04. a. We stayed at a hotel.
04. b. Good-bye. Stay well.
04. b. well : [形] 元気な(上手にという意味の副詞ではない)
05. a. You must go home now.
05. a. この home の品詞は名詞ではない!注意!
05. b. Eggs soon go bad in hot weather.
05. b. weather ウェザー : 天気
06. a. The bell sounds at noon.
06. b. Your idea sounds strange.
07. a. The dog smelled my hands.
07. b. The dog smelled terrible.
07. b. terrible : ひどい
08. a. A tall man appeared suddenly.
08. b. That tall man appeared rich.
09. a. Taste this soup. It's delicious.
09. b. This milk tastes sour.
09. b. sour : すっぱい
10. a. She felt my hands.
10. b. Your hands feel cold.
10. c. I feel very cold.
11. a. He fell to the ground suddenly.
11. b. My grandfather fell ill suddenly.
11. b. ill : (体が)悪い、病気の = sick
12. a. Jane looked very happy.
12. b. Jane looked at John happily.
12. c. Jane looked me in the eye.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
では、一つづつ解説していきましょう。
1.
a. Jim ran to the station.
(副詞相当語句)Mの to the station を消去。S+V (+M)-完全自動詞。
run : 走る 実戦的には run to ~ : ~まで走って行く
[訳] ジムは駅まで走って行った。
b. My father runs three hotels.
My father と three hotels はイコールでないのでS+V+O-完全他動詞。
run O : Oを経営する、運営する、管理する
[訳] 私の父はホテルを三つ経営している。
c. Money will run short soon.
Mの soon を消去。
short は「不足している」という意味の形容詞。
さらに Money = short なので、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
run C ; C(の状態)になる 実戦的には run short : 不足する と熟語で覚えておきましょう。
[訳] お金がもうすぐ不足するだろう。
2.
a. I remained at home yesterday.
at home と yesterday はMなので消去。
remained だけが残り、S+V (+M)-完全自動詞。
remain : 残る、居残る
[訳] 私は昨日家に残った。
b. They remained friends for many years.
Mの for many years を消去。
They = friends なので、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
remain C : C(の状態)のままである
[訳] 彼らは長年友達のままであった。
c. The windows remained open all day.
all day はMなので消去。
open はこの場合「開く」という意味の動詞ではなく「開いている」という意味の形容詞。
さらに The windows = open なので、、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
remain C : C(の状態)のままである
[訳] それらの窓は一日中開いたままだった。
3.
a. My hair grows very fast.
very fast はMなので消去。
grow しか残らないので、S+V (+M)-完全自動詞。
grow : 育つ、成長する、生える
[訳] 私の髪の毛はとても速く伸びる。
b. We grow tomatoes in our garden.
in our garden はMで消します。
We と tomatoes はイコールではないので、S+V+O (+M)-完全他動詞。
grow O : Oを育てる、栽培する
[訳] 私たちは庭でトマトを栽培しています。
c. The sound grew louder and louder.
louder は「(音が)うるさい、大きい」という意味の形容詞 loud の比較級。
The sound = louder and louder なので、S+V+C-不完全自動詞。
grow C : C(の状態)になる
[訳] その音はだんだん大きくなった。
4.
a. We stayed at a hotel.
at a hotel はMなので消去。
stayed だけが残り、、S+V (+M)-完全自動詞。
stay : 泊まる、滞在する、居る 実戦的には stay at [in] ~ : ~に泊まる、滞在する、居る
[訳] 私たちはホテルに泊まった。
b. Good-bye. Stay well.
この well は皆さんよくご存じの「上手に、よく」という意味の副詞ではなく、「元気である」という意味の形容詞です。
get well「元気になる」はよく中学校の教科書に載っています。
この文は命令文なので主語は省略されてありません。
でも、動詞+形容詞は必ずS+V+Cなので、不完全自動詞です。
stay C : C(の状態)のままである
[訳] さようなら。元気でね。
※ Keep well. とも言います。長期の別れ際に便利なので覚えておきましょう。
5,
a. You must go home now.
now はMなので消します。
この home は名詞ではありません。
I went to his home. (私は彼の家へ行った) の home は「家」という意味の名詞です。
I went home. (私は家に帰った) の home は to がないので「自宅へ、で」という意味の副詞です。
go home / come home / get home / take O home (Oを家に連れて帰る) の home は to がないのですべて副詞です。
よって、home もMなので消去。
go だけが残り、S+V (+M)-完全自動詞 。
go : 行く 実戦的には go home : (家の外が視点の中心で)家に帰る
[訳] 君はもう家に帰らなければいけない。
b. Eggs soon go bad in hot weather.
Mの in hot weather を消します。
soon もMですが、この場合は動詞の前なので、動詞の判定には関係ありません。
bad は形容詞で、Eggs = bad なので、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
go C : C(の状態)になる(通例、悪い状態になる)
[訳] 卵は暑い天気ではすぐ悪くなる[腐る]。
6.
a. The bell sounds at noon.
at noon はMなので消します。
sound だけが残るので、S+V (+M)-完全自動詞 。
sound : 鳴る、響く、音が出る
[訳] その鐘は正午に鳴ります。
b. Your idea sounds strange.
strange は形容詞で Your idea = strange なので、S+V+C-不完全自動詞。
sound C : Cに聞こえる
[訳] 君の考えは奇妙に聞こえる。
7.
a. The dog smelled my hands.
The dog とmy hands はイコールではないので、S+V+O-完全他動詞。
smell O : Oの匂いをかぐ
[訳] その犬は私の手の匂いをかいだ。
b. The dog smelled terrible.
terrible(ひどい)は形容詞で The dog = terrible なので、S+V+C-不完全自動詞。
smell C : Cのにおいがする
[訳] その犬はひどい匂いがした。
8.
a. A tall man appeared suddenly.
suddenly はMなので消します。
appear だけが残り、S+V (+M)-完全自動詞。
appear : 現れる、出現する
[訳] 突然背の高い男が現れた。
b. That tall man appeared rich.
rich は形容詞で、That man = rich なので、S+V+C-不完全自動詞。
appear C : C(のよう、そう)に見える、思われる
[訳] あの背の高い男は金持ち(のよう)に見える。
9.
a. Taste this soup. It's delicious.
命令文で省略されている you と this soup はイコールにはならないので、S+V+O-完全他動詞。
taste O : Oを味わう、試食する、食べる
[訳] このスープを食べてごらん。おいしいよ。
b. This milk tastes sour.
sour(すっぱい) は形容詞で、This milk = sour なので、S+V+C-不完全自動詞。
taste C : Cの味がする
[訳] このミルクはすっぱい味がする。
10.
a. She felt my hands.
She と my hands はイコールではないので、S+V+O-完全他動詞。
feel O : Oを触る、Oに触れる
[訳] 彼女は私の手を触った。
b. Your hands feel cold.
cold は形容詞で、Your hands = cold なので、S+V+C-不完全自動詞。
feel C : Cな手触りがする、(さわると)Cの感じがする
[訳] あなたの手は冷たく感じる。
c. I feel very cold.
very はMで消去。
cold は形容詞で、I = cold なので、S+V+C-不完全自動詞。
feel C : (人が)Cに感じる
[訳] 私はとても寒く感じる。
11.
a. He fell to the ground suddenly.
to the ground と suddenly はMなので消去。
fall だけが残るので、S+V (+M)-完全自動詞。
fall : 倒れる、落ちる
[訳] 彼は突然地面に倒れた。
b. My grandfather fell ill suddenly.
suddenly はMで消します。
ill は sick と同じ意味の形容詞で、My grandfather = ill なので、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
fall C : C(の状態)になる 実用的には fall ill = fall sick : 病気になる、病に倒れる
[訳] 私の祖父は突然病気になった。
12.
a. Jane looked very happy.
very はMで消えます。
happy は形容詞で、Jane = happy なので、S+V+C-不完全自動詞。
look C : C(のよう、そう)に見える
[訳] ジェーンはとても幸せそうに見えた。
b. Jane looked at John happily.
at John と happily はMで消えます。
look だけが残り、S+V (+M)-完全自動詞。
look : 見る 実用的には look at ~ : ~を見る
[訳] ジェーンは嬉しそうにジョンを見た。
c. Jane looked me in the eye.
in the eye はMなので消えます。
looked と me の間に前置詞が無くて直結しています。
Jane と me がイコールのわけがないので、me は look の目的語(O)。
よって、S+V+O (+M)-完全他動詞。
weblio で他動詞の箇所を見ると、
〔+目的語+in+名〕〈人などの〉〔顔・目などを〕じっと見る,熟視する 《★【用法】 名詞の前に the を用いる》.
とあります。
これは、Mの in the eye も含めて熟語で覚えたほうがいいでしょう。
look 人 in the eye : 人の目をじっと見る
[訳] ジェーンは私の目をじっと見た。
このページの例文は重要です。
しっかり暗記しましょう。
1. a) ジムは駅まで走って行った。
1. b) 私の父はホテルを三つ経営している。
1. c) 私の父はホテルを三つ経営している。
2. a) 私は昨日家に残った。
2. b) 彼らは長年友達のままであった。
2. c) それらの窓は一日中開いたままだった。
3. a) 私の髪の毛はとても速く伸びる。
3. b) 私たちは庭でトマトを栽培しています。
3. c) その音はだんだん大きくなった。
4. a) 私たちはホテルに泊まった。
4. b) さようなら。元気でね。
5. a) 君はもう家に帰らなければいけない。
5. b) 卵は暑い天気ではすぐ悪くなる[腐る]。
6. a) その鐘は正午に鳴ります。
6. b) 君の考えは奇妙に聞こえる。
7. a) その犬は私の手の匂いをかいだ。
7. b) その犬はひどい匂いがした。
8. a) 突然背の高い男が現れた。
8. b) あの背の高い男は金持ち(のよう)に見える。
9. a) このスープを食べてごらん。おいしいよ。
9. b) このミルクはすっぱい味がする。
10. a) 彼女は私の手を触った。
10. b) あなたの手は冷たく感じる。
10. c) 私はとても寒く感じる。
11. a) 彼は突然地面に倒れた。
11. b) 私の祖父は突然病気になった。
12. a) ジェーンはとても幸せそうに見えた。
12. b) ジェーンは嬉しそうにジョンを見た。
12. c) ジェーンは私の目をじっと見た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. a. Jim ran to the station.
01. b. My father runs three hotels.
01. c. Money will run short soon.
02. a. I remained at home yesterday.
02. b. They remained friends for many years.
02. c. The windows remained open all day.
03. a. My hair grows very fast.
03. b. We grow tomatoes in our garden.
03. c. The sound grew louder and louder.
04. a. We stayed at a hotel.
04. b. Good-bye. Stay well.
05. a. You must go home now.
05. b. Eggs soon go bad in hot weather.
06. a. The bell sounds at noon.
06. b. Your idea sounds strange.
07. a. The dog smelled my hands.
07. b. The dog smelled terrible.
08. a. A tall man appeared suddenly.
08. b. That tall man appeared rich.
09. a. Taste this soup. It's delicious.
09. b. This milk tastes sour.
10. a. She felt my hands.
10. b. Your hands feel cold.
10. c. I feel very cold.
11. a. He fell to the ground suddenly.
11. b. My grandfather fell ill suddenly.
12. a. Jane looked very happy.
12. b. Jane looked at John happily.
12. c. Jane looked me in the eye.
次回-授与動詞 (SVOO) その1
復習テストはこちら
前回に引き続いて、動詞の判定の練習をします。
例文を列挙しますから、辞書を引いて自分で意味を考えてみましょう。
weblio を開く
01. a. Jim ran to the station.
01. b. My father runs three hotels.
01. c. Money will run short soon.
01. c. short : [形] 不足した
02. a. I remained at home yesterday.
02. b. They remained friends for many years.
02. c. The windows remained open all day.
02. c. open : [形] 開いている(開くという意味の動詞ではない)
03. a. My hair grows very fast.
03. b. We grow tomatoes in our garden.
03. c. The sound grew louder and louder.
03. c. loud : (音が)うるさい、大きい
04. a. We stayed at a hotel.
04. b. Good-bye. Stay well.
04. b. well : [形] 元気な(上手にという意味の副詞ではない)
05. a. You must go home now.
05. a. この home の品詞は名詞ではない!注意!
05. b. Eggs soon go bad in hot weather.
05. b. weather ウェザー : 天気
06. a. The bell sounds at noon.
06. b. Your idea sounds strange.
07. a. The dog smelled my hands.
07. b. The dog smelled terrible.
07. b. terrible : ひどい
08. a. A tall man appeared suddenly.
08. b. That tall man appeared rich.
09. a. Taste this soup. It's delicious.
09. b. This milk tastes sour.
09. b. sour : すっぱい
10. a. She felt my hands.
10. b. Your hands feel cold.
10. c. I feel very cold.
11. a. He fell to the ground suddenly.
11. b. My grandfather fell ill suddenly.
11. b. ill : (体が)悪い、病気の = sick
12. a. Jane looked very happy.
12. b. Jane looked at John happily.
12. c. Jane looked me in the eye.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
では、一つづつ解説していきましょう。
1.
a. Jim ran to the station.
(副詞相当語句)Mの to the station を消去。S+V (+M)-完全自動詞。
run : 走る 実戦的には run to ~ : ~まで走って行く
[訳] ジムは駅まで走って行った。
b. My father runs three hotels.
My father と three hotels はイコールでないのでS+V+O-完全他動詞。
run O : Oを経営する、運営する、管理する
[訳] 私の父はホテルを三つ経営している。
c. Money will run short soon.
Mの soon を消去。
short は「不足している」という意味の形容詞。
さらに Money = short なので、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
run C ; C(の状態)になる 実戦的には run short : 不足する と熟語で覚えておきましょう。
[訳] お金がもうすぐ不足するだろう。
2.
a. I remained at home yesterday.
at home と yesterday はMなので消去。
remained だけが残り、S+V (+M)-完全自動詞。
remain : 残る、居残る
[訳] 私は昨日家に残った。
b. They remained friends for many years.
Mの for many years を消去。
They = friends なので、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
remain C : C(の状態)のままである
[訳] 彼らは長年友達のままであった。
c. The windows remained open all day.
all day はMなので消去。
open はこの場合「開く」という意味の動詞ではなく「開いている」という意味の形容詞。
さらに The windows = open なので、、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
remain C : C(の状態)のままである
[訳] それらの窓は一日中開いたままだった。
3.
a. My hair grows very fast.
very fast はMなので消去。
grow しか残らないので、S+V (+M)-完全自動詞。
grow : 育つ、成長する、生える
[訳] 私の髪の毛はとても速く伸びる。
b. We grow tomatoes in our garden.
in our garden はMで消します。
We と tomatoes はイコールではないので、S+V+O (+M)-完全他動詞。
grow O : Oを育てる、栽培する
[訳] 私たちは庭でトマトを栽培しています。
c. The sound grew louder and louder.
louder は「(音が)うるさい、大きい」という意味の形容詞 loud の比較級。
The sound = louder and louder なので、S+V+C-不完全自動詞。
grow C : C(の状態)になる
[訳] その音はだんだん大きくなった。
4.
a. We stayed at a hotel.
at a hotel はMなので消去。
stayed だけが残り、、S+V (+M)-完全自動詞。
stay : 泊まる、滞在する、居る 実戦的には stay at [in] ~ : ~に泊まる、滞在する、居る
[訳] 私たちはホテルに泊まった。
b. Good-bye. Stay well.
この well は皆さんよくご存じの「上手に、よく」という意味の副詞ではなく、「元気である」という意味の形容詞です。
get well「元気になる」はよく中学校の教科書に載っています。
この文は命令文なので主語は省略されてありません。
でも、動詞+形容詞は必ずS+V+Cなので、不完全自動詞です。
stay C : C(の状態)のままである
[訳] さようなら。元気でね。
※ Keep well. とも言います。長期の別れ際に便利なので覚えておきましょう。
5,
a. You must go home now.
now はMなので消します。
この home は名詞ではありません。
I went to his home. (私は彼の家へ行った) の home は「家」という意味の名詞です。
I went home. (私は家に帰った) の home は to がないので「自宅へ、で」という意味の副詞です。
go home / come home / get home / take O home (Oを家に連れて帰る) の home は to がないのですべて副詞です。
よって、home もMなので消去。
go だけが残り、S+V (+M)-完全自動詞 。
go : 行く 実戦的には go home : (家の外が視点の中心で)家に帰る
[訳] 君はもう家に帰らなければいけない。
b. Eggs soon go bad in hot weather.
Mの in hot weather を消します。
soon もMですが、この場合は動詞の前なので、動詞の判定には関係ありません。
bad は形容詞で、Eggs = bad なので、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
go C : C(の状態)になる(通例、悪い状態になる)
[訳] 卵は暑い天気ではすぐ悪くなる[腐る]。
6.
a. The bell sounds at noon.
at noon はMなので消します。
sound だけが残るので、S+V (+M)-完全自動詞 。
sound : 鳴る、響く、音が出る
[訳] その鐘は正午に鳴ります。
b. Your idea sounds strange.
strange は形容詞で Your idea = strange なので、S+V+C-不完全自動詞。
sound C : Cに聞こえる
[訳] 君の考えは奇妙に聞こえる。
7.
a. The dog smelled my hands.
The dog とmy hands はイコールではないので、S+V+O-完全他動詞。
smell O : Oの匂いをかぐ
[訳] その犬は私の手の匂いをかいだ。
b. The dog smelled terrible.
terrible(ひどい)は形容詞で The dog = terrible なので、S+V+C-不完全自動詞。
smell C : Cのにおいがする
[訳] その犬はひどい匂いがした。
8.
a. A tall man appeared suddenly.
suddenly はMなので消します。
appear だけが残り、S+V (+M)-完全自動詞。
appear : 現れる、出現する
[訳] 突然背の高い男が現れた。
b. That tall man appeared rich.
rich は形容詞で、That man = rich なので、S+V+C-不完全自動詞。
appear C : C(のよう、そう)に見える、思われる
[訳] あの背の高い男は金持ち(のよう)に見える。
9.
a. Taste this soup. It's delicious.
命令文で省略されている you と this soup はイコールにはならないので、S+V+O-完全他動詞。
taste O : Oを味わう、試食する、食べる
[訳] このスープを食べてごらん。おいしいよ。
b. This milk tastes sour.
sour(すっぱい) は形容詞で、This milk = sour なので、S+V+C-不完全自動詞。
taste C : Cの味がする
[訳] このミルクはすっぱい味がする。
10.
a. She felt my hands.
She と my hands はイコールではないので、S+V+O-完全他動詞。
feel O : Oを触る、Oに触れる
[訳] 彼女は私の手を触った。
b. Your hands feel cold.
cold は形容詞で、Your hands = cold なので、S+V+C-不完全自動詞。
feel C : Cな手触りがする、(さわると)Cの感じがする
[訳] あなたの手は冷たく感じる。
c. I feel very cold.
very はMで消去。
cold は形容詞で、I = cold なので、S+V+C-不完全自動詞。
feel C : (人が)Cに感じる
[訳] 私はとても寒く感じる。
11.
a. He fell to the ground suddenly.
to the ground と suddenly はMなので消去。
fall だけが残るので、S+V (+M)-完全自動詞。
fall : 倒れる、落ちる
[訳] 彼は突然地面に倒れた。
b. My grandfather fell ill suddenly.
suddenly はMで消します。
ill は sick と同じ意味の形容詞で、My grandfather = ill なので、S+V+C (+M)-不完全自動詞。
fall C : C(の状態)になる 実用的には fall ill = fall sick : 病気になる、病に倒れる
[訳] 私の祖父は突然病気になった。
12.
a. Jane looked very happy.
very はMで消えます。
happy は形容詞で、Jane = happy なので、S+V+C-不完全自動詞。
look C : C(のよう、そう)に見える
[訳] ジェーンはとても幸せそうに見えた。
b. Jane looked at John happily.
at John と happily はMで消えます。
look だけが残り、S+V (+M)-完全自動詞。
look : 見る 実用的には look at ~ : ~を見る
[訳] ジェーンは嬉しそうにジョンを見た。
c. Jane looked me in the eye.
in the eye はMなので消えます。
looked と me の間に前置詞が無くて直結しています。
Jane と me がイコールのわけがないので、me は look の目的語(O)。
よって、S+V+O (+M)-完全他動詞。
weblio で他動詞の箇所を見ると、
〔+目的語+in+名〕〈人などの〉〔顔・目などを〕じっと見る,熟視する 《★【用法】 名詞の前に the を用いる》.
とあります。
これは、Mの in the eye も含めて熟語で覚えたほうがいいでしょう。
look 人 in the eye : 人の目をじっと見る
[訳] ジェーンは私の目をじっと見た。
このページの例文は重要です。
しっかり暗記しましょう。
1. a) ジムは駅まで走って行った。
1. b) 私の父はホテルを三つ経営している。
1. c) 私の父はホテルを三つ経営している。
2. a) 私は昨日家に残った。
2. b) 彼らは長年友達のままであった。
2. c) それらの窓は一日中開いたままだった。
3. a) 私の髪の毛はとても速く伸びる。
3. b) 私たちは庭でトマトを栽培しています。
3. c) その音はだんだん大きくなった。
4. a) 私たちはホテルに泊まった。
4. b) さようなら。元気でね。
5. a) 君はもう家に帰らなければいけない。
5. b) 卵は暑い天気ではすぐ悪くなる[腐る]。
6. a) その鐘は正午に鳴ります。
6. b) 君の考えは奇妙に聞こえる。
7. a) その犬は私の手の匂いをかいだ。
7. b) その犬はひどい匂いがした。
8. a) 突然背の高い男が現れた。
8. b) あの背の高い男は金持ち(のよう)に見える。
9. a) このスープを食べてごらん。おいしいよ。
9. b) このミルクはすっぱい味がする。
10. a) 彼女は私の手を触った。
10. b) あなたの手は冷たく感じる。
10. c) 私はとても寒く感じる。
11. a) 彼は突然地面に倒れた。
11. b) 私の祖父は突然病気になった。
12. a) ジェーンはとても幸せそうに見えた。
12. b) ジェーンは嬉しそうにジョンを見た。
12. c) ジェーンは私の目をじっと見た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. a. Jim ran to the station.
01. b. My father runs three hotels.
01. c. Money will run short soon.
02. a. I remained at home yesterday.
02. b. They remained friends for many years.
02. c. The windows remained open all day.
03. a. My hair grows very fast.
03. b. We grow tomatoes in our garden.
03. c. The sound grew louder and louder.
04. a. We stayed at a hotel.
04. b. Good-bye. Stay well.
05. a. You must go home now.
05. b. Eggs soon go bad in hot weather.
06. a. The bell sounds at noon.
06. b. Your idea sounds strange.
07. a. The dog smelled my hands.
07. b. The dog smelled terrible.
08. a. A tall man appeared suddenly.
08. b. That tall man appeared rich.
09. a. Taste this soup. It's delicious.
09. b. This milk tastes sour.
10. a. She felt my hands.
10. b. Your hands feel cold.
10. c. I feel very cold.
11. a. He fell to the ground suddenly.
11. b. My grandfather fell ill suddenly.
12. a. Jane looked very happy.
12. b. Jane looked at John happily.
12. c. Jane looked me in the eye.
次回-授与動詞 (SVOO) その1
復習テストはこちら
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Wed.
高校英語・基礎-動詞の文型-授与動詞 (SVOO) その1 
高校英語・基礎-動詞の文型-授与動詞 S+V+O+O その1
今まで判別の練習をしてきた文型と動詞の種類を並べると、
1. S+V (+M) 完全自動詞
2. S+V+C (+M) 不完全自動詞
3. S+V+O (+M) 完全他動詞
このうち、2. の「不完全自動詞」は重要です。
何度も繰り返して復習してください。
くどいようですが重ねて言います。
「不完全自動詞」は暗記しているくらいでないと、実用にはなりません。
必ず暗記してください。
不完全自動詞を復習しに行く
さて今回は S+V+O+O (+M) 授与動詞 の学習です。
「授与」という言葉の通り、「give」がその代表選手なので、「give」の例文から始めましょう。
I gave my son a new bike for his birthday.
これくらいは中2くらいの実力で、意味くらいはわかりますね。
[訳] 私は誕生日に息子に新しい自転車をあげた。
これを文法的に解釈していきましょう。
まず、for my birthday はM(副詞相当語句)なので消えます。
give の後に my son と a new bike の二つの名詞が残ります。
my son のほうを「間接目的語」、a new bike のほうを「直接目的語」と言います。
英語では
indirect object = 間接目的語 頭文字を取って「IO」
indirect object = 直接目的語 頭文字を取って「DO」
と言います。
間接目的語=誰に、直接目的語=何を というわけです。
単語の用法の表記はさまざまです。
give+人+物 (人に物を与える)
give+IO+DO (IOにDOを与える)
give+O1+O2 (O1にO2を与える)
give+A+B (AにBを与える)
どう書かれていてもわかるように、上記の説明を理解しておきましょう。
ちなみに、私は普段の授業では、単語をまとめる時は「give+人+物」を使っています。
記号で言うと順番がおかしくなる生徒が多いもので・・・
では、まず中学程度の例文を列挙しますから、暗記して体で覚えてください。
01. My father gave me his car.
01. give+人+物 : 人に物を与える
02. I showed him my album.
02. show+人+物 : 人に物を見せる
03. He told his son an interesting story.
03. tell+人+物 : 人に物を話す
04. Please lend me some money.
04. lend+人+物 : 人に物を貸す
05. My grandmother sent me a box of apples.
05. send+人+物 : 人に物を送る
06. I wrote her a long letter.
06. write+人+物 : 人に物を書く
07. My mother taught me math.
07. teach+人+物 : 人に物を教える
08. I'll buy you a new bike.
08. buy+人+物 : 人に物を買ってあげる
09. Her big sister made her a cute doll.
09. make+人+物 : 人に物を作ってあげる
10. He got me a ticket for the concert.
10. get+人+物 : 人に物を手に入れてあげる
11. He found me a seat.
11. find+人+物 : 人に物を見つけてあげる
12. Please call her a taxi.
12. call+人+物 : 人に物を呼んであげる
13. She brought me a cup of tea.
13. bring+人+物 : 人に物を持って来る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. 私の父は私に自分の車をくれた。
02. 私は彼に私のアルバムを見せた。
03. 彼は息子に面白い話をした。
04. 私にお金をいくらか貸してください。
05. 祖母は私にリンゴを一箱送ってくれた。
06. 私は彼女に長い手紙を書いた
07. 母は私に数学を教えてくれた。
08. お前に新い自転車を買ってあげよう。
09. 彼女の姉は彼女ににかわいい人形を作ってあげた。
10. 彼は私にそのコンサートのチケットを手に入れてくれた。
11. 彼は私に席を見つけてくれた。
12. 彼女にタクシーを呼んであげてください。
13. 彼女は私にお茶を一杯持って来てくれた。
上の和訳を英語に戻せたら、この文型は体では身についています。
でも、もう一度最初に戻って、文法的説明も復習しておいてください。
次回-授与動詞 (SVOO) その2
復習テストはこちら
今まで判別の練習をしてきた文型と動詞の種類を並べると、
1. S+V (+M) 完全自動詞
2. S+V+C (+M) 不完全自動詞
3. S+V+O (+M) 完全他動詞
このうち、2. の「不完全自動詞」は重要です。
何度も繰り返して復習してください。
くどいようですが重ねて言います。
「不完全自動詞」は暗記しているくらいでないと、実用にはなりません。
必ず暗記してください。
不完全自動詞を復習しに行く
さて今回は S+V+O+O (+M) 授与動詞 の学習です。
「授与」という言葉の通り、「give」がその代表選手なので、「give」の例文から始めましょう。
I gave my son a new bike for his birthday.
これくらいは中2くらいの実力で、意味くらいはわかりますね。
[訳] 私は誕生日に息子に新しい自転車をあげた。
これを文法的に解釈していきましょう。
まず、for my birthday はM(副詞相当語句)なので消えます。
give の後に my son と a new bike の二つの名詞が残ります。
my son のほうを「間接目的語」、a new bike のほうを「直接目的語」と言います。
英語では
indirect object = 間接目的語 頭文字を取って「IO」
indirect object = 直接目的語 頭文字を取って「DO」
と言います。
間接目的語=誰に、直接目的語=何を というわけです。
単語の用法の表記はさまざまです。
give+人+物 (人に物を与える)
give+IO+DO (IOにDOを与える)
give+O1+O2 (O1にO2を与える)
give+A+B (AにBを与える)
どう書かれていてもわかるように、上記の説明を理解しておきましょう。
ちなみに、私は普段の授業では、単語をまとめる時は「give+人+物」を使っています。
記号で言うと順番がおかしくなる生徒が多いもので・・・
では、まず中学程度の例文を列挙しますから、暗記して体で覚えてください。
01. My father gave me his car.
01. give+人+物 : 人に物を与える
02. I showed him my album.
02. show+人+物 : 人に物を見せる
03. He told his son an interesting story.
03. tell+人+物 : 人に物を話す
04. Please lend me some money.
04. lend+人+物 : 人に物を貸す
05. My grandmother sent me a box of apples.
05. send+人+物 : 人に物を送る
06. I wrote her a long letter.
06. write+人+物 : 人に物を書く
07. My mother taught me math.
07. teach+人+物 : 人に物を教える
08. I'll buy you a new bike.
08. buy+人+物 : 人に物を買ってあげる
09. Her big sister made her a cute doll.
09. make+人+物 : 人に物を作ってあげる
10. He got me a ticket for the concert.
10. get+人+物 : 人に物を手に入れてあげる
11. He found me a seat.
11. find+人+物 : 人に物を見つけてあげる
12. Please call her a taxi.
12. call+人+物 : 人に物を呼んであげる
13. She brought me a cup of tea.
13. bring+人+物 : 人に物を持って来る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. 私の父は私に自分の車をくれた。
02. 私は彼に私のアルバムを見せた。
03. 彼は息子に面白い話をした。
04. 私にお金をいくらか貸してください。
05. 祖母は私にリンゴを一箱送ってくれた。
06. 私は彼女に長い手紙を書いた
07. 母は私に数学を教えてくれた。
08. お前に新い自転車を買ってあげよう。
09. 彼女の姉は彼女ににかわいい人形を作ってあげた。
10. 彼は私にそのコンサートのチケットを手に入れてくれた。
11. 彼は私に席を見つけてくれた。
12. 彼女にタクシーを呼んであげてください。
13. 彼女は私にお茶を一杯持って来てくれた。
上の和訳を英語に戻せたら、この文型は体では身についています。
でも、もう一度最初に戻って、文法的説明も復習しておいてください。
次回-授与動詞 (SVOO) その2
復習テストはこちら
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Fri.
高校英語・基礎-動詞の文型-授与動詞 (SVOO) その2 
高校英語・基礎-動詞の文型-授与動詞 S+V+O+O その2
前回学習した「授与動詞 S+V+O (人)+O (物)は、O (物)=直接目的語のほうに焦点があります。
つまり、主に相手に何を授与するか伝えたい時に使われます。
[注] O (人)=間接目的語が him とか me の代名詞ではなく、Ken とか my brother のような意味のある名詞の場合は、当然ながら、O (人)=間接目的語のほうにも多少焦点があります。
それに対して、O (人)=間接目的語のほうに焦点を当てたい場合=誰に授与したいかが言いたい場合は、to O (人) とか for O ( 人) のように前置詞を付けて後置します。
give +O (人)+O (物) → give +O (物)+ to O (人)
buy +O (人)+O (物) → buy +O( 物)+ for O (人)
特に、O (物)=直接目的語が it や them の代名詞な場合は、こちらの文型だけを使います。
I gave Tom it. (X)
I gave it to Tom. (○) 私はそれをトムにあげた。
He bought me them. (X)
He bought them for me. (○) 彼はそれらを私に買ってくれた。
to O (人)は、O (物)が人から人に移るイメージ、for O (人)は、O (人)のために、というイメージですが、個々の単語でどちらか覚えておかないと実戦的には、特に話す時には役に立たないでしょう。
前回学習した授与動詞を分類すると、
to O(人)型
give show tell lend send write teach
for O(人)型
buy make get find call
to O(人) + for O(人)型
bring
例文で覚えないと身に付きませんね。
まず前回の例文を再テストしてください。
復習しに行く
では、上記の文型の例文を挙げます。
to 型と for 型はわざと順不同にしてあります。
訳した後英語に戻してください。
01. He gave it to his son.
02. He showed the album to his girlfriend.
03. I bought it for myself.
04. You should tell it to everyone.
05. I'll find a good seat for you.
06. Please lend it to me.
07. My father made a chair for me.
08. I sent an e-mail to my mother.
09. I called a taxi for the old lady.
10. Ms White teaches math to our class.
11. I wrote a letter to my parents.
12. I'll get a good seat for your parents.
13. He brought a cup of tea for me.
14. Bring that chair to me.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. 彼はそれを息子に与えた。
02. 彼はそのアルバムを自分の彼女[恋人]に見せた。
03. 私ははそれを自分用に買ったんです。
04. 君はそれを皆に話したほうがよい[話すべきだ]。
05. 君にいい席を見つけてあげよう。
06. それを私に貸してください。
07. 父は私に椅子を作ってくれた。
08. 私はメールを母に送った。
09. 私はその老婦人にタクシーを呼んであげた。
10. ホワイト先生は数学を私たちのクラスに教えている。
11. 私は手紙を両親に書いた。
12. 君のご両親に良い席を見つけてあげよう。
13. 彼は私にお茶を一杯持って来てくれた。
14. あの椅子を私の所へ持って来て。
覚えれましたか?
英語は理解だけでは身に付きません。
必ず例文をインプットしましょう。
もちろん、授与動詞はこれ以外にもたくさんありますから、どの型に属するかは辞書で確認します。
例えば、
His father reads his son a book every night.
彼の父親は毎晩息子に本を読んであげます。
が to か for か迷ったら、辞書を引いて
weblio を引くと
〔+間接目的語+直接目的語〕〈人に〉〈…を〉読んで[言って]聞かせる
〔+目的語(+副)+to+(代)名詞〕〔人に〕〈…を〉読んで[言って]聞かせる
to を使うとわかります。
His father reads a book to his son every night.
