中学英語・ちょっと復習-語法-some の用法

皆さん、ちゃんと some の意味、わかっていますか?
まさか「いくつか、いくらか」とだけ、いい加減に覚えているのではないでしょうね?

ちょっと試してみましょう。
次の英文を訳してください。

1. Please lend me some money.
2. I have some magazines here.
3. I saw it in some magazine.
4. Some boys like dogs, and some like cats.
5. He ate some of the apples.
6. He ate some of the apple.
7. He ate some.

全部、中学生用の辞書に載っているような英文ばかりです。
全て常識的な意味ばかりですから、どれ一つ欠けても困ります。

さて、一つ一つ点検してみましょう。

1. Please lend me some money.
1. お金をいくらか[少し]貸してください。
some + 数えられない名詞 ■

[訳し方] いくらかの~、少しの~
をはっきり言わない、又は、はっきりわからない場合に使います
ほとんど意味がなくて、日本語に訳す必要がない場合も多く、発音も弱く「サム」又は「スム」と発音します。

[類例]
a) I need some money.
a) お金がいくらか[少し]必要です。
b) Give me some coffee, please.
b) コーヒーをください。

2. I have some magazines here.
2. ここに雑誌が何冊かあります。
some + 数えられる名詞の複数形

[訳し方] いくつかの~少しの~

をはっきり言わない、又は、はっきりわからない場合に使います。
ほとんど意味がなくて、日本語に訳す必要がない場合も多く、発音も弱く「サム」又は「スム」と発音します。

[類例]
a) I need some eggs.
a) 卵がいくつか[少し]必要です。
b) There're some letters for you.
a) あなた宛ての手紙が何通かある。
a) → あなたに手紙が何通か来ていますよ。

ここから後の用法が重要です!
しっかり理解して覚えてください。

3. I saw it in some magazine.
3. 私は何かの[ある]雑誌でそれを見ました。
some + 数えられる名詞の単数形 ■

[訳し方] ある~何(ら)か(の)~ / 誰か~ / どこか(の)~ / いつか~
種類ををはっきり言わない、又は、はっきりわからない場合に使います。
もっと詳しく言えば、物・人・場所・時をはっきり言わない、又はわからない場合に使われます
注意すべき点は、「数えられる名詞の単数形」と共に使われるということです。複数形ではないので注意しましょう。、
発音ははっきり「サム」と発音します。

[比較してみよう]
a. I need some dictionaries.
a) 私は何冊か辞書が必要です。
b. I need some dictionary.
b. 私は何か辞書が必要です。

a は「数ははっきりわからない/言わないが、何冊か辞書が必要」
b は「どんな辞書とははっきりわからない/言わないが、何か辞書が必要」という意味です。

[類例]
c) For some reason, he didn't come.
c) 何らかの理由[ある理由]で彼は来なかった。
d) Some careless man has taken my umbrella.
d) 誰か(ある)不注意な人が私の傘を持って行った。
e) He went to some town in Africa.
e) 彼はアフリカのどこかの町[ある町]にい行った。
d) Let's talk about it some other time.
d) いつか別の時にそれについて話しましょう。

something (何か) someone / somebody (誰か) somewhere / someplace (どこか) sometime(いつか) の some は、この用法の some です。

e) Please give me something to eat.
e) 何か食べる物をください。
f) I need someone[somebody] to help me.
f) 私は誰か助けてくれる人が必要です。
g) Ken has gone somewhere[someplace].
g) ケンはどこかに行ってしまった。
h) Please call me sometime.
h) いつか電話してください。

somewhere[someplace]sometime名詞副詞があり、上の例文の場合 g)to が、h)at が省略されているので、両方とも副詞です。

[応用](高1レベル)
わかってはいるがわざとぼかして言う場合は、some ではなく a certain を使うほうがよいでしょう。
h) He didn't come for some reason.
e) 彼は(私が知らない)何らかの理由で来なかった。
i) He didn't come for a certain reason.
d) 彼は(私が知っている)ある理由で来なかった。

