It seems that S + V と S seem(s) to V - その4

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文

It seems that S + V と S seem(s) to V - その1

It seems that S + V と S seem(s) to V - その2

It seems that S + V と S seem(s) to V - その3



今回は、It seems that S + V を、 S seem(s) to V に書き換えてみましょう

It seems that S + V と S seem(s) to V - その1

上記のページに載せた例文を、グループごとに書き換えていきます

かなりの数になりますが、seem に精通するにはこれくらいの数が必要です。



[be 動詞-現在]

1. a. It seems (that) Ken is very smart.
1. a.Ken seems (to be) very smart.
1. a. ケンはとても頭がいいように思われる[ようだ]。
1. b. It seems (that) Ken is a very smart boy.
1. b.Ken seems (to be) a very smart boy.
1. b. ケンはとても頭がいい少年であるように思われる[ようだ]。
1. c. It seems (that) Ken is a genius.
1. c.Ken seems (to be) a genius.
1. c. genius [ーニアス] : 天才
1. c. ケンは天才であるように思われる[ようだ]。
1. d. It seems (that) Ken is Japanese-American.
1. d.Ken seems to be Japanese-American.
1. d. ケンは日系アメリカ人であるように思われる[ようだ]。
1. e. It seems (that) Ken is a high-school student.
1. e.Ken seems to be a high-school student.
1. e. ケンは高校生であるように思われる[ようだ]。
1. f. It seems (that) Ken is sleeping now.
1. f.Ken seems to be sleeping now.
1. f. ケンは今眠っているように思われる[ようだ]。
1. g. It seems (that) Ken is fast asleep now.
1. g.Ken seems to be fast asleep now.
1. f. fast asleep [ファストアスープ] = sound asleep : 熟睡している
1. g, ケンは今熟睡しているように思われる[ようだ]。
1. h. It seems (that) Ken is very interesting.
1. h.Ken seems (to be) very interesting.
1. h. ケンはとても興味深い(人の)ように思われる[ようだ]。
1. i. It seems (that) Ken is liked by everyone.
1. i.Ken seems to be liked by everyone.
1. i. ケンはみんなに好かれているように思われる[ようだ]。
1. j. It seems (that) Ken is very interested in music.
1. j.Ken seems (to be) very interested in music.
1. j. ケンは音楽にとても興味を持っているように思われる[ようだ]。
1. k. It seems (that) Ken is in his room now.
1. k.Ken seems to be in his room now.
1. k. ケンは今自分の部屋にいるように思われる[ようだ]。
1. l. It seems (that) Ken is in danger.
1. l.Ken seems (to be) in great danger.
1. l. be in great danger [インジャ] : 危険な状態である
1. l. ケンはとても危険な状態であるように思われる[ようだ]。



上記の書き換えを見て、「あれ?」と思われた方も多いと思います。

そうです!

S seem(s) to be ~to be が、省略可能な場合可能でない場合があるのです。

to be ~ が、「段階性のある、程度を表す語句」の場合は、通例 to be は省略可能です

(あくまで 通例 ですから、念の為!)

さて、1. a. から 1. l. まで、順番に点検していきましょう



1. a. It seems (that) Ken is very smart.
1. a.Ken seems (to be) very smart.
1. a. ケンはとても頭がいいように思われる[ようだ]。

smart (頭がいい) という形容詞は、a bit smart (少し頭がいい) very smart (とても頭がいい) smarter (もっと頭がいい) smartest (最も頭がいい) というように、段階性のある、程度を表す形容詞です。

段階性のある、程度を表す形容詞というと、やけに難しそうに聞こえますが、very が付けれる形容詞、又は比較級・最上級がある形容詞は、段階性のある、程度を表す形容詞です。

この種類の形容詞は、非常によく to be が省略されます。

こちらから英語を発信する場合にも、積極的に使ってもいいと思います。

[類例]
This math problem seems very difficult.
この数学の問題は非常に難しそうに思われる。
It may seem strange, but …
strange [ストインジ] : 奇妙な、不思議な
奇妙に思えるかもしれないが、…
It seems easy for you to do it.
それをするのは君には簡単であるように思われる。
It seems natural that students study every day.
natural [チュラル] : 当然の、当たり前の
学生が毎日勉強するのは当然であるように思われる。




1. b. It seems (that) Ken is a very smart boy.
1. b.Ken seems (to be) a very smart boy.
1. b. ケンはとても頭がいい少年であるように思われる[ようだ]。

a very smart boy (とても頭がいい少年) のように、名詞段階性のある、程度を表す形容詞が付いている場合も、to be は省略可能です。

[類例]
Math seems a very difficult subject.
数学はとても難しい科目のように思われる。
It may seem a strange story, but …
奇妙な話のように思えるかもしれないが、…



1. c. It seems (that) Ken is a genius.
1. c.Ken seems (to be) a genius.
1. c. genius [ーニアス] : 天才
1. c. ケンは天才であるように思われる[ようだ]。

a genius (天才) と言っても、普通の(?)の天才から、レオナルドダヴィンチ級の超天才まで、いろいろグレード(段階)があります。
このように、段階性のある、程度を表す語句も、to be が省略可能です。

[類例]
Ken seems a fool.
ケンはばかなようだ。
It seems a lot of un.
fun : (名詞) 楽しみ、面白さ
それは面白[楽し]そうだ。



1. d. It seems (that) Ken is Japanese-American.
1. d.Ken seems to be Japanese-American.
1. d. ケンは日系アメリカ人であるように思われる[ようだ]。

