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if を使った未来の条件文-その1 (If + S + 現在形-説明) 
if を使った未来の条件文-その1 (If + S + 現在形-説明)
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まず、次の会話文を見てみましょう。
A : Will Ken come to the meeting tomorrow?
A : ケンは明日の会議に来るでしょうか?
B : I'm not sure. Maybe he will. Maybe he won't.
B : わからない。来るかもしれないし、来ないかもしれないし。
A : Well, if he comes, can you tell him to give me a call?
A : じゃあ、もし彼が来たら、私に電話するように言ってくれますか?
A : I'm not sure. : 私は確信がない。 → よくわからない。
A : maybe [メイビ] : 多分 (… かもしれない)
A : give 人 a call = give 人 a (tele)phone call : 人に電話する
もう1つ会話文を見てください。
A : Will Ken come to the meeting tomorrow?
A : ケンは明日の会議に来るでしょうか?
B : He probably will.. He said he was coming.
B : おそらく来ると思うよ。来ると言ってたから。
A : Good!If he comes, can you tell him to give me a call?
A : よかった!もし彼が来たら、私に電話するように言ってくれますか?
A : probably [プラバブリ] : おそらく、十中八九[じっちゅうはっく]
A : He said he was coming. : 進行形で 「確定した近未来」 を表現できる。
「ケンが来る・来ない」 は、未来の話なのに、「もし彼が来たら」 の 「来たら」 が 現在形の comes になっていますね。
前者の会話の 「彼が来る」 確率は5割くらいで、後者の会話では約8~9割といったところでしょうか?
「もし~すれば[したら]」、「もし~なら[だったら]」 の 「~する」 確率が高い場合、具体的に言えば、確率およそ5割以上の場合、「現在形」 を使って仮定します。
わかりやすいように公式を作ると、
If + S + V[現在形]、 未来志向の文
(条件節) (主節 = 帰結節)
未来志向の文
↓
S + V[現在形]
S + will / can / may / 等 + V[原形]
命令文
依頼文
勧誘文
など
(確率およそ5割以上で)
(条件節) ⇒ もし S が V すれば / したら / なら / だったら
(主節 = 帰結節) ⇒ S は V する、V するだろう、できる、かもしれない、してもよい、等、Vしなさい / Vしてくれませんか / V しませんか[しましょう]、など
※ 主節 = 帰結節 には would / could / might も使えますが、練習の順番の都合で後回しにします。
※ もちろん、主節 = 帰結節 を先行させて、後に 条件節 を置くこともできます。
今から、この公式に従って、文を作る練習をしますが、実はこの 「未来を仮定する条件節」 は、すでに中学2年生で学習済みなのをご存知でしたか?
次の英文は、現在の中学2年生が使っている英語の教科書 (NEW CROWN) の Lesson 2 の英文です。
If it's clear, let's play baseball.
もし晴れたら、野球をしましょう。
If it rains, let's go to a movie.
もし雨が降ったら、映画を見に行きましょう。
これらの文は、未来のことを話していますが、現在形の is や rains を使って未来のことを仮定していますね。。
中学2年生のこの時点では、まだ will も be going to も学習していないので、自然と現在形で未来のことを仮定できるようになる、という仕組みになっています。
改訂前の旧版の教科書では、will を学習した後に、次の英文が載せられていました。
If it's clear, we will play softball.
もし晴れたら、ソフトボールをしましょう。
If it rains, we will play table tennis in the gym.
もし雨が降ったら、体育館で卓球をしましょう。
We will V ≒ Let's V
gym [ジム] = gymnasium [ジムネイジアム] : 体育館
明らかに、現在の教科書のほうが巧妙(?)にできています。(^-^)
前置きが長くなりました。 m(__)m
練習は次回にします。
次回-if を使った未来の条件文-その2 (If + S + 現在形-練習)
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