Sun.
関係詞の非限定用法-句・節・文を受ける whcih (主格・目的格) 
関係詞の非限定用法-句・節・文を受ける whcih (主格・目的格)
まず最初に、次の項目は理解できているか確認しましょう?
● 限定用法と非限定用法の違い+継続用法と挿入用法
よくわからない人はこれまでの復習をして来てください。
⇒ 関係詞の限定用法と非限定用法 重要!
⇒ 関係詞の非限定用法-who (主格) 重要!
⇒ 関係詞の非限定用法-who(m) (目的格)
⇒ 関係詞の非限定用法-which (主格)
⇒ 関係詞の非限定用法-which (目的格)
継続用法
1. I said nothing, which made him angry.
→ 私は何も言わなかった、(そしてさらに補足説明を付け加えると)、そのこと[which]が彼を怒らせた。
[訳] 私は何も言わなかったが、そのことが彼を怒らせた。
この場合、which の先行詞は I said nothing の文全体です。
和訳を考えないで直読直解で英語を読んでいる時は、→ 印のように意味を取りましょう。
これらの例文を、中学程度の英文で書き換えてみましょう。
前の文と後の文を継続させるためには、接続詞が必要ですから、and でつなぎます。
次に、主格の関係代名詞 which を中Ⅰで習った主格の代名詞 it に戻します。
= I said nothing , and it made him angry.
2. He said (that) he had gone[went] there, which was a lie.
→ 彼はそこへ行ったと言った、(そしてさらに補足説明を付け加えると)、それ[which]は嘘だった。
[訳] 彼はそこへ行ったと言ったが、それは嘘だった。
= He said (that) he had gone [went] there, but it was a lie.
この場合は、which の先行詞は、 that he had gone[went] there の that 節になります。
[注]
文法的に厳密な英文は、時制の一致を適用して
He says (that) he went there.
彼はそこへ行ったと言っています。
→ He said (that) he had gone there.
→ 彼はそこへ行ったと言った。
のように、went there → had gone there にすべきでしょうが、
誤解のない場合は、
He said (that) he went there.
でも構いません。
3. I tried to solve the problem, which I found impossible.
→ 私はその問題を解こうとした、(そしてさらに補足説明を付け加えると)、それ[which]は不可能だとわかった。
[訳] 私はその問題を解こうとしたが、それは不可能だとわかった。
= I tried to solve the problem, but I found it imposible.
この場合は、which の先行詞は、 to solve the problem の不定詞句になります。
ちなみに、この which は、目的格です。
4. She talks too much. Which is why I don't like her very much.
→ 彼女はしゃべりすぎる。(そしてさらに補足説明を付け加えると)、それが私があまり彼女が好きでない理由だ。
[訳] 彼女はしゃべりすぎる。それが私があまり彼女が好きでない理由だ。
= She talks too much. It is why I don't like her very much.
コンマではなしに、ピリオドで一度完全に文を終わらせてから、その文を which で受けて新たな文にすることもあります。
挿入用法
5. Reading many books. which may seems to be a good habit, can sometimes be a bad habit.
→ たくさん本を読むことは、(どんなことかわからないかもしれないから補足説明を付け加えると)、よい習慣のように思われるかもしれませんが、時に悪習になることもあります。
[訳] たくさん本を読むことは、よい習慣のように思われるかもしれませんが、時に悪習になることもあります。
= Reading many books, though it may seem to be a good habit, can sometimes be a bad habit.
この場合、 which の先行詞は、動名詞の reading many books です。
では、例文をまとめましょう。
1. 私は何も言わなかったが、そのことが彼を怒らせた。
2. 彼はそこへ行ったと言ったが、それは嘘だった。
3. 私はその問題を解こうとしたが、それは不可能だとわかった。
4. 彼女はしゃべりすぎる。それが私があまり彼女が好きでない理由だ。
5. たくさん本を読むことは、よい習慣のように思われるかもしれませんが、時に悪習になることもあります。
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1. I said nothing, which made him angry.
2. He said (that) he had gone[went] there, which was a lie.
3. I tried to solve the problem, which I found impossible.
4. She talks too much. Which is why I don't like her very much.
5. Reading many books. which may seems to be a good habit, can sometimes be a bad habit.
では、お疲れ様でした。 (^-^)
次回-関係詞の非限定用法-whose ~ / the ~ of which (所有格)
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