Sun.
to 不定詞 [to + V(動詞の原形)] の用法-導入 
to 不定詞 [to + V(動詞の原形)] の用法-導入
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
[まず始めに-導入]
「中学英語・ちょっと復習」で、「to 不定詞 = to + V[動詞の原形] の用法」の基礎を解説しました。
「中学生の時習った英語、全部忘れちゃったよ。(;´▽`A``」という入門・初級者向けの解説でしたから、学習範囲は中学+高校1年の1学期位までですが、高校生・一般の人向けに一切手抜きなしで詳しく解説したつもりです。
「to 不定詞 = to + V の用法」が既にある程度理解できている人は、このページから読み始めてもらっても結構です、
そうでない人は、次のページを全部復習して来てください。
⇒ 中学英語・ちょっと復習-to V [to不定詞] の用法 全9回
中・上級者向けに最初から書き直すのはもったいないので、できるだけ「中学英語・ちょっと復習」に加筆する方向で、「to 不定詞 = to + V[動詞の原形] の用法」を詳細に解説したいと思います。
便宜上、「中学英語・ちょっと復習」からコピー&ペーストしてある部分も多いかと思われますが、復習だと思って再読してください。m(__)m
「~を読んで来てください」とか「~を復習して来てください」とか「~を覚えて来てください」とか指示を出しますから、できるだけそれに従って学習して下さい。
「中学英語・ちょっと復習」は、今読み直すと少し不備がありますので、この機会に訂正します。
最後まで付き合っていただければ、「to 不定詞 = to + V[動詞の原形] の用法」が必ずわかるようになります。
ではまず最初に、次のページに目を通して、to 不定詞 = to + V」の基本イメージを確認しておきましょう。
⇒ To 不定詞 [to V] の用法 その1-導入 (中学英語・ちょっと復習)
to V の基本イメージ → Vすることに向かって、Vすることに到達して
この基本イメージから様々な用法へ分化していきます。
まず最初は、 be to V の用法 からです。
「いきなり、 be to V の用法 から解説するの?」と思う人も多いかと思われます。(^-^)
be動詞 の後ろに to V が続いた非常にシンプルな用法ですが、シンプルがゆえに to V の基本イメージがよくわかります。
では、始めましょう。
次のページに進んでください。
次回-to 不定詞 [to + V] の用法ーbe to V の用法 その1
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
《質問》
to 不定詞 という文法用語の意味を教えてください。
「中学英語・ちょっと復習」では、説明がありませんので…
《答え》
昔、私は次のように教えられました。
「to + 動詞の原形は、場合によって名詞や形容詞や副詞の働きをするので、品詞が定まっていないから不定詞と言うんだよ。」
この説明で、「なるほど!」と納得していましたが、実は間違いでした。 (;´▽`A``
不定詞は、Wikipedia[ウィキペディア]では次のように定義されています。
「不定詞(ふていし)とは、動詞を起源とする、名詞、形容詞、副詞など他の品詞の働きをする準動詞の一種。活用せずに主語の人称、単数、複数などに「限定」されないことから不定詞という。現代の多くの言語で動詞の辞書の見出しの語形として使われる。」
「… (?_?) 」 なんか、抽象的で何を言っているかよくわかりませんね。((+_+))
例えば be動詞の現在形は I とくれば am、We とくれば are、He とくれば is と定まっていますね。
一般動詞の現在形、例えば want も、主語が3人称単数であれば wants それ以外は want と定まっています。
I want to be a singer.
He wants to be a singer.
では、
want は主語に応じて want と wants が定まっています。
ところが、to の後は主語が I でも He でも、同じ be が使われていますね。
主語が違ってもその主語に応じた形に定まっていないので、不定詞というのです。
上記のWikipedia[ウィキペディア]の定義に、「動詞の辞書の見出しの語形」とありましたが、これは結局「動詞の原形」のことです。
ですから、手短に言えば、不定詞=動詞の原形 to 不定詞= to 動詞の原形 と言えます。
ちなみに、参考書類に、「原形不定詞」という用語が出てきたら、それは 「to 不定詞」と区別するために用意された用語で、原形不定詞=不定詞=原形のことです。
その上、「to 不定詞」を、都合上 to を省略して単に「不定詞」と呼ぶからさらに混乱するのです。
[まとめ]
不定詞=動詞の原形(本来の意味)
to不定詞=to + 動詞の原形(便宜上、略してよく単に不定詞と呼ぶ)
原形不定詞=動詞の原形(to不定詞と区別するための用語、実は原形不定詞=不定詞=原形
実戦的には 「to + 動詞の原形」「動詞の原形」と覚えておくだけで十分と言えます。
⇒ to 不定詞 [to + V] の用法-総合目次
tb: -- cm: 0
« to 不定詞 [to V] の用法-形容詞的(名詞限定)用法
学校では教えてくれない英語 - damn と fucK と 祈願文 »
コメント
コメントの投稿
| h o m e |