最後になりますが、to O (人) と for O (人) は当然M(副詞相当語句)ですから消去されて、この文型は「S+V+O+O (+M)」ではなく「S+V+O (+M)」になるので注意しましょう。
次回-授与動詞 S+V+O+O その3
復習テストはこちら
前回学習した「授与動詞 S+V+O (人)+O (物)は、O (物)=直接目的語のほうに焦点があります。
つまり、主に相手に何を授与するか伝えたい時に使われます。
[注] O (人)=間接目的語が him とか me の代名詞ではなく、Ken とか my brother のような意味のある名詞の場合は、当然ながら、O (人)=間接目的語のほうにも多少焦点があります。
それに対して、O (人)=間接目的語のほうに焦点を当てたい場合=誰に授与したいかが言いたい場合は、to O (人) とか for O ( 人) のように前置詞を付けて後置します。
give +O (人)+O (物) → give +O (物)+ to O (人)
buy +O (人)+O (物) → buy +O( 物)+ for O (人)
特に、O (物)=直接目的語が it や them の代名詞な場合は、こちらの文型だけを使います。
I gave Tom it. (X)
I gave it to Tom. (○) 私はそれをトムにあげた。
He bought me them. (X)
He bought them for me. (○) 彼はそれらを私に買ってくれた。
to O (人)は、O (物)が人から人に移るイメージ、for O (人)は、O (人)のために、というイメージですが、個々の単語でどちらか覚えておかないと実戦的には、特に話す時には役に立たないでしょう。
前回学習した授与動詞を分類すると、
to O(人)型
give show tell lend send write teach
for O(人)型
buy make get find call
to O(人) + for O(人)型
bring
例文で覚えないと身に付きませんね。
まず前回の例文を再テストしてください。
復習しに行く
では、上記の文型の例文を挙げます。
to 型と for 型はわざと順不同にしてあります。
訳した後英語に戻してください。
01. He gave it to his son.
02. He showed the album to his girlfriend.
03. I bought it for myself.
04. You should tell it to everyone.
05. I'll find a good seat for you.
06. Please lend it to me.
07. My father made a chair for me.
08. I sent an e-mail to my mother.
09. I called a taxi for the old lady.
10. Ms White teaches math to our class.
11. I wrote a letter to my parents.
12. I'll get a good seat for your parents.
13. He brought a cup of tea for me.
14. Bring that chair to me.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. 彼はそれを息子に与えた。
02. 彼はそのアルバムを自分の彼女[恋人]に見せた。
03. 私ははそれを自分用に買ったんです。
04. 君はそれを皆に話したほうがよい[話すべきだ]。
05. 君にいい席を見つけてあげよう。
06. それを私に貸してください。
07. 父は私に椅子を作ってくれた。
08. 私はメールを母に送った。
09. 私はその老婦人にタクシーを呼んであげた。
10. ホワイト先生は数学を私たちのクラスに教えている。
11. 私は手紙を両親に書いた。
12. 君のご両親に良い席を見つけてあげよう。
13. 彼は私にお茶を一杯持って来てくれた。
14. あの椅子を私の所へ持って来て。
覚えれましたか?
英語は理解だけでは身に付きません。
必ず例文をインプットしましょう。
もちろん、授与動詞はこれ以外にもたくさんありますから、どの型に属するかは辞書で確認します。
例えば、
His father reads his son a book every night.
彼の父親は毎晩息子に本を読んであげます。
が to か for か迷ったら、辞書を引いて
weblio を引くと
〔+間接目的語+直接目的語〕〈人に〉〈…を〉読んで[言って]聞かせる
〔+目的語(+副)+to+(代)名詞〕〔人に〕〈…を〉読んで[言って]聞かせる
to を使うとわかります。
His father reads a book to his son every night.
最後になりますが、to O (人) と for O (人) は当然M(副詞相当語句)ですから消去されて、この文型は「S+V+O+O (+M)」ではなく「S+V+O (+M)」になるので注意しましょう。
次回-授与動詞 S+V+O+O その3
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Sat.
高校英語・基礎-動詞の文型-授与動詞 (SVOO) その3 
高校英語・基礎-動詞の文型-授与動詞 S+V+O+O その3
完全他動詞の目的語は、単純な名詞以外にさまざまな名詞相当語句がありましたね。
まず、「動詞の目的語と名詞相当語句」を復習して来てください。
復習できましたか?
次の六つが完全他動詞の目的語になれました。
1. to V (to不定詞の名詞的用法)
2. Ving (動名詞)
3. (that) S + V (that節)
4. 疑問詞 (S) + V (疑問詞節=間接疑問文)
5. whether S + V (or not) と if S + V (whether節・if節=間接疑問文)
6. 疑問詞+to V (疑問詞+to不定詞)
授与動詞の二つ目の「O (物)」=「直接目的語」は普通は単純な名詞です。
しかし、伝達系の授与動詞(tell・ask など)は上の 3. ~ 4. の名詞相当語句を直接目的語に取ることができます。(1. と 2. は取れません)
例文で見てみましょう。
下線部が直接目的語です。
3. I told him (that) I was tired.
4. I asked him why he was so angry.
5. I'll ask her whether she will come (or not).
5. I'll ask her if she will come.
6. Please tell me where to put this vase.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. 私は彼に疲れていると言った。
4. 私は彼になぜそんなに怒っているのか尋ねた。
5. 彼女に来るかどうか尋ねてみよう。
6. この花瓶をどこに置けばいいか教えてください。
3. ~ 4. の文法事項は後に詳説しますので、今回はとりあえずこれで辛抱してください。
では、例文を頭の中にインプットしましょう。
《質問コーナー》
中学校の時の教科書に、「I told him to go home. 私は彼に家に帰るように言った」という英文が載っていました。1. の To不定詞は直接目的語にはできないと書いてありますが、これはどうなんでしょう???
《答え》
核心をついた非常にいい質問です。
学校英文法で学習する「基本五文型」は、文型の数が少なすぎて、一体どの文型に属するのか判断に悩む場合があります。
「tell 人 to V 人にVするように言う」も、S+V+O+O か 次に説明する予定の S+V+O+C か文法書によって解釈が違うようです。
文法は英語の意味を知るためのただの道具です。
結果的に意味がわかってその英語を頭にインプットでき、単語を入替して新しい英文を作れるなら、どんな文法でも構いません。
というわけで、S+V+O+O に解釈して、この不定詞は直接目的語だと解釈しても全く構いません。
ちなみに、辞書はそういう事情を踏まえて、「S+V+O+to do」とか「+目+to不定詞」などと表記して、基本五文型のどれにも分類していないのが普通です。
文型のまとめも、「tell O to V = OにVするように言う」とか「tell 人 to V = 人にVするように言う」という風にして暗記すれば、どの文型に属するか解釈できなくてもまったく困りません。
次回-不完全他動詞(SVOC) その1
復習テストはこちら
完全他動詞の目的語は、単純な名詞以外にさまざまな名詞相当語句がありましたね。
まず、「動詞の目的語と名詞相当語句」を復習して来てください。
復習できましたか?
次の六つが完全他動詞の目的語になれました。
1. to V (to不定詞の名詞的用法)
2. Ving (動名詞)
3. (that) S + V (that節)
4. 疑問詞 (S) + V (疑問詞節=間接疑問文)
5. whether S + V (or not) と if S + V (whether節・if節=間接疑問文)
6. 疑問詞+to V (疑問詞+to不定詞)
授与動詞の二つ目の「O (物)」=「直接目的語」は普通は単純な名詞です。
しかし、伝達系の授与動詞(tell・ask など)は上の 3. ~ 4. の名詞相当語句を直接目的語に取ることができます。(1. と 2. は取れません)
例文で見てみましょう。
下線部が直接目的語です。
3. I told him (that) I was tired.
4. I asked him why he was so angry.
5. I'll ask her whether she will come (or not).
5. I'll ask her if she will come.
6. Please tell me where to put this vase.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. 私は彼に疲れていると言った。
4. 私は彼になぜそんなに怒っているのか尋ねた。
5. 彼女に来るかどうか尋ねてみよう。
6. この花瓶をどこに置けばいいか教えてください。
3. ~ 4. の文法事項は後に詳説しますので、今回はとりあえずこれで辛抱してください。
では、例文を頭の中にインプットしましょう。
《質問コーナー》
中学校の時の教科書に、「I told him to go home. 私は彼に家に帰るように言った」という英文が載っていました。1. の To不定詞は直接目的語にはできないと書いてありますが、これはどうなんでしょう???
《答え》
核心をついた非常にいい質問です。
学校英文法で学習する「基本五文型」は、文型の数が少なすぎて、一体どの文型に属するのか判断に悩む場合があります。
「tell 人 to V 人にVするように言う」も、S+V+O+O か 次に説明する予定の S+V+O+C か文法書によって解釈が違うようです。
文法は英語の意味を知るためのただの道具です。
結果的に意味がわかってその英語を頭にインプットでき、単語を入替して新しい英文を作れるなら、どんな文法でも構いません。
というわけで、S+V+O+O に解釈して、この不定詞は直接目的語だと解釈しても全く構いません。
ちなみに、辞書はそういう事情を踏まえて、「S+V+O+to do」とか「+目+to不定詞」などと表記して、基本五文型のどれにも分類していないのが普通です。
文型のまとめも、「tell O to V = OにVするように言う」とか「tell 人 to V = 人にVするように言う」という風にして暗記すれば、どの文型に属するか解釈できなくてもまったく困りません。
次回-不完全他動詞(SVOC) その1
復習テストはこちら
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Sun.
高校英語・基礎-動詞の文型-不完全他動詞(SVOC) その1 
高校英語・基礎-動詞の文型-不完全他動詞 S+V+O+C その1
まず、次の二つの英文の違いを考えてみましょう。
1. I called him a taxi.
2. I call him Taxi.
2. の Taxi の T の大文字は、誤字ではありませんので念のため。
1. は前々回学習した「授与動詞 S+V+O (人)+O (物)」ですね。
1. 私は彼にタクシーを呼んであげた。
それに対して 2. の Taxi は大文字ですから固有名詞(人名・地名)で、
2. 私は彼をタクシーと呼んでいる。
という意味になります。タクシーは彼のニックネームというわけです。
him を Taxi と呼ぶということは、結果的に him = Taxi になります。
この目的語(him)とイコールになる語を「目的格補語」と言います。
この目的格補語を要する動詞を「不完全他動詞」と呼びます。
補語と言えば、不完全自動詞 (S+V+C) の主格補語がありましたね。
主格補語は主語とイコールになる語でした。
主格補語を復習しに行く
不完全自動詞 (S+V+C)を復習しに行く
今回学習するのは目的語とイコールになる目的格補語で、文型は「S+V+O+C」です。
S+V+C (S=C) V=不完全自動詞 C=主格補語
S+V+O+C (O=C) V=不完全他動詞 C=目的格補語
ちなみに、1. 2. の call の用法をまとめると、
1. call O(人) O(物) : O(人)にO(物)を呼んであげる
2. call O C : OをCと呼ぶ
となります。
もう一例見てみましょう。
3. I'll make you a chair.
4. I'll make you my secretary. secretary セクラテリ : 秘書
3. も前々回学習した「授与動詞 S+V+O (人)+O (物)」で、O (人)≠O (物)。
3. 君に椅子を作ってあげよう。
それに対して、 4. は、「不完全他動詞 S+V+O+C」で、O=C。
4. 君を私の秘書にしよう。
という意味です。
make の用法をまとめると
3. make O(人) O(物) : O(人)にO(物)を作ってあげる
4. make O C : OをC(の状態)にする
4. の「make O C」はS+V+O+C(O=C)のフィーリングをとらえるのに最適な用法で、しかも頻繁に使われるので、いくつか例文を覚えてしまいましょう。
5. I'll make your daughter happy.
6. The gift made her happy.
7. The news made her sad.
8, My words made him angry.
9. The movie made me excited.
9. excited : 興奮した、わくわくした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5. 私はあなたの娘を幸せにします。
6. その贈り物は彼女を喜ばせた。(← 彼女を喜んでいる状態にした)
7. その知らせは彼女を悲しませた。(← 彼女を悲しい状態にした)
8. 私の言葉は彼を怒らせた。(← 彼を怒った状態にした)
9. その映画は私を興奮[わくわく]させた。(← 私を興奮した[わくわくした]状態にした)
これらの例文は中学2年程度ですから、覚えるのは簡単だと思います。
ただ、この道場の入門者は高校生以上の大人ですから、文法的解釈も合わせて覚えてください。
[まとめ]
O=C の場合 S+V+O+C
V=不完全他動詞 C=目的格補語
[例] call O C : OをCと呼ぶ
[例] make O C : OをC(の状態)にする
暗記用のまとめです。
1. a) 私は彼にタクシーを呼んであげた。
1. b) 私は彼をタクシーと呼んでいる。
2. a) 君に椅子を作ってあげよう。
2. b) 君を私の秘書にしよう。
3. 私はあなたの娘を幸せにします。
4. その贈り物は彼女を喜ばせた。(← 彼女を喜んでいる状態にした)
5. その知らせは彼女を悲しませた。(← 彼女を悲しい状態にした)
6. 私の言葉は彼を怒らせた。(← 彼を怒った状態にした)
7 その映画は私を興奮[わくわく]させた。(← 私を興奮した[わくわくした]状態にした)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. a) I called him a taxi.
1. b) I call him Taxi.
2. a) I'll make you a chair.
2. b) I'll make you my secretary.
3. I'll make your daughter happy.
4. The gift made her happy.
5. The news made her sad.
6, My words made him angry.
7. The movie made me excited.
次回は他の不完全他動詞を紹介します。
次回-不完全他動詞 (SVOC) その2
復習テストはこちらです。
まず、次の二つの英文の違いを考えてみましょう。
1. I called him a taxi.
2. I call him Taxi.
2. の Taxi の T の大文字は、誤字ではありませんので念のため。
1. は前々回学習した「授与動詞 S+V+O (人)+O (物)」ですね。
1. 私は彼にタクシーを呼んであげた。
それに対して 2. の Taxi は大文字ですから固有名詞(人名・地名)で、
2. 私は彼をタクシーと呼んでいる。
という意味になります。タクシーは彼のニックネームというわけです。
him を Taxi と呼ぶということは、結果的に him = Taxi になります。
この目的語(him)とイコールになる語を「目的格補語」と言います。
この目的格補語を要する動詞を「不完全他動詞」と呼びます。
補語と言えば、不完全自動詞 (S+V+C) の主格補語がありましたね。
主格補語は主語とイコールになる語でした。
主格補語を復習しに行く
不完全自動詞 (S+V+C)を復習しに行く
今回学習するのは目的語とイコールになる目的格補語で、文型は「S+V+O+C」です。
S+V+C (S=C) V=不完全自動詞 C=主格補語
S+V+O+C (O=C) V=不完全他動詞 C=目的格補語
ちなみに、1. 2. の call の用法をまとめると、
1. call O(人) O(物) : O(人)にO(物)を呼んであげる
2. call O C : OをCと呼ぶ
となります。
もう一例見てみましょう。
3. I'll make you a chair.
4. I'll make you my secretary. secretary セクラテリ : 秘書
3. も前々回学習した「授与動詞 S+V+O (人)+O (物)」で、O (人)≠O (物)。
3. 君に椅子を作ってあげよう。
それに対して、 4. は、「不完全他動詞 S+V+O+C」で、O=C。
4. 君を私の秘書にしよう。
という意味です。
make の用法をまとめると
3. make O(人) O(物) : O(人)にO(物)を作ってあげる
4. make O C : OをC(の状態)にする
4. の「make O C」はS+V+O+C(O=C)のフィーリングをとらえるのに最適な用法で、しかも頻繁に使われるので、いくつか例文を覚えてしまいましょう。
5. I'll make your daughter happy.
6. The gift made her happy.
7. The news made her sad.
8, My words made him angry.
9. The movie made me excited.
9. excited : 興奮した、わくわくした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5. 私はあなたの娘を幸せにします。
6. その贈り物は彼女を喜ばせた。(← 彼女を喜んでいる状態にした)
7. その知らせは彼女を悲しませた。(← 彼女を悲しい状態にした)
8. 私の言葉は彼を怒らせた。(← 彼を怒った状態にした)
9. その映画は私を興奮[わくわく]させた。(← 私を興奮した[わくわくした]状態にした)
これらの例文は中学2年程度ですから、覚えるのは簡単だと思います。
ただ、この道場の入門者は高校生以上の大人ですから、文法的解釈も合わせて覚えてください。
[まとめ]
O=C の場合 S+V+O+C
V=不完全他動詞 C=目的格補語
[例] call O C : OをCと呼ぶ
[例] make O C : OをC(の状態)にする
暗記用のまとめです。
1. a) 私は彼にタクシーを呼んであげた。
1. b) 私は彼をタクシーと呼んでいる。
2. a) 君に椅子を作ってあげよう。
2. b) 君を私の秘書にしよう。
3. 私はあなたの娘を幸せにします。
4. その贈り物は彼女を喜ばせた。(← 彼女を喜んでいる状態にした)
5. その知らせは彼女を悲しませた。(← 彼女を悲しい状態にした)
6. 私の言葉は彼を怒らせた。(← 彼を怒った状態にした)
7 その映画は私を興奮[わくわく]させた。(← 私を興奮した[わくわくした]状態にした)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. a) I called him a taxi.
1. b) I call him Taxi.
2. a) I'll make you a chair.
2. b) I'll make you my secretary.
3. I'll make your daughter happy.
4. The gift made her happy.
5. The news made her sad.
6, My words made him angry.
7. The movie made me excited.
次回は他の不完全他動詞を紹介します。
次回-不完全他動詞 (SVOC) その2
復習テストはこちらです。
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Mon.
高校英語・基礎-動詞の文型-不完全他動詞 (SVOC) その2 
高校英語・基礎-動詞の文型-不完全他動詞 S+V+O+C その2
まず、前回の復習から始めましょう。
O=C の場合 S+V+O+C
V=不完全他動詞 C=目的格補語
[例] call O C : OをCと呼ぶ
[例] make O C : OをC(の状態)にする
それでは、不完全他動詞の別の例を挙げます。
辞書を使って自力で意味を取ってみましょう。
weblio を開く。
weblio では他動詞の〔+目的語+補語〕の項を見れば、意味が書いてあります。
01. We named our baby cat Tama.
02. I kept the door open.
03. You left the door open.
03. leave-left-left
04. The news turned her pale.
05. You are driving me crazy.
06. We chose him chairperson of the meeting.
06. choose チューズ-chose チョゥズ chosen チョゥズン
06. chairperson : チェァパースン : 議長
07. I found this book interesting.
08. I believe you innocent.
08. innocent イナセント: 無罪である
09. I painted the wall white.
10. I pushed the door open.
11. I want my coffee black.
12. I like coffee black.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
では、順番に解説していきましょう。
01. We named our baby cat Tama.
01. 私達は赤ちゃん猫をタマと名付けた。
01. name O C : OをCと名付ける
02. I kept the door open.
02. 私はドアを開けておいた。
02. keep O C : OをC(の状態)に保つ、OをC(の状態)にしておく
03. You left the door open.
03. leave-left-left
03. 君はドアを開けっ放しにした。
03. leave O C : OをC(の状態)に放置する、OをC(の状態)のままにしておく
04. The news turned her pale.
04. その知らせは彼女を青くした。 → その知らせを聞いて彼女は青くなった。
04. turn O C : OをC(の状態)に変化させる、OをC(の状態)にする
05. You are driving me crazy.
05. 君は私を気違いに追いやろうとしている。 → 君のせいで頭がおかしくなりそうだ。
05. drive O C : OをC(の状態)に追いやる、OをC(の状態)にする
06. We chose him chairperson of the meeting.
06. choose-chose-chosen
06. chairperson : チェアパーソン : 議長
06. 私達は彼を会議の議長に選んだ。
06. choose O C : OをCに選ぶ
[注] 一つしかない官職・地位を表す名詞が、補語(C)になる場合は冠詞 (a the) は省略されます。
07. I found this book interesting.
07. 私はこの本は面白いとわかった[思った]。
07. find O C : OをCだとわかる、知る、思う
08. I believe you innocent.
08. innocent : 無罪である
08. 私はあなたを無罪だと信じている。
08. believe O C : OをCだと信じる
09. I painted the wall white.
09. 私はその壁を白く塗った。
09. paint O C : Oに色を塗ってC(の状態)にする、OをC色に塗る
10. I pushed the door open.
10. 私はドアを押し開けた。
10. push O C : Oを押してC(の状態)にする
11. I want my coffee black.
11. コーヒーをブラックにして欲しい。 → コーヒーはブラックにしてください。
11. want O C : OがC(の状態)であることを望む、OをC(の状態)にして欲しい
12. I like coffee black.
12. 私はコーヒーはブラック(で飲むの)が好きだ。
12. like O C : OがC(の状態)であることを好む、OがC(の状態)なのが好きだ
[参考]
I want black coffee. 私はブラックコーヒーが欲しい。
black coffee は一つの固まりで O(目的語) なので、文型は S+V+O。
I like black coffee. 私はブラックコーヒーが好きだ。
この文も同じく文型は S+V+O。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今度は和訳を元の英語に戻してみましょう。
01. 私達は赤ちゃん猫をタマと名付けた。
02. 私はドアを開けておいた。
03. 君はドアを開けっ放しにした。
04. その知らせは彼女を青くした。 → その知らせを聞いて彼女は青くなった。
05. 君は私を気違いに追いやろうとしている。 → 君のせいで頭がおかしくなりそうだ。
06. 私達は彼を会議の議長に選んだ。
07. 私はこの本は面白いとわかった[思った]。
08. 私はあなたを無罪だと信じている。
09. 私はその壁を白く塗った。
10. 私はドアを押し開けた。
11. コーヒーをブラックにして欲しい。 → 珈琲はブラックにしてください。
12. 私はコーヒーはブラック(で飲むの)が好きだ。
主格補語の「C」と同じく形容詞が多いですね。
形容詞の場合は100%「C」になります。
名詞の場合は「O(人)≠O(物)」か「O=C」か判定します。
上の例文を全部暗記すれば「O=C」の感覚がつかめると思います。
がんばって覚えましょう。
S+V+C の C(主格補語)や、S+V+O+C の C(目的格補語)は、名詞・形容詞以外にいろいろなものがあります。
次回はそれを入門編用に簡単に紹介します。
応用編では徹底的に学習しますので、念のため。
次回-いろいろな補語 (SVC)
復習テストはこちら。
まず、前回の復習から始めましょう。
O=C の場合 S+V+O+C
V=不完全他動詞 C=目的格補語
[例] call O C : OをCと呼ぶ
[例] make O C : OをC(の状態)にする
それでは、不完全他動詞の別の例を挙げます。
辞書を使って自力で意味を取ってみましょう。
weblio を開く。
weblio では他動詞の〔+目的語+補語〕の項を見れば、意味が書いてあります。
01. We named our baby cat Tama.
02. I kept the door open.
03. You left the door open.
03. leave-left-left
04. The news turned her pale.
05. You are driving me crazy.
06. We chose him chairperson of the meeting.
06. choose チューズ-chose チョゥズ chosen チョゥズン
06. chairperson : チェァパースン : 議長
07. I found this book interesting.
08. I believe you innocent.
08. innocent イナセント: 無罪である
09. I painted the wall white.
10. I pushed the door open.
11. I want my coffee black.
12. I like coffee black.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
では、順番に解説していきましょう。
01. We named our baby cat Tama.
01. 私達は赤ちゃん猫をタマと名付けた。
01. name O C : OをCと名付ける
02. I kept the door open.
02. 私はドアを開けておいた。
02. keep O C : OをC(の状態)に保つ、OをC(の状態)にしておく
03. You left the door open.
03. leave-left-left
03. 君はドアを開けっ放しにした。
03. leave O C : OをC(の状態)に放置する、OをC(の状態)のままにしておく
04. The news turned her pale.
04. その知らせは彼女を青くした。 → その知らせを聞いて彼女は青くなった。
04. turn O C : OをC(の状態)に変化させる、OをC(の状態)にする
05. You are driving me crazy.
05. 君は私を気違いに追いやろうとしている。 → 君のせいで頭がおかしくなりそうだ。
05. drive O C : OをC(の状態)に追いやる、OをC(の状態)にする
06. We chose him chairperson of the meeting.
06. choose-chose-chosen
06. chairperson : チェアパーソン : 議長
06. 私達は彼を会議の議長に選んだ。
06. choose O C : OをCに選ぶ
[注] 一つしかない官職・地位を表す名詞が、補語(C)になる場合は冠詞 (a the) は省略されます。
07. I found this book interesting.
07. 私はこの本は面白いとわかった[思った]。
07. find O C : OをCだとわかる、知る、思う
08. I believe you innocent.
08. innocent : 無罪である
08. 私はあなたを無罪だと信じている。
08. believe O C : OをCだと信じる
09. I painted the wall white.
09. 私はその壁を白く塗った。
09. paint O C : Oに色を塗ってC(の状態)にする、OをC色に塗る
10. I pushed the door open.
10. 私はドアを押し開けた。
10. push O C : Oを押してC(の状態)にする
11. I want my coffee black.
11. コーヒーをブラックにして欲しい。 → コーヒーはブラックにしてください。
11. want O C : OがC(の状態)であることを望む、OをC(の状態)にして欲しい
12. I like coffee black.
12. 私はコーヒーはブラック(で飲むの)が好きだ。
12. like O C : OがC(の状態)であることを好む、OがC(の状態)なのが好きだ
[参考]
I want black coffee. 私はブラックコーヒーが欲しい。
black coffee は一つの固まりで O(目的語) なので、文型は S+V+O。
I like black coffee. 私はブラックコーヒーが好きだ。
この文も同じく文型は S+V+O。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今度は和訳を元の英語に戻してみましょう。
01. 私達は赤ちゃん猫をタマと名付けた。
02. 私はドアを開けておいた。
03. 君はドアを開けっ放しにした。
04. その知らせは彼女を青くした。 → その知らせを聞いて彼女は青くなった。
05. 君は私を気違いに追いやろうとしている。 → 君のせいで頭がおかしくなりそうだ。
06. 私達は彼を会議の議長に選んだ。
07. 私はこの本は面白いとわかった[思った]。
08. 私はあなたを無罪だと信じている。
09. 私はその壁を白く塗った。
10. 私はドアを押し開けた。
11. コーヒーをブラックにして欲しい。 → 珈琲はブラックにしてください。
12. 私はコーヒーはブラック(で飲むの)が好きだ。
主格補語の「C」と同じく形容詞が多いですね。
形容詞の場合は100%「C」になります。
名詞の場合は「O(人)≠O(物)」か「O=C」か判定します。
上の例文を全部暗記すれば「O=C」の感覚がつかめると思います。
がんばって覚えましょう。
S+V+C の C(主格補語)や、S+V+O+C の C(目的格補語)は、名詞・形容詞以外にいろいろなものがあります。
次回はそれを入門編用に簡単に紹介します。
応用編では徹底的に学習しますので、念のため。
次回-いろいろな補語 (SVC)
復習テストはこちら。
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Tue.
高校英語・基礎-動詞の文型-いろいろな補語 (SVC) 
高校英語・基礎-動詞の文型-いろいろな補語 S+V+C の場合
「S+V+C (不完全自動詞)」と「S+V+O+C (不完全他動詞)」の「C (補語)」は形容詞と名詞であると説明してきました。
実は、「C (補語)」は単純な形容詞や名詞以外にもいろいろあり、かなり複雑です。
入門編では、「S+V+C (不完全自動詞)」と「S+V+O+C (不完全他動詞)」に分けて、簡単に一通り説明しておこうと思います。
徹底的な学習は応用編で行います。
まずは「S+V+C (不完全自動詞)」から始めましょう。
「C (補語)は形容詞と名詞である」ということは、「形容詞相当語句」も「名詞相当語句」も補語になれるということになります。
「名詞相当語句」は以前に「動詞の目的語と名詞相当語句」という項目で軽く学習しましたが、覚えていますか?
次の六つの「名詞相当語句」が完全他動詞の目的語になれました。
1. to V (to不定詞の名詞的用法)
2. Ving (動名詞)
3. (that) S + V (that節)
4. 疑問詞 (S) + V (疑問詞節=間接疑問文)
5. whether S + V (or not) と if S + V (whether節・if節=間接疑問文)
6. 疑問詞+to V (疑問詞+to不定詞)
忘れたから復習しに行く
これら全てが「S+V+C (不完全自動詞)」の「C (主格補語)」になれます。
一つづつ例を挙げると
1. My dream is to become a doctor.
2. My hobby is playing the guitar.
3. The problem is that my father drinks too much.
4. The question is what we should do next.
5. The question is whether I should go there (or not).
5. = The question is if I should go there (or not) (めったに使われない)
6. The question is what to do now.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 私の夢は医者になることです。
2. 私の趣味はギターを演奏することです。
3. 問題(なの)は父が酒を飲みすぎることです。
4. 問題は我々は次に何をすべきかである。
5. 問題は私がそこに行くべきかどうかです。
6. 問題は何今をすべきかです。
ご覧の通り、たいていの場合「be 動詞」の補語になります。
「形容詞相当語句」は
● 動詞の補語になる「叙述用法」
● 名詞を後ろから修飾する「名詞限定用法」
の二つがありますが、今回は 「叙述用法」に入門用に軽く触れておきます。
「叙述用法」の「形容詞相当語句」には
1. Ving (現在分詞)
2. Vp.p. (過去分詞)
3. 前置詞+名詞
の3つがあります。
Ving (現在分詞)は「Vしている=進行中」、Vp.p. (過去分詞)は「Vされた=受け身」という意味で、形容詞の代わりに使えます。
例えば、以前学習した英文の
He kept silent all the time.
彼はずっと黙っていた。
The door remained open.
ドアは開いたままだった。
下線部の形容詞を現在分詞・過去分詞に入れ替えると
7. He kept standing all the time.
7. 彼はずっと立ち続けた[立っていた]。
8. The door remained closed.
8. ドアは閉められた[閉まった]ままだった。
となります。
She looks boyish.
彼女は男の子のように見える。
Stay healthy.
健康なままでいてください。
This dictionary is very useful..
この辞書はとても役に立つ。
の下線部の形容詞を前置詞+名詞に入れ替えて
09. She looks like a boy.
09. 彼女は男の子のように見える。
10. Stay in good health.
10. 健康なままでいてください。
11. This dictionary is of great use.
11. この辞書はとても役に立つ。
と言ってもほぼ同じ意味になります。
ただし、「前置詞+名詞」型の形容詞相当語句は、一つ一つ熟語で暗記しておかなければいけません。
例えば上記の下線部の場合
like ~ : ~のような[に]、~に似ている
in good health = healthy : 健康[的]である
of use = useful : 役に立つ
という風に覚えておきましょう。
今回は入門編なのでこの程度にしておきます。
最後に、上記の英文を暗記して終わりにしましょう。
01. 私の夢は医者になることです。
02. 私の趣味はギターを演奏することです。
03. 問題(なの)は父が酒を飲みすぎることです。
04. 問題は我々は次に何をすべきかである。
05. 問題は私がそこに行くべきかどうかです。
06. 問題は何今をすべきかです。
07. 彼はずっと立ち続けた[立っていた]。
08. ドアは閉められた[閉まった]ままだった。
09. 彼女は男の子のように見える。
10. 健康なままでいてください。
11. この辞書はとても役に立つ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. My dream is to become a doctor.
02. My hobby is playing the guitar.
03. The problem is that my father drinks too much.
04. The question is what we should do next.
05. The question is whether I should go there (or not).
06. The question is what to do now.
07. He kept standing all the time.
08. The door remained closed.
09. She looks like a boy.
10. Stay in good health.
11. This dictionary is of great use.
次回-いろいろな補語 (SVOC)
復習テストはこちらです。
「S+V+C (不完全自動詞)」と「S+V+O+C (不完全他動詞)」の「C (補語)」は形容詞と名詞であると説明してきました。
実は、「C (補語)」は単純な形容詞や名詞以外にもいろいろあり、かなり複雑です。
入門編では、「S+V+C (不完全自動詞)」と「S+V+O+C (不完全他動詞)」に分けて、簡単に一通り説明しておこうと思います。
徹底的な学習は応用編で行います。
まずは「S+V+C (不完全自動詞)」から始めましょう。
「C (補語)は形容詞と名詞である」ということは、「形容詞相当語句」も「名詞相当語句」も補語になれるということになります。
「名詞相当語句」は以前に「動詞の目的語と名詞相当語句」という項目で軽く学習しましたが、覚えていますか?
次の六つの「名詞相当語句」が完全他動詞の目的語になれました。
1. to V (to不定詞の名詞的用法)
2. Ving (動名詞)
3. (that) S + V (that節)
4. 疑問詞 (S) + V (疑問詞節=間接疑問文)
5. whether S + V (or not) と if S + V (whether節・if節=間接疑問文)
6. 疑問詞+to V (疑問詞+to不定詞)
忘れたから復習しに行く
これら全てが「S+V+C (不完全自動詞)」の「C (主格補語)」になれます。
一つづつ例を挙げると
1. My dream is to become a doctor.
2. My hobby is playing the guitar.
3. The problem is that my father drinks too much.
4. The question is what we should do next.
5. The question is whether I should go there (or not).
5. = The question is if I should go there (or not) (めったに使われない)
6. The question is what to do now.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 私の夢は医者になることです。
2. 私の趣味はギターを演奏することです。
3. 問題(なの)は父が酒を飲みすぎることです。
4. 問題は我々は次に何をすべきかである。
5. 問題は私がそこに行くべきかどうかです。
6. 問題は何今をすべきかです。
ご覧の通り、たいていの場合「be 動詞」の補語になります。
「形容詞相当語句」は
● 動詞の補語になる「叙述用法」
● 名詞を後ろから修飾する「名詞限定用法」
の二つがありますが、今回は 「叙述用法」に入門用に軽く触れておきます。
「叙述用法」の「形容詞相当語句」には
1. Ving (現在分詞)
2. Vp.p. (過去分詞)
3. 前置詞+名詞
の3つがあります。
Ving (現在分詞)は「Vしている=進行中」、Vp.p. (過去分詞)は「Vされた=受け身」という意味で、形容詞の代わりに使えます。
例えば、以前学習した英文の
He kept silent all the time.
彼はずっと黙っていた。
The door remained open.
ドアは開いたままだった。
下線部の形容詞を現在分詞・過去分詞に入れ替えると
7. He kept standing all the time.
7. 彼はずっと立ち続けた[立っていた]。
8. The door remained closed.
8. ドアは閉められた[閉まった]ままだった。
となります。
She looks boyish.