4. Some boys like dogs, and some like cats.
4. 一部の男の子は犬が好きで、一部の男の子は」猫が好きだ。
4. → 犬が好きな男の子もいれば、猫が好きな男の子もいる。
some + 数えられる名詞の複数形で、数が少なくない場合 ■

[訳し方] 一部の~ (…する) ~ もある、いる

数がはっきりしないが、数が少なくない場合(=結構多い場合)はこのような訳し方をして、はっきり「サム」と発音します。
この some は重要です。some と言えば「いくつか / いくらか」としか知らない入が多いので、しっかり覚えてください。

[類例]
a) Some birds cannot fly.
a) 一部の鳥は飛ぶことができない。
a) → 飛べない鳥もいる。

b) Some students like math, and some don't.
b)Some students like math, and others don't.
b) 一部の学生は数学が好きで、一部の学生は好きでない。
b) → 数学が好きな学生もいれば、好きでない学生もいる。

訳としては「(... する) ~ もある、いる」のほうがスマートですが、英文を理解するだけなら、訳は下手でも「一部の ~」で十分です。

5. He ate some of the apples.
5. 彼はそれらのりんごの一部[いくつか]を食べた。
6. He ate some of the apple.
6. 彼はそのりんごの一部[いくらか]を食べた。
some of ~

[訳し方]
~ のいくつか、~ のいくらか、~ の一部
~ のなかには(…する)ものもある[いる]


~ の部分には「数えられる名詞の複数形」または「数えられない名詞」が入ります。
「some of 数えられる名詞の複数形」は複数扱い「some of 数えられない名詞」は単数扱いになります。

[比較してみよう]
a) Some of the apples were bad.
a) それらのりんごの一部[いくつか]は傷(いた)んでいた。
b) Some of the apple was bad.
b) そのりんごの一部は傷んでいた。

[類例]
c).Some of that ink was spilt on the desk.
c) spill O : Oをこぼす spilled spilled 又は spilt spilt
b) そのインクの一部[いくらか]が机の上にこぼされた[→ こぼれた]。
d).Some of these books are very interesting.
d) これらの本の一部はとてもおもしろい。
d) → これらの本のなかにはおもしろいものもある。
e) Some of the students like math, and some don't.
f)Some of the students like math, and others don't.
f) その学生たちの一部は数学が好きで、一部は好きでない。
f) → その学生たちの中には数学が好きな者もいれば、好きでない者もいる。

7. He ate some.
6. 彼はいくつか[いくらか][一部を]食べた。
■ 代名詞としての some

代名詞としての some は、「some + 数えられない名詞」「some + 数えられる名詞の複数形」「some of ~」の名詞部分が省略されたものです。

[訳し方] いくらか いくつか 一部 (…する)ものもある[いる]

[類例]
a) Give me some, please.
a) いくらか[いくつか]ください。
b) Some like math, and some don't.
b)Some like math, others don't.
b) 一部の者は数学が好きで、一部は好きでない。
b) → 数学が好きな者もいれば、好きでない者もいる。

どうですか?たかが some と侮(あなど)ってはいませんでしたか?
英文中に頻繁に出てくる単語ですからこの際完璧にマスターしましょう。

最後に、

some は量・数・種類をはっきり言わない時に使う


《質問コーナー》

something があるなら somethings という単語もあるんでしょうか?

《答え》

二つに分けて some things ならあります。
次の2文を比較すると違いがよくわかります。

1. I have something to do today.
2. I have some things to do today.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. (何があるとははっきり言わないが)今日はすることがある。
2. (数は言わないが)今日はすることがいくつかある。

1. は上記の 3.
2. は上記の 2.
の説明を読んでください。


ちょっと解説が長くなりすぎたので、暗記用のまとめは次回にします。


次回-some の用法の暗記用まとめ


2014/12/22 08:25 [edit]

category: 中学英語・ちょっと復習

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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