Japanese- American (日系アメリカ人の) という形容詞は、very も付けることができませんし、比較級も最上級もありません

このような、段階性のない、程度を表さない形容詞の場合は 通例 to be は省略できません

[類例]
Ken seems to be single.
single [スィングル] : 独身の
ケンは独身のようだ。
Ken seems to be available now.
available [ヴェイラブル] :人の手が空いていて利用できる状態にある
ケンは今手が空いているようです。



1. e. It seems (that) Ken is a high-school student.
1. e.Ken seems to be a high-school student.
1. e. ケンは高校生であるように思われる[ようだ]。

a high-school student (高校生) は、段階性のない、程度を表さない語句ですから、to be は通例省略できません

[類例]
Ken seems to be his little brother.
ケンは彼の弟であるように思われる。
This car seems to be a lemon.
lemon : 欠陥車
この車は欠陥車であるように思われる[ようだ]。



1. f. It seems (that) Ken is sleeping now.
1. f.Ken seems to be sleeping now.
1. f. ケンは今眠っているように思われる[ようだ]。

進行形に使われている現在分詞sleeping now (今眠っている) は、どう考えても、段階性のない、程度を表さない語句ですから、to be は通例省略できません

[類例]
Ken seems to be studying in his room now.
ケンは今自分の部屋で勉強をしているみたいです。



1. g. It seems (that) Ken is fast asleep now.
1. g.Ken seems to be fast asleep now.
1. f. fast asleep = sound asleep : 熟睡している
1. g, ケンは今熟睡しているように思われる[ようだ]。

asleep (寝ている) awake (目が覚めている) absent (欠席している、不在の) のような、叙述用法[動詞の補語に使われる用法]にしか使えない形容詞は、、段階性のない、程度を表さない形容詞なので、通例 to be は省略できません

形容詞の名詞限定用法と叙述用法

[類例]
Ken seems to be absent from school today.
be absent from ~ [ベセント] : ~を欠席している
ケンは今日学校を休んでいるようだ。



1. h. It seems (that) Ken is very interesting.
1. h.Ken seems (to be) very interesting.
1. h. ケンはとても興味深い(人の)ように思われる[ようだ]。

interesting は、現在分詞から派生した形容詞で、very interesting (とても興味深い) / more interesting (もっと興味深い) / most interesting (最も興味深い) というように、段階性のある、程度を表す形容詞ですから、1. a.形容詞と全く同じで、to be はよく省略されます

[類例]
The movie seems very boring.
boring [ーリング] : 人を退屈させるような → 退屈な、面白くない
その映画はとても退屈であるように思われる。
The news seems very exciting.
exciting [エクイティング] : 人を興奮[ワクワク]させるようね → 楽しい、ワクワクする
そのニュースはとても心をワクワクさせるように思われる。



1. i. It seems (that) Ken is liked by everyone.
1. i.Ken seems to be liked by everyone.
1. i. ケンはみんなに好かれているように思われる[ようだ]。

is liked (好かれている) は、へ理屈を言えば、好かれている程度に段階があると言えますが、liked 自体は形容詞ではないので、very も付けることができないし、比較級も最上級もありません。したがって、通例 to be は省略できません

[類例]
The shop always seems to be closed.
その店はいつも閉められている[閉まっている]ように思われる。
This computer seems to be broken.
このコンピューターは壊れている[← 壊されている]ようだ。



1. j. It seems (that) Ken is very interested in music.
1. j.Ken seems (to be) very interested in music.
1. j. ケンは音楽にとても興味を持っているように思われる[ようだ]。

is interested (興味を持っている、興味がある) の interested は、元は過去分詞ですが、形容詞化していて、 very interested (とても興味がある) more interested (もっと興味がある) most interested (最も興味がある) のように、段階性を持つ、程度を表す形容詞です。よって、1. a. と同様に、よく to be は省略されます

[類例]
Ken seems bored with the movie.
be bored with ~ [ード] : ~に退屈させられている → ~に退屈している
ケンはその映画に退屈しているように思われる。
Ken seems very excited at the news.
be excited at ~ [エクイティド] : ~に[~を知って]興奮[ワクワク]させられている → 興奮[ワクワク]している
ケンはそのニュースにとても興奮[ワクワク]しているように思われる。



1. k. It seems (that) Ken is in his room now.
1. k.Ken seems to be in his room now.
1. k. ケンは今自分の部屋にいるように思われる[ようだ]。

is in his room (自分の部屋にいる) は、段階性のある、程度を表す語句、とは言えませんから、通例 to be は省略できません

[類例]
Ken seems to be at the top of the class.
ケンはクラスのトップにいるようだ。



1. l. It seems (that) Ken is in great danger.
1. l.Ken seems (to be) in great danger.
1. l. be in danger [インジャ] : 危険な状態である
1. l. ケンはとても危険な状態であるように思われる[ようだ]。

be in danger (危険な状態にある) は、前置詞句を使った比喩[ひゆ]表現で、危険度に段階があると考えられるので、to be は通例省略可能です。

[類例]
Ken seems in a bad mood today.
be in a ~ mood [ード] : ~の気分[気持ち]である
ケンは今日は機嫌が悪そうだ。



1. a. から 1. l. まで順番に点検してきてわかったことは、

段階性のある、程度を表す語句seem(s)(ed) to be ~to be省略することができる

です。

ただし、段階性がなく、程度を表さない語句でも to be を省略している場合がたまに見受けられます

私はどうかと言えば、1. a.1. h.1. j. の、段階性のある、程度を表す形容詞の場合は、積極的に to be を省略し、それ以外の場合は to be を残すようにしています。

参考にしてください。

長くなりそうなので、書き換えの続きは次回にします。

お疲れ様でした。 (^^)




次回-It seems that S + V と S seem(s) to V - その5


to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2016/12/06 14:13 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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