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疑問詞 to V その1 
疑問詞 to V その1
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
疑問詞 to V は中学英語・ちょっと復習で軽く学習しました。
中学英語・ちょっと復習-疑問詞 to V を復習して来る。
これは入門レベルのちょっと手抜きの説明でした。
今回は徹底的に詳しく解説します。
疑問詞 to V は間接疑問文の変型です。
間接疑問文がわかっていないと 疑問詞 to V もわからないので、よくわからない人は次のページで復習して来てください。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その1 を復習して来る。
中学英語・ちょっと復習-間接疑問文 その2 を復習して来る。
高校英語-間接疑問文 その3 を復習して来る。
高校英語-間接疑問文 その4 を復習して来る。
実は、疑問詞+to V の中には、 be to V の意味が含まれているので、 be to V も復習して来てください。
be to V その1 を復習して来る。
be to V その2 を復習して来る。
復習するだけでも大変ですね。
でも語学は学習の積み重ねです。
こつこつ少しづつ積み重ねていけば、必ず報われます。
頑張りましょう。(^.^)
さて、、 疑問詞 to V の中には、 be to V の意味が含まれている、と書きましたがどういう意味でしょう。
中学英語・ちょっと復習から例文を借りて説明しましょう。
I didn't know what to do.
私は何をすべきか[したらいいのか]わからなかった。
の文は、実は元々、
I didn't know what I was to do.
≒ I didn't know what I should do.
という文でした。
見てわかるように、be to V が入った間接疑問文になっていますね。
この文の I was が省略されているわけです。
ですから、「義務」の意味の「Vすべき」という意味が含まれているのです。
(義務だけでなく、時々予定や可能の意味も含まれていることがありますが、それは後で説明します。)
what to V
→ 何をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
what ~ to V
→ どんな[何の]~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
which ~ to V
→ どの[どちらの]~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
which to V
→ どれ[どちら]をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
who to V
→ 誰をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
whose ~ to V
→ 誰の~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
whose to V
→ 誰のものをVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
where to V
→ どこへ[で]Vすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
when to V
→ いつVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
what time to V
→ 何時にVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
how to V
→ どうやってVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
→ どうやったらV(することが)できるか
→ Vする方法・Vの仕方
how ~ to V
→ どれほど[どれくらい]~にVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
how many ~s to V
→ どれほど多くの~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
how much ~ to V
→ どれくらいたくさんの~をVすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
→ まれ
how to V は、よく 「Vする方法」「Vの仕方」と意訳します。
簡単にまとめると、
疑問詞 to V → 疑問詞の意味 + Vすべきか[Vしたらいいか][Vするか]
と言うことになります。
《質問》
be to V には「義務」以外にも用法がありましたが、それらの用法は 疑問詞 to V には含まれていないのですか?
《答え》
「予定」と「可能」の意味が含まれていることがたまにあります。
例えば、
I didn't know what to do then.
私はその時何をすべきか[したらいいか]わからなかった。
は、明らかに「義務」ですが、
Tell me what to do.
何をしたらいいか教えて。
何をしなければならないことになっているのか教えて。
何をすることになっているのか教えて。
の場合は微妙で、普通「義務」に解釈しますが、「予定」とも解釈できます。
Have you decided what to do during the spring vacation?
春休みの間に何をするか決めましたか。
は、明らかに「予定」に解釈できます。
I don't know how to do it. は、
「どうやってそれをやるべきか[やればいいのか]わからない。
「どうやったらそれをやることができるのか[やれるのか]わからない。」
→ 「それを手に入れる方法[それの入手方法]がわからない。」
と、「義務」にも「可能」にも解釈できます。
基本的には「義務」に解釈して、「義務」でちょっと納得いかない場合のみ、「予定」「可能」に解釈すればいいと思います。
中学英語・ちょっと復習の 疑問詞 to V で、
『最後に、くどいですが、「Vするか」ではなくて「Vすべきか[Vしたらいいか]」という意味なので要注意!』
と書きましたが、これはあくまで入門レベルの解説ですので、わざと「義務」に限定して説明したでけです。
悪しからず。 m(__)m
次回はできるだけ多くの例文を挙げますから、がんばって全部覚えましょう。
次回-疑問詞 to V その2
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