It seems that S + V と S seem(s) to V - その3

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

主語繰り上げ構文と to V [to 不定詞]-序文

It seems that S + V と S seem(s) to V - その1

It seems that S + V と S seem(s) to V - その2



S seem(s) to V説明に入る前に、It seems (that) S + V補足説明をしておきましょう。



It seems (that) S + Vthat は、口語英語ではよく省略されます

It seems Ken likes Junko.
ケンはジュンコが好きなようです[みたいです]。.

特に、会話の話題を切り出す場合は、よく that省略されます

You know what? It seems Ken likes Junko.
You know what? = You konw something? : あのね、知ってる?(会話の話題の切り出しに使われる)
ねえ、知ってる?ケンはジュンコが好きみたいだよ。



また、it seems が文頭から離れて、文中の挿入されたり、文末に置かれることもあります

Ken, it seems, likes Junko.
Ken likes Junko, it seems.

文末に置く it seems は、日本語の語順と同じですから、日本人にとってはまさに救世主みたいな表現で、非常に使い勝手がいいですね。(^^)
発言の内容をぼかして遠回しに伝えたい場合は、文末に it seems を置くだけでいいのですから。

Ken is sleeping now, it seems.
ケンは今寝ているようです。
Ken has just been scolded, it seems.
ケンはたった今叱られたばかりのようですね。
Ken was smart when he was a child, it seems.
ケンは子供の頃頭が良かったみたいですね。



さらに、文頭の Itthat も省略してしまった、

Seems Ken likes Junko.

という形式もあります。
もともと、文頭の It は、耳で聞くとほとんど聞こえませんから、それを反映したものと思われます。



さらに遠回しに表現したい場合は、seemwould (だろう) を付けます

It would seem (that) Ken likes Junko,
どうやらケンはジュンコが好きなようです。

It would seemIt seems と同じように、文中に挿入したり、文末に置くことができます。

Ken, it would seem, likes Junko.
Ken likes junko, it would seem.



that の代わりに as if = as though [] が使われていることもあります

as if [as though] S + V (まるSがVするかのように) の V は、通常仮定法の動詞を使います。

Ken speaks English as if [as though] he were [was] American.
ケンはまるでアメリカ人であるかのように英語を話す。
(話し手は、ケンがアメリカ人ではないと思っている。)

Ken knows a lot about Junko as if [as though] he had met her..
ケンはまるでジュンコに会ったことがあるかのように彼女についてよく知っている。
(話し手はケンがジュンコに会ったことがないと思っている。)

Ken speaks as if [as though] he had really seen a ghost.
ghost [ウスト] : 幽霊
ケンはまるで本当に幽霊を見た(かの)ように話す。
(話し手はケンが本当に幽霊を見たとは思っていない。)

上記の例文の太字部分「仮定法」 の動詞です。
仮定法については、このブログではまだ本格的に取り扱っていません

中学英語-ちょっと復習-(仮定法)過去形について(中学生版)

簡単に言えば、「現在の事実の反対・未来の可能性の低い仮定」「過去形」be 動詞 は通例 were のみ、口語では was も可能) を使い、「現在完了・過去の事実の反対の仮定」 には 「過去完了形・大過去形 = had vpp を使います。
要するに、見た目「過去形」 でも、意味「現在・未来」見た目「過去完了形・大過去形」 でも、意味「現在完了・過去」 、というわけです。
仮定法については、別ページで徹底的に詳しく解説しますから、しばらくお待ちください。



ただし

It seems as if [as though] S + V.
SはVするように思われる[ようだ]。

は、話し手には実際にそうだと思われている場合が多いので、仮定法の動詞ではなく、直説法(中学から習ってきた普通の動詞)が使われていることが多いです。

It seems as if [as though] Ken is American.
ケンはアメリカ人であるように[のように]思われる[ようだ]。
(話し手はケンがアメリカ人かもしれないと思っている。)