彼女は男の子のように見える。
Stay healthy.
健康なままでいてください。
This dictionary is very useful..
この辞書はとても役に立つ。
の下線部の形容詞を前置詞+名詞に入れ替えて
09. She looks like a boy.
09. 彼女は男の子のように見える。
10. Stay in good health.
10. 健康なままでいてください。
11. This dictionary is of great use.
11. この辞書はとても役に立つ。
と言ってもほぼ同じ意味になります。
ただし、「前置詞+名詞」型の形容詞相当語句は、一つ一つ熟語で暗記しておかなければいけません。
例えば上記の下線部の場合
like ~ : ~のような[に]、~に似ている
in good health = healthy : 健康[的]である
of use = useful : 役に立つ
という風に覚えておきましょう。
今回は入門編なのでこの程度にしておきます。
最後に、上記の英文を暗記して終わりにしましょう。
01. 私の夢は医者になることです。
02. 私の趣味はギターを演奏することです。
03. 問題(なの)は父が酒を飲みすぎることです。
04. 問題は我々は次に何をすべきかである。
05. 問題は私がそこに行くべきかどうかです。
06. 問題は何今をすべきかです。
07. 彼はずっと立ち続けた[立っていた]。
08. ドアは閉められた[閉まった]ままだった。
09. 彼女は男の子のように見える。
10. 健康なままでいてください。
11. この辞書はとても役に立つ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. My dream is to become a doctor.
02. My hobby is playing the guitar.
03. The problem is that my father drinks too much.
04. The question is what we should do next.
05. The question is whether I should go there (or not).
06. The question is what to do now.
07. He kept standing all the time.
08. The door remained closed.
09. She looks like a boy.
10. Stay in good health.
11. This dictionary is of great use.
次回-いろいろな補語 (SVOC)
復習テストはこちらです。
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Wed.
いろいろな補語 (SVOC) 
いろいろな補語 S+V+O+C の場合
前回は S+V+C (不完全自動詞)の S=C になる主格補語についてでした。
今回は S+V+O+C (不完全他動詞)の O=C になる目的格補語の学習をします。
S+V+O+C (不完全他動詞)を復習しに行く
主格補語の場合は、単純な形容詞と名詞だけでなく、形容詞相当語句と名詞相当語句も補語になれました。
目的格補語の場合は、単純な名詞と形容詞、形容詞相当語句は補語になれますが、名詞相当語句は補語にはなれません。
その代わりに、「to V=to 不定詞」と「V=原形」が補語に加わります。
文型で書くと
S+V+O+名詞
S+V+O+形容詞
S+V+O+Ving (現在分詞)
S+V+O+Vp.p. (過去分詞)
S+V+O+前置詞+名詞
S+V+O+V (原形)
S+V+O+to V (to 原形)
辞書は名詞と形容詞と形容詞化した現在・過去分詞だけS+V+O+C (不完全他動詞)の O=C になる目的格補語扱いしていることが多いです。
それ以外は「+目+doing」「目+過去分詞」「+目的語+原形」「SVO to do」 などと具体的な文型が書いてあり、 S+V+O+C扱いしていません。
別の文型として扱うほうが、より実用的だからでしょう。
ちなみに、形容詞化した現在・過去分詞とは interesting exciting tired surprised のような、 very interesting のように very を付けたり、 more tired most tired のように比較級・最上級にすることができるようになった現在・過去分詞のことです。
では、単純な目的格補語はもうすでに学習済みなので、
S+V+O+Ving (現在分詞)
S+V+O+Vp.p. (過去分詞)
S+V+O+前置詞+名詞
S+V+O+V (原形)
S+V+O+to V (to 原形)
を入門用に、中学~高1程度に必要な動詞を紹介しましょう。
weblio を開けておく
S+V+O+Ving (現在分詞)
01. We kept the fire burning all night.
01. 私達は一晩中火を燃やし続けた。
all night は副詞相当語句(M)なので消します。
the fire = burning なので O=Cが成立します。
02. I left him waiting for an hour.
02. 私は彼を1時間待たせっぱなしにした。
for an hour はMなので消去。
him = waiting なのでO=Cが成立します。
03. I saw him shopping at the supermarket.
03. 私はスーパーで彼が買い物をしているのを見かけた。
see O Ving : OがVしているのを見る
at the supermarket はMなので消えます。
him = shopping なのでO=Cが成立します。
これは応用編の「知覚[感覚]動詞の文型」で詳しく学習します。
S+V+O+Vp.p. (過去分詞)
04. I found all the doors closed.
04. 私はすべてのドアが閉められている[閉まっている]のがわかった。
all the doors = closed なのでO=Cが成立します。
05. I've never seen her scolded by the teacher.
05. scold O : Oをしかる
05. 私は彼女が先生に叱られるのを見たことがない。
see O Vp.p. : OがVされるのを見る
her = scolded by the teacher なのでO=Cが成立します。
S+V+O+前置詞+名詞
この「前置詞+名詞」が「形容詞相当語句」で、Oとイコールになっている場合の文型です。
「前置詞+名詞」が「副詞相当語句(M)の場合は消去されて、ただの S+V+O になります。
[例] I played the piano on the stage.
[例] 私はステージでピアノを演奏した。
[例] on the stage はMなので消えて、後に S+V+O が残ります。
06. Jogging keeps you in good health.
06. ジョギングはあなたを健康に保ってくれます。
you = in good health なので、O=Cが成立します。
07. Please make yourself at home.
07. at home : (家にいるように)くつろいだ
07. 自分を家にいるようなくつろいだ状態にしてください。 → どうぞおくつろぎください。
yourself = at home なので、O=Cが成立します。
S+V+O+V (原形)
この型の文型は少数ですがよく使われるので重要です。。
入門したての学習者に必要なものだけを列挙しておきます。
もちろん、応用編でもう一度くわしくやりますが、とりあえずです。
make O V : Oに[を]Vさせる(強制)
let O V : Oに[を]Vさせる、させてやる(許可・放置)
see[hear] O V : OがVするのを見る[聞く]
help O V : OがVするのを手伝う[助ける]、OがVするのに役立つ
(※ help O to V も使われています。全く同じ意味です。)
08. My mother makes me study for 3 hours every day.
08. 私の母は毎日3時間私を勉強させます。
09. Please let me use your car.
09. 君の車を使わせてください。
10. I saw him go into her room.
10. 私は彼が彼女の部屋に入っていくのを見た。
11. I helped my father (to) wash his car.
11. 私は父が車を洗うのを手伝った。
それぞれ「me = study for 3 hours」「me = use your car」「him = go into her room」「my father = wash his car」なので、、O=Cが成立します。
S+V+O+to V (to 原形)
この型の文型は非常に多く、応用編でも全て列挙するのは無理です。
入門用の簡単なものだけ列挙します。
tell O to V : OにVするように言う
ask O to V : OにVするように頼む[求める]
want O to V : OがVすることを望む、OにVして欲しい
would like O to V : OがVすることを望む、OにVしていただきたい
expect O to V : OがVすることを期待[予期]する
allow O to V : OがVするのを許す[可能にする] アラウ
(※ would like は want の丁寧形)
12. I told him to go home.
12. 私は彼に家に帰るように言いました。
13. I asked my father to buy a new bike.
13. 私は父に新しい自転車を買ってくれるように頼んだ。
14. I want you to try harder.
14. 私は君にもっと努力してもらいたい。
15. I'd like you to try haredr.
15. 私は君にもっと努力していただきたい。
16. I expected him to come to the party.
16. 私は彼がパーティーに来ることを期待[予期]した。 → 来るものと思っていた。
17. He allowed me to use his car.
17. 彼は私が彼の車を使うことを許してくれた。
それぞれ、「him = to go home」「my father = to buy a new bike」「you = to try harder」「him = to come to the party」「me = to use his car」なので、、、O=Cが成立します。
《重要》
S+V+O+Ving (現在分詞)
S+V+O+Vp.p. (過去分詞)
S+V+O+前置詞+名詞
S+V+O+V (原形)
S+V+O+to V (to 原形)
の文型は、辞書ではSVOCの中に入れないで、このままの形で載せているのが普通です。。
そちらのほうが実用的で、私も最終的にはそうするつもりです。
《質問コーナー》
次の英文の区別がつきません。
1. I want something to eat.
2. I want to eat something.
3. I went to Shibuya to eat something.
4. I want you to eat something.
5. I have to eat something.
《答え》
to V (to 不定詞=to 原形) の解説が終わればわかるようになります。
一応、簡単に説明すると、
1. to eat は後ろから thing (物)を修飾する「形容詞的用法の不定詞」で、 something to eat は「何か食べるもの」という意味の一つの塊。それを want しているのだから、「I(S) want(V) somethng to eat(O).」
[訳] 私は何か食べる物が欲しい。
2. to eat something は「何か食べること」という意味の「名詞的用法の不定詞」で、「I(S) want(V) to eat something(O).」
[訳] 私は何か食べることを望む。 → 何か食べたい。
3. to eat something は「何か食べるために」という意味の「副詞的用法(目的)の不定詞」でMです。to Shibuya もMです。ということは、「I(S) went(V) to Shibuya(M) to eat something(M).」
[訳] 私は何か食べるために渋谷へ行った。
4. want O to V : OにVして欲しい の文型。一応、O=to VだからSVOCの文型だが、want O to V と覚えておくほうが実用的。
[訳] 私はあなたに何か食べてほしい。
5. have to V : Vしなければならない 中2で習う熟語。
[訳] 私は何か食べなければならない。
では最後に英文を暗記しましょう。
01. 私達は一晩中火を燃やし続けた。
02. 私は彼を1時間待たせっぱなしにした。
03. 私はスーパーで彼が買い物をしているのを見かけた。
04. 私はすべてのドアが閉められている[閉まっている]のがわかった。
05. 私は彼女が先生に叱られるのを見たことがない。
06. ジョギングはあなたを健康に保ってくれます。
07. 自分を家にいるようなくつろいだ状態にしてください。 → どうぞおくつろぎください。
08. 私の母は毎日3時間私を勉強させます。
09. 君の車を使わせてください。
10. 私は彼が彼女の部屋に入っていくのを見た。
11. 私は父が車を洗うのを手伝った。
12. 私は彼に家に帰るように言いました。
13. 私は父に新しい自転車を買ってくれるように頼んだ。
14. 私は君にもっと努力してもらいたい。
15. 私は君にもっと努力していただきたい。
16. 私は彼がパーティーに来ることを期待[予期]した。 → 来るものと思っていた。
17. 彼は私が彼の車を使うことを許してくれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. We kept the fire burning all night.
02. I left him waiting for an hour.
03. I saw him shopping at the supermarket.
04. I found all the doors closed.
05. I've never seen her scolded by the teacher.
06. Jogging keeps you in good health.
07. Please make yourself at home.
08. My mother makes me study for 3hours every day.
09. Please let me use your car.
10. I saw him go into her room.
11. I helped my father (to) wash his car.
12. I told him to go home.
13. I asked my father to buy a new bike.
14. I want you to try harder.
15. I'd like you to try haredr.
16. I expected him to come to the party.
17. He allowed me to use his car.
お疲れ様 m(__)m
前回は S+V+C (不完全自動詞)の S=C になる主格補語についてでした。
今回は S+V+O+C (不完全他動詞)の O=C になる目的格補語の学習をします。
S+V+O+C (不完全他動詞)を復習しに行く
主格補語の場合は、単純な形容詞と名詞だけでなく、形容詞相当語句と名詞相当語句も補語になれました。
目的格補語の場合は、単純な名詞と形容詞、形容詞相当語句は補語になれますが、名詞相当語句は補語にはなれません。
その代わりに、「to V=to 不定詞」と「V=原形」が補語に加わります。
文型で書くと
S+V+O+名詞
S+V+O+形容詞
S+V+O+Ving (現在分詞)
S+V+O+Vp.p. (過去分詞)
S+V+O+前置詞+名詞
S+V+O+V (原形)
S+V+O+to V (to 原形)
辞書は名詞と形容詞と形容詞化した現在・過去分詞だけS+V+O+C (不完全他動詞)の O=C になる目的格補語扱いしていることが多いです。
それ以外は「+目+doing」「目+過去分詞」「+目的語+原形」「SVO to do」 などと具体的な文型が書いてあり、 S+V+O+C扱いしていません。
別の文型として扱うほうが、より実用的だからでしょう。
ちなみに、形容詞化した現在・過去分詞とは interesting exciting tired surprised のような、 very interesting のように very を付けたり、 more tired most tired のように比較級・最上級にすることができるようになった現在・過去分詞のことです。
では、単純な目的格補語はもうすでに学習済みなので、
S+V+O+Ving (現在分詞)
S+V+O+Vp.p. (過去分詞)
S+V+O+前置詞+名詞
S+V+O+V (原形)
S+V+O+to V (to 原形)
を入門用に、中学~高1程度に必要な動詞を紹介しましょう。
weblio を開けておく
S+V+O+Ving (現在分詞)
01. We kept the fire burning all night.
01. 私達は一晩中火を燃やし続けた。
all night は副詞相当語句(M)なので消します。
the fire = burning なので O=Cが成立します。
02. I left him waiting for an hour.
02. 私は彼を1時間待たせっぱなしにした。
for an hour はMなので消去。
him = waiting なのでO=Cが成立します。
03. I saw him shopping at the supermarket.
03. 私はスーパーで彼が買い物をしているのを見かけた。
see O Ving : OがVしているのを見る
at the supermarket はMなので消えます。
him = shopping なのでO=Cが成立します。
これは応用編の「知覚[感覚]動詞の文型」で詳しく学習します。
S+V+O+Vp.p. (過去分詞)
04. I found all the doors closed.
04. 私はすべてのドアが閉められている[閉まっている]のがわかった。
all the doors = closed なのでO=Cが成立します。
05. I've never seen her scolded by the teacher.
05. scold O : Oをしかる
05. 私は彼女が先生に叱られるのを見たことがない。
see O Vp.p. : OがVされるのを見る
her = scolded by the teacher なのでO=Cが成立します。
S+V+O+前置詞+名詞
この「前置詞+名詞」が「形容詞相当語句」で、Oとイコールになっている場合の文型です。
「前置詞+名詞」が「副詞相当語句(M)の場合は消去されて、ただの S+V+O になります。
[例] I played the piano on the stage.
[例] 私はステージでピアノを演奏した。
[例] on the stage はMなので消えて、後に S+V+O が残ります。
06. Jogging keeps you in good health.
06. ジョギングはあなたを健康に保ってくれます。
you = in good health なので、O=Cが成立します。
07. Please make yourself at home.
07. at home : (家にいるように)くつろいだ
07. 自分を家にいるようなくつろいだ状態にしてください。 → どうぞおくつろぎください。
yourself = at home なので、O=Cが成立します。
S+V+O+V (原形)
この型の文型は少数ですがよく使われるので重要です。。
入門したての学習者に必要なものだけを列挙しておきます。
もちろん、応用編でもう一度くわしくやりますが、とりあえずです。
make O V : Oに[を]Vさせる(強制)
let O V : Oに[を]Vさせる、させてやる(許可・放置)
see[hear] O V : OがVするのを見る[聞く]
help O V : OがVするのを手伝う[助ける]、OがVするのに役立つ
(※ help O to V も使われています。全く同じ意味です。)
08. My mother makes me study for 3 hours every day.
08. 私の母は毎日3時間私を勉強させます。
09. Please let me use your car.
09. 君の車を使わせてください。
10. I saw him go into her room.
10. 私は彼が彼女の部屋に入っていくのを見た。
11. I helped my father (to) wash his car.
11. 私は父が車を洗うのを手伝った。
それぞれ「me = study for 3 hours」「me = use your car」「him = go into her room」「my father = wash his car」なので、、O=Cが成立します。
S+V+O+to V (to 原形)
この型の文型は非常に多く、応用編でも全て列挙するのは無理です。
入門用の簡単なものだけ列挙します。
tell O to V : OにVするように言う
ask O to V : OにVするように頼む[求める]
want O to V : OがVすることを望む、OにVして欲しい
would like O to V : OがVすることを望む、OにVしていただきたい
expect O to V : OがVすることを期待[予期]する
allow O to V : OがVするのを許す[可能にする] アラウ
(※ would like は want の丁寧形)
12. I told him to go home.
12. 私は彼に家に帰るように言いました。
13. I asked my father to buy a new bike.
13. 私は父に新しい自転車を買ってくれるように頼んだ。
14. I want you to try harder.
14. 私は君にもっと努力してもらいたい。
15. I'd like you to try haredr.
15. 私は君にもっと努力していただきたい。
16. I expected him to come to the party.
16. 私は彼がパーティーに来ることを期待[予期]した。 → 来るものと思っていた。
17. He allowed me to use his car.
17. 彼は私が彼の車を使うことを許してくれた。
それぞれ、「him = to go home」「my father = to buy a new bike」「you = to try harder」「him = to come to the party」「me = to use his car」なので、、、O=Cが成立します。
《重要》
S+V+O+Ving (現在分詞)
S+V+O+Vp.p. (過去分詞)
S+V+O+前置詞+名詞
S+V+O+V (原形)
S+V+O+to V (to 原形)
の文型は、辞書ではSVOCの中に入れないで、このままの形で載せているのが普通です。。
そちらのほうが実用的で、私も最終的にはそうするつもりです。
《質問コーナー》
次の英文の区別がつきません。
1. I want something to eat.
2. I want to eat something.
3. I went to Shibuya to eat something.
4. I want you to eat something.
5. I have to eat something.
《答え》
to V (to 不定詞=to 原形) の解説が終わればわかるようになります。
一応、簡単に説明すると、
1. to eat は後ろから thing (物)を修飾する「形容詞的用法の不定詞」で、 something to eat は「何か食べるもの」という意味の一つの塊。それを want しているのだから、「I(S) want(V) somethng to eat(O).」
[訳] 私は何か食べる物が欲しい。
2. to eat something は「何か食べること」という意味の「名詞的用法の不定詞」で、「I(S) want(V) to eat something(O).」
[訳] 私は何か食べることを望む。 → 何か食べたい。
3. to eat something は「何か食べるために」という意味の「副詞的用法(目的)の不定詞」でMです。to Shibuya もMです。ということは、「I(S) went(V) to Shibuya(M) to eat something(M).」
[訳] 私は何か食べるために渋谷へ行った。
4. want O to V : OにVして欲しい の文型。一応、O=to VだからSVOCの文型だが、want O to V と覚えておくほうが実用的。
[訳] 私はあなたに何か食べてほしい。
5. have to V : Vしなければならない 中2で習う熟語。
[訳] 私は何か食べなければならない。
では最後に英文を暗記しましょう。
01. 私達は一晩中火を燃やし続けた。
02. 私は彼を1時間待たせっぱなしにした。
03. 私はスーパーで彼が買い物をしているのを見かけた。
04. 私はすべてのドアが閉められている[閉まっている]のがわかった。
05. 私は彼女が先生に叱られるのを見たことがない。
06. ジョギングはあなたを健康に保ってくれます。
07. 自分を家にいるようなくつろいだ状態にしてください。 → どうぞおくつろぎください。
08. 私の母は毎日3時間私を勉強させます。
09. 君の車を使わせてください。
10. 私は彼が彼女の部屋に入っていくのを見た。
11. 私は父が車を洗うのを手伝った。
12. 私は彼に家に帰るように言いました。
13. 私は父に新しい自転車を買ってくれるように頼んだ。
14. 私は君にもっと努力してもらいたい。
15. 私は君にもっと努力していただきたい。
16. 私は彼がパーティーに来ることを期待[予期]した。 → 来るものと思っていた。
17. 彼は私が彼の車を使うことを許してくれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. We kept the fire burning all night.
02. I left him waiting for an hour.
03. I saw him shopping at the supermarket.
04. I found all the doors closed.
05. I've never seen her scolded by the teacher.
06. Jogging keeps you in good health.
07. Please make yourself at home.
08. My mother makes me study for 3hours every day.
09. Please let me use your car.
10. I saw him go into her room.
11. I helped my father (to) wash his car.
12. I told him to go home.
13. I asked my father to buy a new bike.
14. I want you to try harder.
15. I'd like you to try haredr.
16. I expected him to come to the party.
17. He allowed me to use his car.
お疲れ様 m(__)m
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Fri.
復習テスト-(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別 
最初に述べたように、英語は理解しただけで身に付きません。
理解できた英語は必ず頭にインプット(暗記)する必要があります。
頭の中に理解できている英語があれば、別の単語に入れ替えして、自分の表現したいことが話したり書いたりできるようになります。
文法はその理解のためのただの道具です。
多くの英語に接し、自らも英語を発することができるようになったら、文法は次第に意識しなくなるでしょう。
というわけで、ここまで学習してきた英語を全部テストします。
ここで逃げてやらないようなら、道場を破門です。(笑)
復習テスト (完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
まず、復習して来てください。
[要点]
まず余分な要素=副詞相当語句を消す。
動詞だけが後に残り、その動詞だけで最低限意味が通じる場合は「完全自動詞」。
単語帳にメモする時は「…する」と書く。
動詞の後に動作の対象=動詞の目的語(O)が必要な場合は「完全他動詞」。
単語帳にメモする時は「Oを…する」と書く。
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。又、動詞の用法もまとめなさい。
1.
a. 雪はもうすぐ溶けるでしょう。
b. 暖かい太陽はすぐに雪を溶かすでしょう。
2.
a. 私は職を変えました。
b. 天気はすぐに変わるでしょう。
3.
a. 人口は急速に増えた。
b. 君は知識を増やす必要がある。
4.
a. 私の給料は来年上がるでしょう。
b. 社長は来年私の給料を上げてくれるでしょう。
5.
a. ケンはベッドの上に横になっていた。
b. ケンはベッドに赤ちゃんを横たえた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解答]
1.
a) The snow will melt soon.
a) melt : 溶ける
b) The warm sun will melt the snow soon.
b) melt O : Oを溶かす
2.
a) I have changed my job.
a) change O : Oを変える
b) The weather will change soon.
b) change : 変わる
3.
a) The population increased quickly.
a) increase インクリース : 増える 増加する
b) You need to increase your knowledge.
b) increase O : Oを増やす Oを増加させる
4.
a) My pay will rise next year.
a) rise : 上がる
b) My boss will raise my pay next year.
b) raise O : Oを上げる
5.
a) Ken was lying on the bed.
a) lie : 横たわる 横になる
b) Ken laid his baby on the bed.
b) lay O : Oを横たえる Oを置く
お疲れ様でした。m(__)m
理解できた英語は必ず頭にインプット(暗記)する必要があります。
頭の中に理解できている英語があれば、別の単語に入れ替えして、自分の表現したいことが話したり書いたりできるようになります。
文法はその理解のためのただの道具です。
多くの英語に接し、自らも英語を発することができるようになったら、文法は次第に意識しなくなるでしょう。
というわけで、ここまで学習してきた英語を全部テストします。
ここで逃げてやらないようなら、道場を破門です。(笑)
復習テスト (完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
まず、復習して来てください。
[要点]
まず余分な要素=副詞相当語句を消す。
動詞だけが後に残り、その動詞だけで最低限意味が通じる場合は「完全自動詞」。
単語帳にメモする時は「…する」と書く。
動詞の後に動作の対象=動詞の目的語(O)が必要な場合は「完全他動詞」。
単語帳にメモする時は「Oを…する」と書く。
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。又、動詞の用法もまとめなさい。
1.
a. 雪はもうすぐ溶けるでしょう。
b. 暖かい太陽はすぐに雪を溶かすでしょう。
2.
a. 私は職を変えました。
b. 天気はすぐに変わるでしょう。
3.
a. 人口は急速に増えた。
b. 君は知識を増やす必要がある。
4.
a. 私の給料は来年上がるでしょう。
b. 社長は来年私の給料を上げてくれるでしょう。
5.
a. ケンはベッドの上に横になっていた。
b. ケンはベッドに赤ちゃんを横たえた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解答]
1.
a) The snow will melt soon.
a) melt : 溶ける
b) The warm sun will melt the snow soon.
b) melt O : Oを溶かす
2.
a) I have changed my job.
a) change O : Oを変える
b) The weather will change soon.
b) change : 変わる
3.
a) The population increased quickly.
a) increase インクリース : 増える 増加する
b) You need to increase your knowledge.
b) increase O : Oを増やす Oを増加させる
4.
a) My pay will rise next year.
a) rise : 上がる
b) My boss will raise my pay next year.
b) raise O : Oを上げる
5.
a) Ken was lying on the bed.
a) lie : 横たわる 横になる
b) Ken laid his baby on the bed.
b) lay O : Oを横たえる Oを置く
お疲れ様でした。m(__)m
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Sat.
復習テスト-副詞(相当語句)の消去 
復習テスト-副詞(相当語句)の消去
まずは復習して来てください。
[要点]
1. 動詞の右側を見て1語の副詞、2語以上の副詞相当語句、特に「前置詞+名詞」を消去。
2. 動詞だけが残ったら完全自動詞なので、辞書の[自]と書かれた箇所で意味を探す。
3. 動詞+名詞が残ったら、完全他動詞+目的語。辞書の[他]と書かれた箇所で意味を探す。
[単語の意味のまとめかた]
1. 完全自動詞であれば、基本的に次のようにまとめる。
[例] look : 見る live : 住む
ただし、文法的には消去可能な副詞(相当語句)でも、それに重要な意味があって消去し難い場合は、
look around : あたりを見回す live in ~ : ~に住む
のように副詞(相当語句)も含めてまとめるほうが実用的。
2. 完全他動詞であれば、基本的に次のようにまとめる。
[例] put O : Oを置く leave O : Oを出発する
ただし、文法的には消去可能な副詞(相当語句)でも、それに重要な意味があって消去し難い場合は
、
put O into ~ : ~にOを入れる leave O for ~ : ~に向けてOを出発する
のように副詞(相当語句)も含めてまとめるほうが実用的。
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。又、動詞の用法もまとめなさい。
01. 彼は速く走ることができる。
02. 彼は早く来た。
03. 彼は一生懸命英語を勉強した。
04. 彼はゆっくり歩いていた。
05. 彼は注意深く聞いた。
06. 彼は上手にギターを弾いた。
07. 私は昨日公園に行きました。
08. 私は今朝かばんの中にその本を入れました。
09. 私は夕食後テレビを見ました。
10. 私は子供のころ東京に住んでいました。
11. 私は朝の7時に東京に着きました。
12. 私は朝の7時に東京に着きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解答]
01. He can run fast.
01. run : 走る
02. He came early.
02. come : 来る
03. He studied English hard.
03. study O : Oを勉強する
04. He was walking slowly.
04. walk : 歩く
05. He listend carefully.
05. listen : 聞く
06. He played the guitar well.
06. play O(楽器) : O(楽器)を演奏する
07. I went to the park yesterday.
07. go (to ~) : (~へ)行く
08. I put the book into the bag this morning.
08. put O (into ~) : (~の中に)Oを入れる
09. I watched TV after dinner.
09. watch O : Oを見る
10. I lived in Tokyo when I was a child.
10. live (in ~) : (~に)住む
11. I arrived in Tokyo at seven in the morning.
11. arrive (in ~) : (~に)到着する
12. I reached Tokyo at seven in the morning.
12. reach O : Oに到着する、Oに着く
お疲れ様 m(__)m
まずは復習して来てください。
[要点]
1. 動詞の右側を見て1語の副詞、2語以上の副詞相当語句、特に「前置詞+名詞」を消去。
2. 動詞だけが残ったら完全自動詞なので、辞書の[自]と書かれた箇所で意味を探す。
3. 動詞+名詞が残ったら、完全他動詞+目的語。辞書の[他]と書かれた箇所で意味を探す。
[単語の意味のまとめかた]
1. 完全自動詞であれば、基本的に次のようにまとめる。
[例] look : 見る live : 住む
ただし、文法的には消去可能な副詞(相当語句)でも、それに重要な意味があって消去し難い場合は、
look around : あたりを見回す live in ~ : ~に住む
のように副詞(相当語句)も含めてまとめるほうが実用的。
2. 完全他動詞であれば、基本的に次のようにまとめる。
[例] put O : Oを置く leave O : Oを出発する
ただし、文法的には消去可能な副詞(相当語句)でも、それに重要な意味があって消去し難い場合は
、
put O into ~ : ~にOを入れる leave O for ~ : ~に向けてOを出発する
のように副詞(相当語句)も含めてまとめるほうが実用的。
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。又、動詞の用法もまとめなさい。
01. 彼は速く走ることができる。
02. 彼は早く来た。
03. 彼は一生懸命英語を勉強した。
04. 彼はゆっくり歩いていた。
05. 彼は注意深く聞いた。
06. 彼は上手にギターを弾いた。
07. 私は昨日公園に行きました。
08. 私は今朝かばんの中にその本を入れました。
09. 私は夕食後テレビを見ました。
10. 私は子供のころ東京に住んでいました。
11. 私は朝の7時に東京に着きました。
12. 私は朝の7時に東京に着きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解答]
01. He can run fast.
01. run : 走る
02. He came early.
02. come : 来る
03. He studied English hard.
03. study O : Oを勉強する
04. He was walking slowly.
04. walk : 歩く
05. He listend carefully.
05. listen : 聞く
06. He played the guitar well.
06. play O(楽器) : O(楽器)を演奏する
07. I went to the park yesterday.
07. go (to ~) : (~へ)行く
08. I put the book into the bag this morning.
08. put O (into ~) : (~の中に)Oを入れる
09. I watched TV after dinner.
09. watch O : Oを見る
10. I lived in Tokyo when I was a child.
10. live (in ~) : (~に)住む
11. I arrived in Tokyo at seven in the morning.
11. arrive (in ~) : (~に)到着する
12. I reached Tokyo at seven in the morning.
12. reach O : Oに到着する、Oに着く
お疲れ様 m(__)m
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Sun.
復習テスト-間違えやすい(完全)自動詞と(完全)他動詞 
復習テスト-間違えやすい(完全)自動詞と(完全)他動詞
まず、復習して来てください。
その1 日本語の訳で他動詞か自動詞か判定しない。
その2 必ず自動詞か他動詞か判定してから辞書を引くこと。
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。又、動詞の用法もまとめなさい。
1. 私は彼らとその問題について話し合った。
2. その車は猛スピードで私に近づいてきた。
3. 私達は午後音楽を聴いた。
4. 私はこの前の土曜に京都を訪れた。
5. 彼女は金持ちの男と結婚した。
6. 彼はその部屋に入った。
7. 私はあちこち眼鏡をさがした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解答]
1. I discussed the problem with them.
1. discuss O : Oについて話し合う
2. The car approached me with great speed..
2. approach O : Oに近づく
3. We listened to the music in the afternoon.
3. listen (to ~) : (~を)聞く 聴く
4. I visited Kyoto last Saturday.
4. visit O : Oを訪れる
5. She married a rich man.
5. marry O : Oと結婚する
6. He entered the room.
6. enter O : Oに入る
7. I looked for my glasses everywhere.
7. look (for ~) : (~を求めて)見る → (~を)さがす
お疲れ様 m(__)m
まず、復習して来てください。
その1 日本語の訳で他動詞か自動詞か判定しない。
その2 必ず自動詞か他動詞か判定してから辞書を引くこと。
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。又、動詞の用法もまとめなさい。
1. 私は彼らとその問題について話し合った。
2. その車は猛スピードで私に近づいてきた。
3. 私達は午後音楽を聴いた。
4. 私はこの前の土曜に京都を訪れた。
5. 彼女は金持ちの男と結婚した。
6. 彼はその部屋に入った。
7. 私はあちこち眼鏡をさがした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解答]
1. I discussed the problem with them.
1. discuss O : Oについて話し合う
2. The car approached me with great speed..
2. approach O : Oに近づく
3. We listened to the music in the afternoon.
3. listen (to ~) : (~を)聞く 聴く
4. I visited Kyoto last Saturday.
4. visit O : Oを訪れる
5. She married a rich man.
5. marry O : Oと結婚する
6. He entered the room.
6. enter O : Oに入る
7. I looked for my glasses everywhere.
7. look (for ~) : (~を求めて)見る → (~を)さがす
お疲れ様 m(__)m
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Tue.
復習テスト-意外な意味のある(完全)自動詞と(完全)他動詞 
復習テスト-意外な意味のある(完全)自動詞と(完全)他動詞
まず、復習して来てください。
教訓
知っているつもりの動詞でも、使い方[文型]が変わると意味も変わる!
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。又、動詞の用法もまとめなさい。
1. 私は毎朝朝食前にポチを散歩させます。
2. 私達は川の方へ向かった。
3. この仕事はあまり(よく)もうからない。
4. すべての票が大事だ。一票と言えど大切だ。
5. 私のお父さんはイタリア料理のレストランを経営しています。
6. 私はもうこれ以上あの男を我慢することができない。
7. このミルクは明日まで持たないだろう。
8. おもしろければどんな本でも結構です。
9. その劇場では何が上映[上演]されていますか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解答]
1. I walk Pochi before breakfast every morning.
1. walk O:Oを歩かせる、Oを散歩させる、Oを散歩に連れて行く
2. We made for the river.
2. make (for ~):(~の方へ)進む、向かう
3. This job doesn't pay well.
3. pay:もうかる、ひきあう、ためになる
4. Every vote counts.
4. count:大切である、重要である
5. My dad runs an Italian restaurant.
5. run O:Oを経営する、管理する、運営する
6. I can't stand that man any more.
6. stand O:Oを我慢する、Oに耐える
7. This milk won't keep till tomorrow.
7. keep:もつ
8. Any book will do if it is interesting
8. (will) do:役に立つ,間に合う,十分である, よろしい,けっこうである.
9. What's showing at the theater?
8. show:上映[上演]される
今回はちょっと難しかったかもしれませんね。
ではまた (^^)/
まず、復習して来てください。
教訓
知っているつもりの動詞でも、使い方[文型]が変わると意味も変わる!
