Wed.
動詞 + to V の文型  
動詞 + to V の文型
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
⇒ 動詞 + to V / 動詞 + Ving の文型-序文
⇒ 動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型
動詞 + to V の文型
(この文型だけで使われるグループ)
⇒ 入門・初級者はまずこちらから覚えましょう。
今から 動詞 + to V 型の文型を列挙します。
意味を思い浮かべながら、何十回も音読してください。
動詞の発音もすべて書いておきます。
decide とくれば自動的に to V
hope とくれば自動的に to V
というようになるまで何十回も音読してください。
体で覚えなければ実戦では役に立ちません。
1. want to V [ウォント]
1. I want to eat lunch.
2. hope to V [ホウプ]
2. I hope to marry her.
3. wish to V [ウィシュ]
3. I wish to be an English teacher in the future.
4. care to V [ケア]
4. I don't care to go out today.
5. long to V [ロン(グ)]
5. I'm longing to see you.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. Vすることを願う → Vしたいと思う
1. 私は昼食を食べたい。
2. Vすることを願う → Vしたいと思う
2. 私は彼女と結婚したいと思っています。
3. Vすることを願う → Vしたいと思う
3. 私は将来英語の教師になることを願っています。
3. Vすることを願う → Vしたいと思う
4. 私は今日は外出したくない。
5. Vすることを切望[せつぼう]する → Vすることを待ち望む
5. 私はあなたにお会いするのを待ち望んでいます。
want Ving = need Ving
= need to be Vpp
Vする必要がある
= Vされる必要がある
Our car wants fixing.
fix O [フィクス] : Oを修理する
私達の車は修理する必要がある。
= 私達の車は修理される必要がある。
のように、 want Ving という文型もありますが、need Ving と比べると比較的まれです。
そういう訳で、want to V の文型は、便宜上「動詞 + to V のグループ」に分類しておきます。
下記のページを参考にしてください。
⇒ need to V ≠ need Ving
⇒ want Ving
care to V は主に否定文・疑問文で使われます。
long は「首を長く[long]して待つ」イメージです。
6. would like to V [ウド ライク]
6. Would you like to go out with me?
7. would love to V [ウド ラヴ]
7. Would you like to go out with me? / Sure, I'd love to.
8. would prefer to V [ウド プリファー]
8. I' d prefer to stay home rather than (to) go out.
8. rather than ~ : ~よりもむしろ
9. would care to V [ウド ケア]
9. Would you care to go out with me?
10. would hate to V [ウド ヘイ(ト)]
10. I'd hate to go out today.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6. Vしたいと思う
6. 私と一緒に外出したいですか → 私と一緒に外出しませんか。
7. Vしたいと思う
7. 私と一緒に外出しませんか。 / はい、そうしたいです。
8. (~するよりむしろ) Vしたいと思う
8. 外出するよりも(どちらかといえばむしろ)家に居たいです。
9. Vしたいと思う (care to V よりていねい)
9. 私と一緒に外出したいですか → 私と一緒に外出しませんか。
10. Vしたくない
10. 私は今日は外出したくない。
前回のグループでも解説したように、
like や love や prefer や hate 単独だと、好き嫌いを表し、
like to V = like Ving (Vすることが好きだ)
love to V = love Ving (Vすることが大好きだ)
prefer to V = prefer Ving (Vするほうが好きだ)
hate to V = hate Ving (Vすることが嫌い[いや]だ)
のように、to V / Ving の両方を後に従えることができます。
would が付くと、好みではなく欲求を表す表現に変わり、後には to V しか続きません。
⇒ 中学英語・ちょっと復習-would like の用法(参考)
11. decide to V [ディサイド]
09. I've decided to quit my job.
09. quit O [クィット] : Oをやめる
12. determine to V [ディターミン]
10. I'm determined to quit my job.
13. choose to V [チューズ]
11. I chose to not to go. [チョウズ]
14. promise to V [プロミス]
12. He promised to come, but he didn't.
15. offer to V [オファー]
13. I offered to help him.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11. Vしようと決心する、Vすることに決める
09. 私は仕事をやめることに決めました。
12. Vしようと決心する、Vすることに決める
10, 私は仕事をやめようと決心しています。
13. Vすることを選ぶ → Vすることに決める
11. 私は行かないことに決めた。
14. Vすることを約束する、Vすると約束する
12. 彼は来ると約束したが、来なかった。
15. Vしようと申し出る
13. 私は彼を手伝おうかと申し出た。
determine to V は、よく be determined to V [ディターミンド] という形で使われ、、「Vしようと決心している」という完了した状態を表す意味になります。
choose not to V の not は、 to V を否定していて、「Vしないことに決める」という意味になります。
16. agree to V [アグリー]