It seems as if [as though] Ken has met Junko.
ケンはジュンコに会ったことがあるように思われる[ようだ]。
(話し手は、ケンがジュンコに会ったことがあるかもしれないと思っている。)

It seems as if [as though] Ken really saw a ghost.
ケンは本当に幽霊を見たように思われる[ようだ]。
(話し手は、幽霊の存在を信じており、ケンが本当に幽霊を見たかもしれないと思っている。)

It seems as if [as though] Ken will come to the party.
ケンはパーティーに来るだろうと[来そうに]思われる。
(話し手は、ケンがきっと来るだろうと思っている。)

結局、It seems that S + V. = It seems as if [as though] S + V. と覚えておけばいいでしょう。



口語英語では、as if [as though] の代わりに like を使った

It seems like S + V.

という形式ももよく使われています。

It seems like Ken is American.
ケンはアメリカ人であるように[のように]思われる[ようだ]。

It seems like Ken has met Junko.
ケンはジュンコに会ったことがあるように思われる[ようだ]。

It seems like Ken really saw a ghost.
ケンは本当に幽霊を見たように思われる[ようだ]。

It seems like Ken will come to the party.
ケンはパーティーに来るだろうと[来そうに]思われる。



類似表現に、

It looks like S + V.
SはVするように見える[Vするようだ]。
It sounds like S + V.
SはVするように聞こえる[Vするようだ]。

があります。
合わせて覚えておきましょう。

It looks like it's going to rain.
雨が降りそうに見える[降りそうだ]。
It sounds like Ken likes Junko.
(話を聞いた限りでは)ケンはジュンコが好きなように聞こえる[ようだね]。



上記の表現の文頭の It は、口語英語ではしばしば省略されます

Seems like Ken is American.
Looks like it's going to rain.
Sounds like Ken likes Junko.

会話では頻繁[ひんぱん]に使われますから、ぜひ覚えておきましょう。



これまで説明してきた全ての形式をまとめると、

(どうやら)ケンはジュンコが好きであるように思われる[好きなようだ][好きみたいだ][好きらしい]。
It seems that Ken likes Junko.
It seems Ken likes junko.
Ken, it seems, likes Junko.
Ken likes Junko, it seems.
Seems Ken likes Junko.
It would seem that Ken likes Junko.
It would seem Ken likes Junko.
Ken, it would seem, likes Junko.
Ken likes Junko, it would seem.
It seems as if Ken likes Junko.
It seems as though Ken likes Junko.
It seems like Ken likes Junko.
Seems like Ken likes Junko.

たくさんありますね。 (;´・ω・)
がんばって全部覚えましょう。

ちなみに、私がよく使うのは、

正式な英文を書く場合は、フルバージョン

It seems that Ken likes Junko.

英語を話す場合 / 口語英語を書く場合は、that を省略するか、後付けして

It seems Ken likes Junko.
Ken likes Junko, it seems.

又は、文頭の It を省略して like と組み合わせた、

Seems like Ken likes Junko.

です。
参考にしてください。



会話での返事には、

It seems so. = So it seems.
そのように思われる[そのようです]。
It seems not.
そうではないように思われる[そうではないようです]。

を使います。

A: I hear Ken is going to move to Tokyo.
B: It seems so [So it seems].
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A: ケンは東京に引っ越すそうですね[と聞いています]。
B: そのようですね[そうみたいですね]。

A: Do you think Ken is a genius?
B: It seems so to me. / It seems not.
genius [ーニアス] : 天才
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A: ケンは天才だと思いますか。
B: 私にはそう思えます。 / そうではないように思えます。



次回は、 It seems that S + VS seem(s) to Vどこまで言い換えできるかを追求します。

読了、お疲れ様でした。 (^^)



次回-It seems that S + V と S seem(s) to V - その4

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次

2016/12/01 16:09 [edit]

category: 高校英語・基礎

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