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。又、動詞の用法もまとめなさい。
1. 私は毎朝朝食前にポチを散歩させます。
2. 私達は川の方へ向かった。
3. この仕事はあまり(よく)もうからない。
4. すべての票が大事だ。一票と言えど大切だ。
5. 私のお父さんはイタリア料理のレストランを経営しています。
6. 私はもうこれ以上あの男を我慢することができない。
7. このミルクは明日まで持たないだろう。
8. おもしろければどんな本でも結構です。
9. その劇場では何が上映[上演]されていますか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解答]
1. I walk Pochi before breakfast every morning.
1. walk O:Oを歩かせる、Oを散歩させる、Oを散歩に連れて行く
2. We made for the river.
2. make (for ~):(~の方へ)進む、向かう
3. This job doesn't pay well.
3. pay:もうかる、ひきあう、ためになる
4. Every vote counts.
4. count:大切である、重要である
5. My dad runs an Italian restaurant.
5. run O:Oを経営する、管理する、運営する
6. I can't stand that man any more.
6. stand O:Oを我慢する、Oに耐える
7. This milk won't keep till tomorrow.
7. keep:もつ
8. Any book will do if it is interesting
8. (will) do:役に立つ,間に合う,十分である, よろしい,けっこうである.
9. What's showing at the theater?
8. show:上映[上演]される
今回はちょっと難しかったかもしれませんね。
ではまた (^^)/
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Wed.
復習テスト-動詞の目的語と名詞相当語句 
復習テスト-動詞の目的語と名詞相当語句
まず、復習して来る
(完全)他動詞の目的語は単純な名詞だけでなく、さまざまな名詞相当語句も使われます。
[テスト] 次の日本語を英語にして、目的語の部分に下線を引いてください。
01. 私はテレビゲームをすることが大好きです。
02. 私達はテレビゲームをすることを楽しんだ。→ゲームをして楽しんだ。
03. 私は君が無罪潔白であることを信じています。
04. あなたは彼がなぜ来なかったのか知っていますか。
05. 彼が来るかどうかわかりません。
06. 私は何をしたらいいのかわからなかった。
07. 私は日本で勉強すること[日本に留学すること]を望んでいます。
08. 私達は野球をするのを止めた。
09. 私はあなたがパーティーに来ることを期待しています。 → パーティーに来てくれるものと思っています。
10. 私は誰がドアを壊したのかしらと(疑問に)思った。
11. あなたは彼が今家に居るかどうか知っていますか。
12. わたしは彼はパーティーに来るのかしらと(疑問に)思った。
13. 私はどの本を買えばいいかわからなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. I love to play video games.
02. We enjoyed playing video games.
03. I believe that you are innocent.
04. Do you know why he didn't come?
05. I don't know if [whether] he will come (or not).
06. I didn't know what to do.
07. I hope to study in Japan..
08. We stopped playing baseball.
09. I expect (that) you will come to the party.
10. I wondered who broke the door.
11. Do you know whether he is at home now (or not)?
12. I wondered if he is coming to the party.
13. I didn't know which book to buy.
お疲れ様 m(__)m
まず、復習して来る
(完全)他動詞の目的語は単純な名詞だけでなく、さまざまな名詞相当語句も使われます。
[テスト] 次の日本語を英語にして、目的語の部分に下線を引いてください。
01. 私はテレビゲームをすることが大好きです。
02. 私達はテレビゲームをすることを楽しんだ。→ゲームをして楽しんだ。
03. 私は君が無罪潔白であることを信じています。
04. あなたは彼がなぜ来なかったのか知っていますか。
05. 彼が来るかどうかわかりません。
06. 私は何をしたらいいのかわからなかった。
07. 私は日本で勉強すること[日本に留学すること]を望んでいます。
08. 私達は野球をするのを止めた。
09. 私はあなたがパーティーに来ることを期待しています。 → パーティーに来てくれるものと思っています。
10. 私は誰がドアを壊したのかしらと(疑問に)思った。
11. あなたは彼が今家に居るかどうか知っていますか。
12. わたしは彼はパーティーに来るのかしらと(疑問に)思った。
13. 私はどの本を買えばいいかわからなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. I love to play video games.
02. We enjoyed playing video games.
03. I believe that you are innocent.
04. Do you know why he didn't come?
05. I don't know if [whether] he will come (or not).
06. I didn't know what to do.
07. I hope to study in Japan..
08. We stopped playing baseball.
09. I expect (that) you will come to the party.
10. I wondered who broke the door.
11. Do you know whether he is at home now (or not)?
12. I wondered if he is coming to the party.
13. I didn't know which book to buy.
お疲れ様 m(__)m
tb: -- cm: 0
Fri.
復習テスト-いろいろな副詞相当語句 
復習テスト-いろいろな副詞相当語句
いろいろな副詞(相当語句)=M を復習して来る
[問題] 次の日本語を英語にして、副詞(相当語句)=Mに下線を引きなさい。
01. 私は始発列車に乗るために5時に起きた。
02. 純子はいつも音楽を聴きながら勉強する。
03. 私は紙を使って鳥を作りました。
04. 彼は子供たちに囲まれて座っていた。
05. 私は夕食を食べる前に宿題を終わらせた。
06. もし明日雨が降ったら、私は行きません。
07. 私は歴史を勉強するために図書館へ行きました。
08. 彼女は楽しそうに歌を歌いながら部屋に入ってきた。
09. 彼女は母親に支えられて[支えられながら]部屋に入ってきた。
10. 私が戻って来るまでここで待っていてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. I got up at five to catch the first train.
02. Junko always studies listening to music.
03. I made birds using paper.
04. He was sitting on the sofa surrounded by the children.
05. I finished my homework before I had dinner.
06. I won't go if it rains tomorrow.
07. I went to the library to study history.
08. She came into the room singing merrily.
09. She came into the room supported by her mother.
10. Please wait here until I get back.
お疲れ様 (^.^)
いろいろな副詞(相当語句)=M を復習して来る
[問題] 次の日本語を英語にして、副詞(相当語句)=Mに下線を引きなさい。
01. 私は始発列車に乗るために5時に起きた。
02. 純子はいつも音楽を聴きながら勉強する。
03. 私は紙を使って鳥を作りました。
04. 彼は子供たちに囲まれて座っていた。
05. 私は夕食を食べる前に宿題を終わらせた。
06. もし明日雨が降ったら、私は行きません。
07. 私は歴史を勉強するために図書館へ行きました。
08. 彼女は楽しそうに歌を歌いながら部屋に入ってきた。
09. 彼女は母親に支えられて[支えられながら]部屋に入ってきた。
10. 私が戻って来るまでここで待っていてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. I got up at five to catch the first train.
02. Junko always studies listening to music.
03. I made birds using paper.
04. He was sitting on the sofa surrounded by the children.
05. I finished my homework before I had dinner.
06. I won't go if it rains tomorrow.
07. I went to the library to study history.
08. She came into the room singing merrily.
09. She came into the room supported by her mother.
10. Please wait here until I get back.
お疲れ様 (^.^)
tb: -- cm: 0
Sun.
復習テスト-be動詞 
復習テスト-be動詞
be動詞を復習して来る
今回は、今までで一番楽勝です。
[問題] 次の日本語を英語にして、be動詞の文型も書きなさい。
be は、Vに換えてください。 [例] S+be+C → S+V+C
文型 S+V (+M) S+V+C (+M) のどちらかです。
(+M)は無ければ書かなくても結構です。
1. 神は存在する。
2. ケンは庭に居ます。
3. 私はここにいます。
4. 僕の車はあそこにあります。
5. 君の本は机の上にあります。
6. 吾輩は猫である。
7. マリーは美しい。
8. あなたはとても美しい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. God is. S+V
2. Ken is in the yard. S+V (+M)
3. I am here. S+V (+M)
4. My car is over there. S+V (+M)
5. Your book is on the desk. S+V (+M)
6. I am a cat. S+V+C
7. Mary is beautiful. S+V+C
8. You are so young. S+V+C
お疲れさまでした。m(__)m
be動詞を復習して来る
今回は、今までで一番楽勝です。
[問題] 次の日本語を英語にして、be動詞の文型も書きなさい。
be は、Vに換えてください。 [例] S+be+C → S+V+C
文型 S+V (+M) S+V+C (+M) のどちらかです。
(+M)は無ければ書かなくても結構です。
1. 神は存在する。
2. ケンは庭に居ます。
3. 私はここにいます。
4. 僕の車はあそこにあります。
5. 君の本は机の上にあります。
6. 吾輩は猫である。
7. マリーは美しい。
8. あなたはとても美しい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. God is. S+V
2. Ken is in the yard. S+V (+M)
3. I am here. S+V (+M)
4. My car is over there. S+V (+M)
5. Your book is on the desk. S+V (+M)
6. I am a cat. S+V+C
7. Mary is beautiful. S+V+C
8. You are so young. S+V+C
お疲れさまでした。m(__)m
tb: -- cm: 0
Tue.
復習テスト-不完全自動詞 
復習テスト-不完全自動詞
前回のbe動詞とは違い、今回の不完全自動詞は重要です。
全てしっかり暗記してください。
不完全自動詞を復習して来る
[問題] 次の日本語(類例も含めて)を英語にして、動詞の用法もまとめなさい。
01. 君の考えは素晴らしそうに聞こえる。
02. 君の考えは素晴らしそうに思える。
03. この料理はおいしそうに見える。
04. この料理はおいしそうに見える[思える]。
05. この料理はおいしい味がする。
06. この料理はおいしいにおいがする。
07. この布は滑らかな手触りがする。
08. 私は今朝は寒く感じる。
09. 彼は医者になった。
10. 彼女は将来有名になるだろう。
11. 寒くなってきています。
[類例] 腹を立てた状態になる → 腹を立てる、怒る
12. あなたは背が高くなりましたね。
13. 彼は頭がおかしくなった。発狂した。
[類例] 頭がおかしくなる
[類例] 悪くなる → 腐る
14 そのうわさは本当になった。
[類例] 正しくなる → よくなる
[類例] きれいになる → 白状する、真実を話す
15. 私は電車で眠り込んだ。
[類例] 黙った状態になる → 黙りこむ
16. 木の葉が赤くなった。
[類例] すっぱくなる
[類例] (顔色が)青くなる
17. 井戸が乾燥した状態になった → 枯れた[干上がった]。
[類例] 不足した状態になる → 不足する
18. 君は良い歌手になるだろう。
19. 彼はずっと黙っていた。
20. そのドアは開いたままだった。
21. 彼女は一生独身のままだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. Your idea sounds great.
01. sound+C : C(のよう、そう)に聞こえる
02. Your idea seems great.
01. seem+C : C(のよう、そう)に思われる
03. This dish looks delicious.
01. look+C : C(のよう、そう)に見える
04. This dish appears delicious.
01. appear+C : C(のよう、そう)に見える、思われる
05. This dish tastes delicious.
05. taste+C : Cな味がする
06. This dish smells delicious.
01. smell+C : Cなにおいがする
07. This cloth feels smooth.
01. feel+C : Cな手触りがする、(さわると)Cの感じがする
08. I feel cold this mprning.
01. feel+C : (人が)Cに感じる
09. He became a doctor.
01. become+C : C(の状態)になる
10. She will be famous in the future.
01. be+C : C(の状態)になる
11. It is getting cold.
[類例] get angry
01. get+C : C(の状態)になる
12. You've grown tall.
01. grow+C : C(の状態)になる
13. He went mad.
[類例] go crazy
[類例] go bad
01. go+C : C(の悪い状態)になる
14. The rumor came true.
[類例] come right
[類例] come clean
01. come+C : C(の状態)になる
15. I fell asleep on the train.
[類例] fall silent
01. fall+C : C(の状態)になる、陥る
16. The leaves have turned red.
[類例] turn sour
[類例] turn pale
01. turn+C : (変化して)C(の状態)になる
17. The well has run dry.
01. run+C : C(の状態)になる
[類例] run short
18. You will make a good singer.
01. make+C : (素質・資格があって)Cになる
19. He kept silent all the time.
01. keep+C : C(の状態)を保つ、C(の状態)にしている、ずっとC(の状態)である
20. The door remained open.
01. remain+C : C(の状態)のままである、C(の状態)にとどまる
21. She stayed single all her life.
01. stay+C : C(の状態)のままである、C(の状態)にとどまる
お疲れ様 m(__)m
前回のbe動詞とは違い、今回の不完全自動詞は重要です。
全てしっかり暗記してください。
不完全自動詞を復習して来る
[問題] 次の日本語(類例も含めて)を英語にして、動詞の用法もまとめなさい。
01. 君の考えは素晴らしそうに聞こえる。
02. 君の考えは素晴らしそうに思える。
03. この料理はおいしそうに見える。
04. この料理はおいしそうに見える[思える]。
05. この料理はおいしい味がする。
06. この料理はおいしいにおいがする。
07. この布は滑らかな手触りがする。
08. 私は今朝は寒く感じる。
09. 彼は医者になった。
10. 彼女は将来有名になるだろう。
11. 寒くなってきています。
[類例] 腹を立てた状態になる → 腹を立てる、怒る
12. あなたは背が高くなりましたね。
13. 彼は頭がおかしくなった。発狂した。
[類例] 頭がおかしくなる
[類例] 悪くなる → 腐る
14 そのうわさは本当になった。
[類例] 正しくなる → よくなる
[類例] きれいになる → 白状する、真実を話す
15. 私は電車で眠り込んだ。
[類例] 黙った状態になる → 黙りこむ
16. 木の葉が赤くなった。
[類例] すっぱくなる
[類例] (顔色が)青くなる
17. 井戸が乾燥した状態になった → 枯れた[干上がった]。
[類例] 不足した状態になる → 不足する
18. 君は良い歌手になるだろう。
19. 彼はずっと黙っていた。
20. そのドアは開いたままだった。
21. 彼女は一生独身のままだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. Your idea sounds great.
01. sound+C : C(のよう、そう)に聞こえる
02. Your idea seems great.
01. seem+C : C(のよう、そう)に思われる
03. This dish looks delicious.
01. look+C : C(のよう、そう)に見える
04. This dish appears delicious.
01. appear+C : C(のよう、そう)に見える、思われる
05. This dish tastes delicious.
05. taste+C : Cな味がする
06. This dish smells delicious.
01. smell+C : Cなにおいがする
07. This cloth feels smooth.
01. feel+C : Cな手触りがする、(さわると)Cの感じがする
08. I feel cold this mprning.
01. feel+C : (人が)Cに感じる
09. He became a doctor.
01. become+C : C(の状態)になる
10. She will be famous in the future.
01. be+C : C(の状態)になる
11. It is getting cold.
[類例] get angry
01. get+C : C(の状態)になる
12. You've grown tall.
01. grow+C : C(の状態)になる
13. He went mad.
[類例] go crazy
[類例] go bad
01. go+C : C(の悪い状態)になる
14. The rumor came true.
[類例] come right
[類例] come clean
01. come+C : C(の状態)になる
15. I fell asleep on the train.
[類例] fall silent
01. fall+C : C(の状態)になる、陥る
16. The leaves have turned red.
[類例] turn sour
[類例] turn pale
01. turn+C : (変化して)C(の状態)になる
17. The well has run dry.
01. run+C : C(の状態)になる
[類例] run short
18. You will make a good singer.
01. make+C : (素質・資格があって)Cになる
19. He kept silent all the time.
01. keep+C : C(の状態)を保つ、C(の状態)にしている、ずっとC(の状態)である
20. The door remained open.
01. remain+C : C(の状態)のままである、C(の状態)にとどまる
21. She stayed single all her life.
01. stay+C : C(の状態)のままである、C(の状態)にとどまる
お疲れ様 m(__)m
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Fri.
復習テスト-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その1 
復習テスト-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その1
復習をして来る
[問題] 次の日本語を英語にして、動詞の用法もまとめ、さらに文型と動詞の種類も書きなさい。
現在習っている文型は
S+V (+M)-完全自動詞
S+V+C (+M)-不完全自動詞
S+V+O (+M)-完全他動詞
(M) は無ければ書かなくても結構です。
1. この肉は明日までもたないだろう。
2. 私の弟は一瞬たりともじっとしていられない。
3. トムとジェリーはいつまでも友達のままだろう。
4. 彼は金庫の中にお金を全部しまいこんでいる。
5. その鍵は簡単に回った。
6. 私はゆっくりと鍵を回した。
7. 彼女はその知らせを知って[聞いて]青くなった。
8. 彼は最後にはテロリストになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. This meat won't keep till tomorrow.
keep : (食物などが腐らないで)もつ
S+V (+M)-完全自動詞
2. My little brother can't keep still for a moment.
keep C : ずっとC(の状態)である、C(の状態)のままでいる
S+V+C (+M)-不完全自動詞
3. Tom and Jerry will keep friends forever.
keep C : ずっとC(の状態)である、C(の状態)のままでいる
S+V+C (+M)-不完全自動詞
4. He keeps all his money in his safe.
keep O : Oをしまっておく、保管しておく
S+V+O (+M)-完全他動詞
実戦的にはMも明示して keep O in ~ : ~(の中)にOをしまっておく、保管しておく
5. The key turned easily.
turn : 回る、回転する
S+V (+M)-完全自動詞
6. I turned the key slowly.
turn O : Oを回す
S+V+O (+M)-完全他動詞
7. She turned pale at the news.
turn C : C(の状態)になる
S+V+C (+M)-不完全自動詞
8. He turned terrorist in the end.
turn C : Cになる(Cになる名詞は無冠詞)
S+V+C (+M)-不完全自動詞
今日は数が少ないから楽でしたね。
では、また。 (^.^)/~~~
復習をして来る
[問題] 次の日本語を英語にして、動詞の用法もまとめ、さらに文型と動詞の種類も書きなさい。
現在習っている文型は
S+V (+M)-完全自動詞
S+V+C (+M)-不完全自動詞
S+V+O (+M)-完全他動詞
(M) は無ければ書かなくても結構です。
1. この肉は明日までもたないだろう。
2. 私の弟は一瞬たりともじっとしていられない。
3. トムとジェリーはいつまでも友達のままだろう。
4. 彼は金庫の中にお金を全部しまいこんでいる。
5. その鍵は簡単に回った。
6. 私はゆっくりと鍵を回した。
7. 彼女はその知らせを知って[聞いて]青くなった。
8. 彼は最後にはテロリストになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. This meat won't keep till tomorrow.
keep : (食物などが腐らないで)もつ
S+V (+M)-完全自動詞
2. My little brother can't keep still for a moment.
keep C : ずっとC(の状態)である、C(の状態)のままでいる
S+V+C (+M)-不完全自動詞
3. Tom and Jerry will keep friends forever.
keep C : ずっとC(の状態)である、C(の状態)のままでいる
S+V+C (+M)-不完全自動詞
4. He keeps all his money in his safe.
keep O : Oをしまっておく、保管しておく
S+V+O (+M)-完全他動詞
実戦的にはMも明示して keep O in ~ : ~(の中)にOをしまっておく、保管しておく
5. The key turned easily.
turn : 回る、回転する
S+V (+M)-完全自動詞
6. I turned the key slowly.
turn O : Oを回す
S+V+O (+M)-完全他動詞
7. She turned pale at the news.
turn C : C(の状態)になる
S+V+C (+M)-不完全自動詞
8. He turned terrorist in the end.
turn C : Cになる(Cになる名詞は無冠詞)
S+V+C (+M)-不完全自動詞
今日は数が少ないから楽でしたね。
では、また。 (^.^)/~~~
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Tue.
復習テスト-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その2 
復習テスト-完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その2
まず、復習して来ましょう。
さあ、テストです。
[問題] 次の日本語を英語にして、動詞の用法もまとめ、さらに文型と動詞の種類も書きなさい。
現在習っている文型は
S+V (+M)-完全自動詞
S+V+C (+M)-不完全自動詞
S+V+O (+M)-完全他動詞
(M) は無ければ書かなくても結構です。
1. a) ジムは駅まで走って行った。
1. b) 私の父はホテルを三つ経営している。
1. c) 私の父はホテルを三つ経営している。
2. a) 私は昨日家に残った。
2. b) 彼らは長年友達のままであった。
2. c) それらの窓は一日中開いたままだった。
3. a) 私の髪の毛はとても速く伸びる。
3. b) 私たちは庭でトマトを栽培しています。
3. c) その音はだんだん大きくなった。
4. a) 私たちはホテルに泊まった。
4. b) さようなら。元気でね。
5. a) 君はもう家に帰らなければいけない。
5. b) 卵は暑い天気ではすぐ悪くなる[腐る]。
6. a) その鐘は正午に鳴ります。
6. b) 君の考えは奇妙に聞こえる。
7. a) その犬は私の手の匂いをかいだ。
7. b) その犬はひどい匂いがした。
8. a) 突然背の高い男が現れた。
8. b) あの背の高い男は金持ち(のよう)に見える。
9. a) このスープを食べてごらん。おいしいよ。
9. b) このミルクはすっぱい味がする。
10. a) 彼女は私の手を触った。
10. b) あなたの手は冷たく感じる。
10. c) 私はとても寒く感じる。
11. a) 彼は突然地面に倒れた。
11. b) 私の祖父は突然病気になった。
12. a) ジェーンはとても幸せそうに見えた。
12. b) ジェーンは嬉しそうにジョンを見た。
12. c) ジェーンは私の目をじっと見た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. a. Jim ran to the station.
01. a) run : 走る 実戦的には run to ~ : ~まで走って行く
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
01. b. My father runs three hotels.
01. a) run O : Oを経営する、運営する、管理する
01. a) S+V+O-完全他動詞
01. c. Money will run short soon.
01. a) run C ; C(の状態)になる 実戦的には run short : 不足する
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
02. a. I remained at home yesterday.
01. a) remain : 残る、居残る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
02. b. They remained friends for many years.
01. a) remain C : C(の状態)のままである
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
02. c. The windows remained open all day.
01. a) remain C : C(の状態)のままである
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
03. a. My hair grows very fast.
01. a) grow : 育つ、成長する、生える
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
03. b. We grow tomatoes in our garden.
01. a) grow O : Oを育てる、栽培する
01. a) S+V+O (+M)-完全他動詞
03. c. The sound grew louder and louder.
01. a) grow C : C(の状態)になる
01. a) S+V+C -不完全自動詞
04. a. We stayed at a hotel.
01. a) stay : 泊まる、滞在する、居る 実戦的には stay at [in] ~ : ~に泊まる、滞在する、居る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
04. b. Good-bye. Stay well.
01. a) stay C : C(の状態)のままである
01. a) S+V+C -不完全自動詞
05. a. You must go home now.
01. a) go : 行く 実戦的には go home : (家の外が視点の中心で)家に帰る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
05. b. Eggs soon go bad in hot weather.
01. a) go C : C(の状態)になる(通例、悪い状態になる)
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
06. a. The bell sounds at noon.
01. a) sound : 鳴る、響く、音が出る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
06. b. Your idea sounds strange.
01. a) sound C : Cに聞こえる
01. a) S+V+C -不完全自動詞
07. a. The dog smelled my hands.
01. a) smell O : Oの匂いをかぐ
01. a) S+V+O -完全他動詞
07. b. The dog smelled terrible.
01. a) smell C : Cのにおいがする
01. a) S+V+C -不完全自動詞
08. a. A tall man appeared suddenly.
01. a) appear : 現れる、出現する
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
08. b. That tall man appeared rich.
01. a) appear C : C(のよう、そう)に見える、思われる
01. a) S+V+C -不完全自動詞
09. a. Taste this soup. It's delicious.
01. a) taste O : Oを味わう、試食する、食べる
01. a) S+V+O -完全他動詞
09. b. This milk tastes sour.
01. a) taste C : Cの味がする
01. a) S+V+C -不完全自動詞
10. a. She felt my hands.
01. a) feel O : Oを触る、Oに触れる
01. a) S+V+O -完全他動詞
10. b. Your hands feel cold.
01. a) feel C : Cな手触りがする、(さわると)Cの感じがする
01. a) S+V+C -不完全自動詞
10. c. I feel very cold.
01. a) feel C : (人が)Cに感じる
01. a) S+V+C -不完全自動詞
11. a. He fell to the ground suddenly.
01. a) fall : 倒れる、落ちる
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
11. b. My grandfather fell ill suddenly.
01. a) fall C : C(の状態)になる 実用的には fall ill = fall sick : 病気になる、病に倒れる
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
12. a. Jane looked very happy.
01. a) look C : C(のよう、そう)に見える
01. a) S+V+C -不完全自動詞
12. b. Jane looked at John happily.
01. a) look : 見る 実用的には look at ~ : ~を見る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
12. c. Jane looked me in the eye.
01. a) look 人 in the eye : 人の目をじっと見る
01. a) S+V+O (+M)-完全他動詞
お疲れ様でした (^.^)
まず、復習して来ましょう。
さあ、テストです。
[問題] 次の日本語を英語にして、動詞の用法もまとめ、さらに文型と動詞の種類も書きなさい。
現在習っている文型は
S+V (+M)-完全自動詞
S+V+C (+M)-不完全自動詞
S+V+O (+M)-完全他動詞
(M) は無ければ書かなくても結構です。
1. a) ジムは駅まで走って行った。
1. b) 私の父はホテルを三つ経営している。
1. c) 私の父はホテルを三つ経営している。
2. a) 私は昨日家に残った。
2. b) 彼らは長年友達のままであった。
2. c) それらの窓は一日中開いたままだった。
3. a) 私の髪の毛はとても速く伸びる。
3. b) 私たちは庭でトマトを栽培しています。
3. c) その音はだんだん大きくなった。
4. a) 私たちはホテルに泊まった。
4. b) さようなら。元気でね。
5. a) 君はもう家に帰らなければいけない。
5. b) 卵は暑い天気ではすぐ悪くなる[腐る]。
6. a) その鐘は正午に鳴ります。
6. b) 君の考えは奇妙に聞こえる。
7. a) その犬は私の手の匂いをかいだ。
7. b) その犬はひどい匂いがした。
8. a) 突然背の高い男が現れた。
8. b) あの背の高い男は金持ち(のよう)に見える。
9. a) このスープを食べてごらん。おいしいよ。
9. b) このミルクはすっぱい味がする。
10. a) 彼女は私の手を触った。
10. b) あなたの手は冷たく感じる。
10. c) 私はとても寒く感じる。
11. a) 彼は突然地面に倒れた。
11. b) 私の祖父は突然病気になった。
12. a) ジェーンはとても幸せそうに見えた。
12. b) ジェーンは嬉しそうにジョンを見た。
12. c) ジェーンは私の目をじっと見た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. a. Jim ran to the station.
01. a) run : 走る 実戦的には run to ~ : ~まで走って行く
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
01. b. My father runs three hotels.
01. a) run O : Oを経営する、運営する、管理する
01. a) S+V+O-完全他動詞
01. c. Money will run short soon.
01. a) run C ; C(の状態)になる 実戦的には run short : 不足する
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
02. a. I remained at home yesterday.
01. a) remain : 残る、居残る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
02. b. They remained friends for many years.
01. a) remain C : C(の状態)のままである
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
02. c. The windows remained open all day.
01. a) remain C : C(の状態)のままである
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
03. a. My hair grows very fast.
01. a) grow : 育つ、成長する、生える
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
03. b. We grow tomatoes in our garden.
01. a) grow O : Oを育てる、栽培する
01. a) S+V+O (+M)-完全他動詞
03. c. The sound grew louder and louder.
01. a) grow C : C(の状態)になる
01. a) S+V+C -不完全自動詞
04. a. We stayed at a hotel.
01. a) stay : 泊まる、滞在する、居る 実戦的には stay at [in] ~ : ~に泊まる、滞在する、居る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
04. b. Good-bye. Stay well.
01. a) stay C : C(の状態)のままである
01. a) S+V+C -不完全自動詞
05. a. You must go home now.
01. a) go : 行く 実戦的には go home : (家の外が視点の中心で)家に帰る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
05. b. Eggs soon go bad in hot weather.
01. a) go C : C(の状態)になる(通例、悪い状態になる)
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
06. a. The bell sounds at noon.
01. a) sound : 鳴る、響く、音が出る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
06. b. Your idea sounds strange.
01. a) sound C : Cに聞こえる
01. a) S+V+C -不完全自動詞
07. a. The dog smelled my hands.
01. a) smell O : Oの匂いをかぐ
01. a) S+V+O -完全他動詞
07. b. The dog smelled terrible.
01. a) smell C : Cのにおいがする
01. a) S+V+C -不完全自動詞
08. a. A tall man appeared suddenly.
01. a) appear : 現れる、出現する
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
08. b. That tall man appeared rich.
01. a) appear C : C(のよう、そう)に見える、思われる
01. a) S+V+C -不完全自動詞
09. a. Taste this soup. It's delicious.
01. a) taste O : Oを味わう、試食する、食べる
01. a) S+V+O -完全他動詞
09. b. This milk tastes sour.
01. a) taste C : Cの味がする
01. a) S+V+C -不完全自動詞
10. a. She felt my hands.
01. a) feel O : Oを触る、Oに触れる
01. a) S+V+O -完全他動詞
10. b. Your hands feel cold.
01. a) feel C : Cな手触りがする、(さわると)Cの感じがする
01. a) S+V+C -不完全自動詞
10. c. I feel very cold.
01. a) feel C : (人が)Cに感じる
01. a) S+V+C -不完全自動詞
11. a. He fell to the ground suddenly.
01. a) fall : 倒れる、落ちる
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
11. b. My grandfather fell ill suddenly.
01. a) fall C : C(の状態)になる 実用的には fall ill = fall sick : 病気になる、病に倒れる
01. a) S+V+C (+M)-不完全自動詞
12. a. Jane looked very happy.
01. a) look C : C(のよう、そう)に見える
01. a) S+V+C -不完全自動詞
12. b. Jane looked at John happily.
01. a) look : 見る 実用的には look at ~ : ~を見る
01. a) S+V (+M)-完全自動詞
12. c. Jane looked me in the eye.
01. a) look 人 in the eye : 人の目をじっと見る
01. a) S+V+O (+M)-完全他動詞
お疲れ様でした (^.^)
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Fri.
復習テスト-授与動詞 S+V+O+O その1  
復習テスト-授与動詞 S+V+O+O その1
授与動詞 S+V+O+O その1 を復習して来る
[問題] 次の日本語を英語にして、動詞の用法もまとめてください。
01. 私の父は私に自分の車をくれた。
02. 私は彼に私のアルバムを見せた。
03. 彼は息子に面白い話をした。
04. 私にお金をいくらか貸してください。
05. 祖母は私にリンゴを一箱送ってくれた。
06. 私は彼女に長い手紙を書いた
07. 母は私に数学を教えてくれた。
08. お前に新い自転車を買ってあげよう。
09. 彼女の姉は彼女ににかわいい人形を作ってあげた。
10. 彼は私にそのコンサートのチケットを手に入れてくれた。
11. 彼は私に席を見つけてくれた。
12. 彼女にタクシーを呼んであげてください。
13. 彼女は私にお茶を一杯持って来てくれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. My father gave me his car.
01. give+人+物 : 人に物を与える
02. I showed him my album.
02. show+人+物 : 人に物を見せる
03. He told his son an interesting story.
03. tell+人+物 : 人に物を話す
04. Please lend me some money.
04. lend+人+物 : 人に物を貸す
05. My grandmother sent me a box of apples.
05. send+人+物 : 人に物を送る
06. I wrote her a long letter.
06. write+人+物 : 人に物を書く
07. My mother taught me math.
07. teach+人+物 : 人に物を教える
08. I'll buy you a new bike.
08. buy+人+物 : 人に物を買ってあげる
09. Her big sister made her a cute doll.
09. make+人+物 : 人に物を作ってあげる
10. He got me a ticket for the concert.
10. get+人+物 : 人に物を手に入れてあげる
11. He found me a seat.
11. find+人+物 : 人に物を見つけてあげる
12. Please call her a taxi.
12. call+人+物 : 人に物を呼んであげる
13. She brought me a cup of tea.
13. bring+人+物 : 人に物を持って来る
お疲れ様 (^.^)
授与動詞 S+V+O+O その1 を復習して来る
[問題] 次の日本語を英語にして、動詞の用法もまとめてください。
01. 私の父は私に自分の車をくれた。
02. 私は彼に私のアルバムを見せた。
03. 彼は息子に面白い話をした。
04. 私にお金をいくらか貸してください。
05. 祖母は私にリンゴを一箱送ってくれた。
06. 私は彼女に長い手紙を書いた
07. 母は私に数学を教えてくれた。
08. お前に新い自転車を買ってあげよう。
09. 彼女の姉は彼女ににかわいい人形を作ってあげた。
10. 彼は私にそのコンサートのチケットを手に入れてくれた。
11. 彼は私に席を見つけてくれた。
12. 彼女にタクシーを呼んであげてください。
13. 彼女は私にお茶を一杯持って来てくれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. My father gave me his car.
01. give+人+物 : 人に物を与える
02. I showed him my album.
02. show+人+物 : 人に物を見せる
03. He told his son an interesting story.
03. tell+人+物 : 人に物を話す
04. Please lend me some money.
04. lend+人+物 : 人に物を貸す
05. My grandmother sent me a box of apples.
05. send+人+物 : 人に物を送る
06. I wrote her a long letter.
06. write+人+物 : 人に物を書く
07. My mother taught me math.
07. teach+人+物 : 人に物を教える
08. I'll buy you a new bike.
08. buy+人+物 : 人に物を買ってあげる
09. Her big sister made her a cute doll.
09. make+人+物 : 人に物を作ってあげる
10. He got me a ticket for the concert.
10. get+人+物 : 人に物を手に入れてあげる
11. He found me a seat.
11. find+人+物 : 人に物を見つけてあげる
12. Please call her a taxi.
12. call+人+物 : 人に物を呼んであげる
13. She brought me a cup of tea.
13. bring+人+物 : 人に物を持って来る
お疲れ様 (^.^)
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Wed.
復習テスト-授与動詞 S+V+O+O その2 
復習テスト-授与動詞 S+V+O+O その2
復習をして来る
[問題] 次の日本語を to か for を使って英語にしなさい。
S+V+O(物)+to 人
S+V+O(物)+for 人
文型は S+V+O (+M)
01. 彼はそれを息子に与えた。
02. 彼はそのアルバムを自分の彼女[恋人]に見せた。
03. 私ははそれを自分用に買ったんです。
04. 君はそれを皆に話したほうがよい[話すべきだ]。
05. 君にいい席を見つけてあげよう。
06. それを私に貸してください。
07. 父は私に椅子を作ってくれた。
08. 私はメールを母に送った。
09. 私はその老婦人にタクシーを呼んであげた。
10. ホワイト先生は数学を私たちのクラスに教えている。
11. 私は手紙を両親に書いた。
12. 君のご両親に良い席を見つけてあげよう。
13. 彼は私にお茶を一杯持って来てくれた。
14. あの椅子を私の所へ持って来て。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. He gave it to his son.
