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動名詞の用法その13-慣用表現-(2) S is worth Ving. (3) It is worth Ving.

動名詞 [Ving] の用法-総合目次



2. S is worth Ving [ワー]
2. SはVする価値がある
(be 動詞 の is は主語によって変わります。)

worth は、本来 「形容詞」 ですが、動詞や前置詞のように目的語を持つ特異な形容詞です。

S is worth 名詞(~)
Sは~の価値がある

This book is worth 10.000 yen.
この本は1万円の価値がある。

目的語なしに worth 単独で使うことはできません

This book is worth. (×)
この本は価値がある。

どうしても目的語なしに使いたい時は、ダミー(?)の目的語として 「時間」 という意味の名詞 while [(ホ)イル] を入れます。

S is worthwhile. [ワー(ホ)イル]
Sは価値がある。

本来は、「時間(をかけるだけ)の価値がある」 という意味ですが、文脈に応じて、「時間・金・労力など(をかけるだけ)の価値がある」 という、万能の 「価値がある」という意味で使えます。

This book is worthwhile.
この本は価値があります。
(どういう意味で価値があるかは文脈によります。)

worthwhile は、離して worth while とつづったり、所有格を付けてworth your while のような形で使われることもありますが、1語の worthwhile が一般的です。

worthwhile は、

This is a worthwhile book.
これは価値がある本だ。
(どういう意味で価値があるかは文脈によります。)

という風に、名詞を前から修飾することもできます。(名詞限定用法



ここで、一旦、覚えておいて欲しい例文をまとめます

1. この本は1万円の価値がある。
2. この本は価値がある。
3. これは価値がある本です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. This book is worth 10.000 yen.
2. This book is worthwhile [worth while][worth your while].
3. This is a worthwhile book.



さて、話を元に戻します

S is worth 名詞(~)
Sは~の価値がある

名詞(~)の部分を動名詞[Ving] に入れ替えると、

S is worth Ving
SはVする価値がある

になります。

This book is worth reading once.
この本は一度は読む価値がある。

read this book(この本を読む) の this book が、read(ing) から分離して主語になっていることに注意しましょう。

This CD is worth listening to.
このCDは聞く価値がある。

この場合も、listen to this CD(このCDを聞く)の this CD が、listen(ing) to から分離して主語になっていますね。

次のように、worth Ving後ろから名詞を修飾[限定]することもできます。
よく出てきますから、これも例文を一つは覚えておきましょう

名詞(~) worth Ving
Vする価値がある~

This is a book worth reading once.
これは一度は読む価値がある本だ。



ここまでの暗誦例文です。

1. この本は一度は読む価値がある。
2. このCDは聞く価値がある。
3. これは一度は読む価値がある本だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. This book is worth reading once.
2. This CD is worth listening to.
3. This is a book worth reading once.



3. It is worth Ving.
3. Vすることは価値がある。

It形式[仮]]主語で、 Ving真主語です。

It is worth reading this book once.
この本を一度読むことは価値がある。

It is fun reading this book.
= It is fun to read this book.
この本を読むのは楽しい。

のように、

不定詞[to V] を使った

It is worth to V.使われていませんので、注意してください。

It is worth to read this book once. (×)



この表現は本来

Ving is worthwhile.
To V is worthwhile. (不定詞が直接主語になるのはまれです)
(worthwhile = worth while = worth your while)
while : 時間(名詞)
Vすることは時間をかけるだけの価値がある。
→ (while の意味が消えて) Vすることは価値がある。

Reading this book once is worthwhile.
= To read this book once is worthwhile. (まれ)
(worthwhile = worth while = worth your while)
この本を一度読むことは価値がある。

という英文の Ving / to V (Vすること) を、形式[[仮]]主語の it を先行させて後置し、

It is worthwhile Ving.
= It is worthwhile to V,
(worthwhile = worth while = worth your while)
Vすることは時間をかけるだけの価値がある。
→ (while の意味が消えて) Vすることは価値がある。

It is worthwhile reading this once.
It is worthwhile to read this book once.
(worthwhile = worth while = worth your while)
この本を一度読むことは価値がある。

のように使われていました。

これらの英文の意味がなくなった while省略されたものが、

It is worth Ving.
Vすることは価値がある。

です。

while省略された場合は、不定詞[to V] を使うことができません

It is worthwhile reading this book once. ()
= It is worthwhile to read this book once. ()
(worthwhile = worth while = worth your while)
It is worth reading this book once. ()
It is worth to read this book once. (×)

さらに例を追加します。

Listening to this CD is worthwhile
= To listen to this CD is worthwhile. (まれ)
= It is worthwhile listening to this CD.
= It is worthwhile to listen to this CD.
(worthwhile = worth while = worth your while)
= It is worth listening to this CD.
≠It is worth to lisyen to this CD. (×)
このCDを聞くことは価値がある。



相当詳しく説明しましたが、頭が混乱してきましたか?

こちらから英語を発信する場合は、次の表現を使うことをお薦めします

まず先に、形式[仮]主語を使った表現の中でも、一番よく使われている次の表現を覚えます。

It is worth(while) Ving.
Vすることは価値がある。

[暗誦例文]
1. It is worth(while) reading this book once.
2. It is worth(while) listening to this CD.
2. (while は省略可能)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. この本を一度読むことは価値がある。
2. このCDを聞くことは価値がある。

次に、これらの英文の this book / this CD主語にした、

S is worth Ving.
SはVする価値がある。

[暗誦例文]
1. This book is worth reading once.
2. This CD is worth listening to.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. この本は一度は読む価値がある。
2. このCDは聴く価値がある。

を覚えます。

発信用の英語ですから、完全に覚えてください



次に、万一に備えて、受信用の英語も大体覚えておきましょう

1. Reading this book once is worthwhile [worth while] [worth your while].
1. = To read this book once is worthwhile [worth while] [worth your while]. (まれ)
1. = It is worthwhile [worth while] [worth your while] reading this book once.
1. = It is worthwhile [worth while] [worth your while] to read this book once.
2. Listening to this CD is worthwhile [worth while] [worth your while].
2. = To listen to this CD is worthwhile [worth while] [worth your while]. (まれ)
2. = It is worthwhile [worth while] [worth your while] listening to this CD.
2. = It is worthwhile [worth while] [worth your while] to listen to this CD.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. この本を一度読むことは価値がある。
2. このCDを聞くことは価値がある。

これで大丈夫です。(^-^)



《ちょっと補講》

2.S is worth Ving. と 3. の It is worth Ving.混同している人が多いようです。

次のような場合に注意しましょう。

I happened to get this CD yesterday.
I think it's worth listening to.
happen to V : たまたま[偶然]Vする
昨日たまたまこのCDを手に入れました。
それは聞く価値があると思います。

この英文の it は、this CD を受けている代名詞で、形式[[仮]]主語の it ではありませんから、2.S is worth Ving に表現に当たります。

もし、3.It is worth Ving. を使うとすれば、

I think it's worth listening to it.
それを聞くことは価値があると思います。

のようにしなければいけません。



次回-動名詞の用法その13-慣用表現-(4) It is no use Ving (5) There is no use Ving.

動名詞 [Ving] の用法-総合目次


2017/10/25 09:00 [edit]

category: 高校英語・基礎

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