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to 不定詞 [to V] の用法-副詞的用法-独立用法(慣用表現)

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次



主に文頭、時々文中文末挿入されて、文全体を修飾する用法を、独立用法、又は独立不定詞と呼びます。

to V独立用法挿入された例文を、覚えやすいように5つくらいずつ列挙していきます。

最低でも、太字の部分は覚えましょうね。 (^^)



1. To be honest (with you), I don't love my husband any more..
1. honest [ネスト]1. : 正直な
1. not … any more : もう…ない
2. To be frank (with you), you are wrong.
3. To be brief[short], we need more money.
3. brief [ブーフ] : 簡潔な
4. To make[cut] a long story short, I got fired.
5. get fired [ファイアド] : (仕事を)くびになる
5. To tell (you) the truth, I don't like this plan.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. 正直に言えば、私はもう夫を愛してはいない。
2. 率直に言えば、君は間違っている。
3. 手短に言えば[要するに]、私達はもっとお金が必要だ。
4. 長い話を短くすれば[切れば]
かいつまんで言えば[早い話が]、私はくびになったのです。
5. 本当のことを言えば、私はこの計画は気に入っていないです。



6. He is Japanese. To be (more) exact[precise], he is Japanese-American.
6. exact [イグクト] : 正確な
6. precise [プリイス] : 正確な
7. To do him justice, I must say he is not qualified for the post.
7. do 人 justice = do justice to 人 [ジャスティス] : 人を公平に評する
7. (be) qualified for ~ [クォリファイド] : ~に適格である
7. post [ゥスト] : 地位、役職
8. a To begin[start] with, it's too dangerous.
8. a. begin[start] with ~ : ~で[から]始める
8. b. I'll have some wine to begin[start] with.
9. To put it clearly, your plan was a failure.
10. failure [フェイリャー] : 失敗

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6, 彼は日本人だ。(もっと)正確に言えば、日系アメリカ人だ。
7. 彼を公平に評すれば、彼はその役職に不適格だと言わなければない。
8. a. まず第一に、それは危険すぎる。
8. b. まず最初に、ワインをいただきます。
9. はっきり言えば、君の計画は失敗だった。

8. b.with は,省略されることもあります。

8. b. I'll have some wine to begin[start].

9.to put it clearlyput it= say it という意味です。
clearly別の副詞に入れ替えると、同種の慣用句がいくらでも作れます

類例を少し挙げると。

to put it simply
to put it politely
politely [ポイトリ] : 丁寧[ていねい]に
to put it (more) clearly
to put it mildly
mildly [イルドリ] : 控[ひか]えめに、穏[おだ]やかに
to put it (in) another way
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
簡単に言えば
丁寧にに言えば
(もっと)はっきり言えば
控えめにに言えば
別の言い方をすれば


これぐらいを覚えておけば、他の副詞に入れ替わっても大丈夫です。



10. To conclude, I would like to thank you all.
10. conclude [コンクード] : 終わる
11. To return to the subject, where shoud we go tomorrow?
11. subject [ブジェクト] : 主題、話題
12. To change the subject, it's about time to go home.
13. Strange to say, he didn't appear.
14. Needless to say, he never came back again.
14. needless [ードレス] : 必要がない

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10. 最後に、皆様全員にお礼を申し上げたい。
11. 本題に戻るが、明日はどこに行きましょう。
12. 話は変わるが、そろそろ家に帰る時間です。
13. 奇妙なことに、彼は現れなかった。
14. 言うまでもなく、彼は二度と来なかった。



15. She's not clever, to be sure, but she's very pretty.
16. He can speak French, not to mention English.
16. He can speak French, to say nothing of English.
16. He can speak French, not to speak of English. (まれ)
16. mention O [ンション] : Oのことを話す = speak of O
17. It is very warm, not to say hot.
17. The lecture was educational, not to say very enjoyable.
17. lecture [クチャ] : 講義
17. educational [エジュイシャナル] : ためになる、有益な、教育的な