02. He showed the album to his girlfriend.
03. I bought it for myself.
04. You should tell it to everyone.
05. I'll find a good seat for you.
06. Please lend it to me.
07. My father made a chair for me.
08. I sent an e-mail to my mother.
09. I called a taxi for the old lady.
10. Ms White teaches math to our class.
11. I wrote a letter to my parents.
12. I'll get a good seat for your parents.
13. He brought a cup of tea for me.
14. Bring that chair to me.
お疲れ様 m(__)m
復習をして来る
[問題] 次の日本語を to か for を使って英語にしなさい。
S+V+O(物)+to 人
S+V+O(物)+for 人
文型は S+V+O (+M)
01. 彼はそれを息子に与えた。
02. 彼はそのアルバムを自分の彼女[恋人]に見せた。
03. 私ははそれを自分用に買ったんです。
04. 君はそれを皆に話したほうがよい[話すべきだ]。
05. 君にいい席を見つけてあげよう。
06. それを私に貸してください。
07. 父は私に椅子を作ってくれた。
08. 私はメールを母に送った。
09. 私はその老婦人にタクシーを呼んであげた。
10. ホワイト先生は数学を私たちのクラスに教えている。
11. 私は手紙を両親に書いた。
12. 君のご両親に良い席を見つけてあげよう。
13. 彼は私にお茶を一杯持って来てくれた。
14. あの椅子を私の所へ持って来て。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. He gave it to his son.
02. He showed the album to his girlfriend.
03. I bought it for myself.
04. You should tell it to everyone.
05. I'll find a good seat for you.
06. Please lend it to me.
07. My father made a chair for me.
08. I sent an e-mail to my mother.
09. I called a taxi for the old lady.
10. Ms White teaches math to our class.
11. I wrote a letter to my parents.
12. I'll get a good seat for your parents.
13. He brought a cup of tea for me.
14. Bring that chair to me.
お疲れ様 m(__)m
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Fri.
復習テスト-授与動詞 S+V+O+O その3 
復習テスト-授与動詞 S+V+O+O その3
復習して来る
[問題] 次の日本語を下線部に注意して英語にしなさい。
文型は全て S+V+O(人)+O(物) で、
O(物) が名詞相当語句[名詞句・名詞節]の場合です。
1. 私は彼に疲れていると言った。
2. 私は彼になぜそんなに怒っているのか尋ねた。
3. 彼女に来るかどうか尋ねてみよう。(2種類)
4. この花瓶をどこに置けばいいか教えてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I told him (that) I was tired.
2. I asked him why he was so angry.
3. I'll ask her whether she will come (or not).
5. I'll ask her if she will come.
4. Please tell me where to put this vase.
復習して来る
[問題] 次の日本語を下線部に注意して英語にしなさい。
文型は全て S+V+O(人)+O(物) で、
O(物) が名詞相当語句[名詞句・名詞節]の場合です。
1. 私は彼に疲れていると言った。
2. 私は彼になぜそんなに怒っているのか尋ねた。
3. 彼女に来るかどうか尋ねてみよう。(2種類)
4. この花瓶をどこに置けばいいか教えてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I told him (that) I was tired.
2. I asked him why he was so angry.
3. I'll ask her whether she will come (or not).
5. I'll ask her if she will come.
4. Please tell me where to put this vase.
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Sat.
復習テスト-不完全他動詞 S+V+O+C その1 
復習テスト-不完全他動詞 S+V+O+C その1
復習をして来る
[問題 1] 次の日本語を英語にして、動詞の用法もまとめてください。
1. a) 私は彼にタクシーを呼んであげた。
1. b) 私は彼をタクシーと呼んでいる。
2. a) 君に椅子を作ってあげよう。
2. b) 君を私の秘書にしよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. a) I called him a taxi.
1. a) call O(人) O(物) : O(人)にO(物)を呼んであげる
1. b) I call him Taxi.
1. b) call O C : OをCと呼ぶ
2. a) I'll make you a chair.
2. a) make O(人) O(物) : O(人)にO(物)を作ってあげる
2. b) I'll make you my secretary.
2. b) make O C : OをC(の状態)にする
[問題 2] 次の英語を日本語にしてください。
3. 私はあなたの娘を幸せにします。
4. その贈り物は彼女を喜ばせた。(← 彼女を喜んでいる状態にした)
5. その知らせは彼女を悲しませた。(← 彼女を悲しい状態にした)
6. 私の言葉は彼を怒らせた。(← 彼を怒った状態にした)
7 その映画は私を興奮[わくわく]させた。(← 私を興奮した[わくわくした]状態にした)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. I'll make your daughter happy.
4. The gift made her happy.
5. The news made her sad.
6, My words made him angry.
7. The movie made me excited.
お疲れ様 (^.^)
復習をして来る
[問題 1] 次の日本語を英語にして、動詞の用法もまとめてください。
1. a) 私は彼にタクシーを呼んであげた。
1. b) 私は彼をタクシーと呼んでいる。
2. a) 君に椅子を作ってあげよう。
2. b) 君を私の秘書にしよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. a) I called him a taxi.
1. a) call O(人) O(物) : O(人)にO(物)を呼んであげる
1. b) I call him Taxi.
1. b) call O C : OをCと呼ぶ
2. a) I'll make you a chair.
2. a) make O(人) O(物) : O(人)にO(物)を作ってあげる
2. b) I'll make you my secretary.
2. b) make O C : OをC(の状態)にする
[問題 2] 次の英語を日本語にしてください。
3. 私はあなたの娘を幸せにします。
4. その贈り物は彼女を喜ばせた。(← 彼女を喜んでいる状態にした)
5. その知らせは彼女を悲しませた。(← 彼女を悲しい状態にした)
6. 私の言葉は彼を怒らせた。(← 彼を怒った状態にした)
7 その映画は私を興奮[わくわく]させた。(← 私を興奮した[わくわくした]状態にした)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. I'll make your daughter happy.
4. The gift made her happy.
5. The news made her sad.
6, My words made him angry.
7. The movie made me excited.
お疲れ様 (^.^)
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Mon.
復習テスト-不完全他動詞 S+V+O+C その2 
復習テスト-不完全他動詞 S+V+O+C その2
復習をして来る。
[問題] 次の日本語を英語にして動詞の用法も書き添えてください。
01. 私達は赤ちゃん猫をタマと名付けた。
02. 私はドアを開けておいた。
03. 君はドアを開けっ放しにした。
04. その知らせは彼女を青くした。 → その知らせを聞いて彼女は青くなった。
05. 君は私を気違いに追いやろうとしている。 → 君のせいで頭がおかしくなりそうだ。
06. 私達は彼を会議の議長に選んだ。
07. 私はこの本は面白いとわかった[思った]。
08. 私はあなたを無罪だと信じている。
09. 私はその壁を白く塗った。
10. 私はドアを押し開けた。
11. コーヒーをブラックにして欲しい。 → コーヒーはブラックにしてください。
12. 私はコーヒーはブラック(で飲むの)が好きだ。
[参考] S+V+O
私はブラックコーヒーが欲しい。
私はブラックコーヒーが好きだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. We named our baby cat Tama.
01. name O C : OをCと名付ける
02. I kept the door open.
02. keep O C : OをC(の状態)に保つ、OをC(の状態)にしておく
03. You left the door open.
03. leave O C : OをC(の状態)に放置する、OをC(の状態)のままにしておく
04. The news turned her pale.
04. turn O C : OをC(の状態)に変化させる、OをC(の状態)にする
05. You are driving me crazy.
05. drive O C : OをC(の状態)に追いやる、OをC(の状態)にする
06. We chose him chairperson of the meeting.
06. choose O C : OをCに選ぶ
[注] 一つしかない官職・地位を表す名詞が、補語(C)になる場合は冠詞 (a the) は省略されます。
07. I found this book interesting.
07. find O C : OをCだとわかる、知る、思う
08. I believe you innocent.
08. believe O C : OをCだと信じる
09. I painted the wall white.
09. paint O C : Oに色を塗ってC(の状態)にする、OをC色に塗る
10. I pushed the door open.
10. push O C : Oを押してC(の状態)にする
11. I want my coffee black.
11. want O C : OがC(の状態)であることを望む、OをC(の状態)にして欲しい
12. I like coffee black.
12. like O C : OがC(の状態)であることを好む、OがC(の状態)なのが好きだ
[参考] S+V+O
I want black coffee.
I like black coffee.
お疲れ様 m(__)m
復習をして来る。
[問題] 次の日本語を英語にして動詞の用法も書き添えてください。
01. 私達は赤ちゃん猫をタマと名付けた。
02. 私はドアを開けておいた。
03. 君はドアを開けっ放しにした。
04. その知らせは彼女を青くした。 → その知らせを聞いて彼女は青くなった。
05. 君は私を気違いに追いやろうとしている。 → 君のせいで頭がおかしくなりそうだ。
06. 私達は彼を会議の議長に選んだ。
07. 私はこの本は面白いとわかった[思った]。
08. 私はあなたを無罪だと信じている。
09. 私はその壁を白く塗った。
10. 私はドアを押し開けた。
11. コーヒーをブラックにして欲しい。 → コーヒーはブラックにしてください。
12. 私はコーヒーはブラック(で飲むの)が好きだ。
[参考] S+V+O
私はブラックコーヒーが欲しい。
私はブラックコーヒーが好きだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. We named our baby cat Tama.
01. name O C : OをCと名付ける
02. I kept the door open.
02. keep O C : OをC(の状態)に保つ、OをC(の状態)にしておく
03. You left the door open.
03. leave O C : OをC(の状態)に放置する、OをC(の状態)のままにしておく
04. The news turned her pale.
04. turn O C : OをC(の状態)に変化させる、OをC(の状態)にする
05. You are driving me crazy.
05. drive O C : OをC(の状態)に追いやる、OをC(の状態)にする
06. We chose him chairperson of the meeting.
06. choose O C : OをCに選ぶ
[注] 一つしかない官職・地位を表す名詞が、補語(C)になる場合は冠詞 (a the) は省略されます。
07. I found this book interesting.
07. find O C : OをCだとわかる、知る、思う
08. I believe you innocent.
08. believe O C : OをCだと信じる
09. I painted the wall white.
09. paint O C : Oに色を塗ってC(の状態)にする、OをC色に塗る
10. I pushed the door open.
10. push O C : Oを押してC(の状態)にする
11. I want my coffee black.
11. want O C : OがC(の状態)であることを望む、OをC(の状態)にして欲しい
12. I like coffee black.
12. like O C : OがC(の状態)であることを好む、OがC(の状態)なのが好きだ
[参考] S+V+O
I want black coffee.
I like black coffee.
お疲れ様 m(__)m
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Sat.
復習テスト-いろいろな補語 S+V+C の場合 
復習テスト-いろいろな補語 S+V+C の場合
復習して来る
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。
01. 私の夢は医者になることです。
02. 私の趣味はギターを演奏することです。
03. 問題(なの)は父が酒を飲みすぎることです。
04. 問題は我々は次に何をすべきかである。
05. 問題は私がそこに行くべきかどうかです。
06. 問題は何今をすべきかです。
07. 彼はずっと立ち続けた[立っていた]。
08. ドアは閉められた[閉まった]ままだった。
09. 彼女は男の子のように見える。(2つ)
10. 健康なままでいてください。(2つ)
11. この辞書はとても役に立つ。(2つ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. My dream is to become a doctor.
02. My hobby is playing the guitar.
03. The problem is that my father drinks too much.
04. The question is what we should do next.
05. The question is whether I should go there (or not).
06. The question is what to do now.
07. He kept standing all the time.
08. The door remained closed.
09. She looks like a boy.
09. =She looks boyish.
10. Stay in good health.
10. =Stay healthy.
11. This dictionary is of great use.
11. =This dictionary is very useful.
お疲れ様 (^.^)
復習して来る
[問題] 次の日本語を英語にしなさい。
01. 私の夢は医者になることです。
02. 私の趣味はギターを演奏することです。
03. 問題(なの)は父が酒を飲みすぎることです。
04. 問題は我々は次に何をすべきかである。
05. 問題は私がそこに行くべきかどうかです。
06. 問題は何今をすべきかです。
07. 彼はずっと立ち続けた[立っていた]。
08. ドアは閉められた[閉まった]ままだった。
09. 彼女は男の子のように見える。(2つ)
10. 健康なままでいてください。(2つ)
11. この辞書はとても役に立つ。(2つ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. My dream is to become a doctor.
02. My hobby is playing the guitar.
03. The problem is that my father drinks too much.
04. The question is what we should do next.
05. The question is whether I should go there (or not).
06. The question is what to do now.
07. He kept standing all the time.
08. The door remained closed.
09. She looks like a boy.
09. =She looks boyish.
10. Stay in good health.
10. =Stay healthy.
11. This dictionary is of great use.
11. =This dictionary is very useful.
お疲れ様 (^.^)
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Sat.
復習テスト-いろいろな補語 S+V+O+C の場合 
復習テスト-いろいろな補語 S+V+O+C の場合
復習して来る
[問題] 次の日本語を英語にし、かつ動詞の用法も記しなさい。
01. 私達は一晩中火を燃やし続けた。
02. 私は彼を1時間待たせっぱなしにした。
03. 私はスーパーで彼が買い物をしているのを見かけた。
04. 私はすべてのドアが閉められている[閉まっている]のがわかった。
05. 私は彼女が先生に叱られるのを見たことがない。
06. ジョギングはあなたを健康に保ってくれます。
07. どうぞおくつろぎください。
08. 私の母は毎日3時間私を勉強させます。
09. 君の車を使わせてください。
10. 私は彼が彼女の部屋に入っていくのを見た。
11. 私は父が車を洗うのを手伝った。
12. 私は彼に家に帰るように言いました。
13. 私は父に新しい自転車を買ってくれるように頼んだ。
14. 私は君にもっと努力してもらいたい。
15. 私は君にもっと努力していただきたい。
16. 私は彼がパーティーに来ることを期待[予期]した。 → 来るものと思っていた。
17. 彼は私が彼の車を使うことを許してくれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. We kept the fire burning all night.
01. keep O Ving : OをVしている状態に保つ → OをVし[させ]続ける。
02. I left him waiting for an hour.
02. leave O Ving : OをVしている状態に放置する → OをVしっ放し[させっ放し]にする
03. I saw him shopping at the supermarket.
03. see O Ving : OがVしているのを見る
04. I found all the doors closed.
04. find O Vpp : OがVされているのがわかる[Vされているのを知る、見つける]
05. I've never seen her scolded by the teacher.
05. see O Vp.p. : OがVされるのを見る
06. Jogging keeps you in good health.
06. keep O in good health : Oを健康(な状態)に保つ
07. Please make yourself at home.
07. make oneself at home : 自分を家に居るようなくつろいだ状態にする → くつろぐ
08. My mother makes me study for 3hours every day.
08. make O V : Oに[を]Vさせる(強制)
09. Please let me use your car.
09. let O V : Oに[を]Vさせる、させてやる(許可)
10. I saw him go into her room.
10. see O V : OがVするのを見る
11. I helped my father (to) wash his car.
11. help O (to) V : OがVするのを手伝う[助ける]
12. I told him to go home.
12. tell O to V : OにVするように言う
13. I asked my father to buy a new bike.
13. ask O to V : OにVするように頼む[求める]
14. I want you to try harder.
14. want O to V : OがVすることを望む、OにVして欲しい
15. I'd like you to try haredr.
15. would like O to V : OがVすることを望む、OにVしていただきたい
16. I expected him to come to the party.
16. expect O to V : OがVすることを期待[予期]する
17. He allowed me to use his car.
17. allow O to V : OがVするのを許す
お疲れ様 (^.^)
復習して来る
[問題] 次の日本語を英語にし、かつ動詞の用法も記しなさい。
01. 私達は一晩中火を燃やし続けた。
02. 私は彼を1時間待たせっぱなしにした。
03. 私はスーパーで彼が買い物をしているのを見かけた。
04. 私はすべてのドアが閉められている[閉まっている]のがわかった。
05. 私は彼女が先生に叱られるのを見たことがない。
06. ジョギングはあなたを健康に保ってくれます。
07. どうぞおくつろぎください。
08. 私の母は毎日3時間私を勉強させます。
09. 君の車を使わせてください。
10. 私は彼が彼女の部屋に入っていくのを見た。
11. 私は父が車を洗うのを手伝った。
12. 私は彼に家に帰るように言いました。
13. 私は父に新しい自転車を買ってくれるように頼んだ。
14. 私は君にもっと努力してもらいたい。
15. 私は君にもっと努力していただきたい。
16. 私は彼がパーティーに来ることを期待[予期]した。 → 来るものと思っていた。
17. 彼は私が彼の車を使うことを許してくれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. We kept the fire burning all night.
01. keep O Ving : OをVしている状態に保つ → OをVし[させ]続ける。
02. I left him waiting for an hour.
02. leave O Ving : OをVしている状態に放置する → OをVしっ放し[させっ放し]にする
03. I saw him shopping at the supermarket.
03. see O Ving : OがVしているのを見る
04. I found all the doors closed.
04. find O Vpp : OがVされているのがわかる[Vされているのを知る、見つける]
05. I've never seen her scolded by the teacher.
05. see O Vp.p. : OがVされるのを見る
06. Jogging keeps you in good health.
06. keep O in good health : Oを健康(な状態)に保つ
07. Please make yourself at home.
07. make oneself at home : 自分を家に居るようなくつろいだ状態にする → くつろぐ
08. My mother makes me study for 3hours every day.
08. make O V : Oに[を]Vさせる(強制)
09. Please let me use your car.
09. let O V : Oに[を]Vさせる、させてやる(許可)
10. I saw him go into her room.
10. see O V : OがVするのを見る
11. I helped my father (to) wash his car.
11. help O (to) V : OがVするのを手伝う[助ける]
12. I told him to go home.
12. tell O to V : OにVするように言う
13. I asked my father to buy a new bike.
13. ask O to V : OにVするように頼む[求める]
14. I want you to try harder.
14. want O to V : OがVすることを望む、OにVして欲しい
15. I'd like you to try haredr.
15. would like O to V : OがVすることを望む、OにVしていただきたい
16. I expected him to come to the party.
16. expect O to V : OがVすることを期待[予期]する
17. He allowed me to use his car.
17. allow O to V : OがVするのを許す
お疲れ様 (^.^)
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Sun.
高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型全ての判定 
高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型全ての判定
ようやく動詞の基本5文型の説明が全部終わりました。
今までは部分的な動詞の文型の判定だったので、今回は全ての文型の判定を練習します。
get や make は基本5文型がすべてそろっているので、文型の判定材料としてはベストです。
基本5文型
1. S+V (+M) (完全自動詞)
2. S+V+C (+M) S=C (不完全自動詞)
3. S+V+O (+M) S≠C (完全他動詞)
4. S+V+O[人]+O[物] (+M) O≠O (授与動詞)
5. S+V+O+C (+M) O=C (不完全他動詞)
1. 2. 3. の文型のまとめはこちらです。
4. 5. の文型のまとめはこちらです。
[問題] 次の get の英文の文型を判定して和訳してください。
1. I got to Tokyo at 7 a.m.
2. you will get well again soon. well : 元気である[形]
3. I got a new bike recently.
4. I'll get you a new bike.
5. I'll get dinner ready for you.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I got to Tokyo at 7 a.m.
1. 私は午前7時に東京に着きました。
to Tokyo と at 7 a.m. はM(副詞相当語句)なので消去します。
文型-S+V (+M)
実戦的には慣用句としして get to ~ : ~に(到)達する と覚えておくとよいでしょう。
2. you will get well again soon.
5. あなたは又すぐ元気になるでしょう。
again と soon はMなので消します。
形容詞の well はC(主格補語)なので残します。S=C
文型-S+V+C (+M) get C : C(の状態)になる
3. I got a new bike recently.
9. 私は最近新しい自転車を手に入れました。
recently はMなので消えます。
I ≠ a new bike なのでOです。
文型-S+V+O (+M) get O : Oを得る
4. I'll get you a new bike.
4. あなたに新しい自転車を手に入れてあげよう。
you ≠ a new bike だから a new bike はO
文型-S+V+O(人)+O(物) get 人 物 : 人(のため)に物を手に入れる
5. I'll get dinner ready for you.
5. 君(のため)に夕食を用意してあげよう。
for you はMで消えます。
dinner = ready なので ready はC(目的格補語)です。
文型-S+V+O+C (+M) get O C : OをC(の状態)にする
get O ready : Oを用意する[準備する]と慣用句で覚えておく方が実用的かもしれません。
[問題] 次の make の英文の文型を判定して和訳してください。
1. The dog made toward me.
2. You will make a good driver.
3. I'll make a ham sandwich for you.
4. I'll make you a ham sandwich.
5. I'll make you happy.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. The dog made toward me.
1. その犬は私の方に向かって来た。
toward me はMなので消去します。
文型-S+V (+M)
make toward ~ = make for ~ : ~の方へ進む、向かって行く と慣用句で覚えておきましょう。
2. You will make a good driver.
2. 君はうまい運転手になるだろう → 運転がうまくなるだろう。
you = a good driver だから a good driver はC(主格補語)
文型-S+V+C
make C : (素質や資格があるという意味で) Cになる
3. I'll make a ham sandwich for you.
3. 君(のため)にハムサンドを作ってあげよう。
for you はMなので消えます。
I ≠ a ham sandwich で a ham sandwich はOです。
文型-S+V+O (+M) make O : Oを作る
4. I'll make you a ham sandwich.
4. 君にハムサンドを作ってあげよう。
you ≠ a ham sandwich なので a ham sandwich はO
文型-S+V+O(人)+O(物) make O(人) O(物) : O(人)にO(物)を作る
5. I'll make you happy.
5. 私は君を幸せにします。
you = happy なので happy はC(目的格補語)。
文型-S+V+O+C make O C : OをC(の状態)にする
上の問題は、実は意図的に基本5文型にぴったりはまるものだけを集めたものです。
本当は、基本5文型では分類しきれない文型が多数あります。
次回は基本五5型の限界とその解決策について書きます。
次回-基本5文型の問題点-消せない副詞相当語句(M)
ようやく動詞の基本5文型の説明が全部終わりました。
今までは部分的な動詞の文型の判定だったので、今回は全ての文型の判定を練習します。
get や make は基本5文型がすべてそろっているので、文型の判定材料としてはベストです。
基本5文型
1. S+V (+M) (完全自動詞)
2. S+V+C (+M) S=C (不完全自動詞)
3. S+V+O (+M) S≠C (完全他動詞)
4. S+V+O[人]+O[物] (+M) O≠O (授与動詞)
5. S+V+O+C (+M) O=C (不完全他動詞)
1. 2. 3. の文型のまとめはこちらです。
4. 5. の文型のまとめはこちらです。
[問題] 次の get の英文の文型を判定して和訳してください。
1. I got to Tokyo at 7 a.m.
2. you will get well again soon. well : 元気である[形]
3. I got a new bike recently.
4. I'll get you a new bike.
5. I'll get dinner ready for you.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I got to Tokyo at 7 a.m.
1. 私は午前7時に東京に着きました。
to Tokyo と at 7 a.m. はM(副詞相当語句)なので消去します。
文型-S+V (+M)
実戦的には慣用句としして get to ~ : ~に(到)達する と覚えておくとよいでしょう。
2. you will get well again soon.
5. あなたは又すぐ元気になるでしょう。
again と soon はMなので消します。
形容詞の well はC(主格補語)なので残します。S=C
文型-S+V+C (+M) get C : C(の状態)になる
3. I got a new bike recently.
9. 私は最近新しい自転車を手に入れました。
recently はMなので消えます。
I ≠ a new bike なのでOです。
文型-S+V+O (+M) get O : Oを得る
4. I'll get you a new bike.
4. あなたに新しい自転車を手に入れてあげよう。
you ≠ a new bike だから a new bike はO
文型-S+V+O(人)+O(物) get 人 物 : 人(のため)に物を手に入れる
5. I'll get dinner ready for you.
5. 君(のため)に夕食を用意してあげよう。
for you はMで消えます。
dinner = ready なので ready はC(目的格補語)です。
文型-S+V+O+C (+M) get O C : OをC(の状態)にする
get O ready : Oを用意する[準備する]と慣用句で覚えておく方が実用的かもしれません。
[問題] 次の make の英文の文型を判定して和訳してください。
1. The dog made toward me.
2. You will make a good driver.
3. I'll make a ham sandwich for you.
4. I'll make you a ham sandwich.
5. I'll make you happy.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. The dog made toward me.
1. その犬は私の方に向かって来た。
toward me はMなので消去します。
文型-S+V (+M)
make toward ~ = make for ~ : ~の方へ進む、向かって行く と慣用句で覚えておきましょう。
2. You will make a good driver.
2. 君はうまい運転手になるだろう → 運転がうまくなるだろう。
you = a good driver だから a good driver はC(主格補語)
文型-S+V+C
make C : (素質や資格があるという意味で) Cになる
3. I'll make a ham sandwich for you.
3. 君(のため)にハムサンドを作ってあげよう。
for you はMなので消えます。
I ≠ a ham sandwich で a ham sandwich はOです。
文型-S+V+O (+M) make O : Oを作る
4. I'll make you a ham sandwich.
4. 君にハムサンドを作ってあげよう。
you ≠ a ham sandwich なので a ham sandwich はO
文型-S+V+O(人)+O(物) make O(人) O(物) : O(人)にO(物)を作る
5. I'll make you happy.
5. 私は君を幸せにします。
you = happy なので happy はC(目的格補語)。
文型-S+V+O+C make O C : OをC(の状態)にする
上の問題は、実は意図的に基本5文型にぴったりはまるものだけを集めたものです。
本当は、基本5文型では分類しきれない文型が多数あります。
次回は基本五5型の限界とその解決策について書きます。
次回-基本5文型の問題点-消せない副詞相当語句(M)
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Fri.
高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型の問題点-消せない副詞相当語句(M) 
高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型の問題点-消せない副詞相当語句(M)
前回の最後に述べたように、基本5文型には限界があります。
限界があるとは言っても、基本5文型を理解していないと今まで練習してきたように辞書で的確に意味を探せませんから、もちろん学習する意義は十分にあります。
では、どこが限界で、どうすれば解決できるのでしょう。
これから基本5文型では説明しきれない英文を一つ一つ点検していきましょう。
まず、次の英文の文型を今まで通りに判定してください。
a) I live in Kyoto.
b) I am good at tennis.
c) I put it on the desk.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
a) I live in Kyoto.
in Kyoto は副詞相当語句=Mで消去。
live しか残らないから、文型-S+V (+M)
完全自動詞
b) I am good at tennis.
at tennis は副詞相当語句=Mで消去。
I = good だから good は主格補語=Cで、文型-S+V+C (+M)
不完全自動詞
c) I put it on the desk.
on the desk は副詞相当語句=Mで消去。
I ≠ it だから it は動詞の目的語=Oで、文型-S+V+O (+M)
完全他動詞
今までの判定方法だとこうなりますね。
辞書で a) と b) は自動詞の所を、c) は他動詞の所を探せばいいのでしたね。
辞書での探し方はそれでいいのですが、問題はMの副詞相当語句を消してしまって、はたして文意が通じるのか、ということです。
ちょっとMを消した英文を並べてみます。
a) I live. (私は住んでいる。)
b) I am good. (私は上手だ。)
c) I put it. (私はそれを置いた。)
a) は「どこに住んでいるか」、b) は「何が上手か」、c) は「どこに置いたか」が抜けると、文意が成り立たないことがわかるでしょう。
副詞相当語句のMを消してしまうと、文の意味が成立しないことがあるのです。
これの解決は簡単です。
今まで (M) と括弧付きで書いていたものを括弧なしで
S+V+M
S+V+C+M
S+V+O+M
と書けばよいのです。
つまりMを必要な要素として残せばいいのです。
文法書によっては、この消せないMを、「付加語=Adjunct」=A と名付けて、
S+V+A
S+V+C+A
S+V+O+A
という文型を紹介している書もあります。
ちょっと weblio辞典 を別ページで引いてみましょう。
例えば で live を引くと、
1 〔+副詞(句)〕
a 住む 《★【用法】 場所を表わす副詞(句)を伴う》.
と具体的にMの内容が書いてあります。
good を引くと、
6
b 【叙述的用法の形容詞】 〔+前+(代)名〕〔…が〕上手で,得意で,うまくて 〔at,in,on,with〕《★【用法】 at,in は技術の対象,on は特定のもの[事], with は扱いの対象に用いる》.
と具体的にMが at ~ in ~ on ~ with ~ であることがわかります。。
さらに put を引くと、
1
置く
a 〔+目的語+副詞(句)〕〈もの・人を〉(ある場所に)置く,載せる.
というように、やはりMが具体的に書かれています。
Mも消せない場合があるということを覚えておきましょう。
実用的には次のように用法をまとめましょう。
live M(Mは場所) : Mに住んでいる か、もっと具体的に live in ~ : ~に住んでいる
be good at ~ : ~が上手[得意]だ
put O M(Mは場所) : MにOを置く か、もっと具体的に put O on ~ : ~の上にOを置く
good の場合、be good M では実用にならないので、慣用句として前置詞も含めて覚えましょう。
次回-基本5文型の問題点-消せない副詞相当語句(M)の続き
前回の最後に述べたように、基本5文型には限界があります。
限界があるとは言っても、基本5文型を理解していないと今まで練習してきたように辞書で的確に意味を探せませんから、もちろん学習する意義は十分にあります。
では、どこが限界で、どうすれば解決できるのでしょう。
これから基本5文型では説明しきれない英文を一つ一つ点検していきましょう。
まず、次の英文の文型を今まで通りに判定してください。
a) I live in Kyoto.
b) I am good at tennis.
c) I put it on the desk.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
a) I live in Kyoto.
in Kyoto は副詞相当語句=Mで消去。
live しか残らないから、文型-S+V (+M)
完全自動詞
b) I am good at tennis.
at tennis は副詞相当語句=Mで消去。
I = good だから good は主格補語=Cで、文型-S+V+C (+M)
不完全自動詞
c) I put it on the desk.
on the desk は副詞相当語句=Mで消去。
I ≠ it だから it は動詞の目的語=Oで、文型-S+V+O (+M)
完全他動詞
今までの判定方法だとこうなりますね。
辞書で a) と b) は自動詞の所を、c) は他動詞の所を探せばいいのでしたね。
辞書での探し方はそれでいいのですが、問題はMの副詞相当語句を消してしまって、はたして文意が通じるのか、ということです。
ちょっとMを消した英文を並べてみます。
a) I live. (私は住んでいる。)
b) I am good. (私は上手だ。)
c) I put it. (私はそれを置いた。)
a) は「どこに住んでいるか」、b) は「何が上手か」、c) は「どこに置いたか」が抜けると、文意が成り立たないことがわかるでしょう。
副詞相当語句のMを消してしまうと、文の意味が成立しないことがあるのです。
これの解決は簡単です。
今まで (M) と括弧付きで書いていたものを括弧なしで
S+V+M
S+V+C+M
S+V+O+M
と書けばよいのです。
つまりMを必要な要素として残せばいいのです。
文法書によっては、この消せないMを、「付加語=Adjunct」=A と名付けて、
S+V+A
S+V+C+A
S+V+O+A
という文型を紹介している書もあります。
ちょっと weblio辞典 を別ページで引いてみましょう。
例えば で live を引くと、
1 〔+副詞(句)〕
a 住む 《★【用法】 場所を表わす副詞(句)を伴う》.
と具体的にMの内容が書いてあります。
good を引くと、
6
b 【叙述的用法の形容詞】 〔+前+(代)名〕〔…が〕上手で,得意で,うまくて 〔at,in,on,with〕《★【用法】 at,in は技術の対象,on は特定のもの[事], with は扱いの対象に用いる》.
と具体的にMが at ~ in ~ on ~ with ~ であることがわかります。。
さらに put を引くと、
1
置く
a 〔+目的語+副詞(句)〕〈もの・人を〉(ある場所に)置く,載せる.
というように、やはりMが具体的に書かれています。
Mも消せない場合があるということを覚えておきましょう。
実用的には次のように用法をまとめましょう。
live M(Mは場所) : Mに住んでいる か、もっと具体的に live in ~ : ~に住んでいる
be good at ~ : ~が上手[得意]だ
put O M(Mは場所) : MにOを置く か、もっと具体的に put O on ~ : ~の上にOを置く
good の場合、be good M では実用にならないので、慣用句として前置詞も含めて覚えましょう。
次回-基本5文型の問題点-消せない副詞相当語句(M)の続き
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Fri.
文型を学習する意義 
文型を学習する意義
本来は最初の最初に書いておくべき内容だったのですが、ブログ形式で見切り発進してしまったので、改めて書いておきます。
まず「文型」という用語ですが、私は、「動詞の文型」と「文の文型」の二つに分けています。
ちょっと次の英文を見てください。
It is difficult to learn a foreign language in a short time.
