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動詞 + to V≠ 動詞 + Ving の文型 その2  
動詞 + to V≠ 動詞 + Ving の文型 その2
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
⇒ 動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-序文
⇒ 動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型
⇒ 動詞 + to V の文型
⇒ 動詞 + Ving の文型
⇒ 動詞 + to V≠ 動詞 + Ving の文型 その1
6. mean to V [ミーン]
7. I didn't mean to hurt you.
7. mean Ving
7. Missing the bus means waiting for two hours.
7. = If we miss the bus, it means wating for two hours.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6. (人が) Vすることを意図する → Vするつもりだ
7. 私はあなたを傷つけるつもりはなかった。
7. (物事が) Vすることを意味する → Vすることになる。
7. そのバスに乗り遅れることは、2時間待つことを意味する。
7. = もしそのバスに乗り遅れたら、2時間待つことになる。
mean O は
人が主語の場合は「Oを意図する」
物事が主語の場合は「Oを意味する」
という意味になります。
O(目的語)が動詞の場合、Oは
「意図する」は to V に
「意味する」は Ving に
なります。
ただし、語句の説明をする場合は、引用符付きで、
S means "to V." : Sは「Vすること」を意味する
ように使われます。
The Japanese words "hara-ga-tatu" means "to get angry" in English.
日本語の「腹が立つ」という語は英語で」英語で「get angryすること」を意味します。
7. get to V [ゲ(ト)]
7. You'll soon get to like it.
7. Finally I got to meet the president, but I didn't get to shake his hand.
7. shake one's hand [シェイク] : 人の手を(握って)振る → 握手する
7. get Ving
7. Now, let's get going.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. Vするようになる (Vは状態動詞)
7. Vする機会・許可を得る → Vできる (Vは動作動詞)
7. 君はすぐにそれが好きになるだろう。
7. ついに私は大統領に会うことができたが、握手することはできなかった。
7. Vし始める
7. さあ、行きましょう[始めましょう]。
get to V の V が「状態動詞」の場合は、「Vするようになる」という意味になります。
「Vするようになる」という意味では、 come to V や grow to V とほぼ同意です。
⇒ come to V = get to V = grow to V
同じ「Vするようになる」という意味でも、 come to V や grow to V とは微妙に違い、「達成感」を伴う場合があります。
How did you get to know such a famous person?
どうやってそんな有名人と知り合いになったのですか。
有名人と知り合いになるのは普通は困難ですから、微妙に「達成感」が感じられます。
またこの文は、「どうやってそんな有名人と知り合うことができたのですか。」とも訳せます。
そこから次のような用法につながります。
get to V (動作動詞)
Vする機会・許可を得る → Vできる
最初に挙げた2番目の例文の直訳と意訳は、
Finally I got to meet the president, but I didn't get to shake his hand.
= Finally I had the opportunity to meet the president, but I was not allowed to shake his hand.
have the opportunity to V [オポチュニティ] : Vする機会を持つ[得る]
be allowed to V [アラウ(ド)] : Vすることを許される
ついに私は大統領に会う機会を得たが、握手する許可は得られなかった[ことは許されなかった]。
→ ついに私は大統領に会うことができたが、握手することはできなかった。
になります。
get Ving = get + 現在分詞 は、「Vしている状態になる → Vし始める」とい意味です。
でも、start や begin と違い、あまり自由な組み合わせでは使えません。
次の表現を慣用句として覚えておくことをお薦めします。
get going : 出かける、やり始める
get moving : 出かける、やり始める
get cracking : やり始める、取りかかる [クラキン(グ)]
get working : やり始める、働き始める
get talking : 話し始める
8. come to V [カム]
8. Come to see me sometime.
8. sometime : いつか (sometimes = 時々)
8. You'll soon come to like it.
8. come Ving
8. He came running to me.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8. Vするために[Vしに]来る (Vは動作動詞)
8. Vするようになる (Vは状態動詞)
8. いつか私に会いに来なさい → 遊びに来なさい。
8. 君はすぐにそれが好きになるだろう。
8. Vしながら来る
8. 彼は私の所へ走って[← 走りながら]来た。
自動詞の come (来る) と to V の副詞的用法-目的 (Vするために、Vしに) が合体すると、「Vするために来る、Vしに来る」という意味になるのは中学2年生程度だから簡単ですね。
口語英語では、to を and に換えたり、to = and を省略したりします。
Come and see me someteime.
Come see me sometime.
ただし、この用法は通例、come が原形の場合に限られるようです。
「Vするようになる」という意味では、come to V = get to V = grow to V であることはもうすでに説明しました。
⇒ come to V = get to V = grow to V
come Ving の Ving は現在分詞で、「Vしながら(やって)来る」という意味になります。
ただし、次のような場合はこの文型ではありません。
I'll come fishing with you tomorrow morning.
明日の朝、君と一緒に釣りに行きます。(○)
あすの朝、君と一緒に釣りをしながら来ます。(・・???)
これは、go shopping (買い物に行く) / go fishing (釣りにに行く) / go swimming (泳ぎに行く) などの go が with you (君と一緒に) に影響を受けて臨時的に come に変わっただけです。
「あなたと一緒に行く」の「行く」は、同行することに重点がある場合は、go より come のほうがよく使われます。
9. stop Ving [ストプ]
9. Stop watching TV and go to bed.
9. stop to V
9. We stopped to take a rest..
9. take rest = have a rest : 休憩する、休息を取る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9. Vすること[Vするの]をやめる
9. テレビを見るのをやめて寝なさい。
9. Vするために(立ち)止まる[手を休める]
9. → (立ち)止まって[手を休めて] Vする
9. 私は彼と休憩するために(立ち)止まった[手を休めた]。
9. → 私は(立ち)止まって[手を休めて]休憩した。
stop Ving はもうすでに解説済です。
次のページを参考にしてください。
⇒ 動詞 + Ving (動名詞)
stop to V は自動詞の stop (立ち止まる、止まる、手を休める) の後に、副詞的用法-目的の to V (Vするために) が続いたものと解釈すれば、
Vするために立ち止まる、止まる、手を休める
副詞的用法-結果の to V が続いたものと解釈すれば、
立ち止まって、止まって、手を休めてVする」
という意味になります。
We stopped to take a rest.
私は休憩するために(立ち)止まった[手を休めた] (目的)
→ 私は(立ち)止まって[手を休めて]休憩した。 (結果)
stop to think (= stop and think) は、ほぼ慣用表現化していて、
考えるために手を休める → 手を休めて考える → じっくり[ゆっくり]考える
という意味になります。
次の例文で覚えておきましょう。
Why don't you stop to think about it?
= Why don't you stop and think about it?
Why don't you …? : … したらどうですか?
ちょっと手を休めてそれについて考えてみたらどうですか。
→ それについてゆっくり考えてみたらどうですか。
お疲れ様でした。 m(__)m
次回-動詞 + to V と 動詞 + Ving の文型の総テスト (1)
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