14. She agreed to marry him.
17. refuse to V [リフューズ]
15. She refused to marry him.
18. aim to V [エイム]
16. He is aiming to win the first prize.
17. win (the) first prize : 一等賞を取る
19. hesitate to V [ヘジテイト]
19. Please don't hesitate to call me.
20. demand to V [ ディマンド]
25. He demanded to know the reason.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16. Vすることに同意する
14. 彼女は彼と結婚することに同意した。
17. Vすることを断る
15. 彼女は彼と結婚することを断った。
18. Vすることを目指す
16. 彼は一等賞を取ることを目指している。
19. Vすることを躊躇[ちゅうちょ]する、遠慮する
19. どうぞ遠慮なく電話して[呼んで]ください。
20. Vすることを要求する
25. 彼は理由を知ることを要求した
25. → 何が何でも理由を知りたがった。
21. plan to V [プラン]
17. I'm planning to attend the meeting.
17. = I'm planning on attending the meeting.
22. intend to V [インテン(ド)]
22. = intend Ving (まれ)
21. I intend to attend the meeting.
23. expect to V [イクスペクト]
22. I expect to attend the meeting.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21. Vする予定[計画]だ → Vするつもりだ
17. 私はその会議に出席するつもりだ。
22. Vすることを意図する → Vするつもりだ
20 私はその会議に出席するつもりだ。
23. Vすることを予期している → Vするつもりだ
21. 私はその会議に出席するつもりだ。
これらはすべて中学で学習した be going to V : Vするつもりだ、Vする予定だ の上位表現です。
I'm going to attend the meeting.
私はその会議に出席するつもり[予定]だ。
plan to V は plan on Ving の形でもよく使われます。
両者とも、be planning to V / be planning on Ving のように、進行形で使われることが多いようです。
一方、 intend to V は堅い表現で、進行形では使われるのはまれです。
I am intending to attend the meeting. (?)
同意の表現に、
mean to V [ミーン]
Vすることを意図する → Vするつもりだ
があります。
I didn't mean to hurt you.
私はあなたを傷つけるつもりはなかった。
mean には、 mean Ving : Vすることを意味する という文型もあるので、「動詞 + to V ≠ 動詞 + Ving のグループ」で解説します。
⇒ mean to V ≠ mean Ving
24. pretend to V [プリテンド]
22. I pretended not to know her.
25. tend to V [テンド]
24. He tends to get angry easily.
26. (can) afford to V [アフォード]
20. I can't afford to buy a car.
27. manage to V [マニジ]
21. I managed to catch the first train.
21. catch the first tain : 始発電車に間に合う
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
24. Vするふりをする
22. 私は彼女を知らないふりをした。
25. Vする傾向(性)がある
24. 彼はすぐ怒る傾向性がある。
26. Vする余裕がある
20. 私は車を買う余裕はない。
27. なんとか[どうにかして]Vする[できる]
21. 私はなんとか始発電車に間に合った。
pretend not to V の not は to V を否定していて、「Vしないふりをする」という意味になります。
28. fail to V [フェイル]
23. He failed to come to the party.
29. omit to V [オミッ(ト)]
23. = omit Ving (まれ)
23. He omitted to answer the letter.
30. neglect to V [ニグレク(ト)]
23. = neglect Ving (まれ)
23. He neglected to answer the letter.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
28. Vしない、Vできない、Vすることを怠[おこた]る
23. 彼はそのパーティーに来なかった[来れなかった]。
29. (故意に) Vするのを怠る、(うっかり)Vし忘れる
23. 彼はその手紙に返事を出すのを怠った[出し忘れた]。
30. (怠慢・不注意から) Vするのを怠る、Vし忘れる
26. 彼はその手紙に返事を出すのを怠った[出し忘れた]。
fail to V は、
Vすることに失敗する → Vできない
Vすることを怠る → Vしない
というイメージになります。
fail to V は、否定文で使うと、「Vしないことはない → (必ず) Vする」、という肯定の意味に変わります。
do not fail to V : 必ずVする(1回だけの行為)
never fail to V : 必ずVする(習慣的行為)
Don't fail to call me.
必ず私に電話してね。
He never fails to keep his promise.
彼は必ず約束を守る。
omit to V と neglect to V は、
omit to V が、「Vすることを省く、省略する」
neglect to V が、「Vすることをさぼる、ほったらかす」
というイメージですが、
和訳は同じようなものになります。
同類表現に、
forget to V : Vすることを忘れる → Vし忘れる
Don't forget to call me.