短い時間で外国語を習得することは難しい。
中3程度の英語ですが、動詞が2つ使われています。
is は今更説明するまでもない簡単な動詞ですが、一応確認しておきます。
is は it と difficult(形容詞=補語=C) とをイコールに連結する(不完全)自動詞で、辞書で自動詞の欄を探せば、「is C = Cである」という意味だとわかります。
learn は to の次に来ているので主語はありませんが、後に a foreign language という名詞=目的語=Oを従えている(完全)他動詞で、辞書で他動詞の欄を探せば、「learn O = Oを習得する」という意味だとわかります
補語(C)や目的語(O)や(不完全)自動詞や(完全)他動詞という文法用語はこれから順番に説明していくので今はわからなくても結構です。
覚えておいて欲しいことは、
「動詞の文型」を把握して、辞書で的確に意味を探せるようになって欲しい。
「よく使う基本的な動詞の用法」を覚えて、英文を早く理解できるようになって欲しい。
ということです。
でもこの英文は動詞の使い方がわかったでは意味がわかりません。
to learn が不定詞の名詞的用法で「習得すること」という意味だということ.。
先頭の it が to learn を受ける仮[形式]主語だということ。
「It is ~ to V(動詞の原形) → Vすることは~だ」という「文の文型」がわかって初めて文意が理解できるのです。
ですから次に覚えて欲しいことは、
文法を理解して英文の構造を理解するための「文の文型」を身につけて欲しい。
ということです。
両方同時に始めたいところですが、まず「動詞の文型」から始めます。
「文の文型」は文法の知識が必要ですから、本格的に始める前に、「中学英語・ちょっと復習」で基礎のさらに基礎固めをしておいてください。
動詞の文型の学習順番を次に書いておきます。
1. 単純な(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
2. 不完全自動詞の説明
3. 文型-S+V (+M) と S+V+C (+M) と S+V+O (+M) の説明と判別
4. 授与動詞と S+V+O+O (+M) の説明
5. 不完全他動詞と S+V+O+C (+M) の説明
6. 基本5文型の判定
7. 基本5文型の問題点
8. 実用的な動詞の文型の紹介
9. 重要動詞の文型を個別に順番に説明
9.( これが延々と続きます。覚悟しておいてください。) (^_^;)
次回-(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
動詞の文型の目次 (これまでに書き終えた項目)
文型を学習する意義
(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
副詞(相当語句)の消去
間違えやすい(完全)自動詞と(完全)他動詞
意外な意味のある(完全)自動詞と(完全)他動詞
動詞の目的語と名詞相当語句
いろいろな副詞相当語句
be動詞
不完全自動詞
完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その1
完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その2
授与動詞 (SVOO) その1
授与動詞 (SVOO) その2
授与動詞 (SVOO) その3
不完全他動詞 (SVOC) その1
不完全他動詞 (SVOC) その2
いろいろな補語 S+V+C の場合
いろいろな補語 S+V+O+C の場合
基本五文型全ての判定
[基本5文型の問題点]
消せない副詞相当語句(M)
消せない副詞相当語句(M)の続き
付け足し補語(擬似補語・準補語)その1
付け足し補語(擬似補語・準補語)その2
S+V+O+as C と S+V+O+to be C の文型 その1
S+V+O+as C と S+V+O+to be C の文型 その2
[重要動詞の文型]
本来は最初の最初に書いておくべき内容だったのですが、ブログ形式で見切り発進してしまったので、改めて書いておきます。
まず「文型」という用語ですが、私は、「動詞の文型」と「文の文型」の二つに分けています。
ちょっと次の英文を見てください。
It is difficult to learn a foreign language in a short time.
短い時間で外国語を習得することは難しい。
中3程度の英語ですが、動詞が2つ使われています。
is は今更説明するまでもない簡単な動詞ですが、一応確認しておきます。
is は it と difficult(形容詞=補語=C) とをイコールに連結する(不完全)自動詞で、辞書で自動詞の欄を探せば、「is C = Cである」という意味だとわかります。
learn は to の次に来ているので主語はありませんが、後に a foreign language という名詞=目的語=Oを従えている(完全)他動詞で、辞書で他動詞の欄を探せば、「learn O = Oを習得する」という意味だとわかります
補語(C)や目的語(O)や(不完全)自動詞や(完全)他動詞という文法用語はこれから順番に説明していくので今はわからなくても結構です。
覚えておいて欲しいことは、
「動詞の文型」を把握して、辞書で的確に意味を探せるようになって欲しい。
「よく使う基本的な動詞の用法」を覚えて、英文を早く理解できるようになって欲しい。
ということです。
でもこの英文は動詞の使い方がわかったでは意味がわかりません。
to learn が不定詞の名詞的用法で「習得すること」という意味だということ.。
先頭の it が to learn を受ける仮[形式]主語だということ。
「It is ~ to V(動詞の原形) → Vすることは~だ」という「文の文型」がわかって初めて文意が理解できるのです。
ですから次に覚えて欲しいことは、
文法を理解して英文の構造を理解するための「文の文型」を身につけて欲しい。
ということです。
両方同時に始めたいところですが、まず「動詞の文型」から始めます。
「文の文型」は文法の知識が必要ですから、本格的に始める前に、「中学英語・ちょっと復習」で基礎のさらに基礎固めをしておいてください。
動詞の文型の学習順番を次に書いておきます。
1. 単純な(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
2. 不完全自動詞の説明
3. 文型-S+V (+M) と S+V+C (+M) と S+V+O (+M) の説明と判別
4. 授与動詞と S+V+O+O (+M) の説明
5. 不完全他動詞と S+V+O+C (+M) の説明
6. 基本5文型の判定
7. 基本5文型の問題点
8. 実用的な動詞の文型の紹介
9. 重要動詞の文型を個別に順番に説明
9.( これが延々と続きます。覚悟しておいてください。) (^_^;)
次回-(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
動詞の文型の目次 (これまでに書き終えた項目)
文型を学習する意義
(完全)自動詞と(完全)他動詞の判別
副詞(相当語句)の消去
間違えやすい(完全)自動詞と(完全)他動詞
意外な意味のある(完全)自動詞と(完全)他動詞
動詞の目的語と名詞相当語句
いろいろな副詞相当語句
be動詞
不完全自動詞
完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その1
完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞の判別 その2
授与動詞 (SVOO) その1
授与動詞 (SVOO) その2
授与動詞 (SVOO) その3
不完全他動詞 (SVOC) その1
不完全他動詞 (SVOC) その2
いろいろな補語 S+V+C の場合
いろいろな補語 S+V+O+C の場合
基本五文型全ての判定
[基本5文型の問題点]
消せない副詞相当語句(M)
消せない副詞相当語句(M)の続き
付け足し補語(擬似補語・準補語)その1
付け足し補語(擬似補語・準補語)その2
S+V+O+as C と S+V+O+to be C の文型 その1
S+V+O+as C と S+V+O+to be C の文型 その2
[重要動詞の文型]
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Sat.
高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型の問題点-消せない副詞相当語句(M)の続き 
高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型の問題点-消せない副詞相当語句(M)の続き
前回、副詞相当語句(M)も文意を成立させるのに必要だから消せない場合がある、と説明しました。
具体的な例を3つしか挙げなかったので、今回は実用になるようにもう少し練習してみましょう。
Mが消せない場合があるのは第1文型と第2文型と第3文型で、通常第4文型と第5文型のMは消せます。
文型をまとめ直すと
1. SV(M) 又は SVM
2. SVC(M) 又は SVCM
3. SVO(M) 又は SVOM
4. SVOO(M)
5. SVOC(M)
結局123文型が二つに分かれるので8文型に増えました。
問題はMが残る文型の場合、動詞の用法をまとめる時、単にMと言う表記では実用にならない場合が多いということです。
具体的な例を見てみましょう。
1. Ken spoke fast.
2. Ken spoke about Japanese food.
3. Ken talked with[to] Junko.
4. I am glad now.
5. I am fond of soccer.
6. I am proud of you.
7. Ken eats breakfast every morning.
8. Ken reminds me of my little brother.
9. I can't stop him from going.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. Ken spoke fast.
1. ケンは早く話した。
この fast =M は消せますから動詞の文型は「SV(M)」で、動詞の用法のまとめは単に speak : 話す でおしまいです。
2. Ken spoke about Japanese food.
2. ケンは日本食について話した。
この場合の about Japanese food =M は消し難いので動詞の文型は「SVM」です。
でも動詞の用法のまとめ方が問題です。
speak M という表記では speak の使い方がわからないのです。
結局、speak about ~ : ~について話す とまとめないと実用的とは言えません。。
3. Ken talked with[to] Junko.
3. ケンは順子と話をした。
これも同じです。
文型は「SVM」でMを残しても talk M ではまとめになりません。
これも、talk with[to] ~ : ~と話す と具体的に覚えるしかなさそうです。
4. I am glad now.
4. 私は今うれしい。
now =M は消せますからこれは簡単です。
文型は「SVC(M)」で、動詞の用法はただの be C : Cである です。
5. I am fond of soccer.
5. 私はサッカーが好きです。
of soccer =M は消すと文意が通らないので消せません。
文型は「SVCM」ですが、これも be fond of ~ : ~が好きである とまとめないと実用になりません。
もうこれは動詞の用法と言うより形容詞の用法をまとめていることになります。
6. I am proud of you.
6. 私は君が自慢だ[君を誇りに思う]。
これも 5. と全く同じで、文型は「SVCM」とわかっても、 be proud of ~ : ~が自慢だ、~を誇りに思う と具体的にまとめないと実用にはなりません。
7. Ken eats breakfast every morning.
7. ケンは毎朝朝食を食べる。
この every morning =Mは消せますから、これは「SVO(M)」で、eat O : Oを食べる と普通にまとめることができます。
8. Ken reminds me of my little brother.
8. ケンは私に弟を思い出させる。
この of my little brother =Mは消せません。文型は「SVOM」で、動詞の用法は具体的に remind O of ~ : Oに~を思い出させる 又はもっと具体的に remind 人 of ~ : 人に~を思い出させる とまとめると実用になります。
remind O M ではまとめになりません。
9. I can't stop him from going.
9. 私はケンが行くのを止めることができません。
from going =Mも消し難いので文型は「SVOM」、まとめは stop O M ではなくて、具体的に stop O from Ving : OがVするのを止める[妨げる] とまとめましょう。
今まで検証してきたことでわかったことは、
1. Mが消せない場合がある。
2. その場合はMの内容を具体的に示して動詞の用法をまとめる。
3. SVCMの場合は動詞の用法と言うより、形容詞=Cの用法になる。
結局のところ、慣用句(熟語)として覚えたほうが得策かもしれません。
最終的には、同じような型のMをグループ分けして、重要な動詞・形容詞の文型[用法]をまとめます。
かなり大量のまとめになると思いますが、それを覚えないと実戦では役に立ちません。
文型を分類できるだけでは辞書を引く手助けにはなりますが、よく出てくる基本的な動詞・形容詞の文型(用法)を覚えていなければ英文は理解できませんから。
がんばってもらいましょう。 (^.^)
次回-基本5文型の問題点 その2 (疑似補語・準補語)
前回、副詞相当語句(M)も文意を成立させるのに必要だから消せない場合がある、と説明しました。
具体的な例を3つしか挙げなかったので、今回は実用になるようにもう少し練習してみましょう。
Mが消せない場合があるのは第1文型と第2文型と第3文型で、通常第4文型と第5文型のMは消せます。
文型をまとめ直すと
1. SV(M) 又は SVM
2. SVC(M) 又は SVCM
3. SVO(M) 又は SVOM
4. SVOO(M)
5. SVOC(M)
結局123文型が二つに分かれるので8文型に増えました。
問題はMが残る文型の場合、動詞の用法をまとめる時、単にMと言う表記では実用にならない場合が多いということです。
具体的な例を見てみましょう。
1. Ken spoke fast.
2. Ken spoke about Japanese food.
3. Ken talked with[to] Junko.
4. I am glad now.
5. I am fond of soccer.
6. I am proud of you.
7. Ken eats breakfast every morning.
8. Ken reminds me of my little brother.
9. I can't stop him from going.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. Ken spoke fast.
1. ケンは早く話した。
この fast =M は消せますから動詞の文型は「SV(M)」で、動詞の用法のまとめは単に speak : 話す でおしまいです。
2. Ken spoke about Japanese food.
2. ケンは日本食について話した。
この場合の about Japanese food =M は消し難いので動詞の文型は「SVM」です。
でも動詞の用法のまとめ方が問題です。
speak M という表記では speak の使い方がわからないのです。
結局、speak about ~ : ~について話す とまとめないと実用的とは言えません。。
3. Ken talked with[to] Junko.
3. ケンは順子と話をした。
これも同じです。
文型は「SVM」でMを残しても talk M ではまとめになりません。
これも、talk with[to] ~ : ~と話す と具体的に覚えるしかなさそうです。
4. I am glad now.
4. 私は今うれしい。
now =M は消せますからこれは簡単です。
文型は「SVC(M)」で、動詞の用法はただの be C : Cである です。
5. I am fond of soccer.
5. 私はサッカーが好きです。
of soccer =M は消すと文意が通らないので消せません。
文型は「SVCM」ですが、これも be fond of ~ : ~が好きである とまとめないと実用になりません。
もうこれは動詞の用法と言うより形容詞の用法をまとめていることになります。
6. I am proud of you.
6. 私は君が自慢だ[君を誇りに思う]。
これも 5. と全く同じで、文型は「SVCM」とわかっても、 be proud of ~ : ~が自慢だ、~を誇りに思う と具体的にまとめないと実用にはなりません。
7. Ken eats breakfast every morning.
7. ケンは毎朝朝食を食べる。
この every morning =Mは消せますから、これは「SVO(M)」で、eat O : Oを食べる と普通にまとめることができます。
8. Ken reminds me of my little brother.
8. ケンは私に弟を思い出させる。
この of my little brother =Mは消せません。文型は「SVOM」で、動詞の用法は具体的に remind O of ~ : Oに~を思い出させる 又はもっと具体的に remind 人 of ~ : 人に~を思い出させる とまとめると実用になります。
remind O M ではまとめになりません。
9. I can't stop him from going.
9. 私はケンが行くのを止めることができません。
from going =Mも消し難いので文型は「SVOM」、まとめは stop O M ではなくて、具体的に stop O from Ving : OがVするのを止める[妨げる] とまとめましょう。
今まで検証してきたことでわかったことは、
1. Mが消せない場合がある。
2. その場合はMの内容を具体的に示して動詞の用法をまとめる。
3. SVCMの場合は動詞の用法と言うより、形容詞=Cの用法になる。
結局のところ、慣用句(熟語)として覚えたほうが得策かもしれません。
最終的には、同じような型のMをグループ分けして、重要な動詞・形容詞の文型[用法]をまとめます。
かなり大量のまとめになると思いますが、それを覚えないと実戦では役に立ちません。
文型を分類できるだけでは辞書を引く手助けにはなりますが、よく出てくる基本的な動詞・形容詞の文型(用法)を覚えていなければ英文は理解できませんから。
がんばってもらいましょう。 (^.^)
次回-基本5文型の問題点 その2 (疑似補語・準補語)
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高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型の問題点-付け足し補語(擬似補語・準補語)その1
次の英文を、下線部に注意して点検してみましょう。
1. a) She looks very young.
1. b) She married very young.
2. They all arrived safe.
3. Some children came running.
4. The old man stood surrounded by his grandchildren.
4. stood = was standing
5. The pond froze solid. freeze-froze-frozen : 凍る solid : 固い、固体の
6. We parted friends.
7. He returned to his homeland a different man.
8. Ken left his office tired out. exhausted イグゾースティド : 疲れ果てた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. a) She looks very young.
1. b) She married very young.
1. a) 彼女はとても若く見える。
1. b) 彼女はずいぶん若い時に結婚した。
She looks very young. は、 She = very young なので look は不完全自動詞で young は主格補語、文型は SVC です。
当然、 very young を消すと文が成立しません。
一方、She married very young. は She = very young なので young は主格補語の要件を満たしています。
ところが、 very young を消して She married だけにしても文が成立するので、marry は完全自動詞です。
つまり、文型は SV なのに C が余分に付いて、SV(+C) になっています。
このように、完全自動詞の後に補足的に付いている補語を「擬似補語」とか「準補語」と呼びます。
完全自動詞の後に余分に付いているので、私は「付け足し(主格)補語」と呼んでいます。
このような文型は基本5文型に分類できません。
上の例文は 8. を除いて全て「完全自動詞+付け足し(主格)補語」=SV(+C)です。
+C の部分には「形容詞」「現在分詞」「過去分詞」「名詞」が入ります。
「Cの状態でVする」と解釈すればうまくいく場合が多いです。
例えば、1. の英文は、「とても若い状態で結婚した」という意味です。
2. They all arrived safe.
2. 彼らは全員無事な状態で到着した → 無事に到着した。
3. Some children came running.
3. 何人かの子供が走っている状態でやって来た → 走って来た。
4. The old man stood surrounded by his grandchildren.
4. そのおじいさんは孫たちに囲まれた状態で立っていた → 孫たちに囲まれて立っていた。
5. The pond froze solid.
5. その池は凍ってかちこちになった → かちこちに凍った。
この場合は「Cの状態でVする」ではなくて、「VしてCの状態になる」と言う意味です。
6. We parted friends.
6. 私達は友達の状態で別れた → 友達として別れた。
7. He returned to his homeland a different man.
7. 彼は別人の状態で祖国に戻った → 別人となって祖国に戻った。
8. Ken left his office exhausted. exhausted イグゾースティド : 疲れ果てた
8. ケンは疲れ果た状態でオフィスを出た → 疲れ果ててオフィスを出た。
8. は SVO に主格補語が付け足されたもので、いわば SVO(+C) です。
O=Cではなくて、S=Cだから要注意です。
和訳だけ列挙しますから、上の英文を覚えてテストしてください。
1. 彼女はずいぶん若い時に結婚した。
2. 彼らは全員無事に到着した。
3. 子供達が何人か走って来た。
4. そのおじいさんは孫たちに囲まれて立っていた。
5. その池はかちこちに凍った。
6. 私達は友達として別れた。
7. 彼は別人となって祖国に戻った。
8. ケンは疲れ果ててオフィスを出た。
《質問コーナー》
2. に関して質問します。
「無事に到着した」だから、 形容詞の safe ではなくて、 副詞の safely を使ったらダメですか?
《答え》
They all arrived safe.
They all arrived safely.
どちらも使われています。
英語を母語とする人でもこの2つは交換可能と考えている人が多いようです。
解釈は2つあります。
一つは「この safe は safely の ly が無くなったもので、両方とも副詞である」という考え方です。
Drive safe(ly). (安全に運転しなさい → 安全運転しよう) とか、walk slow(ly) (ゆっくり歩く) などはまさにその通りです。
でも、arrive safe and sound (安全で無傷な状態で到着する → 無事到着する) は arrive safely and soundly とは言いませんし、arrive exhausted イグゾースティド (疲れ果てて到着する) も arrive exhaustedly とは言いません。
本来は、 arrive safe は無事な状態で到着しただと言う意味なのに対し、arrive safely は安全な方法・様子で到着したという意味だと思います。
しかしブログの題名とかメールの件名に「arrived home safely 無事帰宅・無事帰郷」とよく書かれているのを見ると、英語が母語の人たちも両方とも「無事に到着した」という意味で使っているとしか思えません・・・((+_+))
ちなみに、 6. と 7. の名詞が付け足し(主格)補語の場合は、as friends (友達として) as a different man (別人として) の as が省略されていると解釈することもできます。
続き-基本5文型の問題点-付け足し補語(擬似補語・準補語)その2
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次の英文を、下線部に注意して点検してみましょう。
1. a) She looks very young.
1. b) She married very young.
2. They all arrived safe.
3. Some children came running.
4. The old man stood surrounded by his grandchildren.
4. stood = was standing
5. The pond froze solid. freeze-froze-frozen : 凍る solid : 固い、固体の
6. We parted friends.
7. He returned to his homeland a different man.
8. Ken left his office tired out. exhausted イグゾースティド : 疲れ果てた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. a) She looks very young.
1. b) She married very young.
1. a) 彼女はとても若く見える。
1. b) 彼女はずいぶん若い時に結婚した。
She looks very young. は、 She = very young なので look は不完全自動詞で young は主格補語、文型は SVC です。
当然、 very young を消すと文が成立しません。
一方、She married very young. は She = very young なので young は主格補語の要件を満たしています。
ところが、 very young を消して She married だけにしても文が成立するので、marry は完全自動詞です。
つまり、文型は SV なのに C が余分に付いて、SV(+C) になっています。
このように、完全自動詞の後に補足的に付いている補語を「擬似補語」とか「準補語」と呼びます。
完全自動詞の後に余分に付いているので、私は「付け足し(主格)補語」と呼んでいます。
このような文型は基本5文型に分類できません。
上の例文は 8. を除いて全て「完全自動詞+付け足し(主格)補語」=SV(+C)です。
+C の部分には「形容詞」「現在分詞」「過去分詞」「名詞」が入ります。
「Cの状態でVする」と解釈すればうまくいく場合が多いです。
例えば、1. の英文は、「とても若い状態で結婚した」という意味です。
2. They all arrived safe.
2. 彼らは全員無事な状態で到着した → 無事に到着した。
3. Some children came running.
3. 何人かの子供が走っている状態でやって来た → 走って来た。
4. The old man stood surrounded by his grandchildren.
4. そのおじいさんは孫たちに囲まれた状態で立っていた → 孫たちに囲まれて立っていた。
5. The pond froze solid.
5. その池は凍ってかちこちになった → かちこちに凍った。
この場合は「Cの状態でVする」ではなくて、「VしてCの状態になる」と言う意味です。
6. We parted friends.
6. 私達は友達の状態で別れた → 友達として別れた。
7. He returned to his homeland a different man.
7. 彼は別人の状態で祖国に戻った → 別人となって祖国に戻った。
8. Ken left his office exhausted. exhausted イグゾースティド : 疲れ果てた
8. ケンは疲れ果た状態でオフィスを出た → 疲れ果ててオフィスを出た。
8. は SVO に主格補語が付け足されたもので、いわば SVO(+C) です。
O=Cではなくて、S=Cだから要注意です。
和訳だけ列挙しますから、上の英文を覚えてテストしてください。
1. 彼女はずいぶん若い時に結婚した。
2. 彼らは全員無事に到着した。
3. 子供達が何人か走って来た。
4. そのおじいさんは孫たちに囲まれて立っていた。
5. その池はかちこちに凍った。
6. 私達は友達として別れた。
7. 彼は別人となって祖国に戻った。
8. ケンは疲れ果ててオフィスを出た。
《質問コーナー》
2. に関して質問します。
「無事に到着した」だから、 形容詞の safe ではなくて、 副詞の safely を使ったらダメですか?
《答え》
They all arrived safe.
They all arrived safely.
どちらも使われています。
英語を母語とする人でもこの2つは交換可能と考えている人が多いようです。
解釈は2つあります。
一つは「この safe は safely の ly が無くなったもので、両方とも副詞である」という考え方です。
Drive safe(ly). (安全に運転しなさい → 安全運転しよう) とか、walk slow(ly) (ゆっくり歩く) などはまさにその通りです。
でも、arrive safe and sound (安全で無傷な状態で到着する → 無事到着する) は arrive safely and soundly とは言いませんし、arrive exhausted イグゾースティド (疲れ果てて到着する) も arrive exhaustedly とは言いません。
本来は、 arrive safe は無事な状態で到着しただと言う意味なのに対し、arrive safely は安全な方法・様子で到着したという意味だと思います。
しかしブログの題名とかメールの件名に「arrived home safely 無事帰宅・無事帰郷」とよく書かれているのを見ると、英語が母語の人たちも両方とも「無事に到着した」という意味で使っているとしか思えません・・・((+_+))
ちなみに、 6. と 7. の名詞が付け足し(主格)補語の場合は、as friends (友達として) as a different man (別人として) の as が省略されていると解釈することもできます。
続き-基本5文型の問題点-付け足し補語(擬似補語・準補語)その2
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高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型の問題点-付け足し補語(擬似補語・準補語)その2
下線部に注意して次の英文の意味を考えてみましょう。
1. a) Ken kept the door open.
1. b) Ken pushed the door open.
2. ken painted the door blue.
3. Ken boiled the eggs hard.
4. Ken cut his hair short.
5. Ken drinks coffee black.
6. Ken sold his car brand-new.
7. Ken bought the car cheap.
8. Ken doesn't eat fish raw.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. a) Ken kept the door open.
1. b) Ken pushed the door open.
1. a) ケンはドアを開いている状態に保った → ドアを開けておいた。
1. b) ケンはドアを押して開いている状態にした → ドアを押し開けた。
a) の keep the door open は、 the door = open (形容詞) で、 open は動詞の目的語とイコールになる目的格補語で、 keep は keep O C : OをCの状態に保つ、OをCの状態にしておく という意味の不完全他動詞で、文型はSVOCです。
open を消して keep the door だけにすると、「ドアを保管する」という別の意味の完全他動詞になってしまいます。
それに対して b) の push the door open は the door = open で目的格補語の要件を満たしていて push は不完全他動詞ですが、 open を消して push the door だけにしても、「ドアを押す」と言う意味の完全他動詞には戻るものの、「押す」という意味に変わりはありません。
b). は push the door (ドアを押す) に open を補足付け足したような形になっていて、いわば SVO(+C) という文型になっていると考えられます。
このような目的格補語(目的語とイコールになる補語)も、前回の主格補語と同様、「擬似補語」とか「準補語」と呼ばれています。私は覚えやすいように「付け足し(目的格)補語」と呼んでいます。
1) ~ 4) は SVO(+C) : OをVしてCの状態にする、
5) ~ 8) は SVO(+C) : OをCの状態でVする
と解釈するとうまく意味が取れます。
2. ken painted the door blue.
2. ケンはドア(にペンキ)を塗って青色にした → ドアを青色に塗った。
3. Ken boiled the eggs hard.
3. ケンは玉子を茹でて固くした → 玉子を固く茹でた。
4. Ken cut his hair short.
4. ケンは髪の毛を切って短くした → 髪の毛を短く切った。
5. Ken drinks coffee black.
5. ケンはコーヒーをブラックの状態で飲む → コーヒーをブラックで飲む。
6. Ken sold his car brand-new.
6. ケンは自分の車を新品の状態で売った → 車を新車のままで売った。
7. Ken bought the car cheap.
7. ケンはその車を安い状態で買った → その車を安く買った。
※ Ken bought the car cheaply. のように、副詞の cheaply も使われています。念のため。
8. Ken doesn't eat fish raw.
8. ケンは魚を生の状態で食べない → 魚を生で食べない。
※ Ken doesn't eat raw fish. は「ケンは生魚を食べない。」で、単純な完全他動詞、文型は SVO です。
結局、このような付け足し(目的格)補語の SVO(+C) の文型も、基本語文型の分類に入りません。
では和訳を並べますから、元の英語に戻して下さい。
英語は、英文の構造が理解できたら暗記しなければ実用になりません。
覚えた英語の一部を別の単語に入れ替えて自分の英語を発信するのです。
1. a) ケンはドアを開けておいた。
1. b) ケンはドアを押し開けた。
2. ケンはドアを青色に塗った。
3. ケンは玉子を固く茹でた。
4. ケンは髪の毛を短く切った。
5. ケンはコーヒーをブラックで飲む。
6. ケンは自分の車を新車のままで売った。
7. ケンはその車を安く買った。
8. a) ケンは魚を生で食べない。
8. b) ケンは生魚を食べない。
次回-基本5文型の問題点-S+V+O+as C と S+V+O+to be C の文型
下線部に注意して次の英文の意味を考えてみましょう。
1. a) Ken kept the door open.
1. b) Ken pushed the door open.
2. ken painted the door blue.
3. Ken boiled the eggs hard.
4. Ken cut his hair short.
5. Ken drinks coffee black.
6. Ken sold his car brand-new.
7. Ken bought the car cheap.
8. Ken doesn't eat fish raw.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. a) Ken kept the door open.
1. b) Ken pushed the door open.
1. a) ケンはドアを開いている状態に保った → ドアを開けておいた。
1. b) ケンはドアを押して開いている状態にした → ドアを押し開けた。
a) の keep the door open は、 the door = open (形容詞) で、 open は動詞の目的語とイコールになる目的格補語で、 keep は keep O C : OをCの状態に保つ、OをCの状態にしておく という意味の不完全他動詞で、文型はSVOCです。
open を消して keep the door だけにすると、「ドアを保管する」という別の意味の完全他動詞になってしまいます。
それに対して b) の push the door open は the door = open で目的格補語の要件を満たしていて push は不完全他動詞ですが、 open を消して push the door だけにしても、「ドアを押す」と言う意味の完全他動詞には戻るものの、「押す」という意味に変わりはありません。
b). は push the door (ドアを押す) に open を補足付け足したような形になっていて、いわば SVO(+C) という文型になっていると考えられます。
このような目的格補語(目的語とイコールになる補語)も、前回の主格補語と同様、「擬似補語」とか「準補語」と呼ばれています。私は覚えやすいように「付け足し(目的格)補語」と呼んでいます。
1) ~ 4) は SVO(+C) : OをVしてCの状態にする、
5) ~ 8) は SVO(+C) : OをCの状態でVする
と解釈するとうまく意味が取れます。
2. ken painted the door blue.
2. ケンはドア(にペンキ)を塗って青色にした → ドアを青色に塗った。
3. Ken boiled the eggs hard.
3. ケンは玉子を茹でて固くした → 玉子を固く茹でた。
4. Ken cut his hair short.
4. ケンは髪の毛を切って短くした → 髪の毛を短く切った。
5. Ken drinks coffee black.
5. ケンはコーヒーをブラックの状態で飲む → コーヒーをブラックで飲む。
6. Ken sold his car brand-new.
6. ケンは自分の車を新品の状態で売った → 車を新車のままで売った。
7. Ken bought the car cheap.
7. ケンはその車を安い状態で買った → その車を安く買った。
※ Ken bought the car cheaply. のように、副詞の cheaply も使われています。念のため。
8. Ken doesn't eat fish raw.
8. ケンは魚を生の状態で食べない → 魚を生で食べない。
※ Ken doesn't eat raw fish. は「ケンは生魚を食べない。」で、単純な完全他動詞、文型は SVO です。
結局、このような付け足し(目的格)補語の SVO(+C) の文型も、基本語文型の分類に入りません。
では和訳を並べますから、元の英語に戻して下さい。
英語は、英文の構造が理解できたら暗記しなければ実用になりません。
覚えた英語の一部を別の単語に入れ替えて自分の英語を発信するのです。
1. a) ケンはドアを開けておいた。
1. b) ケンはドアを押し開けた。
2. ケンはドアを青色に塗った。
3. ケンは玉子を固く茹でた。
4. ケンは髪の毛を短く切った。
5. ケンはコーヒーをブラックで飲む。
6. ケンは自分の車を新車のままで売った。
7. ケンはその車を安く買った。
8. a) ケンは魚を生で食べない。
8. b) ケンは生魚を食べない。
次回-基本5文型の問題点-S+V+O+as C と S+V+O+to be C の文型
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高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型の問題点-S+V+O+as C と S+V+O+to be C の文型 その1
まず次の英語を見てください。
1. We consider him a genius.
2. We consider him to be a genius.
3. We consider him as a genius.
この3つの英文は全て、
「私達は彼を天才だとみなしている。」
という意味です。
一つずつ文型を考えてみましょう。
1. は him = a genius で、a genius は目的格補語、動詞は不完全他動詞で、典型的な S+V+O+C の文型です。
2. は him = to be a genius とみなせば、1. と同じように S+V+O+C と解釈できますが、基本5文型の考え方では、OとCをbe動詞で結合して文が成立しなければなりません。
1. は He is a genius. で文が成立しますが、
2. は He is to be a genius. となり文が成立しません。
結局 2. は基本5文型では分類し難いと言うことになります。
でも to be の中に be があるので、それを考慮して拡大解釈すれば、 1. と同じで He is a genius. が成立していると考えることもできます。
実用的には、
consider O (to be) C : OをCだとみなす (Cは形容詞・名詞・分詞)
と覚えておけばいいと思います。
つまり、 consider O to be C の文型が先で、それの to be が省略されたものが consider O C だと考えるわけです。
覚えておいた方がいい類例を挙げると、
think O (to be) C : OをCだと思う、考える
suppose O (to be) C : OをCだと思う、考える
believe O (to be) C : OをCだと信じる
find O (to be) C : OがCだとわかる、OをCだと思う
などがあります。
例文も挙げておきますから覚えましょう。
4. I think him (to be) very clever. (形容詞)
5. Many people supposed him (to be) innocent. (形容詞)
6. I believe him (to be) honest. (形容詞)
7. I found this book (to be) very interesting. (現在分詞出身の形容詞)
8. He thinks himself (to be) respected by everybody. (過去分詞)
9. I found the door (to be) locked. (過去分詞)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. 私は彼をとても利口だと思っている[考えている]。
5. 多くの人は彼を無罪だと思った[考えた]。
6. 私は彼を正直だと信じている。
7. 私はこの本はとてもおもしろいと分かった[思った]。
8. かれは自分が皆に尊敬されていると思っている。
9. 私はそのドアにカギがかけられている[かかっている]のがわかった。
to be が省略された文型の方がよく使われているようです。
これらの動詞は that節 を目的語に取る、
consider (that) … : … だとみなす、考える
think (that) … : … だと思う、考える
suppose (that) … : … だと思う、考える
believe (that) … : … だと信じる
find (that) … : … だとわかる、知る、思う
という文型もあります。
一応、基本5文型では S+V+O になりますが、単にOではなくて具体的に上記のように that … を付けて覚えておかなければ実用にならないでしょうね。
上記の例文を that節 の例文に書き換えてみましょう。
10. We consider (that) he is a genius.
11. I think (that) he is very clever.
12. Many people supposed (that) he was innocent.
13. I believe (that) he is honest.
14. I found (that) this book was very interesting.
15. He thinks (that) he is respected by everybody.
16. I found (that) the door was locked.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10. 私達は彼は天才だとみなしている。
11. 私は彼はとても利口だと思う。
12. 多くの人々は彼は無罪だと思った。
13. 私は彼は正直だと信じている。
14. 私はこの本はとてもおもしろいとわかった[思った]。
15. 彼は自分が皆に尊敬されていると思っている。
16. 私はそのドアはかぎが掛かっているとわかった[掛かっていることを知った]。
口語英語では、この that節 の文型が一番よく使われています。
解説が長くなったので、3. の We consider him as a genius. は次回に説明します。
次回-S+V+O+as C の文型
まず次の英語を見てください。
1. We consider him a genius.
2. We consider him to be a genius.
3. We consider him as a genius.
この3つの英文は全て、
「私達は彼を天才だとみなしている。」
という意味です。
一つずつ文型を考えてみましょう。
1. は him = a genius で、a genius は目的格補語、動詞は不完全他動詞で、典型的な S+V+O+C の文型です。
2. は him = to be a genius とみなせば、1. と同じように S+V+O+C と解釈できますが、基本5文型の考え方では、OとCをbe動詞で結合して文が成立しなければなりません。
1. は He is a genius. で文が成立しますが、
2. は He is to be a genius. となり文が成立しません。
結局 2. は基本5文型では分類し難いと言うことになります。
でも to be の中に be があるので、それを考慮して拡大解釈すれば、 1. と同じで He is a genius. が成立していると考えることもできます。
実用的には、
consider O (to be) C : OをCだとみなす (Cは形容詞・名詞・分詞)
と覚えておけばいいと思います。
つまり、 consider O to be C の文型が先で、それの to be が省略されたものが consider O C だと考えるわけです。
覚えておいた方がいい類例を挙げると、
think O (to be) C : OをCだと思う、考える
suppose O (to be) C : OをCだと思う、考える
believe O (to be) C : OをCだと信じる
find O (to be) C : OがCだとわかる、OをCだと思う
などがあります。
例文も挙げておきますから覚えましょう。
4. I think him (to be) very clever. (形容詞)
5. Many people supposed him (to be) innocent. (形容詞)
6. I believe him (to be) honest. (形容詞)
7. I found this book (to be) very interesting. (現在分詞出身の形容詞)
8. He thinks himself (to be) respected by everybody. (過去分詞)
9. I found the door (to be) locked. (過去分詞)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. 私は彼をとても利口だと思っている[考えている]。
5. 多くの人は彼を無罪だと思った[考えた]。
6. 私は彼を正直だと信じている。
7. 私はこの本はとてもおもしろいと分かった[思った]。
8. かれは自分が皆に尊敬されていると思っている。
9. 私はそのドアにカギがかけられている[かかっている]のがわかった。
to be が省略された文型の方がよく使われているようです。
これらの動詞は that節 を目的語に取る、
consider (that) … : … だとみなす、考える
think (that) … : … だと思う、考える
suppose (that) … : … だと思う、考える
believe (that) … : … だと信じる
find (that) … : … だとわかる、知る、思う
という文型もあります。
一応、基本5文型では S+V+O になりますが、単にOではなくて具体的に上記のように that … を付けて覚えておかなければ実用にならないでしょうね。
上記の例文を that節 の例文に書き換えてみましょう。
10. We consider (that) he is a genius.
11. I think (that) he is very clever.
12. Many people supposed (that) he was innocent.
13. I believe (that) he is honest.
14. I found (that) this book was very interesting.
15. He thinks (that) he is respected by everybody.
16. I found (that) the door was locked.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10. 私達は彼は天才だとみなしている。
11. 私は彼はとても利口だと思う。
12. 多くの人々は彼は無罪だと思った。
13. 私は彼は正直だと信じている。
14. 私はこの本はとてもおもしろいとわかった[思った]。
15. 彼は自分が皆に尊敬されていると思っている。
16. 私はそのドアはかぎが掛かっているとわかった[掛かっていることを知った]。
口語英語では、この that節 の文型が一番よく使われています。
解説が長くなったので、3. の We consider him as a genius. は次回に説明します。
次回-S+V+O+as C の文型
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高校英語・基礎-動詞の文型-基本5文型の問題点-S+V+O+as C と S+V+O+to be C の文型 その2
その1を復習して来る。
1. We consider him a genius.
2. We consider him to be a genius.
3. We consider him as a genius.
私達は彼を天才だとみなしている。
前回解説したように、これら3つは同じ意味です。
今回は 3. の英文を分析してみましょう。
as ~ は前置詞 + 名詞なので副詞相当語句(M)です。
ということは、文型はS+V+O+M。
あれれ、どうもおかしいですね!