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15. 確かに彼女は賢くないが、とてもかわいい。
16. 彼は英語は言うまでもなく、フランス語も話す。
16. 彼はフランス語もそれに英語も話す[フランス語は言うまでもなく英語も話す]。(前から後ろに訳す)
17. とても暖かい、いやむしろ暑いと言ってもいいくらいだ
17. その講義はためになるだけでなく、(それに加えて)とても楽しかった。

16.A, not to mention B = A, to say nothing of B は、通常「Bは言うまでもなくAも」 という意味ですが、最近はA とBが逆転して前から後ろに流して訳し[進展読み]「A、それに(加えて)Bも」「Aだけでなく、さらにBも」というい意味で使われるようにもなってきています。

その場合は、「彼はフランス語とそれに英語も話す。」とか、「彼はフランス語は言うまでもなく英語も話す。」と訳します。

誤用から始まったのかどうかはわかりませんが、現在、両方の用法が混在しています(-_-;)

AB、どちらに焦点が当たっているかは、文脈で判断するしかないようです。

詳しい解説はここをクリックしてください。

17.A, not to say B は、ほとんどの受験参考書や古い辞書には 「Bとは言わないまでもA」 という和訳が載せられていますが、実際には 「Aであるというよりは(実は)むしろBである」「Aである、いやむしろBと言ってもいいくらいだ」「AであるのはもちろんBでもある」「Aであるだけでなく(その上)Bでもある」という意味になるようです。

A, not ot say B
1. Aであるというより、(実は)むしろB = rather than A, (actually) B / A, or maybe even B
2. Aであるだけでなく、(その上)Bでもある = not only A, but also B

と覚えておきましょう。

詳しい解説はここをクリックしてください。

同じような逆転現象が、

A, if not B = Bとは言わないまでもA → 「A、ひょっとするとB」

A as well as B = Bと同様[だけでなく]Aも「AもBも」「AだけでなくBも」

A in addition to B = Bに加えてAも「AもBも」「Aに加えてBも」


にも起きているようです。

これに関しては、後に別記事で扱う予定です。



18. He is, so to speak, a book worm.
18. book worm [ーム] : 本の虫 → 読書が大好きな人
19. It was very cold, and to make matters worse, it began to snow.
19. matter [ター] : 物事
19. worse [ース] : bad (悪い) の比較級
19. 物事[状況]をより悪くする
20. You were rude to her, to say the least (of it).
20. = To say the least (of it), you were rude to her.
20. rude [ード] : 無礼な、無作法な
20. least [ースト] : little (少ない、少し) の最上級

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18. 彼はいわば本の虫だ。
19. とても寒かった、そしてさらに悪いことには雪が降り始めた。
20. 控えめに言っても、君は彼女に対して無作法だった。



最後になりますが [To conclude]、上記の慣用表現にはたくさんの言い換え表現があります
それを全部紹介すると、あまりにも見にくくなりそうだったので、やめました。
ここで少しだけ紹介しておきます。

to conclude = in cnclusion [コンクージョン] = finally = last (of all)

to be strange = strangely enough [イフ] = strangely

to be frank = frankly speaking = frankly

To be brief = to put it briefly = briefly speaking = briefly put = briefly = in brief
briefly putput受け身の意味の過去分詞で、「簡潔に言われれば]直訳。たまに、put briefly とも言います。

たくさん言い換えがあって困りますね。 (;´∀`)
でも、全て実際に使われているものばかりです。
まず一つ覚えて、それを忘れないように暗記[インプット]しておき、それと同意の別の表現に出会ったら、根気よく一つづつ追加していけば、必ず全部覚えることができます。

がんばりましょう。 (^-^)



今回は、少しずつ区切って例文を紹介したので、暗誦例文のまとめは割愛します。

お疲れ様でした。 m(__)m

次回-to 不定詞 [to V] の用法-副詞的用法-程度

to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次


2016/07/16 12:18 [edit]

category: 高校英語・基礎

thread: 英語・英会話学習 - janre: 学校・教育

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