私に電話するのを忘れないでね。
がありますが、forget Ving : Vしたことを忘れる という文型もありますので、「動詞 + to V ≠ 動詞 + Ving のグループ」で詳説することにします。
⇒ forget to V ≠ forget Ving
31. attempt to V = attempt Ving (まれ) [アテムプ(ト)]
26. He attempted to kill her.
32. seek to V [スィーク]
26. He sought to reach the goal. [ソー(ト)]
33. endeavo(u)r to V [インデヴァー]
26. He endeavo(u)red to reach the goal.
34. strive to V [ストライヴ]
26. He strived to reach the goal.
35. struggle to V [ストラグル]
26. He struggled to reach the goal.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
31. Vしようと企てる
26. 彼は彼女を殺害しようと企てた。
32. Vすることを求める → Vしようと努力する
26. 彼は目標に到達しようと努力した。
33. Vしようと(真剣に)努力する
26. 彼は目標に到達しようと努力した。
34. Vしようと奮闘[努力]する
26. 彼は目標に到達しようと努力した。
35. Vしようと奮闘[努力]する
26. 彼は目標に到達しようと努力した。
少し単語のレベルが上ですが、これらは全て
try to V [トライ]
Vしようと(努力)する、Vするよう(に)努める
の上位表現です。
解説は次のページを参考にしてください。
⇒ try to V ≠ try Ving
36. come to V (状態動詞) [カム]
26. You'll soon come to like it.
37. get to V (状態動詞) [ゲト]
28. You'll soon get to like it.
38. grow to V (状態動詞) [グロウ]
28. You'll soon grow to like it.
39. learn to V (状態動詞・動作動詞) [ラーン]
29. You'll soon learn to speak English better.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
36. Vするようになる
26. 君はすぐにそれが好きになるだろう。
37. Vするようになる
28. 君はすぐにそれが好きになるだろう。
38. Vするようになる
28. 君はすぐにそれが好きになるだろう。
39. Vすることを習得する → Vする[できる]ようになる
29. あなたはすぐにもっと上手に英語を話せるようになるでしょう。
come to V / get to V / grow to V は微妙にイメージが違うものの、ほぼ同意と考えていいと思います。
learn to V は、「Vすることを習得した結果、Vする[できる]ようになる」という意味です。
become to V や、become to be able to V は不可ですから注意してください!
ちなみに、
learn to V には、
learn to V = learn how to V (動作動詞)
Vする方法[Vの仕方]を学ぶ[習う][習得する]
I learned (how) to ski.
私はスキーの仕方を習った。
という用法もあり、
get to V には
get to V (動作動詞)
Vする機会・許可を得る → Vできる
Finally I got to meet the president, but I didn't get to shake his hand.
ついに私は大統領と会うことができたが、握手することはできなかった。
という用法もあります。
⇒ get to V ≠ get Ving
さらに get と come には、
get Ving (Vし始める) や come Ving (Vしながらやって来る) という文型もあり、第4グループ[to V と Ving で意味が違うグループ]に分類すべきなのですが、同じような意味 (Vするようになる) の文型を並べたほうが覚えやすいと思ったので、とりあえず(;´∀`)ここのグループで紹介しました。
get Ving / come Ving は、また別に解説する予定ですが、とりあえず例を1つずつ挙げておきます。
Now, let's get going.
さあ、行きましょう。 / さあ、始めましょう。
The boy came running to me.
その少年は私の所に走って来た。
40. prove to V (状態動詞) [プルーヴ]
30. = turn out to V (状態動詞) [ターナウト]
30. The rumor proved to be true.
30. = The rumor turned out to be true.
41. happen to V (動作動詞 + 状態動詞) [ハプン]
31. I happened to see Ken on my way here.
31. on one's way here : ここへ来る途中
42. seem to V (状態動詞) [スィーム]
32. The rumor seemed to be true.
43. appear to V (状態動詞) [アピア]
33. The man appeared to be very rich.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
40. Vであることがわかる、結局Vである
30. そのうわさは本当であることが分かった[結局本当であった]。
41. たまたま[偶然]Vする
31. 私はたまたまここに来る途中でケンに会った[を見かけた]。
42. Vであるように思われる[であるようだ]
32. そのうわさは本当であるように思われた[本当のようだった]。
43. Vであるように見える、思われる
33. その男はとても金持ちであるように見えた。
prove to V = turn out to V / happen to V / seem to V / appear to V は重要文型なので、別項目で詳説します。
ここでは、とりあえず仮の紹介です。
最後に、一言!
動詞+to V の文型は、「未来志向」が圧倒的に多いですが、全部それで理解しようとすると足をすくわれます。
一つ一つ、意味を頭に思い浮かべながら、何度も音読しましょう。
「急がば回れ」です。
頑張りましょう。
お疲れ様でした。 m(__)m
次回-動詞 + Ving の文型
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
tb: -- cm: 0
« 動詞 + Ving の文型
動詞 + to V = 動詞 + Ving の文型 »
Comments
Post a comment
| h o m e |