意味は 1. 2. と同じなのに文型が違う??
やはり基本5文型では 1. しかうまく分類できないようです。
him = a genius だと解釈して as を無視すれば、S+V+O+C の1種だと解釈できないこともありませんがね・・・
やはりこの文型も
consider O as C : OをC(だ)とみなす
と具体的に覚えておかなければ実用にならないようですね。
OはA、CはBに換えて consider A as B でも構いません。
この同意語に次のようなものがあります。
全て、よく使われているもばかりですから、全部暗記して下さい。
regard O as C
see O as C
view O as C
look on O as C
17. We regard him as a genius.
18. We see him as a genius.
19. We view him as a genius.
20. We look on him as a genius.
私達は彼を天才だとみなしている。
look on の on は文語だと upon アポン になることもあります。
また、as C の C は、名詞だけではなく、形容詞や分詞も使われます。
21. We regard the situation as serious. (形容詞)
22. We looked on him as (being) honest. (being は省略可能)(分詞、又は形容詞)
23 .I saw him as having a talent for music. (分詞)
24. I view his advice as valuable. (形容詞)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21. 私達は状況を深刻だとみなしている。
22. 私達は彼を正直だとみなしている。
23. 私は彼を音楽の才能があるとみなしている。
24. 私は彼のアドバイスを貴重だとみなしている。
22. のように as の次に being が入っていることがありますが、あってもなくても意味は同じです。
同じ文型の動詞をさらに紹介します。
これらもよく使われていますから、全部覚えてしまいましょう。
think of O as C : OをCだと思う、考える、みなす
accept O as C : OをC(だ)と受け入れる、認める、みなす
treat O as C : OをC(だ)とみなす
describe O as C : OをC(だ)と言う、みなす
refer to O as C : OをCと呼ぶ、言う =call O C
speak of O as C : OをCと言う
25. I think of him as a genius.
26. You may accept the explanation as true.
27. I treated his words as a warning.
28. People describe him as a hero.
29. Japanese often refer to foreigners as "gaijin."
30. People speak of him as a great musician.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
25. 私は彼を天才だと思っている。
26. あなたはその説明を本当だとみなしてもよい。
27. 私は彼の言葉を警告だとみなした。
28. 世間の人は彼を英雄だと言う。
29. 日本人はよく外国人を「ガイジン」と呼ぶ。
29. 世間の人は彼を偉大な音楽家だと言う。
think of の of を忘れないようにしてください。
think O as C という文型はありません。
treat O as C は OをCとして扱う という意味もあります。
[例] He treated me as a child. (彼は私を子供として扱った[子供扱いした])
S+V+O (to be) C ≒ S+V+that … と S+V+O+as C は意味は同じでも入れ替えできません。
たまたま consider がこれら3つの文型を全て取るだけで、それ以外の動詞はどちらかの文型でしか使えません。
regard O as C は、regard O (tobe) C や regard that … ではダメですし、
believe O (to be) C ≒ believe that … はbelieve O as C の形では使えません。
そろぞれ動詞によってどちらの文型に使えるかは個々に覚えるしかないようです。
基本5文型から少し逸脱したこの2つの文型を動詞をグループ分けしてしっかり覚えておきましょう。
S+V+O+(to be) C ≒ S+V+(that) … の文型 (Cは形容詞・名詞・分詞)(… は O is C)
consider O (to be) C : Oを[は]Cだとみなす ≒ consider (that) O is C
think O (to be) C : Oを[は]Cだと思う、考える ≒ think (that) O is C
suppose O (to be) C : Oを[は]Cだと思う、考える ≒ suppose (that) O is C
believe O (to be) C : Oを[は]Cだと信じる ≒ believe (that) O is C
find O (to be) C : OがCだとわかる、Oを[は]Cだと思う ≒ find (that) O is C
S+V+O+as C の文型
consider O as C : OをC(だ)とみなす
regard O as C : OをC(だ)とみなす
see O as C : OをC(だ)とみなす
view O as C : OをC(だ)とみなす
look [up]on O as C : OをC(だ)とみなす
think of O as C : OをCだと思う、考える、みなす
accept O as C : OをC(だ)と受け入れる、認める、みなす
treat O as C : OをC(だ)とみなす
describe O as C : OをC(だ)と言う、みなす
refer to O as C : OをCと呼ぶ、言う
speak of O as C : OをCと言う
次回-実用的な動詞の文型とは?(作成中)
その1を復習して来る。
1. We consider him a genius.
2. We consider him to be a genius.
3. We consider him as a genius.
私達は彼を天才だとみなしている。
前回解説したように、これら3つは同じ意味です。
今回は 3. の英文を分析してみましょう。
as ~ は前置詞 + 名詞なので副詞相当語句(M)です。
ということは、文型はS+V+O+M。
あれれ、どうもおかしいですね!
意味は 1. 2. と同じなのに文型が違う??
やはり基本5文型では 1. しかうまく分類できないようです。
him = a genius だと解釈して as を無視すれば、S+V+O+C の1種だと解釈できないこともありませんがね・・・
やはりこの文型も
consider O as C : OをC(だ)とみなす
と具体的に覚えておかなければ実用にならないようですね。
OはA、CはBに換えて consider A as B でも構いません。
この同意語に次のようなものがあります。
全て、よく使われているもばかりですから、全部暗記して下さい。
regard O as C
see O as C
view O as C
look on O as C
17. We regard him as a genius.
18. We see him as a genius.
19. We view him as a genius.
20. We look on him as a genius.
私達は彼を天才だとみなしている。
look on の on は文語だと upon アポン になることもあります。
また、as C の C は、名詞だけではなく、形容詞や分詞も使われます。
21. We regard the situation as serious. (形容詞)
22. We looked on him as (being) honest. (being は省略可能)(分詞、又は形容詞)
23 .I saw him as having a talent for music. (分詞)
24. I view his advice as valuable. (形容詞)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21. 私達は状況を深刻だとみなしている。
22. 私達は彼を正直だとみなしている。
23. 私は彼を音楽の才能があるとみなしている。
24. 私は彼のアドバイスを貴重だとみなしている。
22. のように as の次に being が入っていることがありますが、あってもなくても意味は同じです。
同じ文型の動詞をさらに紹介します。
これらもよく使われていますから、全部覚えてしまいましょう。
think of O as C : OをCだと思う、考える、みなす
accept O as C : OをC(だ)と受け入れる、認める、みなす
treat O as C : OをC(だ)とみなす
describe O as C : OをC(だ)と言う、みなす
refer to O as C : OをCと呼ぶ、言う =call O C
speak of O as C : OをCと言う
25. I think of him as a genius.
26. You may accept the explanation as true.
27. I treated his words as a warning.
28. People describe him as a hero.
29. Japanese often refer to foreigners as "gaijin."
30. People speak of him as a great musician.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
25. 私は彼を天才だと思っている。
26. あなたはその説明を本当だとみなしてもよい。
27. 私は彼の言葉を警告だとみなした。
28. 世間の人は彼を英雄だと言う。
29. 日本人はよく外国人を「ガイジン」と呼ぶ。
29. 世間の人は彼を偉大な音楽家だと言う。
think of の of を忘れないようにしてください。
treat O as C は OをCとして扱う という意味もあります。
[例] He treated me as a child. (彼は私を子供として扱った[子供扱いした])
S+V+O (to be) C ≒ S+V+that … と S+V+O+as C は意味は同じでも入れ替えできません。
たまたま consider がこれら3つの文型を全て取るだけで、それ以外の動詞はどちらかの文型でしか使えません。
regard O as C は、
believe O (to be) C ≒ believe that … は
そろぞれ動詞によってどちらの文型に使えるかは個々に覚えるしかないようです。
基本5文型から少し逸脱したこの2つの文型を動詞をグループ分けしてしっかり覚えておきましょう。
S+V+O+(to be) C ≒ S+V+(that) … の文型 (Cは形容詞・名詞・分詞)(… は O is C)
consider O (to be) C : Oを[は]Cだとみなす ≒ consider (that) O is C
think O (to be) C : Oを[は]Cだと思う、考える ≒ think (that) O is C
suppose O (to be) C : Oを[は]Cだと思う、考える ≒ suppose (that) O is C
believe O (to be) C : Oを[は]Cだと信じる ≒ believe (that) O is C
find O (to be) C : OがCだとわかる、Oを[は]Cだと思う ≒ find (that) O is C
S+V+O+as C の文型
consider O as C : OをC(だ)とみなす
regard O as C : OをC(だ)とみなす
see O as C : OをC(だ)とみなす
view O as C : OをC(だ)とみなす
look [up]on O as C : OをC(だ)とみなす
think of O as C : OをCだと思う、考える、みなす
accept O as C : OをC(だ)と受け入れる、認める、みなす
treat O as C : OをC(だ)とみなす
describe O as C : OをC(だ)と言う、みなす
refer to O as C : OをCと呼ぶ、言う
speak of O as C : OをCと言う
次回-実用的な動詞の文型とは?(作成中)
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Thu.
高校英語・基礎-感嘆文 その4 (続・中学英語) 
高校英語・基礎-感嘆文 その4 (続・中学英語)
中学英語・ちょっと復習-感嘆文 その1 を復習してくる。
中学英語・ちょっと復習-感嘆文 その2 を復習してくる。
中学英語・ちょっと復習-感嘆文 その3 を復習してくる。
感嘆文 その1で説明したように、such は名詞と共に使われます。
such a smart student (そのような[そんな]頭のいい生徒 → とても頭のいい生徒)
such は形容詞の smart が無くても使えます。
such a student (そのような[そんな]生徒)
同じように What も形容詞無しの名詞と共に使うことができます。
What a student he is ! (彼はなんという生徒なんだ。)
この場合の「なんという生徒」の意味は、賛辞の意味だったり非難の意味だったり、文脈によって変わります。
よく使われる表現を紹介しますから覚えてしまいましょう。
会話では、主語と動詞は通例省略されますから、実戦的に主語と動詞なしの例文にします。
1. What a surprise !
2. What a pity ! = What a shame ! ピティ シェイム
3. What a coincidence ! コゥインシデンス
4. What a relief ! リリーフ
5. What a crowd ! クラウド
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. なんという驚きなんでしょう。 → これは驚いた。いやー、驚きました。
2. なんと残念なことなんでしょう。 → ああ、残念です。とても残念です。
3. なんという偶然(の一致)なんでしょう。
4. なんという安心[安堵]なんでしょう。 → ああ、ほっとしました。やれやれ、これで安心しました。
5. なんという人込み[群衆]なんでしょう。 → すごい人出[人込み]ですね。
How は通例1語の形容詞・副詞と主に使われますが、副詞が省略されて how だけの場合もあります。
6. How I love you !
7. How I envy you ! envy O エンヴィ : Oをうらやむ
8. How I miss you ! miss O : Oがいなくてさびしい[恋しい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6. どれほど[なんと]あなたを愛していることでしょう。
7. どれほど[なんと]あなたがうらやましいことでしょう。
8. どれほど[なんと]あなたが恋しいことでしょう。あなたがいなくてどれほど[なんて]さびしいのでしょう。
これで感嘆文の解説は終わりです。
ごくろうさまでした。 (^.^)
中学英語・ちょっと復習-感嘆文 その1 を復習してくる。
中学英語・ちょっと復習-感嘆文 その2 を復習してくる。
中学英語・ちょっと復習-感嘆文 その3 を復習してくる。
感嘆文 その1で説明したように、such は名詞と共に使われます。
such a smart student (そのような[そんな]頭のいい生徒 → とても頭のいい生徒)
such は形容詞の smart が無くても使えます。
such a student (そのような[そんな]生徒)
同じように What も形容詞無しの名詞と共に使うことができます。
What a student he is ! (彼はなんという生徒なんだ。)
この場合の「なんという生徒」の意味は、賛辞の意味だったり非難の意味だったり、文脈によって変わります。
よく使われる表現を紹介しますから覚えてしまいましょう。
会話では、主語と動詞は通例省略されますから、実戦的に主語と動詞なしの例文にします。
1. What a surprise !
2. What a pity ! = What a shame ! ピティ シェイム
3. What a coincidence ! コゥインシデンス
4. What a relief ! リリーフ
5. What a crowd ! クラウド
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. なんという驚きなんでしょう。 → これは驚いた。いやー、驚きました。
2. なんと残念なことなんでしょう。 → ああ、残念です。とても残念です。
3. なんという偶然(の一致)なんでしょう。
4. なんという安心[安堵]なんでしょう。 → ああ、ほっとしました。やれやれ、これで安心しました。
5. なんという人込み[群衆]なんでしょう。 → すごい人出[人込み]ですね。
How は通例1語の形容詞・副詞と主に使われますが、副詞が省略されて how だけの場合もあります。
6. How I love you !
7. How I envy you ! envy O エンヴィ : Oをうらやむ
8. How I miss you ! miss O : Oがいなくてさびしい[恋しい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6. どれほど[なんと]あなたを愛していることでしょう。
7. どれほど[なんと]あなたがうらやましいことでしょう。
8. どれほど[なんと]あなたが恋しいことでしょう。あなたがいなくてどれほど[なんて]さびしいのでしょう。
これで感嘆文の解説は終わりです。
ごくろうさまでした。 (^.^)
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Sat.
高校英語・基礎-of ~ と about ~ と on ~ 
高校英語・基礎-of ~ と about ~ と on ~
次の英語の微妙な違いがわかりますか?
1. Ken never speaks of his dead son.
2. Ken often speaks about his hometown.
3. Ken is going to speak on modern art.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. ケンは決して死んだ息子のことを話さない。
2. ケンはよく生まれ故郷について話をする。
3. ケンは近代美術に関して話す[講演する]予定です。
of と about と on は3つとも「~について」という意味は同じですが、それぞれ微妙に意味が違います。
of ~ は軽く話題に触れる[言及する]場合に使い、「~のことを」が代表的な和訳です。
about ~ は of ~ より詳しく話す場合に使い、「~について」が代表的な和訳です。
on ~ は専門的な内容を話す場合に使い、「~に関して」が代表的な和訳です。
of と on の中間にある about はいわば万能選手で、of や on と入れ替え可能な場合が多いようです。
しかし、 両極端にある of と on は入れ替えはできません。
1. Ken never speaks of his dead son.
1. ≒Ken never speaks about his dead son.
1. ≠Ken never speaks on his dead son. (×)
2. Ken often speaks about his hometown.
2. ≒Ken often speaks of his hometown.
2. ≠Ken often speaks on his hometown. (×)
3. Ken is going to speak on modern art.
3. ≒Ken is going to speak about modern art.
3. ≠Ken is going to speak of modern art. (×)
覚えやすいようにまとめると次のようになります。
aaaof ~ → 軽い話題 → ~のことを [~について]
about ~ → 詳しい話題 → ~について [~のことを] [~に関して]
aaaon ~ → 専門的話題 → ~に関して [~について]
about ~ は of ~ と on ~ と入れ替え可能な場合が多い
of ~ と on ~ は入れ替え不可
speak は単に「話す」という意味と、人前で「講演する、講義する」という2つの意味を兼ね備えているので、偶然 of と about と on の3つが使えましたが、普通は of と about か on と about のどちらかしか使えない場合が多いと思います。
次の英文の( )内に、 of か about か on を入れて和訳してみましょう。
4. I've never heard ( ) such a thing.
5. I've heard a lot ( ) you.
6. She gave a lecture ( ) French history. lecture レクチャ : 講義
7. What're you talking ( )?
8. I know ( ) him, but I don't know him.
9. The famous doctor made a speech ( ) AIDS.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. of [about] そんなことは[そんな話は]聞いたことがありません。
5. about [of] あなたのおうわさはよく存じております。
6. on [about] 彼女はフランス史に関する講義を行った。
7. about [of](一体) 何の話をしているのですか。
8. of [about] 彼のうわさは聞いて知っているが、直接の知り合いではない。
9. on [about] その有名な医者はエイズに関して演説した[に関するスピーチをした]。
※ 左側の太字の方が慣用的によく使われていますが、右側の[ ]内も一応可能です。でも、左側の太字の方が自然なのでそちらを暗記したほうがよいでしょう。
次の3つの英文の微妙な違いはもうわかりますね。
10. He wrote a book of animals.
11. He wrote a book about monkeys.
12. He wrote a book on Japanese monkeys.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10. 彼は動物の本を書いた。
11. 彼は猿についての本を書いた。
12. 彼はニホンザルに関する本を書いた。
めんどうならば全て about で代用できますが、できるだけこれら3つを使い分けましょう。
1. → 2. → 3. と順を追って詳細度がアップしていきます。
aaaof → 軽い話題
about → 詳しい話題
aaaon → 専門的話題
をお忘れなく!
では、暗記用の例文をまとめますから、覚えてください。
(of about on は一番慣用的なものを選んでいます。)
01. ケンは決して死んだ息子のことを話さない。
02. ケンはよく生まれ故郷について話をする。
03. ケンは近代美術に関して話す[講演する]予定です。
04. そんなことは[そんな話は]聞いたことがありません。
05. あなたのおうわさはよく存じております。
06. 彼女はフランス史に関する講義を行った。
07. (一体) 何の話をしているのですか。
08. 彼のうわさは聞いて知っているが、直接の知り合いではない。
09. その有名な医者はエイズに関して演説した[に関するスピーチをした]。
10. 彼は動物の本を書いた。
11. 彼は猿についての本を書いた。
12. 彼はニホンザルに関する本を書いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. Ken never speaks of his dead son.
02. Ken often speaks about his hometown.
03. Ken is going to speak on modern art.
04. I've never heard of such a thing.
05. I've heard a lot about you.
06. She gave a lecture on French history.
07. What're you talking about?
08. I know of him, but I don't know him.
09. The famous doctor made a speech on AIDS.
10. He wrote a book of animals.
11. He wrote a book about monkeys.
12. He wrote a book on Japanese monkeys.
お疲れ様でした。m(__)m
次の英語の微妙な違いがわかりますか?
1. Ken never speaks of his dead son.
2. Ken often speaks about his hometown.
3. Ken is going to speak on modern art.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. ケンは決して死んだ息子のことを話さない。
2. ケンはよく生まれ故郷について話をする。
3. ケンは近代美術に関して話す[講演する]予定です。
of と about と on は3つとも「~について」という意味は同じですが、それぞれ微妙に意味が違います。
of ~ は軽く話題に触れる[言及する]場合に使い、「~のことを」が代表的な和訳です。
about ~ は of ~ より詳しく話す場合に使い、「~について」が代表的な和訳です。
on ~ は専門的な内容を話す場合に使い、「~に関して」が代表的な和訳です。
of と on の中間にある about はいわば万能選手で、of や on と入れ替え可能な場合が多いようです。
しかし、 両極端にある of と on は入れ替えはできません。
1. Ken never speaks of his dead son.
1. ≒Ken never speaks about his dead son.
1. ≠Ken never speaks on his dead son. (×)
2. Ken often speaks about his hometown.
2. ≒Ken often speaks of his hometown.
2. ≠Ken often speaks on his hometown. (×)
3. Ken is going to speak on modern art.
3. ≒Ken is going to speak about modern art.
3. ≠Ken is going to speak of modern art. (×)
覚えやすいようにまとめると次のようになります。
aaaof ~ → 軽い話題 → ~のことを [~について]
about ~ → 詳しい話題 → ~について [~のことを] [~に関して]
aaaon ~ → 専門的話題 → ~に関して [~について]
about ~ は of ~ と on ~ と入れ替え可能な場合が多い
of ~ と on ~ は入れ替え不可
speak は単に「話す」という意味と、人前で「講演する、講義する」という2つの意味を兼ね備えているので、偶然 of と about と on の3つが使えましたが、普通は of と about か on と about のどちらかしか使えない場合が多いと思います。
次の英文の( )内に、 of か about か on を入れて和訳してみましょう。
4. I've never heard ( ) such a thing.
5. I've heard a lot ( ) you.
6. She gave a lecture ( ) French history. lecture レクチャ : 講義
7. What're you talking ( )?
8. I know ( ) him, but I don't know him.
9. The famous doctor made a speech ( ) AIDS.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4. of [about] そんなことは[そんな話は]聞いたことがありません。
5. about [of] あなたのおうわさはよく存じております。
6. on [about] 彼女はフランス史に関する講義を行った。
7. about [of](一体) 何の話をしているのですか。
8. of [about] 彼のうわさは聞いて知っているが、直接の知り合いではない。
9. on [about] その有名な医者はエイズに関して演説した[に関するスピーチをした]。
※ 左側の太字の方が慣用的によく使われていますが、右側の[ ]内も一応可能です。でも、左側の太字の方が自然なのでそちらを暗記したほうがよいでしょう。
次の3つの英文の微妙な違いはもうわかりますね。
10. He wrote a book of animals.
11. He wrote a book about monkeys.
12. He wrote a book on Japanese monkeys.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10. 彼は動物の本を書いた。
11. 彼は猿についての本を書いた。
12. 彼はニホンザルに関する本を書いた。
めんどうならば全て about で代用できますが、できるだけこれら3つを使い分けましょう。
1. → 2. → 3. と順を追って詳細度がアップしていきます。
aaaof → 軽い話題
about → 詳しい話題
aaaon → 専門的話題
をお忘れなく!
では、暗記用の例文をまとめますから、覚えてください。
(of about on は一番慣用的なものを選んでいます。)
01. ケンは決して死んだ息子のことを話さない。
02. ケンはよく生まれ故郷について話をする。
03. ケンは近代美術に関して話す[講演する]予定です。
04. そんなことは[そんな話は]聞いたことがありません。
05. あなたのおうわさはよく存じております。
06. 彼女はフランス史に関する講義を行った。
07. (一体) 何の話をしているのですか。
08. 彼のうわさは聞いて知っているが、直接の知り合いではない。
09. その有名な医者はエイズに関して演説した[に関するスピーチをした]。
10. 彼は動物の本を書いた。
11. 彼は猿についての本を書いた。
12. 彼はニホンザルに関する本を書いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. Ken never speaks of his dead son.
02. Ken often speaks about his hometown.
03. Ken is going to speak on modern art.
04. I've never heard of such a thing.
05. I've heard a lot about you.
06. She gave a lecture on French history.
07. What're you talking about?
08. I know of him, but I don't know him.
09. The famous doctor made a speech on AIDS.
10. He wrote a book of animals.
11. He wrote a book about monkeys.
12. He wrote a book on Japanese monkeys.
お疲れ様でした。m(__)m
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Sat.
高校英語・基礎-語法-How come の用法 
高校英語・基礎-語法-How come の用法
まず、中学英語・ちょっと復習-疑問詞のある疑問文-why を復習して来てください。
why (なぜ・どうして) と同じような意味の疑問詞に how come という慣用表現があります。
why の後は当然普通の疑問文が続きますが、how come の後には平叙文[肯定文・否定文]が続きます。
1. Why are you crying?
1. How come you are crying?
1. なぜ[どうして]泣いているのですか。
2. Why do you know my name?
2. How come you know my name?
2. なぜ[どうして]私の名前を知っているのですか。
3. Why didn't you go to the meetimg?
3. How come you didn't go to the meeting?
3. なぜ[どうして]会議に行かなかったのですか。
疑問文にしなくてもいいので日本人には便利な表現ですが、次のような驚きの意味が隠れていることがあるので、あまり多用しすぎるのは禁物です。
強い驚きを表して「なぜ・どうして」と言いたい時に、特によく how come を使います。
4. How come you didn't tell me?
4. なぜ[どうして]私に教えてくれなかったのですか。
5. How come you're here?
5. なぜ[どうして]あなたがここにいるのですか。
How come? 単独でもよく使います。
6. I didn't go to the meeteing. / How come?[=Why not?] / Because I was tired.
6. 私は会議に行きませんでした。 / なぜ[どうして]ですか。 / 疲れていたからです。
Why は否定文を受けて「なぜ?」と問う場合は、通例 Why? ではなく Why not? ですが、How come? は肯定文・否定文どちらに対しても使えます。
Why not? はここを参考ししてください。
単に驚きを表す、答えを求めない How come? もあります。
7. I've lost the key ! / How come?
7. 鍵失くしちゃった! / えー、どうして!
では、例文を暗誦して実際に使えるようになりましょう。
1. なぜ[どうして]泣いているのですか。(2種類)
2. なぜ[どうして]私の名前を知っているのですか。(2種類)
3. なぜ[どうして]会議に行かなかったのですか。(2種類)
4. なぜ[どうして]私に教えてくれなかったのですか。
5. なぜ[どうして]あなたがここにいるのですか。
6. 私は会議に行きませんでした。 / なぜ[どうして]ですか。 / 疲れていたからです。
7. 鍵失くしちゃった! / えー、どうして!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. Why are you crying?
1. How come you are crying?
2. Why do you know my name?
2. How come you know my name?
3. Why didn't you go to the meetimg?
3. How come you didn't go to the meeting?
4. How come you didn't tell me?
5. How come you're here?
6. I didn't go to the meeteing. / How come? / Because I was tired.
7. I've lost the key ! / How come?
お疲れ様 (^.^)
まず、中学英語・ちょっと復習-疑問詞のある疑問文-why を復習して来てください。
why (なぜ・どうして) と同じような意味の疑問詞に how come という慣用表現があります。
why の後は当然普通の疑問文が続きますが、how come の後には平叙文[肯定文・否定文]が続きます。
1. Why are you crying?
1. How come you are crying?
1. なぜ[どうして]泣いているのですか。
2. Why do you know my name?
2. How come you know my name?
2. なぜ[どうして]私の名前を知っているのですか。
3. Why didn't you go to the meetimg?
3. How come you didn't go to the meeting?
3. なぜ[どうして]会議に行かなかったのですか。
疑問文にしなくてもいいので日本人には便利な表現ですが、次のような驚きの意味が隠れていることがあるので、あまり多用しすぎるのは禁物です。
強い驚きを表して「なぜ・どうして」と言いたい時に、特によく how come を使います。
4. How come you didn't tell me?
4. なぜ[どうして]私に教えてくれなかったのですか。
5. How come you're here?
5. なぜ[どうして]あなたがここにいるのですか。
How come? 単独でもよく使います。
6. I didn't go to the meeteing. / How come?[=Why not?] / Because I was tired.
6. 私は会議に行きませんでした。 / なぜ[どうして]ですか。 / 疲れていたからです。
Why は否定文を受けて「なぜ?」と問う場合は、通例 Why? ではなく Why not? ですが、How come? は肯定文・否定文どちらに対しても使えます。
Why not? はここを参考ししてください。
単に驚きを表す、答えを求めない How come? もあります。
7. I've lost the key ! / How come?
7. 鍵失くしちゃった! / えー、どうして!
では、例文を暗誦して実際に使えるようになりましょう。
1. なぜ[どうして]泣いているのですか。(2種類)
2. なぜ[どうして]私の名前を知っているのですか。(2種類)
3. なぜ[どうして]会議に行かなかったのですか。(2種類)
4. なぜ[どうして]私に教えてくれなかったのですか。
5. なぜ[どうして]あなたがここにいるのですか。
6. 私は会議に行きませんでした。 / なぜ[どうして]ですか。 / 疲れていたからです。
7. 鍵失くしちゃった! / えー、どうして!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. Why are you crying?
1. How come you are crying?
2. Why do you know my name?
2. How come you know my name?
3. Why didn't you go to the meetimg?
3. How come you didn't go to the meeting?
4. How come you didn't tell me?
5. How come you're here?
6. I didn't go to the meeteing. / How come? / Because I was tired.
7. I've lost the key ! / How come?
お疲れ様 (^.^)
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Tue.
高校英語・基礎-間接疑問文 その3 (続・中学英語) 
高校英語・基礎-間接疑問文 その3 (続・中学英語)
「中学英語・ちょっと復習」で中学レベルの間接疑問文を学習しました。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その1 を復習してくる。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その2 を復習してくる。
間接疑問文の要点
1. 「疑問詞+平叙文=肯定文・否定文」の語順になる
2. 訳は「いつ、どこで、誰が、何を、どうやって、なぜ…(する)か」
3. 独立した文ではなく「大きな名詞=名詞節」になる
4. 間接疑問文=疑問詞節=wh 節
以上の4点は理解できていますか?
特に、3. の「独立した文ではなくて名詞節になる」が最重要点です。
では、中学校で学習していなかった間接疑問文を解説しましょう。
I don't know + What is this? (私はわからない + これは何でしょう) は
→ I don't know what this is. (私はこれが何だかわからない。)
でした。
では、
I don't know + Is this Ken's car?
私はわからない + これはケンの車ですか。
のように、what のような疑問詞がない疑問文はどうなるのでしょう。
疑問詞がない疑問文の場合は、「…(する)かどうか」という意味の接続詞 whether (ホ)ウェザー か if を使って、
whether S V (or not) = if S V (or not) (SがVするかどうか) に換えて
→ I don't know whether this is Ken's car (or not).
→ =I don't know if this is Ken's car (or not).
→ 私はこれがケンの車かどうかわからない。
という風にします。
(or not) は省略してもかまいません。if の場合は or not が付いていない方が普通です。
whether と if の後は、疑問詞付き間接疑問文の場合と同様、「平叙文=肯定文・否定文」になります。
Do you know + Does he want to go?
あなたはわかりますか + 彼は行きたいのでしょうか
も同様に、
→ Do you know whether he wants to go (or not)?
→ =Do you know if he wants to go (or not)?
→ あなたは彼が行きたがっているかどうかわかりますか。
になります。
中学の時に習った if … (もし…なら) と混同しないようにしましょう。
whether と if は全くイコールではなくて、if は使い方にかなりの制限があります。
今回は便宜上万能の whether だけで練習します。
if が whether の代用になれる場合は次のページを参考にしてください。
if が whether の代用になれる場合を確認しに行く。
さらに詳しく見ていきましょう。
1. I don't know + Will Ken go out or stay home?
1. 私はわかりません + ケンは出かけるのしょうか、それとも家にいるのでしょうか。
このような選択疑問文は whether … or (whether) ~ (…するか~するか) を使います。
(選択肢が二つ以上ある場合、if はあまり使われません)
→ I don't know whether Ken will go out or (whether he will) stay home.
→ 私はケンが出かけるのか家にいるのかわかりません。
[類例]
2. Tell me + Does Ken like me or Junko?
2. 教えてください + ケンは私を好きなのでしょうか、それとも順子を好きなのでしょうか。
→ Tell me whether Ken likes me or (whether he likes) Junko.
→ ケンが私を好きなのか順子を好きなのか教えてください。
※ 1. 2. 共に、( ) 内の重複している部分は省略するのが普通です。
3. Do you know+ Has Ken ever been to Kyoto?
3. あなたは知っていますか + ケンは今までに京都に行ったことがありますか
このような疑問詞がなくて、Yes/No で答える単純な疑問文は whether … or not (…するかしないか → …するかどうか) を使って、
→ Do you know whether Ken has ever been to Kyoto or not?
→ あなたはケンが京都に行ったことがあるかどうか知っていますか。
whether … or not の or not は省略できますから
→ Do you know whether Ken has ever been to Kyoto? でも結構ですし
whether … or not は whether or not … のように or not の位置を前に移してもいいので
→ Do you know whether or not Ken has ever been to Kyoto? でもOKです。
[類例]
4. I wonder + Is he coming tomorrow?
4. 私は疑問に思う + 彼は明日来ますか
→ I wonder whether he is coming tomorrow (or not).
→ =I wonder whether or not he is coming tomorow.
→ 私は彼が明日来るかどうか疑問に思う → 彼は明日来るだろうか[来るかしら]。
5. I don't know + Should I help him?
5. 私はわからない + 私は彼を助けるべきだろうか
→ I don't know whether I should help him (or not).
→ =I don't know whether or not I should help him.
→ 私は彼を助けるべきかどうかわからない。
ちなみに、3. 4. 5. は if …(or not) も使えます。
3. Do you know if Ken has ever been to Kyoto (or not)?
4. I wonder if he is coming tomorrow (or not).
5. I don't know if I should help him (or not).
[練習] 次の2つの英文の右側の直接疑問文を、間接疑問文=疑問詞節=wh 節に書き換えて1つの英文にし、和訳もしてください。
1. I don't know + Will Ken go out or stay home?
2. Tell me + Does Ken like me or Junko?
3. I don't know + Is this Ken's car?
4. Do you know + Does he want to go?
5. Do you know+ Has Ken ever been to Kyoto?
6. I wonder + Is he coming tomorrow?
7. I don't know + Should I help him?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I don't know whether Ken will go out or (whether he will) stay home.
2. Tell me whether Ken likes me or (whether he likes) Junko.
3. I don't know whether this is Ken's car (or not).
.= I don't know if this is Ken's car (or not).
.= I don't know whether or not this is Ken's car.
4. Do you know whether he wants to go (or not)?
.= Do you know if he wants to go (or not)?
.= Do you know whether or not he wants to go?
5. Do you know whether Ken has ever been to Kyoto (or not)?
.= Do you know if Ken has ever been to Kyoto (or not)?
.= Do you know whether or not Ken has ever been to Kyoto?
6. I wonder whether he is coming tomorrow (or not).
.= I wonder if he is coming tomorrow (or not).
.= I wonder whether or not he is coming tomorow.
7. I don't know whether I should help him (or not).
.= I don't know if I should help him (or not).
.= I don't know whether or not I should help him.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 私はケンが出かけるのか家にいるのかわかりません。
2. ケンが私を好きなのか順子を好きなのか教えてください。
3. 私はこれがケンの車かどうかわからない。
4. あなたは彼が行きたがっているかどうかわかりますか。
5. あなたはケンが京都に行ったことがあるかどうか知っていますか。
6. 私は彼が明日来るかどうか疑問に思う → 彼は明日来るだろうか[来るかしら]。
7. 私は彼を助けるべきかどうかわからない。
では最後に、和訳を英語に戻せるように練習してください。
⇒ whether の用法は別のページでも解説しています。参考にしてください。
お疲れ様でした。m(__)m
次回-高校英語・基礎-間接疑問文 その4 (続・中学英語)
「中学英語・ちょっと復習」で中学レベルの間接疑問文を学習しました。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その1 を復習してくる。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その2 を復習してくる。
間接疑問文の要点
1. 「疑問詞+平叙文=肯定文・否定文」の語順になる
2. 訳は「いつ、どこで、誰が、何を、どうやって、なぜ…(する)か」
3. 独立した文ではなく「大きな名詞=名詞節」になる
4. 間接疑問文=疑問詞節=wh 節
以上の4点は理解できていますか?
特に、3. の「独立した文ではなくて名詞節になる」が最重要点です。
では、中学校で学習していなかった間接疑問文を解説しましょう。
I don't know + What is this? (私はわからない + これは何でしょう) は
→ I don't know what this is. (私はこれが何だかわからない。)
でした。
では、
I don't know + Is this Ken's car?
私はわからない + これはケンの車ですか。
のように、what のような疑問詞がない疑問文はどうなるのでしょう。
疑問詞がない疑問文の場合は、「…(する)かどうか」という意味の接続詞 whether (ホ)ウェザー か if を使って、
whether S V (or not) = if S V (or not) (SがVするかどうか) に換えて
→ I don't know whether this is Ken's car (or not).
→ =I don't know if this is Ken's car (or not).
→ 私はこれがケンの車かどうかわからない。
という風にします。
(or not) は省略してもかまいません。if の場合は or not が付いていない方が普通です。
whether と if の後は、疑問詞付き間接疑問文の場合と同様、「平叙文=肯定文・否定文」になります。
Do you know + Does he want to go?
あなたはわかりますか + 彼は行きたいのでしょうか
も同様に、
→ Do you know whether he wants to go (or not)?
→ =Do you know if he wants to go (or not)?
→ あなたは彼が行きたがっているかどうかわかりますか。
になります。
中学の時に習った if … (もし…なら) と混同しないようにしましょう。
whether と if は全くイコールではなくて、if は使い方にかなりの制限があります。
今回は便宜上万能の whether だけで練習します。
if が whether の代用になれる場合は次のページを参考にしてください。
if が whether の代用になれる場合を確認しに行く。
さらに詳しく見ていきましょう。
1. I don't know + Will Ken go out or stay home?
1. 私はわかりません + ケンは出かけるのしょうか、それとも家にいるのでしょうか。
このような選択疑問文は whether … or (whether) ~ (…するか~するか) を使います。
(選択肢が二つ以上ある場合、if はあまり使われません)
→ I don't know whether Ken will go out or (whether he will) stay home.
→ 私はケンが出かけるのか家にいるのかわかりません。
[類例]
2. Tell me + Does Ken like me or Junko?
2. 教えてください + ケンは私を好きなのでしょうか、それとも順子を好きなのでしょうか。
→ Tell me whether Ken likes me or (whether he likes) Junko.
→ ケンが私を好きなのか順子を好きなのか教えてください。
※ 1. 2. 共に、( ) 内の重複している部分は省略するのが普通です。
3. Do you know+ Has Ken ever been to Kyoto?
3. あなたは知っていますか + ケンは今までに京都に行ったことがありますか
このような疑問詞がなくて、Yes/No で答える単純な疑問文は whether … or not (…するかしないか → …するかどうか) を使って、
→ Do you know whether Ken has ever been to Kyoto or not?
→ あなたはケンが京都に行ったことがあるかどうか知っていますか。
whether … or not の or not は省略できますから
→ Do you know whether Ken has ever been to Kyoto? でも結構ですし
whether … or not は whether or not … のように or not の位置を前に移してもいいので
→ Do you know whether or not Ken has ever been to Kyoto? でもOKです。
[類例]
4. I wonder + Is he coming tomorrow?
4. 私は疑問に思う + 彼は明日来ますか
→ I wonder whether he is coming tomorrow (or not).
→ =I wonder whether or not he is coming tomorow.
→ 私は彼が明日来るかどうか疑問に思う → 彼は明日来るだろうか[来るかしら]。
5. I don't know + Should I help him?
5. 私はわからない + 私は彼を助けるべきだろうか
→ I don't know whether I should help him (or not).
→ =I don't know whether or not I should help him.
→ 私は彼を助けるべきかどうかわからない。
ちなみに、3. 4. 5. は if …(or not) も使えます。
3. Do you know if Ken has ever been to Kyoto (or not)?
4. I wonder if he is coming tomorrow (or not).
5. I don't know if I should help him (or not).
[練習] 次の2つの英文の右側の直接疑問文を、間接疑問文=疑問詞節=wh 節に書き換えて1つの英文にし、和訳もしてください。
1. I don't know + Will Ken go out or stay home?
2. Tell me + Does Ken like me or Junko?
3. I don't know + Is this Ken's car?
4. Do you know + Does he want to go?
5. Do you know+ Has Ken ever been to Kyoto?
6. I wonder + Is he coming tomorrow?
7. I don't know + Should I help him?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. I don't know whether Ken will go out or (whether he will) stay home.
2. Tell me whether Ken likes me or (whether he likes) Junko.
3. I don't know whether this is Ken's car (or not).
.= I don't know if this is Ken's car (or not).
.= I don't know whether or not this is Ken's car.
4. Do you know whether he wants to go (or not)?
.= Do you know if he wants to go (or not)?
.= Do you know whether or not he wants to go?
5. Do you know whether Ken has ever been to Kyoto (or not)?
.= Do you know if Ken has ever been to Kyoto (or not)?
.= Do you know whether or not Ken has ever been to Kyoto?
6. I wonder whether he is coming tomorrow (or not).
.= I wonder if he is coming tomorrow (or not).
.= I wonder whether or not he is coming tomorow.
7. I don't know whether I should help him (or not).
.= I don't know if I should help him (or not).
.= I don't know whether or not I should help him.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. 私はケンが出かけるのか家にいるのかわかりません。
2. ケンが私を好きなのか順子を好きなのか教えてください。
3. 私はこれがケンの車かどうかわからない。
4. あなたは彼が行きたがっているかどうかわかりますか。
5. あなたはケンが京都に行ったことがあるかどうか知っていますか。
6. 私は彼が明日来るかどうか疑問に思う → 彼は明日来るだろうか[来るかしら]。
7. 私は彼を助けるべきかどうかわからない。
では最後に、和訳を英語に戻せるように練習してください。
⇒ whether の用法は別のページでも解説しています。参考にしてください。
お疲れ様でした。m(__)m
次回-高校英語・基礎-間接疑問文 その4 (続・中学英語)
tb: -- cm: 0
Fri.
高校英語・基礎-間接疑問文 その4 
高校英語・基礎-間接疑問文 その4
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その1 を復習して来る。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その2 を復習して来る。
高校英語・基礎-間接疑問文 その3 を復習して来る。
間接疑問文=疑問詞節=wh 節 の最大のポイントは、独立した文ではなくて「名詞節=文が名詞化したもの」であるということでした。
名詞相当語句は、「主語」「動詞の補語」「動詞の目的語」「前置詞の目的語」に使うことができます。
これまでは、「動詞の目的語」に使われる例文ばかり挙げて来ましたので、今回は全て紹介します。
まず、同じ疑問詞節「why Ken killed himself. (なぜケンが自殺したのか)」使ってで全ての場合を一つづつ紹介しましょう。
1. Why Ken killed himself is a mystery.
1. なぜケンが自殺したのかはなぞである。
「主語」に使われています。
[類例]
Whether the rumor is true or not is doubtful.
そのうわさが本当かどうかは疑わしい。
2. It is a mystery why Ken killed himself.
2. なぜケンが自殺したのかはなぞである。
仮[形式]主語の it を使い、真主語の why Ken killed himself を後置しています。
意味は 1. と全く同じですが、疑問詞節が長い場合はこちらの方がよいでしょう。
[類例]
It is doubtful whether the rumor is true or not.
そのうわさが本当かどうかは疑わしい。
3. The question is why Ken killed himself.
3. 問題はなぜケンが自殺したのかである。
「be 動詞の補語」に使われています。
[類例]
The problem is how we can stop the war.
問題はどうすればその戦争を止めることができるかである。
4. I don't know why Ken killed himself.
4. 私はなぜケンが自殺したのかわからない。
「動詞の目的語」に使われています。
この場合の例文はもうすでにたくさん覚えていますから、類例は割愛します。
5. I think it a mystery why Ken killed himself.
5. 私はなぜケンが自殺したかは謎だと思っています。
S+V+O+C の文型のO(目的語)に仮[形式]目的語の it を使い、真目的語の why Ken killed himself が後置されています。
S+V+it+C+wh節
主語の場合と違って、直接O(目的語)の位置に疑問詞節を置くことはできません。
(×) S+V+wh節+C
(×) I think why Ken killed himself a mystery.
[類例]
I think it doubtful whether the rumor is true or not.
私はそのうわさが本当かどうか疑わしいと思う。
S+V+O+C の文型 についてはここを参考にしてください。
《質問》
仮主語を使って、
I think (that) it is a mystery why Ken killed himself.
と言ったらダメですか?
《答え》
大いに結構です。
そちらの方が口語的でよく使われています。
6. I'm thinking about why Ken killed himself.
6. 私はなぜケンが自殺したのかについて考えています。
「前置詞の目的語」に使われています。
[類例]
I'm interested in who will win the game.
私は誰がその試合に勝つか(に)興味がある。
Your success depends on how hard you will try.
depend on ~ : ~に依る、~次第である、~にかかっている
君の成功は君がどれだけ努力するか[がんばるか]にかかっている。
※ 口語英語では、on を省略して、Your success depends how hard you will try. も使われています。
7. Let's talk about the question (of) why Ken killed himself.
7. なぜケンが自殺したのかという問題について考えましょう。
「同格[=内容説明]の前置詞 of の目的語」になっています。
「A of B → BというA」のBの部分に疑問詞節が入ると、よく of は省略されます。
[類例]
I have no idea (of) what time it is now.
have no idea of ~ : ~が全く分からない
私は今何時だか全くわからない。
8. I'm not sure (of/about) why Ken killed himself.
8. 私はなぜケンが自殺したのかよくわからない[← 確信がない]。
「形容詞+前置詞の目的語」になっています。
この場合はほぼ常に前置詞は省略されます。
[類例]
You're not aware (of) how dangerous it is.
be aware of ~ アウェア : ~に気が付いている
君はそれがどんなに危険か(に)気付いていない[わかっていない]。
「うわ、こんなにあるの!大変だ!」という声が聞こえてきそうですが、全部ごく普通に使われています。
がんばって覚えましょう。
では、例文を暗記しましょう。
01. なぜケンが自殺したのかはなぞである。
02. そのうわさが本当かどうかは疑わしい。
03. なぜケンが自殺したのかはなぞである。(仮主語で)
04. そのうわさが本当かどうかは疑わしい。(仮主語で)
05. 問題はなぜケンが自殺したのかである。
06. 問題はどうすればその戦争を止めることができるかである。
07. 私はなぜケンが自殺したのかわからない。
08. 私はなぜケンが自殺したかは謎だと思っています。
09. 私はそのうわさが本当かどうか疑わしいと思う。
10. 私はなぜケンが自殺したのかについて考えています。
11. 私は誰がその試合に勝つか(に)興味がある。
12. 君の成功は君がどれだけ努力するか[がんばるか]にかかっている。
13. なぜケンが自殺したのかという問題について考えましょう。
14. 私は今何時だか全くわからない。
15. 私はなぜケンが自殺したのかよくわからない[← 確信がない]。
16. 君はそれがどんなに危険か(に)気付いていない[わかっていない]。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. Why Ken killed himself is a mystery.
02. Whether the rumor is true or not is doubtful.
03. It is a mystery why Ken killed himself.
04. It is doubtful whether the rumor is true or not.
05. The question is why Ken killed himself.
06. The problem is how we can stop the war.
07. I don't know why Ken killed himself.
08. I think it a mystery why Ken killed himself.
08. =I think (that) it is a mystery why Ken killed himself.
09. I think it doubtful whether the rumor is true or not.
09. =I think (that) it is doubtful whether the rumor is true or not.
10. I'm thinking about why Ken killed himself.
11. I'm interested in who will win the game.
12. Your success depends (on) how hard you will try.
13. Let's talk about the question (of) why Ken killed himself.
14. I have no idea (of) what time it is now.
15. I'm not sure (of/about) why Ken killed himself.
16. You're not aware (of) how dangeroud it is.
お疲れ様でした m(__)m
次回-高校英語・基礎-疑問詞+to V
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その1 を復習して来る。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その2 を復習して来る。
高校英語・基礎-間接疑問文 その3 を復習して来る。
間接疑問文=疑問詞節=wh 節 の最大のポイントは、独立した文ではなくて「名詞節=文が名詞化したもの」であるということでした。
名詞相当語句は、「主語」「動詞の補語」「動詞の目的語」「前置詞の目的語」に使うことができます。
これまでは、「動詞の目的語」に使われる例文ばかり挙げて来ましたので、今回は全て紹介します。
まず、同じ疑問詞節「why Ken killed himself. (なぜケンが自殺したのか)」使ってで全ての場合を一つづつ紹介しましょう。
1. Why Ken killed himself is a mystery.
1. なぜケンが自殺したのかはなぞである。
「主語」に使われています。
[類例]
Whether the rumor is true or not is doubtful.
そのうわさが本当かどうかは疑わしい。
2. It is a mystery why Ken killed himself.
2. なぜケンが自殺したのかはなぞである。
仮[形式]主語の it を使い、真主語の why Ken killed himself を後置しています。
意味は 1. と全く同じですが、疑問詞節が長い場合はこちらの方がよいでしょう。
[類例]
It is doubtful whether the rumor is true or not.
そのうわさが本当かどうかは疑わしい。
3. The question is why Ken killed himself.
3. 問題はなぜケンが自殺したのかである。
「be 動詞の補語」に使われています。
[類例]
The problem is how we can stop the war.
問題はどうすればその戦争を止めることができるかである。
4. I don't know why Ken killed himself.
4. 私はなぜケンが自殺したのかわからない。
「動詞の目的語」に使われています。
この場合の例文はもうすでにたくさん覚えていますから、類例は割愛します。
5. I think it a mystery why Ken killed himself.
5. 私はなぜケンが自殺したかは謎だと思っています。
S+V+O+C の文型のO(目的語)に仮[形式]目的語の it を使い、真目的語の why Ken killed himself が後置されています。
S+V+it+C+wh節
主語の場合と違って、直接O(目的語)の位置に疑問詞節を置くことはできません。
(×) S+V+wh節+C
(×) I think why Ken killed himself a mystery.
[類例]
I think it doubtful whether the rumor is true or not.
私はそのうわさが本当かどうか疑わしいと思う。
S+V+O+C の文型 についてはここを参考にしてください。
《質問》
仮主語を使って、
I think (that) it is a mystery why Ken killed himself.
と言ったらダメですか?
《答え》
大いに結構です。
そちらの方が口語的でよく使われています。
6. I'm thinking about why Ken killed himself.
6. 私はなぜケンが自殺したのかについて考えています。
「前置詞の目的語」に使われています。
[類例]
I'm interested in who will win the game.
私は誰がその試合に勝つか(に)興味がある。
Your success depends on how hard you will try.
depend on ~ : ~に依る、~次第である、~にかかっている
君の成功は君がどれだけ努力するか[がんばるか]にかかっている。
※ 口語英語では、on を省略して、Your success depends how hard you will try. も使われています。
7. Let's talk about the question (of) why Ken killed himself.
7. なぜケンが自殺したのかという問題について考えましょう。
「同格[=内容説明]の前置詞 of の目的語」になっています。
「A of B → BというA」のBの部分に疑問詞節が入ると、よく of は省略されます。
[類例]
I have no idea (of) what time it is now.
have no idea of ~ : ~が全く分からない
私は今何時だか全くわからない。
8. I'm not sure (of/about) why Ken killed himself.
8. 私はなぜケンが自殺したのかよくわからない[← 確信がない]。
「形容詞+前置詞の目的語」になっています。
この場合はほぼ常に前置詞は省略されます。
[類例]
You're not aware (of) how dangerous it is.
be aware of ~ アウェア : ~に気が付いている
君はそれがどんなに危険か(に)気付いていない[わかっていない]。
「うわ、こんなにあるの!大変だ!」という声が聞こえてきそうですが、全部ごく普通に使われています。
がんばって覚えましょう。
では、例文を暗記しましょう。
01. なぜケンが自殺したのかはなぞである。
02. そのうわさが本当かどうかは疑わしい。
03. なぜケンが自殺したのかはなぞである。(仮主語で)
04. そのうわさが本当かどうかは疑わしい。(仮主語で)
05. 問題はなぜケンが自殺したのかである。
06. 問題はどうすればその戦争を止めることができるかである。
07. 私はなぜケンが自殺したのかわからない。
08. 私はなぜケンが自殺したかは謎だと思っています。
09. 私はそのうわさが本当かどうか疑わしいと思う。
10. 私はなぜケンが自殺したのかについて考えています。
11. 私は誰がその試合に勝つか(に)興味がある。
12. 君の成功は君がどれだけ努力するか[がんばるか]にかかっている。
13. なぜケンが自殺したのかという問題について考えましょう。
14. 私は今何時だか全くわからない。
15. 私はなぜケンが自殺したのかよくわからない[← 確信がない]。
16. 君はそれがどんなに危険か(に)気付いていない[わかっていない]。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
01. Why Ken killed himself is a mystery.
02. Whether the rumor is true or not is doubtful.
03. It is a mystery why Ken killed himself.
04. It is doubtful whether the rumor is true or not.
05. The question is why Ken killed himself.
06. The problem is how we can stop the war.
07. I don't know why Ken killed himself.
08. I think it a mystery why Ken killed himself.
08. =I think (that) it is a mystery why Ken killed himself.
09. I think it doubtful whether the rumor is true or not.
09. =I think (that) it is doubtful whether the rumor is true or not.
10. I'm thinking about why Ken killed himself.
11. I'm interested in who will win the game.
12. Your success depends (on) how hard you will try.
13. Let's talk about the question (of) why Ken killed himself.
14. I have no idea (of) what time it is now.
15. I'm not sure (of/about) why Ken killed himself.
16. You're not aware (of) how dangeroud it is.
お疲れ様でした m(__)m
次回-高校英語・基礎-疑問詞+to V
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Mon.
高校英語・基礎-語法-be supposed to V の用法 
be supposed to V の用法
私が受験生の時覚えた be supposed to V の英語は次のようなものでした。
be supposed (to be) C (Cは主に形容詞、たまに名詞) : Cだと思われている
He was supposed (to be) innocent.
彼は無罪だと思われていた。
be supposed to V (Vは通例状態動詞) : Vしていると思われている
He was supposed to love her.
彼は彼女を愛していると思われていた。
be supposed to have Vpp (動作動詞も可) : Vしたと思われている
He is supposed to have stolen it.
彼はそれを盗んだと思われている。
まさに受験英語。単純明快。これで完璧と思い込んでいました。
ところが、生の英語に多く接するようになると、ちょっと違うことに気付き始めました。
まず最初に気が付いたのは発音です。
サポゥズ(ド)・トゥ と発音すると思っていたのですが、映画やドラマを聞くと、
短縮して ed を発音せずに、サポウスタ と発音しているのです。
次に気が付いたのは、単に「Vする[Vである]と思われている」じゃなくて、もっと微妙な意味で使われているな、ということでした。
微妙な意味で使われているということは、ちょっと言葉ではまとめにくいんですが、できるだけわかりやすく説明してみます。
例えば、あなたはケンと7時に駅で会う約束をしているとします。
そして友人にこう言います。
Ken is supposed to come at seven.
(約束では7時に来ると思われているので)
→ ケンは7時に来ることになっています[来るはずです]。
でも、7時になってもケンが来ないので、
Ken is supposed to come at seven.
(約束では7時に来ると思われているのに)
→ ケンは7時に来ることになっているんですけど[来るはずなんですけど]。
結局、ケンが来なくて、後になって
Ken was supposed to come at seven.
(約束では7時に来ると思われていたのに)
→ ケンは7時に来ることになっていたんですけど[来るはずだったんですけど]。
泣いている赤ちゃんを迷惑そうに見ている人に、
Babies are supposed to cry.
(赤ちゃんはその性質上泣くと思われているので)
→ 赤ちゃんがなくのは当然だ[泣くものだ]。
法律で喫煙をしてはいけない場所で煙草を吸っている人に、
You're not supposed to smoke here.
(法律上、禁煙してはいけないと思われているので)
→ ここでは煙草を吸ってはいけない(ことになっています)。
天気予報で「明日は雨です」と聞いた人が別の人に、
It's supposed to rain tomorrow.
(天気予報では雨が降ると思われているので)
→ 明日が雨が降るらしい[はずです]。
要するに、この表現は、何かの「規則」「規定」「法律」「約束」「取り決め」「予定」「期待」「本来的性質」「習慣」「自然の法則」などに基づいて「Vすると思われている」「Vすることになっている」「当然Vするはずだ」「本来ならばVするはずだ」というのが基本イメージになります。
この表現はbe going to V や have to V と同じように、「準助動詞」として覚えましょう。
一応、和訳例をまとめると
be supposed to V
(規則・規定・法律・約束・取り決め・予定・期待・本来的性質・習慣・自然の法則などに基づいて当然)
Vすることになっている
Vしなければならない(ことになっている)
Vしてはいけない(ことになっている) [否定文]
Vする[している]はずだ
Vするものだ
Vするらしい
[過去の場合]
Vすることになっていたのだが
Vしなければならなかった[ならないことになっていた]のだが
Vするはずだったのだが
Vしてはいけなかった[いけないことになっていた]のだが [否定文]
和訳だけ丸暗記してもダメです。
基本イメージを把握してください。
どうしても和訳で覚えるなら、1番万能かつ基本イメージに近い、「Vすることになっている」で覚えておきましょう。
すでに書いた例文も含めて、いくつか例文を挙げますから、全部覚えてこの表現の基本イメージを捉えてください。
1. Ken is supposed to come at 7.
2. Ken was suppposed to come at 7.
3. You're supposed to be in bed now.
4. You're not supposed to smoke here.
5. Babies are supposed to cry.
6. It's supposed to rain tomorrow.
7. Wasn't I supposed to tell it to him?
8. What am I supposed to do?
9. What's that supposed to mean?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. ケンは7時に来ることになっている[来るはずだ]。
1. ケンは7時に来ることになっているのに[来るはずなのに]。
2. ケンは7時に来ることになっていたんだけど[来るはずだったんだけど]。
3. お前はもう寝ているはずだろ。(どうして起きているんだ)
4. ここでは煙草を吸ってはいけない(ことになっている)。
5. 赤ちゃんは泣くものだ[が泣くのは当たり前だ]。
6. 明日は雨が降るらしい[降るはずです]。
7. それを彼に言ってはいけなかったのですか[いけないことになっていたのですか]。
8. 私はどうすればいいの。← 何をすることになっているの
8. 私にどうしろというの。← 何をしなけれないけないことになっているの
9. ちょっとそれどういう意味!← それって何を意味することになってるの
最後の2つは、映画やドラマで耳にたこができるくらい聞いたセリフです。
ワラマイ・サポウスタ・ドゥー
ワッツ・ザッ・サポウスタ・ミーン
普通の英語で言えば
What should I do?
What does that mean?
でしょうけど、 be supposed to が入るとかなり感情的な言い方に変わります。
では、和訳を英語に戻す練習をしてください。
あ、忘れていました!
最初に紹介した受験英語もれっきとしたまともな英語ですから覚えてください。
こちらの方の発音は本来の サポウズ(ド)・トゥ でも結構です。
1. 彼は無罪だと思われていた。
2. 彼は彼女を愛していると思われていた。
3. 彼はそれを盗んだと思われている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. He was supposed (to be) innocent.
2. He was supposed to love her.
3. He is supposed to have stolen it.
ちなみに、 supposed を使うと、上記の用法と勘違いされる可能性が高いので、believed や thought を使うほうがいいかもしれません。
He was thought[believed] (to be) innocent.
He was thought[believed] to love her.
He is thought[believed] to have stolen it.
お疲れ様でした。 (^-^)
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Fri.
疑問詞 to V その1 
疑問詞 to V その1
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
疑問詞 to V は中学英語・ちょっと復習で軽く学習しました。
中学英語・ちょっと復習-疑問詞 to V を復習して来る。
これは入門レベルのちょっと手抜きの説明でした。
今回は徹底的に詳しく解説します。
疑問詞 to V は間接疑問文の変型です。
間接疑問文がわかっていないと 疑問詞 to V もわからないので、よくわからない人は次のページで復習して来てください。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その1 を復習して来る。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その2 を復習して来る。
高校英語-間接疑問文 その3 を復習して来る。
高校英語-間接疑問文 その4 を復習して来る。
実は、疑問詞+to V の中には、 be to V の意味が含まれているので、 be to V も復習して来てください。
be to V その1 を復習して来る。
be to V その2 を復習して来る。
復習するだけでも大変ですね。
でも語学は学習の積み重ねです。
こつこつ少しづつ積み重ねていけば、必ず報われます。
頑張りましょう。(^.^)
さて、、 疑問詞 to V の中には、 be to V の意味が含まれている、と書きましたがどういう意味でしょう。
中学英語・ちょっと復習から例文を借りて説明しましょう。
I didn't know what to do.
私は何をすべきか[したらいいのか]わからなかった。
の文は、実は元々、
I didn't know what I was to do.
≒ I didn't know what I should do.
という文でした。
見てわかるように、be to V が入った間接疑問文になっていますね。
この文の I was が省略されているわけです。
ですから、「義務」の意味の「Vすべき」という意味が含まれているのです。
(義務だけでなく、時々予定や可能の意味も含まれていることがありますが、それは後で説明します。)
what to V
→ 何をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
what ~ to V
→ どんな[何の]~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
which ~ to V
→ どの[どちらの]~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
which to V
→ どれ[どちら]をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
who to V
→ 誰をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
whose ~ to V
→ 誰の~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
whose to V
→ 誰のものをVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
where to V
→ どこへ[で]Vすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
when to V
→ いつVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
what time to V
→ 何時にVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
how to V
→ どうやってVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
→ どうやったらV(することが)できるか
→ Vする方法・Vの仕方
how ~ to V
→ どれほど[どれくらい]~にVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
how many ~s to V
→ どれほど多くの~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
how much ~ to V
→ どれくらいたくさんの~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
→ まれ
how to V は、よく 「Vする方法」「Vの仕方」と意訳します。
簡単にまとめると、
疑問詞 to V → 疑問詞の意味 + Vすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
と言うことになります。
《質問》
be to V には「義務」以外にも用法がありましたが、それらの用法は 疑問詞 to V には含まれていないのですか?
《答え》
「予定」と「可能」の意味が含まれていることがたまにあります。
例えば、
I didn't know what to do then.
私はその時何をすべきか[したらいいか]わからなかった。
は、明らかに「義務」ですが、
Tell me what to do.
何をしたらいいか教えて。
何をしなければならないことになっているのか教えて。
何をすることになっているのか教えて。
の場合は微妙で、普通「義務」に解釈しますが、「予定」とも解釈できます。
Have you decided what to do during the spring vacation?
春休みの間に何をするか決めましたか。
は、明らかに「予定」に解釈できます。
I don't know how to do it. は、
「どうやってそれをやるべきか[やればいいのか]わからない。
「どうやったらそれをやることができるのか[やれるのか]わからない。」
→ 「それを手に入れる方法[それの入手方法]がわからない。」
と、「義務」にも「可能」にも解釈できます。
基本的には「義務」に解釈して、「義務」でちょっと納得いかない場合のみ、「予定」「可能」に解釈すればいいと思います。
中学英語・ちょっと復習の 疑問詞 to V で、
『最後に、くどいですが、「Vするか」ではなくて「Vすべきか[Vしたらいいか]」という意味なので要注意!』
と書きましたが、これはあくまで入門レベルの解説ですので、わざと「義務」に限定して説明したでけです。
悪しからず。 m(__)m
次回はできるだけ多くの例文を挙げますから、がんばって全部覚えましょう。
次回-疑問詞 to V その2
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
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Fri.
to 不定詞 [to V] の用法-総合目次 
to 不定詞 [to V] の用法-総合目次
⇒ 中学英語・ちょっと復習-to V (to不定詞) の用法 全9回
1. 導入
2. S be to V の用法(全8回)
3. 形容詞的(名詞限定)用法-導入
3. 基本用法(中学英語・ちょっと復習)
3. 補足解説(上級向け)(中学英語・ちょっと復習の続編)
4. 疑問詞 to V / whether to V の用法-導入
4. 疑問詞 to V その1
4. 疑問詞 to V その2
4. whether to V
5. 副詞的用法-導入
5. 目的
5. 感情の原因
5. 形容詞限定 その1
5. 形容詞限定 その1-暗誦例文のまとめ
5. 形容詞限定 その2
5. 判断の根拠 その1
5. 判断の根拠 その2
5. be 形容詞 to V の文型(慣用表現) その1
5. be 形容詞 to V の文型(慣用表現) その2
5. be 形容詞 to V の文型(慣用表現)-暗誦例文のまとめ
5. be + 形容詞 + to V の to V の用法の判定(全用法)
5. 結果
5. 条件
5. 独立用法(慣用表現)
5. 程度
5. too ~ to V
5. ~ enough to V その1
5. ~ enough to V その2
5. so ~ as to V / such ~ as to V
6. 名詞的用法-導入
6. to V の名詞的用法だけの説明(中学英語・ちょっと復習)
6. to V の名詞的用法とVing[動名詞](中学英語・ちょっと復習)
6. to V の名詞的用法とVing[動名詞](中学英語・ちょっと復習)-暗記用まとめ
6. It is ~ Ving (仮[形式]主語と動名詞) (中・上級向け)
6. 動詞 + to V / 動詞 + Ving -序文
6. 動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型
6. 動詞 + to V の文型
6. 動詞 + Ving の文型
6. 動詞 + to V≠ 動詞 + Ving の文型 その1
6. 動詞 + to V≠ 動詞 + Ving の文型 その2
6. 動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-総テスト (1)
6. 動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-総テスト (2)
6. 前置詞 + Ving [動名詞]
7. to V を使った文型
6. 動詞 + O + to V の文型-その1(導入)
6. 動詞 + O + to V の文型-その2
6. 動詞 + O + to V の文型-その3
6. 動詞 + O + to V の文型-その4
6. 動詞 + O + to V の文型-その5
6. 動詞 + O + to V の文型-その6
6. be thought[believed][said] to V 型の文型-その1
6. be thought[believed][said] to V 型の文型-その2
6. be thought[believed][said] to V 型の文型-その3
8. 主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]
6. It seems that S + V と S seem(s) to V-その1 ~ その9
6. It appears that S + V と S appear(s) to V
6. It happens that S + V と S happen(s) to V
6. It turns out that S + V と S turn(s) out to V
6. It is likely that S + V と S is likely to V
6. It is unlikely that S + V と S is unlikely to V
6. It is certain that S + V と S is certain to V
9. to 不定詞 [to + V] の表す時-その1
8. to 不定詞 [to + V] の表す時-その2
9. to 不定詞 [to + V] の表す時-その3
9. to 不定詞 [to + V] の表す時-その4
9. o 不定詞 [to + V] の表す時-その5
9. to 不定詞 [to + V] の表す時-その6
9. to 不定詞 [to + V] の表す時-その7
9. to 不定詞 [to + V] の表す時-その8-to have Vpp [完了不定詞]
9. to 不定詞 [to + V] の表す時-その9-to have Vpp [完了不定詞]
1. to 不定詞 [to + V] の表す時-その10-to have Vpp [完了不定詞]
1. to 不定詞 [to + V] の表す時-その11-動詞 + O + to V の文型
1. to 不定詞 [to + V] の表す時 -その12-総まとめ
10. to 不定詞 [to + V] の意味上の主語
11. to 不定詞 [to + V] の否定
12. 代不定詞
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